JPS59101502A - タ−ビンロ−タジヤ−ナル用の肉盛スリ−ブ - Google Patents
タ−ビンロ−タジヤ−ナル用の肉盛スリ−ブInfo
- Publication number
- JPS59101502A JPS59101502A JP20934582A JP20934582A JPS59101502A JP S59101502 A JPS59101502 A JP S59101502A JP 20934582 A JP20934582 A JP 20934582A JP 20934582 A JP20934582 A JP 20934582A JP S59101502 A JPS59101502 A JP S59101502A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sleeve
- turbine rotor
- journal
- coupling
- welding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01D—NON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
- F01D5/00—Blades; Blade-carrying members; Heating, heat-insulating, cooling or antivibration means on the blades or the members
- F01D5/02—Blade-carrying members, e.g. rotors
- F01D5/06—Rotors for more than one axial stage, e.g. of drum or multiple disc type; Details thereof, e.g. shafts, shaft connections
- F01D5/063—Welded rotors
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は、尚クローム合金鋼製のタービンロータの軸受
特性を改善するために同゛タービンロータのジャーナル
部に嵌着するよう肉盛構成したスリーブに関するもので
ある。
特性を改善するために同゛タービンロータのジャーナル
部に嵌着するよう肉盛構成したスリーブに関するもので
ある。
タービンロータは高熱と高応力とを受けつつ使用される
ので、萬温において優れた機械的性能と耐蝕性とを有す
る材料で構成しなけれはならない。
ので、萬温において優れた機械的性能と耐蝕性とを有す
る材料で構成しなけれはならない。
この目的で、クローム含有率10〜14%のタービンロ
ータ用高クローム合金鋼が用いられる。
ータ用高クローム合金鋼が用いられる。
ところが、この高クローム合金鋼は軸受メタルに対して
比較的焼付を生じ易い。即ち、軸受特性が余シ良くない
という欠点を有している。
比較的焼付を生じ易い。即ち、軸受特性が余シ良くない
という欠点を有している。
上記の欠点をカバーするため、ジャーナル部に軸受特性
の良い金属を溶接肉盛りする方法も有るが、高クローム
合金鋼は溶接が難かしく、溶接部に亀裂が発生する虞れ
が有る。また、溶接後の亀裂を防止するための歪取り焼
鈍をしようとするとタービンロータ本体の素材調質を狂
わせてしまうという不具合を生じる。
の良い金属を溶接肉盛りする方法も有るが、高クローム
合金鋼は溶接が難かしく、溶接部に亀裂が発生する虞れ
が有る。また、溶接後の亀裂を防止するための歪取り焼
鈍をしようとするとタービンロータ本体の素材調質を狂
わせてしまうという不具合を生じる。
タービンロータに溶接クランクを発生せしめず、タービ
ンロータの素材調質に影響を与えないで、タービンロー
タのジャーナル部の軸受特性を改善するため、従来、第
1図に示すごとく高クローム合金鋼製のタービンロータ
lのジャーナル2に、軸受特性の良い金属材料で構成し
たスリーブ4を焼嵌めして、この焼嵌めスリーブ4の外
周を軸受3で支承する構瘉が用いられる。′ しかし、ジャーナル2にスリーブ4を嵌合しようとする
と、タービンロータ1の端部処カップリング5が一体形
成されていては嵌合のための挿入をカップリングで阻止
されるので、このカンプリング5をタービンロータと別
体に形成し、スリーブ4をジャーナル2に焼嵌めした後
にカップリング5をタービンロータ1の端部に焼嵌めさ
れる。
ンロータの素材調質に影響を与えないで、タービンロー
タのジャーナル部の軸受特性を改善するため、従来、第
1図に示すごとく高クローム合金鋼製のタービンロータ
lのジャーナル2に、軸受特性の良い金属材料で構成し
たスリーブ4を焼嵌めして、この焼嵌めスリーブ4の外
周を軸受3で支承する構瘉が用いられる。′ しかし、ジャーナル2にスリーブ4を嵌合しようとする
と、タービンロータ1の端部処カップリング5が一体形
成されていては嵌合のための挿入をカップリングで阻止
されるので、このカンプリング5をタービンロータと別
体に形成し、スリーブ4をジャーナル2に焼嵌めした後
にカップリング5をタービンロータ1の端部に焼嵌めさ
れる。
スリーブ4のように比較的薄肉の部材を焼嵌めしてもタ
ービンロータlに大きい応力を生じさせないが、カップ
リング5のような比較的厚肉の部材を焼嵌めすると、タ
ービンロータ1に局部的な高応力を生じて亀裂7を誘発
させる虞れが大きい。
ービンロータlに大きい応力を生じさせないが、カップ
リング5のような比較的厚肉の部材を焼嵌めすると、タ
ービンロータ1に局部的な高応力を生じて亀裂7を誘発
させる虞れが大きい。
同図において6はカップリングボルト、8は動翼である
。
。
本発明は上述の事情に鑑みて為され、一体形のカンプリ
ングを形成したタービンロータのジャーナルに嵌着する
ことができ、タービンロータの亀裂を誘発する處れの無
い肉盛構成のスリーブを提供することを目的とする。
ングを形成したタービンロータのジャーナルに嵌着する
ことができ、タービンロータの亀裂を誘発する處れの無
い肉盛構成のスリーブを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明の肉盛スリーブは、
一体形カップリングを形成した高クローム合金鋼製のタ
ービンロータにおいて、ジャーナル郁に、肉盛シ溶接に
よって構成したスリーブを焼嵌めしたことを特徴)する
。
一体形カップリングを形成した高クローム合金鋼製のタ
ービンロータにおいて、ジャーナル郁に、肉盛シ溶接に
よって構成したスリーブを焼嵌めしたことを特徴)する
。
次に、本発明の一実施例を第2図乃至第7図について説
明する。
明する。
第2図は本発明の肉盛スリーブ4を、高クローム合金鋼
である12%クローム鋼製のタービンロータ1のジャー
ナル2に嵌着した状態の断面図である。5Vi上記のタ
ービンロータ1に一体形成されたカンプリングで、ター
ビンロータを素材から鍛造成形する際に一体に成形し、
タービンロータ1の本体部分と一緒に機械加工して仕上
けである。
である12%クローム鋼製のタービンロータ1のジャー
ナル2に嵌着した状態の断面図である。5Vi上記のタ
ービンロータ1に一体形成されたカンプリングで、ター
ビンロータを素材から鍛造成形する際に一体に成形し、
タービンロータ1の本体部分と一緒に機械加工して仕上
けである。
本図に示したような肉盛スリーブ4を、カップリング5
に妨けられることなくジャーナル2に嵌合するための構
成手順を、第3図乃至第5図について次に説明する。
に妨けられることなくジャーナル2に嵌合するための構
成手順を、第3図乃至第5図について次に説明する。
第3図に示すごとく、カップリング5を一体形成した1
2%クローム鋼製のタービンロータ1のジャーナル2の
外径り、lも若干率さい外径を有するニラ割υ形のスリ
ーブ9を予め構成し、カンプリング5とジャーナル2と
の中間の小径部を緩やかに抱くように円筒状に組み合わ
せ、このスリーブ9の外周面に軸受特性の良い(詳しく
は、軸受特性の良い浴着金属を生成する)溶接棒を用い
て、多層肉盛溶接を施して肉盛スリーブ4を構成する。
2%クローム鋼製のタービンロータ1のジャーナル2の
外径り、lも若干率さい外径を有するニラ割υ形のスリ
ーブ9を予め構成し、カンプリング5とジャーナル2と
の中間の小径部を緩やかに抱くように円筒状に組み合わ
せ、このスリーブ9の外周面に軸受特性の良い(詳しく
は、軸受特性の良い浴着金属を生成する)溶接棒を用い
て、多層肉盛溶接を施して肉盛スリーブ4を構成する。
この場合の肉盛溶接は、第4図囚、@に示すように軸心
と平行に行なってもよく、第5図囚、 (t3)に示す
ように周方向に行なってもよい。
と平行に行なってもよく、第5図囚、 (t3)に示す
ように周方向に行なってもよい。
第3図に示すように肉盛溶接でスリーブ4を構成したら
、第6図に示すB部および0部に切削用のバイトを取り
つけ、肉盛スリーブ4を適宜の手段(図示せず)で支承
し、タービンロータ1を回転させなから肉盛スリーブ4
を矢印E方向に送って、肉盛スリーブ4の内径を寸法り
に合わせて、適宜の締代を肩するごとく、切削仕上げす
る。この切削加工により、スリーブ9は全部削り取られ
、周方向に継ぎ目の無い均一な肉盛スリーブ4の内径が
仕上げられる。
、第6図に示すB部および0部に切削用のバイトを取り
つけ、肉盛スリーブ4を適宜の手段(図示せず)で支承
し、タービンロータ1を回転させなから肉盛スリーブ4
を矢印E方向に送って、肉盛スリーブ4の内径を寸法り
に合わせて、適宜の締代を肩するごとく、切削仕上げす
る。この切削加工により、スリーブ9は全部削り取られ
、周方向に継ぎ目の無い均一な肉盛スリーブ4の内径が
仕上げられる。
次いで、この肉盛スリー゛ブ4の長さ寸法りを所定寸法
に仕上げ(第7図)、ジャーナル2に焼嵌めする。この
際、焼嵌め用の加熱温度と冷却速度とを適宜に訓節して
溶接後の歪取り焼鈍全行なう。
に仕上げ(第7図)、ジャーナル2に焼嵌めする。この
際、焼嵌め用の加熱温度と冷却速度とを適宜に訓節して
溶接後の歪取り焼鈍全行なう。
第2図に示すように、肉盛スリーブ4の焼嵌めを施した
後、抜は止めを完全ならしめるためにAs2をロール絞
めし、肉盛スリーブ4の外径を切削加工で荒仕上けを行
ない、研磨仕上けする。
後、抜は止めを完全ならしめるためにAs2をロール絞
めし、肉盛スリーブ4の外径を切削加工で荒仕上けを行
ない、研磨仕上けする。
このように構成した肉盛スリーブ4は、一体成形された
カンプリング5に妨げられることなくジャーナル2に焼
低めを行なうことができ、タービンロータ1に対して直
接的忙肉感りを行なわないのでタービンロータlの亀裂
を誘発する虞れが無い。また、一体成形カンプリング5
を設けであるため、カップリング5とタービンロータl
との固着が完全であって脱落や亀裂発生の^れが無い。
カンプリング5に妨げられることなくジャーナル2に焼
低めを行なうことができ、タービンロータ1に対して直
接的忙肉感りを行なわないのでタービンロータlの亀裂
を誘発する虞れが無い。また、一体成形カンプリング5
を設けであるため、カップリング5とタービンロータl
との固着が完全であって脱落や亀裂発生の^れが無い。
そして、本実施例のととく肉盛スリーブ4を軸受特性の
良い(軸受メタルと焼付く域れの少ない)溶着金属によ
って構成しておけは、軸受部の潤滑が正常である限り焼
付を生じる虞れが無い。
良い(軸受メタルと焼付く域れの少ない)溶着金属によ
って構成しておけは、軸受部の潤滑が正常である限り焼
付を生じる虞れが無い。
以上詳述したように、本発明の肉盛スリーブは、一体形
のカンプリングを形成した高クローム合金鋼装のタービ
ンロータにおいて、ジャーナル部に、肉盛り溶接によっ
て構成したスリーブを焼嵌めすることによシ、一体形の
カップリングを形成したタービンロータのジャーナルに
嵌着することができ、タービンロータの亀裂を銹発する
虞れが無いという優れた実用的効果を奏する。
のカンプリングを形成した高クローム合金鋼装のタービ
ンロータにおいて、ジャーナル部に、肉盛り溶接によっ
て構成したスリーブを焼嵌めすることによシ、一体形の
カップリングを形成したタービンロータのジャーナルに
嵌着することができ、タービンロータの亀裂を銹発する
虞れが無いという優れた実用的効果を奏する。
第1図は従来形のタービンジャーナル用スリーブの断面
図、第2図乃至第7図は本発明のタービンジャーナル用
肉盛スリーブの一実施例を示し、第2図は断面図、第3
図は溶接構成作業の説明図、第4図(4)、■と第5図
囚、@は溶接方法の説明図、第6図および第7図は機械
加工の説明図である。 1・・・高クローム合金@農のタービンロータ、2・・
・ジャーナル、3・・・軸受、4・・・肉盛スリーブ、
訃・・カンプリング、6・・・カンプリングボルト、7
・・・亀裂、8・・・動翼、9・・・肉盛作業の治具と
して用いる二ン割シ形のスリーブ。 そ4m (A) CB)殻fm
図、第2図乃至第7図は本発明のタービンジャーナル用
肉盛スリーブの一実施例を示し、第2図は断面図、第3
図は溶接構成作業の説明図、第4図(4)、■と第5図
囚、@は溶接方法の説明図、第6図および第7図は機械
加工の説明図である。 1・・・高クローム合金@農のタービンロータ、2・・
・ジャーナル、3・・・軸受、4・・・肉盛スリーブ、
訃・・カンプリング、6・・・カンプリングボルト、7
・・・亀裂、8・・・動翼、9・・・肉盛作業の治具と
して用いる二ン割シ形のスリーブ。 そ4m (A) CB)殻fm
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、一体形カッブリングを形成した高クローム合金鋼製
のタービンロータにおいて、ジャーナル部に、肉盛り溶
接によって構成したスリーブを焼嵌めしたことを特徴と
するタービンロータジャーナル用の肉盛スリーブ。 2、前記の肉盛スリーブは、軸受特性の浪い溶着金属に
よって構成したものであることを特徴とする特許請求の
範囲第1項に記載のタービンロータジ、ヤーナル用の肉
盛スリーブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20934582A JPS59101502A (ja) | 1982-12-01 | 1982-12-01 | タ−ビンロ−タジヤ−ナル用の肉盛スリ−ブ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20934582A JPS59101502A (ja) | 1982-12-01 | 1982-12-01 | タ−ビンロ−タジヤ−ナル用の肉盛スリ−ブ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59101502A true JPS59101502A (ja) | 1984-06-12 |
Family
ID=16571410
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20934582A Pending JPS59101502A (ja) | 1982-12-01 | 1982-12-01 | タ−ビンロ−タジヤ−ナル用の肉盛スリ−ブ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59101502A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5977847A (en) * | 1997-01-30 | 1999-11-02 | Nec Corporation | Microstrip band elimination filter |
CN104308476A (zh) * | 2014-04-30 | 2015-01-28 | 西门子公司 | 制造抽汽装置的方法 |
CN104308476B (zh) * | 2014-04-30 | 2017-01-04 | 西门子公司 | 制造抽汽装置的方法 |
-
1982
- 1982-12-01 JP JP20934582A patent/JPS59101502A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5977847A (en) * | 1997-01-30 | 1999-11-02 | Nec Corporation | Microstrip band elimination filter |
CN104308476A (zh) * | 2014-04-30 | 2015-01-28 | 西门子公司 | 制造抽汽装置的方法 |
CN104308476B (zh) * | 2014-04-30 | 2017-01-04 | 西门子公司 | 制造抽汽装置的方法 |
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