JPS59106526A - 紡績糸の製造方法及びその装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 この発明はドラフト装置によって連続的に排出される短
繊維束から二重撚糸機構を利用して精紡糸を製造する紡
績糸の製造方法及びその装置に関するものである。

従来技術 短繊維をひきそろえて加熱し、紡績糸を生産する方法と
してオープンエンド紡績法とリング紡績法とが広く用い
られているがそれぞれ一長一短がある。すなわち、前者
のオープンエンド紡績法は紡出速度が速く、紡出糸を大
きなパンケージに巻きあげることができるので生゛産性
及び操業性は良いが、糸強力がリング紡績糸よりも弱く
比較的太い糸にしか使用できないという問題点がある。

又、後者のリング紡績法は可紡査手の範囲が広く良質の
糸が得られるが、生産性が低い点、及び巻きあげパッケ
ージが小さいため玉揚げ回数が多くかつワインダニ程を
必要とする点で問題がある。

リング紡績糸を高生産で大きなパンケージに巻きあげる
ためには、リング径を大きくしパンケージを高速で回転
させる必要がある。ところが、リング径を大きくすると
トラベラの走行速度が速くなり、リングとトラベラとの
摩擦熱によってトラベラが高温になり、糸が変質したり
糸切れが増加するだけでなくトラベラ自身の劣化が起こ
る。又、大きなパンケージを高速度で回転させると空気
抵抗も大きくエネルギー消費が激増するという新たな問
題が派生する。

本発明は二重撚糸機構の原理に着眼し、その高い加熱効
果に加えて、さらに仮撚により繊維の絡合性を増し、ド
ラフト装置より排出の短繊維束を糸に仕上げるようにし
たもので、さらに詳しくは、ドラフト装置より排出の短
繊維束に実撚と該実撚と同方向の加熱方向をもつ仮撚と
を加え、繊維束の進行方向を折り返し方向に曲せしめ、
その付近にて前記仮撚を解撚し、その後前記実撚の数と
実質的に同数の実撚を付加するようにしたものであり、
これによりエネルギー消費の小さな機構で紡績糸を大き
なパンケージに高速度で巻きあげることができる新規な
紡績糸の製造方法及びその装置を提供することにある。

第一実施例 以下この発明を具体化した第一実施例を第１〜３図に従
って説明する。ケンス１から供給されるスライバ２を引
きそろえて細化するドラフト装置３の上方には、中空シ
ャフト４が機台（図示しない）に固定された軸受５を介
して垂直状態にかつ回転自在に支持されており、該中空
シャフト４の下端部にはベルト６Ｖｃより駆動されるグ
ーリフが、中空シャフト４の上部Ｖ′ｃｆ′ｉディスク
８が、それぞれ中空シャフト４と一体回転可能に固着さ
れている。中空シャフト４の導通孔’４　ａはその出口
部が前記ディスク８の下方において中空シャフト４の側
面に開口されている。中空シャフト４の上部、前記ディ
スク８の上方ＶｃＩＩ′ｉ支持体としてのポンド９が軸
受１ｏを介して中空シャフト４と相対回転自在に支承さ
れており、該ポンド９はその内側面に固定された磁石１
１と、機台に固定された磁石１２とにより中空シャフト
４が回転した場合にもそれに追随して回転することなく
常に静止状態に保持されるようになっている。

ポンド９の内部に突出した前記中空シャフト４の上端部
には、ヒステリシスフランチ、電磁パウダクランチ等励
磁電流の調整にょ９中空シヤフト４の回転を適当なトル
クをもってその出方軸１３ａの回転として取り出すこと
ができるクラッチ１３が装備され、出力軸１３ａにはギ
ヤか固着されている。ポンド９の底壁Ｖｃは支軸１５が
立設され、該支軸１５ＶＣはトラバース用のカム１ｌ１
１６ａが形成された巻取装置としてのスプリントドラム
１６が軸受１γを介して回転自在に支承されている。

スプリントドラム１６の下端には前記ギヤ１４と噛合す
るギヤ１８が嵌着され、中空シャフト４の回転がクラッ
チ１３及びギヤ１４．ｉ９を介してスプリントドラム１
６に伝達されるようになっている。

又〜ポンド９内には前記ギヤ１４の上方における水平面
内を揺動可能な回動アーム１９が配設されており、基端
において支柱２ｏに回動可能に支承された該回動アーム
１９の先端には、紡績された糸ＹをパンケージＰＫ″巻
き取るボビン２１を支持するボビン支持シャフト２２が
回転自在に支承する方向に回動付勢されている。。

前記スプリントドラム１６の支軸１５の上端には、前記
中空ンヤフト４と同軸上に配置される中空ガイド２３を
支持する支持アーム２４が取付けられており、該支持ア
ーム２４は玉揚げ時に中空ガイド２３を退避位置に配置
させ得るため、支軸１５に対して回動可能に取付けられ
ている。中空ガイド２３は紡績されつつある繊維束Ｙａ
のころ２３ａが刻設されている。又、ポンド９の側壁内
面にはヤーンガイドとしてのコロ２５が設けられており
、該コロ２５はトラバースによる糸張力の。

変動をできる限り吸収するように、スプリットドラム１
６とパッケージＰとの接触位置から離れた位置に配設す
ることが好ましい。

次に前記のように構成された紡績装置の作用を説明する
。さて、機台が起動されるとベルト６及びプーリ７を介
して中空シャフト４がディスク８と一体的に高速回転さ
れるとともに、ドラフト装置３により細化された繊維束
がフロントローラ３ａから中空シャフト４の導通孔４ａ
に連続的に供給され、ディスクＢの外縁に沿ってボット
９の外周をバルーンしながら進行する。ポンド９の上方
に配置された中空ガイド２３に至った繊維束は中空ガイ
ド２３で繊維束の進行方向を折り返し方向に屈曲せられ
、ポンド９の内部に誘導され、ヤーンガイドとしてのコ
ロ２５を経てスプリントドラム１６に至つカム溝１６ａ
の作用により綾振りしながらボビン支持シャフト２２に
支持されたボビン２１上にパンケージＰとして巻きあけ
られる。

ディスク８の回転により紡績されつつある繊維束Ｙａに
は、フロントローラ３ａから中空ガイド２３に至る間で
、／Ｖ（ω：ディスク８の回転数。

■＝繊維束の進行速度）の撚がかかり、次いで繊維束の
進行方向が屈曲せられる中空ガイド２３がらコロ２５（
または巻取り点）に至るＩ％１１ｆ％今ノ撚がかかり、
結局ディスク８０１回転毎に糸Ｙには２回り撚が残留す
る。すなわち、フロントローラ３ａから中空ガイド２３
に至る間の繊維束には最終的に加熱される撚数の４が加
えられるにすぎない。従ってディスク８の回転による撚
だけでは前記繊維束の収束性が悪く糸強力も低いため、
中空シャフト４の回転によるバルーニングの作用により
繊維束に加わる張力に耐えることができず糸切れが生じ
、紡績が不能となる。しかしこの装置においては中空ガ
イド２３の内面に細い溝２３ａが形成されているので、
繊維束Ｙａと中空ガイド２３との摩擦が非常に犬きく、
シかもバルーニングによる遠心力のため繊維束Ｙａは中
空ガイド２３の内面に強く圧接されるので、繊維束Ｙａ
は中空ガイド２３の内面に沿ってころがりながら第３図
の矢印入方向に公転する。繊維束Ｙａがころがり自転す
ることにより、フロントローラから中空ガイドに至る間
の繊維束Ｙａには、ディスク８の回転によって付与され
る実撚と、該実撚と同方向の加熱方向をもつ仮撚とが付
与され、繊維束Ｙａの絡合性及び糸強力が向上し激しい
バルーニングにも耐えて糸切れが生じない。中空ガイド
２３を通過後は仮撚が解撚され、前記実撚の数と同数の
実撚が付与され、完全な実撚糸が形成されるものである
。

パンケージＰは常にスプリントドラム１６に圧接され、
その接触圧力によづてスプリントドラム１６と等表面速
度で回動して糸Ｙを巻き上げる。

パンケージＰの巻きあげ形状を良好とするためにはパッ
ケージＰのスプリントドラム１６に対する接圧力はパン
ケージＰの径の増大と共に逐次減少させることが好まし
く、パンケージ径の増大と対応する回動アーム１９の移
動量と連繋して接圧力を漸減させる接圧機構を設けても
よ１い。スプリントドラム１６の表面速度は中空シャフ
ト４の回転からクラッチ１３を介して巻取り糸張力を一
定レベルに保つように決定される。糸張力の検出はフロ
ントローラ３ａから巻取り点までの間の糸通路上の任意
の点、例えばコロ２５の位置ｔて設けられた張力検出装
置により行われる。種々の設定条件、例えば原料、紡出
番手、撚数などの条件変更ないし同一条件下における繊
維束の太さ斑、トラバースモーションによる糸径路長の
変化などの定常的。

非定状的な変化に対して惹起される張力変化を検出し、
これを吸収するようクラッチ１３の励磁電流が変化され
る。

なお、口付けないし糸継ぎのときはすでに撚のかかった
糸をパンケージＰから巻き戻し、コロ２−５．中空ガイ
ド２３を経て中空シャフト４の導通孔４ａＫ出口部側か
ら通してフロントローラ３ａまで導きフロントローラ３
ａから排出されてくる繊維束と撚り合わせるとよい。又
、中空ガイド２３の溝２３ａで仮撚を加えるようにした
図示例に代えて、中空ガイド２３とコロ２５との間に仮
撚カニ実施例 次にこの発明のカニ実施例を第４〜７図に従って説明す
る。この実施例の装置は基本的構成は前記実施例の装置
と同じであるが、フロントローラ３ａと中空シャフト４
との間に加熱方向が中空シャフト４の回転によシ加えら
れる実撚と同方向の仮撚を付与する仮撚機構２６を設け
た点と、中空カイト２３がディスク８の回転方向と反力
方向に横棚回転するように構成した点とが前記実施例の
装置と大きく異なっている。

仮撚機構２６は甲菟シャフト４の導通孔４ａの人口内面
を扁順擦構造に形成するとともに、ドラフト装置３から
供給される繊維束を前記導通孔４ａの入口に斜め下方か
ら案内する吸引ノズル２７を配設することにより構成さ
れている。従ってこの実施例の装置においてはフロン］
・ローラ３ａから送９出てれた繊維束は吸引ノスル２７
に駒尋さｎて帷実に中空シャフト４の寺皿孔４ａに導か
れる。醸に未は導通孔４ａに鱗状に案内されるので尚厚
捺構造に形成された入口内面に接触しなから進行し、中
をシャフト４との摩擦回転に、ｌニジ自転する。中空シ
ャフト４が第４図の反時計方向に回転すると、入口内面
からフロントローラ３ａに至るｍ細束には甲窒シャフト
４の回転により゛加えられる２撚の実撚と同方向への仮
撚が繊細束の自転により加えられる。これによシ繊維末
にはフロントローラ３ａ直後にま−で充分な撚が滞在し
、見かけ上の糸強力が向上し糸切れが減少するとともに
紡出曲始がスムースに行なわれる。中空シャフト４の導
通孔４ａの入口とフロントローラ３ａのニップ点との馳
駆は平均繊維長の３／２ないし２／３以下が好ましい。

又、蒼定運転中は吸引ノズル２１によ！ｌｌ繊維束を積
極的に導通孔４ａの入口に向かわせなくてもよい。更に
、場合によっては吸引ノズル２１を１略して細維宋會直
接中代シャフト４の導通孔４ａの入口部壁面に接触させ
てもよい。

ボット９の、下部内側には支持板２８が一定され、スプ
リットドラム１６は該支持板２８に固定された軸受２９
により回動可能に支持された回転軸３０に数案固定され
ている。回転軸３０の下端にはギヤ１４と１台するギヤ
１８が数案固定されている。支持＆２８の上面には支持
筒３１が立設され、支持＠３１の上端には申窄ガイド２
３全回動司能に支承する申窒のアーム３２が回ｌ！！７
Ｉ可能に取付けられている。支持筒３１には上端が前記
アーム３２の内部に朶出し、下端が前記支持板２Ｂの下
方に突出する回転１ＩＩｌｉ＋３３が軸受３４により回
転自在に支持されている。回転ｌｌｌ１ＩＩ３３の下端
には被動ギヤ３５が嵌着一定され、該被動ギヤ３５とク
ラッチ１３の出力１Ｆｌｆｌ１１１３ａに固定されｆＣ
，駆動ギヤ３６との闇には駆動ギヤ３６の回転を被動ギ
ヤ３５に伝達する伝達ギヤ３７．３８が配設されている
。

回転軸３３の上端にはプーリ３９が数案され、該プーリ
３９と甲をガイド２３に数案されたプーリ４０との間に
はコロ４１を介して案内されるベルト４２か掛装されて
いる。従って、この装置においては、ディスク８が申窒
シャフト４と一体的に第４図の反時計方向に回転すると
、クラッチ１３を介して駆動ギヤ３６か同じく反時計方
向に駆動され、伝達ギヤ３７，３１１介してｉ勤ギヤ３
５が回転軸３３と一体に時計方向に回転される。そして
、回転４１１ＩＪ３３の上端に数案されたプーリ３９が
同方向に回転し、ベルト４２及びブー’Ｊ４０を介して
中空ガイド２３がディスク８と逆方向に回転される。す
なわち第７図に示すように、中空ガイド２３はその周囲
を公私する醸Ｎ、未Ｙａと逆方向に回転するので、＆１
帷束Ｙａ′ｆ！：ディスク８の回転によシ加えられる実
撚と開方向の仮撚全付与する方向へころがす。繊細束Ｙ
ａの直径は中空ガイド２３の内径よシも非富に小さいた
め、中空ガイド２３の回転数が小さくてもに維束Ｙａの
自転数は大きくなシ、中空ガイド２３が低回転でも繊細
束Ｙａには多くの仮撚が句与される。中空ガイド２３を
用いた仮撚は繊細束Ｙａとの接触摩擦にょる仮撚のため
、ｌ＃４ｍ束Ｙａと申窒カイト２３との間にスリップが
生じ、やや２１１１１撚効率は低下するが、過剰の撚が
スリップに・よって堰当なレベルに安定化されるという
利点がある。

他の穢械的仮撚手段として、糸全楢勧的に把持して回転
する紡績用の仮撚スピンドルを使用してもよい。この場
合はスピンドルの回転がａ芙に仮撚に変換されるため仮
撚効果がｗ夷ではあるが、初出条件の変更の都度設定数
全変更する必要がある上に、条件にもよるが母方ｌ〜３
力回梅反の高速回転を要求される場合もあｐ１檎危も複
維になる上に糸通しも煩雑になる。

ｉＵ記向芙実施では２撚のｉ績糸が得られたが、中空シ
ャフト４を逆方向に回転させればＳ撚の紡績糸が得られ
ることはいうまでもない。

第三実施例 次にこの究明の第三実施例を兜８〜１２図に従って説明
チる。この実施例の装置は通′ｍのリング精紡機のよう
にドラフト装置３がポビン２１の上方に配置されている
点と、ドラフト装置３がら排出された煽維朱が中空シャ
フト４と同棚上に配設された糸カイト４３全柱てディス
ク８の外縁に沿って申窒シャフト４の側方がら導通孔４
ａＶｃ尋がれ、中空シャフト４の上端から引き出された
後、その上方でパッケージＰに巻きあけられる点とが前
記Ｆｌｌ芙施実施大きく異なっている。

ＩＩＩＩＩＩ党５により回転自在に支持された中空シャ
フト４の導通孔４ａは人口部がディスク８の下方におい
て中空シャフト４の側面に囲口され、出口部か中空シャ
フト４の上端に開口されている。中空シャフト４の一側
には排出口が前記導通孔４ａの入口部に連通する仮撚ノ
ズル４４がｔｉ！ｉｌ肴され、その他側にはバランサー
４５が固有されている。仮撚ノズル４４には中空シャフ
ト４０回転により繊維束に加えられる実撚と同方向の加
熱方向の仮撚を付与するとともに繊維床の進行を促す方
向に空気を噴入する窒気鳴入孔４６が形成されている。

甲望シャフト４には一端か前記仮撚ノズルの貯気室４１
に連通するように囲口され、他端が中空シャフト４の下
端に接続きγしたエア配管４８に連通ずるように囲口さ
れたエア通路４９が形成されている。そして回転する甲
菟シャフト４に刈してエア配管４８ちれた部材は回定Ｂ
れているので、両省間には鳩当なシーリングが施ちれる
。仮撚ノズル４４の排気は導通孔４ａを通して糸の進行
を促す方向に同けると、バルーン中の城帷朱Ｙａの過大
な拡が９ヶ防ぎ、導通孔４ａへの導糸を円滑にする作用
をもって好ましいが、訣排気のパッケージＰの下面への
吹きつけを避ける必要があり、適当な迭敞板、排気馳導
バイブなどを設けてもよい。

しかし、仮撚ノズル４４の排気をバランサー４５に通じ
る孔（第１０図に２魚馳緑で示す）葡設けて、糸通しの
時はこの孔を外方から密閉して排気全導通孔４ａに向か
わせ、定常連転時は肱孔を通じて排気してもよいし、甲
窒シャフＩ−４の回転がおそく、バルーンか牛さい時は
繊維床Ｙａの過度の緊張を避けるため仮撚ノズル４４の
排気方向を糸の進行金妨ける方向としてもよい。

前記ディスク８の上方にはケース５Ｕａと支持板ｂｕｂ
とからなる支持体５ｕが軸受５１を介して申菟シャフト
４と相別回転自在に支承されている。支持体５ｕはケー
スｂｕａ内面に一定された磁石１１と、機酋に回定され
た獣面１２とにより甲をシャフト４が回転した場合にも
それに追随して回転することなく常に静止状態に保持さ
れるようになっている。文？４ｆ仮５［１ｂの下面には
人力細５２ａの回転音、個当なトルクをもってその出力
軸の回転として取り出すことができるクラッチ５２が装
備されている。前記人力１ｌＩａ１５２ａＫはプーリ５
３が固着され、該プーリ５３と中空シャフト４にｌｉ！
ｉｌ看されたプーリ５４とに巻合けられたベルト５５を
介して申窒シャフト４の回転が伝達されるようになって
いる。支持板５０ｂの上面には前記クラッチ５２の出力
軸に連結されて回転する回転軸が回転自在に支持され、
該回転軸にはスプリットドラム１６が＠看固定されてい
る。又、支持板５ｔｌｂの上面には支柱２０″が立設さ
れ、基端において８Ｎ記支柱２０に回動加能に支持され
た回動アーム１９の先端には、ホビン２１を支持するホ
ヒン文持シャフト２２が回転自在に支承されている。支
持体５０のケース５［１ａの一側上総には支持向５６が
立設でれ、該支持向５６には前記導通孔４ａの出口部か
ら引き出された糸をスプリットドラム１６へ案内するヤ
ーンガイドとしてのコロ２５が設けられている。

前記糸カイト４３は前記ドラフト装置３のフロントロー
ラ３ａから該糸ガイドに至る繊維束に、該繊維床に：２
１１１１えられる実撚と同方向の加熱方向の仮撚七句与
する仮撚ノズルにより構成され、第９図に示すように機
台に設けられたエア配管５７から供給される圧緬菟気が
貯気室５８を埋って空気噴入孔５９から繊維束通路６ｕ
内に噴入されるようになっている。糸カイト４３の下端
部には繊維未通路６０に連通する通路６１ａを有する支
持向６１が取付けられ、該支持向６１には前記糸ガイド
４３から導かれた繊維床を外側へ案内するとともに厭紬
采のバルーニングに追随して回転するフライヤ６２が、
ベアリング６３を介して回転自在に支承されている。な
お、糸ガイド４３は必ずしも仮撚機能を有しなくともよ
いが１．仮撚機能が有る方が効果ぼりである。又、仮撚
を句与する手段としては仮撚ノズルの代わりに做械的仮
撚＋段を用いてもよい。

久に、前記のように構戟された装置の作用を説明する。

ドラフト装置３から排出３れた繊維束は糸ガイド４３、
フライヤ６２全経てディスク８のグ）球に沿ってバルー
ンしながら進行し仮撚ノズル４４へと尋かれる。仮撚ノ
スル４Ｑ−出た繊維束は進行方向が上方へと変更てれ、
中壁シャフト４の＃皿孔４ａ’ｋｆｉって支持板５０ｂ
の上方へ導かれヤーンガイドとしてのコロ２５を経てス
ブリッ！・ドラム１６に至シ、カムｉ％１６ａの作用に
ょ９綾振９もれなからホヒン文持シャフト２２に支持さ
れたホビン２１上にパッケージＰとして巻きあけられる
。糸カイト４３′！ｉ−出たｋＡ轍末はフライヤ６２に
よシ支持体５υの外線上方まで尋がれてがら下カヘ進行
するので、ｋ４租東のバルーンが小さい始動時にも鯨紬
宋が缶部品に引掛かることがなく糸切れが防止される。

中壁シャフト４の回転にょ）ｆｊ慣されつつあるｍ帷宋
Ｙａにはフロントローラ３ａがう仮撚ノズル４４に至る
間で最終ｆｊＪに７ＪＬｌ撚される撚奴の１／２の実撚
が加えられ、勢通孔４ａがらコロ２５（まｆｃは巷取り
点〕に至る商でさらに同数の実撚が加えられる。バルー
ニング過性にある繊維束Ｙａには仮撚ノズル４４により
実撚と同方向への仮撚が加えられ、繊維未Ｙａの集束性
及び糸強力が向上し碩しいバルーニングにも耐えて糸切
れが生じにくい。又、仮撚ノスル４４により加えられる
仮撚は糸ガイド４３よシ上九側にも伝播し１．繊細束に
はフロントローラ３ａ貝後にまで撚が緒狂し、見かけ上
の糸強力が向上し糸切れが減少する。そして図示例のよ
うに糸カイト４３に仮撚機能を備えれば、フロントロー
ラ３ａまで撚全九分伝播できるようになる。

この芙施汐Ｕの装置はドラフト装置３＆ひホビン２１が
比較的上方に配置されているので、作業者は直立姿勢の
ままそれらにメゴして作業でき、糸継ぎ、玉匍吋の作業
性が良くなる。なお、ｈｈ朱の追打方向の折９返し方向
への屈囲都付近で解撚されることによる繊維束の９り化
を梱うため、導通孔４ａの入口部全粗面にして繊維束に
仮撚をイ１加するようにしてもよい。

この光切は前記谷実施例に限定されるものではなく、例
えばトラバースによる巻取点までの糸径路長のｖｍを吸
収する機構として、第１３図に示すｊ５に揺動アーム６
９の先端に設けたローラ６４ケ弁してｍ細末を案内しア
ームの揺動により糸径路長の変動全吸収する機慣全設け
たや、第１４図に示すようにはね作用によシ伸紬するア
ーム６５によシ運結された一対のカイトローラ６６．６
７に糸を他回か巻き掛けた後スプリットドラム１６に案
内しアーム６５の伸縮によυ糸径路長の変ｗＪを吸収す
る機構を設けたり、コロ２５の位置を上下に括ｊＩｉ７
１勇能にするなどの変更を行ってもよい。

このような糸径路長の変動吸収機構を設けた場合には小
さなスペースで糸径路長の変動を吸収し得るので、ボッ
ト９内部のスペースをパッケージ径の増大に使え、上動
は回数が少なくなり装置の稼動効率が向上する。又、申
菟シャフト４からフロントローラ３ａに至る繊維束に仮
撚を付与する仮撚機構として第１５図に示すように空気
仮燃ノ女ル６Ｂを設けてもよい。仮撚ノスルの形式は特
に問題ではなく、を気嗅入孔が糸通路に刈して偏心囲孔
し、排気１＞１ｍか千九方向へ向かうように１頃斜して
いるものがよい。又、糸通路の速申に絞９部を設け、排
気方向を限定するようにしてもよい。さらに、第二実施
例の吸引ノズル２１に代えて仮撚ノズルヲ配設してもよ
い。又、　Ｉ”Ｆ’＆ガイド２３の内面や甲窒シャフト
４の導通孔４ａの入口部に篩を形成して尚摩斃構愈にす
る代りにウレタンなとの耐鯵耗性をもった尚縦振部材で
構成してもよい。

その（巳、ヤーンカイトとして中空カイト２３の下端か
らコロ２５に至るパイプを設けたり、クラッチ１３を申
菟シャフト４に対し非同軸に設け、適当な駆動伝達手ｌ
ｉを介して申錯シャフト４の回転をスプリットドラム１
６に伝達したり、パッケージＰをスプリットドラム１６
に圧接して丞の巷取りを行なう代りに、パッケージＰｗ
−足位厘で回動し上下方向に＠動するトラバースガイド
ケ介して糸のせ収りを行なうように構成したり、スライ
バ２に代えて組糸を供給したり、バルーニング過桂にあ
るｍｓ采に空気仮撚ノズルにより仮燃を加えるように構
成したり、緘＃：宋の太さ斑全任忽の手段によって模出
し、許谷菖盆繊える太さ斑を検出した場合には原料の供
給を止めて夷買的に紡出を停止したり、ドラフト装置３
の目Ｃ設角反及び／又はこれにヌ」する中をシャフト４
のイ唄斜角度全任忽に選ひ得るなど、この究明の趣旨を
逸脱しない範囲で？！ｒ都の形状、構成寺を任意に変更
することも可能である。

効果 以上註述したようにこの究明によれは、パッケージを回
転することなくｍｉ宋に実際を付与することができ、バ
ック゛−ジの回転は糸のまきとりにのみ賀されるため、
低速でよくパッケージを大型にしてもエネルギー消費が
ツガ＜シかも機構的に賄賂化できる。又、ディスクの１
回転が２回の実撚となって糸に残置するため加熱効率が
尚＜、シかも＠運で回転させた場合にもリング精紡と異
なり糸がトラベラを構成する細い高温のワイヤで擦過さ
れることがなく丞の屈曲が酸やかでめるためも羽の先住
など糸の品質低下が生じにくい。さらにバルーニング過
性にある繊維未に実撚と仮撚とにより光ガな撚が加えら
れるので繊維未の集束性及び糸強力か向上し、毛羽立ち
、糸欠点が鼠少され糸切れも敵少する。又、リング精紡
ではリングの外陣によりバルーンが変化するとともに巻
径の変化により巻取り角度が変化して糸質が変化するが
、この究明においては常に女定している。さらに前記の
ようにパラゲージ全谷勿に大型化し得るので、玉揚げ周
期を延長することにより玉揚げ回数を少なくでき、省力
化、操業効率の向上がはかれるなどの優れた効果を葵す
る。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの弁明を具体化した第−実施例を示す一部破
断止面図、第２図は同じく平面図、第３図は作用を説明
する要部拡大斜視図、Ｍ４図は第三実施例を示す平面図
、第５図は同じく一部破断止面図、第６図は中空カイト
の駆動機構を示す拡大断面図、第７図は作用を説明する
要部拡大斜視図、第８図は第三実施例を示す一部破断側
面図、兜９図は糸ガイド部分の拡大断面図、第１０図は
仮撚ノズル部分の拡大断面図、第１１図はフライヤの斜
視図、第１２図は第８図のＡ−Ａ？１Ｍにおける断面図
、４＠１３．１４図は変更例の糸長変動吸収機構を示す
正面図、第１５図は変更例の仮撚機構を示す断面図であ
る。 ドラフト装置３、フロントローラ３ａ、中空シャフト４
、ｍ通孔４ａ、ディスク８、ボット９、クラッチ１３、
スプリットドラム１６、中空ガイド２３、仮撚機構２６
、糸ガイド４３、仮撚ノズル４４、エア配官４８．５７
、支持体５０、フライヤ６２、パッケージＰ０ 特許出願人　　株式会社豊田自動線機製作所代　理　人
　　弁理士　恩　１）　博　宣＠２図 −１ 第７図 第１０！Ｊ ｌｈａ ４′Ｏｊ 第揉図 手続ネ山正書　（自発） 昭和５８年１月２７日 特許庁長官　若杉　和犬　殿 １、事件の表示 昭和５５７年特許願第２１５１９９馬 ２、発明の名称 紡績糸の製造方法及びその装置 ３、補正をする石 事件との関係二　　特許出願人 住所 氏　名　　　３２１株式会社　豊田自動織機製作所（名
　称） 置　　＜０５８２＞６５−１８１０（代表）（発送）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　ドラフト装置より排出された短繊維束に実撚と、該
   実撚と同方向の加熱方向をもつ仮撚とを加え、繊維束の
   進行方向を折り返えし方向に屈曲せしめ、その付近にて
   前記仮撚を解撚し、その後前記実撚の数と実質的に同数
   の実撚をけ加するようにしたことを特徴とする紡績糸の
   製造方法。 ２　細化した短繊維束を連続的に供給するためのドラフ
   ト装置と、 該ドラフト装置の上方に配設され、上部に固着されたデ
   ィスクと一体的に回転されるとともに、前記繊維束が送
   り込まれる導通孔を有し前記ディスクの下方において該
   導通孔の出口部がその側面に開口された中空シャフトと
   、 前記ディスクの上方において前記中空シャフトに対して
   相対回転可能に支持されるとともに該中空シャフトに追
   随して回転しないように静止状態に保持された支持体と
   、 該支持体上に配設され前記中空シャフトの回転トルクを
   巻取に適する回転トルクに自動的に制御するフランチを
   介して駆動される巻取装置と、前記中空シャフトの軸心
   線上に配設され、該中空シャフトの出口部からひき出さ
   れバルーニングしながら進行する繊維束の進行方向を折
   り返し方向に屈曲させ、前記巻取装置に案内するととも
   に、該繊維束と係合し、バルーニング過程にある繊維束
   に該繊維束に加えられる実撚と同方向の加熱方向の仮撚
   を付与する仮撚装置と を備えたことを特徴とする紡績糸の製造装置。 β、前記仮撚装置は繊維束と係合し該繊維束に加えられ
   る実撚と同方向の加熱方向の仮撚を付与する方向に積極
   回転されることを特徴とする特許請求の範囲第２項に記
   載の紡績糸の製造装置。 ４　前記仮撚装置は繊維束との保合面が高摩擦状態に形
   成された中空ガイドにより構成されていることを特徴と
   する特許請求の範囲第２項又は第３項に記載の紡績糸の
   製造装置。 ５　前記支持体は有底円筒状に形成され、その側壁が前
   記巻取装置よりも上方まで延びているポットであること
   を特徴とする特許請求の範囲第２〜４項のいずれかに記
   載の紡績糸の製造装置。 ６　細化した短繊維束を連続的に供給するためのドラフ
   ト装置と、 該ドラフト装置の下方に配設され、中間部に固着された
   ディスクと一体的に回転されるとともに、入口部が前記
   ディスクの下方においてその側面に開口され出口部が上
   端に開口された繊維束の導通孔を有する中空シャフトと
   、′ 前記ディスクの上方において前記中空シャフトに対して
   相対回転可能に支持されるとともに該中空シャフトに追
   随して回転しないように静止状態に保持された支持体と
   、 該支持体上に配設され前記中空シャフトの回転トルクを
   巻取に適する回転トルクに自動的に制御するフランチを
   介して駆動される巻取装置と、前記中空シャフトの軸心
   線上に配設され、前記ドラフト装置から供給される繊維
   束を下方へ案内するとともにバルーニングしながら進行
   する繊維束のバルーンの始端となる糸ガイドと、該糸ガ
   イドの下部に回転自在に取付けられ、該糸ガイドから導
   かれた繊維束を外側へ案内するとともに繊維束のバルー
   ニングに追随して回転するフライヤと、 排出口が前記導通孔の入口部に連通するように中空シャ
   フトに固定され、中空シャフトに形成されたエア通路を
   介して供給される圧縮空気により、中空シャフトの回転
   により加えられる実撚と同方向の加熱方向をもつ仮撚を
   バルーニング過程にある繊維束に付与する仮撚ノズルと を備えたことを特徴とする紡績糸の製造装置。 ７　前記糸ガイドは前記ドラフト装置のフロントローラ
   から該糸ガイドに至る繊維束に、該繊維束に加えられる
   実撚と同方向の加熱方向をもつ仮撚を付与する機能を備
   えていることを特徴とする特許請求の範囲第６項に記載
   の紡績糸の製造装置。