JPS5910562B2 - 金属間化合物磁石 - Google Patents
金属間化合物磁石Info
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- JPS5910562B2 JPS5910562B2 JP53140729A JP14072978A JPS5910562B2 JP S5910562 B2 JPS5910562 B2 JP S5910562B2 JP 53140729 A JP53140729 A JP 53140729A JP 14072978 A JP14072978 A JP 14072978A JP S5910562 B2 JPS5910562 B2 JP S5910562B2
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- magnet
- magnets
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- H01F1/053—Alloys characterised by their composition containing rare earth metals
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Hard Magnetic Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、R(Co、Fe、Cu、Zr)2(但し、R
は希土類元素の一種または二種以上、z=6.8〜9.
0)で表わされる合金(以下RM2合金と称する)にお
いて、Coの一部をBまたはPで置換してなる金属間化
合物磁石に関する。
は希土類元素の一種または二種以上、z=6.8〜9.
0)で表わされる合金(以下RM2合金と称する)にお
いて、Coの一部をBまたはPで置換してなる金属間化
合物磁石に関する。
従来より希土類金属と遷移金属との化合物として総称し
てRM5と表わされるsmco5やceco5、(Pr
−Sm)Co5等がすぐれた磁気特性を有することが知
られ、工業的にも広く利用されるに致つている。
てRM5と表わされるsmco5やceco5、(Pr
−Sm)Co5等がすぐれた磁気特性を有することが知
られ、工業的にも広く利用されるに致つている。
しかしアルニコやフェライト磁石よりも高5 価である
ために、よりー層の高性能化を図りコストに見合う磁気
特性の向上を引き出そうという研究がなされている。希
土類遷移金属化合物のなかにはR3M、R9M4、RM
2、RM3、R2M7、R5M、9、RM5、R2M、
710等種々の化合物が確認されている。
ために、よりー層の高性能化を図りコストに見合う磁気
特性の向上を引き出そうという研究がなされている。希
土類遷移金属化合物のなかにはR3M、R9M4、RM
2、RM3、R2M7、R5M、9、RM5、R2M、
710等種々の化合物が確認されている。
上記のうち特にR2M77(便宜上RM8.5とする場
合もある)は現在実用されているRM5に比して、理論
的に高い飽和磁束密度と磁気エネルギーを有することが
知られている。またMに対するRの比率が小さい15た
めに高価な希土類元素の使用量が減り、磁石の低コスト
化も期待できる。このような状況のなかで、現段階では
R2M17系磁石はRM5磁石のような単純な結晶磁気
異方性を利用できないこと、従つてMとしてCo以外に
FeやCu、Mn、Ti、Zr、20等の元素を含有せ
しめて結晶変態や析出を制御する必要のあることがわか
りつつある。そして現状ではSm−Co−Fe−Cu合
金に微量のZrまたは情を含むRM7磁石(RM5相と
R2M17相との共存磁石)においてRM5磁石を凌ぐ
磁気25性能が得られているが、1:7よりR比率の小
さい2:17組成近傍においては高保磁力を得ることが
できない。
合もある)は現在実用されているRM5に比して、理論
的に高い飽和磁束密度と磁気エネルギーを有することが
知られている。またMに対するRの比率が小さい15た
めに高価な希土類元素の使用量が減り、磁石の低コスト
化も期待できる。このような状況のなかで、現段階では
R2M17系磁石はRM5磁石のような単純な結晶磁気
異方性を利用できないこと、従つてMとしてCo以外に
FeやCu、Mn、Ti、Zr、20等の元素を含有せ
しめて結晶変態や析出を制御する必要のあることがわか
りつつある。そして現状ではSm−Co−Fe−Cu合
金に微量のZrまたは情を含むRM7磁石(RM5相と
R2M17相との共存磁石)においてRM5磁石を凌ぐ
磁気25性能が得られているが、1:7よりR比率の小
さい2:17組成近傍においては高保磁力を得ることが
できない。
この理由は明らかではないが、Cuの存在による特殊な
相変態とZrまたはNb等による組織調整が1:7比率
の合金において磁気的な30硬化の役割を果たしている
と推定される。しかしR:Mの比率が1:7から1:8
.5(即ち2:17)に近づくに従つて磁石組織内のR
M5相が減少して高保磁力が得られにくい傾向があり、
理想的には高い飽和磁束密度を得ることのできるR2M
1735単相化合物が望ましいがやむを得ず1:7組成
の磁石が実用化されている。本願では上記を考慮し、理
想的なR2M17(MはCO,Fe,CuおよびZrか
らなる遷移元素群)組成)の化合物においてB,C,等
の元素の添加により高保磁力を実現したものである。
相変態とZrまたはNb等による組織調整が1:7比率
の合金において磁気的な30硬化の役割を果たしている
と推定される。しかしR:Mの比率が1:7から1:8
.5(即ち2:17)に近づくに従つて磁石組織内のR
M5相が減少して高保磁力が得られにくい傾向があり、
理想的には高い飽和磁束密度を得ることのできるR2M
1735単相化合物が望ましいがやむを得ず1:7組成
の磁石が実用化されている。本願では上記を考慮し、理
想的なR2M17(MはCO,Fe,CuおよびZrか
らなる遷移元素群)組成)の化合物においてB,C,等
の元素の添加により高保磁力を実現したものである。
即ち現在一般化しつつあるR2Ml7系磁石の製造方法
は、溶解によつて得られる所定成分組成の合金を粉砕後
、成形過程を経て焼結される。この段階ではすべての含
有成分元素はほぼ均一に固溶していると推定されており
、次の溶体化処理によつてこの状態が室温保持される。
更にこれを600〜900℃の温度範囲で時効すること
により、過飽和固溶体化したCuが一部分解してRM5
相の出現を促し、また少量添加したZrまたはNb等が
微細な組織調整を行ない、これらが保磁力の上昇に寄与
すると思われている。一方RとMとからなる合金にB,
C,P等を少量添加せしめた場合の効果は、溶解・粉砕
後の焼結段階において無添加の場合と比較してより低温
で均一固溶体をつくりやすく、従つて焼結温度を従来の
1150〜1250℃から1050〜1180℃に下げ
ることが可能となつた。
は、溶解によつて得られる所定成分組成の合金を粉砕後
、成形過程を経て焼結される。この段階ではすべての含
有成分元素はほぼ均一に固溶していると推定されており
、次の溶体化処理によつてこの状態が室温保持される。
更にこれを600〜900℃の温度範囲で時効すること
により、過飽和固溶体化したCuが一部分解してRM5
相の出現を促し、また少量添加したZrまたはNb等が
微細な組織調整を行ない、これらが保磁力の上昇に寄与
すると思われている。一方RとMとからなる合金にB,
C,P等を少量添加せしめた場合の効果は、溶解・粉砕
後の焼結段階において無添加の場合と比較してより低温
で均一固溶体をつくりやすく、従つて焼結温度を従来の
1150〜1250℃から1050〜1180℃に下げ
ることが可能となつた。
このため従来のような高温焼結成いは溶体化におけるS
mやCuの蒸発を制御することができ、特に焼結段階で
のSmの酸化による実質合金組成の偏移を少なくするこ
とができた。従来無添加の場合の焼結前後におけるSm
の酸化や蒸発による減少分は1,4〜2.0W/oにも
なり、この値はRMz化学式においてZ+1の変化に相
当していた。一方本願の添加による効果は焼結温度、溶
体化温度の低下により、Sm減少分を0.4〜1.2W
/o迄抑えることが可能となつた。次に溶体化後の時効
処理は過飽和固溶体化したCuまたはZrの析出による
保磁力の増加を目的としたものであり、従来無添加の場
合には800℃前後においてその効果が認められる。
mやCuの蒸発を制御することができ、特に焼結段階で
のSmの酸化による実質合金組成の偏移を少なくするこ
とができた。従来無添加の場合の焼結前後におけるSm
の酸化や蒸発による減少分は1,4〜2.0W/oにも
なり、この値はRMz化学式においてZ+1の変化に相
当していた。一方本願の添加による効果は焼結温度、溶
体化温度の低下により、Sm減少分を0.4〜1.2W
/o迄抑えることが可能となつた。次に溶体化後の時効
処理は過飽和固溶体化したCuまたはZrの析出による
保磁力の増加を目的としたものであり、従来無添加の場
合には800℃前後においてその効果が認められる。
しかし高い保磁力を得るために何段階もの時効処理を必
要とすること、或いはRM,のz〉7の領域ではわずか
な保磁力しか得られないこと等が現状である。一方本願
の添加の場合には、CuやZrによる基本的な析出以外
にBやPが保磁力の向上の原因となる組織の微細調整に
有利な効果を示すことが実験的に確認され、20〜40
%の保磁力増加を認めた。また800℃以下の低温時効
処理においても上記BやC等の元素は容易に結晶格子中
を移動することが推定でき、400〜600℃の温度範
囲においても歪硬化によると思われる保磁力の増加を認
めた。この効果は磁石粉末内部の結晶レベルで現われる
ものであり、焼結磁石と同様、鋳造や樹脂結合による磁
石においても認められるものである。
要とすること、或いはRM,のz〉7の領域ではわずか
な保磁力しか得られないこと等が現状である。一方本願
の添加の場合には、CuやZrによる基本的な析出以外
にBやPが保磁力の向上の原因となる組織の微細調整に
有利な効果を示すことが実験的に確認され、20〜40
%の保磁力増加を認めた。また800℃以下の低温時効
処理においても上記BやC等の元素は容易に結晶格子中
を移動することが推定でき、400〜600℃の温度範
囲においても歪硬化によると思われる保磁力の増加を認
めた。この効果は磁石粉末内部の結晶レベルで現われる
ものであり、焼結磁石と同様、鋳造や樹脂結合による磁
石においても認められるものである。
なお添加元素としてはBが結晶格子中に侵入するのに対
し、Pは格子点置換すると思われ、その結果飽和磁束密
度の低下がやや大きいがいずれも保磁力の増加をもたら
すことが明らかになり、本願目的の磁石の高保磁力化に
有効であることがわかつた。また添加元素量はRMzの
Mに対して原子比で0.002の比率(B換算で約0.
1W/o)以下では保磁力の改善は余り認められず、ま
た0.15以上では飽和磁束密度の低下が大きく、且つ
添加元素が粒界に多く現れるために逆に保磁力が低下す
る現象が見られる。
し、Pは格子点置換すると思われ、その結果飽和磁束密
度の低下がやや大きいがいずれも保磁力の増加をもたら
すことが明らかになり、本願目的の磁石の高保磁力化に
有効であることがわかつた。また添加元素量はRMzの
Mに対して原子比で0.002の比率(B換算で約0.
1W/o)以下では保磁力の改善は余り認められず、ま
た0.15以上では飽和磁束密度の低下が大きく、且つ
添加元素が粒界に多く現れるために逆に保磁力が低下す
る現象が見られる。
さらにRMz合金は金属組織的にRM5とR2Ml7化
合物の共存またはR2Ml7化合物単相の状態にあると
きに必要な保磁力が得られ、従つて永久磁石化するもの
である。
合物の共存またはR2Ml7化合物単相の状態にあると
きに必要な保磁力が得られ、従つて永久磁石化するもの
である。
故に本願ではRM5よりRM,7を主体とするためz≧
6.8が望ましく、これ以下では必要とする高い飽和磁
束密度を得にくい。一方Z=8.5で理想的なR2Ml
7単相磁石となるが数種の合金成分の含有によりZ=9
近傍においても単相となり得て永久磁石化することがで
きる。これ以上のz値においてはCO相の出現によつて
高保磁力が得られにくくなる。以下実施例に従つて詳し
く述べる。
6.8が望ましく、これ以下では必要とする高い飽和磁
束密度を得にくい。一方Z=8.5で理想的なR2Ml
7単相磁石となるが数種の合金成分の含有によりZ=9
近傍においても単相となり得て永久磁石化することがで
きる。これ以上のz値においてはCO相の出現によつて
高保磁力が得られにくくなる。以下実施例に従つて詳し
く述べる。
実施例 1
希土類遷移金属化合物RMzとして
一 ,なる成分組成の合金と
、上記COの一部をx=0.006〜0.20のBと置
換したSm(00FeCuZrB)8.2な0●72−
XO●150●100●N2xる合金を秤量し、溶解・
粉砕・成形の各工程を経て焼結とその後の熱処理を行な
つた。
、上記COの一部をx=0.006〜0.20のBと置
換したSm(00FeCuZrB)8.2な0●72−
XO●150●100●N2xる合金を秤量し、溶解・
粉砕・成形の各工程を経て焼結とその後の熱処理を行な
つた。
前者の焼結、溶体化、時効温度はそれぞれ1220℃,
1160℃,840℃であり、後者のそれらは1140
〜1200℃;1120〜1160℃,820℃であつ
た。得た磁石の磁気特性を第1図に示す。第1図は基本
合金組成に対するBの添加量Xに対するBr,!:.B
Hcの変化を示したもので、BrはBの添加と共にやや
低下するがBHcはBのわずかな添加で向上が見られ、
置換率x=0.1で最高のBHcを得た。それ以上の置
換率では組織的に過時効の様子を示し、保磁力は低下し
た。実施例 2 RMzとしてZ二7.4としたSm(COFeCuzr
)7・4なる合金と、実施例1と同様の置換率を有する
Sm(COFeCuZrB)7.4なる合N.ワ9−、
ァN.Iζn●1nnd)9v金の磁気特性を比較した
。
1160℃,840℃であり、後者のそれらは1140
〜1200℃;1120〜1160℃,820℃であつ
た。得た磁石の磁気特性を第1図に示す。第1図は基本
合金組成に対するBの添加量Xに対するBr,!:.B
Hcの変化を示したもので、BrはBの添加と共にやや
低下するがBHcはBのわずかな添加で向上が見られ、
置換率x=0.1で最高のBHcを得た。それ以上の置
換率では組織的に過時効の様子を示し、保磁力は低下し
た。実施例 2 RMzとしてZ二7.4としたSm(COFeCuzr
)7・4なる合金と、実施例1と同様の置換率を有する
Sm(COFeCuZrB)7.4なる合N.ワ9−、
ァN.Iζn●1nnd)9v金の磁気特性を比較した
。
その結果、Z=7.4の合金組成がSmリツチとなつて
いるためにx=0でのBHcが実施例1の場合と比較し
てやや大きいが、B添加によるBHcの向上が同様に認
められた。但しその効果は約20〜3001)上昇にと
どまつた。実施例 3 Sm(COFeCuZrP)7.4なる組成の合金にお
いてCOの一部をy=O〜0.30のPと置換した焼結
磁石を製作した。
いるためにx=0でのBHcが実施例1の場合と比較し
てやや大きいが、B添加によるBHcの向上が同様に認
められた。但しその効果は約20〜3001)上昇にと
どまつた。実施例 3 Sm(COFeCuZrP)7.4なる組成の合金にお
いてCOの一部をy=O〜0.30のPと置換した焼結
磁石を製作した。
得られた磁石の磁気特性を第2図に示すが、P添加量y
によるBHcの向上は明らかに認められており、Bの場
合と比較してPの原子量の方が大きいために置換率yの
小さいところで保磁力増加の効果が現れている。また温
度の添加はBHcと共にBrの低下率が大きくなり、本
例の場合にはy≧0.1以上が望ましい。実施例 4実
施例1記載と同一組成の合金について840℃以下の時
効処理を行なつた。
によるBHcの向上は明らかに認められており、Bの場
合と比較してPの原子量の方が大きいために置換率yの
小さいところで保磁力増加の効果が現れている。また温
度の添加はBHcと共にBrの低下率が大きくなり、本
例の場合にはy≧0.1以上が望ましい。実施例 4実
施例1記載と同一組成の合金について840℃以下の時
効処理を行なつた。
即ち840,760,680,600,520,440
℃の各温度において一時間、またはそれらの組み合せに
よる階段状処理を実施した。その結果置換率x−0の母
合金の場合には680℃以下の温度での時効によるBH
eの向上はほとんどみられず、また階段状処理において
も520℃以下の時効の実施は効果がなかつた。一方一
例としてx=0.02のBを添加した合金の場合は50
0〜400℃の温度においても時効効果が認められ、特
に840℃単独よりも440℃迄の階段状処理を行なう
ことによりBHcは20〜25(:f)の増加を示した
。以上実施例で述べたように本願発明はR−CO−Fe
−Cu合金にZrを添加してなるRMz合金にさらにB
またはPの元素を微量含有させることにより高保磁力化
を達成したものであり、また従来よりZ値の大きいRM
z合金においても高い保磁力を得ることが可能となり、
高性能磁石開発の一助を為すものである。
℃の各温度において一時間、またはそれらの組み合せに
よる階段状処理を実施した。その結果置換率x−0の母
合金の場合には680℃以下の温度での時効によるBH
eの向上はほとんどみられず、また階段状処理において
も520℃以下の時効の実施は効果がなかつた。一方一
例としてx=0.02のBを添加した合金の場合は50
0〜400℃の温度においても時効効果が認められ、特
に840℃単独よりも440℃迄の階段状処理を行なう
ことによりBHcは20〜25(:f)の増加を示した
。以上実施例で述べたように本願発明はR−CO−Fe
−Cu合金にZrを添加してなるRMz合金にさらにB
またはPの元素を微量含有させることにより高保磁力化
を達成したものであり、また従来よりZ値の大きいRM
z合金においても高い保磁力を得ることが可能となり、
高性能磁石開発の一助を為すものである。
第1図はRMz合金へのB添加による磁気特性の変化を
示す。
示す。
Claims (1)
- 1 R(Co、Fe、Cu、Zr)z(但し、Rは希土
類元素の一種または二種以上、z=6.8〜9.0)で
表わされる合金からなる金属間化合物磁石において、前
記Coの一部を原子比で0.002〜0.15のBまた
はPで置換したことを特徴とする金属間化合物磁石。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53140729A JPS5910562B2 (ja) | 1978-11-14 | 1978-11-14 | 金属間化合物磁石 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53140729A JPS5910562B2 (ja) | 1978-11-14 | 1978-11-14 | 金属間化合物磁石 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5567110A JPS5567110A (en) | 1980-05-21 |
JPS5910562B2 true JPS5910562B2 (ja) | 1984-03-09 |
Family
ID=15275343
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP53140729A Expired JPS5910562B2 (ja) | 1978-11-14 | 1978-11-14 | 金属間化合物磁石 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5910562B2 (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5647540A (en) * | 1979-09-27 | 1981-04-30 | Hitachi Metals Ltd | Alloy for permanent magnet |
JPS6324030A (ja) * | 1986-06-26 | 1988-02-01 | Res Dev Corp Of Japan | 異方性希土類磁石材料およびその製造方法 |
JP3057448B2 (ja) * | 1988-05-26 | 2000-06-26 | 信越化学工業株式会社 | 希土類永久磁石 |
JP2625163B2 (ja) * | 1988-08-05 | 1997-07-02 | ゼネラル・モーターズ・コーポレーション | 永久磁石粉末の製造方法 |
NL8901168A (nl) * | 1989-05-10 | 1990-12-03 | Philips Nv | Hardmagnetisch materiaal en magneet vervaardigd uit dit hardmagnetische materiaal. |
US5478411A (en) * | 1990-12-21 | 1995-12-26 | Provost, Fellows And Scholars Of The College Of The Holy And Undivided Trinity Of Queen Elizabeth Near Dublin | Magnetic materials and processes for their production |
ATE124165T1 (de) * | 1990-12-21 | 1995-07-15 | Trinity College Dublin | Verfahren zur modifizierung von magnetmaterialien und magnetmaterialien daraus. |
CN1035700C (zh) * | 1992-07-07 | 1997-08-20 | 上海跃龙有色金属有限公司 | 稀土磁性合金粉末制造方法及其产品 |
JP2000003808A (ja) | 1997-12-02 | 2000-01-07 | Alps Electric Co Ltd | 硬磁性材料 |
-
1978
- 1978-11-14 JP JP53140729A patent/JPS5910562B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5567110A (en) | 1980-05-21 |
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