JPS5899993A - 自動洗濯機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は発光素子および受光素子よりなる光結合素子を
検出器とし、洗濯液およびすすぎ液の濁度、排水時の水
の有無、脱水時の脱水状態を検出し、洗濯、すすぎ、排
水、脱水を制御する自動洗　。

濯機に関するもので、発光素子の経時変化による発光出
力の低下を少なくすることを目的とする。

従来一般的に、全自動洗濯機の制御は予めタイマーによ
って設定された時限にて運転される。この場合、布量、
水量、布の種類、水位、洗剤量などに対して最適な洗濯
が行い難いという欠点がある為、電子制御を用いて自動
的に洗濯、すすぎ。

脱水の制御を行う全自動洗濯機が提案されるに至った。

その中にあって、洗濯液やすすぎ液の濁度を光結合素子
２例えば赤外発光ダイオードよりなる発光素子から発光
される光を、洗濯液やすすぎ液中を介して受光素子であ
る例えばホトトランジスタにて受光し、その受光量によ
り濁度変化を検知する方式があるが、濁度が設定値に達
したならば洗濯を終了したり、すすぎを終了したりして
制御する場合、発光出力が低下した時に前記設定値に達
する濁度と、発光出力が低下していない時の濁度が異な
るため、発光出力の補正をする必要がある。特に発光素
子は長時間、点灯を行うと徐々に発光出力が低下し、い
わゆる経時変化が大きいという欠点がある。

上記欠点を少なくするために、発光素子をパルス駆動し
て作動させ、経時変化を少なくする方式があるが、この
場合パルス駆動回路が必要になり、回路コストが高くな
るという欠点がある。また、パル亥駆動にした場合、受
光側の出力をアナログ的にするために、ピーク値ホール
ド回路や、積分回路等を使用して、パルス受光波形をア
ナログ波形に変換する必要があり、面倒であるとともに
コスト的にも高くなるという欠点がある。

本発明は上記従来の問題に鑑みなされたもので、簡単な
制（財）で、発光素子の経時変化を少なくした自動洗濯
機を提供するものである。

以下、本発明の実施例を添付図面を参照して説明する。

第１図は全自動洗濯機の概略構成を示し、１は本体、２
は外槽、３は衣類を洗濯、すすぎ。

脱水するための内槽であシ、脱水時には、内槽３が脱水
回転し、遠心脱水を行−う。４は外槽２下部に取り付け
られたモータで、洗濯、すすぎ時にはパルセータ６を回
転し、脱水時には内槽３を回転させる。６は外槽２に取
付けられた検出器であり、内部には、後述の発光素子と
受光素子が対峙して設けられており、発光素子と受光素
子の間は、洗濯液及びすすぎ液が自由に出入りできる構
造となっている。

第２図は検出器６を主とする制御回路を示し、７は発光
素子で、赤外発光ダイオードよりなる。

８は受光素子で、ホトトランジスタよりなる。９は検出
器６の出力をデジタル信号に変換するム一り変換部、１
０は例えばマイクロコンピュータよりなる制御部であり
、洗濯運転のシーケンスを制御する。そして、上記検出
器６には検出時のみに通電される構成である。

上記構成において動作を説明する。

洗濯工程では、第３図に示すように、洗濯の攪拌が進む
につれて液かにとり、光の透過度が低下して検出器６の
出力電圧ｖｏが変化する。汚れが落ち透過度が一定にな
って、出力電圧が一定になったところ、すなわち、ｖ５
≠ｖ６で洗濯を停止させる。

また、すすぎ工程では、第４図に示すように、すすぎ回
数が進むにつれて液の透過度が高くなるため、すすぎ開
始時の検出器６の出力電圧とすすぎ終了時の出力電圧の
変化値、すなわち、ｖｌ−ｖｌの値により、すすぎ状態
を検出し、変化値が一定値以下になったらすすぎを停止
させるという制御を行う。

第６図は透過度（濁度）と検出器６の出力電圧ｖｏとの
関係を示したものであり、ム特性は発光素子７０発光出
力が正常な場合を、Ｂ特性は発光素子７の発光出力が低
下した場合をそれぞれを示す。

ム特性とＢ特性では、同じ濁度変化μｍ〜μ２に対して
出力電圧差が異なり、ΔＶム〉ΔＶｓ＋！：なる。

これは一般に受光強度Ｔｏ　＝　ｋ　Ｐ（、、−ｐｇ　
（なおりＯ：受光強度、ｐｏ：発光出力、ｌ：発光素子
・受光素子間の距離、μ：濁度、に：係数）で表わされ
る濁度変化に対する受光強度変化は、ｃｌ　ｖ、／ａμ
＝−ｋ　−１−Ｐｏ・１“ｌとなり、同じ濁一度変化μ
ｍ−μ２に対して、発光出力ＰＯが小さくなると、（Ｉ
ＶＯ／（１μも小さくなり、ΔＶム〉ΔＶ、となるので
ある。

以上より発光出力が低下すると、同じ濁度変化に対、し
て、出力電量変化が少なくなる。つまり濁度に対して感
度が悪くなるのであるみ そして、発光素子への通電時間を短かくすれば、経時変
化に対して発光素子７の出力低下を極めて少なくするこ
とができる為、洗濯工程時であれば、濁度変化を連続的
に測定するのではなく、一定時間ごとに間欠的に測定す
る。つまり第３図において、ｔｌ、ｔ２・・・・・・１
６０時に、ｖ、　Ｉ　ｖｌ、　−−Ｖ６を測定する。

同様にすすぎ工程時であれば、すすぎ開始時の電圧（第
４甲中のｖｌ）と、すすぎ工程終了時の電圧（第４図中
のＶ６）を測定する時に、発光素子７への通電を行う。

また、発光素子７の点灯、消灯は、制御部１ｏの信号に
よりトランジスタＱを０Ｎ−ＯＦＦ制御することで行う
。

上記実施例から明らかなように本発明によれば、洗濯、
すすぎ、排水、脱水等の工程中、検出器の出力を検出す
る時のみ、発光素子を通電し、それ以外の時には通電さ
せないものであり、発光素子の発熱による発光出力の経
時変化が極めて少なくなって、長期に亘って、安定した
工程の自動制御を実施できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例における全自動洗濯機の概略構
成を示す縦断面図、第２図はその工程用の電気的回路図
、第３図は洗濯工程時の検出器の出力電圧の変化を示す
図、第４図はすすぎ工程時の同出力電圧の変化を示す図
、第５図は濁度と同出力電圧との関係を示す図である。 ２・・・・・・外槽、６・・・・・・検出器、７・・・
・・・発光素子、８・・・・・・受光素子、９・・・・
・・ム一り変換部、１ｏ・・・・・・制御部。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名ＩＩ
１図 第２図 第３図 第４図　　う尤：Ｊｌｘ、坂− すすざ゛工程− 第５図 ・】・　−う１５　ノ笑　メツ　　　−大。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 洗濯、すすぎおよび脱水を行う内槽と、この内槽を収容
   した外槽とを備え、前記外槽の底部に設けた発光素子と
   この発光素子からの発光を受けとる受光素子とを具備し
   、洗濯液およびすすぎ液の濁度、排水時の水の有無、脱
   水時の脱水状態を、光の透過率に基づき検知する検出器
   を設け、この検出器に、検出時のみに通電するように構
   成した自動洗濯機。