JPS589663B2 - 醸造食品の製造法 - Google Patents
醸造食品の製造法Info
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- JPS589663B2 JPS589663B2 JP51076541A JP7654176A JPS589663B2 JP S589663 B2 JPS589663 B2 JP S589663B2 JP 51076541 A JP51076541 A JP 51076541A JP 7654176 A JP7654176 A JP 7654176A JP S589663 B2 JPS589663 B2 JP S589663B2
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12G—WINE; PREPARATION THEREOF; ALCOHOLIC BEVERAGES; PREPARATION OF ALCOHOLIC BEVERAGES NOT PROVIDED FOR IN SUBCLASSES C12C OR C12H
- C12G3/00—Preparation of other alcoholic beverages
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A23—FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
- A23L—FOODS, FOODSTUFFS OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; PREPARATION OR TREATMENT THEREOF
- A23L27/00—Spices; Flavouring agents or condiments; Artificial sweetening agents; Table salts; Dietetic salt substitutes; Preparation or treatment thereof
- A23L27/50—Soya sauce
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A23—FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
- A23L—FOODS, FOODSTUFFS OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; PREPARATION OR TREATMENT THEREOF
- A23L7/00—Cereal-derived products; Malt products; Preparation or treatment thereof
- A23L7/10—Cereal-derived products
- A23L7/104—Fermentation of farinaceous cereal or cereal material; Addition of enzymes or microorganisms
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- Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
- Distillation Of Fermentation Liquor, Processing Of Alcohols, Vinegar And Beer (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は醤油、清酒、味淋等の醸造食品(但し、味噌を
除く。
除く。
)の製造法、特に発酵熟成中に混入する腐敗菌の生育を
抑制して諸味の腐造を防止しつつ、熟成期間を短縮し、
原料利用率を著しく高めしかも、非常に風味の良好な醸
造食品を得ることを目的とする醸造食品の製造法に関す
るものである。
抑制して諸味の腐造を防止しつつ、熟成期間を短縮し、
原料利用率を著しく高めしかも、非常に風味の良好な醸
造食品を得ることを目的とする醸造食品の製造法に関す
るものである。
従来より、醤油、清酒、味淋等の醸造食品の製造におい
ては、熟成期間の短縮と原刺利用率の向上に最大の考慮
が払われているが、醤油などのように、高濃度食塩存在
下や清酒、味淋などのように低pH下においては、麹菌
や有用細菌類の分泌したプロテアーゼやアミラーゼ等の
活性が強く阻害されるために熟成期間が長くまた原刺利
用率も依然として低く、これらの解決策が強く望まれて
いたところである。
ては、熟成期間の短縮と原刺利用率の向上に最大の考慮
が払われているが、醤油などのように、高濃度食塩存在
下や清酒、味淋などのように低pH下においては、麹菌
や有用細菌類の分泌したプロテアーゼやアミラーゼ等の
活性が強く阻害されるために熟成期間が長くまた原刺利
用率も依然として低く、これらの解決策が強く望まれて
いたところである。
従って、諸味の食塩濃度を低下させたり、諸味のpHを
中性付近に調整したりする方法が提案されたが、これら
の方法は、原料成分を極めて早く分解し、また原刺利用
率を向上させることができるが、醤油、味淋、清酒など
の諸味は、多量の蛋白質や澱粉質を含有し、しかも開放
的に放置されており、各種細菌類が非常に繁殖しやすい
条件下にあるため、腐敗性の細菌類もたちどころに繁殖
してきて、諸味が腐造したり、乳酸菌や酢酸菌等が異常
に繁殖して、最終製品の風味が劣化したりする大きな欠
点を有していた。
中性付近に調整したりする方法が提案されたが、これら
の方法は、原料成分を極めて早く分解し、また原刺利用
率を向上させることができるが、醤油、味淋、清酒など
の諸味は、多量の蛋白質や澱粉質を含有し、しかも開放
的に放置されており、各種細菌類が非常に繁殖しやすい
条件下にあるため、腐敗性の細菌類もたちどころに繁殖
してきて、諸味が腐造したり、乳酸菌や酢酸菌等が異常
に繁殖して、最終製品の風味が劣化したりする大きな欠
点を有していた。
そこで、本発明者らは、諸味の腐造を防止しつつ熟成期
間を短縮するとともに、原料利用率を著しく高め、しか
も非常に風味の良好な醸造食品を得ることを目的として
、種々検討を行った結果、醤油、清酒、味淋などの醸造
食品(但し、味噌を除く。
間を短縮するとともに、原料利用率を著しく高め、しか
も非常に風味の良好な醸造食品を得ることを目的として
、種々検討を行った結果、醤油、清酒、味淋などの醸造
食品(但し、味噌を除く。
)の諸味中に、炭素数4以下の脂肪酸のナトリウム塩、
カリウム塩、カルシウム塩、マグネシウム塩を単独また
は併用して、総仕込原料の0.05重量%以上添加含有
せしめることによって、上記目的が一挙に達成できるこ
とを知った。
カリウム塩、カルシウム塩、マグネシウム塩を単独また
は併用して、総仕込原料の0.05重量%以上添加含有
せしめることによって、上記目的が一挙に達成できるこ
とを知った。
本発明は、上記知見に基づいて完成されたものである。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明における醤油としては、通常の醤油の醸造法に従
って製造される濃口醤油、淡口醤油、白醤油、溜醤油、
新式2号醤油(半化学半醸造醤滴などの各種醤油および
澱粉質原刺および蛋白質原料を酵素又は酸で加水分解し
発酵して得られる醤油様調味液が、また清酒としては通
常の酒清の醸造法に従って製造される各種の清酒が、ま
た味淋としては通常の味淋の醸造法に従って製造される
各種の味淋等が挙げられる。
って製造される濃口醤油、淡口醤油、白醤油、溜醤油、
新式2号醤油(半化学半醸造醤滴などの各種醤油および
澱粉質原刺および蛋白質原料を酵素又は酸で加水分解し
発酵して得られる醤油様調味液が、また清酒としては通
常の酒清の醸造法に従って製造される各種の清酒が、ま
た味淋としては通常の味淋の醸造法に従って製造される
各種の味淋等が挙げられる。
そして、本発明において諸味中に添加含有させる炭素数
4以下の脂肪酸のナトリウム塩として鴫ギ酸ナトリウム
、酢酸ナトリウム、プロピオン酸ナトリウム、酪酸ナト
リウムなどが挙げられ、炭素数4以下の脂肪酸のカリウ
ム塩としては、ギ酸カリウム、酢酸カリウム、プロピオ
ン酸カリウム、酪酸カリウムなどが挙げられ、同じくマ
グネシウム塩類としては、ギ酸マグネシウム、酢酸マグ
ネシウム、プロピオン酸マグネシウム、酪酸マグネシウ
ム、プロピオン酸マグネシウム、酪酸マグネシウムなど
が挙げられ、同じくカルシウム塩としてはギ酸カルシウ
ム、酢酸カルシウム、プロピオン酸カルシウム、酪酸カ
ルシウムなどが挙げられるが、酢酸ナトリウム、酢酸カ
リウム、プロピオン酸ナトリウム、プロピオン酸カリウ
ムが特に好ましい。
4以下の脂肪酸のナトリウム塩として鴫ギ酸ナトリウム
、酢酸ナトリウム、プロピオン酸ナトリウム、酪酸ナト
リウムなどが挙げられ、炭素数4以下の脂肪酸のカリウ
ム塩としては、ギ酸カリウム、酢酸カリウム、プロピオ
ン酸カリウム、酪酸カリウムなどが挙げられ、同じくマ
グネシウム塩類としては、ギ酸マグネシウム、酢酸マグ
ネシウム、プロピオン酸マグネシウム、酪酸マグネシウ
ム、プロピオン酸マグネシウム、酪酸マグネシウムなど
が挙げられ、同じくカルシウム塩としてはギ酸カルシウ
ム、酢酸カルシウム、プロピオン酸カルシウム、酪酸カ
ルシウムなどが挙げられるが、酢酸ナトリウム、酢酸カ
リウム、プロピオン酸ナトリウム、プロピオン酸カリウ
ムが特に好ましい。
このような本発明の添加物は単独または併用し、1度に
または分割して使用することができる。
または分割して使用することができる。
また、本発明添加物は、粉体のまま使用してもよいが、
このものは、水、アルコール水に溶解スるので、これら
の溶剤に溶解し、溶液の状態で添加することもできる。
このものは、水、アルコール水に溶解スるので、これら
の溶剤に溶解し、溶液の状態で添加することもできる。
本発明添加物の添加の時期としては、製麹後乃至諸味の
発酵熟成中の任意の時期において添加することができる
が、通常は出麹中、仕込水中あるいは仕込初期の諸味中
に添加するのが好ましい。
発酵熟成中の任意の時期において添加することができる
が、通常は出麹中、仕込水中あるいは仕込初期の諸味中
に添加するのが好ましい。
そしてその添加量は醤油、味噌、清酒、味淋などによっ
ても多少異なるが、通常は総仕込原刺(麹および加熱殺
菌あるいは蒸煮変性した穀類を意味し、仕込水は含まな
い)に対して0.05重量%以上添加すればよい。
ても多少異なるが、通常は総仕込原刺(麹および加熱殺
菌あるいは蒸煮変性した穀類を意味し、仕込水は含まな
い)に対して0.05重量%以上添加すればよい。
即ち、本発明の添加物を総仕込原刺に対して0.05重
量%以上添加せしめれば、諸味のーはその強い緩衝作用
によって一定に保たれるので、麹菌や有用細菌類の分泌
した酵素系は非常によく働いて、原料成分を非常に早く
、しかも強力に分解するので熟成期間が大巾に短縮され
るとともに原刺利用率も著しく向上する。
量%以上添加せしめれば、諸味のーはその強い緩衝作用
によって一定に保たれるので、麹菌や有用細菌類の分泌
した酵素系は非常によく働いて、原料成分を非常に早く
、しかも強力に分解するので熟成期間が大巾に短縮され
るとともに原刺利用率も著しく向上する。
また発酵熟成中に混入する腐敗細菌の繁殖活躍を全く抑
制し、反対に有用な酵母や細菌類の繁殖活動は余り抑制
しないので、発酵は順調になされ、最終製品の風味が非
常に良くなるという驚くべき効果が得られるのである。
制し、反対に有用な酵母や細菌類の繁殖活動は余り抑制
しないので、発酵は順調になされ、最終製品の風味が非
常に良くなるという驚くべき効果が得られるのである。
そして、上述したように本発明添加物は総仕込原刺に対
して0.05重量%以上添加すればよいのであるが、そ
の好ましい範囲は、醤油においては0.05〜10.0
%、特に好ましい範囲は0.1〜5%である。
して0.05重量%以上添加すればよいのであるが、そ
の好ましい範囲は、醤油においては0.05〜10.0
%、特に好ましい範囲は0.1〜5%である。
同様に清酒においては0.05〜8.0%、特に好まし
い範囲は0.1〜3%であり、味淋においては0.05
〜8. 0 %、特に好ましい範囲は0.1〜3%であ
る。
い範囲は0.1〜3%であり、味淋においては0.05
〜8. 0 %、特に好ましい範囲は0.1〜3%であ
る。
尚、本発明添加物は、上記添加濃度においては、諸味の
発酵熟成期間中に、酵母、乳酸菌、その他の細菌などに
よって完全に資化されるので、最終製品には呈味、衛生
上全く問題は生じない。
発酵熟成期間中に、酵母、乳酸菌、その他の細菌などに
よって完全に資化されるので、最終製品には呈味、衛生
上全く問題は生じない。
ここで、本発明添加物の添加量とその効果について実験
例を挙げて説明する。
例を挙げて説明する。
実験例 1
通常の醤油麹の製造法に従って得られた醤油麹800v
を多数区分用意し、各区分の麹に対して第1表記載のよ
うな重量%となる量の添加物を溶解した22%食塩水1
300mgを、混合して仕込み、さらに腐造した醤油諸
味から分離された腐敗菌(馬鈴薯菌)の懸濁液(生菌数
5×109個/ml)10mlを添加してよく攪拌し、
30℃にて150日間常法の諸味管理を行ない圧搾して
得た液汁の窒素利用率、成分分析値を求め、官能検査を
行なうとともに、対照区の諸味液汁(仕込後150日経
過したもの)の成分分析値と殆んど同規格のものを得ら
れる迄の日数を求めたところ、第1表に記載の如き結果
が得られた。
を多数区分用意し、各区分の麹に対して第1表記載のよ
うな重量%となる量の添加物を溶解した22%食塩水1
300mgを、混合して仕込み、さらに腐造した醤油諸
味から分離された腐敗菌(馬鈴薯菌)の懸濁液(生菌数
5×109個/ml)10mlを添加してよく攪拌し、
30℃にて150日間常法の諸味管理を行ない圧搾して
得た液汁の窒素利用率、成分分析値を求め、官能検査を
行なうとともに、対照区の諸味液汁(仕込後150日経
過したもの)の成分分析値と殆んど同規格のものを得ら
れる迄の日数を求めたところ、第1表に記載の如き結果
が得られた。
尚対照は、醤油麹800gと、22%食塩水1300m
lを混合して仕込み、30℃にて150日間常法の諸味
管理を行ない圧搾して得た液汁である。
lを混合して仕込み、30℃にて150日間常法の諸味
管理を行ない圧搾して得た液汁である。
この結果より、本発明添加物を添加しないで、腐敗菌の
懸濁液を添加した第1区分、本発明添加物を0.01%
添加した第2.9,16.23、区分および炭酸ソーダ
を添加し、腐敗菌の懸濁液を添加した第30〜31区分
の諸味はいずれも腐造し、諸味液汁の風味が著しく劣化
していることが判る。
懸濁液を添加した第1区分、本発明添加物を0.01%
添加した第2.9,16.23、区分および炭酸ソーダ
を添加し、腐敗菌の懸濁液を添加した第30〜31区分
の諸味はいずれも腐造し、諸味液汁の風味が著しく劣化
していることが判る。
また、炭酸ソーダを5%添加した第31区分は、総窒素
利用率が3%も向上するが、炭酸ソーダには腐敗菌の繁
殖を抑制する力が無いので、諸味が汚染された場合、諸
味は腐造し、諸味液汁の風味が著しく劣化することが判
る。
利用率が3%も向上するが、炭酸ソーダには腐敗菌の繁
殖を抑制する力が無いので、諸味が汚染された場合、諸
味は腐造し、諸味液汁の風味が著しく劣化することが判
る。
これらに対し、本発明添加物を0.05%以上添加した
区分は、諸味が腐敗菌によって汚染された場合でも諸味
は全く腐造することがなく、熟成期間が90〜120日
と大巾に短縮さへ また窒素利用率が3.3〜4.7%
増と向上するばかりか、グルタミン酸量も著しく増加す
るので、非常に旨い風味の良好な醤油が得られることが
判る。
区分は、諸味が腐敗菌によって汚染された場合でも諸味
は全く腐造することがなく、熟成期間が90〜120日
と大巾に短縮さへ また窒素利用率が3.3〜4.7%
増と向上するばかりか、グルタミン酸量も著しく増加す
るので、非常に旨い風味の良好な醤油が得られることが
判る。
尚、表中の諸味液汁の分析値の欄におけるNaCl、T
.N.、Clu.、R.S.、Alc .はそれぞれ食
塩、全窒素、グルタミン酸、還元糖、アルコールを表わ
し、分析法は「醸造分析法」(山田正一著、産業図書(
株)出版)に記載されている方法により行なった。
.N.、Clu.、R.S.、Alc .はそれぞれ食
塩、全窒素、グルタミン酸、還元糖、アルコールを表わ
し、分析法は「醸造分析法」(山田正一著、産業図書(
株)出版)に記載されている方法により行なった。
また、窒素利用率は醤油原刺中の全窒素に対する溶解窒
素の割合を、%で表わしたものである。
素の割合を、%で表わしたものである。
また官能検査は評点法によって行ない、第1〜第31区
分の諸味液汁をそれぞれ対照区分(従来法)のそれと比
較し、差なしをO、差有りを1、大きな差有りを2、極
めて大きな差有りを3と評価し、対照区分よりも優れた
風味を有しているときには「+」、反対に劣っていると
きには「−」の符号を付して示した。
分の諸味液汁をそれぞれ対照区分(従来法)のそれと比
較し、差なしをO、差有りを1、大きな差有りを2、極
めて大きな差有りを3と評価し、対照区分よりも優れた
風味を有しているときには「+」、反対に劣っていると
きには「−」の符号を付して示した。
また表中の評点は識別能力を有する訓練されたパネル2
0名の平均値を示す。
0名の平均値を示す。
さらにまた検定の欄における記号は※:5%危険率で有
意差有り、※憂:1%危険率で有意差有り、一二有意差
なし、をそれぞれ意味する。
意差有り、※憂:1%危険率で有意差有り、一二有意差
なし、をそれぞれ意味する。
(後述の実験例、実施例の窒素、又は糖の利用率、諸味
液汁の分析値、官能検査等はそれぞれ上記と同様にして
求めたものである)。
液汁の分析値、官能検査等はそれぞれ上記と同様にして
求めたものである)。
尚、ギ酸、プロピオン酸、酪酸のそれぞれについてのナ
トリウム塩、カリウム塩、マグネシウム塩、カルシウム
塩についてもほぼ同様な結果を得ている。
トリウム塩、カリウム塩、マグネシウム塩、カルシウム
塩についてもほぼ同様な結果を得ている。
実験例 2
通常の味噌麹の製造法に従って得られた味噌麹(米麹)
1kg、蒸煮大豆4kg、食塩0.6府を混合したもの
を、多数区分用意し、各区分に対して第2表記載のよう
な重量%となるような量の添加物を添加し、さらに腐造
した味噌より分離された腐敗菌(枯草菌)の懸濁液(生
菌数1.O×109個/ml)100mlを添加し、均
一に攪拌したのち、25℃で90日間通常の発酵、熟成
管理を行ない得られた味噌の成分分析値を求め、官能検
査を行なうとともに、対照区分の熟成味噌(前記腐敗菌
の懸濁液を添加しない以外は上記と全く同様に処理し、
仕込後90日経過したもの)の成分分析値と殆んど同規
格のものを、得られる迄の日数を求めたところ、第2表
に記載の如き結果が得られた。
1kg、蒸煮大豆4kg、食塩0.6府を混合したもの
を、多数区分用意し、各区分に対して第2表記載のよう
な重量%となるような量の添加物を添加し、さらに腐造
した味噌より分離された腐敗菌(枯草菌)の懸濁液(生
菌数1.O×109個/ml)100mlを添加し、均
一に攪拌したのち、25℃で90日間通常の発酵、熟成
管理を行ない得られた味噌の成分分析値を求め、官能検
査を行なうとともに、対照区分の熟成味噌(前記腐敗菌
の懸濁液を添加しない以外は上記と全く同様に処理し、
仕込後90日経過したもの)の成分分析値と殆んど同規
格のものを、得られる迄の日数を求めたところ、第2表
に記載の如き結果が得られた。
この結果より、本発明添加物を添加しないで、腐敗菌の
懸濁液を添加した第30〜31区分の諸味はいずれも腐
造し、味噌の風味が著しく劣化していることが判る。
懸濁液を添加した第30〜31区分の諸味はいずれも腐
造し、味噌の風味が著しく劣化していることが判る。
また、炭酸ソーダを5%添加した第31区分は、水溶性
窒素の量が著しく増加するが、炭酸ソーダには腐敗菌の
繁殖を抑制する力がないので、仕込んだもの(ここでは
諸味と称する)が腐敗菌によって汚染された場合、諸味
は腐造し、製品の風味は著しく劣化することが判る。
窒素の量が著しく増加するが、炭酸ソーダには腐敗菌の
繁殖を抑制する力がないので、仕込んだもの(ここでは
諸味と称する)が腐敗菌によって汚染された場合、諸味
は腐造し、製品の風味は著しく劣化することが判る。
これらに対し、本発明添加物を0.05%以上添加した
区分は、諸味が腐敗菌によって汚染された場合でも、諸
味は全く腐造することがなく、熟成期間が45〜60日
と大巾に短縮され、また糖および水溶性窒素の量がそれ
ぞれ1、26〜1.46倍、1.58〜1.86倍と著
しく増加し、また官能的に非常においしい味噌が得られ
ることが判る。
区分は、諸味が腐敗菌によって汚染された場合でも、諸
味は全く腐造することがなく、熟成期間が45〜60日
と大巾に短縮され、また糖および水溶性窒素の量がそれ
ぞれ1、26〜1.46倍、1.58〜1.86倍と著
しく増加し、また官能的に非常においしい味噌が得られ
ることが判る。
尚、ギ酸、酢酸、酪酸のそれぞれについてのナトリウム
塩、カリウム塩、マグネシウム塩、カルシウム塩につい
ても、ほぼ同様の結果を得ている。
塩、カリウム塩、マグネシウム塩、カルシウム塩につい
ても、ほぼ同様の結果を得ている。
実験例 3
通常の清酒麹の製造法に従って得られた清酒麹(米麹)
0.07kgと蒸米0.18%を混合したものを、多数
区分用意し、各区分に対して第3表記載のような重量%
となるような添加物を溶解した水溶液0. 3 lを混
合し、さらに腐造酒より分離された腐敗菌(火落菌)の
懸濁液(生菌数2X109個/ml)15ml添加し、
35℃で24時間糖化し得られた配(ここでは諸味と称
する)に協会7号酵母(IAM−4518)の培養液(
生菌数6.0×108個/ml )を0.02l添加し
、次いで常法により初添(蒸米0.40kf、米麹0.
OIAy、水0.38l)を行ない15℃で2日間放置
後、仲添(蒸米0.86A−9、米麹0.01kg、水
1.087)を行ない。
0.07kgと蒸米0.18%を混合したものを、多数
区分用意し、各区分に対して第3表記載のような重量%
となるような添加物を溶解した水溶液0. 3 lを混
合し、さらに腐造酒より分離された腐敗菌(火落菌)の
懸濁液(生菌数2X109個/ml)15ml添加し、
35℃で24時間糖化し得られた配(ここでは諸味と称
する)に協会7号酵母(IAM−4518)の培養液(
生菌数6.0×108個/ml )を0.02l添加し
、次いで常法により初添(蒸米0.40kf、米麹0.
OIAy、水0.38l)を行ない15℃で2日間放置
後、仲添(蒸米0.86A−9、米麹0.01kg、水
1.087)を行ない。
さらに15℃で2日間放置後、留添(蒸米1.32府、
米麹0.36対、水1.907)を行ない、その後20
℃で21日間通常の諸味管理を行ない、圧搾して得た液
汁の成分分析値を求め、官能検査を行なうとともに、対
照区分の諸味液汁(仕込後26日経過したもの)の成分
分析値と殆んど同規格のものを得られるまでの日数を求
めたところ第3表に記載の如き結果が得られた。
米麹0.36対、水1.907)を行ない、その後20
℃で21日間通常の諸味管理を行ない、圧搾して得た液
汁の成分分析値を求め、官能検査を行なうとともに、対
照区分の諸味液汁(仕込後26日経過したもの)の成分
分析値と殆んど同規格のものを得られるまでの日数を求
めたところ第3表に記載の如き結果が得られた。
尚対照は、清酒麹0.07kg、蒸米0.18kg、お
よび水0.3lを混合し、35℃で24時間糖化し、以
下上記と全く同様に処理して得られたものである。
よび水0.3lを混合し、35℃で24時間糖化し、以
下上記と全く同様に処理して得られたものである。
この結果より、本発明添加物を添加しないで、腐敗菌の
懸濁液を添加した第1区分、本発明添加物を0.01%
添加した第2,9,16.23、区分の諸味はいずれも
腐造し、諸味液汁の風味が著しく劣化していることが判
る。
懸濁液を添加した第1区分、本発明添加物を0.01%
添加した第2,9,16.23、区分の諸味はいずれも
腐造し、諸味液汁の風味が著しく劣化していることが判
る。
これに対し、本発明添加物を0.05%以上添加した区
分は、諸味が腐敗菌によって汚染された場合でも、諸味
は全く腐造することがなく、熟成期間が15〜21日と
大巾に短縮され、またアルコール、直糖およびアミノ酸
の生成量がそれぞれ19.3〜23.5%、4.35〜
6.77%、2.2〜3.3係と著しく増大し、また官
能的にも非常に風味の良好な清酒が得られることが判る
。
分は、諸味が腐敗菌によって汚染された場合でも、諸味
は全く腐造することがなく、熟成期間が15〜21日と
大巾に短縮され、またアルコール、直糖およびアミノ酸
の生成量がそれぞれ19.3〜23.5%、4.35〜
6.77%、2.2〜3.3係と著しく増大し、また官
能的にも非常に風味の良好な清酒が得られることが判る
。
尚、ギ酸、プロピオン酸、酪酸のそれぞれについてのナ
トリウム塩、カリウム塩、マグネシウム塩、カルシウム
塩についてもほぼ同様な結果を得ている。
トリウム塩、カリウム塩、マグネシウム塩、カルシウム
塩についてもほぼ同様な結果を得ている。
実験例 4
通常の味淋麹の製造法に従って得られた味淋麹(米麹)
0.9幻、蒸もち米5.0k9、および45チェチルア
ルコール2.341を混合したものを、多数区分用意し
、各区分に対して第4表記載のような重量係となるよう
な量の本発明添加物を添加し、さらに腐造味淋より分離
された腐敗菌(火落菌)の懸濁液(生菌数×109個/
ml)を10ml添加し、25℃にて60日間、通常の
諸味管理を行ない圧搾して得た液汁の糖利用率および成
分分析値を求め、官能検査を行なうとともに、対照区の
諸味液汁(仕込後60日間経過したもの)の成分分析値
と殆んで同規格のものを得られる迄の日数を求めたとこ
ろ、第4表に記載の如き結果が得られた。
0.9幻、蒸もち米5.0k9、および45チェチルア
ルコール2.341を混合したものを、多数区分用意し
、各区分に対して第4表記載のような重量係となるよう
な量の本発明添加物を添加し、さらに腐造味淋より分離
された腐敗菌(火落菌)の懸濁液(生菌数×109個/
ml)を10ml添加し、25℃にて60日間、通常の
諸味管理を行ない圧搾して得た液汁の糖利用率および成
分分析値を求め、官能検査を行なうとともに、対照区の
諸味液汁(仕込後60日間経過したもの)の成分分析値
と殆んで同規格のものを得られる迄の日数を求めたとこ
ろ、第4表に記載の如き結果が得られた。
尚、対照は、味淋麹0.9朽、蒸もち米5.0k9、お
よび45%エチルアルコール2.34lを混合したもの
を25℃にて60日間、通常の諸味管理を行ない圧搾し
て得られたものである。
よび45%エチルアルコール2.34lを混合したもの
を25℃にて60日間、通常の諸味管理を行ない圧搾し
て得られたものである。
この結果より本発明添加物を添加しないで、腐敗菌の懸
濁液を添加した第1区分、本発明添加物を0.01%添
加した第2.9,16,23区分の諸味はいずれも腐造
し、諸味液汁の風味が著しく劣化していることが判る。
濁液を添加した第1区分、本発明添加物を0.01%添
加した第2.9,16,23区分の諸味はいずれも腐造
し、諸味液汁の風味が著しく劣化していることが判る。
これに対し、本発明添加物を0.05%以上添加した区
分は、諸味が腐敗菌によって汚染された場合でも諸味は
全く腐造することがなく、熟成期間が40〜50日と大
巾に短縮され、糖の利用率が3,0〜10,8%増と遥
かに向上するばかりか、アミノ酸、糖量も著しく増加し
、非常にこくのある官能的にもすぐれた味淋が得られる
ことが判る。
分は、諸味が腐敗菌によって汚染された場合でも諸味は
全く腐造することがなく、熟成期間が40〜50日と大
巾に短縮され、糖の利用率が3,0〜10,8%増と遥
かに向上するばかりか、アミノ酸、糖量も著しく増加し
、非常にこくのある官能的にもすぐれた味淋が得られる
ことが判る。
尚、ギ酸、プロピオン酸、酪酸のそれぞれについてのナ
トリウム塩、カリウム塩、マグネシウム塩、カルシウム
塩についても、ほぼ同様な結果を得ている。
トリウム塩、カリウム塩、マグネシウム塩、カルシウム
塩についても、ほぼ同様な結果を得ている。
このように、本発明によれば、通常の諸味においては言
うまでもなく、諸味が腐敗菌によって汚染された場合で
も、諸味の腐造を全く抑制でき、熟成期間を大巾に短縮
し、また原月利用率を之までよりも遥かに向上させるこ
とができるばかり八諸味中に糖、アミノ酸量を著しく生
成させうるので非常に旨味の強い風味の良好な各種醸造
食品が得られる。
うまでもなく、諸味が腐敗菌によって汚染された場合で
も、諸味の腐造を全く抑制でき、熟成期間を大巾に短縮
し、また原月利用率を之までよりも遥かに向上させるこ
とができるばかり八諸味中に糖、アミノ酸量を著しく生
成させうるので非常に旨味の強い風味の良好な各種醸造
食品が得られる。
また、近年の食生活の洋風化、多種多様化に伴ない、あ
るいは腎臓病などのように食塩の摂取量を制限されてい
る人たちの強い要望に伴ない、減塩醤油や減塩味噌の需
要が増大しつつあるが、従来のそれらの製造においては
、非常に高価な無菌発酵装置を用いたり、あるいは脱塩
装置を用いたりすることを余義なくされていた。
るいは腎臓病などのように食塩の摂取量を制限されてい
る人たちの強い要望に伴ない、減塩醤油や減塩味噌の需
要が増大しつつあるが、従来のそれらの製造においては
、非常に高価な無菌発酵装置を用いたり、あるいは脱塩
装置を用いたりすることを余義なくされていた。
しかしながら、本発明によれば上記のような特別な装置
を用いることなく、無塩もしくは少塩(減塩)に至る任
意食塩濃度の存在下で諸味を発酵熟成させ、無塩もしく
は減塩の醤油などを極めて簡単に製造することができる
。
を用いることなく、無塩もしくは少塩(減塩)に至る任
意食塩濃度の存在下で諸味を発酵熟成させ、無塩もしく
は減塩の醤油などを極めて簡単に製造することができる
。
以下、実施例を示して、本発明をさらに詳細に説明する
。
。
実施例 1
通常の醤油麹の製造法に従って得られた醤油麹80kg
を多数区分用意し、各区分の麹に対して第5表記載とな
るような重量%となる量の添加物を溶解した22%食塩
水130lを混合して仕込へ30℃にて150日間常法
の諸味管理を行ない熟成させた諸味液汁の窒素利用率、
成分分析値を求め、官能検査を行なうとともに、熟成に
要する日数を求めたところ、第5表に記載の如き結果が
得られた。
を多数区分用意し、各区分の麹に対して第5表記載とな
るような重量%となる量の添加物を溶解した22%食塩
水130lを混合して仕込へ30℃にて150日間常法
の諸味管理を行ない熟成させた諸味液汁の窒素利用率、
成分分析値を求め、官能検査を行なうとともに、熟成に
要する日数を求めたところ、第5表に記載の如き結果が
得られた。
この結果より、本発明添加物を添加しない対照区分は、
150日前後の熟成期間を必要とするに対し、本発明添
加物を添加した区分は僅か70〜90日間でその水準に
達し、また総窒素利用率も上記の対照区に比べて3.0
〜4.9%増と遥かに向上するばかりか、グルタミン酸
量も著しく増加するので、非常に旨い風味の良好な醤油
が得られることが判る。
150日前後の熟成期間を必要とするに対し、本発明添
加物を添加した区分は僅か70〜90日間でその水準に
達し、また総窒素利用率も上記の対照区に比べて3.0
〜4.9%増と遥かに向上するばかりか、グルタミン酸
量も著しく増加するので、非常に旨い風味の良好な醤油
が得られることが判る。
実施例 2
通常の味噌麹の製造法に従って得られた味噌麹(米麹)
5kg、蒸煮大豆20kg、食塩3.5Mを混合したも
のを多数区分用意し、各区分に対して第6表記載のよう
な重量チとなるような量の添加物を添加し、均一に混合
した後25℃にて90日間常法の発酵熟成管理を行ない
熟成した味噌の成分分析値を求め、官能検査を行なうと
ともに、熟成に要する日数を求めたところ第6表の如き
結果が得られた。
5kg、蒸煮大豆20kg、食塩3.5Mを混合したも
のを多数区分用意し、各区分に対して第6表記載のよう
な重量チとなるような量の添加物を添加し、均一に混合
した後25℃にて90日間常法の発酵熟成管理を行ない
熟成した味噌の成分分析値を求め、官能検査を行なうと
ともに、熟成に要する日数を求めたところ第6表の如き
結果が得られた。
この結果より、本発明添加物を添加しない対照区分は9
0日前後で熟成を示すのに、本発明添加物を添加した区
分は僅か45〜50日間でその水準に達し、また糖およ
び水溶性窒素の量が1.27〜1.53倍、1.64〜
1.86倍と著しく増加し、また官能的に非常においし
い味噌が得られる。
0日前後で熟成を示すのに、本発明添加物を添加した区
分は僅か45〜50日間でその水準に達し、また糖およ
び水溶性窒素の量が1.27〜1.53倍、1.64〜
1.86倍と著しく増加し、また官能的に非常においし
い味噌が得られる。
実施例 3
通常の醤油麹の製造法に従って得られた醤油麹80k7
を多数区分用意し、各区分の麹に対して第7表記載のよ
うに食塩および本発明添加物を(酢酸ナトリウム)をそ
れぞれの濃度となるように溶解した仕込水130tを混
合して仕込み、30℃にて150日間常法の諸味管理を
行ない熟成させた諸味液汁の窒素利用率、成分分析値を
求め、官能検査を行なうとともに、熟成に要する日数を
求めたところ第7表に記載の如き結果が得られた。
を多数区分用意し、各区分の麹に対して第7表記載のよ
うに食塩および本発明添加物を(酢酸ナトリウム)をそ
れぞれの濃度となるように溶解した仕込水130tを混
合して仕込み、30℃にて150日間常法の諸味管理を
行ない熟成させた諸味液汁の窒素利用率、成分分析値を
求め、官能検査を行なうとともに、熟成に要する日数を
求めたところ第7表に記載の如き結果が得られた。
この結果より、本発明添加物を添加せず、諸味の食塩濃
度が18%である対照区分は、途中腐直することはなか
ったが、本発明添加物を添加せずしかも諸味の食塩濃度
が12%に低下させた第1の区分は、たちどころに腐敗
菌が繁殖して腐造し、風味が著しく悪くなることがわか
る。
度が18%である対照区分は、途中腐直することはなか
ったが、本発明添加物を添加せずしかも諸味の食塩濃度
が12%に低下させた第1の区分は、たちどころに腐敗
菌が繁殖して腐造し、風味が著しく悪くなることがわか
る。
これに対し、本発明添加物を添加した区分は諸味の食塩
濃度を18%より低い濃度に下げて、減塩又は無塩の状
態としても、諸味は全く腐造しない。
濃度を18%より低い濃度に下げて、減塩又は無塩の状
態としても、諸味は全く腐造しない。
また、本発明添加物を添加しない対照区分は150日前
後で熟成を示すのに本発明添加物を添加した区分は、諸
味中の食塩濃度が18.05%の第2区分は120日、
同15.10%の第3区分は105日、同12.10%
の第4区分は90日、同9.95%の第5区分は75日
、同8.0%の第6区分は68日、同6.05%の第7
区分は60日、同2.95%の第8区分は45日、同0
.10%の第9区分は30日と極めて短期間にその水準
に達し、また総窒素利用率も上記の対照区に比べて2.
8〜11.4%増と遥かに向上するばかりかグルタミン
酸も著しく増加するので、非常に旨い風味の良好な減塩
または無塩醤油が得られる。
後で熟成を示すのに本発明添加物を添加した区分は、諸
味中の食塩濃度が18.05%の第2区分は120日、
同15.10%の第3区分は105日、同12.10%
の第4区分は90日、同9.95%の第5区分は75日
、同8.0%の第6区分は68日、同6.05%の第7
区分は60日、同2.95%の第8区分は45日、同0
.10%の第9区分は30日と極めて短期間にその水準
に達し、また総窒素利用率も上記の対照区に比べて2.
8〜11.4%増と遥かに向上するばかりかグルタミン
酸も著しく増加するので、非常に旨い風味の良好な減塩
または無塩醤油が得られる。
実施例 4
通常の味噌麹の製造法に従って得られた味噌麹5却、蒸
煮大豆20kgを混合したものを多数区分用意し、各区
分に対して、第8表記載のような百分率となるような量
の食塩および添加物(酢酸ナトリウム)を添加し、均一
に混合した後、25℃にて90日間常法の発酵熟成管理
を行ない熟成した味噌の成分分析値を求め、官能検査を
行なうとともに、熟成に要する日数を求めたところ、第
8表の如き結果が得られた。
煮大豆20kgを混合したものを多数区分用意し、各区
分に対して、第8表記載のような百分率となるような量
の食塩および添加物(酢酸ナトリウム)を添加し、均一
に混合した後、25℃にて90日間常法の発酵熟成管理
を行ない熟成した味噌の成分分析値を求め、官能検査を
行なうとともに、熟成に要する日数を求めたところ、第
8表の如き結果が得られた。
この結果より、本発明添加物を添加せず、諸味の食塩濃
度が11チである対照区分は、途中腐造することはなか
ったが、本発明添加物を添加せず、しかも諸味の食塩濃
度を8.05%に低下させた第1の区分はたちどころに
腐敗菌が繁殖して腐造し風味が著しく悪くなることがわ
かる。
度が11チである対照区分は、途中腐造することはなか
ったが、本発明添加物を添加せず、しかも諸味の食塩濃
度を8.05%に低下させた第1の区分はたちどころに
腐敗菌が繁殖して腐造し風味が著しく悪くなることがわ
かる。
これに対し、本発明添加物を添加した場合は、諸味の食
塩濃度を11%より低い濃度に下げて、減塩又は無塩の
状態としても、諸味は全く腐造しない。
塩濃度を11%より低い濃度に下げて、減塩又は無塩の
状態としても、諸味は全く腐造しない。
また、本発明添加物を添加しない対照区分は90日前後
で熟成を示すのに、本発明添加物を添加した区分は、諸
味中の食塩濃度が11.10%の第2区分は70日、同
8.10%の第3区分は60日、同6.15%の第4区
分は45町同4.10チの第5区分は30比同2.20
%の第6区分は20日、同0.10%の第7区分は15
日と、対照区分の90日に比べ極めて短期間にその水準
に達し、また糖および水溶性窒素の量がそれぞれ1.3
2〜1.40倍、1.31〜1.94倍と著しく増加し
また官能的に非常においしい減塩または無塩味噌が得ら
れる。
で熟成を示すのに、本発明添加物を添加した区分は、諸
味中の食塩濃度が11.10%の第2区分は70日、同
8.10%の第3区分は60日、同6.15%の第4区
分は45町同4.10チの第5区分は30比同2.20
%の第6区分は20日、同0.10%の第7区分は15
日と、対照区分の90日に比べ極めて短期間にその水準
に達し、また糖および水溶性窒素の量がそれぞれ1.3
2〜1.40倍、1.31〜1.94倍と著しく増加し
また官能的に非常においしい減塩または無塩味噌が得ら
れる。
実施例 5
通常の清酒麹の製造法に従って得られた清酒麹(米麹)
0.7Ayと蒸米1.8kfを混合したものを多数区分
用意し、各区分に対して第9表記載のような重量係とな
るような添加物を溶解した水溶液3tを混合し、40℃
で24時間糖化し、得られたもろみに、協会7号酵母(
IAM−4518)の培養液(生菌数7.5X108個
/ME )を0.2ノ添加し、次いで常法により初添(
蒸米4kg、米麹0.1絃水3.8t)を行ない15℃
で2日間放置後、仲添(蒸米8.6kg、米麹0.1k
g、水10t)を行ないさらに15℃で2日間放置後留
添(蒸米13幻、米麹3.5#、水18t)を行ないそ
の後20℃にて、21日間通常の諸味管理を行ない熟成
した清酒諸味液汁の成分分析値を求め、官能検査を行な
うとともに、熟成に要する日数を求めたところ、第9表
に記載の如き結果が得られた。
0.7Ayと蒸米1.8kfを混合したものを多数区分
用意し、各区分に対して第9表記載のような重量係とな
るような添加物を溶解した水溶液3tを混合し、40℃
で24時間糖化し、得られたもろみに、協会7号酵母(
IAM−4518)の培養液(生菌数7.5X108個
/ME )を0.2ノ添加し、次いで常法により初添(
蒸米4kg、米麹0.1絃水3.8t)を行ない15℃
で2日間放置後、仲添(蒸米8.6kg、米麹0.1k
g、水10t)を行ないさらに15℃で2日間放置後留
添(蒸米13幻、米麹3.5#、水18t)を行ないそ
の後20℃にて、21日間通常の諸味管理を行ない熟成
した清酒諸味液汁の成分分析値を求め、官能検査を行な
うとともに、熟成に要する日数を求めたところ、第9表
に記載の如き結果が得られた。
この結果より、本発明添加物を絖加しない対照区分は2
6日前後で熟成を示すのに、本発明添加物を添加した区
分は僅か16〜20日間でその水準に達し、その糖、ア
ルコールの生成量も上記の対照区に比べてそれぞれ1.
75〜3.45%、1.9〜4.3%増と遥かに向上す
るばかりへグリシンなどのアミノ酸量も著しく増加する
ので、品質が良好になり、また官能的にも風味の良好な
清酒が得られることがわかる。
6日前後で熟成を示すのに、本発明添加物を添加した区
分は僅か16〜20日間でその水準に達し、その糖、ア
ルコールの生成量も上記の対照区に比べてそれぞれ1.
75〜3.45%、1.9〜4.3%増と遥かに向上す
るばかりへグリシンなどのアミノ酸量も著しく増加する
ので、品質が良好になり、また官能的にも風味の良好な
清酒が得られることがわかる。
実施例 6
通常の味淋麹の製造法に従って得られた味淋麹(米麹)
9kg、蒸もち米50kg、および45%エチルアルコ
ール23tを混合したものを、多数区分用意し、各区分
に対して第10表記載のような重量チとなるような量の
本発明添加物を添加し、25℃にて60日間、通常の諸
味管理を行ない圧搾して得た液汁の糖利用率および成分
分析値を求め、官能検査を行なうとともに、熟成に要し
た日数を求めたところ、第10表に記載の如き結果が得
られた。
9kg、蒸もち米50kg、および45%エチルアルコ
ール23tを混合したものを、多数区分用意し、各区分
に対して第10表記載のような重量チとなるような量の
本発明添加物を添加し、25℃にて60日間、通常の諸
味管理を行ない圧搾して得た液汁の糖利用率および成分
分析値を求め、官能検査を行なうとともに、熟成に要し
た日数を求めたところ、第10表に記載の如き結果が得
られた。
この結果より、本発明添加物を添加しない対照区分は6
0日間前後で熟成を示すのに、本発明添加物を添加した
区分は僅か40〜45日間でその水準に達し、糖の利用
率が対照に比べ8.1〜11.1チ増と遥かに向上する
ばかりか、アミノ酸、糖量も著しく増加して品質が向上
し、また官能的にも非常にすぐれた味淋が得られること
が判る。
0日間前後で熟成を示すのに、本発明添加物を添加した
区分は僅か40〜45日間でその水準に達し、糖の利用
率が対照に比べ8.1〜11.1チ増と遥かに向上する
ばかりか、アミノ酸、糖量も著しく増加して品質が向上
し、また官能的にも非常にすぐれた味淋が得られること
が判る。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 醤油、清酒、味淋などの醸造食品(但し、味噌を除
く。 )の諸味中に、炭素数4以下の脂肪酸のナトリウム塩、
カリウム塩 カルシウム塩、マグネシウム塩の1又は2
以上を、総仕込原刺の0.05重量チ以上添加含有せし
めることを特徴とする醸造食品の製造法。 2 炭素数4以下の脂肪酸が酢酸である特許請求の範囲
第1項記載の醸造食品の製造法。 3 炭素数4以下の脂肪酸がプロピオン酸である特許請
求の範囲第1項記載の醸造食品の製造法。 4 諸味が無塩または少塩諸味である特許請求の範囲第
1項記載の醸造食品の製造法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51076541A JPS589663B2 (ja) | 1976-06-30 | 1976-06-30 | 醸造食品の製造法 |
| US05/809,701 US4117169A (en) | 1976-06-30 | 1977-06-24 | Process for producing fermented liquid food products |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51076541A JPS589663B2 (ja) | 1976-06-30 | 1976-06-30 | 醸造食品の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS533594A JPS533594A (en) | 1978-01-13 |
| JPS589663B2 true JPS589663B2 (ja) | 1983-02-22 |
Family
ID=13608119
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP51076541A Expired JPS589663B2 (ja) | 1976-06-30 | 1976-06-30 | 醸造食品の製造法 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4117169A (ja) |
| JP (1) | JPS589663B2 (ja) |
Families Citing this family (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5539706A (en) * | 1978-09-12 | 1980-03-19 | Kikkoman Corp | Method of culturing filamentous fungus |
| US4241095A (en) * | 1978-12-04 | 1980-12-23 | Nakano Vinegar Co., Ltd. | Method for preventing soy sauce from putrefaction |
| JPS55144884A (en) * | 1979-04-27 | 1980-11-12 | Kikkoman Corp | Preparation of koji |
| JPS55162981A (en) * | 1979-06-06 | 1980-12-18 | Kikkoman Corp | Preparation of solid koji (malted rice) |
| JPS5668372A (en) * | 1979-10-20 | 1981-06-09 | Kikkoman Corp | Preparation of seasoning containing salt |
| JPS5750858A (en) * | 1980-09-12 | 1982-03-25 | Nagano Miso Kk | Preparation of raw material for salt-free food with high proteinic content |
| JPS59167506U (ja) * | 1983-04-26 | 1984-11-09 | 平田産業株式会社 | 超音波ガイド下肝臓生検用シ−ス付三重針 |
| US4808419A (en) * | 1987-02-02 | 1989-02-28 | Hsu Edward J | Automated method for a semi-solid fermentation used in the production of ancient quality rice vinegar and/or rice wine |
| CH679544A5 (ja) * | 1989-09-12 | 1992-03-13 | Nestle Sa | |
| DK0829205T3 (da) * | 1996-09-17 | 2002-04-02 | Nestle Sa | Krydderiproduktion |
| AU782649B2 (en) * | 1999-12-22 | 2005-08-18 | Wisconsin Alumni Research Foundation | Calcium formate for use as a phosphorus binder and a dietary supplement |
| EP2805623B1 (en) * | 2009-09-18 | 2016-03-09 | Kikkoman Corporation | Low common salt soy sauce and process for producing same |
Family Cites Families (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS504249A (ja) * | 1973-05-15 | 1975-01-17 | ||
| JPS5095495A (ja) * | 1973-12-27 | 1975-07-29 | ||
| US3839930A (en) * | 1974-01-09 | 1974-10-08 | C Taylor | Method and device for holding or clamping an article |
| US3937844A (en) * | 1974-12-20 | 1976-02-10 | Shinshu Miso Kabushiki Kaisha | Process for producing processed low salt soybean paste |
| JPS5324511B2 (ja) * | 1975-02-05 | 1978-07-21 | ||
| JPS51151396A (en) * | 1975-06-18 | 1976-12-25 | Kikkoman Corp | Process for preparing solid koji |
| JPS5299294A (en) * | 1976-02-13 | 1977-08-19 | Nakano Suten Kk | Process for sterilizing flavorings similar to *mirin* or sweet *sake* for seasoning |
-
1976
- 1976-06-30 JP JP51076541A patent/JPS589663B2/ja not_active Expired
-
1977
- 1977-06-24 US US05/809,701 patent/US4117169A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US4117169A (en) | 1978-09-26 |
| JPS533594A (en) | 1978-01-13 |
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