JPS5892647A - アゾイミノエ−テル塩酸塩およびその製造方法 - Google Patents

アゾイミノエ−テル塩酸塩およびその製造方法

Info

Publication number
JPS5892647A
JPS5892647A JP57199143A JP19914382A JPS5892647A JP S5892647 A JPS5892647 A JP S5892647A JP 57199143 A JP57199143 A JP 57199143A JP 19914382 A JP19914382 A JP 19914382A JP S5892647 A JPS5892647 A JP S5892647A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
ether
compound
methyl
methyl group
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP57199143A
Other languages
English (en)
Inventor
ステイ−ブン・パリ−・デ−ビス
モ−リス・ウイリアム・トンプソン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Imperial Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Imperial Chemical Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Imperial Chemical Industries Ltd filed Critical Imperial Chemical Industries Ltd
Publication of JPS5892647A publication Critical patent/JPS5892647A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F4/00Polymerisation catalysts
    • C08F4/04Azo-compounds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C275/00Derivatives of urea, i.e. compounds containing any of the groups, the nitrogen atoms not being part of nitro or nitroso groups
    • C07C275/28Derivatives of urea, i.e. compounds containing any of the groups, the nitrogen atoms not being part of nitro or nitroso groups having nitrogen atoms of urea groups bound to carbon atoms of six-membered aromatic rings of a carbon skeleton
    • C07C275/40Derivatives of urea, i.e. compounds containing any of the groups, the nitrogen atoms not being part of nitro or nitroso groups having nitrogen atoms of urea groups bound to carbon atoms of six-membered aromatic rings of a carbon skeleton being further substituted by nitrogen atoms not being part of nitro or nitroso groups

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はある種のアゾニトリルとモノとドロキク化合物
とからイミノエーテル塩を製造する方法およびかかるイ
ミノエーテル塩を不飽和単量体の重合に使用するフリー
ラジカル屋重合開始剤として有用なアゾ化合物に転化す
ることに関する。
會11えtf2.2’−アゾビス(2−メチルプロピオ
ニトリル)を、そのニトリル基とモノヒドロキシ化合物
とを塩化水素の存在下、無水条件下で反応させることK
より、対応・するイミノエーテルの壌酸堪に転化させ得
ることは知られている:コノ転化はビンナーによF) 
Chem、Bar、 1885.16第652頁および
第1645頁において初めて紹介された反応に基づくも
のであり、この反応はニトリルミK全く一般的に適用し
得るものである。かく得られたイミノエーテルは他の銹
導体に転化し得る;例えば、このイミノエーテルを加水
分解して、対応するカルボン鍍エステルを生成させるこ
とができ、また、アミノ化合物と反応させてγミリンを
生成させ得る: まえは 2.2′−アゾビス(2−メチルプロピオンM)の上配
カルメン酸ニスナルおよびアンリン誘導体はエチレン性
不飽和単量体の重合におけるフリーラジカル型重合開始
剤として有用である;この目的にある種のアミジンを使
用することはヨーロッパ特許出−第009659ム1号
明細書に記載されている。
ピッチ−反応を上記方法で利用する際には、従来、ニト
リルを可能な限シ完全にイミノエーテル塩に転化させる
えめには、アゾビスニトリルと反応させる毛ノヒyaキ
シ化合物を化学量論量よ抄過剰に使用することが必要で
あるとされていた:従ってその結果、イミノエーテル塩
を、更に前記したごとく反応させる前に、過剰のアルコ
ールから単離することが必要であった。ある種のヒrロ
キシ化合物、特に低級アルコールの場合、イミノエーテ
ル塩酸塩は、実際には、反応混合物から沈澱し従ってそ
の分離と精製は比較的容易である。
しかしながら、とドロキシ化合物が高分子量のも、、)
、cあ6.8.□、イオ7.−一一、は沈澱、ア、従っ
てその単一は非常に厄介である。ヒVロキシ化合物を過
剰に使用することが必要であるということは、また、こ
の化合物が高価であるかあるいは容易に入手し得ないと
1!は、不利益である。
今般、本発明者らは、ビンナー反応をエーテル基を含有
する化・合一の存在下で行った場合には、2.2′−ア
ゾビス(2−メチルプロピオニトリル)およびその関連
化合物を、化学量論量的割合の所要のモノヒドロキシ化
合物を使用してビンナー反応によシ、良好な収率で、対
応するイミノエーテル塩酸塩に転化し得ることを知見し
九〇従って本発明によれば、一般式(7):(式中、R
1はメチルまたはエチル基または−ON基であり、R2
a R5,R4およびR5は後rの意義を有する)のア
ゾニトリ〃と、化学量論量的に当量の七ノヒドロキシ化
合□物R−0)1とを、塩化水素ガスと、分子中に少な
くとも1個のエーテル幕下で反応させることを特徴とす
る、一般式(1);(式中、翼はモノヒドロキシ化合物
の残基であシ;メチル基であり、そしてRg uメチル
基であるか、あるいけ、R2とR5が中間の炭素原子と
共にシクロヘキシル基を形成しており: Ra tiメ
チル基であり、R5dメチル基、エチル基、β−カルボ
キシエチル基またはI−メトキシ−β、β−ジメチルエ
チル基であるか、あるいけ、R4とR5が中間の炭素原
子と共にシクロヘキシル基を形成している)のアゾイミ
ノエーテル塩酸廖の製造方法が提供される。
本発明の方法によりイミノエーテル塩酸塩に転化させ得
る適当なアゾニトリルとしては、2.2’−アゾビス(
2−メチルプロピオニトリル)、2.2’−アゾビス(
2−メ・チルブチロニトリル)、4.4’−アゾビス(
4−シアノぼンタン酸)、1.1’−アゾビス(1−シ
アノシクロへ命サンL2−(2’−メチルプ四/セン−
2′−アゾ)−2−シアノ−4−メド命シー4−メチル
インタン、1−(2’−メチルプロパン−2′−アゾ)
−1−シアノシクロへ命サン、1− (2’−メチルブ
タン−2′−アゾ)−1−シアノシクロヘキサン、2−
(2’−メチルプロパン−2′−ア’/)−2−シアノ
プロパンおよび2− (2’−メチルゾロ/ぞノーアゾ
−丁ゾ)−2−シアノブタンを挙げることができる。
本発明の方法で使用するのに適当なモノヒドロキシ化合
物としては、特に、メタノール、エタノールおよびブタ
ノールのごとき低級脂肪族−価アルコールが挙げられる
が、ヘキサノールまたはオクタツールのごとき、上記の
系列のより高級なアルコールも使用し得る。
本発明で使用するのに適当な、分子中に少なくと4,1
個のエーテル基を含有する化合物としては、ジエチルエ
ーテル、ジオキサン、2−エトキシエチルアセテートお
よびジエチレングリコール ジメチルエーテルを挙は得
るが、通常、この化合物以外の他の成分からなる反応混
合物中に適度に溶解する限り、任意のエーテル基含有化
合物も使用し得る・ エーテル基含有化合物の使用割合は、反応混合物中に存
在するニトリル基の各々について少なくとも2個のエー
テル酸素原子を提供するのに十分カ割合であることか好
ましい。
アゾニトリル、モノヒドロキシ化合物およびエーテル基
含有化合物の他に、反応混合物の必須成分は無水環化水
素ガスであり、この塩化水素ガスは、他の反応剤の混合
物中に該−合物が飽和されるまで吹込むことにより導入
することが好ましい;反応混合物の温度は適当な冷却に
ょル約10”C以下に保持することが好ましい。飽和に
到達したとき、反応混合物を室温まで昇−させるが、こ
の温度においてニトリルのイミノエーテル塩酸塩への転
化が、通常、数日間に亘って満足すべき程度で生起する
◎周囲温度より非常に高い温度で転化を行うことは、生
成したイミノエーテル塩が分解して対応するアミ゛ドを
生成するので、通常、望ましいことではない。より迅速
な転化を希望するときは、かかる転化は塩化水素を加圧
下で導入して、反応混合物中の該塩化水素の濃度を増大
させることにより達成される。
所望ならば、他の反応剤のいずれに対しても不活性で、
かつ、好ましくは、反応が完了した後、イミノエーテル
塩の分解を生じさせないために比較的低い温度での蒸発
により(必11IK応じ減圧下で)除去するのに十分な
程度に揮発性の液状稀釈剤または溶剤屯反応混合物中に
含有させ得る・特に適当な稀釈剤はジクロルメタンおよ
びクロロホルムである:例えは生成物から稀釈剤を完全
に除去する必要がないときけ、ベンゼンおよびトルエン
も使用し得る・、1゜ すでに述べたご島、く、本発明の方法によればアゾニト
リルのイミノエーテル塩酸塩への転化を実質的に定量的
に行い得る。これに対して、アゾニトリルをエーテル基
含有化合物の不存在下で化学量論量的に当量のモノヒド
ロキシ化合物と反応させた場合Kti、原料物質の転化
は長時間接触させた場合においても完全には行われず、
その結果、反応生成物として所望のイミノエーテル塩を
おそら<40−という低い割合で含有している複雑な混
合物が生ずる。
本発明の特殊な態様によれば、モノヒドロキシ化合物と
エーテル基含有化合物は単一のかつ同一の化合物であシ
得る;すなわち、−分子中に両方の官能基を有する単一
の物質を使用し得る。この方法は前記一般式α)におい
てRが一価アルコールのポリ(アルキレンオキシ)S導
体、特に水溶性lす(エチレンオキシ)誘導体からの高
分子量残基である生成物を製造する際に%に興味のある
方法である。化学量論量的に過剰のモノヒドロキシプロ
ピル(アル中しンオキシ)化合物を使用して通常のピン
ナー反応を上記の条件下で行った場合には、イミノエー
テル塩酸塩は溶液のままであり、これを未反応のヒト四
キシ化合物から分離するととけ極めて困難であることが
關められた@本発明に従って化学量論量的な当量を使用
し九場合には、反応混合物は未反応の出発原料を真質的
に含有しておらず、従つンこれらの原料からの生成物の
分離という問題は生じない。代表的なモノヒドロキシポ
リ(アルキレンオキシ)化合物としては、分子量250
〜4000の、ポリエチレングリ;−ルのモノメチルエ
ーテルおよびエチレンオキシドと、プロピレンオナシV
またはプチレンオ中シトのごとき他のアル°命しンオキ
シドとのランダムまたはブロック共重合体の毎ツメチル
エーテルが挙げられる@ ヒドロ命シ基とエーテル基の両者を含有する物質は必ず
しも高分子量のものそある必要はなく、低分子量のこの
種の化合物としては例えば2−エト中ジェタノールおよ
びジエチレングリコールのモノエチルエーテルを挙げる
ことができる。
ニトリルのイミノエーテルへの転化が完了したとき(こ
れは反応混合物について赤外線吸収スペクトル分析を行
った場合、225051’における二トリル基について
の特性ピークが存在しないととKよシ最も好都合KII
IVされる)、前記したごとく、好セしくは周囲温度附
近の温度でかつ必要に応じて減圧下で液状稀釈剤と塩化
水素を除去することにより、イミノエーテル塩酸塩を単
離し得る〇イミノエーテル塩酸塩は更に精製し得るが、
この精製はこの種の化合物は安定性に欠けるため多くの
場合十\困難である:更にイミノエーテル塩が単に中間
生成物として必要とされておシ、従って更に処理するこ
とが°望まれる場合、例えば、不飽和単量体の重合に使
用するフリーラジカル型重合開始剤として有用な最終生
成物を得るために、対応するカルボン酸エステルに加水
分解する場合にけ、上記イミノエーテル塩酸塩の精製は
通常、不必要である。すなわち、イミノエーテルを加水
分解しようとする場合には、反応混合物から稀釈剤と過
剰の塩化水素を除去した後、残渣に単に水を添加するだ
けである・得られたカルボン酸エステルは、適当な場合
KtiF遇するととKよ)、あるいは、リクロロメタン
のごとき水と非混和性の溶剤中に抽出しついで減圧下で
溶剤を蒸発させるととくより回収し得る。前記の基Rの
種類と使用したアゾニトリルに応じて、かく得られるア
ゾカルボン酸エステルは有機媒体中に優先的に浴鱗し従
って不飽和単量体の塊状重合または溶液1合の際の重合
開始剤として適当なものであるか、あるいけ、水性媒体
中に優先的に溶解し従って水性乳化重合法で使用するの
に有用なものであ抄得る@アゾカルボン酸エステルのあ
るものけ室温で液状であり、このことはその大規模な重
合操作における数機いを容易にしている。
本発明は理論的説明によシ何ら限定されるものではない
が、反応混合物中に存在させるエーテル基の生々機能は
、別の成分として存在するか、モノヒドロキシ化合物分
子の一部として存在するかに拘わりなしに1イミノエー
テル塩酸境のカチオン部分と共に錯体を形成し、それに
よって、イミノエーテル[2塩を安定化させ、3そして
アゾニトリルの転化の進行を完結する方向に向って促進
させるととKあると考えられる・Walz、 B;me
rおよびH@itzにより−Makromolekul
are Chsmle ” 178e2527−253
4 (1977”) K、尋モル割合の2.2’−アゾ
ビス(2−メチルプロピオニトリル)とポリエーテルジ
オールとを塩化水素の存在下で反応させることによりア
ゾ系重合開始剤を合成することが記載されているが、こ
の方決で得られるアゾ化合物は重合体状であり、また上
記特定の合成法ある%/mはよ)一般的な合成法におけ
る、ジオール中でのエーテル基の存在の重要な意義は記
載されていない・ 以下に本発明の実施例を示す。実施例中の部および噂は
重量によるものである。
実施例1 分子量1950のポリエチレングリコールのモノメチル
エーテル(238F、1モルMf)tlルエンとの共沸
蒸留により乾燥させついでジクロルメタン(300m)
に溶解した◎2,2′−アゾビス(2−メチルプロピオ
ニトリル) (10,01t、 0.5モル当if)を
添加した後、冷却しかつ撹拌しながら、かつ、温度を約
10′″C以下に保持して、無水塩化水素ガスを溶液に
通送した。約8時間後、溶液は約501の塩化水素を吸
収し、飽和した。ついで反応混合物を室温で168時間
放置した。この時間の終了後、反応混合物の赤外線吸収
スペクトルKa225051  KおけるーC=N基の
特性バンドが殆んど完全に存在していなかった・反応混
合物を室温で、合計で264時間放置した彼、溶剤を減
圧下で除去した。残渣を冷水(約200m)に注入しつ
いでジクロルメタン(約200m)で抽出した。有様相
を分離し、無水硫酸マグネシウムを用いて乾燥させつい
で減圧下で濃縮して乾、固させた。生成物として水に不
溶性のワックス状固体が得られ九〇この生成物はメタク
リル酸メチルにも溶解したが、水とメタクリル酸メチル
の両者が存在する場合には優先的に水性相に溶解した。
この生成物について赤外線吸収スペクトルを測定した場
合、1735a*におけるエステル基の特性ピークを示
した;2250awKはピークFi認められず、このこ
とはニトリル基が存在しないことを示す。生成物と原料
のポリエチレングリコールの毫ノメチルエーテルの薄層
クロ賃トゲラフイーは、℃の2種の化合物が容易処分離
され、区別されることを示した;生成物中に−4この出
発原料が混入している証拠Fi認められなかった。従っ
て、生成物は実質的に、下記の式: で示される、ポリエチレングリコール(1950)モノ
メチルエーテルと2,2′−アゾビス(2−メチルプロ
ピオン酸)のエステルであると結論される。
実施91i 2 メタノール(1モル)ト、エチレンオ中シト(24モル
)トフロピレンオキシv(6モル)トの混合物(125
f、 0.07モル)との縮合物をトルエンとの共沸蒸
留により乾燥させついでジクロルメタン(500f)中
和溶解した。 2’a2’−アゾビス(2−メチルプロ
ピオニトリル) (5,74t、 0.055モル)を
添加した後、温度を約10”C以下に保持しなから、冷
却し撹拌されている反応混合物中に無水基化水素ガ哀を
通送した。約15fの塩化水素を通送した後、溶液は飽
和された・反応混合物を室温で5日間放置した後、溶剤
と塩化水素とを減圧下で除去した・残渣を水(20o@
t)と共に撹拌した後、ジクロルメタンで抽出した。抽
出液から減圧下で溶剤を除去して、水に不溶性の無色液
体を得た・この生成物の赤外線吸収スイクトル分析から
ニトリル基が完全に存在していないことが暫められた;
従ってこの生成物は実質的に下記の式で示される、メタ
ノール/エチレンオキシV/プロピレンオ中シト縮合生
成物と2.2′−アゾビス(2−メチルプロピオン酸)
とのエステルであると結論される: 宸施例3 分子量250のポリエチレングリコールのモノメチルエ
ーテル(50f、0.2モル)ヲトルエンとノ共沸蒸留
によシ乾燥させついでジクロルメタン(1oo、g)中
に%解させた。2,2′−アゾビス(2−メチルプロピ
オニトリル”) (16,4f、 0.1モル)を添加
した後、撹拌され、冷却されている姑液に、温度を約1
0@C以下に保持しながら、無水塩化水素ガスを溶液が
飽和されるまで通送した。反応混合物を室温で7日間放
置した後、溶剤と塩化水素を減圧下で除去した。残渣を
水(100mg)に添加しついでジクロルメタン(15
0d)で抽出した。
抽出物を無水硫酸マグネシウム上で乾燥した後、減圧下
で濃縮して、メタクリル酸メチルには溶解するが水にけ
極めて僅かしか溶解しない黄色液体を得た。この生成物
はメタクリル酸メチル/水混合物に治しては十分な乳化
剤であった。この生成物の赤外線吸収スイクトルはエス
テル基につ込ての強い吸収ピークを示したが、ニトリル
基についての吸収ピークは示さなかった。薄層り四マド
グラフィーにかけた場合、この生成物は/ +7エチレ
ン グリコールのモノメチルエーテルからし光単−のス
トリークを示した。仁の生成物は下記の式で示される、
ポリエチレングリコール(250)モノメチルエーテル
と2.2′−アゾビス(2−メチルプロピオン酸)との
エステルであると結論される:単離された生成物の収率
は理論値の約75憾であった。
実施例4 無水ジエチレン グリコールモノメチルエーテル(52
,2f、 0.44モル)と2.2′−アゾビス(2−
メチルプロピオニトリル> (56,1f、 0.22
モル)をジクロルメタン(100m)に#j解させた。
冷却されたかつ撹拌されている#WiK、mWを約10
0C以下に保持しながら、無水塩化水素ガスを、該溶液
を飽和するまで通送した(この時点までに約15fの塩
化水素を通じた)・反応混合物を室温で7日間放置した
優、溶剤と珍化水素とを減圧下で除去した・残渣を炭酸
水素カリウムの10−冷水溶液(150m)に注入し、
撹拌した。10分後、混合物をジクロルメタン(10(
LdX 2 )で抽出し、ついで抽出物を減圧下で濃縮
した。生成物として責合液体が得られ、これは固化して
無色針状結晶を生じた@この生成物の赤外線吸収スイク
トルはエステル基の強い吸収ピークを示したが、ニトリ
ル基の吸収は示さなかった。この生成物は水には極めて
僅かしか溶解しないが、メタクリル酸メチルには可溶性
であった。この生成物は実質的に、下Fの式で示される
2、2′−アゾビス(1,6−オ中サヘプチル)−2−
メチルプロパノエート〕であると同定された。
実施例5 無水2−エトキシエチルアセテート(18f)をn−ブ
タノール(11,1F、 0.15モル)K添加しつい
で2.2′−アゾビス(2−メチルプロピオニトリル’
) (12,3f、 0.075モル)およびジクロル
メタン(85f)を添加した。この溶液に撹拌しかつ冷
却しながら、無水塩化水素を通送した。約7tの塩化水
素を通送して、溶液を飽和させた後、反応混合物を室温
で6日間放置した。溶剤と塩化水素を減圧下で除寺した
後、残&!水(100m)に添加しついでジクロルメタ
ンで抽出した。抽出物を減圧下で濃縮した。残渣の赤外
線吸収スはクトルはニトリル基の存在しないことを示し
た。この生成物は、実質的に1下紀の式で示される2、
2′−アゾビス(n−ブチル−2−メチルプロパノエー
ト)であると同定された。
2−エトキシエチルアセテートを省略したこと以外、実
施例5と同一の方法を繰返した。生成物の赤外線吸収ス
イクトル分析から生成物の僅か40重量−が所望のアゾ
エステルであることが判った・ 実施例6 オクタノールC26110,2モル)と2.2′−アゾ
ビス(2−メチルプロピオニトリル) (16,4f。
0.1モル)をリエチルエーテル(100sig)K添
加し、混合物を撹拌した。冷却された反応混合物に無水
塩化水素ガスを飽和するまで通じた。室温で2日経過後
Klfi反応混合物は無色の非流動性のスッリートな抄
、その赤外線吸収スペクトルはニトリル基が存在しない
ことを示した。溶剤を減圧下で除去しついで得られた結
晶固体を炭酸水素ナトリウムの飽和水溶液(500d)
K添加しついでジクロルメタンで抽出した(4 x 1
00d); 有fm抽出物を一緒にした後、水洗しくS
X 200d) 、乾燥しく無水硫酸マグネシウム)つ
いで減圧下で濃縮して流動性黄色液体(23,2F、)
を得た。赤外線吸収スはクトルにより分析を行った場合
、生成物は17555  におけるエステル基による吸
収ビークツ他ニ、1650eIMにおいてイミデート基
の特性ピークを示した。従ってこの生成物は所望のエス
テルである2、2′−アゾビス(オクチル2−メチルプ
ロ?(フェート)の他に、加水分解されていないイミノ
エーテルも含有しているものと結論された。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 t 一般式体): (式中、R1けメチルtえはエチル基または一〇N基で
    あり、R,、R3,R4およびR5け後記の意義を有す
    る)のアゾニトリルと、化学量論量的に当量のモノヒド
    ロキシ化合物R−OHとを、塩化水素ガ件下で反応させ
    ることを特徴とする、一般式(1):の基であ)↓R2
    けメチル基またはβ−カルボ會フジメチル基あ)、そし
    てR3はメチル基であるか、あるいけ、R2とR4が中
    間の炭素原子と共にシクロヘキシル基を形成しておF)
     : R4iiメチル基であり、 R5はメチル基、エ
    チル基、/−カルボキシエチル基またはI−メトキシ−
    1,Ij−リメチルエチル基であるか、あるいは、R4
    とR5が中間の炭素原子と共にシクロヘキシル基を形成
    している)のアゾイミノエーテル塩酸塩の製造方法@2
     アゾニトリルが2.2′−アゾビス(2−メチルプロ
    ピオニトリル)である、特許請求の範囲第・1項記載の
    方法。 五 モノヒドロキシ化合物が低級脂肪族−価アルコール
    である、特許請求の範囲第1項または第2項記載の方法
    。 4 エーテル基含有化合物がジエチルエーテル、リオ命
    サン、 2−エトキシエチルアセテートまたはリエテレ
    ン グリコールジメチルエーテルである、特許請求の範
    囲第1項〜第3項のいずれかに記載の方法・ & エーテル基含有化合物を、存在するニトリル基の各
    々について少なくとも2個のエーテル酸素原子を提供す
    るOK十分な割合で使用する、特許請求の範囲第1項〜
    第4項のいずれかに記載の方法。 & 反応混合物が不活性液状稀釈剤または溶剤を特徴す
    る特許請求の範囲第1項〜第5項のいずれかK11l!
    載の方法。 l モノとFc1中シ化合物とエーテル基含有化合物が
    、分子中に両者のタイプの官能基を有する単一の物質に
    より構成される、特許請求の範囲第1項記載の方法。 & 単一の物質がモノとV田キシポリ(アルキレンオキ
    シ)化合物である、特許請求の範囲@7項記載の方法。 9 モノヒドロキシポリ(ナルキレンオキシ)化合物が
    分子量250〜4000の、ポリエチレングリコールの
    モノメチルエーテルである、特許請求の範囲第8項記載
    の方法・ 1[L一般式(1): の基であり;R2けメチル基またけβ−カルボキシメチ
    ル基であシ、そしてRsはメチル基であるか、あるいけ
    、R2とR5が中間の炭素原子と共にシクロヘキシル基
    を形成しており:R4はメチル基であり、Bsけメチル
    基、エチル基、I−カルボキシエチル基またけI−メト
    キシ−!、I−ジメチルエチル基であるか、あるいは%
     R4とR5が中間の炭素原子と共にシクロヘキシル基
    を形成している)のアゾインノエーでル塩酸塙。 11 特許請求の範囲第1項〜第9項記載のアゾイミノ
    エーテル塩酸塩を加水分解することを特徴とする、アゾ
    カルボンエステルの製造方法。
JP57199143A 1981-11-19 1982-11-15 アゾイミノエ−テル塩酸塩およびその製造方法 Pending JPS5892647A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB8134919 1981-11-19
GB8134919 1981-11-19

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS5892647A true JPS5892647A (ja) 1983-06-02

Family

ID=10526004

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57199143A Pending JPS5892647A (ja) 1981-11-19 1982-11-15 アゾイミノエ−テル塩酸塩およびその製造方法

Country Status (6)

Country Link
EP (1) EP0080275A1 (ja)
JP (1) JPS5892647A (ja)
AU (1) AU9044782A (ja)
GB (1) GB2111979A (ja)
ZA (1) ZA828185B (ja)
ZW (1) ZW24382A1 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0625100B2 (ja) * 1986-01-14 1994-04-06 和光純薬工業株式会社 アゾイミノエ−テルの製造法
TW494106B (en) * 1994-04-25 2002-07-11 Wako Pure Chem Ind Ltd An initiator used for the polymerization of acid or neutral water-soluble vinyl polymers
FR2788517B1 (fr) * 1999-01-15 2001-03-16 Atochem Elf Sa Procede de preparation d'azoiminoethers et d'esters d'acides azocarboxyliques, et nouveaux esters mixtes d'acides azocarboxyliques
FR2798660B1 (fr) 1999-09-22 2001-11-16 Atofina Procede de preparation des dispersions stables de (co) polymeres dans un polyol
FR2821847B1 (fr) 2001-03-08 2004-06-18 Atofina Procede d'obtention de dispersions aqueuses a base de butadiene

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2124000A1 (en) * 1971-05-14 1972-11-16 Merck Patent Gmbh, 6100 Darmstadt Symmetrically substd monazo cpds - with terminal halo or hydroxy gps, used as polymsn initiators
DE2254572C3 (de) * 1972-11-08 1979-01-11 Bayer Ag, 5090 Leverkusen Azodüsobuttersäureester
US4290945A (en) * 1979-11-06 1981-09-22 Syrov Anatoly A α,α-azo-bis-isobutyric acid α,ω-bis alkyl ester derivatives and method for preparing same

Also Published As

Publication number Publication date
EP0080275A1 (en) 1983-06-01
ZA828185B (en) 1983-09-28
GB2111979A (en) 1983-07-13
AU9044782A (en) 1983-05-26
ZW24382A1 (en) 1984-07-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS62223175A (ja) アクリル又はメタクリル酸エステルの製法
Vail et al. The formation of N, N'-dihydroxyethylenebisamides from glyoxal and selected amides
JPS5892647A (ja) アゾイミノエ−テル塩酸塩およびその製造方法
KR930011283B1 (ko) 3'-아지도-3'-디옥시디미딘 및 그 유사화합물의 합성방법
JP3341216B2 (ja) ヒドロキシフェニルカルボキシレートの製造方法
EP0184731A1 (de) Verfahren zur Herstellung von 2-(1-Hydroxymethyl)-acrylnitril und -acrylestern
US2710299A (en) Process for the production of crystalline vanillyl amides
UA73472C2 (en) A method for producing n-methyl-n-[(1s)-1-phenyl-2-((3s)-3-hydroxypyrrolidine-1-yl)ethyl]-2,2-diphenyl acetamide
KR100227404B1 (ko) 알킬이미다졸리돈 (메트)아크릴레이트의 제조 방법
US4046803A (en) Method of preparing β-amino derivatives of α,β-unsaturated esters
Kagan et al. A Novel Resolution of Pantolactone—The Synthesis of D (+)-Calcium Pantothenate1
KR870001569B1 (ko) 피롤리딘 유도체의 제조방법
WO2004058774A1 (de) Verfahren zur herstellung von pyridoxin oder seines säureadditionssalzes
Jack A new synthesis for 1-aminohydantoin and nitrofurantoin
JP2926375B2 (ja) ヒドロキシカルボン酸エステルの製造法
JPS597136A (ja) マロン酸エステルの製法
KR860001901B1 (ko) 알킬 아크릴아미도글리콜레이트의 제조방법
US4061668A (en) Process for the preparation of 2-(4-isobutylphenyl)-propiohydroxamic acid
JP2907520B2 (ja) 界面活性剤の製造方法
US4997984A (en) Process for preparation of N-(α-alkoxyethyl)-carboxylic acid amide
US2660583A (en) Production of pyrrolinones
CA1177483A (en) Chemical process
JP2562872B2 (ja) シアノ−イミダゾ−ル化合物の合成法
JPS61100552A (ja) 重合性第四級アンモニウム塩の製造法
US4038287A (en) Compounds of allantoin with basic amino acids