JPS58948B2 - 低圧鋳造機における注湯経路密封連結装置 - Google Patents

低圧鋳造機における注湯経路密封連結装置

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JPS58948B2
JPS58948B2 JP55076923A JP7692380A JPS58948B2 JP S58948 B2 JPS58948 B2 JP S58948B2 JP 55076923 A JP55076923 A JP 55076923A JP 7692380 A JP7692380 A JP 7692380A JP S58948 B2 JPS58948 B2 JP S58948B2
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JP
Japan
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stalk
mold
connection device
casting machine
sealing connection
Prior art date
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JP55076923A
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JPS574371A (en
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吉永政男
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Toyota Motor Corp
Isuzu Seisakusho KK
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Isuzu Seisakusho KK
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Publication date
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Publication of JPS58948B2 publication Critical patent/JPS58948B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は低圧鋳造機における注湯経路密封連結装置に
かかり、詳しくはダイベース上の鋳型の口と、溶湯用保
温炉に挿入されたストーク(ライザーチューブともいう
)の口金と、を密封連結する装置に関する。
従来のこの種鋳造機において、鋳型(下型)とストーク
との連通について一般的には第4図のようにストーク4
2及び口金44を、ダイベース31と保温炉38との間
で所定の位置高さに固定し、これを基準として下型32
はダイベース31上に必要間隔の締め代Gを以って設置
してその日33を口金44の口端に合せるようにしてい
た。
しかし現実の問題としてダイベース31上面に対して下
型32の全下周面を一様な間隔に保持することに相当な
技術難度を伴い、特に鋳型の定期交換や異種交換におい
て締め代Gの間隔に変動、偏差を生じてしまい鋳型を一
定位置で水平に保持することが困難となる。
このため下型の僅かな高低変化、傾きでも口金44と口
33とに隙間を生じ、湯洩れを招く大きな問題があった
本発明は、従来の問題を解決するためになしたもので、
その目的はダイベースに設置された鋳型を基準として、
ストークを適確に整合して両者の密封連結を図るもので
ある。
以下本発明を実施例に基いて説明する。
本例の低圧鋳造機において、下型2はダイベース1上に
直に交換可能に設置されており、上型4は、ダイベース
1上の枠体5に装備された昇降器6のロッド7に連結さ
れている。
なお、両型2,4をまとめて鋳型という。
溶湯用の保温炉8内に縦押されるストーク12は、炉蓋
9の孔10とダイベース1の孔11を利用して昇降と適
当な傾きが許容されており、その上端部には下型2の口
3に対応する口金14が着脱可能に嵌合連結されている
なおストーク12は鋳型の成型室Rの容積に対応して通
常複数本が併用されるが、本例では1本について示す。
上述のストーク12及び口金14の抑圧保持手段は高圧
空気を利用して構成されている。
すなわち第2図、第3図のように炉蓋9上面のスペーサ
用の座板15に定置した受圧用の下リング16と前記ス
トーク12上端のフランジ部13に当接係合する受圧用
の上リング17との間の内外に、第1、第2ベローズ1
8,19が連結されている。
両ベローズ18,19は、耐熱金属製(例えばステンレ
ス製)の適度の伸縮性を有するもので、両者間に形成し
た高圧空気用の第1室20を下リング16に形成した送
入孔21に連通している。
従って同室20に対する高圧空気a1の送入前、後にお
いてストーク12及び口金14は、第2図中想像線位置
を昇、降端とされ、この範囲り内を調節的に昇降動可能
で所要高さに保持し得る。
なお上述の高圧空気の供給部Aは、駆動、停止を例えば
スイッチ、切換え弁等を利用して遠隔操作でなし得るも
のとする。
上述の押圧保持手段には安全手段として、ストーク12
と第2ベローズ19との間に第3ベローズ22が連結さ
れて第2.第3室23,25が区画形成されている。
第3室25が炉蓋9の孔10を介して保温炉8と連通さ
れて低圧空気a2を流入することに対し、第1.第3室
20,25間の第2室23は、上リング17に形成され
た通気孔24を介して大気に連通されている。
これにより第2ベローズ19が万一破損した場合には第
1室20内の高圧空気a1を、第2撃23から大気に放
出して第3室25から保温炉8内への流入を積極的に阻
止し得る。
なお上記炉蓋9に対する座板15、下リング16及びフ
ランジ部13に対する上リング17については、各々嵌
合いに基いて着脱可能とされている。
従って前述のように構成された本例装置では、ダイベー
ス1上の下型2を基準として前述の抑圧保持手段により
ストーク12を連結し得る。
すなわち供給部Aから高圧空気a1を下リング16の送
入孔21を介して第1室20内に圧入することにより、
同室20の上蓋兼受圧盤である上リング17が、その下
周面に一様に分布作用する押圧力Pを受ける。
これにより上リング17とともにストーク12が、各ベ
ローズ18,19,22を伸張しつつ押上げられ口金1
4の口端部をダイベース1上の所定位置に設置された下
型2の口部内に嵌合し、そして上述の押圧力Pを以って
口金14を口3端面に圧接して連通保持する。
そして例えば下型2の交換(同型、異型のいずれをも含
む。
)に伴い、口3の位置がダイベース1に対して高低変化
する場合でも、ストーク12の昇降調節範囲り内におい
て口金14を所定高さに位置させて整合連通し得る。
また下型2に多少の傾きを伴っている場合でも、各ベロ
ーズ18゜19.22の傾き可変範囲を利用してストー
ク12に適当な傾き許容して口金140端を口3に対し
て直角に密接連通し得る。
従って本例装置では、下型2の高低変化、水平度に厳正
に制約されず、ストーク12の口金14を口3に適確に
連通保持し得るので、保温炉8内に低圧空気a2を送入
して溶湯を鋳型成型室Rに注入する間の湯洩れを未然に
解消し得る。
なお第1室20内の高圧空気a1は、湯熱による圧力低
下を生じない。
本例装置では、鋳造時毎において保温炉8への低圧空気
a2の送入停止に適宜タイミングを合せて高圧空気a1
の圧入を休止させることも可能であり、斯る制御によれ
ば、注湯後において下型2に対してストーク12ととも
に口金14を自重下降させて、自然凝固しつつある鋳型
内の湯と、ストーク12内の湯とを分離して鋳型側に対
する湯熱供給(伝達)をなくしてそれだけ鋳型内の湯の
凝固を早め得ることが可能となる。
またストーク12及び口金14の昇、降端位置及び可動
範囲りについては、各ベローズ18,19.22の伸縮
機能を選択して変更可能とし得るから、ストーク12の
下降端を、口金14上端がダイベース1の孔11内に没
入する位置に選定すれば、下型2の交換が至極容易にな
し得、また下型をダイベース1に対してスライド型式に
することも可能となる。
なおストーク12に対する昇降案内手段として、例えば
座板15上に案内杆を立設し、これに球面軸受具を介し
て上リング17を支持してもよい。
このように本発明の低圧鋳造機における密封連結装置は
、ダイベース上の鋳型に対してストークを昇降可動範囲
の所定高さに保持して口金を鋳型の口に対して押付けた
まま連通させ得るものであるから、鋳型の多少の高低変
化そして平行度に左右されずストークを適確に密封連結
し得る。
これにより鋳型は、その型状、サイズを問わずダイベー
スに直ちに設置するだけとし得、そして鋳型を基準とし
てストークを連結し得るので、冒頭で述べた従来の鋳型
設置問題並びに湯洩れ問題を解決し得る。
特に本発明では、ストークの抑圧保持について高圧空気
を利用するものであるから、例えばボルトナツトやばね
等の部品による場合と対比して、湯熱に影響されず常に
適正な押圧力を作用して鋳型とストークの目端同志を全
面に亘って一様に密液保持し得る。
しかも部品を省略して装置の小型化を図り得るとともに
、高圧空気の送入だけで注湯経路を密封保持できるので
、装置の管理も容易にできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は低圧鋳造機の概要を示す正面図、第2図は本発
明実施例の密封連結装置を一部破断して示す正面図、第
3図は第2図■−■線に基づく断面図、第4図は従来の
注湯経路の連結技術を例示する断面図である。 1・・・・・・ダイベース、2・・・・・・下型、3・
・・・・・口、4・・・・・・上型、8・・・・・・保
温炉、12・・・・・・ストーク、14・・・・・・口
金、16,17・・・・・・リング、18,19・・・
・・・ベローズ、20・・・・・・第1室、21・・・
・・・送入孔、A・・・・・・供給部、al・・・・・
・高圧空気、P・・・・・・押圧力、L・・・・・・昇
降調節範囲。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ダイベースに設置された鋳型内に、保温炉内の溶湯
    をストーク及び口金を介して注入して鋳造する低圧鋳造
    機において、前記保温炉側のストーク挿通孔周囲に設け
    た受圧部材とストーク上端側に設けた受圧部材との間に
    、ストークを内包して伸縮可能でかつ適当な傾きを許容
    された密閉部材を少なくとも三層に重複して連結し、こ
    れらの密閉部材間に形成された最外側室を適宜高圧空気
    供給部に連通し、前記ストーク及び口金を鋳型の口に向
    けて所定範囲で昇降動及び押圧保持可能に設定してなる
    を特徴とした注湯経路の密封連結装置。
JP55076923A 1980-06-06 1980-06-06 低圧鋳造機における注湯経路密封連結装置 Expired JPS58948B2 (ja)

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JPS574371A JPS574371A (en) 1982-01-09
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