JPS5910966Y2 - 内視鏡 - Google Patents

内視鏡

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Publication number
JPS5910966Y2
JPS5910966Y2 JP6376079U JP6376079U JPS5910966Y2 JP S5910966 Y2 JPS5910966 Y2 JP S5910966Y2 JP 6376079 U JP6376079 U JP 6376079U JP 6376079 U JP6376079 U JP 6376079U JP S5910966 Y2 JPS5910966 Y2 JP S5910966Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
section
endoscope
flexible tube
outer skin
curved
Prior art date
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Expired
Application number
JP6376079U
Other languages
English (en)
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JPS55164002U (ja
Inventor
国男 大野
Original Assignee
オリンパス光学工業株式会社
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Publication date
Application filed by オリンパス光学工業株式会社 filed Critical オリンパス光学工業株式会社
Priority to JP6376079U priority Critical patent/JPS5910966Y2/ja
Publication of JPS55164002U publication Critical patent/JPS55164002U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はレーザ光により処置を行う内視鏡に関するもの
である。
一般に内視鏡で癌細胞を治療するには鉗子挿入口からレ
ーザー処置具を挿入して先端部からレーザー光を出射さ
せ、体腔内の粘膜に照射させることにより行なっている
この時体腔内の癌細胞等を観察するためには体腔内に内
視鏡の挿入部を挿入し、操作部の操作ノブを回動させる
ことにより操作ワイヤで彎曲部を彎曲させ、これにより
目的とする部位を探すが、この部位が、例えば食道内部
,胃の弯薩部,胃と食道の接続部等では彎曲角度を18
0゜程度かける必要がある。
このため癌細胞で侵されている場合は操作部の鉗子挿入
口よりレーザー処置具を挿入してレーザー光を照射する
が、内視鏡の先端部からの出射されるレーザー光がさら
に操作ノブにより彎曲されると誤まって内視鏡の可撓管
部や彎曲部に照射されてしまう。
これにより一般に黒色系の樹脂でできた可撓管部や彎曲
部の外皮はレーザー光を吸収してしまうことにより高温
度に加熱され損傷をおこしてしまう虞れがあった。
本考案は、上記事情に着目してなされたもので、内視鏡
の挿入部の可撓管部又は彎曲部に対して先端部が彎曲さ
れることによりレーザー光が誤って照射さてれも可撓管
部又は彎曲部には破損しないような物質又は層を形戊す
ることにより良好な内視鏡を提供することを目的とした
ものである。
以下本考案の第1実施例を第1図乃至第3図にもとづい
て説明する。
内視鏡1は操作部2と挿入部3とから構威されている。
上記挿入部3は、可撓管部4の先端に彎曲部5を介して
先端部6が連結されており、上記彎曲部5は可撓管部4
内に挿通した操作ワイヤ(図示省略)を介して操作部2
に設けられている操作ノブ7によって遠隔的に彎曲操作
させられるようになっている。
上記操作部2の側方には鉗子挿入口8が配置され、鉗子
やレーザー処置具12等が挿入され、可撓管4と彎曲部
5内のチャンネルを通り先端部6を貫通するように戊っ
ている。
レーザー処置具12には光学繊維13が内蔵されており
、外部のレーザー装置(図示省略)によりレーザー光1
4が先端部から出射されるようになっている。
上記可撓管部4は、金属螺旋管9の外周を網状管10で
被包し、さらに外側をレーザー光を反射,散乱させる物
質、例えばアルミニウムの粉末等を含んだ透明なポリウ
レタン樹脂や白色系の色素を含んだポリウレタン樹脂等
で形威した外皮11で構或されている。
このような構或によると部位が癌細胞で侵されている場
合操作部2の側方に設けられている鉗子挿入口8よりレ
ーザー処置具12を挿入し、可撓管部4,彎曲部5内の
チャンネルを貫通して先端部6よりレーザー処置具12
を突出し、上記レーザー処置具12内の光学繊維13よ
りレーザー光14を出射させ、粘膜等に照射するわけで
あるが、しかし誤って操作部2の操作ノブ7をさらに回
動してしまうと彎曲部5がさらに彎曲し、可撓管部4の
外皮11にレーザー光14が照射される。
しかしながら上記可撓管部4の外皮11は、例えばアル
ミニウムの粉末等を含んだ透明なポリウレタン樹脂や白
色系の色素を含んだポリウレタン樹脂等で構威されてい
るのでレーザー光14が照射されてもレーザー光14は
反射,散乱され吸収されないため、したがって外皮11
が高温度で加熱されて損傷する虞れがなくなり良好な内
視鏡を得ることができる。
又彎曲部5の外皮11を上記のレーザー光を反射,散乱
させる物質で形威しても可撓管部4と同様の効果が得ら
れる。
このように内視鏡の体腔内に挿入する挿入部の可撓管部
又は彎曲部の外皮にレーザー光を反射,散乱させる物質
を形或することによりレーザー光が誤って外皮に照射さ
れても加熱され燃えて破損する心配もない効果が得られ
るものである。
次に第二の実施例について説明すると第一の実施例と異
なる点のみを第4図に示すが可撓管部4には金属製螺旋
管9の外周を網状管10が被包し、さらに一般に用いら
れている黒色系の外皮15を被覆しているが、上記外皮
15の表面にアルミニウムの粉末や白色系の色素を含む
樹脂16を塗布したものである。
又彎曲部5の外皮15の表面に上記のような樹脂16を
塗布しても同様の効果が得られることはもちろんである
このように外皮の表面にレーザー光を反射,散乱させる
物質を薄く塗布することにより可撓管部及び彎曲部の外
皮の性質を大きく変化することなく出来るのでレーザー
光が誤って可撓管部や彎曲部に照射されても燃えること
がなく患者にとっても危険性を防止できるものである。
以上説明したように本考案によれば、可撓管部又は彎曲
部の外皮をレーザー光を反射,散乱させる物質に変える
ことにより、又外皮に上記の物質を薄く塗布することに
よりレーザー光を体腔内で誤って可撓管部や彎曲部に照
射させても、内視鏡は破損することがなく、患者にとっ
ても安全であると共に信頼性を向上することができるも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第一実施例の内視鏡全体図、第2図は
第1図の可撓管部の側断面図、第3図は第1図の可撓管
部にレーザー光を出射させた状態図、第4図は第二実施
例の可撓管部の側断面図である。 3・・・・・・挿入部、4・・・・・・可撓管部、5・
・・・・・彎曲部、7・・・・・・操作ノブ、8・・・
・・・鉗子挿入口、9・・・・・・螺旋管、10・・・
・・・網状管、11・・・・・・外皮、12・・・・・
・レーザー処置具、14・・・・・・レーザー光、15
・・・・・・外皮、16・・・・・・樹脂。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内視鏡の処置具挿入口よりレーザー処置具を挿入して、
    挿入部先端からレーザー光を出射するようにした内視鏡
    において、内視鏡を体腔内に挿入する挿入部を形威して
    いる可撓管部又は湾曲部の少なくとも一方の外皮をレー
    ザー光を反射,散乱させる物質で構威するか又は外皮に
    反射,散乱させる層を設けたことを特徴とする内視鏡。
JP6376079U 1979-05-15 1979-05-15 内視鏡 Expired JPS5910966Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6376079U JPS5910966Y2 (ja) 1979-05-15 1979-05-15 内視鏡

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JP6376079U JPS5910966Y2 (ja) 1979-05-15 1979-05-15 内視鏡

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55164002U JPS55164002U (ja) 1980-11-25
JPS5910966Y2 true JPS5910966Y2 (ja) 1984-04-05

Family

ID=29297807

Family Applications (1)

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JP6376079U Expired JPS5910966Y2 (ja) 1979-05-15 1979-05-15 内視鏡

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS625131Y2 (ja) * 1980-12-05 1987-02-05
US4632108A (en) * 1985-02-21 1986-12-30 Sherwood Medical Company Tube and material for use in laser surgery

Also Published As

Publication number Publication date
JPS55164002U (ja) 1980-11-25

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