JPS59107171A - オ−ガ−式製氷機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）発明の分野 本発明はオーガ一式製氷機に関し、特に、排水弁を開い
て冷却円面内下部に析出したカルシウムやマグネシウム
等の不純物を排水管から排水しながら新しい水と置換せ
しめて冷却円筒内部の洗浄を行なうオーガ一式製氷機の
改良に関する。

（ロ）従来技術及びその問題点 一般に、この棹の製氷機を長期間運転していると、冷却
円筒内に適宜供給された水に含まれるカルシウムやマグ
ネシウム等の不純物が冷却円筒ビ」下部に徐々に析出さ
れることが知られている。

従来、これに対処するために排水弁を開いて冷却円筒内
の水を排水し、貯水タンク内の新しい水と置換する洗浄
動作を行なっているが、給水】に比較して排水量が極め
て多かったり、或いは排水中に貯水タンクへの給水が停
止する断水時においては貯水タンクの水位が減少し、遂
には空となって冷却円筒内に空気が流入するに至る。

この状態で、排水を終了し、或いは断水か解除されて製
氷運転を再開すると冷却円筒内に空気だまりが生じて過
冷却となり、正謂な製氷運転が継続できな（なる重大な
欠点を招いていた。

また、冷却円筒の給水レベルを貯水タンクの水位で決定
しでいるために貯水タンクが空になった状態で製氷運転
を行なっていると、これまた過冷却状態を招くに至って
いた。

（ハ）発明の目的 本発明は冷却円筒内下部への不純物析出を防止するため
に、周期的且つ自動的に排水弁を開いて冷却円筒内部を
効果的に洗浄するものであって、貯水タンクの水位が所
定の下限レベルまで低下したときには、排水弁を停止し
て冷却円筒内への空気侵入を防止するとともに製氷運転
を停止して過冷却の要因を除去し、常時、正常な製氷運
転を挙行するオーガ一式製氷機を提供する。

に）発明の実施例 第１図は本発明を実施するオーガ一式製氷機の概要を示
すシステム図であり、（１）は電動圧縮機（２）及び電
動送風機（３）によって強制空冷される凝縮器（４）等
とともに冷媒回路を形成する冷媒パイプ（５）を外面に
巻回した冷却円筒であり、該円筒（１）の内部には削氷
用オーガー（６）が上部軸受（力と下部軸受（８）によ
り−（回転可能に支、將されて（ミる。オーガー（６）
は減速機（９）を介してオーガーモーター（１０）に連
結され、冷却円筒（１）の内壁に生成した氷はオーガー
（６）によって削成された後、前記上部軸受（７）の外
周に複数形成された圧縮通路αυに向けて移送され、こ
こで圧縮された氷は冷却円筒（１）の上部に接続された
導出管０２）を介して貯水庫α３）に送出される。ａ炉
ま貯水庫ａＪ内の所定水量を検出する貯水量検出装置で
、温度式のものを採用している。０５）は冷却円筒（１
）の給水レベルを決定する貯水タンクで、該タンクα５
）の底部と冷却円筒（１）の下部を給水管（１６１によ
って接続している。α力は貯水タンクａωに給水する外
部給水管で、貯水タンク０５）の水位を検出する水位検
出装置Ｏ印によって制御される給水弁（１９）を接続し
ている。水位検出装置ＯｇＪは例えば水位の変動により
浮沈する磁石内蔵フロー）　（１８Ａ）によって管内の
リードスイッチを開閉するフロート式を採用しており、
上位リードスイッチ（１８Ｂ）は前記給水弁α［株］を
制御し、下位リードスイッチ（１８Ｃ）は断水検出用と
して利用される。ＣＩ！■は冷却円筒（１）内部の洗浄
用排水管で、冷却円筒（１）の下部に接続され、排水弁
（２１）を開ぐことによって冷却円筒（１）内の水を排
水するものである。

次に、本発明の電気回路を第２図に基づき説明する。（
２々は電のスイッチ、（２３）は前記上位リードスイッ
チ（１８Ｂ）と直列に接続された第１リレーで、常閉の
第１リレー接点（２３Ａ）及び（２３Ｂ）を有する。

（２４）は前記下位リードスイッチ（１８Ｃ）と直列に
接続された第２リレーで、常開の第２リレー接点（２４
Ａ）及び常閉の第２リレー接点（２４Ｂ）を有する。（
Ｉ’ｌｌは常閉の第１リレー接点（２３Ｂ）と直列に接
続された前記給水弁、（１４Ａ）は前記貯水量検出装置
α力が貯水庫α３）のＰ）ｒ定水量を検出したとき接点
を開路する貯水スイッチで、該スイッチ（１４Ａ）と直
列に、常開の第３リレー接点（２５Ａ）を有する第３リ
レー（２５）、周期的にタイマー接点（２６Ａ）を所定
時開閉略せしめるカム式タイマー（２６）、そして、前
記排水弁０］）が接続されている。また、常開の第３リ
レー接点（２５Ａ）と直列に、前記オーガーモーター（
１０）、前記送風機（３）、そして、前記′電動圧縮機
（２）が接続されている。

次に、製氷動作も含めた本発明の洗浄動作を説明する。

電源スィッチ（２２１を投入すると、貯水タンク０５）
が空であれば、第１１Ｊレー（２３）が励磁されないた
めに常閉の第１リレー接点（２３Ｂ）を介して通電する
給水弁α湧を開いて貯水タンク（＋５１に給水する。

このとき、下位リードスイッチ（１８Ｃ）が閉路してい
るために第２リレー（財）が励磁し、常閉の第２リレー
接点（２４Ｂ）が開路され、第３リレー（２５）が非励
磁状態で、常開の第３リレー接点（２５Ａ）が開路して
いることがらオーガーモーター００）、送風機（３）及
び圧縮機（２）は動作しない。

而して、貯水タンク０５）の所定水位に給水されると上
位リードスイッチ（１８Ｂ）が閉路して第１リレー　（
２３）が励磁し、常閉の第１リレー接点（２３Ａ）及び
（２３Ｂ）を開路する。これによって給水弁ｕ！：Ｉｌ
が閉じて給水を停止し、一方では第２リレー（２４の励
磁が解除されて常閉の第２リレー接点（２４Ｂ）を閉路
し、第３リレー（２５）が励磁されるため常−の第３９
ノー接点（２５Ａ）を閉路してオーガーモーター（１０
ｉ、送風機（３）及び圧縮、機（２）を動作して製氷運
転を開妬する。

同時に、タイマー（２６）が始動する。なお、冷却円筒
（１）内の給水レベルは貯水タンク０５）の水位上昇に
伴なって増加し、最終的には貯水タンク０５）の所定レ
ベルに制御される。

以上の様に、製氷運転が開始すると、冷却円筒（１）の
内壁に生成した氷はオーガー（６）の回転によって剛域
されて圧縮通路０υへ移送され、ここで圧縮された氷は
導出管０２を通って貯水庫０３１へ連続的に送出されて
いく。

而して、前記タイマー（２６）の始動から所定時間経過
すると、タイマー接点（２６Ａ）が閉じて排水弁（２１
）に通電し、排水弁（２１）を開いて冷却円筒（１）内
下部において不純物濃度の高くなった製氷用水を排水管
（２０）から外部へ排水しながら、貯水タンク（Ｉ５）
より給水管、０６１を介して冷却円筒（１）に新しい水
を供給することによって、製氷用水の置換を行なって冷
却円筒（１）内を洗浄する。

この様に、洗浄動作が開始されると、貯水タンクθ５）
の水位が減少して上位リードスイッチ（１８Ａ）が開路
し、第１１）レー（２）の励磁が解除されて常閉の第１
リレー接点（２３Ａ）及び（２３Ｂ）が閉路するため給
水弁（１９）が開いて外部給水管０７）から貯水タンク
０５）に水を補給し、貯水タンク０５）の水位を所定の
上位レベルに維持しようとする。

しかし、このときの貯水タンク０５）への給水量よりも
排水管（２０）からの排水量が多いと、貯水タンク０５
）の水位は減少の一途をたどり、遂には下位レベルまで
低下する。水位検出装置０暗まこの下位レベルを検出し
て下位リードスイッチ（１８Ｃ）を閉路せしめ、このと
き、常閉の第１リレー接点（２３Ａ）が閉路しているこ
とから第２リレー（２４）が励磁し、常閉の第２リレー
接点（２４Ｂ）を開路せしめる。これによって、タイマ
ー（２６）への通電を断つとともにタイマー接点（２６
Ａ）が閉じていても排水弁（２１）を閉じて洗浄を停止
する。

また、貯水タンク０５）への給水量よりも排水量が少な
く、貯水タンク０５）の水位を所定の上位レベルに維持
できる構成であっても、例えば、洗浄中に断水をおこし
たようなときは貯水タンク（１５）の水位が急速に下位
レベルまで低下し、前述と同様にして洗浄を停止する。

一方、貯水タンク（１つの水位が下位レベルまで低下し
て洗浄を停止するのと同時に、第３リレー（２５）の励
磁か解除されて常開の第３リレー接点（２５Ａ）が開路
するため、オーガーモーター００）、電動送風機（３）
及び電動圧縮＋８　（２’ｌへの通電が断たれ、製氷運
転も停止する。

而して、貯水タンク（Ｉ５）の水位が再び所定の上位レ
ベルに上昇して上位リードスイッチ（１８Ｂ）が閉じれ
ば製氷運転を再開する。

（ホ）発明の効果 本発明は以上の様に、タイマーによって周期的に所定時
間、排水弁を開いて冷却円筒内の水を排水管から排水し
ながら貯水タンク内の新しい水と置換させることによっ
て、冷却円筒内を効果的に洗浄し、以って、冷却円筒内
下部への不純物の析出を防止でき、しかも、洗浄中に貯
水タンクの水位が所定の下限レベルに低下したときは、
排水弁を閉じて冷却円筒内への空気侵入を防止するとと
もに製氷運転を停止するため過冷却状態を引き起こす心
配がなくなり、常時、正常な製氷運転を挙行することが
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のオーガ一式製氷機のシステム図、第２
図は同じり′電気回路図である。 （１）・・・冷却円筒、　（２）・・・電動圧縮機、　
０５）・・・貯水タンク、　鵠・・・水位検出装置、　
　（１８Ｃ）・・・下位リードスイッチ、　（２０）・
・・排水管、　（２Ｉ）・・・排水弁、（２６）・・・
タイマー、　　（２６Ａ）・・・タイマー接点。 出願人　三洋電機株式会社　外１名　１１．・Ｋ１、代
理人　弁理士　　佐　野　静　夫　゛２．″第１図 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、外面に電動圧縮機によって圧送される冷媒の通る通
   路を形成した冷却円筒と、該円筒の下部に、貯水タンク
   に適宜給水された水を円筒内に供給する給水管及び排水
   弁を介在した排水管を連通し、冷却円筒内には円筒内壁
   に生成した氷を剤数して上方に移送するオーガーを回転
   可能に配設して成るオーガ一式製氷機において、前記排
   水弁を周期的に所定時間動作せしめるタイマー装置と、
   前記排水弁の動作中に前記貯水タンクの水位が下限レベ
   ルに低下したとき、これを検出して前記電動圧縮機及び
   排水弁の動作を停止せしめる水位検出装置を設けた事を
   特徴とするオーガ一式製氷機。