JPS591067Y2 - 気圧補正装置を備えた内燃機関用調速機 - Google Patents
気圧補正装置を備えた内燃機関用調速機Info
- Publication number
- JPS591067Y2 JPS591067Y2 JP5718279U JP5718279U JPS591067Y2 JP S591067 Y2 JPS591067 Y2 JP S591067Y2 JP 5718279 U JP5718279 U JP 5718279U JP 5718279 U JP5718279 U JP 5718279U JP S591067 Y2 JPS591067 Y2 JP S591067Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lever
- internal combustion
- supercharging
- air pressure
- correction device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- High-Pressure Fuel Injection Pump Control (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
一般のディーゼル機関を平地仕様の燃料設定のま・高地
で運転すると空気が希薄なため燃料が過剰となり、出力
の低下、燃費の悪化と共にスモークの発生を来たす。
で運転すると空気が希薄なため燃料が過剰となり、出力
の低下、燃費の悪化と共にスモークの発生を来たす。
機関が過給機付のものにあっては出力の低下が著しい。
このため、従来は燃料制御のための調速機の最大燃料の
設定値を下げたが、これは最高出力の低下を衆議なくさ
れた。
設定値を下げたが、これは最高出力の低下を衆議なくさ
れた。
又別の方法として燃料噴射ポンプの制御杆にベローズ等
の気圧補正装置を取付は自動補正するものも提案された
が、燃料制御杆の移動限界位置を決める構成であるため
、機関の始動の際の燃料過給等、限界位置を越えた移動
が不可能であった。
の気圧補正装置を取付は自動補正するものも提案された
が、燃料制御杆の移動限界位置を決める構成であるため
、機関の始動の際の燃料過給等、限界位置を越えた移動
が不可能であった。
一方ベローズを使った自動補正機構においては、実公昭
５２−４８９８３号公報に示されるように機構上ベロー
ズを調速機等の機械的振動のある場所に設置するため、
通常金属製のベローズの折れ曲り部の破損が著しいもの
であった。
５２−４８９８３号公報に示されるように機構上ベロー
ズを調速機等の機械的振動のある場所に設置するため、
通常金属製のベローズの折れ曲り部の破損が著しいもの
であった。
従って本考案ではこれらの欠点を考慮し、調速機の中の
補正要素を構成する機構、例えば過給機付機関のための
、燃料過給レバーを追加的に、気圧に応じて操作するよ
うにし、この操作は、車輌の運転席等振動の少い場所に
設けた気圧検出器の出力で電気的又は油圧的に行う。
補正要素を構成する機構、例えば過給機付機関のための
、燃料過給レバーを追加的に、気圧に応じて操作するよ
うにし、この操作は、車輌の運転席等振動の少い場所に
設けた気圧検出器の出力で電気的又は油圧的に行う。
或いは運転席に設置した気圧計を運転者が感知して前記
操作を行ってもよい。
操作を行ってもよい。
以下図面に従い本考案の実施例を説明する。
図において、燃料噴射ポンプのカム軸１に調速機のフラ
イウェイ１〜２が結合され、フライウェイトの拡開運動
に連動する連動杆３が設けられ、該連動杆は、アイドル
スプリング４を介して、最高回転制御のための取付荷重
が与えられたガバナスプリング５にて引張られたテンシ
ョンレバー６に当接し、押圧している。
イウェイ１〜２が結合され、フライウェイトの拡開運動
に連動する連動杆３が設けられ、該連動杆は、アイドル
スプリング４を介して、最高回転制御のための取付荷重
が与えられたガバナスプリング５にて引張られたテンシ
ョンレバー６に当接し、押圧している。
又連動杆３にはガイドレバー７が揺動可能に結合されガ
イドレバー７には、中間支点が結合されたサポーテイン
ダレパー８が設けられ、その一端にコン１〜ロールレバ
ー９、他端にフローティングレバー１０をその中間支点
１０ ａとして結合している。
イドレバー７には、中間支点が結合されたサポーテイン
ダレパー８が設けられ、その一端にコン１〜ロールレバ
ー９、他端にフローティングレバー１０をその中間支点
１０ ａとして結合している。
フローティングレバーの一端は燃料噴射ポンプのコント
ロールラック１１、他端をリンク１２、中間支点１３
ａを有する過給レバー１３を介して過給圧アクチュエー
ター１４に連結されている。
ロールラック１１、他端をリンク１２、中間支点１３
ａを有する過給レバー１３を介して過給圧アクチュエー
ター１４に連結されている。
次に本考案により新らたに加えられる構成として、前記
中間支点１３ ａに、本体に中間支点を持つ補正レバー
１５の一端を結合し浮動支点とし、他端はソレノイド１
６に結合されている。
中間支点１３ ａに、本体に中間支点を持つ補正レバー
１５の一端を結合し浮動支点とし、他端はソレノイド１
６に結合されている。
ソレノイド１６の通電回路は運転席部迄延長され、ブツ
シュロッドを介してベローズ１８に連結されたスイッチ
１７に結線される。
シュロッドを介してベローズ１８に連結されたスイッチ
１７に結線される。
以上の構成による作用は次のように行われる。
回転上昇に際し調速作用は、ガバナスプリング５に対し
、フライウェイト２の拡開による連動杆３の動きが、ガ
イドレバー７、サポーテイングレバー８、フローティン
グレバー１０を介してコントロールラック１１を燃料減
少方向に移動させる、回転降下に際しては反対の作用が
行われる。
、フライウェイト２の拡開による連動杆３の動きが、ガ
イドレバー７、サポーテイングレバー８、フローティン
グレバー１０を介してコントロールラック１１を燃料減
少方向に移動させる、回転降下に際しては反対の作用が
行われる。
出力の設定はコントロールレバー９によりサーボティン
ダレパー８、フローティングレバー１０を介してコント
ロールラック１１を操作する。
ダレパー８、フローティングレバー１０を介してコント
ロールラック１１を操作する。
一方高回転時で過給アクチェーター１４に過給圧が作用
するとレバー１３、リンク１２フローテインダレパー１
０を介してコントロールラック１１を燃料増方向に移動
させる。
するとレバー１３、リンク１２フローテインダレパー１
０を介してコントロールラック１１を燃料増方向に移動
させる。
以上の一般的調速作用及び過給作用に加えて、高地に於
ける運転で、気圧降下状態ではベローズ１８が膨張し、
スイッチ１７をＯＮとするため、ソレノイド１６は通電
励磁され、レバー１３の中間支点１３ ａを図で右方に
変位させ、レバー１３を過給アクチェーター側支点回り
に反時計回動させ、リンク１２を介してフローティング
レバー１０を、中間支点１０ ａ回りに反時計回動させ
燃料増量する気圧上昇に対しては反対の作用を行う。
ける運転で、気圧降下状態ではベローズ１８が膨張し、
スイッチ１７をＯＮとするため、ソレノイド１６は通電
励磁され、レバー１３の中間支点１３ ａを図で右方に
変位させ、レバー１３を過給アクチェーター側支点回り
に反時計回動させ、リンク１２を介してフローティング
レバー１０を、中間支点１０ ａ回りに反時計回動させ
燃料増量する気圧上昇に対しては反対の作用を行う。
従ってこの場合はソレノイドによる２位置動作として燃
料補正が行われる。
料補正が行われる。
運転席に設けた気圧計を感知して大傷的に操作する場合
は、前記補正レバー１５にワイヤーを連結し、運転席迄
導き、ノブ等で操作すれば無段階に操作することが出来
る。
は、前記補正レバー１５にワイヤーを連結し、運転席迄
導き、ノブ等で操作すれば無段階に操作することが出来
る。
以上のように本考案では繊細な機構である気圧感知装置
を振動源から分離して配置したので標高差、又走行条件
の悪い苛酷な運転条件を強いられる建設機械等において
も安定した性能を得ることが出来る。
を振動源から分離して配置したので標高差、又走行条件
の悪い苛酷な運転条件を強いられる建設機械等において
も安定した性能を得ることが出来る。
図は本考案の気圧補正装置を備えた内燃機関用調速機の
構成図である。 ２：フライウエイ１−１３：連動杆、５ニガバナースプ
リング、６：テンションレバー ７：ガイドレバー、８
：サポーテイングレバー、９ ：コンｌ−ロールレバー
、１０：フローティングレバー、１１：コントロールラ
ック、１３ニレバー、１４：過給アクチュエーター、１
５：補正レバー、１６：ソレノイド、１７：スイッチ、
１８：ベローズ。
構成図である。 ２：フライウエイ１−１３：連動杆、５ニガバナースプ
リング、６：テンションレバー ７：ガイドレバー、８
：サポーテイングレバー、９ ：コンｌ−ロールレバー
、１０：フローティングレバー、１１：コントロールラ
ック、１３ニレバー、１４：過給アクチュエーター、１
５：補正レバー、１６：ソレノイド、１７：スイッチ、
１８：ベローズ。
Claims (1)
- 中間支点をフライウェイトの連動杆に結合し、一端を燃
料噴射ポンプのコントロールラックに結合したフローテ
ィングレバーの他端に、中間支点を有する過給レバーを
介して過給アクチェーターを連結した内燃機関用調速機
において、前記過給レバーの中間支点を浮動支点とする
レバー機構を設け、該レバー機構を気圧に応動して連輌
の運転席より操作することを特徴とする、気圧補正装置
を備えた内燃機関用調速機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5718279U JPS591067Y2 (ja) | 1979-04-27 | 1979-04-27 | 気圧補正装置を備えた内燃機関用調速機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5718279U JPS591067Y2 (ja) | 1979-04-27 | 1979-04-27 | 気圧補正装置を備えた内燃機関用調速機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55158234U JPS55158234U (ja) | 1980-11-13 |
| JPS591067Y2 true JPS591067Y2 (ja) | 1984-01-12 |
Family
ID=29291269
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5718279U Expired JPS591067Y2 (ja) | 1979-04-27 | 1979-04-27 | 気圧補正装置を備えた内燃機関用調速機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS591067Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012117502A (ja) * | 2010-12-03 | 2012-06-21 | Yanmar Co Ltd | 燃料噴射ポンプ |
-
1979
- 1979-04-27 JP JP5718279U patent/JPS591067Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012117502A (ja) * | 2010-12-03 | 2012-06-21 | Yanmar Co Ltd | 燃料噴射ポンプ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55158234U (ja) | 1980-11-13 |
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