JPS59102909A - 含水ゲルの製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 −４−発ｕＪ）は、常温で重合する非シキソトロピンク
な高含水ゲルの製造方法に関するものである。

含水ゲルは各種担体、其の他広い範囲に於て利用する用
途があるが、非シキソトロピンクで高粘性のものが常温
で得られれば、形状化や生産性も良く、蒸気圧の低い物
質の担体としても適しているが、アクリルアミド水溶液
に少量のＮ、Ｎ−メチレンビスアクリルアミドを加え、
更に微量のレドックス触媒を添加すれば、短時間に重合
し且つ重合物は重合容器の形状を保持するものであるこ
とが判明した。

以下、本発明の好趙実施例を説明する。

実施例 水１００ｇにアクリルアミ１′８ｇとＮ、Ｎ−メチレン
ビスアクリルアミド０．２ｇを溶解し、０．０１ｇ程度
の硫酸第一鉄と同量程度のベルオクソニ僚酸ナトリウム
を順次添加しで混合すると、数分後に重合が始まって固
化し、直ちに容器より取り出しても形状の変らないコン
ニャク様の弾性体が得られるが、重合はその後も状き、
約１時間後には粘度が向上し、弾性もやや少なくなる。

重合開始当初、僅かに発熱現象が見られるカベ気温２０
°Ｃに於て重合系の温度は約３０　’Ｃ稈度である。重
合物はタック性の殆どないコンニャク様の固さと弾性を
有する透明なものであるが、Ｎ、Ｎ−メチレンビスアク
リルアミドの量が多ければ重合物の固さが増すと共に脆
さも増し、少なくなれば柔らかく且つ粘り強くなる傾向
となる。一方、硫酸第一鉄を亜ニヂオン酸ナトリウムに
代えて使用した場合は重合開始時期が若干遅れ、重合物
は強さを増す。

（実施例２） 実施（＋１１の水溶液にカルボキシメチルセルローズ１
ｇを添加溶解して同様に重合したものは、強度及び固さ
共２倍以上となり、アクリルアミド及びＮ、Ｎ−メチレ
ンビスアクリルアミドの使用量を減らずことが出来る。

（実施例３） 実施例２のカルボキシメチルセルローズをポリアクリル
酸ソーグーに代えて同量添加したものは強度が更に増し
、ボール状の弾性体となる。

其の他、ポリビニールアルコール等の水溶性高分子を加
えた場合に於ても同様のものが得られ、夫々に若干界な
る物性を有することが判明したが、これは用途により適
宜選択出来ることを示すものである。

尚、使用する触媒は実施例に示したもの以外のレドック
ス系のものを適宜使用出来る。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ■アクリルアミドとＮ、Ｎ−メチレンビスアクリルアミ
   ドの混合水溶液にレドックス触媒を加えて常温で重合す
   ることを特徴とする含水ゲルの製造方法。 ■前記混合水溶液に水溶性高分子を溶解することを特徴
   とする前記０項記載の方法。