JPS5910844Y2 - テレビジョン重畳信号の同期回路 - Google Patents

テレビジョン重畳信号の同期回路

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JPS5910844Y2
JPS5910844Y2 JP6582278U JP6582278U JPS5910844Y2 JP S5910844 Y2 JPS5910844 Y2 JP S5910844Y2 JP 6582278 U JP6582278 U JP 6582278U JP 6582278 U JP6582278 U JP 6582278U JP S5910844 Y2 JPS5910844 Y2 JP S5910844Y2
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JP
Japan
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signal
synchronization
television
superimposed
circuit
Prior art date
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Application number
JP6582278U
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JPS54168126U (ja
Inventor
実行 竹内
秀夫 渡辺
Original Assignee
株式会社フジテレビジヨン
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Publication date
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Publication of JPS54168126U publication Critical patent/JPS54168126U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はテレビジョンの多重放送系における重畳信号の
同期回路に関するものである。
最近、テレビジョン信号の垂直帰線消去期間内の特定ラ
インに一般視聴者を対象として主テレビジョン信号の主
映像と異なる情報内容を持った副信号を重畳して放送す
るテレビジョンの多重放送が検討されてきているが、上
記特定の走査線に信号を重畳して送受する場合、送信側
、受信側ともに垂直同期信号を基準点としてそれ以降の
走査線数を計数して重畳される走査線を決定する。
しかるに、テレビジョン信号は信号源の切替(例えば、
多元中継放送における放送局間の切替、スダジオと屋外
撮影との間の切替、又は、生放送と録画放送との間の切
替)、又は、不慮の事故による放送中断等の理由により
同期信号の不連続を生ずる場合があり、かかる場合上記
計数動作の不完全を生ずる結果、最悪の状態では重畳信
号の送信及び受信について情報内容の脱落又は誤り発生
等を生ずるおそれがある。
本考案は、上述の如き同期信号の不連続部分を検出して
重畳信号の送出を一時抑制することにより当該誤りの生
ずることを防止する回路を提供するものである。
以下図面に即して本考案実施の1例を説明すると、第1
図は本考案同期回路の構或を示すブロック線図で、図中
、1は不連続を生ずるおそれある主テレビジョン信号に
おける複合同期信号を垂直駆動信号(以下VD信号)と
水平駆動信号(以下HD信号)とに分離する分離器、2
は該分離器1に接続された遅延器で、VD及びHD信号
を当該フィールド周期の任意の整数倍の時間だけそれぞ
れ遅延せしめる。
3は不連続を生ずるおそれある主テレビジョン信号にお
ける複合同期信号の不連続の発生を検知するための同期
不整検出器で、複合同期信号の不連続を検出した時に検
出信号を出力する。
ここで、周期不整検出器3の回路の1例とその動作につ
いて第3図及び第4図に沿って説明する。
なお、第3図は回路図であり、第4図a−gは第3図の
a−gにおける各波形図を示している。
第3図中、21はVD,HD信号から奇偶フィールドパ
ルスa, l)をそれぞれ作るフィールド弁別器、2
2. 23は両フィールドパルスa, bでクリャした
後HD信号をそれぞれカウントするカウンタ、24,
25は両カウンタ22, 23の所定数のカウントをそ
れぞれ検出するカウント検出回路、26, 27は両検
出回路24. 25の出力パルスc, dからゲートパ
ルスe, fをそれぞれ作るゲートパルス発生回路、
28, 29はアンド回路、30はオア回路で、不整検
出パルスgを出力する。
上記構或例の回路の動作を説明すると、まず、第4図に
おいて、不整発生時刻T以前の状態では、奇偶フィール
ドパルスa, l)の直前にHD信号が必ず所定数に
達するので、両パルスa, l)はゲー} 26,
27で゛それぞ゛れオフされ、オア回路30には達しな
い。
次に、T時割において同期の不連続が生じたとすると、
第4図に示すように、一方のフィールドパルスaの周期
は平常時よりも短く(T1)、他方のフィールドパルス
bの周期は平常時よりも長く(T2)となる。
このため、カウンタ22の出力は所定数に達する前にa
′にクリャされるので、カウント出力がなされない。
また、カウンタ23の出力はd′で所定数に達した後、
さらに、カウント数を増加し、b′でクリャされ、その
後、再びカウントが始まりd//で所定数に達する。
したがって、アンド回路28. 29にはパルスa′と
b′とが通過する結果、不整検出出力gは2個のへだた
ったパルスg’,g”となる。
このパルスlとg″とは次の抑制制御器4でl個のパル
スにまとめられる。
即ち、〆で立上り、g″で立下がるパルスであり、これ
がこの例における後述する抑制信号に相当する。
4は該検出器3の出力端に接続された抑制制御器で、該
検出器3の出力信号によって後述する重畳信号発生装置
における送信を一時抑制する抑制信号を作り出す。
5は主テレビジョン信号の垂直プランキング内の所定の
走査線にのせるべき重畳信号を発生する重畳信号発生装
置で、発生した重畳信号を主テレビジョン信号を入力さ
れている垂直インタバルキーヤ6に入力し、該キーヤ6
において重畳信号をのせた多重化テレビジョン信号を出
力せしめる。
該発生装置5は具体的には例えば第1図に示すように、
あらかじめ副映像信号を記憶したバルクメモリ13とワ
ンラインバツファ14と、これらをI/O端子に接続し
た中央制御装置12とからなり、該中央制御装置12の
制御によりバルクメモノ13内の副映像信号を適宜分割
してワンラインバツファ14に一時蓄積し、それを重畳
信号として主テレビジョン信号の同期に対応させて垂直
インタバルキーヤ6に順次送出する。
しかして、重畳信号発生装置5には上記遅延器2でそれ
ぞれ遅延されたVD及びHD信号と上記抑制制御器4で
作られた抑制信号とがそれぞれ入力され、それら信号に
より重畳信号の発生を当該同期信号に応じて制御すると
ともに、該同期信号の不連続部分が生じた時における当
該重畳信号の発生を抑制せしめる。
以上の構戒にかかる本考案同期回路の作用を第2図を用
いて説明する。
ここで゛、第2図A−Eは第1図中の各経路A−Eにお
ける波形図をそれぞれ示している。
(1)まず、複合同期信号を分離した分離器1はその一
方の出力端から第2図Aに示す如き波形のVD信号を出
力する。
ここで、信号V3,■4間において主テレビジョン信号
の切替等による不連続が発生し、信号■3,■4の時間
間隔が他の区間にくらべて不連続となっている。
なお、HD信号の図示は省略した。
(2)分離器1で分離されたVD及びHD信号の一部は
同期不整検出器3にそれぞれ入力する。
該検出器3は入力してくる両信号を例えば、前述のよう
に計数により比較して、第2図Bに示す如く不連続戒分
■4,■5に対応する検出信号S4,S5を出力する。
(3)次に、同期不整検出器3の検出信号S4,S5は
抑制制御器4に入力する。
該制御器4は検出信号S4とS5とを利用して、第2図
Cに示す如き抑制信号C4を作り、それを重畳信号発生
装置5の一方の入力端へ送出する。
(4)他方、分離器1から出力されたVD及びHD信号
の一部は遅延器2に入力する。
該遅延器2は両信号をフィールド周期の整数倍だけそれ
ぞれ遅延せしめて、重畳信号発生装置5に入力せしめる
第2図Dは1フィールド周期だけ遅延されたVD信号の
波形図である。
また、第3図Eは同じく複合同期信号の垂直同期近傍の
波形図と、後述する重畳信号とに対する関係を示して1
つの或分だけを、しかも、一部を省略して表わしたもの
である。
なお、VD及びHD信号の遅延を両者を分離する前に複
合同期信号の段階で行なって、その後、両者を分離して
もよいが、この場合には同期不整検出器3はこれを利用
できない。
(5)重畳信号発生装置5において、遅延されたVD信
号波と抑制制御器4による抑制信号波とはアンド回路1
1に入力する。
該回路11は、正常時には遅延されたVD信号波Dの各
信号V′1,V′2・・・毎に出力するが、抑制信号波
Cの抑制信号C4のところでは当該人力がゼロとなるか
ら、それに重さなるVD信号波の信号v′3に対応する
出力を停止し、次いで、抑制信号C4を外れたVD信号
v′4から再び規則的な出力を連続していく。
(6)アンド回路11の出力信号を受けた中央制御装置
12は各出力信号毎にバルクメモリ13の副映像信号を
順次ワンラインバツファ14に転送せしめ、ワンライン
バツファ14の出力をHD信号に同期して垂直インタバ
ルキーヤ6に送出せしめる。
該キーヤ6では、上述の過程で各重畳信号の送出が主テ
レビジョン信号のVD及びHD信号に同期せしめられて
なされるので、第2図Eに示すように、それら重畳信号
RHが垂直プランキング内の特定ラインにそれぞれのせ
られていく。
ちなみに、第2図Eは特定ラインを第20番目のライン
と仮定した場合の重畳信号の複合同期信号に対する所在
位置を示す波形図である。
今仮に、第2図Aに示すVD信号の波形図において、重
畳信号発生装置が各信号V1,■2・・・の全ての要求
に応じて重畳信号を発生するものとすれば、甚だしき場
合には不連続或分たる信号V3の要求により所定の重畳
信号を発生中に次の不連続戊分信号■4の要求がなされ
て、前者V3の重畳信号の中途脱落もしくは後者のV4
の要求に応ずるための次の重畳信号の脱落が生ずるおそ
れがある。
また、受信側においても、重畳ライン検出のための計数
動作が、複合同期信号の不連続に起因するミスクランプ
等の理由で誤動作を生ずるおそれがある。
これに対して、本考案によれば上述の如く、不連続或分
信号■3の要求を抑制して重畳信号の発生を一時抑制す
ることができるので、かかるおそれは全く生じないわけ
である。
なお、本考案同期回路において、重畳信号発生装置を作
動せしめるためのVD及びHD信号を遅延させる理由は
、仮に遅延させないとすれば、重畳信号の発生指令と不
連続部分の検出とが同時になされることになってしまい
、重畳信号発生の抑制がなされない結果を生ずるので、
かかる結果を除くためにある。
以上説明する如く、本考案は、テレビジョンの多重放送
系において何らかの理由で同期信号の不連続が生じた場
合に、当該同期信号の不連続部分を検出して重畳信号の
送出を一時抑制することができるので、重畳信号の内容
たる副映像情報の送受に関して脱落又は誤り発生を生ず
ることがない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案実施の1例を示すもので、第1図はブロッ
ク線図、第2図A−Eは各部におけるそれぞれの波形図
、第3図は同期不整検出器の1例を示す回路図、第4図
a−gは第3図の各部におけるそれぞれの波形図である
。 上図中、各符号は次のものを示す。 1:分離器、2:遅延器、3:同期不整検出器、4:抑
制制御器、5:重畳信号発生器、6:垂直インタバルキ
ーヤ、11:アンド回路、12:中央制御装置、13:
バルクメモリ、14:ワンラインバツファ、21:フィ
ールド弁別器、22,23:カウンタ、24,25:カ
ウント検出回路、26, 27 :ゲートパルス発生回
路、28,29:アンド回路、30:オア回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. テレビジョン信号の垂直帰線消去期間の一部に副たる情
    報を内容とする重畳信号を与えて放送するテレビジョン
    の多重放送系における重畳信号の同期回路において、テ
    レビジョン信号の同期信号をフィールド周期の任意の整
    数倍の時間だけ遅延せしめる遅延器2と、主たるテレビ
    ジョン信号の同期信号の不連続部分を検出する同期不整
    検出器3と、該検出器3に接続される抑制制御器4と、
    前記遅延器2および抑制制御器4に接続される重畳信号
    発生器5とを備え、前記抑制制御器4は検出器3が同期
    信号の不連続部分を検出すると前記重畳信号発生器5か
    らの重畳信号のテレビジョン信号への重畳を1フィール
    ド周期以下の任意の時間幅で抑制するための信号を作る
    ようにしたことを特徴とするテレビジョン重畳信号の同
    期回路。
JP6582278U 1978-05-18 1978-05-18 テレビジョン重畳信号の同期回路 Expired JPS5910844Y2 (ja)

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JPS54168126U JPS54168126U (ja) 1979-11-27
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