JPS5910372Y2 - 内燃機関の燃料油供給装置 - Google Patents
内燃機関の燃料油供給装置Info
- Publication number
- JPS5910372Y2 JPS5910372Y2 JP12589978U JP12589978U JPS5910372Y2 JP S5910372 Y2 JPS5910372 Y2 JP S5910372Y2 JP 12589978 U JP12589978 U JP 12589978U JP 12589978 U JP12589978 U JP 12589978U JP S5910372 Y2 JPS5910372 Y2 JP S5910372Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel oil
- engine
- internal combustion
- combustion engine
- oil supply
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、内燃機関特に舶用内燃機関における燃料油供
給装置の改良に関する。
給装置の改良に関する。
舶用ディーゼル機関における燃料油供給装置の１例を第
１図に示す。
１図に示す。
同図において１はディーゼル機関、２は燃料油サービス
タンク、３は燃料油ブーストポンプ、４は燃料油予熱器
、５は燃料油スタンドパイプ、６は調圧弁であり、サー
ビスタンク２からの燃料油はスタンドパイプ５内に入り
ここで機関１から戻された余剰燃料油と混合された後、
ブース１〜ポンプ３により加圧されて予熱器４に入りこ
こで予熱された後、機関１に導入される。
タンク、３は燃料油ブーストポンプ、４は燃料油予熱器
、５は燃料油スタンドパイプ、６は調圧弁であり、サー
ビスタンク２からの燃料油はスタンドパイプ５内に入り
ここで機関１から戻された余剰燃料油と混合された後、
ブース１〜ポンプ３により加圧されて予熱器４に入りこ
こで予熱された後、機関１に導入される。
かかる舶用ディーゼル機関においては、粘度の高い低質
燃料を使用するため、上記燃料油予熱器４やサービスタ
ンク２内に設置された加熱コイル７により燃料油を予熱
して機関１に供給する燃料油の温度を上昇せしめている
。
燃料を使用するため、上記燃料油予熱器４やサービスタ
ンク２内に設置された加熱コイル７により燃料油を予熱
して機関１に供給する燃料油の温度を上昇せしめている
。
従ってスタンドパイフ゜５内においては、サービスタン
ク２内の加熱コイル７により加熱された燃料油と機関１
内で加熱された余剰燃料油とが混合するため該スタンド
パイプ５内における燃料油か゛高温となり、このため該
燃料油が空気抜管８を経てサービスタンク２内に逆流し
たり、これが空気分離器９から外部に噴出するという問
題点があった。
ク２内の加熱コイル７により加熱された燃料油と機関１
内で加熱された余剰燃料油とが混合するため該スタンド
パイプ５内における燃料油か゛高温となり、このため該
燃料油が空気抜管８を経てサービスタンク２内に逆流し
たり、これが空気分離器９から外部に噴出するという問
題点があった。
本考案は上記に鑑みなされたもので、スタンドパイプ内
に戻る余剰燃料油の温度を下げることによりサービスタ
ンク内への燃料油の逆流や空気分離器からの燃料油の噴
出を防止することを目的とする。
に戻る余剰燃料油の温度を下げることによりサービスタ
ンク内への燃料油の逆流や空気分離器からの燃料油の噴
出を防止することを目的とする。
このため本考案は、機関への燃料油路中に機関に供給さ
れる燃料油と機関から排出される余剰燃料油とを熱交換
して該余剰燃料油を冷却する燃料油冷却器を設置したこ
とを特徴としている。
れる燃料油と機関から排出される余剰燃料油とを熱交換
して該余剰燃料油を冷却する燃料油冷却器を設置したこ
とを特徴としている。
以下第２図を参照して本考案の１実施例につき説明する
と、第２図は船舶用ディーゼル機関の燃料油供給装置の
１例を示し、同図において１はテ゛イーゼル機関、２は
燃料油サービスタンク、３は燃料油ブーストポンプ、４
は燃料油予熱器、５は燃料油スタンドパイプ、６は調圧
弁、７は燃料油加熱コイル、８は空気抜き管、９は空気
分離器であり、これらの構威は従来のものと同様である
。
と、第２図は船舶用ディーゼル機関の燃料油供給装置の
１例を示し、同図において１はテ゛イーゼル機関、２は
燃料油サービスタンク、３は燃料油ブーストポンプ、４
は燃料油予熱器、５は燃料油スタンドパイプ、６は調圧
弁、７は燃料油加熱コイル、８は空気抜き管、９は空気
分離器であり、これらの構威は従来のものと同様である
。
１１は燃料油冷却器で、上記サービスタンク２と機関１
とを接続する燃料油供給路１２中において、ブーストボ
ンプ３から吐出された供給燃料油並びに機関１から吐出
油路１３を経た余剰燃料油が導入され、上記供給燃料油
と余剰燃料油とを熱交換するようになっている。
とを接続する燃料油供給路１２中において、ブーストボ
ンプ３から吐出された供給燃料油並びに機関１から吐出
油路１３を経た余剰燃料油が導入され、上記供給燃料油
と余剰燃料油とを熱交換するようになっている。
上記構或を具えた燃料油供給装置において、機関１内に
て加熱された余剰燃料油は吐出油路１３を経て燃料油冷
却器１１内に導入される。
て加熱された余剰燃料油は吐出油路１３を経て燃料油冷
却器１１内に導入される。
一方上記燃料油冷却器１１内にはブーストポンプ３から
吐出された低温の供給燃料油が導入されており、上記余
剰燃料油は該燃料油冷却器１１内において上記供給燃料
油と熱交換することにより冷却された後スタンドパイプ
５内に戻される。
吐出された低温の供給燃料油が導入されており、上記余
剰燃料油は該燃料油冷却器１１内において上記供給燃料
油と熱交換することにより冷却された後スタンドパイプ
５内に戻される。
また上記供給燃料油は燃料油冷却器１１内にて余剰燃料
油から与えられる熱量により昇温し、更に燃料油予熱器
４により加熱されて機関１に導入される。
油から与えられる熱量により昇温し、更に燃料油予熱器
４により加熱されて機関１に導入される。
上記のように、燃料油冷却器１１により余剰燃料油の熱
量を機関１に供給される燃料油の加熱用として利用でき
、また低温の余剰燃料油がスタンドパイプ５に戻される
ので燃料油の一部がスタンドパイプ５内から空気抜き管
８を経てサービスタンク２に逆流したり、空気分離器９
から外部に噴出することがない。
量を機関１に供給される燃料油の加熱用として利用でき
、また低温の余剰燃料油がスタンドパイプ５に戻される
ので燃料油の一部がスタンドパイプ５内から空気抜き管
８を経てサービスタンク２に逆流したり、空気分離器９
から外部に噴出することがない。
以上のように本考案に係る内燃機関の燃料油供給装置は
、機関への燃料油路中に機関に供給される燃料油と機関
から排出される余剰燃料油とを熱交換する燃料油冷却器
を設置したので、機関からの余剰燃料油は燃料油冷却器
にて冷却された後スタンドパイフ゜内に戻されるので゛
、スタンドパイプ内における燃料油の温度が従来のもの
よりも低くなる。
、機関への燃料油路中に機関に供給される燃料油と機関
から排出される余剰燃料油とを熱交換する燃料油冷却器
を設置したので、機関からの余剰燃料油は燃料油冷却器
にて冷却された後スタンドパイフ゜内に戻されるので゛
、スタンドパイプ内における燃料油の温度が従来のもの
よりも低くなる。
このためスタンドパイプ内の燃料が空気抜き管を経てサ
ービスタンク内に逆流したり、空気分離器から外部に噴
出するのを防止することができる。
ービスタンク内に逆流したり、空気分離器から外部に噴
出するのを防止することができる。
また余剰燃料油の熱量を機関への供給燃料油の加熱用と
して利用することができるので、燃料油を加熱する装置
の容量を小さくすることができ、別置きの燃料予熱器を
不要とすることも可能となる。
して利用することができるので、燃料油を加熱する装置
の容量を小さくすることができ、別置きの燃料予熱器を
不要とすることも可能となる。
第１図は従来における舶用テ゛イーゼル機関の燃料油供
給装置の１例を示す系統図、第２図は本考案の１実施例
を示す第２図に応当する図である。 １・・・・・・機関、２・・・・・・燃料油サービスタ
ンク、３・・・・・・ブーストポンプ、５・・・・・・
スタンドパイプ、１１・・・・・・燃料油冷却器、１２
・・・・・・燃料油供給路、１３・・・・・・燃料油吐
出路。
給装置の１例を示す系統図、第２図は本考案の１実施例
を示す第２図に応当する図である。 １・・・・・・機関、２・・・・・・燃料油サービスタ
ンク、３・・・・・・ブーストポンプ、５・・・・・・
スタンドパイプ、１１・・・・・・燃料油冷却器、１２
・・・・・・燃料油供給路、１３・・・・・・燃料油吐
出路。
Claims (1)
- 内燃機関の燃料油供給装置において、該内燃機関への燃
料油路中に、上記機関に供給される燃料油と上記機関か
ら排出される余剰燃料油とを熱交換して該余剰燃料油を
冷却する燃料油冷却器と内燃機関に供給される燃料油を
加熱する加熱装置とを併設したことを特徴とする内燃機
関の燃料油供給装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12589978U JPS5910372Y2 (ja) | 1978-09-13 | 1978-09-13 | 内燃機関の燃料油供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12589978U JPS5910372Y2 (ja) | 1978-09-13 | 1978-09-13 | 内燃機関の燃料油供給装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5541588U JPS5541588U (ja) | 1980-03-17 |
| JPS5910372Y2 true JPS5910372Y2 (ja) | 1984-04-02 |
Family
ID=29087232
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12589978U Expired JPS5910372Y2 (ja) | 1978-09-13 | 1978-09-13 | 内燃機関の燃料油供給装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5910372Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-09-13 JP JP12589978U patent/JPS5910372Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5541588U (ja) | 1980-03-17 |
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