JPS59109548A - 重合体組成物 - Google Patents
重合体組成物Info
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- JPS59109548A JPS59109548A JP22051782A JP22051782A JPS59109548A JP S59109548 A JPS59109548 A JP S59109548A JP 22051782 A JP22051782 A JP 22051782A JP 22051782 A JP22051782 A JP 22051782A JP S59109548 A JPS59109548 A JP S59109548A
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- Japan
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- carbon atoms
- acid
- vinyl polymer
- atomic
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Links
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は新規にして有用なビニル重合体組成物に関し、
更に詳しくは分子中央なくとも1個のエステル結合を有
するポ・リオキシアルキレン化合物により可塑、希釈化
されたビニル重合体組成物に関する。
更に詳しくは分子中央なくとも1個のエステル結合を有
するポ・リオキシアルキレン化合物により可塑、希釈化
されたビニル重合体組成物に関する。
合成樹脂、ゴムなどのビニル重合体有機材料の可塑、希
釈剤としてはフタル酸エステル類、芳香族カルボン酸エ
ステル類、脂肪族二塩基酸エステル類、エポキシ化合物
、脂肪酸エステル誘導体。
釈剤としてはフタル酸エステル類、芳香族カルボン酸エ
ステル類、脂肪族二塩基酸エステル類、エポキシ化合物
、脂肪酸エステル誘導体。
リン酸エステル類、含塩素化合物、ポリエステル系化合
物及び石油樹脂等が知られている。これら可塑、希釈剤
はそれぞれ一長一短を有しており完全にすべての要求性
能を満足するものは未だ出現していない。例えばフタル
酸ジー2−エチルヘキシル(DOP)は低粘度で相溶性
が良好な非常に優れた可塑、希釈剤である反面、加熱損
失が大きく耐油性、耐移行性に欠点を有している。加熱
損失が小さく耐移行性にすぐれたポリエステル系可塑剤
・などの高分子量可塑剤は高粘度で可塑化効率が小さく
加工性の点でDOPに見劣りする。またポリエチレング
リコールの安息香酸ジエステル化合物は耐水性、耐光性
が悪いだけでなくそれ自体が親水性であるため極く限ら
れた用途にしか応用することができない。即ち重合体に
接触する対象物が鉄板などの金属物の場合は錆発生の元
凶ともなり得る。
物及び石油樹脂等が知られている。これら可塑、希釈剤
はそれぞれ一長一短を有しており完全にすべての要求性
能を満足するものは未だ出現していない。例えばフタル
酸ジー2−エチルヘキシル(DOP)は低粘度で相溶性
が良好な非常に優れた可塑、希釈剤である反面、加熱損
失が大きく耐油性、耐移行性に欠点を有している。加熱
損失が小さく耐移行性にすぐれたポリエステル系可塑剤
・などの高分子量可塑剤は高粘度で可塑化効率が小さく
加工性の点でDOPに見劣りする。またポリエチレング
リコールの安息香酸ジエステル化合物は耐水性、耐光性
が悪いだけでなくそれ自体が親水性であるため極く限ら
れた用途にしか応用することができない。即ち重合体に
接触する対象物が鉄板などの金属物の場合は錆発生の元
凶ともなり得る。
本発明者らは鋭意研究した結果、特定のポリオキシアル
キレン化合物が耐水性、耐移行性、耐汚染性にすぐれる
重合体組成物を与えることを見い出し本発明に到達した
。
キレン化合物が耐水性、耐移行性、耐汚染性にすぐれる
重合体組成物を与えることを見い出し本発明に到達した
。
すなわち本発明は分子中に少なくとも1個のエステル結
合を有する一般式 %式%(1) (2) () 〔式中Aは炭素数3以上のアルキレン基を主体とするア
ルキレン基を示す。原子団R,、R2および鳥はそれぞ
れ1価の炭化水素基を示す。原子団Xは炭素数4以上の
2価の炭化水素基を示す。原子団Yは炭素数3以上のジ
カルボン酸残基を示す。原子団z、、72およびz3は
それン゛れアシル基を示す。
合を有する一般式 %式%(1) (2) () 〔式中Aは炭素数3以上のアルキレン基を主体とするア
ルキレン基を示す。原子団R,、R2および鳥はそれぞ
れ1価の炭化水素基を示す。原子団Xは炭素数4以上の
2価の炭化水素基を示す。原子団Yは炭素数3以上のジ
カルボン酸残基を示す。原子団z、、72およびz3は
それン゛れアシル基を示す。
1、m、n、pおよび9はそれぞれ3以上の正数を示す
。〕で表わされる化合物の少なくとも1種を可塑、希釈
剤として含有することを特徴とするビニル重合体組成物
である。
。〕で表わされる化合物の少なくとも1種を可塑、希釈
剤として含有することを特徴とするビニル重合体組成物
である。
一般式中Aで示されるアルキレン基としては炭素数が通
常3〜8(好ましくは3〜4)のもの例えばプロピレン
基、 1.2−、 1.8−、2.3−.1.4−ブチ
レン基およびスチリレン基並びにこれらと少割合のエチ
レン基とが混成されたものを挙げることができる。これ
らの中ではプロピレン基が最も好ましい。
常3〜8(好ましくは3〜4)のもの例えばプロピレン
基、 1.2−、 1.8−、2.3−.1.4−ブチ
レン基およびスチリレン基並びにこれらと少割合のエチ
レン基とが混成されたものを挙げることができる。これ
らの中ではプロピレン基が最も好ましい。
原子団R,、R,およびR3で表わされる1価の炭化水
素基としては炭素数1〜30の飽和又は不飽和の直鎖又
は側鎖を有する脂肪族炭化水素基例えばメチル、エチル
、プロピル、ブチル、2−エチルヘキシル、カプリル、
ラウリル、トリデシル、オレイル、ステアリル基;炭素
数5〜20の脂環式炭化水素基例えばシクロペンチル、
シクロヘキシル。
素基としては炭素数1〜30の飽和又は不飽和の直鎖又
は側鎖を有する脂肪族炭化水素基例えばメチル、エチル
、プロピル、ブチル、2−エチルヘキシル、カプリル、
ラウリル、トリデシル、オレイル、ステアリル基;炭素
数5〜20の脂環式炭化水素基例えばシクロペンチル、
シクロヘキシル。
シクロノニル、ノニルシクロヘキシル基;炭素数6〜3
0の芳香族炭化水素基例えばフェニル、ナフチル、アル
キル(炭素数1〜10)フェニル(トリ挙げられる。こ
れらの中では炭素数8−20のもの特に脂肪族炭化水素
基が好ましい。
0の芳香族炭化水素基例えばフェニル、ナフチル、アル
キル(炭素数1〜10)フェニル(トリ挙げられる。こ
れらの中では炭素数8−20のもの特に脂肪族炭化水素
基が好ましい。
原子団Xとしては炭素数4〜15の飽和又は不飽和の直
鎖又は側鎖を有する2価の脂肪族炭化水素基例えばブチ
レン、ペンチレン、ヘキシレン、オクチレン、ノニレン
、デシレン基;炭素数が4〜15の脂環式炭化水素基例
えばシクロブチレン、シクロペンチレン、シクロヘキシ
レン、シクロへブチレンあるいは 炭化水素基例えばO−+ m−+p−フェニレン、トリ
レン、キシリレン、<動ヘコ← OCH3に巨との中で
は炭素数4〜6のもの特に脂肪族炭化水素基が好ましい
。原子団Yはジカルボン酸より(1)■を除いた残基を
表わし、ジカルボン酸としては炭素数8〜12の飽和あ
るいは不飽和の脂肪族ジカルボン酸例えばマロン酸、コ
ハク酸、グルタル酸、アジピン酸、セバシン酸、スペリ
ン酸、メチルコハク酸、α−メチルアジピン酸、マレイ
ン酸、フマ−ル酸、イタコン酸など;炭素数8〜20の
芳香族ジカルボン酸例えばフタル酸類、ナフタリンジカ
ルボン酸、ジフェニルジカルボン酸、ジフェニルメタン
ジカルボン酸、ジフェニルスルホンジカルボン酸など;
および炭素数8是2oの脂環式ジカルボン酸例えば上記
芳香族ジカルボン酸の水素添加物等が挙げられる。これ
らの中では炭素数4〜8のジカルボン酸が好ましい。
鎖又は側鎖を有する2価の脂肪族炭化水素基例えばブチ
レン、ペンチレン、ヘキシレン、オクチレン、ノニレン
、デシレン基;炭素数が4〜15の脂環式炭化水素基例
えばシクロブチレン、シクロペンチレン、シクロヘキシ
レン、シクロへブチレンあるいは 炭化水素基例えばO−+ m−+p−フェニレン、トリ
レン、キシリレン、<動ヘコ← OCH3に巨との中で
は炭素数4〜6のもの特に脂肪族炭化水素基が好ましい
。原子団Yはジカルボン酸より(1)■を除いた残基を
表わし、ジカルボン酸としては炭素数8〜12の飽和あ
るいは不飽和の脂肪族ジカルボン酸例えばマロン酸、コ
ハク酸、グルタル酸、アジピン酸、セバシン酸、スペリ
ン酸、メチルコハク酸、α−メチルアジピン酸、マレイ
ン酸、フマ−ル酸、イタコン酸など;炭素数8〜20の
芳香族ジカルボン酸例えばフタル酸類、ナフタリンジカ
ルボン酸、ジフェニルジカルボン酸、ジフェニルメタン
ジカルボン酸、ジフェニルスルホンジカルボン酸など;
および炭素数8是2oの脂環式ジカルボン酸例えば上記
芳香族ジカルボン酸の水素添加物等が挙げられる。これ
らの中では炭素数4〜8のジカルボン酸が好ましい。
原子団Z、 、 Z2およびz3は炭素数2〜2oの飽
和あるいは不飽和の脂肪族アシル基例えばアセチル。
和あるいは不飽和の脂肪族アシル基例えばアセチル。
プロピオニル、ブチリル、バレリル、エナントイル、カ
プリロイル、ベラルゴイル、カプロイル。
プリロイル、ベラルゴイル、カプロイル。
ラウロイル、トリデシロイル、ミリストイル、バルミト
イル、ステアロイル、オレオイルなど;炭素数7〜12
の芳香族アシル基例えばベイジイル。
イル、ステアロイル、オレオイルなど;炭素数7〜12
の芳香族アシル基例えばベイジイル。
トルオイル、シンナモイル、ナフトイルなど;および炭
素数7〜12の脂環式アシル基例えば上記芳香族アシル
基の水素添加物等が挙げられる。これらの中では炭素数
2〜18の脂肪族アシル基およびベイジイル基が好まし
い。
素数7〜12の脂環式アシル基例えば上記芳香族アシル
基の水素添加物等が挙げられる。これらの中では炭素数
2〜18の脂肪族アシル基およびベイジイル基が好まし
い。
一般式(1)〜(3)の化合物においてオキシアルキレ
ン単位を除く原子団の炭素数の合計は少なくとも6であ
ることが好ましく、更に好ましくは8〜80である。炭
素数の合計が6未満では耐汚染性がいま一歩であり、ま
た30を越えると相溶性が悪くなり好ましくない。
ン単位を除く原子団の炭素数の合計は少なくとも6であ
ることが好ましく、更に好ましくは8〜80である。炭
素数の合計が6未満では耐汚染性がいま一歩であり、ま
た30を越えると相溶性が悪くなり好ましくない。
一般式(1)〜(3)においてl、m、n、pおよびq
い。 、l、、zと〜−bD lゝ゛−&幻しい。
い。 、l、、zと〜−bD lゝ゛−&幻しい。
一般式(1)〜(3)の化合物の分子量は通常400γ
8.(6)好ましくは500〜2,000とくに好まし
くは600〜1.500である。分子量が400未満で
は低粘度で相溶性、加工性等の性能が良好なる反面、耐
揮発性。
8.(6)好ましくは500〜2,000とくに好まし
くは600〜1.500である。分子量が400未満で
は低粘度で相溶性、加工性等の性能が良好なる反面、耐
揮発性。
耐移行性の性能が悪くなり好ましくない。また分子量が
3,000を越えると高粘度で相溶性、加工性の性能が
悪くなり、また加熱損失が大きく耐揮発性も思わしくな
くなり、好ましくない。無与与考−た一i力=6;= 一般式(1)〜(3)の化合物は水酸基1個を有する化
金物に先ずアルキレンオキシドを付加させ次いでモノカ
ルボン酸あるいは/およびジカルボン酸あるいはそれら
のエステル形成性誘導体(酸無水物。
3,000を越えると高粘度で相溶性、加工性の性能が
悪くなり、また加熱損失が大きく耐揮発性も思わしくな
くなり、好ましくない。無与与考−た一i力=6;= 一般式(1)〜(3)の化合物は水酸基1個を有する化
金物に先ずアルキレンオキシドを付加させ次いでモノカ
ルボン酸あるいは/およびジカルボン酸あるいはそれら
のエステル形成性誘導体(酸無水物。
酸塩化物、低級アルキルエステルなど)を加えエステル
化反応を行ない末端の水酸基を封鎖又は接合することに
よる方法;2個の水酸基を有する化合物に先ずアルキレ
ンオキシドを付加させ次いでモノカルボン酸あるいはそ
れらのエステル形成性誘導体(酸無水物、酸塩化物、低
級アルキルエステルなど)を加えエステル化反応を行な
い両末端の水酸基を封鎖することによる方法;テトラヒ
ドロフランの開環重合により得られるポリテトラメチレ
ングリコールにモノカルボン酸あるいはそれらのエステ
ル形成性誘導体(酸無水物、酸塩化物。
化反応を行ない末端の水酸基を封鎖又は接合することに
よる方法;2個の水酸基を有する化合物に先ずアルキレ
ンオキシドを付加させ次いでモノカルボン酸あるいはそ
れらのエステル形成性誘導体(酸無水物、酸塩化物、低
級アルキルエステルなど)を加えエステル化反応を行な
い両末端の水酸基を封鎖することによる方法;テトラヒ
ドロフランの開環重合により得られるポリテトラメチレ
ングリコールにモノカルボン酸あるいはそれらのエステ
ル形成性誘導体(酸無水物、酸塩化物。
低級アルキルエステルなど)を加えエステル化反応を行
ない両末端の水酸基を封鎖することによる方法等により
製造することができる。
ない両末端の水酸基を封鎖することによる方法等により
製造することができる。
上述の1個の水酸基を有する化合物としては一価アルコ
ール例えばメタノール、エタノール、プロパツール、ブ
タノール、アミルアルコール、ラウリルアルコール、ス
テアリルアルコールおよび特願昭56−148197号
明細書記載の一価アルコール、−価フエノール例えばフ
ェノールおよびアルキルフェノール類などがある。
ール例えばメタノール、エタノール、プロパツール、ブ
タノール、アミルアルコール、ラウリルアルコール、ス
テアリルアルコールおよび特願昭56−148197号
明細書記載の一価アルコール、−価フエノール例えばフ
ェノールおよびアルキルフェノール類などがある。
モノカルボン酸の具体例としては、酢酸、プロピオン酸
、2−エチルヘキサン酸、安息香酸および特開昭55−
142768号公報記載のモノカルボン酸などがある。
、2−エチルヘキサン酸、安息香酸および特開昭55−
142768号公報記載のモノカルボン酸などがある。
2個の水酸基を有する化合物としては、ブタンジオール
、ベンタンジオール、ヘキサンジオール。
、ベンタンジオール、ヘキサンジオール。
オクタンジオール、ノナンジオール、デカンジオールお
よび特公昭45−1474号公報記載の環状基を有する
低分子゛ジオール類がある。
よび特公昭45−1474号公報記載の環状基を有する
低分子゛ジオール類がある。
アルキレンオキシドとしてはプロピレンオキシド、
1.2− 、 1.8− 、 2.8− 、 1.4−
ブチレンオキシド、スチレンオキシド、エピクロルヒド
リンなどの炭素数3以上のアルキレンオキシドがある。
1.2− 、 1.8− 、 2.8− 、 1.4−
ブチレンオキシド、スチレンオキシド、エピクロルヒド
リンなどの炭素数3以上のアルキレンオキシドがある。
これらのアルキレンオキシドに少量(例えば30重量%
以下好ましくは15重量%以下)のエチレンオキシドを
併用して付加(ランダム又はブロック)することもでき
る。
以下好ましくは15重量%以下)のエチレンオキシドを
併用して付加(ランダム又はブロック)することもでき
る。
一般式(1)〜(3)の化合物の粘度は25°Cで通常
15〜500好マシ<は20〜200センチポイズであ
る。粘度が15センチポイズ未満では揮発性が悪(,5
00を越えるとブリードし易いだけでなく加工性も悪く
なる。
15〜500好マシ<は20〜200センチポイズであ
る。粘度が15センチポイズ未満では揮発性が悪(,5
00を越えるとブリードし易いだけでなく加工性も悪く
なる。
また一般式(1)〜(3)の化合物は常温で液体のもの
特に凝固点が一5°C以下のものが好ましく、沸点は2
00°C以上好ましくは300°C以上である。
特に凝固点が一5°C以下のものが好ましく、沸点は2
00°C以上好ましくは300°C以上である。
本発明の組成物において」二記化合物を含有させる重合
体としては、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、ポリ塩
化ビニリデン、塩素化ポリエチレン。
体としては、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、ポリ塩
化ビニリデン、塩素化ポリエチレン。
塩素化ポリプロピレン、塩化ビニルと酢酸ビニルの共重
合体、塩化ビニル、酢酸ビニルと(メタ)アクリル酸エ
ステル(メチルエステルなど)との共重合体、酢酸ビニ
ルとエチレンの共重合体、塩化ビニルとビニルエーテル
の共重合体、スチレン−アクリロニトリルの共重合体、
スチレン−ブタジェン−アクリロニトリルの共重合体、
ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン
共重合体などのビニルモノマーの重合(ブロック共重合
、ランダム共重合、グラフト共重合)によって得られる
硬質または軟質の有機材料および塩素置換体が挙げられ
る。これらの有機材料は混合物としても使用できる。ビ
ニル重合体の重合度は種々変えることができるが920
0〜3000程度が好ましい。
合体、塩化ビニル、酢酸ビニルと(メタ)アクリル酸エ
ステル(メチルエステルなど)との共重合体、酢酸ビニ
ルとエチレンの共重合体、塩化ビニルとビニルエーテル
の共重合体、スチレン−アクリロニトリルの共重合体、
スチレン−ブタジェン−アクリロニトリルの共重合体、
ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン
共重合体などのビニルモノマーの重合(ブロック共重合
、ランダム共重合、グラフト共重合)によって得られる
硬質または軟質の有機材料および塩素置換体が挙げられ
る。これらの有機材料は混合物としても使用できる。ビ
ニル重合体の重合度は種々変えることができるが920
0〜3000程度が好ましい。
一般式(1)〜(3)の化合物はビニル重合体100重
量部当り通常1〜150重量部好ましくは2〜120重
量部使用することができる。
量部当り通常1〜150重量部好ましくは2〜120重
量部使用することができる。
本発明においては必要に応じて他の重合体たとえば昭和
57年12月t51日付特許願の明細書に記載の弾性重
合体や一般式(1)〜(3)の化合物以外の公知の可塑
剤やその他の添加剤例えば触媒、紫外線吸収剤、抗酸化
剤、充填剤1着色剤、顔料、帯電防止剤、滑剤、雑然剤
、防tit剤、殺菌剤、増粘剤などを使用することもで
きる。これらの添加剤の量は種々変えることができるが
組成物中50%以下とくに0.1〜40%が好ましい。
57年12月t51日付特許願の明細書に記載の弾性重
合体や一般式(1)〜(3)の化合物以外の公知の可塑
剤やその他の添加剤例えば触媒、紫外線吸収剤、抗酸化
剤、充填剤1着色剤、顔料、帯電防止剤、滑剤、雑然剤
、防tit剤、殺菌剤、増粘剤などを使用することもで
きる。これらの添加剤の量は種々変えることができるが
組成物中50%以下とくに0.1〜40%が好ましい。
一般式(1)〜(3)の化合物のビニル重合体組成物中
村 のUは通常05〜70%好ましくは1〜60%である。
村 のUは通常05〜70%好ましくは1〜60%である。
一般式(1)〜(3)の化合物は一次可塑剤、二次可塑
剤あるいは単なる希釈剤としても使用でき9通常加熱混
線によりビニル重合体に配合される。
剤あるいは単なる希釈剤としても使用でき9通常加熱混
線によりビニル重合体に配合される。
本発明のビニル重合体組成物は耐熱性、耐揮発性がすぐ
れ加熱損失が少なく、また耐水性、耐油性、耐寒性、耐
移行性および耐汚染性にすぐれている。
れ加熱損失が少なく、また耐水性、耐油性、耐寒性、耐
移行性および耐汚染性にすぐれている。
本発明の組成物は種々の用途に有用であり例えばフィル
ム、レザー、電線被覆、ホース、チューブ類、板物、パ
イプ、バルブおよび玩具類等に使用できる。
ム、レザー、電線被覆、ホース、チューブ類、板物、パ
イプ、バルブおよび玩具類等に使用できる。
以下に本発明を実施例により更に詳しく説明する。先ず
最初に本発明の実施例、比較例および試験例において使
用した可塑、希釈剤を次に説明する。
最初に本発明の実施例、比較例および試験例において使
用した可塑、希釈剤を次に説明する。
O化合物A −D
ミリスチルアルコールにプロピレンオキシド付加したも
ののアセチル化物(分子量500〜1.500 )0
化合物E n−ブタノールにプロピレンオキシド付加したものとア
ジピン酸とのジエステル化物(分子量700) ・ 化合物F 2−エチルヘキサノールにプロピレンオキシド付加した
ものと無水フタル酸とのジエステル化物(分子量700
) ○ 化合物G 1.6−ヘキサンジオールのプロピレンオキシド付加物
と安息香酸とのジエステル化物(分子量700) 8 DOP フタル酸ジー2−エチルヘキシル DBP フタル酸ジブチル DOA アジピン酸ジー2−エチルヘキシル 試験例1 表−1に各種可塑、希釈剤の加熱減量試験結果を示す。
ののアセチル化物(分子量500〜1.500 )0
化合物E n−ブタノールにプロピレンオキシド付加したものとア
ジピン酸とのジエステル化物(分子量700) ・ 化合物F 2−エチルヘキサノールにプロピレンオキシド付加した
ものと無水フタル酸とのジエステル化物(分子量700
) ○ 化合物G 1.6−ヘキサンジオールのプロピレンオキシド付加物
と安息香酸とのジエステル化物(分子量700) 8 DOP フタル酸ジー2−エチルヘキシル DBP フタル酸ジブチル DOA アジピン酸ジー2−エチルヘキシル 試験例1 表−1に各種可塑、希釈剤の加熱減量試験結果を示す。
本発明に係わる化合物の耐揮発性は従来品のDBP 、
DOAより明らかに優れ、 DOI” と同等以上であ
る。
DOAより明らかに優れ、 DOI” と同等以上であ
る。
表−1加熱減量試験
*I JIS K6751 に準拠実施例1〜4;
比較例1 く配合処方〉 ポリ塩化ビニル 100(重量部)可塑剤
50(〃)エポキシ化大豆油
5(重量部)安定剤(Ba −Ca−Zn系)
6(〃 )炭酸カルシウム 80(
〃)上記の配合処方でロール混練加工を行ない1.Om
//f+1のシートを作成し、揮発減量と耐汚染性を調
べた(表2)表2より明らかなように本発明に係わる化
合物は従来品のDOPよりも揮発減量および耐汚染性が
優れている。
比較例1 く配合処方〉 ポリ塩化ビニル 100(重量部)可塑剤
50(〃)エポキシ化大豆油
5(重量部)安定剤(Ba −Ca−Zn系)
6(〃 )炭酸カルシウム 80(
〃)上記の配合処方でロール混練加工を行ない1.Om
//f+1のシートを作成し、揮発減量と耐汚染性を調
べた(表2)表2より明らかなように本発明に係わる化
合物は従来品のDOPよりも揮発減量および耐汚染性が
優れている。
表2 ポリ塩化ビニルシートの揮発減量と耐汚染性*1
シートに食物を接触させ30°Cで72時時間放置後
件洗剤により洗い、目視により耐汚染性を3段階(数字
小さい程耐汚染性良好)により相対評価した。
シートに食物を接触させ30°Cで72時時間放置後
件洗剤により洗い、目視により耐汚染性を3段階(数字
小さい程耐汚染性良好)により相対評価した。
*2 屋内通路部に500m/m角のシートをはめ込み
、3ケ月放置後中性洗剤で洗寸し、目視により耐汚染性
を5段階で相対評価した。
、3ケ月放置後中性洗剤で洗寸し、目視により耐汚染性
を5段階で相対評価した。
*3 105°Cオーブン中に5日間入れた後、その重
量部より求めた。
量部より求めた。
−3(
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、分子中に少なくとも1個のエステル結合を有する一
般式。 R□−04A −0) Z□(1) Z2(0−A)0−X−0(A−0,)Z3 (2
)m n
町−0(A−0−)Y(0−A→0− Rs (
3)q 〔式中Aは炭素数3以上のアルキレン基を主体とするア
ルキレン基を示す。原子団孔1.R2およびR3はそれ
ぞれ1価の炭化水素基を示す。原子団Xは炭素数4以上
の2価の炭化水素基を示す。 原子団Yは炭素数8以上のジカルボン酸残基を示す。原
子団21.22およびz3はそれぞれアシル基を示す。 β、m、n、pおよび9はそれぞれ3以上の正数を示す
。〕で表わされる化合物の少なくとも1種を可塑、希釈
剤として含有することを特徴とするビニル重合体組成物
。 2、該化合物をビニル重合体100重量部当り2〜12
0重量部含有する特許請求の範囲第1項に記載の組成物
。 3、 ビニル重合体がポリ塩化ビニル系樹脂である特許
請求の範囲第1項又は第2項に記載の組成物。 4、 該化合物のオキシアルキレン単位を除く原子団の
炭素数の合計が少なくとも6である特許請求の範囲第1
.第2項又は第3項に記載の組成物。 5、一般式中のAがプロピレン基である特許請求の範囲
第1〜第4項の何れかに記載の組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22051782A JPS59109548A (ja) | 1982-12-16 | 1982-12-16 | 重合体組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22051782A JPS59109548A (ja) | 1982-12-16 | 1982-12-16 | 重合体組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59109548A true JPS59109548A (ja) | 1984-06-25 |
Family
ID=16752254
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22051782A Pending JPS59109548A (ja) | 1982-12-16 | 1982-12-16 | 重合体組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59109548A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62253643A (ja) * | 1986-04-21 | 1987-11-05 | Kao Corp | ブタジエン系ゴム用耐寒耐熱性可塑剤 |
US4792582A (en) * | 1985-08-24 | 1988-12-20 | Henkel Kommanditgesellschaft Auf Aktien | Polyethylene glycol ether foam inhibitors, emulsifiers, and stabilizers for polymers |
JP2004507583A (ja) * | 2000-09-01 | 2004-03-11 | オクシデンタル ケミカル コーポレイション | ポリ(オキシアルキレン)系安定剤を含有するポリマーから滅菌製品を製造する方法 |
-
1982
- 1982-12-16 JP JP22051782A patent/JPS59109548A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4792582A (en) * | 1985-08-24 | 1988-12-20 | Henkel Kommanditgesellschaft Auf Aktien | Polyethylene glycol ether foam inhibitors, emulsifiers, and stabilizers for polymers |
JPS62253643A (ja) * | 1986-04-21 | 1987-11-05 | Kao Corp | ブタジエン系ゴム用耐寒耐熱性可塑剤 |
JPH064722B2 (ja) * | 1986-04-21 | 1994-01-19 | 花王株式会社 | ブタジエン系ゴム用耐寒耐熱性可塑剤 |
JP2004507583A (ja) * | 2000-09-01 | 2004-03-11 | オクシデンタル ケミカル コーポレイション | ポリ(オキシアルキレン)系安定剤を含有するポリマーから滅菌製品を製造する方法 |
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