JPS59107055A - アルミニウム系複合材 - Google Patents

アルミニウム系複合材

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JPS59107055A
JPS59107055A JP21394382A JP21394382A JPS59107055A JP S59107055 A JPS59107055 A JP S59107055A JP 21394382 A JP21394382 A JP 21394382A JP 21394382 A JP21394382 A JP 21394382A JP S59107055 A JPS59107055 A JP S59107055A
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aluminum
film
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organic
inorganic
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JP21394382A
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Tetsuji Iwama
岩間 哲治
Tsuyoshi Katsumata
堅 勝又
Koji Mitamura
三田村 康二
Isao Takeuchi
竹内 庸
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MA Aluminum Corp
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Mitsubishi Aluminum Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ニウム又はアルミニウム合金の表面にTi又はZrを主
成分とする皮膜を形成し、該皮膜表面に有機一無機腹合
体樹脂を被覆して、アルミニウム又はアルミニウム合金
、Ti又はZrを主成分とする皮膜、T1又はZrと有
(幾一無機腹合体樹脂中の無機化合物成分とによる複合
層及び有機−無機複合体樹脂皮膜からなるサンドインチ
構造状のものとすることによ0、容器、スイッチ力バー
あるいは熱交換媒体、特にプレコート熱交換器用フィン
材に最適な、すなわち耐食性及び加工性に優れたものと
なるアルミニウム系複合材を提供することを目的とする
、例えばアルミニウム又はアルミニウム合金(以下車に
アルミニウム)の板材を用いて熱交換器用のフィン材を
構成するには、該アルミニウムの板材に深絞()、しご
き、張出し等の加工が施され、所定の形状に構成されて
いる。そして、アルミニウムを熱交換器用のフィン材に
用いるには、例えばその耐食性の面よりアルミニウム表
面に有機樹脂をコーティングしておくことがある。この
ような有機1酎脂破覆アルミニウムに所定の加工を施し
て構成した熱交換器用フィン材は所望の耐食性が得られ
るものの、熱交換器用フィン材は、その表面が親水性で
あることも要求されており、その為単なる有機樹脂をア
ルミニウムにコーティングするのではなく、有機−無機
複合体樹脂をアルミニウムにコーティングしたものが好
ましくなる。し、かじ、アルミニウム表面に形成した有
機一無機複合体樹脂は、無機化合物の添加によって表面
の気密性及び耐透湿度が劣下するものとな()、例えば
加工前における保管中に大気中の水分を吸着してしまい
、加工時に加工油の付着が悪くな()、潤滑性不良とな
って加工性が悪くな番)、又、吸着された水分が複合体
樹脂と素地アルミニウムとの界面に浸透し、この水分が
腐な性物質としても作用するようになり、耐食性が低下
し、又、加工後におけるトリクレン及び弱アルカリ脱脂
によって複合体樹脂が剥離することもある。
本発明は上記欠点を除去したものであ0、以下本発明に
係るアルミニウム系複合材について説明する。
例えば熱交換器用フィン材として用いられる所定形状の
アルミニウム材を脱脂水洗した後、該アルミニウム材表
面に、皮膜中に約0.05〜1oomg/i。
望ましくは約05〜5IIIg/rr?程度のT1敏又
はZr量を有する皮膜を形成した後、この皮膜上に水分
がある場合には皮膜表面の水分をアルミニウムの機械的
性質が劣下しない程度の温度、通常300℃以下、望捷
しくは約60〜200℃の温度で加熱乾燥して除去し、
そしてTi又はZrを主成分とする皮膜表面に水溶性の
有機−無機複合体樹脂を、例えばリバースロール方式等
で均一に塗布するものである。
このI”i又はZrを主成分とする皮1嘆形成用の素材
としては、K、2 T+ F6等のフッ化チタニウム塩
mW、又はフッ化ジルコニウム塩溶液あるいは日本パー
カライシング(株)製の商品名B、T、375]  (
アルカリリン酸塩及び/又はリン酸を基本成分として、
タンニンのチタン塩又はタンニン酸のチタン塩ヲ含有し
ている化成処理剤を脱イオン水に溶解させてpHを25
〜45に調整したもの)等かあ(j、又、有段−無(幾
複合体樹脂としては、シリカ−アクリル複合体−メラミ
ン樹脂型塗料、7リ力−ウレタン複合体塗料といったよ
うに、有機−無機複合体樹脂の有機樹脂成分にはウレタ
ン樹脂、不飽和カルボン酸又はその誘導体(アクリル酸
、メタクリル酸等のエステル、アミド、イミド、特にア
クリルメラミン樹l旨)、オレフィン(ポリエチレン、
ポリプロピレン)、もしくはこれらの共重合体のものが
用いられ、有機−無機複合体樹脂の無機化合物成分とし
ては吸水性物質、例えばS + O:j−の基本構造を
有するケイ酸塩を用いたイ、のが用いられる。
このようにして得られたものは、アルミニウム表面上の
Ti又はZrを主成分(通常Fと共存する)とする下地
皮膜と有機−無機複合体皮膜との境に、下池皮膜と有・
隈−無機腹合体皮膜中の吸水性の無機化合物成分とによ
る複合層が構成されたものとなっておI)、この複合層
の存在によってアルミニウム系複合材を成形加工した場
合でも、表面の有機−無機複合体皮膜には亀裂等が起き
ず、加工性布良好で、かつ耐食性にも優れ、さらには水
濡れ性も良好なものである。特に、下地皮膜であるT1
又はZrと例えば8+Oa−を主体とするものとによる
複合層が約数+λ厚あれば、加工性及び耐食性は優れて
おjl、このような複合層を構成するにはTi又はZr
を主成分とする皮膜を構成する層の厚みが約10〜20
0久、有機−無機複合体樹脂の塗布層の厚みが約05〜
3μmであることが必要である。
尚、このようにして得られた本発明になるアルミニウム
系複合材の皮膜をX線光電子分析(ESOA)  によ
って調べると、例えば図面に示す通り、昼、Al2O2
、Sin七、’Fi、Fの化合物と考えられる複合層が
共存していることがわかる。尚、1旨11図中、下のグ
ラフは有機−無機複合体皮膜表面のものであ41、上の
グラフは複合層のものである。
以下、本発明の具体的実施例を述べる。
実施例I JiS+2oo−H24アルミニウム合金箔(コイル巾
soomm、コイル長さ3000m、コイル厚さ011
0mm)を弱エツチング脱脂した後、日本バー力ライジ
ング製ポンチライl−#375]を用いてpH2,7に
調整した浴で約35〜40℃にて約10〜12秒間浸漬
し、箔を主成分とする化成皮膜(全Ti量3呵/靜)を
生成後、80℃で30秒間乾燥し、化成皮膜上又は皮膜
中の水分を除去する。
次に、上記化成皮膜上に、関西ペイント社製の水分散型
のシリカ−アクリル複合体−メラミン樹脂型塗料(’ 
A8M4155改、アクリル−シリカ−メラミン樹脂、
固形分17.5%(Sin、、含有量40%)、イソブ
ロビルアルコール9.8%、ジメチルアミノエタノール
1.8係、上水708%)を乾燥後の厚さが約11〜1
6μ厚となるようリバースロール方式で塗布し、塗布後
約200〜220℃のメタル温度で20秒間加熱乾燥す
る。
このようにしてアルミニウム箔表面にプレコート処哩の
施された複合材料を、 f+1えばしごき加工を有する
ドローレスプレス加工することによって、所定形状のフ
ィンを形成し、加工後フィンの組み立てを行tcい、そ
してトリクレン脱脂処理を施し、加工工程中に付着した
油の除去をし、フィンピッチの小さな熱交換器を構成す
る。
実施例 JIS1200−H22アルミニウム合金箔に対して、
実施例1と同様にして化成皮膜を生成せしめ、次いで有
機−無機複合体囮脂を塗布する。
このようにしてアルミニウム箔表面にプレコート処理の
施された複合材料を、例えば紋【+加工を有するドロー
プレス加工することによって、所定形状のフィンを形成
し、加工後フィンの組み立てを行ない、そしてl−IJ
クレン脱脂処理を施し、加工工程中に付着した油の除去
をし、フィンピッチの小式な熱交換器を構成する。
実施例3 実施例1と同じ展伸材を弱エツチング脱脂した後、1%
フッ化ジルコニウムカリウム(K2Zr F、 )浴に
温度60〜65℃で約15〜17秒間浸漬し、展伸材表
面にZ「を主成分とする化成皮膜を生成後、120℃で
30秒間乾燥し、化成皮膜上又は皮膜中の水分を除去1
−る。
次に、上記rヒ成皮膜上に、日本パーカラインング製の
水分散型の/リカーウレタン複師体塗料を乾燥後の厚さ
が約11〜16μ厚となるようり・く−スロール方式で
塗布し、塗布後約230〜240℃のメタル温度で約2
0秒間加熱乾燥する。
このようにしてアルミニウム箔表面にプレコート処理の
施された複合材料を、実施例1の加工と同様にして熱交
換器を構成する。
比較例1 実施例1におけるTiを主成分とする化成皮膜生成工程
を省さ、その他は実施例1と同様にして熱交換器を構成
する。
叱・咬例2 実施例Iの展伸材を弱エツチング脱脂した後、120℃
で30秒間乾燥し、この展伸材表面に有機−無・磯複合
体甜脂とは異なる、例えばNPアルコートLXso−+
+9(アクリル−メラミン樹脂m塗料、日本ペイント社
製)を2μ厚塗布し、200〜220℃のメタル温度で
30秒間加熱乾燥し、そして実施例1と同様な加工を施
して熱交換器を構成する。
上記のようにして得られるものについて、プレス成形性
、耐食性、加工後のトリクレン洗浄性等について測定す
ると、表に示す通番)である。
上述の如く、本発明に係るアルミニウム系複合相は、ア
ルミニウム又はアルミニウム合金の表面に′乃又はZ「
を主成分とする皮膜を形成し、該皮膜表面に有機−無機
複合体樹脂を被覆し、Ti又はZrを主成分とする皮膜
の層と有機−無機複合体樹脂の層との境にTi又はZr
七有機−無機複合体樹脂中の無機化合物成分とによる複
合層を構成したものであるので、例えばこのような素材
を用いて熱交4奥器のフィンを構成−むる場合にはその
プレス成形性が良く、不良品の発生率が著しく少なく、
又、耐食性に富んでおり、かつ耐熱性にも1憂れ、さら
には水濡れ性も良く、熱交換器の素材として最適なもの
となる等の特長を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は、本発明のアルミニウム系複合材の皮膜のX線光
電子分析の結果を示すものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. アルミニウム又はアルミニウム合金の表面にTi又はZ
    rを主成分とする皮膜を形成し、該皮膜表面に有機−無
    機複合体樹脂を被覆し、Ti又はZrを主成分と1−る
    皮膜の層と有機−無機複合体樹脂の層との境にT1又は
    Zrと有機−無機複合体樹脂中の無機化合物成分とによ
    る複合層を構成したことを特徴とするアルミニウム系複
    合材。
JP21394382A 1982-12-08 1982-12-08 アルミニウム系複合材 Granted JPS59107055A (ja)

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