JPS5910970B2 - 製銑・製鋼設備 - Google Patents

製銑・製鋼設備

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JPS5910970B2
JPS5910970B2 JP17259579A JP17259579A JPS5910970B2 JP S5910970 B2 JPS5910970 B2 JP S5910970B2 JP 17259579 A JP17259579 A JP 17259579A JP 17259579 A JP17259579 A JP 17259579A JP S5910970 B2 JPS5910970 B2 JP S5910970B2
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JP
Japan
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pig iron
hot metal
equipment
making
building
Prior art date
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Expired
Application number
JP17259579A
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English (en)
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JPS5696004A (en
Inventor
寛 小野
佳久 立川
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は製銑・製鋼設備に関し、特に輸送効率を高めた
設備に関する。
従来製銑設備で製造された溶銑の製鋼設備への輸送に当
っては、トーピードカーあるいは溶銑容器を用いた軌条
運搬を採用し、製鋼設備へ供給する過程で、そのルート
を一本化(集約化)している。
第1図はその一例を示す模式図であり、1基の高炉設備
1から製鋼設備2へ溶銑な供給する形態を示す。
第1図に示すように、高炉3の各出銑口から出銑される
溶銑は各々の位置で容器に受けられ、高炉設備1外へ各
軌条4にて一担引出されてから製鋼設備2へ輸送される
過程で、一本の軌条5に集約され、製鋼設備2へ送られ
る。
従ってこのような輸送形態であると、集約のために自ず
と広大な敷地が要ると共に長い距離を必要とする。
このことはとりもなおさず、製銑設備1と製鋼設備2と
を離して設置せざるを得ないことを意味する。
例えば、第1図の1基高炉設備1に対する製鋼設備2と
いったシンプル系でも、軌条4の集約化のためには最低
400mの長さと50mの巾Wを必要とし、高炉設備が
更に2基になった場合にはプラス200mの長さが必要
であり、製銑,製鋼両設備は少なくともこの距離以上離
してレイアウトする必要がある。
ところがこのように製銑,製鋼両設備間を離してレイア
ウトすることは、前述の如く拡大な敷地を要し、溶銑を
製鋼工場へ運搬する輸送費が高くなり、またこれによる
溶銑温度低下がある。
更には耐火物コストが上昇する等のデメリットがある。
特に上記の溶銑温度低下は最新鋭のレイアウトをもって
しても130℃以上である。
本発明は上記の欠点を除するために、製銑設備と製鋼設
備を有機的に結合し、もって製銑,製鋼結合型のレイア
ウトを行なったものである。
本発明において高炉設備と製鋼設備とを結合可能とした
最犬の特徴は、高炉鋳床と製鋼設備の間に介在させた受
銑棟にある。
即ち先ず第1にA高炉から出銑され、鋳床上の複数の樋
を流れる溶銑を全て受銑棟内で受銑する。
第2に受銑棟に設置した搬送機、例えば台車運搬あるい
は天井走行クレーンを、全受銑位置の範囲を移動スパン
としたことである。
これにより従来の軌条集約方式による集銑方式と異なり
、受銑棟内での、例えば上記の天井クレーンの運行のみ
により、製鋼設備へ供給するための溶銑の集約(払出口
の一本化)が可能となり、もって製銑設備と製鋼設備と
の距離が著しく短縮されるものである。
その一例を示せば従来の軌条集約方式では前述の如く製
銑一製鋼間距離は少なくとも400〜600m必要であ
ったものが、本発明により製銑−製鋼間距離(受銑棟幅
)は、わずか40m前後に短縮できるものである。
またこの結果溶銑の温度低下についても高々90℃程度
である。
また本発明における受銑棟は、溶銑の一次貯蔵機能を持
たせることもできる。
更に本発明の受銑棟は、高炉が1基の場合は、複数出銑
樋からの出銑を集約するのに機能し、2基もしくはそれ
以上の場合は、これに加えて高炉間での溶銑の集約にも
機能するものである。
また本発明による受銑棟を採用すれば、製銑一製鋼間距
離を著しく短縮せしめることができ、受銑容器として製
鋼工程の精錬反応容器を用いても,高価な内張耐火材を
損傷せしめることはなく、これを受銑容器と兼用させる
ことが可能となる。
すなわち従来の方式では、あまりにも距離が長すぎ、高
価な内張耐火材を輸送貯銑に稼動させる時間が長すぎる
ため、耐火材コスト上からこのような兼用を採用するこ
とは到底考えられなかつ丸次に本発明の具体的一例を図
面に示した一例をもとに詳しく説明する。
第2図は本発明一例の平面図を示す。
第2図において1は高炉設備を示し、この例では2基並
設した。
3は高炉、6はグランドレベル、Iはグランドレベルよ
り一段高い高炉鋳床を示す6鋳床I上には高炉出銑口に
つながる出銑樋8が複数形成される。
この場合本発明においては後述の受銑棟をこの鋳床7に
隣接する目的で、出銑方向な鋳床4の一面から行なうよ
うに樋8を配置する。
例えば第2図の如く、各出銑口につながる樋8の出銑落
口9を鋳床4の一面、すなわち前面10に導き、出銑を
この面に集約する。
かくして受銑を鋳床前面の一面から行なえるようにする
なお出滓に関しては、出銑作業面を簡素化する目的で、
第2図に示す如く鋳床70両側面側14から行なう。
すなわち出銑樋8の途中から枝別れした出滓樋15の落
し口16を鋳床両側14に設け、炉前水砕製造装置17
に供給する。
もしくは一部を鋳床下のクランドレベル6上に敷設した
軌条18上を走行する滓鍋台車(図示せず)に排出して
滓を高炉外へ引き出し、スラグ処理場(図示せず)へ運
搬する。
この場合出銑作業に影響を与えないものとしては、鋳床
Iの後面側から出滓することも考えられるが、この面は
熱風炉,送風機等の付帯設備19の設置スペースにあて
られ、上述の如く両側面側からの出滓が妥当である。
次に本発明では、上述の製銑設備と製鋼設備を最短距離
で結合するために、これら設備間に夫々隣接してグラン
ドレベル6上に受銑棟20を設置し、受銑が全てここで
行なわれるようにする。
この受銑棟20は鋳床7の出銑落口からの溶銑を受銑鍋
13にて受けたり、一旦貯銑炉21に受けた溶銑を溶銑
鍋13にて受けたり、受銑のためのハンドリング場とし
て使用される。
そして本発明に従い、この受銑棟20内には、製鋼工場
への溶銑供給を集約する目的で、各出銑位置、すなわち
鋳床7の前面10の範囲を移動スパンとする溶銑鍋13
の搬送機、例えば天井走行クレーン22を受銑棟20の
横長さに応じて複数基設置する。
かくしてこの受銑棟20内での操作により溶銑鍋13の
排出を集約化することが可能となる。
なお第2図中23は出銑樋8の落し口9に接続された傾
注樋である。
また第2図の貯銑炉21は落し口9からその軸心に溶銑
が供給される構造であり、この構造であると炉21を傾
けて、鍋13に出銑している間も溶銑の受入が可能であ
る。
また第2図のl′は第1図のtに相当し、製銑一製鋼間
長さを示す。
本発明においては受銑棟20にその入口25が臨む如く
製鋼工場2を隣設すると共に、受銑棟刀から製鋼工楊2
へ溶銑鍋13を運搬する運搬手段を配する。
この運搬手段としては軌条による台車運搬、クレーンに
よる運搬あるいは鍋から鍋への移し替えによる運搬等、
公知の手段が採用可能であるが、第2図に示した例では
、軌条26をグランドレベル6上忙配設し、台車運搬す
る例を示した。
かくして以上の設備レイアウトにより、高炉3から出銑
された溶銑は、樋8及び落し口9を経て全て溶銑棟20
内に導かれる。
すなわち溶銑鍋13もしくは貯銑炉21へ入り、棟20
内クレーン22の操作により、そのままあるいは貯銑炉
を経て製鋼工場2の入口25に集約化され、そこへ搬送
される。
そしてこの人口25から軌条26にて工場2内へ送られ
た溶銑鍋(処理鍋兼用)13内溶湯は、一例をあけて説
明すると、第1の処理場27へ運搬され、ここで先ず脱
硅処理される。
次に第2の処理場28へ運搬され、脱燐・脱硫処理され
る。
更にこの後脱炭処理楊29ヘクレーン30運搬され、脱
炭処理され、この後真空脱ガス処理31を経るかあるい
はそのまま連続鋳造機32に供給され鋳造される。
この後は図示していないが、通常の処理を経て熱延工程
へ送られる。
以上の如く本発明によれば、製銑工程からの溶銑受人並
びに製鋼工程への溶銑払出しの両機能を有する受銑棟を
有機的に仲介させて、溶銑鍋の製鋼工程への供給の集約
化を可能としたので、両工程の近接的結合が可能となり
、製銑・製鋼工場の敷地面積を従来の3/5〜1/2に
も縮少可能となる。
また溶銑輸送コストの低減、溶銑温度低下の防止、更に
耐火物コストの低減等が可能となるもので、銑鋼一貫製
鉄所の効率アップに寄与すること犬である。
なお第2図に示した例では、高炉2基の例を示したが、
高炉1基の場合でも本発明受銑棟の適用は可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の製銑・製鋼設備レイアウトを示す模式図
、第2図は本発明設備の平面図である。 1・・・・・・高炉設備、2・・・・・・製鋼設備、3
・・・・・・高炉、4・・・・・・軌条、5・・・・・
・集約軌条、6・・・・・・グランドレベル、7・・・
・・・高炉鋳床、8・・・・・・出銑柵、9・・・・・
・落口、10・・・・・・鋳床前而、13・・・・・・
溶銑鍋、14・・・・・・鋳床側面、15・・・・・・
出滓樋、16・・・・・・滓落し口、17−・・・・・
水砕製造装置、18・・・・・・滓鍋軌条、19・・・
・・・付帯設備、20・・・・・・受銑棟、21・・・
・・・貯銑炉、22・・・・・・天井走行クレーン、2
3・・・・・・傾注樋、25・・・・・・入口、26・
・・・・・軌条、27・・・・・・第1処理場、28・
・・・・・第2処理場、29・・・・・・脱炭処理場、
30・・・・・・クレーン、31・・・・・・真空脱ガ
ス処理、32・・・...オ縛バ車為昶銚

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 高炉鋳床の一面に隣接して受銑棟を配置すると共に
    この受銑棟に隣接して製鋼工場を配置してなり、上記高
    炉の鋳床には上記受銑棟に隣接する銑床面まで複数の溶
    銑樋を形成して受銑棟で受銑を行なうようにするように
    し、一方上記受銑棟には同棟内の全受銑位置の範囲を走
    行する搬送機を設け、更に受銑棟から製鋼工場へ溶銑容
    器を運搬する運搬手段を配したことを特徴とする製銑・
    製鋼設備。
JP17259579A 1979-12-29 1979-12-29 製銑・製鋼設備 Expired JPS5910970B2 (ja)

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JP17259579A JPS5910970B2 (ja) 1979-12-29 1979-12-29 製銑・製鋼設備

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JPS5696004A JPS5696004A (en) 1981-08-03
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