JPH0210217A - 磁気センサーの検出片 - Google Patents
磁気センサーの検出片Info
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- JPH0210217A JPH0210217A JP63161912A JP16191288A JPH0210217A JP H0210217 A JPH0210217 A JP H0210217A JP 63161912 A JP63161912 A JP 63161912A JP 16191288 A JP16191288 A JP 16191288A JP H0210217 A JPH0210217 A JP H0210217A
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Landscapes
- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
- Measuring Magnetic Variables (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
[発明の技術分野]
本発明は、熱処理することにより非磁性となり得る物性
を有する強磁性鋼合金あるいは放電被覆処理により非磁
性材料を溶融浸透させた強磁性金属および永久磁石材料
、あるいは放電被覆処理により永久磁石材料を溶融浸透
させた非磁性材料において前記処理部と非処理部とを所
定の位置に交互に列設したこと、あるいは所定の形状を
なす前記処理部を設けたことを特徴とする磁気センサの
検出片に関するものである。
を有する強磁性鋼合金あるいは放電被覆処理により非磁
性材料を溶融浸透させた強磁性金属および永久磁石材料
、あるいは放電被覆処理により永久磁石材料を溶融浸透
させた非磁性材料において前記処理部と非処理部とを所
定の位置に交互に列設したこと、あるいは所定の形状を
なす前記処理部を設けたことを特徴とする磁気センサの
検出片に関するものである。
[発明の利用分野]
磁気センサーとは、磁気誘導型、ホール素子あるいは磁
気抵抗効果素子等に代表される磁電変換素rにより構成
されるものである。本発明の磁気センサーの検出片は、
各種磁電変換素子に磁束、磁束密度あるいは磁界等の変
fヒを与えるものであり、従来の磁気センサーの検出片
に比して、非磁性部と強磁性部あるいは着磁面のピッチ
間隔、および各々の幅を高精度かつ微少に形成すること
を可能とするものであり、磁気式のリニアエンコダや1
コータリーエンコーダ等の検出片、回転体の周速度検出
、回転数検出および角度検出に係る検11片、各錘移動
体の速度および位置検出に係る検出片として利用される
ものである。
気抵抗効果素子等に代表される磁電変換素rにより構成
されるものである。本発明の磁気センサーの検出片は、
各種磁電変換素子に磁束、磁束密度あるいは磁界等の変
fヒを与えるものであり、従来の磁気センサーの検出片
に比して、非磁性部と強磁性部あるいは着磁面のピッチ
間隔、および各々の幅を高精度かつ微少に形成すること
を可能とするものであり、磁気式のリニアエンコダや1
コータリーエンコーダ等の検出片、回転体の周速度検出
、回転数検出および角度検出に係る検11片、各錘移動
体の速度および位置検出に係る検出片として利用される
ものである。
「背景技術」
本発明の磁気センサーの検出片は、ある種の強磁性鋼合
金が熱処理を施すことにより非磁性体となる物性を利用
して構成されるものである。一般に鋼は強磁性的物性を
示すマルテンサイト組織により構成されるが、A1変態
点く約726°C)以上に加熱すると非磁性のオーステ
ナイト組織に変態し、冷却することにより再び強磁性的
物性を示すマルテンサイト組織に変態する9マルテンサ
イト変態が開始される温度はNi、Cr、Mn、Mo、
V、WあるいはCu等を所定量添加することおよび炭素
含有量を調整することにより下降する。
金が熱処理を施すことにより非磁性体となる物性を利用
して構成されるものである。一般に鋼は強磁性的物性を
示すマルテンサイト組織により構成されるが、A1変態
点く約726°C)以上に加熱すると非磁性のオーステ
ナイト組織に変態し、冷却することにより再び強磁性的
物性を示すマルテンサイト組織に変態する9マルテンサ
イト変態が開始される温度はNi、Cr、Mn、Mo、
V、WあるいはCu等を所定量添加することおよび炭素
含有量を調整することにより下降する。
前述したことにより、マルテンサイト変態開始温度を常
温以下に下げたところの前記元素を所定量添加した強磁
性鋼合金は、A1 変態点以上に加熱したのち冷却する
と常温においてもオーステナイト組織により構成され非
磁性体となる。熱処理することにより非磁性体となり得
る物性を有する前記強磁性鋼合金としては、下記のごと
く強磁性鋼合金等がある9 1) オーステリーイト・ニッケル!11(<0.6
%Cl2O〜27%N1) 2) 03%C−17%M n−1,5%Nj鋼合金 3) 04〜05%C−8〜10%Ni−9〜12%
Cr−5%Mn1合金 4) ニッケル・マンガン鋼(12〜30%Ni−5
〜12%Mn) 5) 5〜21%Ni−1〜7%Cr−3〜10%M
n鋼合金 6) マルテンサイト系防錆鋼〈マルテンサイI・系
ステンレス鋼) 前記非磁性部は、放電加工、電子ビーム加熱加二[、イ
オンビーム加工、レーザ加工あるいは超音波加工等によ
り磁気センサーの検出片を構成する前記強磁性鋼合金の
所定の位置を加熱し、冷却することにより形成される。
温以下に下げたところの前記元素を所定量添加した強磁
性鋼合金は、A1 変態点以上に加熱したのち冷却する
と常温においてもオーステナイト組織により構成され非
磁性体となる。熱処理することにより非磁性体となり得
る物性を有する前記強磁性鋼合金としては、下記のごと
く強磁性鋼合金等がある9 1) オーステリーイト・ニッケル!11(<0.6
%Cl2O〜27%N1) 2) 03%C−17%M n−1,5%Nj鋼合金 3) 04〜05%C−8〜10%Ni−9〜12%
Cr−5%Mn1合金 4) ニッケル・マンガン鋼(12〜30%Ni−5
〜12%Mn) 5) 5〜21%Ni−1〜7%Cr−3〜10%M
n鋼合金 6) マルテンサイト系防錆鋼〈マルテンサイI・系
ステンレス鋼) 前記非磁性部は、放電加工、電子ビーム加熱加二[、イ
オンビーム加工、レーザ加工あるいは超音波加工等によ
り磁気センサーの検出片を構成する前記強磁性鋼合金の
所定の位置を加熱し、冷却することにより形成される。
更に本発明の磁気センサーの検出片は、強磁性金属の所
定の位置に非磁性材料の放電被覆処理を施すること、あ
るいは非磁性材料の所定の位置に永久磁石材料の放電被
覆処理を施すことによっても構成し得るものであり、そ
の製造方法の実施例を第1図に示す。第1−a図は放電
被覆装置(放電硬化装置)1の(+)出力に接続された
良導電性を示す非磁性材料により構成される電極2と(
)出力に接続された被放電被覆物3(磁気センサーの検
出片)を示す、第1−b図は電極2を矢印入方向に移動
させ、被放電被覆物3と電極2との間に火花放電4が発
生した状態を示し、火花放電4により被放電被覆物3の
放電部5は1000℃に達する高温度となり溶融する。
定の位置に非磁性材料の放電被覆処理を施すること、あ
るいは非磁性材料の所定の位置に永久磁石材料の放電被
覆処理を施すことによっても構成し得るものであり、そ
の製造方法の実施例を第1図に示す。第1−a図は放電
被覆装置(放電硬化装置)1の(+)出力に接続された
良導電性を示す非磁性材料により構成される電極2と(
)出力に接続された被放電被覆物3(磁気センサーの検
出片)を示す、第1−b図は電極2を矢印入方向に移動
させ、被放電被覆物3と電極2との間に火花放電4が発
生した状態を示し、火花放電4により被放電被覆物3の
放電部5は1000℃に達する高温度となり溶融する。
第1−c図は電極2と被放電被覆物3とが所定の圧力を
以て接触している状態を示し、電極2と被放電被覆物3
との各々の接触部は互いに融合して非磁性合金となり@
賊的に融着する9第1−d図は電極2を矢印B方向に移
動させた状態を示し、被放電被覆物3の放電部5には非
磁性を示す溶融被覆部6と溶融浸透部7が形成され、溶
融浸透部7の周辺には高温度に加熱されたことにより形
成されるオーステナイト組織が残留し、非磁性的物性を
示す熱変化層8が形成される。放電被覆処理を施した被
放電被覆物3の溶融被覆部6は研削あるいは研磨等によ
り取除かれ、熱変化層8は熱処理によりマルテンサイト
組織に変態されて元の磁性を有する材料に再生される。
以て接触している状態を示し、電極2と被放電被覆物3
との各々の接触部は互いに融合して非磁性合金となり@
賊的に融着する9第1−d図は電極2を矢印B方向に移
動させた状態を示し、被放電被覆物3の放電部5には非
磁性を示す溶融被覆部6と溶融浸透部7が形成され、溶
融浸透部7の周辺には高温度に加熱されたことにより形
成されるオーステナイト組織が残留し、非磁性的物性を
示す熱変化層8が形成される。放電被覆処理を施した被
放電被覆物3の溶融被覆部6は研削あるいは研磨等によ
り取除かれ、熱変化層8は熱処理によりマルテンサイト
組織に変態されて元の磁性を有する材料に再生される。
非磁性材料に永久磁石材料の放電被覆処理を施す場合も
同様であるが両材料とも導電性が良くなければならず、
電極2は永久磁石材料で非放電被覆物3は非磁性材料で
各々構成され、第1−d図に示す熱変化層8は形成され
ない。
同様であるが両材料とも導電性が良くなければならず、
電極2は永久磁石材料で非放電被覆物3は非磁性材料で
各々構成され、第1−d図に示す熱変化層8は形成され
ない。
前述のように形成される非磁性部あるいは強磁性部を所
定のピッチにて列設することにより、本発明の磁気セン
サーの検出片は構成される。尚、前述した溶融被覆部6
の除去は本発明の磁気センサーの検出片10の使用目的
に応じて施される。
定のピッチにて列設することにより、本発明の磁気セン
サーの検出片は構成される。尚、前述した溶融被覆部6
の除去は本発明の磁気センサーの検出片10の使用目的
に応じて施される。
第2図〜第4図は、磁気センサーの検出片の従来例を示
すものである。第2図に示す磁気センサの検出片10は
強磁性材料により所定の厚さを有する円板状に構成され
、円周方向に同一ピッチで機械加工あるいはエツチング
等により突起9を列設したもので第3図に示す磁気セン
サーの検出片10は強磁性材料に非磁性材料を、あるい
は非磁性材料に強磁性材料を蒸着あるいはめっき等によ
り固着させ突起9を形成し列設したもので有り、所定の
回転数で回転させることにより永久磁石内蔵磁気誘導型
磁気センサーに磁束の変化をあたえるものである。第4
図に示す磁気センサーの検出片10は各種永久磁石材料
により所定の厚さを有する円板状に構成され、円周方向
の所定の位置にS極とN極とをラジアル方向に着磁し列
設しなものであり、所定の回転数で回転させることによ
り、磁気誘導型磁気センサーあるいは各種ホールセンサ
ー等に磁気量の変化を与えるものである。
すものである。第2図に示す磁気センサの検出片10は
強磁性材料により所定の厚さを有する円板状に構成され
、円周方向に同一ピッチで機械加工あるいはエツチング
等により突起9を列設したもので第3図に示す磁気セン
サーの検出片10は強磁性材料に非磁性材料を、あるい
は非磁性材料に強磁性材料を蒸着あるいはめっき等によ
り固着させ突起9を形成し列設したもので有り、所定の
回転数で回転させることにより永久磁石内蔵磁気誘導型
磁気センサーに磁束の変化をあたえるものである。第4
図に示す磁気センサーの検出片10は各種永久磁石材料
により所定の厚さを有する円板状に構成され、円周方向
の所定の位置にS極とN極とをラジアル方向に着磁し列
設しなものであり、所定の回転数で回転させることによ
り、磁気誘導型磁気センサーあるいは各種ホールセンサ
ー等に磁気量の変化を与えるものである。
「発明の目的」
本発明の磁気センサーの検出片10は、磁気センサーへ
の磁束の集中および、非磁性部と強磁性部、N極とSf
iあるいは同極間の間隔および各々の幅を高精度かつ微
少に形成することを可能としたところの磁気センサーの
検出片10を提供することを目0勺とするものである。
の磁束の集中および、非磁性部と強磁性部、N極とSf
iあるいは同極間の間隔および各々の幅を高精度かつ微
少に形成することを可能としたところの磁気センサーの
検出片10を提供することを目0勺とするものである。
[発明の概要]
本発明の磁気センサーの検出片10は、前記目的を達成
する為のものであり、磁気センサーに磁束、磁束密度あ
るいは磁界等の変化を与える手段として、強磁性鋼合金
あるいは強磁性金属よりなる強磁性体の一部に熱処理あ
るいは放電被覆処理により形成した非磁性部を所定の間
隔で列設したこと、あるいは非磁性材料に永久磁石材料
を、永久磁石材料に非磁性材料を放電被覆処理により形
成した強磁性部あるいは非磁性部を所定の間隔で列設し
たことを特徴としたものである。
する為のものであり、磁気センサーに磁束、磁束密度あ
るいは磁界等の変化を与える手段として、強磁性鋼合金
あるいは強磁性金属よりなる強磁性体の一部に熱処理あ
るいは放電被覆処理により形成した非磁性部を所定の間
隔で列設したこと、あるいは非磁性材料に永久磁石材料
を、永久磁石材料に非磁性材料を放電被覆処理により形
成した強磁性部あるいは非磁性部を所定の間隔で列設し
たことを特徴としたものである。
[発明の実施例]
本発明による磁気センサーの検出片10を第5図〜第1
0図に示す実施例において説明する。
0図に示す実施例において説明する。
第5図は、被検出物を構成する回転軸2oの回転数を検
出するための実施例であり、磁気センサの検出片10(
以後、検出片1oと記す。)は所定の厚さを有する円板
状をなす前記強磁性鋼合金あるいは前記強磁性金属によ
り構成され、熱処理あるいは非磁性材料の溶融浸透によ
り形成された黒塗りで示すところの非磁性部12を円周
方向に所定の間隔を置いて列設して構成される。通常磁
気センサーとしては、鉄心13、永久磁石14巻線15
を各々が同軸円筒状と成るように構成した永久磁石内蔵
磁気誘導型磁気センサー16が使用される。検出片1o
を回転1t!1t120を介して所定の回転数で回転さ
せると、鉄心13内を通る磁束は鉄心13の端部17に
対面する検出片10の磁性部18が接近すると増加し、
非磁性部12が接近すると減少する。即ち、検出片10
の回転による巻線15に鎖交する磁束の変化に伴い巻線
15に電圧を誘起する。誘起された電圧は回転数に比例
した大きさと回転数に反比例した周期を有する正弦波形
として出力端子19より出力されるが、波形は外部から
の熟的擾乱や各種雑音によるリップル、バックスイング
およびサグ等により歪んだ波形と成るので、フィルター
、温度補償素子およびシュミット回路等より成る電子回
路を介して矩形波として出力される。通常は前記矩形波
の立上がりおよび立下がりをパルス化して計数し、回転
’I!1t120の一回転あたりのパルス数とを対比さ
せ回転数および回転角度を検出する。磁気誘導型磁気セ
ンサーにあっては、誘起電圧(誘導起電力)の大きさを
測定して回転数を計測する方法も採られる。
出するための実施例であり、磁気センサの検出片10(
以後、検出片1oと記す。)は所定の厚さを有する円板
状をなす前記強磁性鋼合金あるいは前記強磁性金属によ
り構成され、熱処理あるいは非磁性材料の溶融浸透によ
り形成された黒塗りで示すところの非磁性部12を円周
方向に所定の間隔を置いて列設して構成される。通常磁
気センサーとしては、鉄心13、永久磁石14巻線15
を各々が同軸円筒状と成るように構成した永久磁石内蔵
磁気誘導型磁気センサー16が使用される。検出片1o
を回転1t!1t120を介して所定の回転数で回転さ
せると、鉄心13内を通る磁束は鉄心13の端部17に
対面する検出片10の磁性部18が接近すると増加し、
非磁性部12が接近すると減少する。即ち、検出片10
の回転による巻線15に鎖交する磁束の変化に伴い巻線
15に電圧を誘起する。誘起された電圧は回転数に比例
した大きさと回転数に反比例した周期を有する正弦波形
として出力端子19より出力されるが、波形は外部から
の熟的擾乱や各種雑音によるリップル、バックスイング
およびサグ等により歪んだ波形と成るので、フィルター
、温度補償素子およびシュミット回路等より成る電子回
路を介して矩形波として出力される。通常は前記矩形波
の立上がりおよび立下がりをパルス化して計数し、回転
’I!1t120の一回転あたりのパルス数とを対比さ
せ回転数および回転角度を検出する。磁気誘導型磁気セ
ンサーにあっては、誘起電圧(誘導起電力)の大きさを
測定して回転数を計測する方法も採られる。
第6図はロータリー・エンコーダあるいは角度検出器と
して使用される検出片10の使用例を示ずものであり、
夫々同軸円筒状に構成されるケス22、回転軸23、検
出片10、永久磁石24永久磁石保持具25.軸受け2
6、上蓋27と下値28およびボール素子2つを主に構
成され、検’HJ’+−1oは、第7図に示すように熱
処理あるいは放電被覆処理を施し形成したところの黒塗
りで示す前記非磁性部12を所定の間隔をおいて円周方
j+ロ二列設した前記強磁性鋼合金あるいは前記強磁性
金属により構成され、永久磁石24は非磁性体よりなる
永久磁石保持具25を介して回転軸23に固定され、検
出片10の内側円筒面30に挿入固着される。永久磁石
24の外側円筒面31と内側円筒面32は、N極あるい
はS極に各々異なる磁性にて均一に着磁される。即ちラ
ジアル方向に着磁される。ホール素子2つは、検出片1
0の外側円筒面33に所定の間隙をおいて対面するよう
に設置され、回転軸23を回転さぜることによりポール
素子29に検出片10の外側円筒面33を構成する強磁
性部34が対面するごとにホール素子2つの出力端子に
所定の電圧が出力される。4個のホール素子29を所定
の位置に設置し、BCD出力を得ることも可能である。
して使用される検出片10の使用例を示ずものであり、
夫々同軸円筒状に構成されるケス22、回転軸23、検
出片10、永久磁石24永久磁石保持具25.軸受け2
6、上蓋27と下値28およびボール素子2つを主に構
成され、検’HJ’+−1oは、第7図に示すように熱
処理あるいは放電被覆処理を施し形成したところの黒塗
りで示す前記非磁性部12を所定の間隔をおいて円周方
j+ロ二列設した前記強磁性鋼合金あるいは前記強磁性
金属により構成され、永久磁石24は非磁性体よりなる
永久磁石保持具25を介して回転軸23に固定され、検
出片10の内側円筒面30に挿入固着される。永久磁石
24の外側円筒面31と内側円筒面32は、N極あるい
はS極に各々異なる磁性にて均一に着磁される。即ちラ
ジアル方向に着磁される。ホール素子2つは、検出片1
0の外側円筒面33に所定の間隙をおいて対面するよう
に設置され、回転軸23を回転さぜることによりポール
素子29に検出片10の外側円筒面33を構成する強磁
性部34が対面するごとにホール素子2つの出力端子に
所定の電圧が出力される。4個のホール素子29を所定
の位置に設置し、BCD出力を得ることも可能である。
第8図〜第10図にリニア・エンコーダとして使用され
る検出片10を示す。第8図は強磁性鋼合金の所定の位
置に熱処理を施すこと、あるいは強磁性金属の所定の位
置に非磁性金属の放電被覆処理を施すことにより形成さ
れた黒塗りで示す非磁性部12と前記強磁性鋼合金ある
いは前記強磁性金属よりなる強磁性部18とを交互に列
設し、検出片10の非磁性部12の形成処理を施さない
面を永久磁石34のN極あるいはS極に均一に着磁され
た面に貼り合せ板状に構成したものを示す。
る検出片10を示す。第8図は強磁性鋼合金の所定の位
置に熱処理を施すこと、あるいは強磁性金属の所定の位
置に非磁性金属の放電被覆処理を施すことにより形成さ
れた黒塗りで示す非磁性部12と前記強磁性鋼合金ある
いは前記強磁性金属よりなる強磁性部18とを交互に列
設し、検出片10の非磁性部12の形成処理を施さない
面を永久磁石34のN極あるいはS極に均一に着磁され
た面に貼り合せ板状に構成したものを示す。
第9図は板状をなす検出片10の片面に矩形状に黒塗り
で現わした非磁性部12の形成処理を施したものをしめ
す。第10図は板状をなす非磁性材料よりなる検出片1
0の片面の所定の位置に黒塗りで示す永久磁石材料の放
電被覆処理を施したものを示す9 通常、第4図に示すような永久磁石材料の所定の位置に
N極とS極、N極あるいはS極を着磁した形態をとる検
出片において着磁幅は、200〜100[、um1程度
であるが、第10図に示す本発明による検出片において
は数10[、um1幅で着磁部を構成することが可能と
なり、同様に第5図〜第9図に示す本発明の実施例に示
す非磁性部12および強磁性部18も構成されるもので
ある。
で現わした非磁性部12の形成処理を施したものをしめ
す。第10図は板状をなす非磁性材料よりなる検出片1
0の片面の所定の位置に黒塗りで示す永久磁石材料の放
電被覆処理を施したものを示す9 通常、第4図に示すような永久磁石材料の所定の位置に
N極とS極、N極あるいはS極を着磁した形態をとる検
出片において着磁幅は、200〜100[、um1程度
であるが、第10図に示す本発明による検出片において
は数10[、um1幅で着磁部を構成することが可能と
なり、同様に第5図〜第9図に示す本発明の実施例に示
す非磁性部12および強磁性部18も構成されるもので
ある。
[発明の効果]
本発明の磁気センサーの検出片は、強磁性部と非磁性部
とを極めて狭い間隔を置いて列設することを可能とする
もので、更に磁束を強磁性部に集中させると共に磁束の
漏洩を抑えるので磁束の有効利用および装置の小形軽量
化をも可能とするものである。更に、第10図に示す検
出片10においては極めて微細な磁極面の形成および高
い分解能を有する検出片IOの製作が可能となる。使用
目的に応じては、前述の様に正面を研削あるいは1ft
fiすることにより各種磁気センサーとの対面距離を微
少にできるので、より分解能を高めることが可能となる
。
とを極めて狭い間隔を置いて列設することを可能とする
もので、更に磁束を強磁性部に集中させると共に磁束の
漏洩を抑えるので磁束の有効利用および装置の小形軽量
化をも可能とするものである。更に、第10図に示す検
出片10においては極めて微細な磁極面の形成および高
い分解能を有する検出片IOの製作が可能となる。使用
目的に応じては、前述の様に正面を研削あるいは1ft
fiすることにより各種磁気センサーとの対面距離を微
少にできるので、より分解能を高めることが可能となる
。
第1図は本発明の非磁性部形成方法説明図、第2図、第
3図、第4図は従来例の斜視断面図、第5図、第6図、
第7図、第8図、第9図、第10図は本発明の一実施例
の斜視図。 1:放電被覆装置 2:電極 3:被放電被覆物 4:火花放電 5・放電部6:溶融
被覆部7:溶融浸透部 8:熱変化層9:突起 lO:
磁気センサーの検出片12:非磁性部 13:鉄心 1
4・永久磁石15:巻線 16:永久磁石内蔵磁気誘導型磁気センサ17:端部
18:強磁性部 19:出力端子20:回転軸 22:
ゲース 23:回転軸24:永久磁石 25:永久磁石
保持具26:軸受け 27:上蓋 28:上詰2つ・ホ
ール素子 3o:内側円筒面 31:外側円筒面 32:内側円筒面 33:外側円筒面 34:永久磁石 第1 b l’J 第1 第コ ・う[4 、i[Sl 第1 IA
3図、第4図は従来例の斜視断面図、第5図、第6図、
第7図、第8図、第9図、第10図は本発明の一実施例
の斜視図。 1:放電被覆装置 2:電極 3:被放電被覆物 4:火花放電 5・放電部6:溶融
被覆部7:溶融浸透部 8:熱変化層9:突起 lO:
磁気センサーの検出片12:非磁性部 13:鉄心 1
4・永久磁石15:巻線 16:永久磁石内蔵磁気誘導型磁気センサ17:端部
18:強磁性部 19:出力端子20:回転軸 22:
ゲース 23:回転軸24:永久磁石 25:永久磁石
保持具26:軸受け 27:上蓋 28:上詰2つ・ホ
ール素子 3o:内側円筒面 31:外側円筒面 32:内側円筒面 33:外側円筒面 34:永久磁石 第1 b l’J 第1 第コ ・う[4 、i[Sl 第1 IA
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)熱処理することにより非磁性となり得る物性を有
する強磁性鋼合金の所定の位置に熱処理により形成され
た非磁性部と前記強磁性鋼合金よりなる強磁性部とを交
互に列設したことを特徴とする磁気センサーの検出片。 2)強磁性金属の所定の位置に放電被覆により非磁性
材料を溶融浸透させ形成された非磁性部と前記強磁性金
属よりなる強磁性部とを交互に列設したことを特徴とす
る磁気センサーの検出片。 3)特許請求の範囲第1項あるいは第2項記載の磁気
センサーの検出片において、非磁性部を所定の位置に形
成した前記強磁性鋼合金あるいは前記強磁性金属と所定
の方向に着磁された永久磁石とにより構成したことを特
徴とする磁気センサーの検出片。 4)特許請求の範囲第1項あるいは第2項記載の磁気
センサの検出片において、非磁性部 を所定の位置に形成した前記強磁性鋼合金あるいは前記
強磁性金属よりなる円筒状あるいは所定の形状をなす薄
板と各種強磁性体とにより構成したことを特徴とする磁
気センサ の検出片。 5)永久磁石材料の所定の位置に放電被覆により非磁
性材料を溶融浸透させ形成された非磁性部と前記永久磁
石材料よりなる強磁性部とを交互に列設し、前記永久磁
石材料を所定の方向に着磁して構成したことを特徴とす
る磁気センサーの検出片。 6)非磁性材料の所定の位置に放電被覆により永久磁
石材料を溶融浸透させ形成された強磁性部と前記非磁性
材料よりなる非磁性部とを交互に列設し、前記永久磁石
材料を所定の方向に着磁して構成したことを特徴とする
磁気センサーの検出片。 7)特許請求の範囲第1項、第2項、第3項、第4項
あるいは第5項記載の磁気センサーの検出片において、
前記強磁性鋼合金、前記強磁性金属あるいは前記永久磁
石材料の所定の位置に非磁性部を、あるいは特許請求の
範囲第6項記載の磁気センサーの検出片において前記非
磁性材料の所定の位置に強磁性部を矩形状あるいは所定
の形状をなす波状に連続させて形成したことを特徴とす
る磁気センサーの検出片。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63161912A JPH0210217A (ja) | 1988-06-29 | 1988-06-29 | 磁気センサーの検出片 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63161912A JPH0210217A (ja) | 1988-06-29 | 1988-06-29 | 磁気センサーの検出片 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0210217A true JPH0210217A (ja) | 1990-01-16 |
Family
ID=15744383
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63161912A Pending JPH0210217A (ja) | 1988-06-29 | 1988-06-29 | 磁気センサーの検出片 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0210217A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1045718C (zh) * | 1995-11-06 | 1999-10-20 | 西安天诚医药生物工程有限公司 | 青藤碱的医药新用途 |
US7825394B2 (en) | 2000-12-20 | 2010-11-02 | Michel Sayag | Light stimulating and collecting methods and apparatus for storage-phosphor image plates |
-
1988
- 1988-06-29 JP JP63161912A patent/JPH0210217A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1045718C (zh) * | 1995-11-06 | 1999-10-20 | 西安天诚医药生物工程有限公司 | 青藤碱的医药新用途 |
US7825394B2 (en) | 2000-12-20 | 2010-11-02 | Michel Sayag | Light stimulating and collecting methods and apparatus for storage-phosphor image plates |
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