JPS5895210A - 距離検出装置 - Google Patents

距離検出装置

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JPS5895210A
JPS5895210A JP56193046A JP19304681A JPS5895210A JP S5895210 A JPS5895210 A JP S5895210A JP 56193046 A JP56193046 A JP 56193046A JP 19304681 A JP19304681 A JP 19304681A JP S5895210 A JPS5895210 A JP S5895210A
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distance
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山根 聰
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    • G01S17/00Systems using the reflection or reradiation of electromagnetic waves other than radio waves, e.g. lidar systems
    • G01S17/02Systems using the reflection of electromagnetic waves other than radio waves
    • G01S17/06Systems determining position data of a target
    • G01S17/46Indirect determination of position data
    • G01S17/48Active triangulation systems, i.e. using the transmission and reflection of electromagnetic waves other than radio waves
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01CMEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
    • G01C3/00Measuring distances in line of sight; Optical rangefinders
    • G01C3/10Measuring distances in line of sight; Optical rangefinders using a parallactic triangle with variable angles and a base of fixed length in the observation station, e.g. in the instrument

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、カメラ等に用いる距離検出装置に関するもの
である。
いわゆるコンパクトカメラ等におけるオートフォーカス
(自動焦点調整)の測距方式としては外光を利用するパ
ッシブ方式による二重像合致方式が主流となっている。
しかしながら、このパッシブ方式による二重像合致方式
は、一方の像の他方の像に対する相対位置を変化させる
だめの可動ミラーを用いることが不可欠な要素となって
おり、この可動ミラーを用いることによる耐久性の低さ
、および二重像合致方式であるため被写体(測距対象)
のコントラスト情報により測距を行なっているので被写
体依存性が強く、コントラストの悪い被写体の測距や暗
いときの測距能力の低さといった問題点があった。また
、このような可動部をもつ方式は調整が複雑化し調整に
多くの手間を要するという欠点をもっている。
また、測距側の装置自体から光等を発するアクティブ方
式による三角測量方式を用いたものは、上述した被写体
依存性については改善されるものの、赤外光等の発光部
または受光部を回動させるなどの可動部を有するものは
やはり上述の耐久性の低さ、調整の複雑化等の問題は避
けられない。
これに対して、アクティブ方式による三角測量方式を用
いたもので、可動部のないものとして第1図に示すよう
なものがある。これは、発光部1から投射した赤外光等
の光を測距対象2 (2a、2b。
2c、2d等)で反射させこの反射光が複数個例えば4
個の受光素子3a、 3b、 3c、 3dからなる受
光部3のどの受光素子で受光されたかによって測距対象
の距離を知るものである。
この方式は可動部もなく、耐久性、調整等の点でもほと
んど問題がないといえる。しかしながら、この場合は受
光部3が量子化されているため距離分解能がそれで制限
されてしまうという致命的な問題がある。例えば、第1
図のように4個の受光素子3a〜3dからなる受光部3
とした場合、仮に客受光素子3a〜3dの中間位置を含
めても7個のゾーンしかとることができず、誤差を考慮
すればこれよりもさらに分解能は悪くなると予想される
一方、アクティブ方式の一種として超音波を発射し測距
対象による反射波を受信し送受に要する時間から測距対
象の距離を測定する超音波方式があり、これは純電気的
な処理のみjこよって測定するため処理は容易であるが
、高出力の発信が必要で大きな電源を必要とし、例えば
コンパクトカメラ等に用いられる電源では有効な超音波
の発信が困難である。また、超音波が測距対象以外の物
体にあたって測距精度が低下するのを防止するためには
指向性をよくする必要があるが、そのだめには超音波の
送受信面の面積を大きくし々ければならず、この点もコ
ンパクトカメラ等1こは大きな問題となる。
これに対して、さほど大きな電力を要せず調整も容易、
耐久性も良好でしかも高い距離分解能が得られるものと
して、次に述べるような距離検出装置が考えられる。
すなわち、この距離検出装置は、測距対象にパルス光を
投射する光源と、前記測距対象による前記パルス光の反
射光スポットが結像される個所に設けられ前記光源との
視差に基づく前記測距対象の距離に応じた入射スポット
の位置を前記距離の変化による位置変化方向について連
続的に検出し検出位置に応じた相互電流比を有する第1
および第2の電流出力を得る半導体装置検出器(以下r
PsDJと略称する)と、とのPSDの前記第1の電流
出力を受は前記パルス光による前記第1の電流出力の変
動分を対数変換して出力する第1の検出回路と、前記P
SDの前記第2の電流出力□を受は前記パルス光による
前記第2の電流出力の変動分を対数変換して出力する第
2の検出回路と、これら第1および第2の検出回路から
出力された対数変換された前記第1および第2の電流出
力の変動分の差をとって距離検出信号を得る差分検出回
路とを具備したものである。
この距離検出装置の一例について第2図〜第6図を参照
して詳細に沙門する。
第2図において、4はパルス発光器である。このパルス
発光器4としては眼に見えないこととPSD5の感度の
点から赤外光を発生するものが望ましい。パルス発光器
4から発したパルス光は投光レンズ6を通して測距対象
である被写体7(7a、7b、7c等)に投射される。
被写体7で反射されたパ火ス光すなわち反射光は受光レ
ンズ8を介して前記PSD5に入射結像される。このP
sD5はイオン注入技術を用いて製造された一次元の連
続的な位置分解能を有するプレナー型のPINフォトダ
イオードであり’position 5ensitiv
edetectors  ’と称されるものである。こ
の種の素子としては一次元タイブと二次元タイプとがあ
るが、要は一次元の位置検出を行なえばよいのでいずれ
のタイプでもよい。図示のようlこ被写体7の位置7a
に対してPSD5の5a、7bに対して5b、・・・無
限遠に対して5dの位置にそれぞれ反射光スポットが結
像される。このPSD5は光スポットの入射位置を2つ
の電流出力の割合から知ることができるものであり、′
例えば第3図(a)のようにPSD5の受光面の中央位
置S1に光スポットが入射した場合2つの電流出力■L
、とIL2の割合はI L+ / I L2−1となシ
、同図(b)のような位置S2に入射した場合はIL、
/II、2=2、同図(C)のような位置S3に入射し
た場合■L4 / I Lz=1/2となる。
令弟2図において、投光レンズ6と受光レンズ8との間
の距離つまり基線長をtとし、受光レンズ8からPSD
5までの距離をf1投光レンズ6から被写体7までの距
離をT1それに対するPSD5上の光スポットの無限遠
に対応する位置5dからの距離をPとすれば −A T=□ ・・・・・・・・・・・・ (1)が成立する
。PSD5に結像された光スポットの位置がPSD5か
ら得られ、る2つの電流出力の割合に対応していること
から、これら2つの電流出力から被写体距離Tの情報を
得ることができる。
ここで、被写体距離TとPSD5の検出電流比TLI/
IL2との関係を求めてみると、PSD5の全長を単位
長(つまり−)とすれば、IL。
T・I I4 +T I、、: f・! ・・・・・・
・・・・・・(2)より、 Lz −(1+!−)f−z  (z=IL+/IL2’l・
・・ ・(3) ■ となり、第4図に示すようなy=→にの関係であること
かわかる。
ところで、真暗な場所における測距であれば問題はない
が、一般の写真撮影時等にはパルス発光器4によるパル
ス光よりもはるかに高い光量の定常光が存在するため前
記パルス光の反射光の抽出ができなくなってしまう。そ
こでこの場合PSD5の第1の電流出力を受ける第1の
検出回路9およびPSD5の第2の電流出力を受ける第
2の検出回路10により定常光の影響を除去し、パルス
光の反射光のみによる光電流の変動分をそれぞれ対数変
換して抽出し差分検出回路11でこれらの差を取ってP
SD5の第1と第2の電流出力の電流比に対応する距離
検出信号を出力するようにしている。
第5図にPSD5と第1、第2の検出回路10.11の
検出ヘッド部の一例を示す。
第5図ではPSD5を等価回路で示しており、5−1は
表面抵抗、5−2は並列抵抗、5−3は接合容量、5−
4は理想ダイオード、5−5は電流源である。PSD5
から発生した光電流IL+およびIL2はそれぞれ対数
変換トランジスタTr1と演算増幅器OA+および対数
変換トランジスタTr2と演算増幅器OA2からなる対
数変換部LA+およびLAzで対数変換され次のような
出力VL、およびvL2として出力される。
(但し、k:ボルツマン定数、T:絶対温度、q:電子
)電荷、■S;トランジスタ’pr1.Tr2のエミッ
タ飽和電流である。) このように対数変換を行なう理由は、ダイナミックレン
ジを広くとれるようにするためと、単に差をとることに
よって容易に両出力の割合を算出できるようにするため
である。
次に、このようにして得られた対数変換出力VL。
VL2から定常光による影響を除去するための回路を含
む検出回路の一例の構成を第6図に示す。
第6図はPSDsの第1の電流出力ILiおよび第2の
電流出力■L2のいずれに対しても設けられるが、ここ
では一方の■L1側の第1の検出回路9のみを示す。■
L2側についてもこれと全く同様の構成を有する第2の
検出回路1oが設けられる。
第6図において、定常状態において定常光電流TL1r
がトランジスタTrlに流れるがトランジスタTr3に
もトランジスタTr4を介して同じ電流が流れる。この
とき、スイッチSWIは閉じており、演算増幅器OA 
3にはボルテージフォロワを構成する演算増幅器OA4
、トランジスタTrs、Tr4を介してフィードバック
がかかっているから図示A点の電位はvbなる電圧の与
えられている図示B点の電位に固定されている。
次にパルス発光器4によりパルス光を発生させると同時
にスイッチSWIを開く。このとき、トランジスタ’l
’r4のベース電位はコンデンサc1により上記定常状
態のときと等しい値に保持されており、定常光電流■L
1rが依然としてトランジスタTr4からトランジスタ
Tr3に供給されたままとなる。そして、パルス光の反
射光をとらえた光電流■Llの変動分△■Llはダイオ
ードDIを介してB点からトランジスタTr3に供給さ
れる。よって、A点の電位Va1は、 (但し、この場合のIsはダイオードD1の逆方向電流
である。) となる。こうして、光電流■LIの変動分へ■L1のみ
を抽出することができる乞このVa、と同、様の光電流
■L2’の変動分Δ■L2に対応するVa2がPSD5
の第2の光電流出力■L2側の第2の検出回路10で求
められるから、差分検出回路11でこレラの差をとるこ
とによって となり、パルス光の反射光による光電流の割合のみが求
められる。
このような構成とすれば、パルス光による光電流の変動
分のみを検出して測距を行なうことができる。
しかしながら上述の第6図に示した構成の第1の検出回
路は、理想的な状態では特に問題はないが、トランジス
タTr4として用いているPNPトランジスタのコレク
ターエミッタ間電圧Vce−コレクター電流■c特性は
第7図に示すようにVanが△Vだけ変化すると■cも
図示△■のようにわずかながら変化する。したがって、
例えば定常状態でvbの電位をoVとしパルス発光時に
前記PNP トランジスタTr4のコレクタ電圧Vcが
一2Vまで下ったとすれば、vOEの変化分は2Vとな
り、■cの変動は相当大きな値となる。この現像は定常
光の光量が多ければ多いほど問題が大きくなる。
そこで本発明者は先にこのような問題に対処したものと
して次のよう々構成の距離検出装置を提案した。(特願
昭56−69995  号)すなわち、PSD出力から
パルス光による変動分のみを対剪変換するだめの第1お
よび第2の検出回路を、それぞれ、入力電流信号がコレ
クタに供給される対数圧縮用の第1のトランジスタと、
この第1のトランジスタのコレクタが反転入力端に接続
されエミッタが出力端に接続された第1の演算増幅器と
、この第1の演算増幅器の出力端にエミッタが接続され
た第2のトランジスタと、この第2のトランジスタのコ
レクタが反転入力端に接続された第2の演算増幅器と、
この第2の演算増幅器の出力電圧を制御電圧としこの電
圧に応じて前記第2のトランジスタのコレクタに電流供
給を行なう電流供給回路と、この電流供給回路に対する
前記制御電圧をホールドするコンデンサと、前記光源の
・ミルス光受光時にのみ前記第2の演算増幅器の出力か
ら前記入力電流信号の変動分に対応する電流を前記第2
のトランジスタのコレクタに供給しその電流値の対数に
対応する電圧降下を生ずるダイオードまたは第3のトラ
ンジスタとを備え、前記第2の演算増幅器の出力端から
検出出力をとり出す構成とすることにより上述したトラ
ンジスタの特性に絡む不具合を除去し高安定化を図った
ものである。
第8図にこのような距離検出装置の一具体例における要
部である第1および第2の検出回路の構成を示す。なお
、第1および第2の検出回路(9)、00)は全く同様
に構成されるため、ここでは第1の検出回路(9)の構
成のみを示している。
第8図に示すように、PSD5の第1の電流出力IL+
は対数圧縮トランジスタTrlと演算増幅器OAIから
なる対数変換部L A 1の対数圧縮トランジスタTr
1を通して対数変換され(4)式に示kT   ILI したVL、=−一・ハ丁なる出力となる。前配電流IL
+と同じ電流はN−MO8FET (NチャンネルMO
8電界効果型トランジスタ)FT+を通して電源+Vc
cから流れ、伸長トランジスタ″rr3によって伸長さ
れる。このとき、トランジスタTr3のベース電位をト
ランジスタTrlのベース電位よシも約60mV高くす
れば10倍の伸長電流が得られ、また、トランジスタT
r3のエミツ煩積をトランジスタTrlの2倍にすれば
2倍の伸長電流が得られることになる。ここでは、特に
伸長していたい(1倍伸長)ものとして説明する。
そして、定常状態ではスイッチSW2は閉じ、スイッチ
SW3は開いている。したがってN −MO5FET 
FT+のソース電位は、演算増幅器0.A5に帰還がか
かっているため該演算増幅器、OA5の非反転入力端の
電位vcに固定されている。
次にパルス光が射出されると同時にスイッチSW2を開
き、スイッチSW3を閉じる。定常光入射時にコンデン
サC2に蓄積された電荷によってN −MOSFET 
FT+のゲート電位が固定されているため、定常光電流
ILIr分はとのFET  PT+によってトランジス
タTr3に供給される。パルス光による電流変化分△I
L+はダイオードD2を通して演算増幅器OA s−か
ら供給される。このときi算増幅器OAsはダイオード
D2を介してのループで帰還がかかっているためFET
  FT+のゲートーソース間電圧VC)S は変化し
ない。この状態を演算増幅器OAsの出力端から導出し
た出力vOについて検討すれば第9図のように変化する
ことがわかる。
つまり定常状態では Vo+ =Vc+VG8   (ID=ILs)−・−
48)であり、パルス光が送受されると、 T Vol=Vc+  j71(△II4/l5)−・=・
=(9)(但し、IS!dダイオードD2の逆方向電流
であるe) になることがわかる。
PSD5の第2の電流出力IL2側にも全く同様に構成
された第2の検出回路(10)がありその出力をVo2
とする。
このようにして得られた出力Vo+ とVO2は例えば
第10図に示すような構成の差分検出回路Oこ与えられ
る。第10図において信号VO+とVo2は差動増幅器
として構成された演算増幅器OA6に導かれて次のよう
な電圧信号VDOを得る。
VDO=VO+  −VO2 こうして距離に対応する電流比が電圧値VDoとして得
られることになる。この電圧VDoは例えば第10図に
示したサンプルスイッチSW4、ホールディングコンデ
ン廿C3およびバッファとしてのボルテージフォロワを
構成する演算増幅器OA7からなるサンプル−ホールド
回路部SHによってノ々ルス光の発光期間中にサンプル
アンドホールドすればよいが、例えば発光素子として発
光ダイオード等を用いる場合には接合部の温度上昇によ
り発光効率が大幅に低下するため発光直後にサンプリン
グする方がよい結果が得ら、れる。この発光直後にサン
プリングする方式は周囲光源に電源の周期成分(脈動光
成分)がのるような場合にも有効である。
サンプリングされた出力は距離に比例した電圧を有して
いる“ので、そのfま距離信号として利用して自動焦点
調整制御や表示等に用いてもよく、またコンパレータ等
を用い適宜なるレベル毎に複数の距離ゾーンに分割した
信号に変換して用いてもよい。
このようにして、定常光の影響を効果的にしかも安定に
除去することができ、高精度の測距が可能となる。
しかしながらこのような構成では第8図に示すようにS
W2.SW3なる2個のアナログスイッチを設は定常状
態とパルス発光状態とで回路を切換えパルス光に対する
検出信号を抽出するようにしているため、アナログスイ
ッチを適切なタイミングで駆動するのが容易でなく、特
に上記構成をIC(集積回路)化回路に置き換えた場合
、2個のアナログスイッチの適切なタイミングでの駆動
が困難になり、しかも発振等が生じがちになるなど不安
定要素が増し回路の充分かも定性が得られなくなるた′
め、IC化が困難であるという問題があった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、比較
的簡単な回路構成を用いて回路の不安定要素を除去しI
C化等に際しても充分な安定性の得られる距離検出装置
を提供することを目的としている。
すなわち、本発明の特徴とするところは、PSD出力か
らパルス光による変動分のみを対数変換するだめの第1
および第2の検出回路をそれぞれ、入力電流信号がエミ
ッタに供給される第1のトランジスタと、この第1のト
ランジスタのエミッタが反転入力端に接続されペースが
出力端に接続された第1の演算増幅器と、前記第1のト
ランジスタのコレクタZこコレクタまたはドレインが接
続された第2のトランジスタと、この第2のトランジス
タのコレクタ捷たはドレインが非反転入力端に接続され
ベースまたはゲートが出力端に接続されるとともに反転
入力端に予定の電圧が与えられた第2の演算増幅器と、
前記第2のトランジスタのコレクタまたはドレインにベ
ースが接続さ、れた第3のトランジスタと、前記第2の
トランジスタのペースまたはゲートとエミッタまたはソ
ースとの間に接続された充分な容量のコンデンサと、前
記第3のトランジスタのコレクタ電流を検出し前記差分
検出回路に与える電流検出回路とを具備する構成とし、
アナログスイッチによる切換え等を要し々いてパルス光
に対する成分のみを抽出するようにしたことにある。
以下、このような本発明の一実施例につき図面を参照し
ながら説明する。
第11図に本発明の一実施例の基本回路の構成を概略的
に示す。第11図において第2図、第10図と同様の部
分には同符号を付して示しており、第2の検出回路10
は第1の検出回路9と同様の構成であるので省略して示
している。
PSD5は両出力端子の電位を揃える必要があることか
ら両出力端子はそれぞれ第1および第2の検出回路9,
10の演算増幅器OA[l 、 OA91こ接続されて
おり、該PSD5の基準電位端には第1の基準電位E]
が与えられている。PSD5の出力端子に反転入力端が
接続された演算増幅器0AJIの非反転入力端には第2
の基準電位E2が与えられており、この演算増幅器OA
8の出力端はエミッタが該演算増幅器OA8の反転入力
端に接続されたトランジスタTrsのベースに接続され
ている。トランジスタ’I’r6のコレクタは、エミッ
タが襞通されたトランジスタTr7のコレクタに接続さ
れている。トランジスタTr7のペース−エミッタ間に
並列に充分な容量を有するコンデンサC3が接続されて
いる。トランジスタTr7のコレクタは、エミッタが接
地されたトランジスタ’frBのペースに接続されてい
る。トランジスタTr8のペースは演算増幅器0AIO
の非反転入力端に接続されており、この演算増幅器0A
loの出力端はトランジスタTr7のベースに接続され
ている。
そして演算増幅器OA+oの反転入力端には基準電位E
3が与えられている。トランジスタTr8のコレクタは
、図示極性のダイオードD3を介して電源Vccに接続
されるとともに、エミッタが電源V c cにそしてコ
レクタが図示極性のダイオードD4を介して接地された
トランジスタTr9のベースに接続され、この部分全体
でいわゆるカレントミラー回路を構成している。トラン
ジスタTr9とダイオードD4の接続点から取り出した
出力は差分検出回路11の演算増幅器OA6の反転入力
端に与えられている。演算増幅器OA sの非反転入力
端には第2の検出回路10の同様の個所から取り出した
出力が与えられるとともに基準電位E4が与えられてい
る。
次にこのような構成における動作(・こついて述べる。
PSD5から出力された光電流は、トランジスタTrs
を通ってトランジスタTr7に流れる。
この時トランジスタTr70ベース電位(エミッターベ
ース間電圧VBE+)は光電流’[Lに対して ■BElニー!/n 1L/■S・・・・・・・(11
)(但し、■S:トランジスタTr7のエミッタ飽和電
流である。) で表わされる電位となる。まだ、この時トランジスタT
r8のベース、エミッタ電位は演算増幅器OA+oを介
して基準電位E3に固定されており、このトランジスタ
’l’rgのコレクターエミッタ間には、 Ibjas−Is exp (VB E2 /=) −
(12)(但し、■s:トランジスタTrgのエミッタ
飽和電流、VBE2 : )ランジスタTr8のベース
ーエミッタ間電圧である。) なる電流が流れている。これは、カレントミラー回路を
介してダイオード’D4に流れることからダイオードD
4とトランジスタTrgの接続点にはVBE2なる電位
が表われている。第2の検出回路10も第1の検出回路
9と同様であるので差分検出回路11の演算増幅器OA
aの出力■。は定常状態では基準電位E4がそのままあ
られれる。
ここで、パルス光による光電流△IL+がトランジスタ
’l’r6を流れると、トランジスタTr7のベース電
位はコンデンサC3でホールドされているのでトランジ
スタTrgのベースに流れ込む。
そして、トランジスタTr8の電流増幅率をhFEとす
れば、トランジスタTrgのコレクタにはhFE・Δ■
Llなる電流が流れ、ひいてはこれがダイオードD4に
流れることになる。従って、ダイオードD4トトランジ
スタTr9の接続点にはhFg・△■−に対応する電位
(VBE2)が表われることになる。
PSD5はすでに述べたように光スポットの入射する位
置によって両出力端から出る光電流の割合が異なり、こ
の光電流の割合(ILI/TL2)の対数を縦軸に、距
離の逆数を横軸にとったものを第12図に示す。
さて、パルス光入射時の演算増幅器OA6の出力VOは
次式で表わされる。
Vo=ゴ、ハリ]≧会勤−工し6五■ヱ匹と+E4q 
   IS   q   IS この(13)式は第12図と同様の形であり、出力VO
は明らかに距離に応じて変化しているので、この出力V
oを用いて距離を判定することができる。
このようにすれば、回路構成も簡単で不安定要因をほと
んど含まず、またアナログスイッチ等を用いていないの
で、極めて安定度が高く、IC化した際も不安定要素の
生じることがない。
なお、本発明は上述の実施例に限定されず、種々の変形
実施が可能である。
例えば、トランジスタTr7はFETに置き換えてもよ
く、電流検出回路を構成するカレントミラー回路のダイ
オードD3をダイオード接続したトランジスタに置き換
えてもよい。
以上詳述したように、本発明によれば簡単な構成を用い
て回路の不安定要素を除去しIC化等に際しても充分な
安定性の得られる距離検出装置を提供するととができる
【図面の簡単な説明】
第1図〜第10図は先行技術およびその問題点を説明す
るだめの図、第11図は本発明の一実施例の構成を示す
回路図、第12図は同実施例を説明す2るための図であ
る。 5・・・・・・・・ 半導体装置検出器(P S D)
9.10・・・・・・・・・第1.第2の検出回路11
・・・・・・・・・差分検出回路 OAa 、 OAg〜OA+o・・・・・・・・・・演
算増幅器Tr6〜Tr9・・・・・・・・・ トランジ
スタD3.D4・・・・・・・・・ダイオードC3・・
・・・・・・コンデンサ 特許 出 願 人  株式会社 リ コー第1図 第2図 第、3図 第4図 第5図 ■ 第6図 第7図 □ノ 第10図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 測距対象にパルス光を投射する光源と、前記測距対象に
    よる前記パルス光の反射光スポットが結像される個所に
    設けられ前記光源との視差に基づく前記測距対象の距離
    に応じた入射スポットの位置を前記距離の変化による位
    置変化方向について連続的に検出し検出位置に応じた相
    互電流比を有する第1および第2の電流出力を得る半導
    体装置検出器と、この半導体装置検出器の前記第1の電
    流出力を受は前記パルス光による前記第1の電流出力の
    変動分を対数変換して出力する第1の検出回路と、前記
    半導体装置検出器の前記第2の電流出力を受は前記パル
    ス光による前記第2の電流出力の変動分を対数変換して
    出力する第2の検出回路と、これら第1および第2の検
    出回路から出力された対数変換された前記第1および第
    2の電流出力の変動分の差をとって距離検出信号を得る
    差分検出回路とを具備した距離検出回路において、前記
    第1および第2の検出回路をそれぞれ、入力電流信号が
    エミッタに供給される第1のトランジスタと、この第1
    のトランジスタのエミッタが反転入力端に接続されベー
    スが出力端(こ接続された第1の演算増幅器と、前記第
    1のトランジスタのコレクタにコレクタまたはドレイン
    が接続された第2のトランジスタと、この第2のトラン
    ジスタのコレクタまだはドレインが非反転入力端に接続
    されベースまたはゲートが出力端に接続されるとともに
    反転入力端に予定の電圧が与えられた第2の演算増幅器
    と、前記第2のトランジスタのコレクタまたはドレイン
    にベースが接続された第3のトランジスタと、前記第2
    のトランジスタのベースまたはゲートとエミッタまたは
    ソースとの間に接続され、た充分な容量のコンデンサと
    、前記第3のトランジスタのコレクタ電流を検出し前記
    差分検出回路に与える電流検出回路とを具備する構成と
    したことを特徴とする距離検出装置。
JP56193046A 1981-12-01 1981-12-01 距離検出装置 Granted JPS5895210A (ja)

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