JPS5910156B2 - サイリスタモ−タの制御装置 - Google Patents

サイリスタモ−タの制御装置

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JPS5910156B2
JPS5910156B2 JP51028063A JP2806376A JPS5910156B2 JP S5910156 B2 JPS5910156 B2 JP S5910156B2 JP 51028063 A JP51028063 A JP 51028063A JP 2806376 A JP2806376 A JP 2806376A JP S5910156 B2 JPS5910156 B2 JP S5910156B2
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俊昭 奥山
譲 久保田
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P25/00Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by the kind of AC motor or by structural details
    • H02P25/02Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by the kind of AC motor or by structural details characterised by the kind of motor
    • H02P25/022Synchronous motors
    • H02P25/03Synchronous motors with brushless excitation

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は負荷の大小に伴なう速度制御系の応答変化を無
くし高応答の制御が行えるサイリスタモータの制御装置
に関する。
第1図は同期電動機を運転する従来のサイリスタモータ
の一例を示す構成図である。
第1図において、1は商用交流電圧を直流に変換する第
1の変換器、2はその直流を可変周波数の交流に変換す
る第2の変換器、3は第2の変換器2により駆動される
同期電動機、4は同期電動機3の回転軸の回転位置に応
じた位相の位置信号を出力する位置検出器、5は第2の
変換器2のゲート信号を出力するゲート出力回路、6は
速度発電機、Tは速度指令回路、8は速度指令回路Tの
速度指令信号と速度発電機6の出力信号である速度帰還
信号を突き合わせ増巾する速度偏差増巾器、9は第1の
変換器1の交流入力電流を検出する電流検出器、10は
速度偏差増巾器8の出力信号と電流検出器9の電流帰還
信号を突き合わせ増巾する電流偏差増巾器、11は電流
偏差増巾器10の出力信号に従つて第1の変換器1の点
弧位相(電源側点弧角)を制御する自動パルス移相器で
ある。
” この構成においては要するに、部品番号の6〜11
、1は同期電動機3の電機子電流の大きさを速度偏差に
応じて制御し、電動機3の回転速度を速度指令信号とな
るように制御する速度制御系を構成する。また、部品番
号の4、5、2は電機子・ 電流の位相を電機子電圧に
対して所定位相に保つように動作する。これらの動作は
既に周知であり詳細な説明を省略する。ところで、この
ようなサイリスタモータにおいては次のような問題点が
存在する。
ク すなわち、今電動機の負荷が大きく電機子電流も大
きい場合には、第1、第2の変換器1、2の出入力電流
は各瞬時で連続しで流れるけれども、負荷が小さくなる
と変換器電流は断続するようになる。
このように電流が脈動し断続する原因は、5 名変換器
の出入力電圧に含まれる脈動電圧によつている。電流が
断続するようになると、自動パルス移相バ−器11の制
御入力電圧Ecからみた第1の変換器1の直流出力電圧
のゲイン(直流出力電圧/匍脚入力電圧)が電流連続時
に比べ大巾に低下するようになる。
この現象があるために、部品番号の9〜11等で構成さ
れる電流匍卿回路の応答も電流の連続、断続によつて大
巾に変動するようになる。これらの現象は静止レオナー
ド装置にみられるものと同様である。静止レオナード装
置においては電流制御回路の応答を十分に高めることに
より、それを補償することが行われている。ところで、
静止レオナードの場合には電流制御回路の応答を高めて
も変換器の出力電流の脈動が増加することがないため、
十分にこの補償を行うことができる。
ところが、サイリスタモータの場合では電流制御回路の
応答を高めると第1の変換器の出力電流の脈動が大巾に
増大するという不都合を生じる。したがつて、この補償
を十分に行うことは実際上困難である。このような電流
の脈動が増大する原因は、静止レオナードの場合では1
つの変換器のみの作用により電流の脈動を生じるのに対
し、サイリスタモータでは2つの変換器の作用により電
流の脈動を生じる。
そのため、電流制御回路の応答を高めると、第2の変換
器2の作用により生じた電流脈動分の影響が電流制御回
路に対し擾乱となb1その 二結果として第1の変換器
1の出力電流の脈動をさらに増大させるものと考えられ
る。以上説明したように、電流断続による電流脈動の増
大のため電流制御回路の応答を高めることができず、そ
の結果、速度制御系の応答を十分に高 5めることがで
きなくなる。
したがつて、必要な制御性能を得ることが困難であつた
。このような速度制御系の応答を高めることは特に負荷
が圧延機の場合に問題となる。本発明は上記点に対処し
て成されたもので、そ 5の目的とするところは電流制
御回路の応答の変化を防止し速度制御系の応答を十分に
高めることのできるサイリスタモータの制御装置を提供
することにある。
本発明の特徴とするところはトルク指令信号の 4大き
さが電流断続限界値以下になるとサイリスタ変換器の出
力電流の大きさを一定値に制御すると同時に、トルク指
令信号が小さくなるのに伴いサイリスタ変換器の電動機
側点弧角を大きくするように制御してサイリスタ変換器
の出力電流位相を変えるようにしたことにある。
以下、本発明を第2図に示す一実施例において詳細に説
明する。
第2図において部品番号の1〜11は第1図に示す同一
番号のものと同様であり説明を省略する。12は同期電
動機3の電機子電流の最小値(断続限界値)を設定する
最小電流設定回路、13は速度偏差増巾器8の出力信号
(トルク指令信号)と最小電流設定回路12の出力信号
を入力し、後述する関係に従い電機子電流の大きさを指
令する信号(電流指令信号)を出力する電流指令回路、
14は速度偏差増巾器8の出力信号を電流指令信号で割
算する割算器、15は割算器14の出力信号に対し後述
するような関係にある信号を出力する関数発生回路、1
6は位置検出器4の位置信号を関数発生回路15の出力
信号に従い移相する移相回路である。
次に、その動作を説明するに、理解を容易にするため本
発明の動作原理について述べる。第3図はサイリスタモ
ータにおける同期電動機のベクトル図を概略的に示した
ものである。
第3図の各記号はそれぞれ下記のとうクである。EO:
無負荷誘起電圧 1a:電機子電流Et:端子電圧
1d:電機子電流直X8la:同期リアクタン
軸分ス降下 1q:電機子電流横 γo:設定制御進み角 軸分、 γ:力率角 第3図の関係から、電動機の発生トルクτ8は次式で表
わせる。
なお、電動機の凸極性と第2の変換器2の重なb角は無
視する。ωr:回転角周波数 ここで、EO/ω,は界磁電流1fに比例するから、τ
6=KIfI,・・・・・・・・・・・・・・・ (2
)k:比例定数すなわち、トルクτ。
は電機子電流18の横軸分1,に比例する。第4図は、
トルクτをτ1,τ2,τ3と順に小さくした場合に訃
いて、電機子電流1aが順に1a1倉1a2FIa3と
変化する様子を示している。
第4図から明らかなようにトルクがτ2より大である間
、電機子電流1aはトルクτに比例する。この状態では
、1a2と1a,を結ぶ延長線上を1aのベクトルは移
動する。ところが、トルクがτ2以下となる場合では、
それまでのように電流1aをトルクτに比例させると、
電流1aが小さくなう断続するようになる。そこで、本
発明では、この場合、1a2と1a1を結ぶ円弧上を1
aのベクトルが移動するように制御する。すなわち、電
流は断続を生じない程度の大きさを保つたまま、トルク
のみで制御するのである。ところで、前述したように、
トルク電流1aの横軸分1,に比例し、また速度偏差増
巾器の出力信号はトルクの大きさを指令する信号である
から、速度偏差増巾器の出力信号は電流の横軸分を指令
する信号であるとみなすことができる。
したがつて、速度偏差増巾器の出力信号(1,に比例)
に基づき第4図に示す関係に従つて電機子電流の大きさ
と位相を制御すれば、以上に述べた制御が可能である。
以上が動作原理であるが、次に第2図の動作を説明する
速度偏差増巾器8の出力信号(トルク指令信号)をa1
最小電流設定回路12の出力信号をbとすると、選択回
路13は各信号A,bのうち大である方を出力する。
すなわち、選択回路13の出力をcとすると、(1)
c=Kla(a>bの場合) (11) c=Klb(a<.bの場合)K,:比例定
数 ・・・・・・・・・・・・・・・ (3)となる。
選択回路13の出力は電流指令信号として電流偏差増巾
器10に加えられる。
したがつて、電機子電流の大きさは、(1)である場合
は信号aに比例して制御され、(11)である場合は信
号bによつて設定される一定値に制御される。割算器1
4は信号aを信号cで割算し、(!)0i)の場合で次
式に示す信号fを出力する。
に示す信号gを出力する。
g=COs−1f・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・ (5)さらに、移相回路16は位置検出器4
の位置信号を信号gに比例した角度だけ移相(進み位相
)する。
ここで、移相回路16の移相量が零である場合、電機子
電流1aが無負荷誘起電圧E。
と同相であるように設定するものとすれば、電流1aの
位相γoは、(1)である場合には(4)(5)式の関
係からCOs−1±で定まる所定値(転流余裕角が確保
でKiきるような適当な値)に制御される。
また、(11)である場合には、例えば第4図に示す1
a3−0一1,3が作る三角形の角の関係、すなわち、
に従つて制御される。以上述べたことから明らかなよう
に、(:)である場合は第4図における電流1aが1a
2よう大である場合に対応し、(IDである場合は電流
1aが1a2以下である場合に対応しており、全体とし
て電流1aを第4図の関係に従つて制御できる。
したがつて、各場合でトルクは次式となる。
ここに、Kc:定数このように、いずれの場合でもトル
クτはトルク指令信号に比例して制御され、しかもτ/
aは常に一定となる。
なお、τ/aを一定にすることτは制御上望ましいが、
電流を断続させないという観点からすれば定数Kcが常
に一定である必要はない。本発明は定数Kcが変化した
としもトルク指令信号aに応じてトルクτが制御される
ならば電流が断続するのを防止できる。第5図に信号a
に対する電流1a1トルクτ、制御進み角(電動機側点
弧角)γoの変化する様子を概略的に示す。
以上で述べたようにして、(i)(Ii)の各領域で図
示のように電流1aと制御進み角γoを制御する結果、
トルクτは信号aに略比例するようになる。以上のよう
に電流1aの大きさと位相を制御する結果、電流の断続
が起ることを防止して、電流断続に伴う前述した不都合
を未然に防止することができる。
また、速度偏差増巾器8の出力と電機子電流の横軸分1
,が結果的に比例するように制御したことから、トルク
対速度偏差増巾器8の出力の比を電流の大小にかかわら
ずほぼ一定に保つことができ、安定な速度制御回路を構
成する土で好しい特性を得ることができる。したがつて
、本発明によれば電流断続に伴う電流制御回路の応答の
変化を未然に防止できるので、速度制御系の応答を安定
に十分に高めることができる。
ここで、前述した実施例において、第2の変換器2が転
流を行う際には重なり角uを生じる。
そのため、わずかであるがそれを考慮しない場合より電
機子電流は略旦だけ位相が遅れるようになる。そのため
、前述した式の関係(信号aに比例して横軸分1,を制
御すること)が多少満足されなくなるがもし、これを補
償する必要がある場合には、移相回路16の移相量をあ
らかじめ見だけ進ませるようにすればよい。すなわち、
重なり角uは電鼾電流に略比例するから、移相回路16
と関数発生回路15の間に、信号gと電鼾電流に比例し
た信号を加算する加算器を設け、移相回路16の入力信
号を信号gより移相量旦に相当した分だけ大とすれば補
償が可能である。また、前述した実施例において、電流
断続限界の電流値は、同期電動機3の界磁電流の大きさ
や、速度によつても変動するため、それらに応じて最小
電流設定回路の出力信号を変更するようにしてもよい。
その場合には(il)の運転範囲が小さくなシ、軽負荷
時における力率改善を行うことができる。最小電流設定
回路として速度検出器の信号あるいは界磁電流に応じた
信号を入力し、電流断続限界の電流値に応じたパターン
を発生する関数発生器を用いれば以上の制御が可能であ
る。次に、第6図は本発明の他の実施例を示すもので、
サイリスタ変換器として電圧形サイクロコンバータ(以
後、電圧形CYCと称する)を用いたサイリスタモータ
の場合である。
電圧形CYCは正弦波の電流指令信号に従つて電鼾電流
を正弦波状に制御できるものである。
この電圧形CYCを用いたサイリスタモータにおいても
電流が断続するようになると前述したような不都合を生
じるのは勿論、電機子電流を正弦波状に制御し得なくな
る。しかしながら、本発明を用いればこれらの点も解決
できる。以下、第6図の実施例を説明する。
第6図において、第2図と同一番号のものは相当物を示
し、17は電圧形CYCll8は電圧形CYCl7によ
り駆動される同期電動機で、電機子巻線の各相は互いに
電気的に絶縁されている。
19は電動機18の回転子の回転角に応じた位相をもつ
正弦波の位置信号(2相信号)Hl,H2を出力する位
置検出器、20は速度偏差増巾器8の出力を2乗する掛
算器、21は電機子電流の最小値を設定する最小電流設
定回路で第2図の最小電流設定回路12と同様なもので
ある。
22は最小電流設定回路21の出力信号から掛算器20
の出力信号を減算する減算器、23は減算器22の出力
の平方根を求める平方根回路、24は速度偏差増巾器8
の出力を分圧する分圧器、25は分圧器24および平方
根回路23の各出力信号を入力し、それらのうち大であ
る方を出力に出す選択回路、26は位置検出器19の一
方の位置信号H,と選択回路25の出力信号を掛け合わ
せる掛算器27は位置検出器19の他方の位置信号H2
と速度偏差増巾器8の出力信号を掛け合わせる掛算器、
28は掛算器26,27の出力信号を加え合わせ、電機
子電流(3相)の大きさと位相を指令する正弦波の電流
指令信号を出力する電流指令回路、29は電圧形CYC
の入力電流を検出する電流検出器、30は電流指令信号
と電流検出器29の出力信号を突き合わせ増巾する電流
偏差増巾器31は電流偏差増巾器30の出力信号に応じ
て、電圧形CYCl7を位相制御する自動パルス移相器
を含むゲート出力回路である。
まず簡単に基本動作を述ぺる。
本実施例においても第4図に示すベクトル関係に従つて
制御することは同様である。また、電機子電流1aの横
軸分1,を速度偏差増巾器8の出力信号aに従つて制御
することも同様である。すなわち、まず第4図に示す関
係に基づき、(1)および(Ii)の場合のそれぞれに
おける電機子電流の直軸分の大きさ(直軸分に比例した
信号)を信号aを基にして演算する。次に、位置検出器
19の位置信号と以上のようにして求めた直軸分に比例
した信号、および信号aを掛け合わせ、直軸分電流を指
令する信号および横軸分電流を指令する信号のそれぞれ
を得る。そしてその両者を加算し電流指令信号を作う、
それに応じて電機子電流を制御する。以上が基本動作で
あるが、次に第6図の動作を説明する。
速度偏差増巾器8の出力信号がaであり、掛算器20か
らはA2に比例した信号hが得られる。
減算器22は最小電流設定回路21の出力信号bから信
号hを減算し信号2を出力する。また、平方根回路23
は信号lの平方根である信号mを出力する。次に選択回
路25は分圧器24の出力信号と信号mのうち大である
方を出力する。すなわち、選択回路25の出力をnとす
ると(1) n=K2・a (K2・a>mの場合)(
Ii) n=m (K2・a<.mの場合)K2:
比例定数となる。
一方、位置検出器19は位相差が90度ある2つの位置
信号(正弦波信号)Hl,H2を出力する。
この位置信号Hl,H2は次式のようになる。Hl8c
Os(ωt+ψ)・・・・・・・・・・・・ (8) H2=Sin(ωt+ψ) と表わせる。
なお、信号周波数は電動機周波数に一致している。また
信号の振巾値は一定であるので記述を省略する。位置信
号H1と信号nを掛算器26で、また位置信号H2と信
号aを掛算器27で掛け合わせる。
しかして、掛算器26,27はそれぞれ次式に示す信号
G,,G2を出力する。G1=H1・n ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (9)G2=
H2・aこのようにして得た信号G1とG2を電流指令
回路28で加算し、電動機18の電機子電流を指令する
正弦波の電流指令信号Jを得る。
電流指令信号は各相に対応して3個あり、各相電流は各
信号に従つて制御される。以下の説明では説明が冗長と
なることを避けるため1相分(U相)についてのみ述べ
る。信号G1とG2を1:1の比率で加算し次式に示す
電流指令信号J,を得る。
この信号J,はU相に対応する。J,=1t丁7一SI
N(ωt+ψ+RO)・・・(10)ここにそして、電
機子電流(U相)は信号J1と大きさが比例し、位相が
同相となるように制御される。
いま、信号H2の位相が無負荷誘起電圧E。と同相にな
るように設定すれば、電機子電流は第4図に示す関係に
従い制御されることを次に示す。まず、(1)の場合は
信号J1は次式のように表わせる。すなわち、(1)の
場合は、電鼾電流は振巾値が信号aに比例するように、
また電圧E。
に対する位相差R。はTan−1k2で定まる所定値に
制御される。また、(11)の場合では、信号J,は次
式となる。
すなわち、(11)は電流1aの振巾値は信号bに応じ
た所定値に、また位相差R。は一Vb−A2 tan−1 ?に制御される。
ここで信号aはa電流の横軸分1,に対応し、また、信
号bの平方根は電流1aの大きさを指令するものである
から、V『コJは電流の直軸分1dに対応したものとな
る。
したがつて第4図の関係、すなわち、に従つて位相差R
。を制御できる。したがつて、各場合でトルクは次式と
なる。
iここに、Kc′:定数 すなわち、いずれの場合でもトルクτは信号aに比例し
、しかもτ/aは常に一定である。
すなわち、(1)の場合(K2a>mの場合)では、信
号J1はJ,=H1・n+H2a =H2・K2a+H2a となD.Jlの大きさは信号aに比例し、また、位相差
R。
はTan−1k2で定まる値になる。一方、(]i)の
場合には、Jの大きさは信号aには無関係に一定となり
、かつ位相差R。はTan−1V′b−8“で示すよう
に信号aの大きさにa応じて変化する。
すなわち、信号aが小さくなると位相差R。は大きくな
る。電機子電流18は信号J,に応じて制御されるから
、第4図のようになる。
以上で述べた関係をベクトル図で示すと第7図のように
なる。
第7図から明らかなように電鼾電流1aは第4図と同様
に制御される。以上のように本実施例においても、電流
1aの大きさと位相を第5図の関係に従つて制御できる
結果、電流の断続を防止し、電流断続に伴う前述した不
都合を未然に防止することができる。
また速度偏差増巾器8の出力と横軸分電流1,が結果的
に比例するように制御したことから、トルク対速度偏差
増巾器8の出力の比を電流の大小にかかわらずほぼ一定
に保つことができ、安定な速度制御回路を構成する上で
好しい特性を得ることができる。以上説明したように、
本発明によれば電機子電流が断続限界値になるとその大
きさを一定とし、かつその位相を制御することにより電
流断続が生じるのを防止できる。
その結果、電流制御回路の応答の変化を防止できるので
速度制御系の応答を高めることができる。なお、本発明
は、第2図に示す第1,第2の変換器の代わ加こ、電流
形サイクロコンバータ(出力電流波形が方形波となるサ
イクロコンバータ)を用いたサイリスタモータに適用し
ても同様の効果が得られるのは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のサイリスタモータの一例を示す構成図、
第2図は本発明の一実施例を示す構成図、第3図、第4
図は本発明の動作原理を説明するためのベクトル図、第
5図は本発明による制御特性図、第6図は本発明の他の
実施例を示す構成図、第7図は第6図の動作を説明する
ためのベクトル図である。 符号の説明、1・・・・・・第1の変換器、2・・・・
・・第2の変換器、3・・・・・・同期電動機、4・・
・・・・位置検出器、5・・・・・・ゲート出力回路、
7・・・・・・速度指令回路、8・・・・・・速度偏差
増巾器、9・・・・・・電流検出器、10・・・・・・
電流偏差増巾器、11・・・・・迫動パルス移相器、1
2・・・・・・最小電流設定回路、13・・・・・・電
流指令回路、14・・・・・・割算器、15・・・・・
・関数発生回路、16・・・・・・移相回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 交流の周波数変換を行うサイリスタ変換器と、該サ
    イリスタ変換器により駆動される交流電動機と、該交流
    電動機の実速度と指令速度の偏差に応じたトルク指令信
    号を出力する速度制御回路と、前記トルク指令信号に応
    じて前記サイリスタ変換器の出力電流の大きさを制御し
    、前記トルク指令信号の大きさが電流断続限界値以下に
    なると前記サイリスタ変換器の出力電流の大きさを一定
    値に制御する電流制御回路と、前記サイリスタ変換器の
    電動機側点弧角を制御してその出力電流位相を調整する
    ものであつて、前記トルク指令信号の大きさが電流断続
    限界値以下になると前記トルク指令信号が小さくなるに
    伴い前記電動機側点弧角を大きくするように制御する位
    相制御回路とを具備したサイリスタモータの制御装置。
JP51028063A 1976-03-17 1976-03-17 サイリスタモ−タの制御装置 Expired JPS5910156B2 (ja)

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