JPS589390Y2 - アナログ信号開閉器 - Google Patents

アナログ信号開閉器

Info

Publication number
JPS589390Y2
JPS589390Y2 JP1976036934U JP3693476U JPS589390Y2 JP S589390 Y2 JPS589390 Y2 JP S589390Y2 JP 1976036934 U JP1976036934 U JP 1976036934U JP 3693476 U JP3693476 U JP 3693476U JP S589390 Y2 JPS589390 Y2 JP S589390Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
analog signal
signal switch
diodes
frequency
resonant circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1976036934U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS52129454U (ja
Inventor
上田恭男
石井佳陽
Original Assignee
株式会社東芝
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社東芝 filed Critical 株式会社東芝
Priority to JP1976036934U priority Critical patent/JPS589390Y2/ja
Publication of JPS52129454U publication Critical patent/JPS52129454U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS589390Y2 publication Critical patent/JPS589390Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electronic Switches (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はアナログ信号を開閉するアナログ信号開閉器
の改良に関する。
従来使用されているアナログ信号開閉器の一例を第1図
に示す。
即ち、不平衡形高周波線路を構成する端子1〜1′端子
2〜2′間に互いに逆向きに接続した2個のダイオード
4−1.4−2を挿入し、この2個のダイオードの相互
の接続点に接続したインダクタンス素子5を介してダイ
オードを駆動するものである。
インダクタンス6.7は、ダイオード駆動電流の帰路を
作るためのものである。
どの回路で制御端子3に正の電圧を印加するとダイオー
ド4−1.4−2は導通になり、高周波線路の1〜1′
と2〜2′間は導通になる。
制御端子3に負の電圧を印加すると、ダイオード4−1
.4−2は共に遮断になり、当該高周波線路は遮断にな
り、アナログ信号は遮断される。
この従来のアナログ信号開閉器における遮断時の減衰量
(遮断減衰量)は、周波数の増大に伴って著しく減少す
る短所をもち、広い帯域の使用には不向きである。
そこで、本考案は、上記の従来の技術の欠点に鑑みてな
されたものであり、周波数の増大に伴う遮断減衰量の低
下が少ないアナログ開閉器に係る。
以下第2図に示す本考案の一実施例により以下詳細に説
明する。
即ち、高周波線路1〜1′と2〜2′間に互いに逆向き
に接続した2個のダイオード4−1及び4−2を挿入し
、当該ダイオード相互の接続点に浮遊容量又は別途付加
した静電容量12を有するインダクタンス素子11及び
ダンピング抵抗13からなる共振回路を接続し、当該回
路の他端3かもダイオード4−1.4−2の導通および
遮断を制御する。
2個のダイオード4−1.4−2の他端はそれぞれイン
ダクタンス素子6及び7によりアースへ接続される。
従って、第1図に示す従来技術との相異点は、第1図に
おけるインダクタンス素子に浮遊容量12及びダンピン
グ抵抗13を付加し゛たことにある。
この付加により、使用周波数帯域の中に上記共振回路の
自己共振点を設定することにより、周波数増大に伴う遮
断減衰量の減少を抑えることができる。
即ち、第2図において、インダクタンス素子6及びIは
、電源側又は負荷側のインピーダンスと並列に入る為、
そのインピーダンスは無視テキる。
ダイオード4−1及び4−2が共に遮断になつていると
き、第2図の回路は大略、ダイオード4−1の接合容量
と駆動回路から成る高域フィルタとダイオード4−2の
接合容量と負荷(一般に純抵抗)から成る高域フィルタ
の縦接続とみなすことができる。
後者の高域フィルタの減衰量は周波数の増大に伴ない6
dB/オクターブであることは周知のとおりである。
前者の高域フィルタの減衰量に関しては、共振回路が使
用周波数帯域内に自己共振を持つことにより、多少複雑
である。
つまり、自己共振点より低い周波数範囲に於ては、共振
回路はイン、ダクタンスとみなせる為、前者の高域フィ
ルタの減衰量は、12dB/オクターブで減少する。
しかし、自己共振点より高い周波数範囲に於ては、共振
回路はキャパシタンスとみなせる為、前者の高域フィル
タは最早や高域フィルタとしては動作せず、周波数に関
係なく一定の減衰量を示す。
従って、第2図に示す回路全体での遮断減衰量は共振回
路の自己共振点より低い周波数範囲では18dB/オク
ターブ、自己共振点より高い周波数範囲では6 d B
/オクターブで周波数の増大に伴い減少すると考えるこ
とができる。
なお、タンピング抵抗13は、駆動回路の共振特性をな
だらかにする為に付加したものである。
従来の技術では、第1図に示す如く、浮遊容量がない為
に、インダクタンス5から成る駆動回路ばあ(までイン
ダクタンスに見え、第1図の回路全体の遮断減衰量は1
8 d B/オクターブで周波数増大に伴って減少する
従って、本考塞によれば、共振回路の自己共振点より高
い周波数範囲での遮断減衰量の低下が従来のものより1
2dB/オクターブの割合で改善される。
第3図Aは、共振回路の自己共振点の周波数fpにおけ
るインダクタンス11のリアクタンス、浮遊容量12の
リアクタンス及びダンピング抵抗の抵抗値は全てほぼ等
しい値、例えば正規化値(特性インピーダンスの値を1
としたときの値)で30とし、ダイオード4−L4−2
の接合容量のリアクタンスを300とした場合の遮断減
衰量の計算値(インダクタンス素子5ど6は無視)であ
る。
第3図Bは第1図の従来技術についての計算値であり、
条件は上記と同じである。
第3図からも、周波数の高い範囲での遮断減衰量の改善
が明白である。
一方、第2図に示す回路が導通になっているときの入力
端子からみたVSWR特性は、第4図に示すとおりであ
る。
この図から、VSWRを一定値以下に規定した場合には
、駆動回路の自己共振点fpは とすることが最適といえる。
本考案によれば、インダクタンス素子11としては、浮
遊容量がかなりの値まで許容されること並びにダンピン
グ抵抗によるQダンプを行なう為、コイルのQ’4高く
とる必要がないといった効果が発生する。
このように安価な部品を使用し、かつ遮断減衰量の改善
が得られる為、本考案の効果は犬なるところがある。
なお、説明の便宜上、制御端子3に正の電圧を印加した
ときに導通になる回路を示したが、2個のダイオード4
−1.4−2の向きを共に逆にし、制御電圧極性を反転
した回路にあっても同様な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のアナログ信号開閉器を示す回路図、第2
図は本考案の係るアナログ信号開閉器の一実施例、を示
す回路図、第3図は第2図に示す本考案に係るアナログ
信号開閉器における遮断減衰量の計算例を示すグラフ、
第4図は同じく第2図に示す本考案に係るアナログ信号
開閉器におけるVSWRの計算例を示すグラフである。 4−1.4−2・・・・・・ダイオード 5,6.γ。 11・・・・・・インダクタンス素子、12・・・・・
・浮遊容量又は付加容量、13・・・・・・ダンピング
抵抗。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 不平衡形高周波路線に互いに逆向きに接続したダイオー
    ドを直列に挿入し、当該ダイオード相互の接続点に、使
    用周波数帯域内に共振点を有しかつ共振周波数における
    誘導または容量リアクタンスにほぼ等しい値のダンピン
    グ抵抗器を付加した共振回路を接続し、前記共振回路を
    介して前記ダイオードの導通および遮断を制御すること
    を特徴とするアナログ信号開閉器。
JP1976036934U 1976-03-29 1976-03-29 アナログ信号開閉器 Expired JPS589390Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976036934U JPS589390Y2 (ja) 1976-03-29 1976-03-29 アナログ信号開閉器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976036934U JPS589390Y2 (ja) 1976-03-29 1976-03-29 アナログ信号開閉器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS52129454U JPS52129454U (ja) 1977-10-01
JPS589390Y2 true JPS589390Y2 (ja) 1983-02-21

Family

ID=28496211

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1976036934U Expired JPS589390Y2 (ja) 1976-03-29 1976-03-29 アナログ信号開閉器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS589390Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4211562Y1 (ja) * 1965-03-23 1967-06-28
JPS4423231Y1 (ja) * 1966-02-08 1969-10-01

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4211562Y1 (ja) * 1965-03-23 1967-06-28
JPS4423231Y1 (ja) * 1966-02-08 1969-10-01

Also Published As

Publication number Publication date
JPS52129454U (ja) 1977-10-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2899210B2 (ja) 周波数帯域可変フィルタ
JPS589390Y2 (ja) アナログ信号開閉器
JPS5847312A (ja) 4端子網回路装置
JP2725307B2 (ja) トランジスタ増幅器
JPS62103315U (ja)
JPS5844645Y2 (ja) サウンド・イフエクト・アンブリフアイア
JPH0218592Y2 (ja)
JPS61227414A (ja) 帯域可変フイルタ
JP3839123B2 (ja) 同調周波数可変フィルタ
JP3386868B2 (ja) 無線周波数可変電力分割器(Variable RF Power Splitter)
JPH0430826Y2 (ja)
JPS6177408A (ja) 有極形ロ−パスフイルタ
JPS6010124Y2 (ja) ダイオ−ドスイツチ
JPS5937889B2 (ja) Pinダイオ−ドを用いた可変アツテネ−タ回路
JPS62152519U (ja)
JPH0224259Y2 (ja)
JPS6115630Y2 (ja)
JPS636885Y2 (ja)
JPH0145155Y2 (ja)
JPS6236339Y2 (ja)
JPH01117122U (ja)
JPH067315U (ja) 電圧可変フィルタ回路
JPS5999543U (ja) Pinダイオ−ドスイツチ
JPS6031369B2 (ja) 振幅等化回路
JPS62161420U (ja)