JPS5910658Y2 - 走行エナメル線の接着検査装置 - Google Patents
走行エナメル線の接着検査装置Info
- Publication number
- JPS5910658Y2 JPS5910658Y2 JP1977169246U JP16924677U JPS5910658Y2 JP S5910658 Y2 JPS5910658 Y2 JP S5910658Y2 JP 1977169246 U JP1977169246 U JP 1977169246U JP 16924677 U JP16924677 U JP 16924677U JP S5910658 Y2 JPS5910658 Y2 JP S5910658Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- running
- light
- enamelled wire
- shaft
- inspection device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Processes Specially Adapted For Manufacturing Cables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
考案の技術分野
本考案は、エナメル線の製造装置に於で、走行エナメル
線が相互に接着したことを検出する走行エナメル線の検
査装置に関するものである。
線が相互に接着したことを検出する走行エナメル線の検
査装置に関するものである。
従来技術と問題点
一般にエナメル線の製造装置は、第1図に示すように、
0.04〜0.5mmの線材Wがサプライ装置イから供
給され、軟化処理装置口を経て複数のガイドローラハに
より案内されてワニス処理液槽二を通り、線材Wに被覆
されたワニスは焼付炉ホの中で゛焼付けられ、キャフ゜
スタンへにより引出されてガイドローラハにより再びワ
ニス処理液槽二を通って、焼付炉ホにより焼付けられ、
これを複数回繰り返すもので、ワニス処理液槽二と焼付
炉ホとの間には複数本の線材Wが並行して走行すること
になる。
0.04〜0.5mmの線材Wがサプライ装置イから供
給され、軟化処理装置口を経て複数のガイドローラハに
より案内されてワニス処理液槽二を通り、線材Wに被覆
されたワニスは焼付炉ホの中で゛焼付けられ、キャフ゜
スタンへにより引出されてガイドローラハにより再びワ
ニス処理液槽二を通って、焼付炉ホにより焼付けられ、
これを複数回繰り返すもので、ワニス処理液槽二と焼付
炉ホとの間には複数本の線材Wが並行して走行すること
になる。
そして複数回のワニス被覆と焼付けが行われた後、巻取
リールトにより巻取られるものである。
リールトにより巻取られるものである。
前述の製造装置に於て、巻取リールの取り替え作業によ
り線材Wにたるみが生じたり、又は焼付炉ホ内に於ける
加熱による伸び等が生じ、且つワニスの不完全な乾燥に
よって、並行して走行する相互の線間で接着する場合が
ある。
り線材Wにたるみが生じたり、又は焼付炉ホ内に於ける
加熱による伸び等が生じ、且つワニスの不完全な乾燥に
よって、並行して走行する相互の線間で接着する場合が
ある。
このような接着が生じると、接着したまま乾燥焼付され
たり、又は完全な接着状態とならないまでも、ワニス皮
膜の不良となるので、そのまま作業を継続すると、不良
品が製造されることになる。
たり、又は完全な接着状態とならないまでも、ワニス皮
膜の不良となるので、そのまま作業を継続すると、不良
品が製造されることになる。
このような接着を検出する為に、検査装置Aを焼付装置
ホの出口に設けることが提案されているが、従来の検査
装置は、接着部分で動作されるピンでリミットスイッチ
を動作させるものであり、0.04〜0.5mmのよう
な細い線材にワニスを被覆する場合には、リミットスイ
ッチを動作させる力の為に、線材が断線する欠点があっ
た。
ホの出口に設けることが提案されているが、従来の検査
装置は、接着部分で動作されるピンでリミットスイッチ
を動作させるものであり、0.04〜0.5mmのよう
な細い線材にワニスを被覆する場合には、リミットスイ
ッチを動作させる力の為に、線材が断線する欠点があっ
た。
考案の目的
本考案は、細い線材にワニスを被覆する場合に於ても、
相互に接着したことを線材を断線させることなく、容易
に検出することができるようにすることを目的とするも
のである。
相互に接着したことを線材を断線させることなく、容易
に検出することができるようにすることを目的とするも
のである。
以下実施例について詳細に説明する。
考案の実施例
第2図は本考案の実施例の平面図、第3図は主要部の拡
大説明図であり、焼付炉ホとキャプスタンへとの間に並
行して複数の線材Wが走行するもので、これらの線材W
の下方にその走行方向と直交して軸2を配置し、この軸
2にそれぞれ回動自在に回転子1を設ける。
大説明図であり、焼付炉ホとキャプスタンへとの間に並
行して複数の線材Wが走行するもので、これらの線材W
の下方にその走行方向と直交して軸2を配置し、この軸
2にそれぞれ回動自在に回転子1を設ける。
この回転子1は、並行に走行する線材W間に突出するピ
ン11と、このピン11を線材W間に突出させておく為
の重錘プレート12とを一体化したものである。
ン11と、このピン11を線材W間に突出させておく為
の重錘プレート12とを一体化したものである。
又発光部3と受光部3′とかなる光電装置を設け、常時
は発光部3から受光部3′へ光が入射され、受光部3′
から信号が出力されるものである。
は発光部3から受光部3′へ光が入射され、受光部3′
から信号が出力されるものである。
光電装置の発光部3はランプ等の種々の光源を用いるこ
とができ、又受光部3′は光電管等の種々の充電変換素
子を用いることができる。
とができ、又受光部3′は光電管等の種々の充電変換素
子を用いることができる。
即ちこのような充電装置は、公知の種々の構戊を採用す
ることができるものである。
ることができるものである。
焼付炉ホから2本の線材Wが接着して出たとすると、そ
の線材W間に突出しているピン11が接着部分により第
3図の鎖線で示す11′の位置に回動するので、重錘プ
レート12も鎖線で示す12′の位置に回動する。
の線材W間に突出しているピン11が接着部分により第
3図の鎖線で示す11′の位置に回動するので、重錘プ
レート12も鎖線で示す12′の位置に回動する。
この回動位置は光電装置の光通路となっているので、発
光部3からの光は遮断され、受光部3′に光が入射され
ないことになる。
光部3からの光は遮断され、受光部3′に光が入射され
ないことになる。
従って受光部3′からの信号が出力されないので、図示
しない警報装置により接着が発生したことの警報を出力
し、作業者に報知することができる。
しない警報装置により接着が発生したことの警報を出力
し、作業者に報知することができる。
考案の効果
以上説明したように、本考案は、焼付炉ホの出日付近に
、並行して走行する複数の線の下方に該線と直向する方
向に設けた軸2と、該軸2にそれぞれ回動自在に枢着し
且つ前記複数の線の間に突出するピン11と該ピン11
と一体の重錘プレート12とかなる回転子1と、前記重
錘プレート12が移動したときにその重錘プレート12
により光が遮断される位置に設けた発光部と受光部とが
らなる光電装置を有するものであり、走行する線材が相
互に接着したときは、その接着部分に対応する1個の回
転子1のみが回動するので、慣性が極めて小さく、光電
装置の受光部への入射光を遮断することにより、接着の
検出ができるので、高速検出が可能となる。
、並行して走行する複数の線の下方に該線と直向する方
向に設けた軸2と、該軸2にそれぞれ回動自在に枢着し
且つ前記複数の線の間に突出するピン11と該ピン11
と一体の重錘プレート12とかなる回転子1と、前記重
錘プレート12が移動したときにその重錘プレート12
により光が遮断される位置に設けた発光部と受光部とが
らなる光電装置を有するものであり、走行する線材が相
互に接着したときは、その接着部分に対応する1個の回
転子1のみが回動するので、慣性が極めて小さく、光電
装置の受光部への入射光を遮断することにより、接着の
検出ができるので、高速検出が可能となる。
又回転子の回動を行わせる力は僅かで済むので、細い線
材に対しても断線を生じさせることなく、接着を検出す
ることができる利点がある。
材に対しても断線を生じさせることなく、接着を検出す
ることができる利点がある。
又光電装置は各回転子1に対して共通的に設けられてい
るので、各回転子1毎に設ける場合に比較して経済的で
ある利点がある。
るので、各回転子1毎に設ける場合に比較して経済的で
ある利点がある。
第1図はエナメル線の製造装置の説明図、第2図は本考
案の実施例の平面図、第3図は主要部の拡大説明図であ
る。 Wは線材、1は回転子、2は軸、3は発光部、3′は受
光部、11はピン、12は重錘プレート、ホは焼付炉、
へはキャプスタンである。
案の実施例の平面図、第3図は主要部の拡大説明図であ
る。 Wは線材、1は回転子、2は軸、3は発光部、3′は受
光部、11はピン、12は重錘プレート、ホは焼付炉、
へはキャプスタンである。
Claims (1)
- エナメル線の製造装置に於て、焼付炉の出口伺近に、並
行して走行する複数の線の下方に該線と直交する方向に
設けた軸2と、該軸2にそれぞれ回動自在に枢着し前記
複数の線の間に突出するビン11と該ピン11と一体の
重錘プレート12とからなる回転子1と、前記重錘プレ
ート12が移動したときに該重錘プレート12により光
が遮断される位置に設けた発光部と受光部とからなる光
電装置とを備えたことを特徴とする走行エナメル線の接
着検査装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977169246U JPS5910658Y2 (ja) | 1977-12-16 | 1977-12-16 | 走行エナメル線の接着検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977169246U JPS5910658Y2 (ja) | 1977-12-16 | 1977-12-16 | 走行エナメル線の接着検査装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5493788U JPS5493788U (ja) | 1979-07-03 |
JPS5910658Y2 true JPS5910658Y2 (ja) | 1984-04-03 |
Family
ID=29171140
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1977169246U Expired JPS5910658Y2 (ja) | 1977-12-16 | 1977-12-16 | 走行エナメル線の接着検査装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5910658Y2 (ja) |
-
1977
- 1977-12-16 JP JP1977169246U patent/JPS5910658Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5493788U (ja) | 1979-07-03 |
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