JPS59107004A - 粉末充填法および装置 - Google Patents
粉末充填法および装置Info
- Publication number
- JPS59107004A JPS59107004A JP21392882A JP21392882A JPS59107004A JP S59107004 A JPS59107004 A JP S59107004A JP 21392882 A JP21392882 A JP 21392882A JP 21392882 A JP21392882 A JP 21392882A JP S59107004 A JPS59107004 A JP S59107004A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- powder
- nozzle
- elastic container
- filter
- hydrostatic pressure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22F—WORKING METALLIC POWDER; MANUFACTURE OF ARTICLES FROM METALLIC POWDER; MAKING METALLIC POWDER; APPARATUS OR DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR METALLIC POWDER
- B22F3/00—Manufacture of workpieces or articles from metallic powder characterised by the manner of compacting or sintering; Apparatus specially adapted therefor ; Presses and furnaces
- B22F3/02—Compacting only
- B22F3/04—Compacting only by applying fluid pressure, e.g. by cold isostatic pressing [CIP]
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Fluid Mechanics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Powder Metallurgy (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は粉末充填法および装置に係り、特に、圧粉成形
体の高密度化および割れ防止を志向した静水圧を利用し
た粉末成形における粉末充填法および装置に関するもの
である。
体の高密度化および割れ防止を志向した静水圧を利用し
た粉末成形における粉末充填法および装置に関するもの
である。
多種少量品の生産は、塑性加工や鋳造で実施すると加工
コストが高くなるので、これらに代って、して圧粉成形
体を成形しく取木の工程を、静水圧を利用した粉末成形
という)たのち、との圧粉成形体を焼結して焼結体を作
るものである。
コストが高くなるので、これらに代って、して圧粉成形
体を成形しく取木の工程を、静水圧を利用した粉末成形
という)たのち、との圧粉成形体を焼結して焼結体を作
るものである。
ここで、従来の、粉末を弾性体容器内へ充填する粉末充
填法を説明する。
填法を説明する。
第1図は、従来の粉末充填法を説明するための略示断面
図である、この第1図において、lは、粉末4の供給器
、2は、その中へ粉末4を充填させる弾性体容器、3は
、この弾性体容器2を外側からサポートするサポーI・
用外筒である。
図である、この第1図において、lは、粉末4の供給器
、2は、その中へ粉末4を充填させる弾性体容器、3は
、この弾性体容器2を外側からサポートするサポーI・
用外筒である。
粉末4は、供給器1を通り、弾性体容器2内へ供給され
、その上部でシール装置(図示せず)によって栓をされ
る。この場合、粉末4の充填度を向上させるために、弾
性体容器2に超音波振動を負荷しながら粉末4を供給す
ることもある。しかし、弾性体容器2内に既存する空気
、あるいは供給時に巻き込む空気が粉末4と混在するこ
とは免れない。
、その上部でシール装置(図示せず)によって栓をされ
る。この場合、粉末4の充填度を向上させるために、弾
性体容器2に超音波振動を負荷しながら粉末4を供給す
ることもある。しかし、弾性体容器2内に既存する空気
、あるいは供給時に巻き込む空気が粉末4と混在するこ
とは免れない。
このようにして充填された粉末4に、静水圧を負荷して
圧粉成形体を成形する方法を説明する。
圧粉成形体を成形する方法を説明する。
第2図は、静水圧による圧粉成形の実施に供せられる静
水圧成形装置の一例を示す略示断面図である。この第2
図において、7は、その内部に高圧室7aと、これに接
続する圧力媒体流路7bを有する高圧容器、22は、圧
力媒体流路22aを有する高圧容器蓋、8は、高圧室7
aへ圧力媒体(図示せず)を送シ込む油圧回路、9は、
静水圧6を生みだす増圧器、10は、増圧器9の一次圧
を発生させる油圧ポンプである。
水圧成形装置の一例を示す略示断面図である。この第2
図において、7は、その内部に高圧室7aと、これに接
続する圧力媒体流路7bを有する高圧容器、22は、圧
力媒体流路22aを有する高圧容器蓋、8は、高圧室7
aへ圧力媒体(図示せず)を送シ込む油圧回路、9は、
静水圧6を生みだす増圧器、10は、増圧器9の一次圧
を発生させる油圧ポンプである。
このように構成した静水圧成形装置の、圧力媒体(室温
成形時には圧力油、高温成形時にはアルゴン等の不活性
ガス)が充満した高圧容器7の高圧室7a内へ、前記粉
末充填法で充填した粉末4の入った、栓2aでシールし
た弾性体容器2を入れる。IJ IJ−フ弁(図示せず
)を閉め、油圧ポンプ10.増圧器9を稼動させ、油圧
回路8を通して高圧拌器7の高圧室7a内へさらに圧力
媒体を送り込み、高圧室7a内に静水圧6を発生させる
。
成形時には圧力油、高温成形時にはアルゴン等の不活性
ガス)が充満した高圧容器7の高圧室7a内へ、前記粉
末充填法で充填した粉末4の入った、栓2aでシールし
た弾性体容器2を入れる。IJ IJ−フ弁(図示せず
)を閉め、油圧ポンプ10.増圧器9を稼動させ、油圧
回路8を通して高圧拌器7の高圧室7a内へさらに圧力
媒体を送り込み、高圧室7a内に静水圧6を発生させる
。
これによシ弾性体容器2を介して粉末4に静水圧6を負
荷することにより、圧粉成形体を成形する。
荷することにより、圧粉成形体を成形する。
第3図は、第1図に係る従来の粉末充填法で充填した粉
末に、静水圧を負荷している状態を示す模式図である。
末に、静水圧を負荷している状態を示す模式図である。
この第3図から明らかなように、従来の粉末充填法で充
填したものでは、粉末4と残存する空気5に、周囲から
静水圧6が負荷する。
填したものでは、粉末4と残存する空気5に、周囲から
静水圧6が負荷する。
この状態では、あらゆる方向から静水圧6が負荷される
ため、残存している空気5の一部は粉末4の間を通って
押出され、弾性体容器2の内壁と圧粉成形された粉末4
との間に存在する。しかし、その他の残存した空気5は
、圧粉成形された粉末40間に封入され、粉末4と同様
に圧縮される。
ため、残存している空気5の一部は粉末4の間を通って
押出され、弾性体容器2の内壁と圧粉成形された粉末4
との間に存在する。しかし、その他の残存した空気5は
、圧粉成形された粉末40間に封入され、粉末4と同様
に圧縮される。
このだめ、圧粉成形体には、高圧になった空気が残存し
て密度が低下し、後工程で焼結する焼結体の密度も低く
、その結果、焼結体の強度低下をもたらすという欠点が
あった。またζ圧粉成形後の残存した空気がさらに高圧
の場合は、圧粉成形後の除圧時に、その空気が急激に膨
張し圧粉成形体が割れてしまうおそれもあった。
て密度が低下し、後工程で焼結する焼結体の密度も低く
、その結果、焼結体の強度低下をもたらすという欠点が
あった。またζ圧粉成形後の残存した空気がさらに高圧
の場合は、圧粉成形後の除圧時に、その空気が急激に膨
張し圧粉成形体が割れてしまうおそれもあった。
このように、従来の粉末充填法によれば、充填した粉末
4の中に空気5を残存させてしまい、圧粉成形体の密度
低下1割れの発生などをもたらすという欠点があった。
4の中に空気5を残存させてしまい、圧粉成形体の密度
低下1割れの発生などをもたらすという欠点があった。
本発明は、上記した従来技術の欠点を除去して、圧粉成
形体の高密度化および割れ発生の防止を可能とする、静
水圧を利用した粉末成形における粉末充填法、およびそ
の実施に直接使用される粉末充填装置の提供を、その目
的とするものである。
形体の高密度化および割れ発生の防止を可能とする、静
水圧を利用した粉末成形における粉末充填法、およびそ
の実施に直接使用される粉末充填装置の提供を、その目
的とするものである。
本発明に係る粉末充填法の構成は、策属の粉末を弾性体
容器内へ充填し、この粉末に前記弾性体容器を介して静
水圧を負荷して圧粉成形体を成形する、静水圧を利用し
た粉末成形における前記粉末の充填法において、その一
部にノズルを形成し、前記個所にノズル側と連通ずるフ
ィルタを設けた、上部に供給口を有する弾性体容器を、
前記ノズルの外周に位置する・ように配設された加熱式
の封止装置を具備したサポート用外筒内へセツティング
し、前記弾性体容器内へ前記供給口から金属の粉末を供
給してその供給口を封止したのち、前記フィルタ、ノズ
ルを通して前記弾性体容器内の前記粉末粒子間に存在す
る空気を排出し、その容器内の真空度が所定値に達した
とき、前記封止装置によって前記ノズルを封止するよう
にしたものである。
容器内へ充填し、この粉末に前記弾性体容器を介して静
水圧を負荷して圧粉成形体を成形する、静水圧を利用し
た粉末成形における前記粉末の充填法において、その一
部にノズルを形成し、前記個所にノズル側と連通ずるフ
ィルタを設けた、上部に供給口を有する弾性体容器を、
前記ノズルの外周に位置する・ように配設された加熱式
の封止装置を具備したサポート用外筒内へセツティング
し、前記弾性体容器内へ前記供給口から金属の粉末を供
給してその供給口を封止したのち、前記フィルタ、ノズ
ルを通して前記弾性体容器内の前記粉末粒子間に存在す
る空気を排出し、その容器内の真空度が所定値に達した
とき、前記封止装置によって前記ノズルを封止するよう
にしたものである。
また、本発明に係る粉末充填装置の構成は、金属の粉末
を弾性体容器内へ充填し、この粉末に前記弾性体容器を
介して静水圧を負荷して圧粉成形体を成形する、静水圧
を利用した粉末成形に使用される粉末充填装置において
、少なくとも、その一部にノズルを形成し、前記個所に
ノズル側と連通ずるフィルタを設けた、上部に供給口を
有する弾性体容器と、前記ノズルの外周に位置するよう
に配設された加熱式の封止装置を具備し、前記弾排出す
る真空ポンプとを具備せしめるようにしたものである。
を弾性体容器内へ充填し、この粉末に前記弾性体容器を
介して静水圧を負荷して圧粉成形体を成形する、静水圧
を利用した粉末成形に使用される粉末充填装置において
、少なくとも、その一部にノズルを形成し、前記個所に
ノズル側と連通ずるフィルタを設けた、上部に供給口を
有する弾性体容器と、前記ノズルの外周に位置するよう
に配設された加熱式の封止装置を具備し、前記弾排出す
る真空ポンプとを具備せしめるようにしたものである。
以下本発明を実施例によって説明する。
第4図は、本発明の一実施例に係る扮末充填法の実施に
供せられる粉末充填装置の一例を示す略示断面図、第5
図は、第4図におけるサポート用外筒の底部近傍の詳細
を示す拡大断面図である。
供せられる粉末充填装置の一例を示す略示断面図、第5
図は、第4図におけるサポート用外筒の底部近傍の詳細
を示す拡大断面図である。
図において、1は、粉末4の供給器、2人は、その一部
に係る底部にノズル2bを形成し、前記底部中央に、ノ
ズル側と連通ずるフィルタに係る多層構造のフィルタ1
1が設けられている弾性体容器、3Aは、その内部に弾
性体容器2人を収納することができる、2つ割れのサポ
ート用外筒であって、このサポート用外筒3Aのノズル
挿入穴3aの周囲に、黒鉛リング16aと高周波加熱コ
イル16bとからなる加熱式の封止装置16が、またフ
ィルタ11の真空ポンプ側に係る流体回路挿入穴3bの
周囲に、電磁石12がそれぞれ配設されている。17は
、前記加熱式の封止装置16へ高周波電流を供給する高
周波発振装置、13は、前記電磁石12へ電流を送る電
源である。
に係る底部にノズル2bを形成し、前記底部中央に、ノ
ズル側と連通ずるフィルタに係る多層構造のフィルタ1
1が設けられている弾性体容器、3Aは、その内部に弾
性体容器2人を収納することができる、2つ割れのサポ
ート用外筒であって、このサポート用外筒3Aのノズル
挿入穴3aの周囲に、黒鉛リング16aと高周波加熱コ
イル16bとからなる加熱式の封止装置16が、またフ
ィルタ11の真空ポンプ側に係る流体回路挿入穴3bの
周囲に、電磁石12がそれぞれ配設されている。17は
、前記加熱式の封止装置16へ高周波電流を供給する高
周波発振装置、13は、前記電磁石12へ電流を送る電
源である。
14は、前記サポート用外筒3Aの流体回路挿入穴3b
に、前記ノズル2bのフランジ部を抱え込むようにして
挿入された、2つ割れの流体回路、15は、弾性体容器
2人内の空気を、前記フィルタ11.ノズル2b、“流
体回路14を通して排出することができる真空ポンプで
あり、この真空ポンプ15は、前記流体回路14と一体
になって上下方向へ移動可能である。20は、弾性体容
器2人のノズル2bの7ラン2部と、流体回路14の端
面との間に介挿されているシールリング、21は、サポ
ート用外筒3Aの側面に近接して配置された超音波振動
用ヘッドである。
に、前記ノズル2bのフランジ部を抱え込むようにして
挿入された、2つ割れの流体回路、15は、弾性体容器
2人内の空気を、前記フィルタ11.ノズル2b、“流
体回路14を通して排出することができる真空ポンプで
あり、この真空ポンプ15は、前記流体回路14と一体
になって上下方向へ移動可能である。20は、弾性体容
器2人のノズル2bの7ラン2部と、流体回路14の端
面との間に介挿されているシールリング、21は、サポ
ート用外筒3Aの側面に近接して配置された超音波振動
用ヘッドである。
このように構成した粉末充填装置によって、粉末を充填
する方法を説明する。
する方法を説明する。
まず、サポート用外筒3Aを開いて、その中に弾性体容
器2Aをセツティングし、シールリング20を介在させ
て流体回路14を装着する。電源13をONにする。
器2Aをセツティングし、シールリング20を介在させ
て流体回路14を装着する。電源13をONにする。
次に、粉末4が供給器1を通して弾性体容器2人内へ供
給口に係る上部開口から供給される。
給口に係る上部開口から供給される。
供給された粉末4の少量はフィルタ11を通過するが、
電磁石12によって完全に吸着され、流体回路14側へ
運ばれることはない。弾性体容器2人内への粉末4の供
給が終了すると、ノール装置(図示せず)によって弾性
体容器2人の前記上部開口に栓(図示せず)が装着され
て封止される。
電磁石12によって完全に吸着され、流体回路14側へ
運ばれることはない。弾性体容器2人内への粉末4の供
給が終了すると、ノール装置(図示せず)によって弾性
体容器2人の前記上部開口に栓(図示せず)が装着され
て封止される。
続いて真空ポンプ15が、駆動すると同時に、超音波振
動用ヘッド21が作動して、粉末4に振動を与え、充填
度を高めながら、弾性体容器2人内に残存している空気
がフィルタ11.流体回路14を経て排出される。弾性
体容器2人内の真空度が所定値に達すると、真空ポンプ
15.超音波振動用ヘッド21.電源13の作動が停止
し、高周波発生装置17が作動して、加熱コイル16b
を介して黒鉛リング16aが加熱され、この熱によって
弾性体拝器2八〇ノズル2bが加熱されて溶は始める。
動用ヘッド21が作動して、粉末4に振動を与え、充填
度を高めながら、弾性体容器2人内に残存している空気
がフィルタ11.流体回路14を経て排出される。弾性
体容器2人内の真空度が所定値に達すると、真空ポンプ
15.超音波振動用ヘッド21.電源13の作動が停止
し、高周波発生装置17が作動して、加熱コイル16b
を介して黒鉛リング16aが加熱され、この熱によって
弾性体拝器2八〇ノズル2bが加熱されて溶は始める。
続いて流体回路14が、真空ポンプ15とともに下方へ
移動して、前記ノズル2bに矢印方向の力が加えられる
と、ノズル2 bが引伸ばされ縮径して、弾性体容器2
人が封止され、粉末4の充填が完了する。
移動して、前記ノズル2bに矢印方向の力が加えられる
と、ノズル2 bが引伸ばされ縮径して、弾性体容器2
人が封止され、粉末4の充填が完了する。
このようにして粉末4を充填した弾性体容器2Aは、従
来と同様にして、第2図に係る静水圧成形装置によって
静水圧を負荷され、圧粉成形される。
来と同様にして、第2図に係る静水圧成形装置によって
静水圧を負荷され、圧粉成形される。
具体例を説明する。
天然ゴム・ラテックス製の弾性体容器2Aを、第4図で
説明した如くセツティングし、前記弾性体容器2人内へ
、供給器1を通して、平均粒径40μmのアトマイズ鉄
粉4を供給し、真空度10””Torrで封止した。
説明した如くセツティングし、前記弾性体容器2人内へ
、供給器1を通して、平均粒径40μmのアトマイズ鉄
粉4を供給し、真空度10””Torrで封止した。
次に、前記鉄粉を充填した弾性体容器2人を、第2図の
静水圧成形装置内にセツティングし、前詰鉄粉に静水圧
を負荷することにより圧粉成形し、これを焼結して焼結
体(10喘φ×長さ180mm)を製作した。
静水圧成形装置内にセツティングし、前詰鉄粉に静水圧
を負荷することにより圧粉成形し、これを焼結して焼結
体(10喘φ×長さ180mm)を製作した。
この焼結体の密度ρと真空度ρTとの比、すなわち密度
比ρ/ρTは、前記静水圧に対して、第6図に示すよう
な関係になった。
比ρ/ρTは、前記静水圧に対して、第6図に示すよう
な関係になった。
第6図は、静水圧による圧粉成形における静水圧と、焼
結体の密度比との関係の一例を示す静7J(圧−密度比
線図である。
結体の密度比との関係の一例を示す静7J(圧−密度比
線図である。
この第6図において、横軸には静水圧pを、縦軸には密
度比ρ/ρTをそれぞれ目盛ってあり、18は、本実施
例の粉末充填法で充填した場合の密度比を、19は、従
来の粉末充填法で充填した場合の密度比を、それぞれ示
す。たとえば、静水圧p=3000に2f/cm2の場
合、本実施例の密度比0.97に対して従来の密度hr
o、 s sであって、従来に比べて焼結体の密度比
が約10%向上したことがわかる。また、圧粉成形体に
、残存する空気がないため、圧粉成形後に割れを生ずる
ことはなく、その歩留りはほぼ100%であった。
度比ρ/ρTをそれぞれ目盛ってあり、18は、本実施
例の粉末充填法で充填した場合の密度比を、19は、従
来の粉末充填法で充填した場合の密度比を、それぞれ示
す。たとえば、静水圧p=3000に2f/cm2の場
合、本実施例の密度比0.97に対して従来の密度hr
o、 s sであって、従来に比べて焼結体の密度比
が約10%向上したことがわかる。また、圧粉成形体に
、残存する空気がないため、圧粉成形後に割れを生ずる
ことはなく、その歩留りはほぼ100%であった。
以上説明した実施例によれば、圧粉成形体の高密度化が
可能となシ、シたがって焼結体の高密度猿 化がはかれ、焼結体の高密度(特に、耐衝撃性の向上)
を達成することができる。また、圧粉成形:ソの割れを
抑止できるので、圧粉成形体の歩留り・はぼ100%に
改善されるという効果もある。
可能となシ、シたがって焼結体の高密度猿 化がはかれ、焼結体の高密度(特に、耐衝撃性の向上)
を達成することができる。また、圧粉成形:ソの割れを
抑止できるので、圧粉成形体の歩留り・はぼ100%に
改善されるという効果もある。
なお、本実施例においては、フィルタ11の真空ポンダ
15側に電磁石12を配設し、フィルタ11、電磁石1
2からなるフィルタ群によって、排出空気中へ粉末4が
混入するのを完全に防止するようにしたが、電磁石12
はなくても実用上差支えないものである。
15側に電磁石12を配設し、フィルタ11、電磁石1
2からなるフィルタ群によって、排出空気中へ粉末4が
混入するのを完全に防止するようにしたが、電磁石12
はなくても実用上差支えないものである。
まだ、本実施例においては、弾性体容器2人か“ら空気
の排出中に、超音波振動用ヘッド21によってサポート
用外筒3Aに超音波を負荷することにより、粉末4の充
填度の向上、空気の排出促進を行なうようにしだが、超
音波を負荷しなくても実用上差支えないものである。
の排出中に、超音波振動用ヘッド21によってサポート
用外筒3Aに超音波を負荷することにより、粉末4の充
填度の向上、空気の排出促進を行なうようにしだが、超
音波を負荷しなくても実用上差支えないものである。
さらに、本実施例においては、ノズル2bを、弾性体容
器2人の底部に形成するようにしたが、その形成位置は
底部に限らず、たとえば側面に形成するようにしてもよ
い。
器2人の底部に形成するようにしたが、その形成位置は
底部に限らず、たとえば側面に形成するようにしてもよ
い。
以上詳細に説明したように本発明によれば、圧粉成形体
の高密度化および割れ発生の防止を可能とする、静水圧
を利用した粉末成形における、粉末充填方法およびその
実施に直接使用される粉末充填装置を提供することがで
きる。
の高密度化および割れ発生の防止を可能とする、静水圧
を利用した粉末成形における、粉末充填方法およびその
実施に直接使用される粉末充填装置を提供することがで
きる。
第1図は、従来の粉末充填法を説明するための略示断面
図、第2図は、静水圧による圧粉成形の実施に供せられ
る静水圧成形装置の一例を示す略示断面図、第3図は、
第1図に係る従来の粉末充填法で充填した粉末に、静水
圧を負荷している状態を示す模式図、第4図は、本発明
の一実施例に係る粉末充填法の実施に供せられる粉末充
填装置の一例を示す略示断面図、第5図は、第4図にお
けるサポート用外筒の底部近傍の詳細を示す拡大断面図
、第6図は、静水圧による圧粉成形における静水圧と、
焼結体の密度比との関係の一例を示す静水圧゛−密度比
線図である。 2人・・・弾性体容器、2b・・・ノズル、3A・・・
ザボート用外筒、4・・・粉末、6・・・静水圧、11
・・・フィルタ、12・・・電磁石、15・・・真空ポ
ンプ、16・・・封止装置、21・・・超音波振動用ヘ
ッド。 代理人 弁理士 福田幸作 (ほか1名) 第 l 国 第 2 口 第 4 目
図、第2図は、静水圧による圧粉成形の実施に供せられ
る静水圧成形装置の一例を示す略示断面図、第3図は、
第1図に係る従来の粉末充填法で充填した粉末に、静水
圧を負荷している状態を示す模式図、第4図は、本発明
の一実施例に係る粉末充填法の実施に供せられる粉末充
填装置の一例を示す略示断面図、第5図は、第4図にお
けるサポート用外筒の底部近傍の詳細を示す拡大断面図
、第6図は、静水圧による圧粉成形における静水圧と、
焼結体の密度比との関係の一例を示す静水圧゛−密度比
線図である。 2人・・・弾性体容器、2b・・・ノズル、3A・・・
ザボート用外筒、4・・・粉末、6・・・静水圧、11
・・・フィルタ、12・・・電磁石、15・・・真空ポ
ンプ、16・・・封止装置、21・・・超音波振動用ヘ
ッド。 代理人 弁理士 福田幸作 (ほか1名) 第 l 国 第 2 口 第 4 目
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、金属の粉末を弾性体容器内へ充填し、この粉末に前
記弾性体容器を介して静水圧を負荷して圧粉成形体を成
形する、静水圧を利用した粉末成形における前記粉末の
充填法において、その一部にノズルを形成し、前記個所
にノズル側と連通ずるフィルタを設けた、上部に供給口
を有する弾性体容器を、前記ノズルの外周に位置するよ
うに配設された加熱式の封止装置を具備したザポート用
外筒内へセツティングし、前記弾性体容器内へ前記供給
口から金属の粉末を供給してその供給口を封止したのち
、前記フィルタ、ノズルを通して前記弾性体容器内の前
記粉末粒子間に存在する空気を排出し、その容器内の真
空度が所定値に達したとき、前記封止装置によって前記
ノズルを封止するようにしたことを特徴とする粉末充填
法。 2、 金属の粉末を弾性体容器内へ充填し、この粉末に
前記弾性体容器を介して静水圧を負荷して圧粉成形体を
成形する、静水圧を利用した粉末成形に使用される粉末
充填装置において、少なくとも、その一部にノズルを形
成し、前記個所にノズル側と連通ずるフィルタを設けた
、上部に供給口を有する弾性体容器と、前記ノズルの外
周に位置するように配設された刃口熱式の封止装置を具
備し、前空気を排出する真空ポンプとを具備したことを
特徴とする粉末充填装置。 3、 フィルタの真空ポンプ側に、電磁石を配設したも
のである特許請求の範囲第2項記載の粉末充填装置。 4、サポート用外筒の側面に、超音波振動用ヘッドを設
けたものである特許請求の範囲第2項記載の粉末充填装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21392882A JPS59107004A (ja) | 1982-12-08 | 1982-12-08 | 粉末充填法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21392882A JPS59107004A (ja) | 1982-12-08 | 1982-12-08 | 粉末充填法および装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59107004A true JPS59107004A (ja) | 1984-06-21 |
Family
ID=16647358
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21392882A Pending JPS59107004A (ja) | 1982-12-08 | 1982-12-08 | 粉末充填法および装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59107004A (ja) |
-
1982
- 1982-12-08 JP JP21392882A patent/JPS59107004A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
DE2200066C3 (de) | Verfahren zum pulvermetallurgischen Herstellen von Metallgegenständen unter Verwendung eines sekundären Druckmittels | |
US4726415A (en) | Apparatus for producing compound material | |
EP0999039A2 (en) | Powder pressing apparatus and powder pressing method | |
GB0119652D0 (en) | Surgical implant | |
US5725816A (en) | Packing method | |
JPS59107004A (ja) | 粉末充填法および装置 | |
JPH09169301A (ja) | 被充填物の充填方法 | |
JPS5837361B2 (ja) | 真空粉末成形法 | |
JPS5867804A (ja) | 耐摩耗性被覆の形成方法及びそれに用いる装置 | |
JP3091403B2 (ja) | 乾式静水圧加圧成形装置及び乾式静水圧加圧成形方法 | |
RU2802842C2 (ru) | Способ заполнения капсул гранулами порошка | |
JPH02151398A (ja) | 粉体成型方法 | |
RU2002578C1 (ru) | Способ заполнени капсул гранулированными порошками труднодеформируемых сплавов | |
JPH10180492A (ja) | 粉末充填方法及び粉末充填装置 | |
JPH06116606A (ja) | 磁界発生装置付き等方静水圧成形機 | |
JP3197472B2 (ja) | 乾式静水圧加圧成形装置及び乾式静水圧加圧成形方法 | |
CN214065728U (zh) | 一种用于粉末烧结的振动填充夹具 | |
JP2765015B2 (ja) | 焼結用圧粉体の成形装置 | |
JPH09122993A (ja) | 乾式静水圧加圧成形装置及び乾式静水圧加圧成形方法 | |
JPS6471137A (en) | Tablet for sealing semiconductor with resin and method of sealing semiconductor resin using said tablet | |
JPS61270121A (ja) | 成形方法および装置 | |
JPS62122902A (ja) | 粉体の圧密充填方法および装置 | |
JPS6157359B2 (ja) | ||
JP2691163B2 (ja) | Hip処理用カプセルへの粉末の真空充填方法及び装置 | |
JPS59197503A (ja) | 横方向に貫通孔を有する圧粉成形体の成形方法 |