JPS591107B2 - 自動車のサイドシル塗装装置 - Google Patents
自動車のサイドシル塗装装置Info
- Publication number
- JPS591107B2 JPS591107B2 JP11461079A JP11461079A JPS591107B2 JP S591107 B2 JPS591107 B2 JP S591107B2 JP 11461079 A JP11461079 A JP 11461079A JP 11461079 A JP11461079 A JP 11461079A JP S591107 B2 JPS591107 B2 JP S591107B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conveyor
- painting
- speed
- paint
- side sill
- Prior art date
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- Spray Control Apparatus (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、自動車車体の側面下部に長手方向に伸びて設
けられたサイドゾルを自動的に塗装するサイドゾル塗装
装置に関するものである。
けられたサイドゾルを自動的に塗装するサイドゾル塗装
装置に関するものである。
一般に、自動車のサイドゾルを他部分とは別途に、例え
ば黒色塗装しようとするとき、手作業による吹付けでは
作業性が悪く、その自動化を図ることが望まれる。
ば黒色塗装しようとするとき、手作業による吹付けでは
作業性が悪く、その自動化を図ることが望まれる。
そこで、本発明では、自動車車体の塗装ラインの途中に
サイドゾル塗装装置を組込むにつき、塗装機を所定速度
で移動させると同時に車体もコンベアによつて所定速度
で連続的に移動させてサイドゾルを塗装するようにして
、コンベアの移動中に塗装を行うことにより、車体を停
止位置決めする必要がないようにするとともに、サイド
ゾルの塗装中に車体を搬送するコンベアが何らかの理由
により停止した際、塗装機によるサイドゾルの塗装を中
止すると、コンベアが動き出してから塗られた部分と中
止前に塗られた部分とに塗装むらが生じて好ましくない
点に鑑み、コンベアが停止してもその塗装中の自動車車
体のサイドゾル塗装をむらなく完了させるようにしたも
のである。
サイドゾル塗装装置を組込むにつき、塗装機を所定速度
で移動させると同時に車体もコンベアによつて所定速度
で連続的に移動させてサイドゾルを塗装するようにして
、コンベアの移動中に塗装を行うことにより、車体を停
止位置決めする必要がないようにするとともに、サイド
ゾルの塗装中に車体を搬送するコンベアが何らかの理由
により停止した際、塗装機によるサイドゾルの塗装を中
止すると、コンベアが動き出してから塗られた部分と中
止前に塗られた部分とに塗装むらが生じて好ましくない
点に鑑み、コンベアが停止してもその塗装中の自動車車
体のサイドゾル塗装をむらなく完了させるようにしたも
のである。
すなわち、本発明は、コンベアに載置されて連続的に運
ばれて来る自動車車体に対し、車体の動く方向とは逆方
向に移動してサイドゾルを塗装する塗装機を設け、コン
ベアが停止した際に塗装機の移動速度分を増速して車体
と塗装機の相対速度に変化がないようにしてむらなくサ
イドゾルの塗装を完了するようにした自動車のサイドゾ
ル塗装装置である。以下、本発明の実施例を図面に沿つ
て説明する。
ばれて来る自動車車体に対し、車体の動く方向とは逆方
向に移動してサイドゾルを塗装する塗装機を設け、コン
ベアが停止した際に塗装機の移動速度分を増速して車体
と塗装機の相対速度に変化がないようにしてむらなくサ
イドゾルの塗装を完了するようにした自動車のサイドゾ
ル塗装装置である。以下、本発明の実施例を図面に沿つ
て説明する。
第1図ないし第4図において、1はその側面中央下部の
サイドゾル2が塗装される自動車車体、3は該車体1を
載置した台車4を駆動手段(図示せず)により連続的に
搬送するコンベア、5は上記車体1の両側方(一方しか
図示していない)に配置されサイドゾル2を塗装する塗
装機、6は該塗装機5を車体1の移動方向(長手方向)
に沿つて支持するガイド部材、7は上記塗装機5をガイ
ド部材6に沿つて移動せしめる駆動モータである。上記
塗装機5は、ガイド部材6に載置され該ガイド部材6に
沿つて移動可能に支持されたテーブル8にシリンダ9が
取付けられるとともに、このテーブル8に近接してその
車体1側には、吹付ガン10を保持するフレーム11が
配置され、該フレーム11は中央上下方向の旋回軸11
aと該旋回軸11aの上下に固着されて一体に回動する
取付枠11b,11cとを有し、上方の取付枠11bに
は左右に吹付ガン10,10が固定されるとともに、前
記シリンダ9のロツド12の先端に延長された支持部1
2aが該フレーム11の中央部すなわち旋回軸11aに
接続されて該旋回軸11aが回動自在に支持され、フレ
ーム11の上下の取付枠11b,11cは旋回軸11a
を中心として水平方向に揺動可能なように構成されてい
る。又、下方の取付枠11cの両端にはそれぞれ第10
ーラ13および第20ーラ14が取付けられている。こ
の第10ーラ13と第20ーラ14とは取付け高さが異
なり、第2図で右方に位置する第10ーラ13は高く、
左方に位置する第20ーラ14は低く設けられている。
前記テーブル8には塗装機5の移動方向と平行にすなわ
ちガイド部材6と平行なガイド15が固設され、このガ
イド15の前面にはシリンダ9の後退時に上記フレーム
11の第10ーラ13および第20ーラ14が当接して
このフレーム11をガイド15と平行に保持するように
設けられている。
サイドゾル2が塗装される自動車車体、3は該車体1を
載置した台車4を駆動手段(図示せず)により連続的に
搬送するコンベア、5は上記車体1の両側方(一方しか
図示していない)に配置されサイドゾル2を塗装する塗
装機、6は該塗装機5を車体1の移動方向(長手方向)
に沿つて支持するガイド部材、7は上記塗装機5をガイ
ド部材6に沿つて移動せしめる駆動モータである。上記
塗装機5は、ガイド部材6に載置され該ガイド部材6に
沿つて移動可能に支持されたテーブル8にシリンダ9が
取付けられるとともに、このテーブル8に近接してその
車体1側には、吹付ガン10を保持するフレーム11が
配置され、該フレーム11は中央上下方向の旋回軸11
aと該旋回軸11aの上下に固着されて一体に回動する
取付枠11b,11cとを有し、上方の取付枠11bに
は左右に吹付ガン10,10が固定されるとともに、前
記シリンダ9のロツド12の先端に延長された支持部1
2aが該フレーム11の中央部すなわち旋回軸11aに
接続されて該旋回軸11aが回動自在に支持され、フレ
ーム11の上下の取付枠11b,11cは旋回軸11a
を中心として水平方向に揺動可能なように構成されてい
る。又、下方の取付枠11cの両端にはそれぞれ第10
ーラ13および第20ーラ14が取付けられている。こ
の第10ーラ13と第20ーラ14とは取付け高さが異
なり、第2図で右方に位置する第10ーラ13は高く、
左方に位置する第20ーラ14は低く設けられている。
前記テーブル8には塗装機5の移動方向と平行にすなわ
ちガイド部材6と平行なガイド15が固設され、このガ
イド15の前面にはシリンダ9の後退時に上記フレーム
11の第10ーラ13および第20ーラ14が当接して
このフレーム11をガイド15と平行に保持するように
設けられている。
また、上記テーブル8の 後端には走行用チエーン16
が接続され、該チエーン16はガイド部材6の前後に配
設されたスプロケツト17,18にループ状に巻き掛け
られ、後方のスプロケツト18に駆動モータ7が連結さ
れ、該駆動モータ7の正転および逆転駆動によりテーブ
ル8すなわち塗装機5がガイド部材6に沿つてコンベア
3による車体1の動く方向と同方向もしくは逆方向に移
動される。
が接続され、該チエーン16はガイド部材6の前後に配
設されたスプロケツト17,18にループ状に巻き掛け
られ、後方のスプロケツト18に駆動モータ7が連結さ
れ、該駆動モータ7の正転および逆転駆動によりテーブ
ル8すなわち塗装機5がガイド部材6に沿つてコンベア
3による車体1の動く方向と同方向もしくは逆方向に移
動される。
上記塗装機5を支持するガイド部材6には始動位置と通
常移動位置と最大移動位置とにそれぞれリミツトスイツ
チ19a,19b,19cが配設され、テーブル8には
これらのリミツトスイツチ作動用の接触板8aが固定さ
れている。
常移動位置と最大移動位置とにそれぞれリミツトスイツ
チ19a,19b,19cが配設され、テーブル8には
これらのリミツトスイツチ作動用の接触板8aが固定さ
れている。
さらに、上記ガイド部材6の車体1側には、該「キ丘り
}反1,】 %廿%ガイド部材6に沿つて前方に第1ス
トツパ20が、中央から後方に第2ストツパ21が設け
られ、第1ストツパ20は塗装機5が始動位置にあると
き第10ーラ13が当接可能なように高い位置に取付け
られたプレートにより構成されている。
}反1,】 %廿%ガイド部材6に沿つて前方に第1ス
トツパ20が、中央から後方に第2ストツパ21が設け
られ、第1ストツパ20は塗装機5が始動位置にあると
き第10ーラ13が当接可能なように高い位置に取付け
られたプレートにより構成されている。
一方、第2ストツパ21は塗装機5が中央部から後方に
あるとき第20ーラ14が当接可能なように低い位置に
車体1の長手方向に沿つて伸びて取付けられたプレート
にて形成されている。この第1ストツパ20および第2
ストツパ21はテーブル8がガイド部材6に沿つて移動
し、サイドシル2の前端部2aおよび後端部2bに対応
する位置にあるとき、シリンダ9の伸長によるフレーム
11の第10ーラ13もしくは第20ーラ14との係合
にてフレーム11が揺動するよう、車体1が塗装位置に
来たときのサイドシル2の前端部2aの位置に対応する
塗装機5(テーブル8)の始動位置に第1ストツパ20
が、およびコンベア3の移動速度、サイドシル2の長さ
、塗装機5の移動速度により決定されるサイドシル2の
後端部2bの位置に対応する塗装機5の通常移動位置か
ら最大移動位置にわたつて配設されている。また、22
はコンベア3の台車4に突設された接触板4aに当接し
て作動し、台車4が塗装位置に来たことを検出するリミ
ツトスイツチ、23は台車4上に車体1が載置されてい
るかどうかを検出する光電管であつて、このリミツトス
イツチ22と光電管23とによつて車体1が塗装位置に
来たことを検出する第1検出手段が構成されている。
あるとき第20ーラ14が当接可能なように低い位置に
車体1の長手方向に沿つて伸びて取付けられたプレート
にて形成されている。この第1ストツパ20および第2
ストツパ21はテーブル8がガイド部材6に沿つて移動
し、サイドシル2の前端部2aおよび後端部2bに対応
する位置にあるとき、シリンダ9の伸長によるフレーム
11の第10ーラ13もしくは第20ーラ14との係合
にてフレーム11が揺動するよう、車体1が塗装位置に
来たときのサイドシル2の前端部2aの位置に対応する
塗装機5(テーブル8)の始動位置に第1ストツパ20
が、およびコンベア3の移動速度、サイドシル2の長さ
、塗装機5の移動速度により決定されるサイドシル2の
後端部2bの位置に対応する塗装機5の通常移動位置か
ら最大移動位置にわたつて配設されている。また、22
はコンベア3の台車4に突設された接触板4aに当接し
て作動し、台車4が塗装位置に来たことを検出するリミ
ツトスイツチ、23は台車4上に車体1が載置されてい
るかどうかを検出する光電管であつて、このリミツトス
イツチ22と光電管23とによつて車体1が塗装位置に
来たことを検出する第1検出手段が構成されている。
さらに、図示していないが、コンベア3が停止した場合
に、該コンベア3の停止を検出して信号を発する第2検
出手段が設けられている。
に、該コンベア3の停止を検出して信号を発する第2検
出手段が設けられている。
前記駆動モータ7は、車体1の動く方向と同方向および
それと逆方向に塗装機5(テーブル8)を移動させるも
のであるが、逆方向に移動させる場合(サイドシル2塗
装時)においては、所定速度およびこの所定速度にさら
にコンベア3の移動速度分だけ増速した2種類の速度で
塗装機5を移動させるものであつて、その切換えはコン
ベア3の停止を検出する第2検出手段の信号によつて行
われ、通常時には所定速度で、コンベア3停止時にはコ
ンベア3の移動速度分だけ増速して移動させるものであ
る。
それと逆方向に塗装機5(テーブル8)を移動させるも
のであるが、逆方向に移動させる場合(サイドシル2塗
装時)においては、所定速度およびこの所定速度にさら
にコンベア3の移動速度分だけ増速した2種類の速度で
塗装機5を移動させるものであつて、その切換えはコン
ベア3の停止を検出する第2検出手段の信号によつて行
われ、通常時には所定速度で、コンベア3停止時にはコ
ンベア3の移動速度分だけ増速して移動させるものであ
る。
r+口1−1ごFllOt+0A
次に、サイドシル2の塗装作用を説明すれば、先ず、コ
ンベア3の台車4に自動車車体1が載置され、所定速度
で塗装位置に移動されて来ると、リミツトスイツチ22
および光電管23による第1検出手段にて車体1が塗装
装置に来たことを検出して発せられた検出信号により、
塗装機5は始動位置に停止したまま、そのシリンダ9が
作動してロツド12を伸長せしめる。
ンベア3の台車4に自動車車体1が載置され、所定速度
で塗装位置に移動されて来ると、リミツトスイツチ22
および光電管23による第1検出手段にて車体1が塗装
装置に来たことを検出して発せられた検出信号により、
塗装機5は始動位置に停止したまま、そのシリンダ9が
作動してロツド12を伸長せしめる。
よつて、吹付ガン10を保持するフレーム11はその旋
回軸11aが車体1側に押し出され、該フレーム11は
ガイド15に当接している第1および第20ーラ13,
14が平行に車体1側へ移動しようとするが、第10ー
ラ13は第1ストツパ20と当接することによりその移
動が規制され、鎖線で示すように、フレーム11は突出
移動に伴つて右方へ揺動し、吹付方向が変更された吹付
ガン10からの塗料の吹き付けによりサイドシル2のフ
ランジ状の前端部2aを回り込んで塗装した後、シリン
ダ9の短縮によつてフレーム11は後退し、第10ーラ
13および第20ーラ14がガイド15に当接して移動
しないように保持きれる。続いて、駆動ゼータ7の起動
により塗装機5を所定速度で車体1の進行方向と逆方向
に車体1の長手方向に沿つて移動させ、継続して噴射さ
れている吹付ガン10からの塗料によるサイドシル2の
側方部2cを塗装する。
回軸11aが車体1側に押し出され、該フレーム11は
ガイド15に当接している第1および第20ーラ13,
14が平行に車体1側へ移動しようとするが、第10ー
ラ13は第1ストツパ20と当接することによりその移
動が規制され、鎖線で示すように、フレーム11は突出
移動に伴つて右方へ揺動し、吹付方向が変更された吹付
ガン10からの塗料の吹き付けによりサイドシル2のフ
ランジ状の前端部2aを回り込んで塗装した後、シリン
ダ9の短縮によつてフレーム11は後退し、第10ーラ
13および第20ーラ14がガイド15に当接して移動
しないように保持きれる。続いて、駆動ゼータ7の起動
により塗装機5を所定速度で車体1の進行方向と逆方向
に車体1の長手方向に沿つて移動させ、継続して噴射さ
れている吹付ガン10からの塗料によるサイドシル2の
側方部2cを塗装する。
塗装機5がサイドシル2の後端部2bにまで来ると、リ
ミツトスイツチ19bの作動により塗装機5は停止する
と同時にシリンダ9が作動してフレーム11を車体1側
に突出させる。この場合には、フレーム11の左端の第
20ーラ14が第2ストツパ21に当接してその移動が
規制されることにより、中央の鎖線で示すように、フレ
ーム11は突出移動に伴つて左回転して揺動し、吹付ガ
ン10の吹付方向を変えてサイドシル2のフランジ状の
後端部2bを回り込んで塗装することによりサイドシル
2の塗装を完了する。その際、第10ーラ13は第2ス
トツパ21より高い位置に設けられていることにより、
第2ストツパ21に規制されることなくその上方を通過
して揺動するものである。塗料が完了すると、吹付ガン
10からの塗料の噴射を停止するとともにシリンダ9を
短縮させてフレーム11を元に戻し、駆動モータ7を逆
転させて塗装機5を車体1の動く方向と同じ方向に移動
し、始動位置に復帰させて次に運ばれて来る車体1に備
えるものである。一方、塗装中にコンベア3が停止する
と、このコンベア3の停止を検出する第2検出手段から
の信号を受けて、駆動モータ7は塗装機5を通常時の所
定速度にコンベア3の移動速度分を加えた増速速度で移
動させ、塗装を継続する。
ミツトスイツチ19bの作動により塗装機5は停止する
と同時にシリンダ9が作動してフレーム11を車体1側
に突出させる。この場合には、フレーム11の左端の第
20ーラ14が第2ストツパ21に当接してその移動が
規制されることにより、中央の鎖線で示すように、フレ
ーム11は突出移動に伴つて左回転して揺動し、吹付ガ
ン10の吹付方向を変えてサイドシル2のフランジ状の
後端部2bを回り込んで塗装することによりサイドシル
2の塗装を完了する。その際、第10ーラ13は第2ス
トツパ21より高い位置に設けられていることにより、
第2ストツパ21に規制されることなくその上方を通過
して揺動するものである。塗料が完了すると、吹付ガン
10からの塗料の噴射を停止するとともにシリンダ9を
短縮させてフレーム11を元に戻し、駆動モータ7を逆
転させて塗装機5を車体1の動く方向と同じ方向に移動
し、始動位置に復帰させて次に運ばれて来る車体1に備
えるものである。一方、塗装中にコンベア3が停止する
と、このコンベア3の停止を検出する第2検出手段から
の信号を受けて、駆動モータ7は塗装機5を通常時の所
定速度にコンベア3の移動速度分を加えた増速速度で移
動させ、塗装を継続する。
この場合、塗装機5の停止位置はタイマーによつて設定
される。すなわち、車体1と塗装機5との相対的移動速
度は、コンベア3の停止の有無に関係なく一定であるた
めに、塗装開始時点からサイドシル2の後端部2bに塗
装機5が移動して来る時間は常に一定であつて、これを
タイマーにて設定し、このタイマーの作動によつて停止
した位置でシリンダ9を作動させてフレーム11を揺動
させ、吹付ガン10の向きを変えてサイドシル2の後端
部2bを塗装するものである。その際、コンベア3の停
止時期の変化により塗装機5がサイドシル2の後端部2
bに対応してどの位置に停止しても、第2ストツパ21
がフレーム11の第20ーラ14と当接するよう車体1
の長手方向に伸びて長く設けられていることにより、フ
レーム11は常に水平方向に揺動する。従つて、以上の
如き本発明サイドシル塗装装置によれば、コンベアに載
置されて運ばれる車体に対し、サイドシルを塗装する塗
装機を通常時は所定速度で移動させる一方、コンベア停
止時にはコンベアの移動速度分だけ増速させて塗装機を
移動させてサイドシルを塗装するようにしたために、コ
ンベアが停止しても車体と塗装機の相対速度が変更する
ことなくサイドシルの塗装を完了して、塗装むらが生じ
ることなく良好な塗装が行え、自動車塗装ラインの一部
に組込んで有効にその機能が発揮されるものである。
される。すなわち、車体1と塗装機5との相対的移動速
度は、コンベア3の停止の有無に関係なく一定であるた
めに、塗装開始時点からサイドシル2の後端部2bに塗
装機5が移動して来る時間は常に一定であつて、これを
タイマーにて設定し、このタイマーの作動によつて停止
した位置でシリンダ9を作動させてフレーム11を揺動
させ、吹付ガン10の向きを変えてサイドシル2の後端
部2bを塗装するものである。その際、コンベア3の停
止時期の変化により塗装機5がサイドシル2の後端部2
bに対応してどの位置に停止しても、第2ストツパ21
がフレーム11の第20ーラ14と当接するよう車体1
の長手方向に伸びて長く設けられていることにより、フ
レーム11は常に水平方向に揺動する。従つて、以上の
如き本発明サイドシル塗装装置によれば、コンベアに載
置されて運ばれる車体に対し、サイドシルを塗装する塗
装機を通常時は所定速度で移動させる一方、コンベア停
止時にはコンベアの移動速度分だけ増速させて塗装機を
移動させてサイドシルを塗装するようにしたために、コ
ンベアが停止しても車体と塗装機の相対速度が変更する
ことなくサイドシルの塗装を完了して、塗装むらが生じ
ることなく良好な塗装が行え、自動車塗装ラインの一部
に組込んで有効にその機能が発揮されるものである。
また、コンベアの移動中に塗装を行うために、車体を停
止位置決めする必要がな、く、塗装中のコンベア停止に
対し塗装を続行完了することと相俟つて、簡単な機構、
制御により作業性よくサイドシルの塗装を行うことがで
きる。
止位置決めする必要がな、く、塗装中のコンベア停止に
対し塗装を続行完了することと相俟つて、簡単な機構、
制御により作業性よくサイドシルの塗装を行うことがで
きる。
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は全体側面図、
第2図は一部省略して示す平面図、第3図は第2図の−
l線に沿う断面図、第4図は第2図の−線に沿う矢視図
である。 1・・・・・・自動車車体、2・・・・・・サイドシル
、3・・・・・・コンベア、4・・・・・・台車、5・
・・・・・塗装機、6・・・・・・ガイド部材、7・・
・・・・駆動モータ、8・・・・・・テーブル、10・
・・・・・吹付ガン、11・・・・・・フレーム、16
・・・・・・チエーン、17,18・・・・・・スプロ
ケツト、22・・・・・・リミツトスイツチ、23・・
・・・・光電管。
第2図は一部省略して示す平面図、第3図は第2図の−
l線に沿う断面図、第4図は第2図の−線に沿う矢視図
である。 1・・・・・・自動車車体、2・・・・・・サイドシル
、3・・・・・・コンベア、4・・・・・・台車、5・
・・・・・塗装機、6・・・・・・ガイド部材、7・・
・・・・駆動モータ、8・・・・・・テーブル、10・
・・・・・吹付ガン、11・・・・・・フレーム、16
・・・・・・チエーン、17,18・・・・・・スプロ
ケツト、22・・・・・・リミツトスイツチ、23・・
・・・・光電管。
Claims (1)
- 1 コンベアに載置されて連続的に運ばれて来る自動車
車体のサイドシルを塗装する装置であつて、運ばれて来
る車体の側方に配置され車体の動く方向とは逆方向に移
動してサイドシルを塗装する吹付ガンを有する塗装機と
、運ばれて来る車体の側方に配置され塗装機が車体の動
く方向と同じ方向およびそれとは逆方向に移動できるよ
うに塗装機を支持するガイド部材と、塗装機を前記両方
向に移動させるとともに逆方向については所定速度およ
び該速度にさらにコンベアの速度分だけ増速した2種類
の速度で移動させるようにした駆動モータと、車体が塗
装位置に来たことを検出する第1検出手段と、塗装途中
でコンベアが停止したときを検出する第2検出手段とか
らなり、通常時は塗装機を所定速度で移動させ、コンベ
アが停止するとコンベアの移動速度分だけ増速して塗装
機を移動させてサイドシルを塗装することを特徴とする
自動車のサイドシル塗装装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11461079A JPS591107B2 (ja) | 1979-09-05 | 1979-09-05 | 自動車のサイドシル塗装装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11461079A JPS591107B2 (ja) | 1979-09-05 | 1979-09-05 | 自動車のサイドシル塗装装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5638157A JPS5638157A (en) | 1981-04-13 |
JPS591107B2 true JPS591107B2 (ja) | 1984-01-10 |
Family
ID=14642159
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11461079A Expired JPS591107B2 (ja) | 1979-09-05 | 1979-09-05 | 自動車のサイドシル塗装装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS591107B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58180258A (ja) * | 1982-04-16 | 1983-10-21 | Mazda Motor Corp | 塗装用ロボットの制御方法 |
JPS6388081A (ja) * | 1986-09-30 | 1988-04-19 | Trinity Ind Corp | 自動塗装方法 |
JP2539670B2 (ja) * | 1988-07-22 | 1996-10-02 | トリニティ工業株式会社 | 自動塗装方法 |
-
1979
- 1979-09-05 JP JP11461079A patent/JPS591107B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5638157A (en) | 1981-04-13 |
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