JPS5894754A - 蓄電池の製造法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、電槽に蓋体を熱溶着するに際し隔壁の変形を
起こさない蓄電池の製造法に関する。

自動車用蓄電池の電槽は、安価で耐薬品性。

耐衝撃性、耐熱性の優れたポリエチレン、ポリプロピレ
ン等の熱可塑性樹脂製か主流となっている。これらの電
槽は、前記の優れた特性有する一方蓋との接着か難かし
く、・大半か熱溶着化よって製造される。ところで、自
動車用電池は軽量化の要求か強く、成形技術の向上と相
まって電槽隔壁の肉厚を薄くすることか可能となって来
た。しかし、熱溶着て電槽と蓋を一体化させる摩遣方法
の場合には電槽隔壁か薄くなればなるほど熱溶融時に隔
壁か熱膨張によって変形して蓋との溶着部分の位置ずれ
を起こし、液書に蓋を熱溶着出来なくなり、電池製造面
から制約を受けて隔壁の厚みを薄くすることか出来なく
なる。

これらを解決する方法として、ｆｉの数箇所に隔壁の上
縁を抱き込む様にリブを付ける手段か用いられるか、こ
の場合には熱溶着に先立ち蓋骨こ当接する熱板の形状変
更を余儀なくされ熱板の温度分布に悪影響を及ぼす。ま
た、ｆ成形用の金型も複雑なものとなる。さらに、ｉの
所定部分を熱１こで溶融した後電槽に押し付は溶着する
のであるか、蓋に取り付けた前記リブか電槽隔壁の溶融
した部分あるいは軟化した部分にくい込み１部分的に溶
着出来ないことか有り完全でない。

本発明は、電槽に蓋を熱溶着するに際し、隔壁の変形を
防止する蓄電池の製造法を提供するものである。

本発明は、第１図に示すような隔壁ｌで複数セルに仕切
られた電槽２Ｉこ極板群３を収納してなる蓄電池１〔お
いて、セル間接続の隔壁貫通部分を熱可塑性樹脂のイン
ジェクシ■ン成形により密封するに際し、同時に補強リ
ブをインジェクシーン成形して隔壁１と一体化すること
を特徴とするものである。

即ち、第２図、第３図１こ示すように、セル間接続の周
壁貫通部分は、熱可塑性樹脂のインジェクシ會ン成形に
より極柱４の一部を覆うような形で隔壁ｌと一体の密封
部６を形成する。このとき同時に１例えば密封部５の下
部から上方に向かう斜方向の補強リブ６を隔壁１に一体
に形成するものである。密封部５は、隔壁ｌの両面より
金型を圧接して成形されるか、金型に溝を設けておくこ
とにより、補強リブ６も同時に成形されるのである。

隔壁ｌの縦リプ７　（電槽の深さ方向のリブ）は電槽２
の成形時に同時に成形可能であるか。

これと交差するリブは金型の構造上成形できない。この
ようなリブの成形は本発明により簡単に実現でき、補強
リブ６の存在によって、熱溶着時における隔壁ｌの変形
か防止されること憂こする。

上述のように本発明は、電槽蓋の成形金！Ｍおよび熱板
の変更を要すること１１　＜　、セル間接続の隔壁貫通
部分を密封するための成形金型ｌこわずかの変更を施こ
すだけで、隔壁の変形を防止する補強リブの成形か可能
となる。また、補強リブを成形するために金型に設けた
溝は、密封部をインジェクシ麿ン成形する化際して成形
圧力を逃がす溝ともｒｌす、金型外部への樹脂洩れを防
止できるなど本発明の工業的価値は極めて大なるもので
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を適用する蓄電池の極板群収納後の上面
図、第２図は本発明により製造した蓄電池の一例を示す
上面図、第３図は第２図のＡ−Ａ’線屹沿う断面図であ
る。 １は隔壁、２は電槽、３は極板群、４は極柱。 ５は密封部、６は補強リブ 特許出願人

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ａｍセルを有する蓄電池においてセル間接続の隔壁貫通
   部分を熱可塑性樹脂のインジェクション成形ｌこより密
   封するに際し、同時に補強リブをインジェクション成形
   して隔壁と一体化することを特徴とする蓄電池の製造法
   。