JPS59103827A - ラベル貼り仕上装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は液体容器などの物品のラベル貼付面にラベルを
貼付けるラベル貼り仕上装置ａに関する。

一般に商品としての物品には、その商品名、製造元など
を表示したラベルが貼付けてあ知ラベルは裏面に接着剤
を塗布して物品のラベル貼付面に貼付けるようになって
いる。

ラベルを物品に貼付けるラベル貼り仕上装置は、接着剤
を塗布したラベルをラベル貼付面に載せた物品を搬送機
構により搬送しながらラベルを物品のラベル貼付面忙貼
付けるものが一般的である。従来、この種のラベル貼り
仕上装置としては特公昭５３−２９５９７号があり、こ
の装置は搬送機構に沿って複数個のローラを配設し、初
段側から終段側に至る各ローラには物品のラベル貼付面
の中央部から外側部にかけて幅寸法が順次増大するロー
ラ寸法を夫々板セしてなシ、搬送機構により物品を搬送
させながら各ローラを順次通過させることによりラベル
をラベル貼付面に段階的に貼付幅を広げながら貼付ける
ようにしたものであった。

しかるに、この従来装置は物品を搬送して複数のローラ
を順次通過させることによりラベル貼付けを行なう方式
であるために、物品を搬送する長さが大きく長い搬送機
構を必要とするとともに多くのラベル貼付用ローラを必
要とし、装置全体が大規模となるという問題があり、ま
たラベル貼付けに要する作業時間が長くなるという問題
もある。しかも、この従来装置はローラを用いてラベル
貼付けを行なっているが、ローラでラベルを物品のラベ
ル貼付面に圧接して貼付けるのでは、ラベル貼付面に若
干の凹部があってもその部分に残留する空気をラベルの
外部へ追出すことが難しく、この孕気がラベルとラベル
貼付面との間に滞溜して空気玉となるので、確実で且つ
外観が良好なラベル貼付けを行なうととが困難であった
。

本発明は前記事情に鑑みてなされたもので、回転ブラシ
を用いることによシ、物品を回転ブラシに一度辿過させ
るだけで確実且つ良好にラベルを物品のラベル貼付面に
貼付けることができ、また装置の小規模化を図ることが
できるラベル貼り仕上装置を提供するものである。

すなわち、本発明のラベル貼り仕上装置は、ブラシを取
付けた一対の回転軸を物品の搬送路の両側に搬送路に沿
い対向して設けるとともに、回転軸を物品搬送方向後側
から前側に広くなるように搬送線に対して傾斜して配置
し、且つブラシがラベルの中央部から外側部に向けて接
触移動するように回転軸を回転させるものである。

以下本発明を図面で示す実施例について説明する。

第１図ないし第４図は本発明のラベル貼り仕上装置の一
実施例における構成を示している。

ラベル貼シ仕上装置はラベル結句けを行なうべき物品２
４を搬送する搬送機構２３の上側に設置される。

図中１は装置フレーム、２，３はこの装置フレーム１に
支持されブラシ具５を取付ける回転軸である。この回転
軸２，３は搬送機構２３により搬送する物品２４の搬送
線０−００両側においてこの搬送線０−０に沿い水平に
位置して対向するように設けられ、且つ回転軸２，３は
物品２４の搬送方向の後側から前側に向けて開くように
物品搬送線０−０に対して所定角度θで傾斜させて配置
されている。すなわち、回転軸２，３は物品搬送線０−
０を中心として物品搬送方向後側から前側に向けて開く
Ｖ字形に配設されている。回転軸２，３の物品搬送方向
の後側端部は、装置フレーム１に設けた軸受４，４に回
転自在に支承されている。図中５は回転軸２．３に取付
けられたブラシ具で、このブラシ具５は第４図で示すよ
うに円周方向に複数の取付孔７を並べて形成した取付環
６と、この取付環６の取付孔７に毛を束ねて植設されて
なるブラシ８とで構成されている。このため、ブラシ具
５は取付環６の周囲に円形にブラシ８を設けたものとな
る。ブラシ具５は取付環６を回転軸２．３に嵌合し、回
転軸２，３に夫々軸方向に間隔を存して複数個並べて配
置される。回転軸２．３には各ブラシ具５の間に位置し
て間隔保持用のカラー９が嵌合され、物品搬送方向後ｊ
ｌｔｌに位置するカラー９が装置フレーム１に設けた軸
受４に当接している。回転軸２，３の物品搬送方向前側
の端部に押え体１０がねじ１１によシ取付けられている
。これによシブラシ具５は回転軸２，３に所定位置に保
持され一体に回転するように取付けられる。なお、ブラ
シ具５は直径方向が物品搬送方向に対して交叉すること
になる。ここで、回転軸２のブラシ具５と回転軸３のブ
ラシ具５は物品搬送線０−０の両側において物品搬送方
向に互い違いに位置して並ぶように設けられ、且つ一方
の回転軸に設けたブラシ具５のブラシ８は他方の回転軸
に設けたブラシ具５のブラシ８の間に位置するものとす
る。

また、プラン具５は物品搬送線０−０に対する回転軸２
，３の傾斜に応じて物品搬送方向の後側から前側にかけ
て物品搬送線０−０に対し離れるように、すなわち回転
軸２，３に設けたブラシ具５が互いに開くようになる。

さらに、ブラシ具５は後述するようにラベル貼付時にブ
ラシ８の先端部が物品のラベル貼付面に載ったラベルに
たわみながら圧接するようにブラシ８の長さを設定しで
ある。図中１２は装置フレーム１．＃に設置した電動機
、１３．１４は装置フレーム１４−に設けた歯車軸１５
．１６に取付けられ互いに噛合する歯車、１７は一方の
歯車軸１５に取付けられたプーリ、１８は電動機１２の
出力軸１９に取付けたプーリ、２０は各グーＩＪ　７７
　、１８間に巻掛けされたベルト、２１゜２２は回転軸
２，３に取付けられ歯車１３゜１４と対向して噛合する
歯車である。そして、電動機１２０回転の回転によりそ
の回転をベルト２０を介して歯車軸１５に伝達し、次い
で歯車１３から歯車１４へ伝えて、さらに歯車２１゜２
２に伝達することにより、回転軸２，３を回転させて回
転軸２，３に設けたブラシ具５を一体に回転することが
できる。この場合、第３図で示すようにブラシ具５のブ
ラシ８が物品の移動に伴ない、ラベル貼付面２４ａの中
央部から外側部に向りて接触移動するように回転１ｌｌ
Ｉ２，３の回転方向を決める。

ラベル貼り仕上装置の下側にはベルトコンペアなどの搬
送機構２３が設けてあり、回転軸２゜３およびブラシ５
は搬送機構２３の上側に位置する。

このように構成したラベル貼り仕上装置によりラベル貼
付けを行なう場合について述べる。

液体容器などの物品２４のラベル貼付面２４ａの表面に
接着剤を塗布したラベル２５を接着剤塗布面を下にして
載せ、この状態で物品２４を搬送機構２３上に載せて矢
印方向に搬送する。

この場合、物品２４のラベル貼付面２４ａ１すなわちラ
ベル２５の中心軸線を物品搬送線０−０と一致させる。

一方、電動機１２を駆動して回転軸２，３を回転させ、
とれにより回転軸２，３に設けたブラシ具５を矢印方向
に回転させる。

そして、物品２４はラベル２５を載せた状態で搬送機構
２３によシ搬送方向前側へ向けて搬送され、回転軸２，
３に設けられて回転するブラシ具５の下側を通過する。

この場合、回転軸２゜３に設けたブラシ具５は物品２４
のラベル貼付面２４ａ（ラベル２５）上の両側部におい
て物品搬送方向の後側から前側に向けて開くように搬送
方向に並ぶとともに、ラベル貼付面２４ａ（ラベル２５
）の幅方向に位置する。また、ブラシ具５が回転するこ
とによりブラシ８がラベル２５の上面をその中央部から
外側部に向けてたわみながら接触移動し、ラベル２５と
物品２４のラベル貼付面２４ａとの間の空気を外側へ押
し出しながらラベル２５をラベル貼付面２４ａの中央部
から外側部に向けて密着させて貼付ける。そして、物品
２４が搬送されるに伴いラベル２５が回転軸２，３のブ
ラシ具５の下側を順次通過することによシ、う≧ル２５
０両側部が長手方向全体にわたりブラシ具５により物品
２４のラベル貼付面２４ａに貼付けられる。

第５図ないし第７図は物品２４の搬送位置とブラシ具５
によるラベル貼付位置との関係の変化を示している。第
５図は物品２４が搬送されてラベル２５がブラシ具５の
下側に通過し始める時点を示している。この場合には、
回転軸２゜３のブラシ具５がラベル２５と物扁２４のラ
ベル貼付面２４ａとの間の空気を外側へ排除して、ラベ
ル２５の中央部をラベル貼付面２４ａに密着して貼付け
る。第６図は物品２４がさらに搬送されてラベル２５が
回転軸２，３のブラシ具５中央部付近下側を通過する時
点を示している。

この場合には、ブラシ具５がラベル２５の中央部より順
次外側部に向けて空気を排除しながら、ラベル２５の中
間部をラベル貼付面２４ａに貼付ける。第７図は物品２
４が第６図の時点に比してさらに搬送された場合を示し
ている。この場合には、回転軸２，３のブラシ具５がラ
ベル２５０両外側部をラベル貼付面２４ａに貼付ける。

このように物品２４を回転軸２，３のブラシ具５の下側
を一度通過させることにより、ブラシ具５によりラベル
２５の長手方向全体にわたり中央部から両外側部にかけ
て空気を排除しながら貼付けることができる。これは回
転軸２゜３を物品搬送線０−０の両側において物品搬送
方向後側から前側に向けて開くように傾斜させ名物品搬
送線０−０に沿って設け、この回転４紬２．３にブラシ
具５を取付けた構成によるものである。特に本実施例で
は複数のブラシ具５を物品搬送方向に互い違いに並べて
組合さるように回転軸２，３に設けであるので、ラベル
５の中央部から外側部への空気の排除と貼付けをより確
実に行なえる。

第８図はブラシ具５のブラシ８がラベル２５に接触する
状態を示している。ブラシ２５はローラと異なシ多数の
毛を集めて構成したものであり、毛が柔軟性をもつこと
により部分的なたわみ変形が可能であるとともに、夫々
の毛の先端が点状に相手物に接触する。このため、ブラ
シ８がラベル２５に接触して移動する場合には、ブラシ
８の多数の毛がラベル２５上にたわみながら接触するの
で、ラベル２５に比較的均一な力で広範囲に圧力を与え
てラベル２５と物品２４のラベル結句面２４ａの空気を
排除するとともに、ラベル２５をラベル貼付面２４ｈに
密着させることができる。まだ、ブラシ８の多バの毛の
先端が夫々ラベル２５上を引掻くようにして移動しなが
ら確実に空気を外側へ掻き出すとともに、ラベル２５の
接着剤を引き伸すことができる。従って、物品２４のラ
ベル貼付面２４ａに若干の凹部があっても、凹部内の残
留空気を・掻き出しラベル２５とラベル貼付面との間に
滞留させることなく確実に排除できるとともに、ラベル
２５をラベル貼付面に密着させることができる。

なお、前述した実施例では回転軸に複数のブラシ具を並
べて設けたが、これに限らず長い筒状を々す取付環６に
全体にわたりブラシ８を植設し７た複数個の円筒形のブ
ラシ具５を用いて、物品搬送方向に対して交互にず、ら
せて傾斜させて設置することも可能である。また、ブラ
シ具を用いずに回転軸に直接ブラシを植設する構成とす
ることも可能である。

本発明のラベル貼り仕上装置は以上説明したように、物
品を回転軸により回転するブラシの１（ｔｉｌｌを一度
通過させるこ″とにより、ラベル全体を物品のラベル貼
付面に貼付けることができるので、ラベル貼付けに要す
る物品の搬送距離が短いとともに設備が小規模であり、
装置の小規模化を図ることができ、またラベル貼付けの
作業時間を短縮できる。さらに、物品のラベル貼付面に
若干の四部があった場合でも確実に空気を排除してラベ
ルを良好に貼付けることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第３図は本発明のラベル貼υ仕上装置の一
実施例を示すもので、第１図は平面図、第２図は正面図
、第３図は側面図、第４図は同実施例に用いるブラシ具
を示す斜視図、第５図（ａ）、（ｂ）、第６図（ａ）　
、　（ｂ）および第７図（ａ）　、　（ｂ）は夫々物品
の搬送位置とブラシ具によるラベル貼付位置との関係を
示す平面図および／ｆＪｔ１面図、第８図はブラシのラ
ベル接触状態を示す説明図、第９図は他の実施例におけ
るブラシ具を示す平面図である。 １・・・装置フレーム、２，３・・回転軸、５・・・ブ
ラシ具、６・・・取付環、８・・・ブラシ、１２・・・
電動機、２３・・・搬送機構、２４・・・物品、２４ａ
・・・ラベル貼付面、２５・・・ラベル。 出願人代理人　　弁理士　鈴　江　武　彦第６図 （ａ） 第７図 （ａ） ５　２４

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 接着剤を塗布したラベルをラベル貼付面に載せた物品を
   搬送線に沿って搬送しながらラベルを物品のラベル貼付
   面に貼付けるものにおいて、一対の回転軸の外周部に前
   記ラベル上に接触してこれを前記物品のラベル貼付面忙
   密着させるブラシを夫々取付け、前記回転軸を前記搬送
   線の両側に搬送線に沿い対向して設けるとともに、前記
   回転軸を物品搬送方向の後側から前側にかけて開くよう
   に前記搬送線に対して傾斜して配置し、且つ前記ブラシ
   が前記ラベルの中央部から外側部に向けて接触移動する
   ように前記回転軸を回転させてなるラベル貼り仕上装置
   。