JPS59110964A - ボ−ルバルブ及びその製造方法 - Google Patents

ボ−ルバルブ及びその製造方法

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JPS59110964A
JPS59110964A JP57221636A JP22163682A JPS59110964A JP S59110964 A JPS59110964 A JP S59110964A JP 57221636 A JP57221636 A JP 57221636A JP 22163682 A JP22163682 A JP 22163682A JP S59110964 A JPS59110964 A JP S59110964A
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pulp
seat
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notch
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橋本 光晴
Shinji Takeda
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はボールとボールシートとがパルプ本体にインサ
ート成形されてなるボールパルプ及びその製造方法に関
する。
従来かかるボールパルプ及びその製造方法としてu、s
、p、3,806,792  K記載されているものが
ある。このボールパルプはボールの流路両坏 端部にボール、救面より凹んだ切欠部を設け、この切欠
部にボールシートを押し当てた状態でパルプ本体をイン
ジェクション成形したものであって、閉弁時にはボール
の球面がボールシートに押し当てられ、ボールの切欠部
に押し当てられていたボールシートがボールの球面まで
更に強く押し当てられることになって、ボールとボール
シートとの間の密封性の良いものとなることが記載され
ている。
上記のようにボールシートがボールの切欠部に押し当て
られて変形した状態で成形されているものくおいては、
パルプとして使用されていない状態でもボールシールに
変形力が作用しており、使用時(閉弁時)にけ更に大き
な変形を伴うことになる。
し7;11 シ、ボールシートとしては耐薬品性、耐熱
性、耐摩耗性等に秀れた四弗化エチレンで代表される弗
素樹脂製のものが′広く使用されており、この弗素樹脂
は弾性変形範囲が狭いだめ変形量を大きくとれず、閉弁
時におけるボーノ1ノとボールシートとの押圧力が制限
される。またボールシー)Kはパルプの成形後常に変形
力が作用しているのでクリープ現象を起こして押圧力が
減少するという欠点がある。
更に、ボールシートとの間の密封性を良くしようとして
ボールの切欠部を大きくすると、閉弁時に大きなノ・ン
ドル操作力を要するという欠点が生ずる。
又、ボールはボールシートを介して保持されているので
、溶融樹脂をキャビティにインジェクションしてパルプ
本体を成形する際の樹脂圧力によってボールが移動する
危険性が大きく、寸法精度が悪かったり、ボールとボー
ルジートドの請偏田力がボールの両側で異なったものと
なって密封性に劣ったものとなる欠点があった。
本発明は上記した従来のポールパルプにおける問題点に
鑑みてなされたもので、ボールシートの形状と成形方法
を工夫することにより、咬形時にボールの切欠部にボー
ルシートのシール部を押し当てることなく成形でき、密
封性と耐久性にすぐれ、かつハンドル操作の容易なポー
ルパルプを提供することを目的とする。
以下、本発明を図面を参照して説明する。
第1図は本発明のポールパルプの一例を右半分を断面で
示す正面図、第2図は第1図の要部拡大断面図である。
同図において、1はパルプ本体であって、このパルプ本
体1内に栓体となる流路21を有するボール2及び環状
のボールシート3が収められている。ボール2にはスピ
ンドル23が一体に形成されており、このスピンドル2
3はパルプ本体1より外方に突出され、開閉用のノ“ン
ドル27が取付けられている。スピンドル23とパルプ
本体1との間にはシール用のQ IJング24が押えリ
ング25、止め輪26により取付けられている。パルプ
本体1にけボ−ル2の流@21の中心線と一致する方向
に接続受口11.11が形成されている。接続受口11
け図示のようにねじ接続受口であっても嵌合接着型の受
口であってもよい。
そして1本発明のボールバルブにおいては、ボール2の
流路21の両端部にボール2の球面より凹んだ切欠部2
2が形成され、この切欠部22に接触しないようにして
ボールシート3がボール2の流路両端部の球面に当接さ
れている。
ボールシート3けボール2の球面に当接し、パルプ本体
1に埋設保持される環状本体31と、この環状本体31
からパルプ本体1の流路内方に向けて延出されているシ
ール部32とからなる。シール部32はボール2の流路
21とパルプ本体1の流路とが一致したときにはボール
2の切欠部22に接触しないがボール2を廻わして流路
を閉じたときには@3回に示すようにボール2の球面と
密接に当接するようになされている。このためにはシー
ル部32の内周部がボール2の切欠部22に対面し、か
つボール2の仮想球面の内方に位置されていることが必
要である。ボール2を閉じたとき、このシール部32の
内周部がボール2の球面との間で十分な密封性を発揮す
るためには、シール部32の内周部がボール2の仮想球
面より少くとも0.2.内方に位置しているのがよい。
(第2図の03寸法)またこの内周面にけボール2の切
欠部22との接触時に抵抗が小となるような曲面になさ
れているとよい。
更に、このシール部32けバルブ閉弁時にポー岬 ル球面に接触してボール2と反対方向に覧し倒されるよ
うに変形する。この変形による摺動抵抗を少なくすると
開閉操作が容易なものとなるが、このだめにけシール部
32をボール2の切欠部22に向けて傾斜させるとよい
。適当な傾斜角度は流路の軸心に対して50〜70度の
範囲である。50度より小さくすると、ボール2の切欠
部22が流路の中心側からシール部32に向けて接触す
るときに、シール部32を挟み込むような力が作用しか
えって抵抗が太きくなるからである。
一方、ボール2の切欠部22けifJ記ホールシート3
のシール部32と接触しないように球面より凹んで切欠
かれている。この切欠部22はその表面が前記ボール2
の仮想球面より内方に位置するシール部32と0.3〜
0.7 ym位の間隙(@2図の61寸法)を有するよ
うに切欠かれているのがよい。この程度の間隙があれば
、ボール2を開の状愚から閉の状態に操作するとき、ボ
ール2が回動し始めて初期wI#抵抗が#摩擦となって
摺動抵抗が低下したところで、ボール球面とボールシー
ト3との接触抵抗力が加わるので、ボール2の閉弁操作
を小さい力で国情に行文、ボールシート3の環状本体3
1はその一部がボール2の球面に接するようにして・<
)レグ本体1に埋設保持されている。
本発明において、ボールは金属製のものであってもよい
が、好ましくは、硬質塩化ビニル、ポリプロピレン、ポ
リアミド、ABS等の合成樹脂で成形されたものである
。また、パルプ本体け・上記インジェクション成形可能
な合vx、#8脂が使用される。ボールシートとしては
、弾性変形可能な柔軟性を備えた弗素樹脂、ポリアミド
樹脂、合成ゴム等の合成樹脂からなるもので、特に耐摩
耗、耐熱性に秀れたテフロンの商品名で知られる四弗化
エチレンからなるものが好捷゛シい。
上記本発明のボールバルブは流路を形成する一対のスラ
イドコアにスピンドルを存するボール2とボールシート
3,3とが嵌挿挾持され、その周りにパルプ本体外形を
形成するキャビティを有する外型が配置され、それらの
間の空間に溶融樹脂をインジェクション成形してつくら
れる。
第4図は成形金型の一例を示す断面図、第5図は第4図
の要部拡大断面図で、成形金型4け固定側基盤41に固
定側外型42が固定され、移切側基盤43に移動側外型
44が固定されている。スライドコア45,45はテー
ノ曵−ビン46.46に嵌合して横方向にスライドする
コア本体45a、45aとこのコア本体に嵌合される置
き駒45b、45bとからなっている。47は突出しビ
ン、48はスプルーである。
パルプ本体の成形に際しては、成形金型4が開いている
状態で、移動側外型42の凹部にボール2のスビリドル
23を嵌合して取付け、コア本体45a、45aiC@
き駒45b、45bを、6−1”、6゜□。45.ゆ□
5t、7.示オよう。
先端部外周に段部45Cとシート保持部45dとが形成
されており、置き駒45bをコア本体45aK嵌合する
前に、シート保持部456にボールシート3を嵌合保持
しておく。
シート保持部45dけボールシート3の環状本体31と
きつく嵌合する外径を有17、寸だボールシート3のシ
ール部32に沿う形状の段部♂なされてボールシート3
を保持するようになされている。
また、置き駒45bの先端部はボール2の流路21に嵌
合し、前記段部45Cでポール文の切欠部22両側から
挟持し、ボール2を定位置に保持するようになされてい
る。段部45Cはボール2を挾持できれば良く、その幅
(第2図の82寸法)は0.5〜2順位である。
ダ そして、成形金型4を閉じると、@rs1=図に示すよ
う罠、ボール2がスライドコア45の置き駒45bの先
端部の嵌合と段部45Cによる挾持により定位置て保持
されると共に、置き駒45bのシート保持部45dに保
持されたボールシート3,3が、その環状本体31を、
ボー、ル2の流路21両側の切欠部22周囲のボール球
面に押し当てて保持される。
このトキ、ボールシート3のシール部32がボール2の
切欠部22あるいはボール2の球面に押圧されることが
ないように、置き駒45bのシート保持部45dはOf
r述した通りの形状となされているが、更に、ボールシ
ート3の環状本体31がシール部31を境としてボール
、2例の内径がシート保持部45dによって保持される
側の内径より小、!:なされているのが好ましい。
このようだすると5ボールシート3は環状本体31の径
小となされた部分がシート保持部45dとボール2の球
面との間で押圧され、シート部32の先端部がボール2
の切欠部22の方へ押圧されることが少なくなるからで
ある。
特に、シート保持部45dとボールシート3のシール部
32の先端部存との間には間隙45eが設けられている
とよい。
又、成形金型4を閉じると、移動側外型44が固定側外
型42と衝合して、この外型とスライドコア45、ボー
ル2、ボールシート3との間知バルブ本体外形を成形す
るキャビティ5が形成される。
そして、このキャビティ5内に容融樹脂を射出成形によ
り充填し、バルブ本体1が成形される。
冷却後、成形金型4が開かれると、外型42と44とが
開き、才だスライドコア本体45aがテーノ曵−ビン4
6に沿って抜き出される。置き駒45bけバルブ本体1
とそのねじ部で嵌合しているためバルブ本体1に嵌合さ
れたまま残さ。
れる。型開き後、突出しビン47を突出すと置き駒45
bを嵌合したボールパルプが成形金型4から構成される
装置き駒45bけボールパルプから取外されて、繰返し
使用される。
上記の例においては、接続受口11がねじ接続である場
合について説明したが、管を嵌合接着する型の受口であ
る場合には、スライドコア451dテーパーピン46に
沿ってスライドする一体のものが使用でき、この場合、
金型か開くと、スライドコアは成形されたボールパルプ
からスライドして抜き出される。
上記のようにして成形されるボールパルプにおいて、ボ
ールシート3の環状本体31の外周面及び側面に周方向
に凹溝33が設けられていると、この凹溝33に溶融樹
脂が侵入して硬化し、バルブ本体1とボールシート3と
の接触部が長く屈曲したものとなるため、漏水を防ぐこ
tができる。また、ボ了ル操作時にポールシート3がパ
ルプ本体1から抜は出るのを防止できる。
この凹溝33け幅0.2〜0.5 ray、深さ0.5
〜15□、V程度のものでよい。
また、ボールシート3の外周面がボール2側で径大とな
る傾斜面となされていると、ノ</レグ本体1の成形時
の溶@樹脂匡力がこの傾斜面に作用しボールシート3を
ボール球面に押圧する力が生ずるので好捷しい。
本発明のボールバルブは上述した通りに構成されており
、ボールシートがポールの球面とけ密接に当接するが、
ポールの切欠部に@触しないようにして成形され、ボー
/レシートにけ開弁時に変形力が作用していないので、
ボールシートとして弾性変形範囲は狭いが種々の特性に
すぐれた弗素#1脂等を使用して漏れのないボール/ぐ
ルグとすることができたのである。また、ボールシート
に作用する変形量が少なくてよく、かつ変形も閉弁時だ
けであるため、クリープ現象による押圧力の減少も少な
く耐久性にすぐれたものとなっている。
更に、ボール球面とボールシートとの押圧力が小さくて
よいため、開閉のノ・ンドル操作を軽く容易に行える。
又、パルプ本体の成形時に、ポールをスライドコアによ
って直接保持するので、ボールのバルブ本体内への埋設
位置を精度良く行えると共に、この所定位置に保持され
たボールに対してポールを保持するスライドコアにより
ボールシートを押圧するので、ポール七両側のボールシ
ートとの押圧力が常に一定のものとなり、密封性にすぐ
れたボールバルブを成形できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のボールパルプの一例を右半分を断面で
示す正面図、第2図は第1図の要部拡大断面図、第3図
はバルブを閉の状態としたときの要部拡大断面図、第4
図は本発明で使用する成形金型の一例を示す断面図、第
5図は第4図の要部拡大断面図である。 1・・・パルプ本体、  2・・・ボール、21 ・流
路、22・・・切欠部、  23・・・スピンドル、 
 9 ・ボールシート、  31・・・環状本体、  
32・・・シール部、 3ヘー・凹溝、 4・・・成形
金型、42・・・固定側外型、  44・・・移動側金
型、45・・・スライドコア、  45a・・・コア本
体。 45b・・・置き駒、  45C・−・段部、  45
d・・・シート保持部、  46・・・テーノ<−ヒン
、5・・・キャピテイ。 特許出願人 積水化学工業株式会社 代表者藤沼基利

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 スピンドルを有するボールとボールシートとがボー
    ル球面にボールシートを当接して合吸樹脂製のバルブ本
    体にインサート成形されてなるボールパルプにおいて、
    前記ボールの流路両端部にボール球面より凹んだ切欠部
    が形成され、前記ボールシートの内周部にパルプ本体の
    流路内方に向けて環状のシール部が延出されており、こ
    の環状シール部はボール球面とけ密接に当接するがボー
    ルの流路とパルプ本体の流路とが一致したときにはボー
    ルの切欠部に接触しないように形成されていることを特
    徴とするポールパルプ。 λ ボールシートのシール部内周部がボールの切欠部に
    対面し、かつボール印の仮想球面より少くとも0.2酊
    内方に位置して設けられている特許請求の範囲第1項記
    載のボールバルブ。 ミ ボールの切欠部とボールシートのシール部内周部と
    の間隙が(13〜(17mである特許請求の範囲第1項
    又は第2項記載のボールバルブ。 表 ボールシートのシール部がボールの切欠部に向けて
    傾斜され、その角度が流路の軸心に対して50〜70度
    である特許請求の範囲第1項から第3項のいずれか1項
    記載のボールパルプ。 5、 ボールシートのシール部内周部が曲面となされて
    いる特許請求の範囲第1項から第4項のいずれか1項記
    載のボールバルブ。 6、 ボールシートの環状本体外周面及び側面に周方向
    の凹溝が設けられている特許請求の範囲第1項から@5
    項のいずれか1項記載のボールバルブ。 7、 ボールシートの環状本体外周面がボール側で径大
    となる傾斜面となされている特許請求の範囲第1項から
    @6項のいずれか1項記載のボールパルプ。 8、 ボールシートの環状本体内径がシール部を境とし
    てボール側が径小となされている特許請求の範囲第1項
    から第7項のいずれか1項記載のボールパルプ。 9、 流路を成形する一対のスライドコアにスピンドル
    を有するボールとボールシートとが嵌押挾持され、その
    周りにパルプ本体外形を成形するキャビティを有する外
    型が配置され、スライドコアと外型との間の空間に溶融
    樹脂を充填するポールパルプの製造方法において、スラ
    イドコアに段部が設けられていてこの段部でボールの流
    路両端を挟持すると共に、lfl記ボールシートを、環
    状本体からシール部が流路内方に向けて延出された形状
    とし、前記スライドコアに該ボールシートの環状本体内
    周とシール部とに沿って嵌合するシート保持部が形成さ
    れていて、該シート保持部にボールシートを嵌合保持し
    てボールシートの環状本体部を前記ボールの球面に押圧
    し、前記溶融樹脂を充填することを特徴とスルボールパ
    ルプの製造方法。
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