JPS5911163Y2 - 石綿セメント等の押出成形壁材 - Google Patents

石綿セメント等の押出成形壁材

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Publication number
JPS5911163Y2
JPS5911163Y2 JP2996879U JP2996879U JPS5911163Y2 JP S5911163 Y2 JPS5911163 Y2 JP S5911163Y2 JP 2996879 U JP2996879 U JP 2996879U JP 2996879 U JP2996879 U JP 2996879U JP S5911163 Y2 JPS5911163 Y2 JP S5911163Y2
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JP
Japan
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joiner
wall material
wall
groove
grooves
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Application number
JP2996879U
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JPS55129942U (ja
Inventor
浩 益野
Original Assignee
株式会社クボタ
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Publication date
Application filed by 株式会社クボタ filed Critical 株式会社クボタ
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は壁形戊のための押出或形壁材の改良に関する。
従来矩形の石綿セメント押出戊形材またはこれと類似の
壁材を用いて壁を構或する場合、夫々の壁材の接合部は
突合せ状態とされ、これら両壁材を表裏から挾むような
ジョイナを用いて雨仕舞されていた。
しかし、ジョイナと壁材との隙間から雨水が侵入する。
このことは壁にとって致命的な損傷を与えるが、雨水の
侵入を完全に遮ぎることは困難であった。
また、接合部表面に凹凸が形或され壁面としての仕上げ
が不体裁であるなどの欠点があった。
本考案は上記欠点を除き、壁面の仕上げが良好で、かつ
、雨水の侵入を防止することを可能とした特殊形状の壁
材に関する。
以下、本考案の一実施例を図面にもとづいて説明する。
第1図乃至第3図において壁材1は横長平板状をなす石
綿セメント押出材よりなり、該壁材1の長さ方向に沿っ
て等間隔平行に貫通される複数本の空胴11が設けられ
る。
そして、該空胴11は長さ方向に沿う仕切条12によっ
て仕切られる。
また、壁材1には上接合部13と下接合部14が形或さ
れ、その長さ方向両端面16には該端面の壁材幅方向に
全長にわたりジョイナ溝15が刻設されている。
しかして、前記上接合部13は合決り状とされて表向き
の厚さ方向重合面が設けられ、また下接合部14も合決
り状とされて裏向きの厚さ方向重合面が設けられる。
即ち、前記上接合部13では、壁外面たる表面から順に
表向き傾斜段部13a、該段部13aの上方には重合面
たる表向き傾斜面13bが、更に上向き凸条部13 C
および上向き肩部13dが連なる。
そして、これらは壁材1の長さ方向に連続形威される。
一方、下接合部14は表面から順に下向き面14a、重
合面たる裏向き傾斜面14b、下向き凹条部14 C、
下向き面14dより戒る。
また、壁材の長さ方向両端面にはジョイナ溝15が壁材
幅方向に全長にわたり設けられ、該ジョイナ溝15は、
壁材の下端から最上部の空胴11の上方までの範囲で、
前記空胴間に介在する仕切条12に対し壁表面に平行な
一直線」一で交叉し、かつ、該溝の一側面は前記空胴1
1の一側面と面一となっており、また、該ジョイナ溝1
5は、前記最上部の空胴11の上方から壁材の上端まで
の範囲で上方に行くに従い壁裏面に近づく傾斜溝部と、
それに続いて壁裏面に平行な直線溝部とからなる。
前記ジョイナ溝15には弾性材からなるジョイナ2が嵌
装される。
即ち、ジョイナ2は第4,5図示の如く縦長帯板状をな
し、前記上接合部13の形状に合わせて屈曲された本体
2aと、該本体2aの左右端から本体に対し同一側で互
いに接近するよう左右対称にU字状にわん曲された折返
し部2bとからなる。
そして、2枚の壁材1が長さ方向に互いに隣接してとり
つけられたとき、両壁材で形威されるジョイナ溝に適合
する幅を有し、折返し部2bの折返し高さHはそれが弾
性的に高さhまで変形してジョイナ溝15にくわえこみ
嵌合可能な値とされる(第6図)。
該ジョイナ溝15は実施例においては前記仕切条12を
切欠いて形威されるが、前記空胴11前方の肉厚部に穿
設されてもよい。
次に、取付状態について説明する。
壁材1は左右上下方向に夫々の端面を合わせ張設される
が、間柱3または胴縁にとりつけるには、長さ方向に最
下部第1段を組合せ張設した後、壁の下方から上方へ向
って作業が進められる。
即ち、先ず下部第l段が形威される夫々の壁材の突合せ
端面の両ジョイナ溝15,15にジョイナ2を嵌大して
つなぎ合せる。
続いて第2段を前記と同様に組み合せ、前記第1段の上
方へその左右端面16を前記第1段の左右端面に同一鉛
直面上で一致させて張設する。
この際、第1段の前記上向凸条部13Cが第2段の下向
き凹条部に嵌合し、第1段の上向き肩部13d上に第2
段の下向き面14dが接する如く載置する。
従って、第1段の傾斜表向き斜面13bに第2段の裏向
き傾斜面14 bが接して第2段下部が第1段上部の壁
厚み方向前面で重合され、第1段と第2段のジョイナ2
も重複することになる。
そのため、上方のジョイナを伝って雨水が流下しても下
方のジョイナによって受けとめられることとなり、雨水
が壁材の継ぎ目を伝って内部に滲透することはない。
ジョイナ2には折返し部2bが設けられており、自由状
態での折返し高さH(第6図)はジョイナ溝の厚さhよ
りも大きく形威されているので、該ジョイナ2がジョイ
ナ溝15に差し込まれると、該ジョイナ2の弾性反撥力
によって嵌合が密にされる。
このことは左右壁材の組合せを強固にするとともにジョ
イナ溝自体が密閉された排水路となるので、壁内部への
雨水滲透防止が助長される。
更に他の実施例として第5図の如く前記ジョイナ2の折
返し部2bの内側部分および本体2aの中央部前面側で
前記壁材の長さ方向左右突合せ接合部に相当する部分に
コーキング剤や接着剤4を予め添着しておけば一層雨水
の滲透防止が強固になる。
以上の如く本考案の壁材を用いて張設された壁はその突
合せ部が極めて体裁よく接合され、壁面としての美的要
素を増す。
壁材は上接合部に表向き重合面、下接合部には裏向き接
合面が設けられ、両重合面は対向重合され、また、壁材
の接合部端面にジョイナ溝が設けられ、該溝には鉛直方
向へ沿うジョイナが嵌装可能であるので、壁材の長さ方
向突合せ接合部に沿って流下する雨水が壁内部に滲透す
ることがない。
ジョイナ溝は大部分において空胴間の仕切条に交叉して
設けられているので、該溝を刻設するとき空胴の仕切条
を切欠けばよく、そのため溝形戊に要する手間が格段に
節約できる。
また溝の上部と中間部とは傾斜溝部で接続されているの
で、該溝にジョイナを嵌合させれば、壁表面側から進入
した雨水が途中にたまることなく有効に下方に導くこと
ができることとなった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す壁構造正面図、第2図
は第1図のII − II拡大断面断片図、第3図は壁
材の部分斜視図、第4図はジョイナ斜視図、第5図は第
2図の■−■断面断片図、第6図はジョイナの作用を示
す要部拡大断面図である。 1・・・壁材、13・・・上接合部、14・・・下接合
部、15・・・ジョイナ溝、16・・・左右端面、2・
・・ジョイナ、2a・・・本体、2b・・・折返し部、
3・・・間柱。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 横長平板状壁材の長さ方向に沿って貫通する複数の空胴
    11が形或され、前記壁材の上接合部13は合決り状と
    されて表向きの厚さ方向重合面が設けられ、下接合部1
    4も合決り状とされて裏向きの厚さ方向重合面が設けら
    れ、また、壁材の長さ方向両端面にはジョイナ溝15が
    壁材幅方向に全長にわたり設けられ、該ジョイナ溝15
    は、壁材の下端から最上部の空胴11の上方までの範囲
    で、前記空胴間に介在する仕切条12に対し壁表面に平
    行な一直線上で交叉し、かつ、該溝の一側面は前記空胴
    11の一側面と面一となっており、また、該ジョイナ溝
    15は、前記最上部の空胴11の上方がら壁材の上端ま
    での範囲で、上方に行くに従い壁裏面に近づく傾斜溝部
    と、それに続いて壁裏面に平行な直線溝部とからなるこ
    とを特徴とする石綿セメント等の押出戊形壁材。
JP2996879U 1979-03-08 1979-03-08 石綿セメント等の押出成形壁材 Expired JPS5911163Y2 (ja)

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55129942U JPS55129942U (ja) 1980-09-13
JPS5911163Y2 true JPS5911163Y2 (ja) 1984-04-06

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JPS55129942U (ja) 1980-09-13

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