JPS59102787A - エレベ−タのトラクシヨンシ−ブ - Google Patents

エレベ−タのトラクシヨンシ−ブ

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Publication number
JPS59102787A
JPS59102787A JP21601083A JP21601083A JPS59102787A JP S59102787 A JPS59102787 A JP S59102787A JP 21601083 A JP21601083 A JP 21601083A JP 21601083 A JP21601083 A JP 21601083A JP S59102787 A JPS59102787 A JP S59102787A
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JP
Japan
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traction
elevator
sheave
groove
traction sheave
Prior art date
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Application number
JP21601083A
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English (en)
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JPS647955B2 (ja
Inventor
哲夫 岩田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPS59102787A publication Critical patent/JPS59102787A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はエレベータのトラクション構造に係り、特に巻
上機シーブ溝に挿入した柔軟性のあるインサートリング
が破損しても安全にエレベータ運行を補償することが出
来るトラクションシーブに関する。
近年、アンダーカット形トラクションシーブにおいては
、シーブの摩耗並びにロープの摩耗による部品交換が比
較的短い期間に行なわれてきた。
このことは保守点検の費用、新しい部品への交換など人
的にも費用的に大きな負担となっている。
加えて、経年変化に伴う性能上も技術的に常に一定に保
つことは出来なかった。また、乗心地や振動騒音などか
らも、金属シーブと金属ロープでは何等かの振動騒音が
発生し、乗心地や建水への振動騒音の悪影響が及んでい
た。
このような問題を解決するため最近ではトラクションシ
ーブ本体の溝にゴム又は合成樹脂などによる柔軟性のあ
る高摩擦材を取付だシーブが開発され実用化されている
。これによれば従来形のトラクション(駆動力)の保証
及び振動騒音の減少並びにシーブやロープの摩耗が少な
く、寿命が延長すると共に性能も向上する。
このようにシーブ本体の溝にゴム材を加硫したものにお
いては加硫ゴム材の疲労寿命の問題がある。すなわちト
ラクションシーブに高摩擦ゴム材を架橋したものが疲労
寿命のため欠落することが考えられる。または架橋ゴム
材自体の材質的ばらつき、高負荷による破壊などがあり
、万一架橋ゴム材が欠落するとトラクションシーブはロ
ーブとのトラクション(駆動力)が取れないため、エレ
ベータの速度制御を不能とするものである。
このことは丁度ブレーキがないエレベータと同じで、そ
の現象は明らかな如く過速度現象になると共にガバナ等
の不側の事態に備えている安全装置を動作させてしまう
。予測できる過渡現象に対する考え方として使い方が好
ましくない。
この様に最悪な手段を用いての安全確保は意に反するこ
とであって、少なくともシーブ自体での最悪の条件を充
していることが肝要である。
本発明はこの様な考えを基(:万一、ゴムや合成樹脂な
どの高摩擦材がシーブ本体から欠落してもエレベータ積
載荷重は何時でもトラクション(駆動力)が確保できる
ようにしたエレベータのトラクションシーブを提供する
ことを目的とする。
以下、図示した実施例に基づいて本発明を説明する。第
1図は本発明の一実施例を示すエレベータ概略図を示す
。トラクションマシン1には出力軸2が枢着され、それ
にトラクションシーブ本体3が一体的に取付けられ回動
自在となし、マシンベット4にはそらせシーブ5が取付
られ、それ等にローブ6が巻装され、その両端部に乗り
かと7とつり合いおもり8が結ばれ、トラクションマシ
ン1の駆動力によって乗かと7は上下に移動する。
また、機械室の床9とマシンペット4との間には弾性体
10が設けられている。
第2図は第1図のトラクションシーブ本体3の部分断面
図でシーブ溝11はα0なる角度の■形溝を形成し更に
下部に0字形溝12をそれぞれに設ける。
これに対してエンドレス状に形成された架橋ゴム材など
の高摩擦材13は略■字形に形成されているものとすれ
ば、下部係合部分の空間a、b、cとa′、b′、c′
があり、この部分は実際にはワイヤローブ6の下向の力
によって高摩擦材13が体積ひずみ起し、その空間を占
有する。これはトラクションシーブ本体3が荷重を受け
る側のみに生じるもので一般にはこの空間と高摩擦材1
3の弾性によってワイヤローブ駆動時の振動を緩衝する
ため乗りかと7の乗心地を良くする効果を有する。
この様な構造に於いて何等かの原因によって高摩擦材1
3が切れたり破損によって欠落が一部分または全部に及
んだ場合には第3図に示す如く、ワイヤロープ6がトラ
クションシーブ溝11の接触部14で接触し、この部分
で摩擦力を得る。第3図にはV字形溝の下部に0字形溝
12を有する場合を示したがトラクションシーブ溝11
の形状をα0として負荷に応じたトラクションを得るV
字形の溝でも同様の効果を有する。
すなわち、高摩擦材13が正常に係合しているとき、そ
の摩擦力から得られる駆動力(トラクション)に対し、
万一これが欠損してV字形溝へ直接的に接触したとき、
その摩擦力から得られる駆動力(トラクション)が負荷
(トラクション比)に応じた角度の7字形溝が用いられ
る。
したがって、少なくとも7eEM擦祠13が欠落後、直
にローブ6がV字形溝に接触したときの安全を保証する
駆動力(トラクレヨン)は略同等以上に設定するもので
ある。
第3図では4つの溝として2つが破損した図を示したが
破損する確立は全数にわたることも当然有りうる。
このような最悪の場合でも前記接触部14に於ける摩擦
によって容易に乗りかとまたはつり合おもりが荷重的に
アンバランスであっても安全にエレベータを加減速制御
でき、重い方にすべり落してしまうようなことは全くな
い。
この結果エレベータが稼動中に火災などに遭遇したりま
たは船橋ゴム材などの高摩擦材の疲労破壊によって欠落
しても安全運行を行ない得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を用いたエレベータの概略図、第2図は
第1図のI−1断面矢視図、第3図は本発明を用いたト
ラクションシープの架橋ゴム材が欠落した状態図を示す
。 3・・・シープ本体、6・・・ローブ、7・・・乗りか
ご、11・・・溝、12・・・U字形溝、13・・・高
摩擦材。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  シーブ本体に設けた溝に高摩擦材を埋め込み
    、この高摩擦材の上にロープを巻いて乗りかごを昇降さ
    せるようにしたものにおいて、上記溝をV字形にすると
    共に上記高摩擦材がシーブ本体から欠落したとき、上記
    ロープは上記V字形溝の傾斜部に接触し、上記溝の底部
    から所定の間隙を設けるようにしたことを特徴とするエ
    レベータのトラクションシーブ。
  2. (2)  シーブ本体に設けたV字形溝、■字形溝下部
    にU字形溝を構成したことを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載のエレベータのトラクションシーブ。
JP21601083A 1983-11-18 1983-11-18 エレベ−タのトラクシヨンシ−ブ Granted JPS59102787A (ja)

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JPS59102787A true JPS59102787A (ja) 1984-06-13
JPS647955B2 JPS647955B2 (ja) 1989-02-10

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ID=16681886

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