JPS591045B2 - ケ−ブル用クランプ - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はクランプ部材、更に特に、平形ケーブルの導体
をまとめて締付けると共に電気的接触を行うのに特に有
効なもどり止め式クランプ部材に関する。

床下あるいは天井の上に敷いた導管を利用している電気
システムに代つて平形ケーブルが開発された。

平形ケーブルというのは、所望の場所に通じている分岐
回路を持つた床面にそれと同一平面に設置し、その上に
カーペツトを敷いてインテリアおよび人の往来に適した
床面とするのに用いられる。たとえば、「多心ケーブル
」というタイトルの米国特許出願第４２５４４号に開示
してあるような、多数の別々の平形ケーブルが床上に設
置してあう、異なつた方向に延びているシステムでは、
１本の平形ケーブルの導体を別の平形ケーブルの導体と
電気的に接続する必要がある。このような電気的接続を
行う手段は、デザインが簡単で、製作費が安く、すえ付
けが容易であると同時に、良好な電気接触を保てるもの
であることが望ましい。平形ケーブルを電気的に接続す
る従来技術の１つが米国特許第３５４９７８６号に記載
されている。この米国特許に訃いて、コネクタは互に重
なク、間 二に平形ケーブルをはさむように曲げられる
第１、第２の部分を包含する。第１、第２の部分の向い
合つた表面には多数の歯が設けてあジ、これらの歯は導
体を囲んでいる絶縁材を刺し貫いて導体と電気的に接続
するようになつている。コネクタの５２つの部分には共
に、機械的留め具を受けるための貫通孔が設けてあつて
コネクタ｝よびケーブルを適当な取付面に固着するよう
になつておジ、これらの２つの部分は留め具の拡大頭部
と取付面との間にはさまれて閉じた接触位置に保持され
る。 ご本発明によるもどり止め式クランプ部材は２本
の平形ケーブルの導体を電気的接続状態でいつしよに結
合するのに特に有効であるが、当業者には自明のことで
あるようにその他の種々の目的、用途にも供することが
できることは了解されたい。

本発明のもどｖ止め式クランプ部材は曲げ線に沿つて曲
げることのできる屈曲自在の部材を包含する。この部材
は曲げ線によつて互に分離されている第１、第２のアー
ム部分を包含する。第１アーム部分はその表面から離れ
る方向に突出する屈曲自在のタブを包含し、第２アーム
部分はこの屈曲自在のタブを受け入れる孔と、この孔と
組合わせてあつて屈曲自在部材を曲げ線に沿つて曲げ、
第１、第２のアーム部分を互に合わせてタブを孔に入れ
たときにこのタブと係合してそれを曲げるようになつて
いる閉止手段とを包含する。好ましい実施例に訃いて、
第１、第２のアーム部分は、各々、第１、第２の背中合
わせの表面を有し、第１、第２のアーム部分の第１表面
は、屈曲自在部材を曲げ線に沿つて曲げて第１、第２の
アーム部分を互に向つて動かしたときに、互に向い合う
。

このような構成に訃いて、屈曲自在のタブは第１アーム
部分の第１表面から突出している。別の好ましい実施例
において、閉止手段は、タブの少なくとも一部が第２ア
ーム部分の第２表面の一部に重なつて第１、第２のアー
ム部分を閉止錠止位置に保持するようにタブを曲げる手
段を包含する。本発明の別の局面によれば、閉止手段は
、タブが孔に入六第１、第２の表面の間を移動するにつ
れてタブの移動方向を変える手段を包含する。また別の
局面に｝いて、孔は第２アーム部分を貫いて設けてあり
、閉止手段は第２アーム部分の第２表面に設けたフード
を包含する。このフードは少なくとも部分的に孔を塞ぐ
ような状態で突出している。このフードは第２表面に対
して直角な方向に対して傾斜していてタブが孔に入り、
それを通過するにつれてこのタブを曲げるようになつて
いるカム作用面を包含する。クランプ部材を平形ケーブ
ルの導体に電気的に接続するのに用いるようになつてい
る好ましい実施例に｝いては、第１、第２のアーム部分
の第１表面に絶縁材貫通用の歯が設けてあつて絶縁材を
刺し貫くと共に電気的接触を行うようになつて卦り、屈
曲自在部材が曲げ線に沿つて曲げられて第１、第２のア
ーム部分を互に向つて動かしたときに第１、第２のアー
ム部分間に平形ケーブルの導体がはさまれる。

本発明のこれらの卦よびその他の特徴は好ましい実施例
を示す添付図面を参照しての以下の詳細な説明から明ら
かであろう。

添付図面において、同様の引用数字は同様の要素を示し
ておシ、その第１図には、本発明によるもどｖ止め式ク
ランプ部材１０が示してある。

このクランプ部材は平形ケーブルの導体と電気的に接触
させるのに特に有効である。このクランプ部材１０は曲
げ線１２に沿つて曲がつて第１、第２のアーム部分１４
，１６を構成するようになつている屈曲自在の部材を包
含する。この好ましい実施例においては、クランプ部材
１０は全体的に金属であり、クランプ部材１０を平形ケ
ーブルの導体に取付けて電気的に接触させたときに電流
を導びくに適したものとなつている。しかしながら、明
らかなように、クランプ部材１０を別の目的に用いる場
合には、任意の適当な材料を用いることができる。また
、第１、第２のアーム部分１４，１６は五角形となつて
いるように示してあるが、もちろん、他の形状にするこ
とができることは了解されたい。実際のところ、第１、
第２のアーム部分１４，１６は同じ形状である必要はな
い。クランプ部材の第１アーム部分１４には屈曲自在の
タブ１８が設けてあり、このタブは第１アーム部分１４
の表面２０から突出している。図示実施例において、タ
ブ１８は第１アーム部分１４から打ち抜いたものであり
、同様に五角形である。タブ１８は、後に詳しく述べる
ように、第１、第２のアーム部分１４，１６を閉じたと
きに平形ケーブルを刺し貫くための鋭い先端２２を有す
る。タブ１８はクランプ部材１０の曲げ線１２に対して
直角に延びていて、タブ１８が孔２４と係合したときに
表面２０における当初の位置に曲げもどされるのを防ぐ
がタブ１８の正しい折り曲げを妨げない強さがタブに与
えられている。タブ１８は、リブによつて補強して望ま
ない折ｖ曲げ等を防いでいる場合、現在の位置に対して
直角に位置させることもできる。その場合、孔２４も第
１図に示す位置から９０度向きを変えることになる。第
２アーム部分１６には貫通した孔２４が設けてあり、こ
の孔は屈曲自在の部材１０を曲げ線１２に沿つて曲げて
第１、第２のアーム部分１４，１６を互に向つて変位さ
せたときにタブ１８を受け入れるように曲げ線１２に対
して配置してある。

第１図で最も良くわかるように、第２ア丁ム部分の表面
２６において、孔２４は細長く設けてあね、タブ１８の
幅にほぼ一致している長手方向寸法を有する。第２アー
ム部分１６の反対面２８には、第１、第２のアーム部分
１４，１６を互に向つて変位させ、タブを孔２４に入れ
てそこを通過させた場合にタブ１８を曲げる閉止手段３
０が設けてある。図示実施例において、この閉止手段３
０は第２アーム部分１６から打ち抜いたフード３２を包
含する。

第３図で最も良くわかるように、このフード３２は孔２
４の一部に重なつており、その内面は湾曲していて２つ
のアーム部分１４，１６を合わせたときにタブ１８を曲
げるカム作用を行うようになつている。本質的に、この
フード３２卦よびカム作用面３４は、タブ１８が第２ア
ーム部分１６の第１、第２の表面２６，２８間を移動す
るにっれてその移動方向を変えるように作用する。最初
、タブ１８は第２アーム部分１６の第１表面２６に対し
てほぼ直角に孔２４に入り、フード３２｝よびカム作用
面３４がタブ１８を第２アーム部分１６の第２表面２８
に対して鋭角で現われるようにする。フード３２はさら
に重要な機能を持つ。すなわち、タブ１８を表面２０に
対してつねに９０度に作ることはできないので、製造公
差の問題を補正するのである。フード３２があるために
、或る程度の不整合を許すことができる。フードなしの
スロツトでは不可能である。第１、２図から最も良くわ
かるように、第２アーム部分１６の細長い孔２４はほぼ
まつすぐな縁３６につづく湾曲した縁３８とを包含する
。

フード３２は孔２４に対して横方向にも長手方向にも湾
曲している（第２，３図参照）。このようにすることに
よつて、タブ１８は、孔２４に入つてフード３２と係合
すると、弓状に曲げられ、第４図に示すように第２アー
ム部分１６の第２表面２８においてまつすぐな縁３６の
一部に重なつて第１、第２のアーム部分１４，１６を閉
止締付け位置に保持する。明らかなように、フード３２
力吋Ｌ２４に重なる程度は、タブ１８の曲げの程度、し
たがつて、第２アーム部分１６の第２表面２８でタブ１
８が孔２４のまつすぐな縁部３６に重なる程度を制御す
る。さらに、第２表面２８のところでフードのカム作用
面３４と孔２４のまつすぐな縁３６との間の、孔２４の
寸法がタブ１８の厚さにほぼ一致して卦）、タブ１８を
正しく案内するようになつていることに注目されたい。
また、タブ１８を孔２４と正しく整合させるために、タ
ブ１８訃よび孔２４が曲げ線１２から等しい距離のとこ
ろに正しく位置して訃り、屈曲自在の部材１０を曲げ線
１２に沿つて曲げたときにタブ１８が孔２４に受け入れ
られるようになつていることにも注目されたい。

第１、第２のアーム部分１４，１６を曲げ線１２のまわ
りに正確に曲げられるように、曲げ線１２に沿つた横断
面積を減らすべく切欠き４０が設けてある。実際に、こ
れらの切欠きは曲げ線１２のところで横断面積に関する
曲げ力を減じ、所望の位置に完全な曲げが確実に生じる
ことになる。また、タブ１８および孔２４は曲げ線１２
からかなりの距離のところに設置してあると好ましいこ
とにも注目されたい。

その場合、２つのアーム部分１４，１６を合わせて所定
位置に保持したときに第１、第２のアーム部分１４，１
６が重なつてほぼ平らになる。すなわち、タブ１８およ
び孔２４を第１、第２のアーム部分１４，１６の、曲げ
線１２から遠い方の先端に設けることによつて、屈曲自
在部材がその閉止締付け位置にあるときに第１、第２の
アーム部分１４，１６がほぼ平らに重なることになる。
本発明のもどう止め式クランプ部材１０は特に平形ケー
ブルの導体と電気的に接触させるのに用いるので、第１
、第２のアーム部分１４，１６の表面２０，２６には多
数の絶縁材貫通用の歯４２が設けてあり１これらの歯は
クランプ部材１０をケーブルに取付けたときに導体を囲
んでいる絶縁材を刺し貫くようになつている。

これらの歯４２は米国特許第３５４９７８６号に示して
あるような普通の形式のものでよい。この米国特許が開
示しているように、歯４２を第１、第２のアーム部分１
４，１６の表面から削り出して硬化させ、良好な機械的
強度を与えてもよい。クランプ部材１０を平形ケーブル
にすえ付ける前の第１、第２のアーム部分１４，１６の
位置が第２図に示してある。

この位置において、第１、第２のアーム部分１４，１６
は互にほぼ直角である。クランプ部材１０を平形ケーブ
ル４４上にすえ付けるには、ケーブル４４（第４図参照
）を第１、第２のアーム部分１４，１６の間に置き、タ
ブ１８をケーブル４４の片側に、孔２４を反対側にそれ
ぞれ位置させる。第１、第２のアーム部分１４，１６を
適当な工具で互に向つて曲げると、まず、タブ１８の鋭
い先端２２が平形ケーブル４４と接触し、タブ１８の先
端２２が第２アーム部分１６の孔２４に入力始めると平
形ケーブルを刺し通す。第１、第２のアーム部分１４，
１６が互に向つてさらに接近するにつれて、先端２２が
フード３２のカム作用面３４と接触し、タブ１８をそら
して第２表面２８のまつすぐな縁３６とカム作用面３４
との間で孔２４を通して曲げ、その結果、タブ１８の一
部が孔２４付近で第２表面２８に重なＶ１第１、第２の
アーム部分１４，１６を互に固定する（第４図参照）。

明らかなように、タブ１８の一部が孔２４の縁に隣接し
て第２アーム部分１６の第２表面２８に重なるため、第
１、第２のアーム部分１４，１６は曲がらずに拘束され
ることになる。第４図でわかるように、１本の平形ケー
ブルＭが第１、第２のアーム部分１４，１６の間に設置
してあり、絶縁材貫通用の歯４２が導体を囲む絶縁材を
刺し貫いて導体と電気的に接触している。こうして、ク
ランプ部材１０は第２アーム部分１６の第２表面ぐに沿
つて曲げられたタブ１８によつて平形ケーブル４４上に
保持され、絶縁材貫通用歯４２および同様に平形ケーブ
ル４４の絶縁材および導体を刺し貫いているタブ１８に
よつて良好な電気的接触を得ることができる。図示して
ないが、２本またはそれ以上の平形ケーブルをクランプ
部材１０の第１、第２のアーム部分１４，１６の間に置
いて機械的にも電気的にも結合することもできる。

たとえば、２本の平形ケーブルの導体を互に直角に配置
してそこに孔をあけ、この孔にクランプ部材１０のアー
ム部分１４，１６の一方を通し、次に、クランプ部材１
０を閉止位置に曲げて２本のケーブルを締付けることが
できる。あるいは、クランプ部材１０を重なつた平形ケ
ーブルの縁に係合させてから曲げ線１２に沿つて曲げ、
２本の平形ケーブルを互に機械的に固着すると共にそれ
ぞれの導体と電気的に接触させることができる。いずれ
にしても、第１アーム部分１４の少なくとも絶縁材貫通
用の歯４２が絶縁材を刺し貫き、他方の平形ケーブルの
導体と電気的接触をなす。平形ケーブルの厚さによるが
、クランプ部材が絶縁されている場合でも、第１、第２
のアーム部分１４，１６の絶縁材貫通歯４２が平形ケー
ブルの導体と電気的に接触することができることは了解
されたい。クランプ１０のこのような使い方は、たとえ
ば、「平形ケーブルの電気的接続方法」という名称の米
国特許出願第４２４４０号に示されている。こうして、
本発明によれば、平形ケーブルの導体に電気的接続する
のに特に有効であるもどり止め式クランプ部材１０を得
ることができる。

このもどり止め式クランプ部材１０はデザインが簡単で
あシ、平形ケーブル上にすえ付けるのが容易である。さ
らに、閉止手段３０と屈曲自在のタブ１８との協働によ
つて、ひとたびクランプ部材１０が第１、第２のアーム
部分１４，１６を曲げて所定位置にすえ付けられたなら
ば、第２アーム部分１６の外面２８の一部に重なるよう
にタブ１８が曲がつて第１、第２のアーム部分１４，１
６を互に固定することによつてクランプ部材１０はそこ
に保持される。換言して説明すると、クランプ１０は、
第１、第２の表面２０，２８を有し、第１、第２の部分
１４，１６を形成するように曲げ線１２で曲げることの
できる板部材で作られている。

この曲げ線１２から第１の距離だけ隔たつた第１位置に
孔２４がある。曲げ線１２から第２の距離だけ隔たつて
いて板部材を曲げ線１２のまわりに曲げたときに第１位
置と一致する第２位置にケーブル貫通手段１８があり、
これは板部材によつて支えられ、第１表面２０から突出
している。孔２４に隣接して、これに向い合い、板部材
の第２表面２８によつて支えられて変形手段すなわちフ
ード３２があジ、このフードは曲げ線１２のまわりに板
部材を曲げてケーブル貫通手段１８が孔２４に人つたと
きにこのケーブル貫通手段１８を変形させ、第２表面２
８の一部に重なる内側カム作用面３４を有し、それによ
つて第１、第２部分に隣接して置かれた１本以上の平形
ケーブル上でクランプ部材１０を閉じた位置に保持する
。ケーブル貫通手段すなわち歯４２に平形ケーブルの絶
縁材を刺し貫き、金属の導体と電気的に接触し、クラン
プ内に置かれた２本以上の平形ケーブルの導体面に、ケ
ーブル貫通手段４２および板部材を経た導電路を与える
。本発明の好ましい実施例について説明してきたが、こ
れは単なる例示であり、本発明の範囲から逸脱すること
なく多くの変更が可能であることは了解されたい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるもどＤ止め式クランク部材の斜視
図、第２図は第１図に示すもどり止め式クランク部材の
側面図、第３図は第１図の３−３線に沿つた断面図、第
４図は第３図と同様の拡大断面図で、第１、第２のアー
ム部分の間に平形ケーブルを挿入して閉ざした固定状態
を示す図である。 主要部分の符号の説明、１０・・・クランプ部材、１２
・・・曲げ線、１４，１６・・・アーム部分、１８・・
・タブ、２４・・・孔、３２・・・フード。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 絶縁材で被覆された形式の平形導体ケーブルを連結
   するための板状クランプであつて、互いに反対向きで背
   中合わせの表裏２面を有し、折曲げ線で折曲げることが
   でき、且つ該折曲げ線から隔たつた位置に、該表裏２面
   を貫く孔を設けてある板部材と、この板部材上に設けて
   あり、前記折曲げ線から隔たつており該板部材を該折曲
   げ線で折曲げたときに前記孔と一致する位置において、
   該板部材の表面から突出するケーブル貫通手段と、前記
   板部材に設けてあり、前記孔の内側面から成り、該板部
   材を折曲げたときにケーブル貫通手段を変形する変形手
   段とを包含することを特徴とするクランプ。 ２ 特許請求の範囲第１項記載のクランプにおいて、前
   記板部材上に設けてあり、該板部材の前記表面から突出
   するケーブル絶縁材貫通手段をさらに包含することを特
   徴とするクランプ。 ３ 特許請求の範囲第２項記載のクランプにおいて、前
   記板部材、前記ケーブル貫通手段および前記絶縁材貫通
   手段が一体的にシート材で作つてあることを特徴とする
   クランプ。 ４ 特許請求の範囲第２項記載のクランプにおいて、前
   記板部材、前記ケーブル貫通手段、前記絶縁材貫通手段
   および前記変形手段が一体的にシート材で作つてあるこ
   とを特徴とするクランプ。 ５ 特許請求の範囲第１項記載のクランプにおいて、前
   記変形手段が、前記ケーブル貫通手段の少なくとも一部
   が前記板部材の裏面の一部に重なつて前記板部材を折曲
   げた状態に保持するように該ケーブル貫通手段を変形す
   る手段を包含することを特徴とするクランプ。 ６ 特許請求の範囲第１項記載のクランプにおいて、前
   記変形手段が、前記板部材を曲げたときに前記ケーブル
   貫通手段が前記孔に進入し前記板部材の表面から前記板
   部材の裏面まで突き進むにつれて該ケーブル貫通手段の
   進入方向を変える手段を包含することを特徴とするクラ
   ンプ。 ７ 特許請求の範囲第１項記載のクランプにおいて、前
   記変形手段が前記板部材の裏面に設けたフードを包含し
   、このフードが前記孔の上に少なくとも部分的に突出し
   ており、該板部材の裏面と直角をなす方向に対して傾斜
   したカム作用面を有することを特徴とするクランプ。 ８ 特許請求の範囲第７項記載のクランプにおいて、前
   記ケーブル貫通手段が前記孔を貫通したときに該ケーブ
   ル貫通手段を曲げて該孔付近で前記板部材の裏面の一部
   に重ね、前記板部材を折曲げた状態に固定するように、
   前記カム作用面が傾いていることを特徴とするクランプ
   。