JPS59109812A - 磁気スケ−ルおよびその製造方法 - Google Patents
磁気スケ−ルおよびその製造方法Info
- Publication number
- JPS59109812A JPS59109812A JP22057982A JP22057982A JPS59109812A JP S59109812 A JPS59109812 A JP S59109812A JP 22057982 A JP22057982 A JP 22057982A JP 22057982 A JP22057982 A JP 22057982A JP S59109812 A JPS59109812 A JP S59109812A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- nonmagnetic
- metal wire
- scale
- wire rod
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- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は磁気スケールおよびその製造方法に係る。従来
の磁気スケールは非磁性基体上にメッキ蒸着あるいはス
パッター等で磁性層を被着形成あるいは磁性粉末を塗布
あるいは板状等の磁性材料を被着形成されていた。そし
て検出器を磁性側斜の平面部に沿って移動させ、位置横
辺あるいは長さ測定等を行っていた。しかしながら、検
出精度を向上させるため磁性材料の平面部を精度良く加
工することが必要で、そのために精密研磨を行うと製造
コストが高くなる欠点があった。また製造コスト低減の
ためグラインダーで研削すると、非磁性基体上に被着形
成された薄板状の磁性材料は熱的影響を受けて非磁性基
体から遊離し、精度良く研削することが不可能であった
。
の磁気スケールは非磁性基体上にメッキ蒸着あるいはス
パッター等で磁性層を被着形成あるいは磁性粉末を塗布
あるいは板状等の磁性材料を被着形成されていた。そし
て検出器を磁性側斜の平面部に沿って移動させ、位置横
辺あるいは長さ測定等を行っていた。しかしながら、検
出精度を向上させるため磁性材料の平面部を精度良く加
工することが必要で、そのために精密研磨を行うと製造
コストが高くなる欠点があった。また製造コスト低減の
ためグラインダーで研削すると、非磁性基体上に被着形
成された薄板状の磁性材料は熱的影響を受けて非磁性基
体から遊離し、精度良く研削することが不可能であった
。
一方、研削加工を可能にするために磁性材料の太い丸棒
あるいは角棒を用いると、高価なＣｏ元素を用いた磁気
特性の良好なＦｅ −Ｃｒ −ＣｏあるいはＦｅ −Ｃ
ｏ −Ｍｎ −Ｃ系合金等の場合、材料費が高価となり
、望ましくない。
あるいは角棒を用いると、高価なＣｏ元素を用いた磁気
特性の良好なＦｅ −Ｃｒ −ＣｏあるいはＦｅ −Ｃ
ｏ −Ｍｎ −Ｃ系合金等の場合、材料費が高価となり
、望ましくない。
本発明は以上のような困難を解決し安価な研削加工が可
能な構造を有する磁気スケールとその製造方法を提供す
るものである。
能な構造を有する磁気スケールとその製造方法を提供す
るものである。
本発明に係る磁気スケールは磁気的に硬い磁性金属線材
が凹部の形成された２つの非磁性体の当該それぞれの凹
部によって固定されている構造を特徴とするものである
。
が凹部の形成された２つの非磁性体の当該それぞれの凹
部によって固定されている構造を特徴とするものである
。
さらに、その製造方法としては磁気的に硬い磁性金属線
材を凹部の形成された２つの非磁性体の当該それぞれの
凹部によって、その一部が非磁性体外周面より張り出す
位置に固定する工程と、前記磁性金属線材中の非磁性体
外周面より張り出している部分を平面研削する工程とを
有することを特徴としている。
材を凹部の形成された２つの非磁性体の当該それぞれの
凹部によって、その一部が非磁性体外周面より張り出す
位置に固定する工程と、前記磁性金属線材中の非磁性体
外周面より張り出している部分を平面研削する工程とを
有することを特徴としている。
磁性金属線材を押しつけて固定するところの溝（凹部）
の堀られた基体は非磁性体であればＡｌ。
の堀られた基体は非磁性体であればＡｌ。
Ｃｕあるいは黄銅のようなものでもかまわないが、加工
性、耐蝕性および材料強度等を考慮するとステンレス鋼
が望ましく、日本工業規格におけるＳＵＳ ３０３ある
いは３０４材が望ましい。第１図に非磁性体からなる押
え金具の１例を示した。２つの非磁性体１，２に凹部３
が形成され、一方の非磁性体にはスペーサー４が形成さ
れている。同図のような形状を切削加工で製作すると、
かなり長時間の作業が必要となり、磁気スケールのコス
トに影響を与える。したがって、さらに低コストの磁気
スケールにするためには、オーステナイト系鋳物ステン
レスで直接第１図のような形状に製作することが望まし
い。２つの非磁性体１，２と前記非磁性体と同種の鋼材
で作られたボルト５およびナツト６および磁性金属線材
７で組立てた様子を第２図に示した。２つの非磁性体は
組み立てた後、磁性金属線材が張り出している上部平面
が同一平面上にあるように、使用する金属磁性線材の線
径に応じて、溝の形状、およびスペーサーの形状を設計
しておくことが望ましい。特に溝（凹部）の形状は第３
図に示したように金属磁性線材の中心線８より上方で、
オーバーハングした形状にすることが、金属磁性線材の
離脱防止上、必要である。
性、耐蝕性および材料強度等を考慮するとステンレス鋼
が望ましく、日本工業規格におけるＳＵＳ ３０３ある
いは３０４材が望ましい。第１図に非磁性体からなる押
え金具の１例を示した。２つの非磁性体１，２に凹部３
が形成され、一方の非磁性体にはスペーサー４が形成さ
れている。同図のような形状を切削加工で製作すると、
かなり長時間の作業が必要となり、磁気スケールのコス
トに影響を与える。したがって、さらに低コストの磁気
スケールにするためには、オーステナイト系鋳物ステン
レスで直接第１図のような形状に製作することが望まし
い。２つの非磁性体１，２と前記非磁性体と同種の鋼材
で作られたボルト５およびナツト６および磁性金属線材
７で組立てた様子を第２図に示した。２つの非磁性体は
組み立てた後、磁性金属線材が張り出している上部平面
が同一平面上にあるように、使用する金属磁性線材の線
径に応じて、溝の形状、およびスペーサーの形状を設計
しておくことが望ましい。特に溝（凹部）の形状は第３
図に示したように金属磁性線材の中心線８より上方で、
オーバーハングした形状にすることが、金属磁性線材の
離脱防止上、必要である。
また、しめつけに使用するボルトおよびナツトは非磁性
体でなければならない。
体でなければならない。
本発明に使用する磁性金属線材は外部磁場の影響を受け
ないように保磁力が３００工ルステツド以上が望ましく
、磁束密度（Ｂ）−磁界（Ｈ）曲線（Ｂ−）（曲線）の
Ｂ＝０でのＢ−Ｈ曲線の傾きが大きい方が望ましい。し
たがって、Ｖｉｃａｌｌｏｙ Ｃｕｎ１ｆｅ 。
ないように保磁力が３００工ルステツド以上が望ましく
、磁束密度（Ｂ）−磁界（Ｈ）曲線（Ｂ−）（曲線）の
Ｂ＝０でのＢ−Ｈ曲線の傾きが大きい方が望ましい。し
たがって、Ｖｉｃａｌｌｏｙ Ｃｕｎ１ｆｅ 。
Ｆｅ −Ｃｒ−Ｃｏ系およびＦｅ −Ｃｏ −Ｍｎ −
Ｃ系の冷間加工が可能な永久磁石材料で目的を達成する
が、磁気スケール用合金としては、保磁力が高く、角形
性が良く、シかも簡単な熱処理で良好な特性が得られる
Ｆｅ −Ｃｏ −Ｍｎ −Ｃ系合金が最も適している。
Ｃ系の冷間加工が可能な永久磁石材料で目的を達成する
が、磁気スケール用合金としては、保磁力が高く、角形
性が良く、シかも簡単な熱処理で良好な特性が得られる
Ｆｅ −Ｃｏ −Ｍｎ −Ｃ系合金が最も適している。
第２図のように組み立てた後、磁気スケールとしての精
度を高めるために、磁性金属線材７の張り出している部
分を第３図のように平面研削する− ことが望ま
しい。平面研削時には例えば磁性金属線材が冷却液に、
浸っていることが望ましい。
度を高めるために、磁性金属線材７の張り出している部
分を第３図のように平面研削する− ことが望ま
しい。平面研削時には例えば磁性金属線材が冷却液に、
浸っていることが望ましい。
次に本発明の詳細を実施例によって説明する。
直径３朋の磁性金属線材を第４図（ａ）に示すよ・うな
形状の非磁性の押え具（ＳＵＳ ３０３ ）を使用し同
じ非磁性材のボルト５、ナツト６、ワッシャー９を用い
て組み立てた。同図（ｂ）は磁性金属線側付近の拡大図
であり、使用した磁性金属線材を曲面まで押しつけて固
定した。また直径１．５ ｖｉｙｘの磁性金属線材を第
５図（ａ）に示すような形状の押え具（５Ｏ８３０３）
を使用し、て組み立てた。同図（ｂ）は拡大図であり、
使用した磁性金属線材をエツジで押しつけて固定した。
形状の非磁性の押え具（ＳＵＳ ３０３ ）を使用し同
じ非磁性材のボルト５、ナツト６、ワッシャー９を用い
て組み立てた。同図（ｂ）は磁性金属線側付近の拡大図
であり、使用した磁性金属線材を曲面まで押しつけて固
定した。また直径１．５ ｖｉｙｘの磁性金属線材を第
５図（ａ）に示すような形状の押え具（５Ｏ８３０３）
を使用し、て組み立てた。同図（ｂ）は拡大図であり、
使用した磁性金属線材をエツジで押しつけて固定した。
ボルト５、ナツト６およびワッシャー９は第４図の場合
、３隨グ用、第５図の場合２ｉｎ’用のＳＵＳ ３０３
で作られたものを使用した。磁性金属線材の長さは各々
１００朋であり、したがって２つの押え金具の長さく図
面に垂直な方向）も１００朋のものを使用した。組み立
ての際、磁性金属線材が非磁性材の押え金具からはずれ
てしまうことはまったくなく、誰でも簡単に、ボルトと
ナツトでしめつりることで磁性金属線材を固定すること
ができた。尚、磁性金属線材は最終熱処理を施されたＦ
ｅ−Ｃｏ −Ｍｎ −Ｃ系合金を使用した。以上のよう
にして組み立てたものを水溶性冷却液中に浸して固定し
、第４図（ｂ）および第５図（ｂ）に示されている磁性
金属線材の非磁性材外周面から張り出している部分を平
面研削した。その彼、冷却液を完全に取り除いた。
、３隨グ用、第５図の場合２ｉｎ’用のＳＵＳ ３０３
で作られたものを使用した。磁性金属線材の長さは各々
１００朋であり、したがって２つの押え金具の長さく図
面に垂直な方向）も１００朋のものを使用した。組み立
ての際、磁性金属線材が非磁性材の押え金具からはずれ
てしまうことはまったくなく、誰でも簡単に、ボルトと
ナツトでしめつりることで磁性金属線材を固定すること
ができた。尚、磁性金属線材は最終熱処理を施されたＦ
ｅ−Ｃｏ −Ｍｎ −Ｃ系合金を使用した。以上のよう
にして組み立てたものを水溶性冷却液中に浸して固定し
、第４図（ｂ）および第５図（ｂ）に示されている磁性
金属線材の非磁性材外周面から張り出している部分を平
面研削した。その彼、冷却液を完全に取り除いた。
第６図は２本の磁性金属線材を上、下に固定したもので
、溝の形状は第４図および第５図に示した２種類につい
て、前記と同様に組み立ておよび平面研削を行った。
、溝の形状は第４図および第５図に示した２種類につい
て、前記と同様に組み立ておよび平面研削を行った。
以上のようにして作った磁気スケールの構造の耐環境性
試験を液体窒素温度（液体窒素中に浸した）と１００℃
の間で行い１００回の温度サイクルを与えても、前記い
ずれの磁気スケールの構造が破壊されることはなかった
。
試験を液体窒素温度（液体窒素中に浸した）と１００℃
の間で行い１００回の温度サイクルを与えても、前記い
ずれの磁気スケールの構造が破壊されることはなかった
。
しめつけ用のボルトの数は作製する磁気する磁気スケー
ルの長さに応じて必要なだけ使用すればよく、極端に短
い磁気スケール、例えば２０闘位のものであれば１本で
十分であった。
ルの長さに応じて必要なだけ使用すればよく、極端に短
い磁気スケール、例えば２０闘位のものであれば１本で
十分であった。
本発明者らは本発明の磁気スケールを本発明の製造方法
で最長２０００ ｍｍのものを作製し、非接触型の磁気
スケールとして１０μｍ の精度のもの体製した。
で最長２０００ ｍｍのものを作製し、非接触型の磁気
スケールとして１０μｍ の精度のもの体製した。
本発明の磁気スケールおよびその製造方法は簡単に組み
立てられ、安価な磁気スケールを可能にするものであり
、工業的価値は大である。
立てられ、安価な磁気スケールを可能にするものであり
、工業的価値は大である。
第１図は磁性金属線材をしめつけて固定する非磁性材の
押え具の外観図。第２図は磁性金属線材が固定されてい
る状態を示す磁気スケールの組立て図。第３図は本発明
の方法で作製された磁気スケールの一例の磁性金属線材
付近の拡大図。第４図（ａ）、第５図（ａ）および第６
図は本発明の実施例を示す磁気スケールの組み立て図。 第４図（ｂ）および第５図（ｂ）は本発明の一実施例を
示す磁気スケールの磁性金属線材付近の拡大図。 各図において、１，２は非磁性材からなる押え具、３は
非磁性体に形成された凹部、４はスペーサー、５はボル
ト、６はナツト、７は磁性金属線材、８は磁性金属線材
の中心線、９はワッシャーである。 ４（α） ４ 図 （ｂ） ５ 図 （ｂ）
押え具の外観図。第２図は磁性金属線材が固定されてい
る状態を示す磁気スケールの組立て図。第３図は本発明
の方法で作製された磁気スケールの一例の磁性金属線材
付近の拡大図。第４図（ａ）、第５図（ａ）および第６
図は本発明の実施例を示す磁気スケールの組み立て図。 第４図（ｂ）および第５図（ｂ）は本発明の一実施例を
示す磁気スケールの磁性金属線材付近の拡大図。 各図において、１，２は非磁性材からなる押え具、３は
非磁性体に形成された凹部、４はスペーサー、５はボル
ト、６はナツト、７は磁性金属線材、８は磁性金属線材
の中心線、９はワッシャーである。 ４（α） ４ 図 （ｂ） ５ 図 （ｂ）
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １）磁気的に硬い磁性金属線材が凹部の形成された２つ
の非磁性体の当該それぞれの凹部によって固定されてい
ることを特徴とする磁気スケール。 ２）磁気的に硬い磁性金属線材を凹部の形成された２つ
の非磁性体の自該それぞれの四部によって、その一部が
非磁性体外周面より張り出す位置に固定する工程と、前
記磁性金属線材中の非磁性体外周面より張り出している
部分を平面研削する工程とを有することを特徴とする磁
気スケールの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22057982A JPS59109812A (ja) | 1982-12-16 | 1982-12-16 | 磁気スケ−ルおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22057982A JPS59109812A (ja) | 1982-12-16 | 1982-12-16 | 磁気スケ−ルおよびその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59109812A true JPS59109812A (ja) | 1984-06-25 |
| JPH0132446B2 JPH0132446B2 (ja) | 1989-06-30 |
Family
ID=16753183
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22057982A Granted JPS59109812A (ja) | 1982-12-16 | 1982-12-16 | 磁気スケ−ルおよびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59109812A (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS528997A (en) * | 1975-07-14 | 1977-01-24 | Kureha Chem Ind Co Ltd | Novel cation exchange membrane and process for producing thereof |
| JPS554248A (en) * | 1978-06-27 | 1980-01-12 | Takata Kk | Belt guide |
-
1982
- 1982-12-16 JP JP22057982A patent/JPS59109812A/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS528997A (en) * | 1975-07-14 | 1977-01-24 | Kureha Chem Ind Co Ltd | Novel cation exchange membrane and process for producing thereof |
| JPS554248A (en) * | 1978-06-27 | 1980-01-12 | Takata Kk | Belt guide |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0132446B2 (ja) | 1989-06-30 |
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