JPS59100696A - 混色補正回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、単板式カラーカメラ等ｆ用いる混色補正回路
に関する。

背景技術 家庭用ビデオカメラにおいても、撮像管を用いる代りに
ＣＣＤ　（電荷結合素子）等の固体撮像素子な用いた単
板式カラーカメラが市販されるに至−／− リ、今後の発展が注目されている。この種の単板式カラ
ーカメラは、低雑音、高感度であり、色再現性に優れ、
画質が均一である等の数々の優れた特長な有している。

特に、色再現性は、固体撮像素子とその前面に用いる色
透過フィルタの綜合的な分光感度特性に左右されるため
、材料の選択は慎重に行なう必要がある。

第１図は、単板式カラーカメラの分光感度特性の一例を
示す。図中、３個の山は、波長の小さい方から、青色、
緑色、赤色を表わしているが、山と山のすそ野部分の重
なり、即ち二色が混ざった斜線部分の面積は可能な限り
小さいことが望ましい。しかし、実際にはある程度の重
なりが避けられず、この分光特性上の重なりを、回路的
に補正しないで放置すると、混色を生じ、例えば緑色に
写るべぎ画面が青味がかったり赤味がかったりしてしま
い、色再現性を悪くする欠点があった。

発明の開示 本発明は、上記欠点な除去したものであり、色透過フィ
ルタ、固体撮像素子等な含む撮像手段で得られた色信号
を、プロセス増幅回路の通過前に、差動増幅器な用いて
混色補正することにより、マトリクス回路による面倒な
補正なしに、広範囲にわたる被写体の色温度変化につい
て十分な混色補正な可能とした混色補正回路を提供する
ことを目的とする。

この目的を達成するため、本発明は、被写体から三原色
信号を得る撮像手段と、この撮像手段で得られた三原色
信号の各信号出力端子に、夫々一方の入力端子を接続さ
れ、他方の入力端子に供給された基準信号との差に応じ
た出力を得る差動増幅器とからなり、三原色信号のうち
少なくとも一色に関する信号を、他の色に関する差動増
幅器の他方の入力端子に基準信号として供給する構成と
した。

本発明によれば、固体撮像素子から得られた被写体に関
する情報を色分離回路を介して三原色信号な取出し、こ
の三原色信号をプロセス回路増幅器な通す前に差動増幅
器を用いて混色補正する構成であるから、複雑なマトリ
クス回路等を用いることなく、正確な混色補正が可能で
あり、これにより広範囲の被写体の色温度変化について
、十分な補正が可能であり、また差動増幅器としては、
例えばエミッタ共通の一対のトランジスタにエミッタフ
ォロワ型のトランジスタを組み合わせたものを用いるこ
とにより、入力抵抗、出力抵抗とも小とし、ノイズが少
なく、後続回路との接続を簡単に行なうことかできる等
の優れた効果を奏する。

発明を実施するための最良の形態 以下、本発明の実施例について第２図を参照して説明す
る。第２図は、本発明の混色補正回路の一実施例な示す
回路図である。

第２図中、混色補正回路ｌは、単板式カラーカメラλ内
に組み込んである。この単板式カラーカメラ２の対物レ
ンズ３がとらえた被写体グの像は、前面にモザイク状の
色透過フィルタｊが貼り合わされた固体撮像素子乙によ
り時系列的な画素信号に変換され、続（色分離回路７に
て３原色信号に分離される。

混色補正回路ｌは、色分離回路７に接続してあり、分離
された各原色信号に対応させて３個の差動増幅器ざ、り
、１０を設けて構成しである。なお、ｌ／はローパスフ
ィルタで、色分離回路７で生じたサンプリングノイズを
除去する。

各差動増幅器ざ、ｑ、ｔｏは、エミッタが共通接続され
た反転入力用及び非反転入力用の一対のトランジスタＱ
１．Ｑ２と、トランジスタＱ１　　のコレクタから得ら
れる反転出力を増幅したあと同じトランジスタＱ１　の
ベースに帰還するエミッタフォロワ型のトランジスタＱ
３とから構成されている。

このため、差動増幅器１，９，１０は、いずれも入力抵
抗と出力抵抗が小さく、従って、ノイズに強く、かつ、
後段の回路との接続が容易である。

信号が供給される。また、トランジスタＱ２　　のベー
スは各差動増幅器に、９，１０の他方の入力端子となり
、基準信号が供給される。

ここで、本実施例では、緑色信号の一部を夫々差動増幅
器９，１０のトランジスタＱ２のペースに印加し、差動
増幅器９，１０の基準信号レベルを混色補正に必要な分
だけ変化させるようにしている。

この混色補正に必要な変化量は、トランジスタＱ２のペ
ースに接続された緑色信号線路中の可変抵抗Ｒ，、Ｒｌ
ｏの抵抗値に応じて、夫々所望の値に設定することかで
きるようになっている０ このように、上記構成になる混色補正回路ｌは、固体撮
像素子乙で得られた被写体に関する情報を色分離回路７
な介して三原色信号な取り出し、この三原色信号をただ
ちに混色補正するようにしているから、例えばプロセス
回路増幅器な通したあとマトリクス回路にて混色補正を
行なう従来のものに比較して、広範囲の被写体の色温度
変化について、十分な混色補正な行なうことができる０
なお、上記実施例では、混色補正信号として緑色信号を
他の赤色信号と青色信号から減算するようにしたが、さ
らに、混色を補正する場合は減算信号として赤色信号、
青色信号を用いて行なう。

【図面の簡単な説明】

第１図は、単板式カラーカメラの分光感度特性の−例を
示す特性図、第２図は本発明の混色補正回路の一実施例
を示す回路図である。 ／・・・混色補正回路、２・・・単板式カラーカメラ、
３・・・対物レンズ、！・・・色透過フィルタ、６・・
・固体撮像素子、７・・・色分離回路、ざ、９，１０・
・・差動増幅器。 　７−

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 被写体から三原色信号な得る撮像手段と、該撮像手段で
   得られた三原色信号の各信号出力端子に、夫々一方の入
   力端子を接続され、他方の入力端子に供給された基準信
   号との差に応じた出力を得る差動増幅器とからなり、三
   原色信号のうち少なくとも一色に関する信号を、他の色
   に関する差動増幅器の他方の入力端子に基準信号として
   供給してなる混色補正回路。