JPS5910858Y2 - キヤビネツトの補強機構 - Google Patents

キヤビネツトの補強機構

Info

Publication number
JPS5910858Y2
JPS5910858Y2 JP10368779U JP10368779U JPS5910858Y2 JP S5910858 Y2 JPS5910858 Y2 JP S5910858Y2 JP 10368779 U JP10368779 U JP 10368779U JP 10368779 U JP10368779 U JP 10368779U JP S5910858 Y2 JPS5910858 Y2 JP S5910858Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
plate body
cabinet
reinforcing
cut
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP10368779U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5622872U (ja
Inventor
武男 嵯峨
Original Assignee
株式会社東芝
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社東芝 filed Critical 株式会社東芝
Priority to JP10368779U priority Critical patent/JPS5910858Y2/ja
Publication of JPS5622872U publication Critical patent/JPS5622872U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5910858Y2 publication Critical patent/JPS5910858Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cabinets, Racks, Or The Like Of Rigid Construction (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)
  • Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はキャビネットの補強機構の改良に関する。
周知のように、例えばスピーカボックス等のようなキャ
ビネットは、従来より第1図に示す如く、板体11を略
箱状に枠組みしてなるもので、この神体に図示しないバ
ツフル板、スピーカ、ネット汲び接続端子等が装置され
るものである。
そして、上記板体11の内壁面略中央部には、該板体1
1C内壁面に沿って補強部材12が取着されている。
この補強部材12は第1図に示す位置に取着されるのみ
ならず、例えば板体11同志の連結部分や重い部品の支
持部分など特に機械的強度の要求される部分、または板
体11の反りやなじれなどが生じ易い部分等に適宜取着
されて、キャビネットを補強するものである。
そして、上記補強部材12は、第2図aに示すように板
体11面上に図示しないねじや接着剤等し取着したり、
同図bに示すように板体11にガイド溝13を形或し、
該ガイド溝13に嵌合させて図示しないわしや接着剤等
で取着するようにしていた。
しかしながら、上記のような従来のキャビネットの補強
機構では、板体11と補強部材12とが別個であるため
、板体11と補強部材12とをそれぞれ別々に製作しな
ければならず製作がめんどうであるとともに経済的にも
不利であった。
また、板体11と補強部材12とを取着するための作業
や、第2図aに示すものの場合は補強部材12の取着位
置を決めるために治具を用いたり、同図bに示すものの
場合はガイド溝13を形或しなければならず、作業能率
の低下を招くものであった。
ここで、上記補強部材12の用途としては、まず第3図
aに示すように2枚の板体11,11を並設するような
場合に、画板体11. 11間に介在させてその間隔を
一定に保つようにするためにも用いられている。
また、同図bに示すように平板状の板体11と側面クラ
ンク状に段差を有する板体14とを並設する場合に、板
体14の角部と板体11との間に介在させて、その角部
を支持するように用いられている。
さらに、同図Cに示すように2枚の板体11, 11を
直角に連結する場合に、画板体11.11の連結部内壁
面に補強部材12を用いて、ねじ15で取着するように
使用されてもいる。
ところが、上記のような場合でも板体と補強部材とが別
個であることは同じであるため、上述した製作上及び作
業上での問題が生じる。
特に、第3図bに示すような場合には、補強部材12自
体、?断面L字状で複雑な形状である上、クラング状の
板体14は平板状の板体16,16を連結部材17によ
って勝手違いに連結してなるもので、板体16,16の
外に連結部材17までも必要であり、より一層の製作性
及び作業性の劣下を招くものであった。
この考案は上記事情を考慮してなされたもので、製作性
及び作業性の点で優れ経済的にも有利であり、しかもキ
ャビネットを安定かつ確実に補強することのできる極め
て良好なキャビネットの補強機構を提供することを目的
とする。
以下、この考案をスピーカボックスに適用した場合の一
実施例について図面を参照して詳細に説明する。
第4図において、21は板体で、略箱形に枠組みされ、
スピーカボックスのキャビネット22を構或している。
そして、このキャビネット22に図示しないバツフル板
、スピーカ、ネット及び接続端子等が装着されるもので
ある。
ここで、上記キャビネット22を構或する板体21の内
壁面略中央部には、該板体21の内壁面に対して垂直に
突出する補強部23が設けられている。
ここで、上記補強部23は次のようにして構或されるも
のである。
まず、第5図aに示すように、板体21にはその一方の
面に例えば塩化ビニールや紙等よりなる可撓性を有する
シ一ト24が例えば貼着されている。
そして、板体21の所定位置にはシ一ト24を残して切
欠かれた切断部25が形或されている。
さらに、上記板体21の切断部25から図中両側にそれ
ぞれ所定距離1,l2だけ離れた位置には、シ一ト24
を含まずにかつシ一ト24方向にすぼまる側面V字状の
切欠部26, 27が形或されている。
この切欠部26, 27は頂点から90゜の角度を持っ
て広がるものである。
そして、今、上記l1=1として上記切断部25と切欠
部26との間の板体21を第5図a中矢印A方向に折曲
げ、かつ切断部25と切矢部27との間の板体21を矢
印B方向に折曲げ、この折曲げられた部分同志を第5図
bに示すようにねじ28で締着することによって、板体
21の板面から垂直に突出する部分、つまり前記補強部
23が構或されるものである。
したがって、上記実施例のような構或によれば、板体2
1を切欠部26, 27から折曲げることによって補強
部23が構威されるので、従来のように板体?補強部材
とを別々に製作しなくてもよく製作が極めて簡易になる
とともに経済的にも有利となる。
また、板体21に切欠部26, 27を形或した時点で
補強部23め構威される位置が決まるので、従来のよう
に補強部材の取着位置を決めるために治具を用いたりガ
イド溝を形或する必要もなく作業性を向上させることが
できる。
第6図はこの考案の一使用例を示すもので、第5図bに
示した補強部23を利用して板体21と他の板体29と
を並設させる場合に、その間隔を一定に保つ作用をさせ
たものである。
これは、先に第3図aで示したものを、この考案を用い
て実施したのに対応するものである。
すなわち、第3図aに示す補強部材12を用いることな
く、2枚の板体21, 29を並設することができる。
第7図aはこの考案の変形例を示すもので、第5図aで
示し距離l1,l2を1〈1として、補強部23の両側
の板体21,21に段差を持たせるようにしたものであ
る。
そして第7図bに示すように補強部23の先端部を平板
状の板体30に取着するようにすれば、平板状の板体3
0と側面クランク状の板体21とを並設させたことと等
価になる。
これは、先に第3図bで示したものを、この考案を用い
て実施したのに対応するものである。
このようにすれば、第3図bで示した補強部材12はも
ちろん、連結部材17も不要となり極めて効果的である
第8図はこの考案の他の使用例を示すもので、第5図b
に示すような補強部23を板体21の一端部に構戒する
ようにして板体21の他の板体31とを直角に連結させ
るようにしたものである。
なお、板体31と補強部23とは、ねじ32によって締
着されている。
これは、先に第3図Cで示したものを、この考案を用い
て実施したのに対応するもので、第3図Cに示す補強部
材12を用いることなく、2枚の板体21,31を直角
に連結することができるものである。
また、第9図aはこの考案の他の変形例を示すもので、
シ一ト24の貼着された板体21を図示点線から切断さ
れた両側の板体21,21に連続した側面V字状の切欠
部33, 34及び35, 36をそれぞれ形或する。
そして、上記両板体21,21の各端部を、図中矢印C
, Dで示すように折曲げて、その甲面を第9図bに示
すように付き合わせる。
ここで上記点線から切断された部分の板体21を図示の
如くねじ37. 38で締着する。
このようにすれば、画板体21, 21を確実に取着す
ることができる。
なお、この考案は上記実施例に限定されるものではなく
、この外その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施
することができる。
したがって、以上詳述したようにこの考案によれば、製
作性及び作業性の点で優れ経済的にも有利であり、しか
もキャビネットを安定かつ確実に補強することのできる
極めて良好なキャビネットの補強機構を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のキャビネットの補強機構を一部断面にし
て示す斜視図、第2図a, l)はそれぞれ第1図に
示す補強機構の詳細を説明するための側断面図、第3図
a乃至Cはそれぞれ第1図に示す補強機構以外の従来の
補強機構を示す説明図、第4図はこの考案に係るキャビ
ネットの補強機構の一実施例を示す斜視図、第5図a,
l)はそれぞれ同実施例の要部を一部拡大して示す
側面図、第6図はこの考案の一使用例を示す側面図、第
7図a,bはそれぞれこの考案の変形例を示す側面図、
第8図はこの考案の他の使用例を示す側面図、第9図a
, bはそれぞれこの考案の他の変形例を示す側面図
である。 11・・・板体、12・・・補強部材、13・・・ガイ
ド溝、14・・・板体、15・・・ねじ、16・・・板
体、17・・・連結部材、21・・・板体、22・・・
キャビネット、23・・・補強部、24・・・シート、
25・・・切断部、26・・・切欠部、27・・・切欠
部、28・・・ねじ、29・・・板体、30・・・板体
、31・・・板体、32・・・ねじ、33乃至36・・
・切欠部、37, 38・・・ねじ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. キャビネットを構戒する板体と、この板体の一方の面に
    取着される可撓性を有するシートと、前記板体の所定位
    置に形或される切断部と、前記板体の切断部の両側に形
    威され前記板体を略直角に折曲し得る切矢部とを具備し
    、前記板体のうち前記切断部と前記切矢部との間の部分
    に取着された前記シートが互いに面接触されるように前
    記板体を前記切欠部から折曲げて前記板体の平面から略
    垂直に突出する補強部を構或するようにしてなることを
    特徴とするキャビネットの補強機構。
JP10368779U 1979-07-27 1979-07-27 キヤビネツトの補強機構 Expired JPS5910858Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10368779U JPS5910858Y2 (ja) 1979-07-27 1979-07-27 キヤビネツトの補強機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10368779U JPS5910858Y2 (ja) 1979-07-27 1979-07-27 キヤビネツトの補強機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5622872U JPS5622872U (ja) 1981-02-28
JPS5910858Y2 true JPS5910858Y2 (ja) 1984-04-04

Family

ID=29336394

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10368779U Expired JPS5910858Y2 (ja) 1979-07-27 1979-07-27 キヤビネツトの補強機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5910858Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5622872U (ja) 1981-02-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS5910858Y2 (ja) キヤビネツトの補強機構
JPH03126933U (ja)
JP4443273B2 (ja) 机用パネルおよび机
WO2004020755A3 (de) Bausatz für eine wandabschlussleiste
JP3448702B2 (ja) ドア枠を構成する枠体ユニット
JP3125701B2 (ja) エッジ部材及びその取付方法
JPS5930325Y2 (ja) 換気装置の箱体
JPH0435192Y2 (ja)
JPS587996U (ja) アングル材による構造体
JPS6136023U (ja) 建築用外装材
JP2845763B2 (ja) 天井パネルの取り付け構造
JPH0128560Y2 (ja)
JPH0219062Y2 (ja)
JPH0716785Y2 (ja) 厨房用流し台の化粧板取付構造
JPH053474U (ja) 点検蓋
JPS601881U (ja) ドア−枠材
JPS60138920U (ja) 建築用板材
JP2000064557A (ja) 壁パネルの役物
JP2001098670A (ja) 補強面板の取り付け構造
JPH07279351A (ja) 外壁パネルと縦樋の取付構造
JPS59168418U (ja) 天井パネル取付構造
JPS60185121U (ja) ガスレンジ用油飛散防止板
JPS59192545U (ja) 建築用部材
JPS5982976U (ja) 配線用器具の取付具
JPH0162412U (ja)