JPS5910142B2 - 電気結線法および電気結線機 - Google Patents

電気結線法および電気結線機

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JPS5910142B2
JPS5910142B2 JP51075962A JP7596276A JPS5910142B2 JP S5910142 B2 JPS5910142 B2 JP S5910142B2 JP 51075962 A JP51075962 A JP 51075962A JP 7596276 A JP7596276 A JP 7596276A JP S5910142 B2 JPS5910142 B2 JP S5910142B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電気結線法および機械、特に回転電気機械等の
誘導機器における巻線導体をクリンプ結線するための方
法および機械に関するものである。
回転電気機械等の巻線には絶縁銅線、絶縁アルミニウム
線等を用いるが、これらの巻線導体相互または巻線導体
と外部リード線(撚り線であることが多い)とを電気接
続するには、はんだ付けや溶接によるよりもクリンプ結
線を行う方が安価であることがわかっている。
「クリンプ結線」というのは変形可能なコネクタを用い
、これを圧縮変形させて導体を挾圧保持させることによ
り電気接続を行う方法である。
しかし用途によっては、長時間にわたって良好な導電性
を維持できるようなクリンプ結線を行うことが困難な場
合がある。
またたとえ可能であっても高価となる。
密閉形冷凍コンプレツサに組込むモータにあっては、固
定子巻線や巻線導体の接続部がフレオン等の冷媒にさら
されるが、接続不良等の故障が生じるとコンプレッサそ
のものを取り換えなければならなくなる。
従ってこのような用途において、クリンプ結線を実施す
るには、クリンプ結線の信頼性と寿命が十分に高く、た
とえば二十年程度の寿命がなければならない。
密閉形コンブレツサモータの巻線導体が絶縁アルミニウ
ム線である場合にははんだ付けや溶接が困難であるので
、クリンプ結線の必要性が高くなる。
信頼性の高いクリンプ結線を行うためには、クリンプ結
線部の最終の高さをその結線部に含まれる導体の断面積
との関係で調節することが重要である。
また導体の断面積が与えられているとしても、クリンプ
結線部の高さは使用するコネクタによって変ってくる。
従ってクリンプ結線を行うに際しては、コネクタの大き
さや導体の断面積に応じてクリンプ結線部の高さを調節
すると共に、必要に応じてパッキング導体をコネクタの
内部に差し入れるのが望ましい。
従来のクリンプ結線部の高さを調節する方法では、圧縮
空気で駆動されるトグルリンク機構を使用し、そのL字
形アームの一端を偏心ピンで支えると共に、他端に空気
シリンダを接続している。
L字形アームの中心点には別のアームの一端がピンで連
結してあり、後者のアームの他端はクリンプ結線工具に
連結してある。
空気シリンダの前進、後退運動に応じて結線工具が結線
すべき導体に向ってまたはそこから離れるように運動す
る。
またL字形アームの一端に設けてある偏心ピンはクラン
プアームに連結してあり、クランクアームは空気シリン
ダにより駆動される。
空気シリンダを作動させると、その前進ストロークの違
いによって偏心ピンのセット位置如例によってドグルリ
ンクのストローク長が変化する。
従ってトグルリンクに連結されているクリンプ結線工具
の移動距離が変化し、クリンプ結線部が二つの異なる高
さに仕上がる。
クリンプ結線の結線状態を良くする方法として採用され
ている別のやり方は、使用するコネクタのサイズおよび
導体の断面積との関係で、結線作業に際してコネクタに
パッキング導体を挿入することである。
しかしこの場合には、作業者は作業に際してパッキング
導体を挿入すべきか否かをいちいち判断しなければなら
ない。
上に述べた従来のやり方はいろいろな理由から満足でき
るものではない。
たとえば、クリンプ結線部の仕上り高さを二種類にしか
調整できず、その中間の仕上り高さを必要とする場合で
も実現不可能である。
また二つの仕上り高の差も常に同一である。
また作業者は作業時に二つの仕上り高のいずれを選択す
べきかを正確に判断しなければならず、さらにパッキン
グ導体を使用するかどうかも正確に判断しなければなら
ない。
なお実際の久リンプ結線作業中には導線やコネクタの切
断片等が生じて作業場所に蓄積するので、これらを取除
く方法を考じる必要がある。
本発明の目的は、結線作業位置に対する固定子の相対的
配置如何により、最高または最低の高さのクリンプ結線
を自動的に選択実施できるタリンプ結線法および結線機
を提供することである。
本発明の他の目的は、結線作業位置に対する固定子の相
対的配置如何により、クリンプ結線作業に際してパッキ
ング導体の使用不使用が自動的に定まるようにしたクリ
ンプ結線法および結線機を提供することである。
本発明の他の目的は、クリンプ結線部の仕上り高さ最高
値と最低値との差をも自由に調節できるようにしたクリ
ンプ結線法および結線機を提供することである。
本発明の別の目的は、クリンプ結線作業により生じる金
属片等を作業場所から除去するための方法および装置を
提供することである。
本発明のクリンプ結線法および結線機について簡単に説
明すると、本発明方法では磁気鉄心等の巻線からのびる
巻線リード線相互あるいは巻線リード線と他のリード線
とをクリンプ接続することができる。
クリンプ接続に際しては磁気鉄心を結線機にセットし、
巻線リード線を結線作業位置におく。
その後結線機を作動させてクリンプ結線を行う。
結線が完了すると、固定子を結線機から引き離す。
固定子の相対的位置を示す指示機構を利用して、結線機
を所定の高さのクリンプ結線を実施できるようにセット
する。
固定子は固定子保持器に挿入配置するようになっており
、固定子保持器は位置指示機構としてのリミットスイッ
チ駆動カムと連動している。
固定子巻線のリード線を所定の位置に固定した状態で固
定子保持器を回転させると、カムも同様に回転し、結線
機の制御機構を通じて結線機を所定の高さのクリンプ結
線を実施し得る状態にセットする,本発明によれば、ク
リンプ結線部の仕上げ高さを自由に変えられるようにす
るために結線工具の送り出しの行程を調節する。
また結線作業中に生じる金属片等を集めるために、結線
工具を駆動する空気シリンダの排気を利用してベンチュ
リ効果により結線作業場所の近辺に真空状態を作る。
真空状態の発生により金属片等が吸収され、排気と共に
結線作業場所以外の場所に送られる。
以下添付の図面を参照して、本発明の実施例について詳
しく説明する。
図において参照符号20で示すのは本発明の電気結線法
を実施するための機械である。
なお、以下においては本発明の方法及び機械によりによ
って、固定子巻線の巻線導体と外部リード線とを結線な
いしは接続する場合を例にとって説明する。
先ず第6図に示すのは回転電気機械の固定子21で、固
定子鉄心22と固定子巻線23とから成る。
固定子巻線23からはリード線24,26,27,28
がでている。
これらのリード線は固定子巻線23中の異なる巻線部分
から出ており、たとえば、固定子巻線23が主巻線と補
助巻線とから構成される場合には、リード線24は補助
巻線の一端とつながっており、リード線26は他端とつ
ながっている。
またリード線27.28は主巻線のそれぞれの端部につ
ながっている。
特に固定子21を図示したのは本発明の説明の便宜上で
あり、固定子巻線から出るリード線の本数も四本に限ら
れるものではなく、これよりも多い場合も少ない場合も
ある。
たとえば多速度運転用の固定子巻線であれば、リード線
の本数は増える。
また巻線中で断線が生じ、その再接続のために断線部分
を外に引き出すこともある。
前述したようにリード線24.26が補助巻線の両端で
あり、リード線27.28が主巻線の両端であるとする
と、リード線26 ,27は撚り線の外部リード線に結
線するのが普通である。
この外部リード線は電源線に接続される。
補助巻線の他方のリード線24は、外部リード線(撚り
線)に結線したのち、コンデンサまたは適当なスイッチ
接点を介して電源線に接続される。
また主巻線の他方のリード線は適当に回路を介して電源
線に接続される。
第7〜9図には巻線導体と他の導線とのクリンプ接続の
種々の態様が示してある。
第7図に示すのは、誤って切断された巻線導体31.3
2をクリップコネクタ33で接続した状態である。
コネクタ33の内部には平らな導電片34が挿入してあ
るが、これは一種の詰め物で以下「パッキング導体」と
呼ぶことにする。
巻線導体31.32がアルミニウムであれば、パッキン
グ導体34にも.アルミニウム線を用いるのが望ましい
また巻線導体31.32が銅線である場合には、パッキ
ング導体34にはアルミニウムか銅を用いる。
結線作業中には、これらの導体31,32,34はクリ
ップコネクタ33の内部で挾圧される。
H1は結線後の結線部すなわちコネクタの高さであるが
、第8,9図に示す結線部の高さH2よりも低い。
第8図に示すのは、固定子巻線23から出ている二本の
リード線、たとえばリード線26.27と撚り線ででき
た外部リード線38とをクリップコネクタ39で接続し
た状態である。
第9図に示すのは、比較的径の大きい絶縁導線41.4
2をクリップコネクタ46で接続した状態で、コネクタ
46に取り囲まれる部分の断面積を大きくするために、
パッキング導体4Tが挿入してある。
参照符号43,44で示すのは導線41,42の絶縁被
覆である。
第7〜9図に示すクリンプ結線に用いているコネクタは
クリップコネクタと呼ばれるもので、第10図にその一
例が示してある。
第10図に図示のクリップコネクタ48は、アメリカ合
衆国インディアナ州のエセックス・インターナショナル
社(Essex International )から
発売されている型番851218−C17のクリップコ
ネクタで接続後の高さが1.651〜2.159zmの
範囲内になるようにするのが望ましいとされている。
従って第7〜9図の場合には、H1は1.651mm以
上、H2は2.159mm以下でなければならない。
また結線後のコネクタの内部に挾圧保持されている導体
の断面積が3000〜6500サーキュラーミル(76
.2〜1 6 5. 1サーキュラーミリ)であると、
結線が優れたものとなる。
結線後のコネクタ内の導体の断面積およびコネクタの最
終的な高さに関しては、製造公差を含めて考えることが
でき、与えられた導体断面積に対するコネクタの高さが
所定の値よりプラスマイナス0.0762w程度異って
いても、本来の電気接続を実現することが可能である。
第10図に示すように、クリップコネクタ48の内面に
は多数の溝が切ってあり、溝と溝の間の突起が絶縁被覆
を突き破って導体31.32等に食い込む。
これによって導体とクリップコネクタとが電気接続され
る。
電動機用の固定子、たとえば固定子21の製造に関して
、どのリード線をどの外部リード線に接続し、またクリ
ンプ結線部の高さは最低のH1にすべきか最高のH2に
すべきかを決定することはごく簡単な事柄である。
また信頼性のある電気結線を行うために、コネクタ内に
パッキング導体を挿入すべきかどうかをあらかじめ定め
ておくのも容易にできる事柄である。
結線後のコネクタの高さが定っているとして、コネクタ
内に収容される導体の断面積が大きすぎると、導体が断
線して電気接続状態が悪くなる。
他方、コネクタ内の導体の断面積が定っているとして、
コネクタを導体に向けて十分に食い込ませないと、結線
がゆるくなったり、場合によってはコネクタの突起が導
体の絶縁被覆を突き破ることができず接続不良となるこ
ともある。
次に、第1図の機械を用いて本発明のクリンプ結線を行
う方法について説明する。
クリンプ結線を実施するには、先ず第6図に示すような
固定子を結線機の所定の場所にセットする必要がある。
特に固定子を所定の場所にセットして、固定子巻線のリ
ード線を結線作業位置61に配置したあと、必要であれ
ばパッキング導体を供給する。
さらに結線機を調整して、結線作業位置に配置されてい
る巻線導体(あるいはリード線)に対して所定の高さの
クリンプ結線が行えるようにする。
結線機20における固定子保持器62には、スロットま
たはキーを設けて固定子21をでたらめな方向に挿入す
ることができないようにする。
たとえば固定子鉄心22に設けてある軸方向のキー溝2
2a(第6図)にはまり合う突起を固定子保持器62の
内部に設ける。
あるいは固定子鉄心22に基準位置に示す表示をペンキ
で記す等の方法により設け、固定子を保持器62内に挿
入配置する際にその鉄心の表示を保持器62の基準点に
合わせるようにすれば、固定子21を保持器の内部で所
定の向きに配置することができる。
固定子21を保持器62内に挿入配置したあと、固定子
巻線のリード線をホルダー63.64,66に保持させ
る。
ホルダー63.64.66は支柱に取付けてあり、これ
らの支柱はブラケット67〜69に取付けてある。
ブラケット67 .69は同じ形状で、固定子保持器6
2の周囲に固定してある。
ブラケット67〜69を固定するには、固定子保持器6
2のネジ穴72にネジをねじ込めばよい。
固定子保持器62はドラム73と連動しており、ドラム
73には一連の穴74,76があけてある。
これらの穴74または穴76相互の周方向の間隔は、固
定子保持器62における穴72相互の間隔に等しい。
ドラム73の穴には複数のカム素子をセットするように
なっており、ドラム73の回転中にこれらのカム素子が
リミットスイッチのアーム77または78に接する。
カム素子がスイッチアーム77を駆動すると、結線機2
0は高さの最も低いクリンプ結線を行えるように調整さ
れる。
他方、カムがスイッチアーム78を駆動すると、クリン
プ結線作業に先立ってパッキング導体がクリンプ作業場
所61に送り込まれ、最終的にはクリンプ結線部に挿入
される。
結線作業に際しては、固定子巻線のリード線をホルダ6
3,64,66の近辺に配置し、さらにドラム73にカ
ム素子を取付け、結線機20を作業場所61にリード線
が存在すれば所定形状のクリンプ結線を行える状態にお
く、ホルダー63,64,66を結線作業位置61に送
るために、固定子保持器62を回転させると、ドラムT
3も同期的に回転する。
そしてE連の穴74 ,76にカム素子がはめ入れてあ
るか否かによって、スイッチアーム77 .78の一方
または双方が駆動され、結線機20が所定の形状のクリ
ンプ結線を実現し得る状態にセットされる。
結線機20において固定子の操作に関与する部品は、上
に述べた固定子保持器62、カムドラム73の他に、揺
動アーム82、支柱83および支持板84に取付けたリ
ミットスイッチLSI,LS2,LS3がある。
クリンプ結線作業に際しては、固定子巻線のリード線を
結線作業位置61における結線機構とほぼ同じ高さに保
つ必要があり、このため調節ノブ81をまわしてこれら
の部品を固定鉄心の積厚に応じて上下に動かし、巻線リ
ード線の高さを調節する。
固定子巻線リード線をホルダー63,64,66に保持
させたならば、固定子保持器62を回転させて最初の巻
線リード線を保持しているホルダを結線作業位置61に
送り、そのあとスイッチ86,8Tおよびフィットスイ
ッチを押すと、結線機20が作動してクリンプ結線が行
われる。
ほとんどの場合このクリンプ結線は、少なくとも一本の
巻線リード線と一本の外部リード線(撚り線)との間で
行われる。
クリンプ結線が完了すると、空気シリンダ88のロンド
が後退して後述のように結線工具を持ちあげる。
結線部が結線工具に固着するのを防ぐために、結線部を
結線工具から引き離すためのストリツパ89が設けてあ
る。
ストリツパ89は適当な材料で作ればよく、一例をあげ
ると、弾性スチールで成形しネジ91およびブラケット
92により結線機20の機粋に固定する(第1図参照)
第2図ではドラム73にカム素子96,97,98を取
付けた状態が示してある。
固定子保持器62はシャフト101に固定してあり、ド
ラム73はシャフト103に固定してある。
シャフト101,103にはそれぞれプーり102,1
04が取付けてあり、これらのプーり102,104の
間に調時ベルト106が掛けわたしてある。
調時ベルト106の代えて他の適当なノンスリップ形の
連動手段を用いてもよい。
シャフト101,103は揺動アーム82により支承さ
れている。
このような構成において、固定子保持器62をまわすと
ドラム73も同じように回転し、カム素子96〜98の
いずれかは前述のリミットスイッチのスイッチアームの
いずれかに接触する。
第3図に示すのは第1図に図示の真空集塵装置118と
その関連機構である。
真空装置118において集塵ブロック111とマニホル
ドブロック112とは一体構造になっており、マニホル
ドブロック112にはベンチュリ113が設けてある。
空気シリンダ88の吐出口はマニホルドブロック112
の吸入管114に連結してあり、駆動用の空気シリンダ
88が後退する時に吐き出される排気が吸込管114か
らマニホルドブロック112に入り、ベツチュリ113
を通過する。
その際に生じるベンチュリ効果により、円筒空間116
の圧力が低下して真空状態に近くなり、この付近の塵あ
い、金属の粉、破片等の粒状物質がベンチュリ113に
吸い込まれる。
ベンチュリ113に吸込まれた金属の粉等は吸込管11
4から流入する空気流に運ばれ排気管117から適当な
集塵バックあるいは集塵容器に送り込まれる。
第1図に示すように、この真空集塵装置118は一対の
ネジ119により結線機20のベース121に固定する
その際特に結線作業場所61の近辺に設置する。
このようにすると、クリンプ結線作業中および作業終了
後真空集塵装置118により結線作業場所付近に真空状
態が作られるので、クリンプ結線作業により生じたリー
ド線やコネクタの細かな切断片および結線作業場所61
付近の塵あい等が空気シリンダ88の吐き出す排気と共
に゛集塵容器に送り込まれる。
次に主として第1〜4図を参照して、結線機20の実際
の作業動作について説明する。
先ず最初に指摘しておくべきことは、結線機20には空
気シリンダが四本使用してあることである。
その一つは既に述べた空気シリンダ88で、具体的には
アメリカ合衆国ミシガン州のJ.N.Fauver C
ampanyから購入した空気シリンダLR2uをを用
いた。
このシリンダのストロークは1 0. 1 6cIrL
( 4 in )、口径8.2 6crIL( 3 1
/ 4 in)で、シリンダには直径2.5 4cI
rL( 1 in)のロツドがトラニオンを介して連結
してある。
シリンダロツドの先端126にはネジ溝が切ってあり、
ヨーク127にねじ入れるようになっている(第4図)
締付け用ナット128もこのロツドの先端126にねじ
入れることができる。
第二の空気シリンダ129および第三の空気シリンダ1
31は比較的小形で、空気シリンダ129のストローク
5.0 8CrrL( 2 in )、口径2.8 6
cIrL( 1 1 /8in)、ロツド径0.9 5
crIL( 5/ 16 in ) 。
また空気シリンダ131のストローク2,5 4crr
L( 1 in )、口径1.9 lcrrL( 3/
4in)である。
実際に使用したのはアメリカ合衆国ミシガン州のKun
t tnger F lufdPawer社から購入し
たTiny TimシリンダのモデルDTPおよびTC
である。
第四の空気シリンダはパッキング導体挿入機構132に
おいて使用するものであるが、挿入機構としてはアメリ
カ合衆国インディアナ州のEssexInternat
iona1社からモデルuS−10として完成品が市販
されており、それには空気シリンダがあらかじめ組込ん
である。
この空気シリンダの役目はパッキング導体を一定長づつ
送り出すことである。
第4図に示すように、空気シリンダ88のシリンダロツ
ドの先端126はヨーク127にねじ入れてあり、ヨー
ク127はトグルリンク機構134のアーム133に連
結してある。
アーム133は偏心軸137により回動自在に支えてあ
り、かつピン139を介してリンク138に連結してあ
る。
リンク138はピン179を介して工具キャリツジ16
3に連結してあり、工具キャリツジ163の底部には結
線作業工具141を取付けた工具取付台136が固定し
てある。
第4図では空気シリンダ88のシリンダロンドが完全に
突出(前進)した状態にあり、シリンダロツドがこのよ
うに後退位置から前進位置に移動すると、アーム133
が降下して工具取付台136が結線作業位置に降ろされ
る。
逆に、空気シリンダ88が後退すると、アーム133が
上昇するので、工具取付台136も垂直に持ちあげられ
、連結ピン139は第4図で点線で示す位置まで移動す
る。
上述のようにして駆動用空気シリンダ88の動作に応じ
て工具取付台136に取付けてある結線工具141が作
業位置に降下しあるいは作業位置から上昇する。
トグルリンク機構134のアーム133を支える偏心軸
137は支持ブロック147に支承されている。
また支持ブロック142には結線機の上部フレーム14
4にねじ通した調節ネジ143の先端が連通してあり、
調節ネジ143をまわすことにより偏心軸137の垂直
方向の位置(高さ)を調節できる。
従って、調節ネジ143によって結線工具141の降下
時の最低位置を定めることができる。
さらに偏心軸137の回転位置(周方向の位置)を変え
ることによっても、結線工具141の上下動の範囲を調
節できるが、この点は後に詳しく説明する。
クリンプ結線を行うためには、上述のように空気シリン
ダ88を作動させて結線工具141を結線作業位置まで
降下させる必要があるが、実際の最適作業位置は使用す
るクリップコネクタの種類、大きさによって異ってくる
調節ネジ143はその位置調節をおおまかに行うための
もので、締付けボルト145をゆるめて、調節ネジ14
3をいずれかの方向にまわすと偏心軸137が降下また
は上昇するので、結線工具141の最低位置(作業位置
)を必要に応じて変えることができる。
また偏心軸137の回転位置を変えることにより、結線
工具141の作業位置の微調整が可能である。
第4,5図に示すように、偏心軸137にはピニオン1
82が固定してあり、ピニオン182はラツク146と
かみ合っている。
ランク146を空気シリンダ129で駆動してピニオン
182を回転させると、偏心軸137の回転位置が変わ
る。
ラック駆動用空気シリンダ129は支え板149に設置
してあり、支え板149は結線機20の側枠151に固
定してある。
支え板149にはさらに後述の停止部材156およびリ
ミットスイッチLS4が取付けてある。
空気シリンダ129のシリンダロツド154の先端には
ネジが切ってあり、停めナット152と締付ナット15
3がねじ入れてある。
そしてこの停めナット152の位置を変えることにより
、シリンダ129のストロークを調整できる。
空気シリンダ129のストロークは停めナット152と
停止部材156との間隔により定まるので、停めナット
152を第4図でみて左よりの位置にセットするとロッ
ド154のストロークは短かくなる。
必要であれば目盛板157を設け、そこにシリンダロン
ドのストロークと偏心軸137の回転角の関係を示す目
盛を記入してもよい。
なお、シリンダロツド154が左に移動(後退)して停
めナット152が停止部材156にあたると、リミット
スイッチLS4が作動する。
第5図に示すように、工具取付台136が固定してある
工具キャリツジ163には円柱形の案内ロツド16L1
62が通してあり、キャリッジ163と案内ロンド16
1,162の間にはブッシング164が挿入してある。
また潤滑装置166から潤滑油が供給される。
案内ロッド161,162の上端および下端はナット1
67によりそれぞれ結線機20の上部機枠168および
下部機枠121に締付けてあり、キャリッジ163はこ
れらの案内ロツド161,162に沿って上下機枠16
8,121の間で上下に摺動する。
なお、上下の機粋には側板151,169をボルト17
1で固定し、機枠全体をボルト172,173等でベー
ス176に固定する。
第1,4図に示すように、空気シリンダ88はシャフト
177と支え板177aとにより支えられており、支え
板179aはボルト177bで側板151,169に固
定してある。
また第5図に示しかつ前述したように、トグルリンク機
構134のリンク138はピン179によりキャリツジ
163に連結してあり、空気シリンダ88のロツドが前
進または後退するのに応じてキャリッジ163は案内ロ
ンド161,162に沿って上下に摺動する。
第5図に示すように、偏心軸137の両端のジャーナル
部1 83 , 1 84は同心軸186上にあり、ピ
ニオン146およびアーム133の二又状の上端にはめ
入れてある。
これに対し、偏心軸137の両端ジャーナル部183,
184の間の部分187は、円柱状ではあるが両端ジャ
ーナル部に関して偏心している。
このためピニオン182を駆動して偏心軸137を回転
させると、ジャーナル部183,184の同心軸186
が偏心軸137の回転角度に応じて上下に動く。
偏心軸137の偏心部187は前述のように支持ブロッ
ク142に支承されている。
従って、ピニオン182を回転させてジャーナル部の同
心軸186を上下に移動させることにより、工具取付台
136に取付けた結線工具141の最低位置を調節でき
る。
偏心軸137の偏心部187の中心は両端ジャーナル部
183,184の同心軸186よりほぼ0.254m偏
心している。
このためピニオン182を一回転させると、同心軸18
6は0.254mmX2=0.5081171!上下に
動く。
従って、ピニオン182を回転操作すれば、クリンプ結
線部の高さを最大0.508mmまで微調整できる。
調節ネジ143により結線工具141の設定位置を使用
するクリップコネクタに応じて調整できることは、前述
した通りである。
結線機20においては各結線作業の開始直前に、クリッ
プコネクタ48が一つづつ結線作業場所61に送り出さ
れるようになっている。
その後ドラム73にセットしたカム素子がスイッチアー
ム77.78に接してリミットスイッチLS2,LS3
を閉じると、空気シリンダ129が作動してクリンプ結
線部のあるべき高さを定めるとともニ、ハッキング導体
挿入機構132が働いてクリップコネクタ48の内部に
必要なパッキング導体191を挿入する。
第4図に点線で示すように、パッキング導体191は供
給ロールから案内ローラ192を経て一連のクリップコ
ネクタの供給路に沿って繰り出される。
空気シリンダ129が作動すると、ピニオン182が回
転して偏心軸137の回転位置を変えるのであるが、空
気シリンダ129が作動するかどうかはその動作をコン
トロールするリミットスイッチのアームが、ドラム73
上にセットしたカム素子に駆動されるかどうかによる。
空気シリンダ129が作動すると、ナット152が停止
部材156に・あたってリミットスイッチLS4に接す
るまでラツク146が左にに駆動される。
リミットスイッチLS4が閉じると、結線機20はクリ
ンプ結線作業開始の準備ができる。
同様に、パッキング導体191を繰り出す挿入機構13
2の空気シリンダが作動するかどうかは、その動作をコ
ントロールするリミットスイッチのスイッチアームがド
ラム73上のカム素子により駆動されるかどうかによる
上述のようにしてリミットスイッチLS4が閉じたあと
、押ボタンスイッチ86,87を手動で入れ、フットス
イッチFS1(第12図参照)を足で押して入れると、
駆動用空気シリンダ88が前進して結線工具141を作
業位置に降下させ、クリンプ結線が行われる。
クリンプ結線が完了すると、空気シリンダ88が自動的
に元の位置に後退し、その際空気シリンダの排気が真空
集塵装置118に送り込まれる。
空気シリンダ88の後退中コネクタ送出し機構202の
空気シリンダ131に加圧空気が送入され、そのシリン
ダロンド208が前進(突出)する。
シリンダロツドの先端にはコネクタ送出し用の爪201
が取付けてあり、シリンダロツドが前進する毎につなが
った状態にある一連のクリンプコネクタ48が一個づつ
送り爪201により結線位置61に繰り出される。
コネクタ送出し機構202自体は支えアーム203によ
り結線機20の機枠上に支持してある。
支えアーム203の上端にはピン204を介してシリン
ダ131と弾性アーム206とが連結してある。
弾性アーム206は空気シリンダ131を下向きに付勢
して、送り爪201がフリツプコネクタ48と接して結
線作業位置61に送り出せるようにしている。
しかし、弾性アーム206の付勢力はそれほど強くない
ので、シリンダロンド208が後退する時には空気シリ
ンダ131が連結ピン204を支点として上向に回動す
る。
このため先端の送り爪201を一連のクリップコネクタ
48の上面に沿って後退することができる。
シリンダロツド208には運動制限アーム207が連結
してあり、制限アーム207には調節ネジ210がねじ
入れてある。
制限アーム207はシリンダロツド208と共に動くの
で、調節ネジ210をねじ入れるなりねじ戻すなりする
ことによりロツド208の有効ストロークを変えること
ができる。
これはシリンダロツド208が前進する際には、調節ネ
ジ210が空気シリンダ131の後端にあたってシリン
ダロツド208の動きを停めるからである。
コネクタ48の送り出しのために必要なシリンダロツド
208のストロークはコネクタのサイズによって異なる
ので、使用する−コネクタ48のサイズに応じて調節ネ
ジ210によりシリンダロツド208の有効ストローク
を調節すればよい。
クリンプ結線を行うには第10図に例示的に示すクリッ
プコネクタを使用するのであるが、コネクタ48は多数
帯状につながった状態で溝形ガイド213の案内板21
2と加圧板211の間を結線作業位置61に向けて送ら
れる。
溝形ガイド213の底部にはボル}214,216がね
じ入れてあり、ボルトの先端に取付けたバネ217,2
18が加圧板211を案内板212に向けてゆるやかに
押しつける。
このため加圧板211と案内板212の間を通るクリッ
プコネクタ48には、ゆるやかな加圧力が加わる。
なお、クリップコネクタ48を通すためには、加圧板2
11と案内板212の間にクリップコネクタを通し得る
断面形状かよび大きさの空間を設けなければならないの
は当然である。
次に第11,12図を参照して、結線機20の動作およ
び操作について詳しく説明する。
第11図と第12図では、同一の部分には同一の参照符
号がつけてある。
結線機20を運転するには、先ず第一に電源プラグ22
1をIIOVの電源コンセントに差し込み、かつ安全ス
イッチSS1を入れる必要がある。
第12図に示す結線機20の制御回路は、結線機20に
より一度に一個のクリンプ結線を行わせるように設計し
てあり、従って一回のクリンプ結線作業中に空気シリン
ダ88が誤って二度も作動して、同一のコネクタに結線
作業を二回繰返し実施することのないようになっている
このため第11図に示すように、空気シリンダ88を始
動させるのにソレノイド弁v1を用い、また空気シリン
ダ88を始動させるには二つの押ボタンスイッチ86
.87とフットスイツチFSIとを同時に入れなければ
ならないように構成してある。
また制御回路にはコンデンサC1を組込み、このコンデ
ンサの放電電圧が後述の直流リレーに加えられて初めて
結線機20の作業動作が開始されるようにしてある。
従って、次の作業動作を再開するには、少なくとも押し
ボタンスイッチ86,871フットスイツチFS1のい
ずれか一つをコンデンサの再充電に必要な時間だけ開い
ておかなければならない。
以上を念頭において、主として第11図に示す結線機2
0の空気圧制御系の動作について説明する。
この空気圧制御系には既に言及した四本の空気シリンダ
88,1 31 ,129,1 32aが組込んであり
、そのうちの空気シリンダ132aはパッキング導体挿
入機構132に組込まれているものである。
第11図の系統図の左下に示すように、作動気体として
約6.5気圧に加圧された空気が手動スライド弁VAに
供給される。
スライド弁VAをONにすると、加圧空気がフィルタ・
レギュレータFRIを通ってパイプ222に流入する。
逆にスライド弁VAをOFFにすると、パイプ222が
大気中に開放され、空気圧制御系は休止状態となる。
フィルタ・レギュレータFR1はここを通る加圧空気を
沢過すると共に、その空気に潤滑油を混入するためのも
ので、オイル溜を内蔵している。
加圧空気に潤滑油を混入するのは、制御系に組込んであ
る空気シリンダや弁を潤滑するためである。
またこのフィルタ・レギュレータFR1は通過する空気
の圧力を5.62〜6.3 3kg/i( 8 0〜9
0 psi )に調整するようにセットしてある。
空気パイプ222はソレノイド弁V1 ,V2,V3に
つながっている。
ソレノイド弁■1はバネ復帰型方向切換弁で、ソレノイ
ドS1が励磁されていない時には加圧空気を空気シリン
ダ88のロンド側端部(前端部)に送入する。
このためシリンダロツドは後退して、可動結線工具14
1を休止位置に持ちあげる。
またこの時、ソレノイド弁v1は、加圧空気パイプ22
4,223を通じてコネクタ送出し用空気シリンダ13
1の後端部に送入するので、送り爪201は前進位置に
保たれる。
ソレノイド弁v1からパイプ223への加圧空気の供給
はマニホルドM1を通じて行われる。
パイプ224とパイプ223の間には流量調整弁PCI
が接続してある。
この調整弁FC1は、パイプ223からパイプ224に
向って流れる空気シリンダ131の排気を無制限に通す
が、パイプ224からパイプ223に流れる加圧空気に
対しては可変流体抵抗として作用する。
ソレノイドS1の通電がとまると、ソレノイド弁v1が
第11図に示す位置にセットされ、加圧空気がマニホル
ドM1を通じて空気シリンダ88の前端部に流入するの
でシリンダロンドは後退する。
加圧空気は同時にソレノイド弁■1からパイプ224,
223を通って空気シリンダ131の後端部にも向うが
、その際流量調整弁FC1を通過するので、流れの速度
が抑制される。
調整弁PCIはいわば機械的遅延装置として作用し、空
気シリンダ131の前進動作が遅れる。
その間に空気シリンダ88が完全に後退するので、結局
空気シリンダ88が後退してから空気シリンダ131が
作動し、クリップコネクタ48を一個結線作業位置61
に送り出す。
偏心軸137を回転駆動するための空気シリンダ129
の動作はソレノイド弁V2が制御するが、このソレノイ
ド弁v2もバネ復帰型方向切換弁で、ソレノイドS2が
通電するとシリンダ129のロツドが前進し、ソレノイ
ドS2の通電がとまるとシリンダロンドは第11図に示
す位置に後退する。
シリンダ129のロツドの前進ストロークの長さは、前
述したように調節可能である。
パッキング導体挿入機構132の空気シリンダ132a
は通常は休止状態(後退位置)にあり、パッキング導体
を送り出す必要のある時のみ作動(前進)する。
この空気シリンダ132aの動作をコントロールするの
は、ソレノイド弁■2と同じ構造のソレノイド弁v3で
、ソレノイドS3に通電すると空気シリンダ132aの
ロツドが前進して、パッキング導体を送り出す。
すなわちクリップコネクタの内部にパッキング用の導体
を挿入する必要のある時にはソレノイドS3を通電する
と、加圧空気がパイプ222からソレノイド弁V3を通
じてシリンダ132aの後端部に供給される。
このためシリンダロツドが前進して、パッキング導体を
結線作業位置61に向けて送り出す。
反対に、パッキング導体を挿入する必要のない時には、
ソレノイドS3に通電しないでおけばよい。
その場合には加圧空気は空気シリンダ132aの前端部
に流入して、シリンダロンドを後退位置に保つ。
最初に述べたスライド弁VAの直後に別の空気パイプ2
26が連結してあり、その中間には前述の流量調整弁F
C1と同様の流量調整弁FC2が挿入してある.が、こ
の空気パイプ226は結線作業位置61における毛細管
227(第4図)につながっている。
毛細管227から吹き出る空気は、ゆるやかに結線作業
位置61を横切って真空集塵装置118に吹き込む。
この空気流の働きにより、結線作業位置61において生
じる金くず等が集塵装置118に送り込まれる。
ソレノイドS1に通電して空気シリンダ88のロンドが
完全に前進すると、結線工具141によりクリンプ結線
が行われる。
クリンプ結線が完了するとすぐにソレノイドS1の通電
がとまり、ソレノイド弁■1が第11図に示す元の位置
に戻る。
すると加圧空気がシリンダ88の前端部に流入し、シリ
ンダ後端部の空気(排気)の一部はパイプ228、マニ
ホルドM1、パイプ231を経て空気シリンダ131の
前端部に入り、シリンダロンドを後退させるが、残りの
空気はパイプ228、マニホルドM1、パイプ229、
ソレノイド弁■2を通ってこれに接続してあるフィルタ
F1に流れる。
そしてフィルタF1は真空集塵装置118における吸込
管114につながっている。
空気シリンダ88のいずれの端部から吐き出される排気
をもフィルタF1に送り込めるようにするために、ソレ
ノイド弁v1には逆止め弁CVが接続してある。
吸込管114を流れる空気は、前述したように結線作業
位置61においてクリンプ結線時に生じる金くず等の塵
あいを真空集塵装置のベンチュリ113(第3図)を通
じて集める働きをする。
従って吸込管114には潤滑油のまじらない乾燥空気の
みが流通するのが望ましい、吸込管114の上流にフィ
ルタF1を接続したのはこのためで、フィルタF1は排
気中に含まれている潤滑油は取り除いて空気のみを吸込
管114に流入させる。
次に、第12図に示す結線機20の電気制御回路につい
て説明する。
電源プラグ221を電源コンセントに差込み、安全スイ
ッチSS1を入れると、電源線B1,B2に電流が流れ
電源電圧が加わる。
ダイオードD1は半波整流器で、交流を直流に整流する
、フットスイッチFS1は通常第12図に示す位置にあ
り、この時ダイオードD1で整流された直流が抵抗23
5を通じてコンデンサC1に流れ、これを充電する。
コンデンサC1は短時間(約1/4秒)で約110Vの
規定値に充電される。
そしてコンデンサC1が充電されると結線機20の運転
準備が完了する。
なおコンデンサC1と並列に直流リレーR1が接続して
あり、結線機20を始動させるためにはコンデンサC1
を直流リレーR1のコイルに放電させる必要がある。
抵抗235はダイオードD1を保護するために設けてあ
る。
フットスイッチFS1および押ボタンスイッチ86 .
87を押して結線機20を始動させる前に、作業者は固
定子を固定子保持器62内に挿入配置し、かつ巻線リー
ド線を所定のホルダー63.64.66に保持させてお
くと共に、固定子を保持器ごと回転させてホルダーのど
れか一つを結線作業位置61に配置しておく必要がある
保持器62をまわすとドラム73も同期回転して、クリ
ンプ結線部の高さ如何およびパッキング導体を必要とす
るか否かに応じて、ドラムのカム素子がリミットスイッ
チLS2 ,LS3のスイッチアーム77,78を選択
的に駆動する。
揺動アーム82に支えられている固定子保持器62を作
業位置61に動かすと、アーム82の後部がリミットス
イッチLSIにあたって押す。
作業者は次に作業位置61にあるクリップコネクタ48
に結線しようとする巻線リード線および外部リード撚り
線(巻線導体同志を結線する場合には二本以上の巻線導
体)を差し込む。
その後フットスイツチFS1を第12図で点線で示す位
置に踏み入れ、さらに押ボタンスイッチ86.87を押
える。
するとリレーR1のコイルとコンデンサC1とがつなが
り、コンデンサC1の放電電流がリレ−R1のコイルに
流れる。
リレーR1が励磁されると常開リレー接点CR1が閉じ
、リレーR2に通電する(ただしリミットスイッチLS
4およびリミットスイッチLS2の接点LS2Aのいず
れかが閉じているものとする)。
リミットスイッチLS4は、前述したように空気シリン
ダ129が完全に前進すると閉じ(第4図)、またリミ
ットスイッチLS2の接点LS2Aはドラム73にセッ
トしたカム素子によってスイッチアーム77が駆動され
ない限り閉じている。
この構成は一種のインターロック安全装置で、動作につ
いては後に詳しく説明するが、ここではリレー接点CR
1が閉じた時にリレーR2が通電し得るためにはリミッ
トスイッチLS4またはスイ・ツチ接点LS2Aのいず
れかが閉じていなければならないことだけ指摘しておく
リレーR2が通電すると常開リレー接点CR2AとCR
2Bとが閉じ、次の二つの動作が起きる。
リレー接点CR2Aが閉じると、第一に遅延リレーTD
1の常閉接点CTD1を通じて、リレーR2の保持回路
が成立し、第二に遅延リレーTD1に電流が流れる。
こうしてリレーR2が励磁されると、常開リレー接点C
R2Bが閉じてソレノイドS1に電流が流れる。
ソレノイドS1が励磁されると、既に述べたように空気
シリンダ88が前進して結線作業が実施される。
遅延リレーTD1の遅延時間は1〜1.5秒にセットし
ておくが、この時間は空気シリンダ88が前進して結線
作業が完了するのに十分な長さである。
遅延リレーTD1の遅延時間が経過すると、常閉のリレ
ー接点CTD1が瞬間的ニ開イテリレーR2への通電を
止めるのでリレー接点CR2A,CR2Bが再び開らく
その結線ソレノイドS1が消磁されると共に、ソレノイ
ド弁v1が第11図に示す位置に戻るので、空気シリン
ダ88は後退し、逆に短時間の後空気シリンダ131が
前進してコネクタ送り爪201を駆動する。
空気シリンダ131の動作に遅れが生じるのは流量調整
弁FC1が設けてあるからである。
第11図に関して述べたように、クリンプ結線部の高さ
の調節はソレノイド弁v2を通じ空気シリンダ129を
前進させることにより行うことができるし、またソレノ
イド弁v3を通じて空気シリンダ132aを前進させる
と、パッキング導体が結線位置61に送り出される。
ところでソレノイド弁V2,V3を駆動するソレノイド
82,S3の励磁は、リミットスイッチLS1が閉じて
いる時のみ可能である(リミットスイッチLSIが閉じ
るのは、前にも述べたように固定子保持器62を結線作
業位置61に運んだ時であるので、リミットスイッチL
SIが閉じれば固定子保持器62が既に作業位置61に
配置されていることになる)。
そしてリミットスイッチLS2の常開スイッチ接点L8
2Bは、ドラム73にセットしたカム素子がスイッチア
ーム77を接触駆動した時に閉じる。
スイッチ接点L82Bが閉じるとソレノイドS2が励磁
される。
同様に、リミットスイッチLSIが閉じた状態において
、ドラム73にセットしたカム素子がスイッチアームT
8を接触駆動すると、リミットスイッチLS3が閉じて
ソレノイドS3に電流が流れる。
前に述べたように、リミットスイッチLS4とリミット
スイッチ接点LS2Aとはインターロック安全装置を構
成している。
この安全装置の働きにより、空気シリンダ129のロン
ドがリミットスイッチLS4を閉じることのできる点ま
で前進した場合にのみクリンプ結線が行われるようにな
る。
たとえば、リミットスイッチLSIおよびリミットスイ
ッチ接点L82Bが閉じ、ソレノイドS2が励磁されて
空気シリンダ129が前進すべき状態にあると仮定する
リミットスイッチLS4が閉じると、常閉のリミットス
イッチ接点LS2Aが開らくので、空気シリンダ129
のロツドが現実に必要なストロークだけ前進してリミッ
トスイッチLS4を完全に閉じていない場合には、リレ
−R2は作動しない。
従って誤動作を防止することができる。
参考のために第12図の回路を構成する部品の定格等に
ついて記すと、安全スイッチS81は110V,ヒュー
ズFuは5Aである。
ダイオードD1は600V,1 1.5A,抵抗235
は100Ω,8W,コンデンサC1は8μF,400V
である。
またフットスイツチFS1、押ボタンスイッチ86.8
7は一般に市販されているタイプのものである。
リレーR1は直流リレー、リレーR2は交流リレーであ
り、遅延リレーTD1の最大遅延時間は2秒である。
リミットスイッチLS1〜LS4にはマイクロスイッチ
を用いた。
以上において本発明の方法を実施するための結線機20
の構成を詳しく説明したのであるが、図示の実施例では
固定子が固定子保持器により作業位置に配置されたこと
を示すものとしてリミットスイッチLSIを用いている
このような機械的素子の代りに光学的素子、たとえば光
電素子を用いてもよい。
あるいは固定子に磁気的な表示を付し、この磁気表示が
結線機20の定められた位置にきた時にソレノイド弁の
ソレノイドが励磁されるように構成してもよい。
「要約すれば、本発明の電気結線機械、及びそれを用い
た結線法は、回転電気機械における固定子の巻線端を、
少くとも2種類の形状において外部導体もしくは他の巻
線端、又はこれらの双方にクリンプ接続するために構成
されたものであり、ここにいう形状とはいわゆるクリン
プ高さが異なること(たとえば第7図及び第8図におけ
るH1,H2の相違)、又はパッキング導体の有無によ
り特定される。
この場合、クリンプ高さは機械の設定状態に応じた範囲
の2種類となるため、運転中においては合計4種類の形
状まで選択できることになる。
すなわち、第1図において、ドラム状の固定子保持器6
2とスイッチドラム73とは連動回転するものであり、
後者73の孔74 ,76には、順次結線作業位置61
に送られる固定子保持器62の巻線端ホルダー63.6
4.66に対応して選択的にスイッチアーム77.78
が付設され、これらのアームによってクリンプ高さ低下
用リミットスイッチLS2及びパツキグ導体供給用リミ
ットスイッチLS3をそれぞれ駆動することにより、固
定子の巻線端に応じた形状のクリンプ接続が行えるよう
になっている。
巻線端接続のためのクリンプ形状は、第6図の固定子2
1についていえば、補助巻線の一端26と主巻線の一端
27は、たとえば第8図に示す高さH2のクリンプにお
ける左側部に一括して圧縮されたリード線36,37に
対応して右側部の38で示す外部導体(電源母線の一方
)に接続され、補助巻線の他端24は、たとえば第9図
のクリンプ(高さはH2に等しいものとする)における
左側部リード線43に対応するものとして電源母線の他
方にコンデンサを介して接続された外部導体44に接続
される。
主巻線の他端28も、同様に第9図に示す形状となるよ
うにクリンプ接続されつるが、その場合の外部導体は他
方の電源母線に直結されている。
従って、通常の固定子巻線の場合、少くとも2種類の形
状の電気結線を行うことが必要であり、本発明の方法及
び装置はクリンプ結線機による一工程において、少くと
も2種類の形状の電気結線を順次行えるようにしたもの
であり、これによって大幅な製造時間の短縮を期すこと
ができる。
」。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の結線機の正面斜視図、第2図は第1図
の結線機に組込んである固定子保持器とカムドラムの斜
視図、第3図は第1図の結線機に組込んである真空集塵
装置の斜視図、第4図は第1図の結線機の側面図、第5
図はその背面図、第6図は本発明機械による結線作業を
受ける固定子の部分斜視図、第7〜9図は本発明によっ
て実施されるクリンプ結線の代表的な形態を示す断面図
、第10図はクリンプ結線に使用するクリップコネクタ
の斜視図、第11図は第1図の結線機の空気圧制御系統
を示す図、第12図は第1図の結線機の電気制御回路の
構成図である。 20・・・・・・クリンプ結線機、21・・・・・・固
定子、23・・・・・・固定子巻線、24,27,28
・・・・・・巻線リード線、31,32・・・・・・リ
ード線、33・・・・・・コネクタ、34・・・・・・
パッキング導体、48・・・・・・クリップ形コネクタ
、62・・・・・・固定子保持器、63,64.66・
・・・・・リード線ホルダー、73・・・・・・カムド
ラム、88・・・・・・結線工具駆動用空気シリンダ、
96,97 ,98・・・・・・カム素子、118・・
・・・・真空集塵装置、129・・・・・・偏心軸駆動
用空気シリンダ、131・・・・・・コネクタ送り出し
用空気シリンダ、132・・・・・・パッキング導体送
出し用空気シリンダ、134・・・・・・トグルリンク
、141・・・・・・結線工具。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 回転電気機械の鉄心、巻線および少なくとも二本の
    巻線導体を結線機に向けて動かし、二本の巻線導体のう
    ちの第一の巻線導体を結線機の結線作業位置に配置して
    、結線機を二つの異なる形状の電気結線のうちの第一の
    形状の電気結線を行うことのできる状態にセットし、 結線機の結線作業位置において、第一の巻線導体に対し
    て第一の形状の電気結線を行い、第二の巻線導体を結線
    機の結線作業位置に配置して、結線機を第二の形状の電
    気結線を行うことのできる状態にセットし、 結線機の結線作業位置において、第二の巻線導体に対し
    て第二の形状の電気結線を行い、鉄心、巻線、巻線導体
    および電気結線部を結線機から引き離すことから成る回
    転電気機械の鉄心に配置してある巻線からのびる少なく
    とも二本の巻線導体に対して形状の異なる電気結線を実
    施する方法。 2 回転電気機械の固定子を固定子保持器に挿入配置し
    て、固定子巻線の第一および第二巻線リード線をそれぞ
    れ第一、第二ホルダーに配置し、第一ホルダーを結線機
    の結線作業位置に向けて動かし、第一ホルダーを結線作
    業位置の近くに配置して結線機を第一の形状の電気結線
    を行うことのできる状態にセットし、 第一巻線リード線を結線機の結線作業位置に配置し、第
    一巻線リード線を含む少なくとも二本の導体の周囲にコ
    ネクタを形成して第一の形状のクリンプ結線を行い、 ホルダーの位置を変えて第二巻線リード線を結線機結線
    作業位置の近辺に配置して、結線機を第二形状の電気結
    線を行うことのできる状態にセットし、 第二リード線を含む少なくとも二本の導体の周囲にコネ
    クタを形成して第二の形状のクリンプ結線を行い、 固定子を固定子保持器から取り外すことから成る巻線の
    少なくとも二本のリード線にクリンプ結線を行う方法。 3 固定子鉄心を保持するための固定子保持器と、クリ
    ンプ結線機構を支えるためのフレームと、縦軸を中心に
    回転可能な偏心手段と、偏心手段に連結されているトグ
    ルリンクと、偏心手段の角位置を連続的に調節するため
    の手段とから成り、クリンプ結線作業時のトリグルリン
    クの有効ストロークの長さが偏心手段の角位置によって
    定まるようにしてなる固定子の巻線リード線をクリンプ
    結線するための機械。 4 結線作業位置に設置された結線機構手段、結線機構
    、結線機構の動作モードを制御するための手段、制御手
    段を操作するための手段、固定子を結線作業位置に対し
    て少なくとも二つの異なる相対的位置に保持するための
    手段、結線作業位置に対する固定子の少なくとも一部の
    相対的位置を指示するための手段さ、指示手段に応動し
    て制御手段を操作し、結線作業を開始させるための手段
    から成り、第一巻線リード線が結線作業位置にあると第
    一の形状の電気結線が自動的に行われ、第二の巻線リー
    ド線が結線作業位置におかれると第二の形状の電気結線
    が自動的に行われるようにした固定子巻線のリード線を
    結綿するための機械。 5 固定子を保持するための手段が第一の軸を中心に動
    く固定子保持器と第二の軸を中心に動く指示部材とから
    なり、指示部材は固定子保持器に追従して動き、前記始
    動手段が指示部材に応動するスイッチから成ることを特
    徴とする特許請求の範囲第4項に記載の機械。 6 クリンプ結線部の高さを変えるためにトグルリンク
    の支点の位置を調節する手段に異なる巻線リード線がク
    リンプ結線位置に送り込まれるのに応じて作動する手段
    を連結し、異なる巻線リード線が結線位置に配置される
    に応じ自動的にあらかじめ定められた高さのクリンプ結
    線が行われるようにした固定子の巻線リード線をクリン
    プ結線するための機械。 7 導線性コネクタを結線作業位置に送り込むための手
    段、コネクタを少なくとも一本の固定子巻線リード線の
    まわりに折り重ねるための手段、折り重ね手段と連動す
    る少なくとも一つのリミット手段、固定子を結線作業位
    置に保持するための手段とから成り、前記折り重ね手段
    はリミットスイッチの導電状態に応じてコネクタを第一
    または第二形状に折り重ねることができ、リミットスイ
    ッチの導電状態は固定子保持器の動きによって変るよう
    にしたことを特徴とする固定子のリード線をクリンプ結
    線するための機械。 8 クリンプ結線作業位置に対する固定子保持器の相対
    的位置如何によって直接クリンプ結線の形状を選択決定
    できるようにしたことを特徴とする固定子の複数のリー
    ド線に対して異なる形状のクリンプ結線を実施するため
    の機械。 9 少なくとも一つの空気シリンダによって結線工具を
    駆動して、結線作業位置において固定子の少なくとも一
    本のリード線を結線する機械において、結線作業位置の
    近辺に集塵装置を設置し、集塵装置は少なくとも一つの
    空気シリンダと連通ずる空気路と、空気路に接続された
    ベンチュリ機構とから成り、空気シリンダから空気路を
    通じてベンチュリ機構に流入する空気の流れにより結線
    作業位置付近に真空状態が発生し、作業位置における塵
    埃等が集められることを特徴とする機械。 10 電気機器のリード線に対して少なくとも二種類の
    形状の異なる電気結線を行うことができる結線機におい
    て、電気機器の少なくとも一部と結線機との相対的な動
    きに応答して結線機の制御機構を操作する手段を設け、
    前記の相対運動に応じて所定の形状の電気結線を自動的
    に行うようにしたことを特徴とする結線機。 11 結線作業位置と、パッキング導体を作業位置に
    送り出すための手段と、電気機器の少なくとも一部と結
    線機の一部との相対的運動に応じて前記送出し手段を選
    択的に作動させるための手段を設け、必要に応じて結線
    部にパッキング導体を含ませることができるようにした
    ことを特徴とする特許請求の範囲第10項に記載の結線
    機。 12 クリップコネクタを変形させる工具と、工具を
    駆動する手段と、工具の移動距離を調節するための手段
    と、電気機器の少なくとも一部と結線機の一部との相対
    運動に応答して前記調節手段をコントロールするための
    手段とを備え、クリップコネクタを用いて高さの異なる
    結線を形成することのできる特許請求の範囲第10項に
    記載の結線機。 13空気シリンダに駆動されて第一位置と第二位置の間
    を移動可能なトグルリンクと、クリンプ結線作業位置と
    、トグルリンクに連結されている結線工具とを備え、結
    線作業位置の近辺にベンチュリを有する真空集塵装置を
    設置し、集塵装置と高圧空気源とを空気路で接続し、空
    気路を通じて高圧空気がベンチュリを通過すると結線作
    業位置付近に低圧状態が生じるようにしたことを特徴と
    するクリンプ結線を行うための機械。 14結線作業後の空気シリンダの排気を前記空気路を通
    じてベンチュリに送り、真空集塵効果を達するようにし
    たことを特徴とする特許請求の範囲第13項に記載の結
    線機。 15 可動結線工具と、ストロークの調整が可能な.流
    体シリンダと、回転位置によって可動結線工具の移動量
    をコントロールするための偏心軸と、偏心軸を回転させ
    るピニオンと、流体シリンダに駆動されてピニオンを回
    転させるためのラックとからなり、流体シリンダのスト
    ロークを調整することにより偏心軸の回転位置を変える
    ようにした固定子の巻線リード線に形状の異なるクリン
    プ結線を施す機械。 16かなとこと、かなとこに向って移動可能な成形工具
    とからなり、成形工具はリンクに連結してあり、かなと
    こに接近した際かなとこと移動してかなとこと成形工具
    の間におかれた少なくとも一本の導線にコネクタを締付
    けるようになっており、かなとこに対する成形工具の相
    対的な移動範囲を連続的に変えるための手段を設けてな
    るクリンプ結線機。
JP51075962A 1975-06-26 1976-06-26 電気結線法および電気結線機 Expired JPS5910142B2 (ja)

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