JPS589A - 流動床式焼却炉の廃熱回収装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は流動床式焼却炉の流動層より直接廃熱を回収す
る装置に関する。

都市こみ等の焼却炉における廃熱回収装置としてはレキ
ュペレータ−（燃焼ガス−空気熱交換器）、あるいは廃
熱ボイラを焼却炉本体の後段に設置したものがある。レ
キュペレータ−は熱回収効率が悪く、主にその焼却炉の
燃焼用空気の予熱に用いられる程度にすぎず、廃熱ボイ
ラは低圧スチームしか得られないにも関らず形状が大き
く、また両回収装置共チューブへのダスト付着の問題が
ある。

本発明は上記の熱回収に、最近多く利用されるようにな
ったヒートパイプ式ボイラをそのヒートパイプを流動層
の上層部分にそう人して用い、これにより熱回収効率の
高い、保守の容易な装置として開発されたものである。

こ＼でいうヒートパイプ式ボイラは蒸気ドラム内ボイラ
水とドラム外の授熱部（熱回収部）とが多数の棒状熱良
導体すなわちヒートパイプを以て熱的に連結されている
構造をもつもので。

このようなボイラを付設したこみ焼却炉を第１図により
説明する。

図はこの装置の原理を示す縦断面図で、■は焼却炉体、
２は蒸気ドラム、３はヒートパイプ。

４は流動層、５はごみ投入口６から投入されたごみ、７
は燃焼空気送入口、８は流動層粒子循環路、９け炉の排
ガス口、１０は不燃物排出口。

２ａ、２ｂＨボイラ２の水の入口、スチーム出口、２ｃ
けボイラ水である。図ではヒートパイプ３はその上部分
をボイラ水２ｃの中におりてボイラ壁と焼却炉上壁１ａ
とを貫き、その下部分が流動層４の上層部分４ａの中に
そう人されている。このように本発明においては廃熱を
吸い上げる部材であるヒートパイプ３が燃焼熱によって
高温となっている。流動層粒子に直接接触して熱回収を
行うので、従来のもののレキーペレーターあるいは廃熱
ボイラのように排ガスとの接触により行うものよりは熱
回収効率がよく。

またチューブへのダストの付着による熱回収効率の低下
のおそれもなくそれだけ保守が容易である。なお第２図
はヒートパイプ式ボイラを焼却炉１の側に付設した例で
、と−ドパイブを水平姿勢におりている。装置の設置場
所での収まり具合で第１図のものあるいは第２図のもの
を適宜選べばよい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の流動床式焼却炉の流動層上層部にヒー
トパイプ式ボイラのヒートパイプをそう人した廃熱回収
装置の原理を示し、第２図はヒートパイプ式ボイラを焼
却炉の側に付設した例を示す何れも縦断面図である。 １、焼却炉体 ２、蒸気ドラム ３、　ヒートパイプ ４、流動層 ５、　こみ ６、　ごみ投入口 ア、燃焼室空気送入口 ８、流動層粒子循環路 ９、排ガス口 １０、　　不燃物排出口 出願人　　三井造船株式会社 代理人　河田茂夫

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 流動床式焼却炉の流動床上層部にヒートパイプ式ボイラ
   のヒートパイプをそう人した廃熱回収装置。