JPS5891935A - ブレ−キ用成形物の製造法 - Google Patents

ブレ−キ用成形物の製造法

Info

Publication number
JPS5891935A
JPS5891935A JP18841081A JP18841081A JPS5891935A JP S5891935 A JPS5891935 A JP S5891935A JP 18841081 A JP18841081 A JP 18841081A JP 18841081 A JP18841081 A JP 18841081A JP S5891935 A JPS5891935 A JP S5891935A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plastic material
molding
friction material
sheet
mold
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP18841081A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0239647B2 (ja
Inventor
Toshio Kanai
金井 俊夫
Yoshifumi Hama
浜 善文
Moriya Makuuchi
幕内 守也
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DIC Corp
Asahi Ishiwata Kogyo KK
Original Assignee
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
Asahi Ishiwata Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd, Asahi Ishiwata Kogyo KK filed Critical Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
Priority to JP18841081A priority Critical patent/JPS5891935A/ja
Publication of JPS5891935A publication Critical patent/JPS5891935A/ja
Publication of JPH0239647B2 publication Critical patent/JPH0239647B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D69/00Friction linings; Attachment thereof; Selection of coacting friction substances or surfaces
    • F16D69/02Composition of linings ; Methods of manufacturing
    • F16D69/025Compositions based on an organic binder

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
  • Braking Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は自動車、オートバイなどの車両や農耕機器など
の産業用機器に使用されるディスクブレーキ、ドラムブ
レーキなどの部品であるプレーキバッ゛ド及びブレーキ
シュー等の成形物の製造に関するものである。
ブレーキパッド及びブレーキシュー等のブレーキ用部品
は摩擦材の裏板あるいは支持物として鋼板加工品、鉄系
鋳物品、アルミダイキャスト等の金属を接着剤又はリベ
ットにより摩擦材との結合をさせたものが広く用いられ
ている。
しかし、これらの金属と摩擦材を組合わせたブレーキ用
部品の製造は摩擦材の成形、加工と金属の加工及びこれ
らの接着等の工程が煩雑であり、しかもこの様な摩擦材
と金属材料と9結合不良防止の為に結合剤の性質及びそ
の接合方法を充分管理する必要があり、高い熟練度と技
術が要求されている。又、金属を使用する事により得ら
れるブレーキ用部品の重量が大であると言う欠点があり
、省エネルギーという傾向からは好ましくない方法であ
る。
そこでかかる欠点を改良する方法として、フェノール樹
脂類な含浸させたガラスウール織布又は石綿織布を積層
し□たものをアングル状に予備成形し、これを型内に置
き、その表面にフェノール樹脂粉末を散布し、別に石綿
短繊維、カシュー粉末、フェノール系樹脂等からなる予
備成形した摩擦材をその上に重ねて激白で加熱、加圧し
てブレーキシュー組立体を同時成形する方法(特公昭5
B−18012号)が報告されている。しかし、この方
法では裏板材のプリプレグ化、摩擦材の予備成形、結合
剤の散布などの工程が複雑である。しかも、その成形条
件は160℃で約3時間を要し、実用的でない。更に、
予備成形及び成形を行なう場合繊布を用いる島流れが悪
く、しかも予め形に合うように切断しないと賦形性が悪
く、かつ強度のバラツキが大きいという欠点がある。
又、ブレーキパッドの製造方法として、熱硬化性樹脂、
減摩剤、ガラス繊維から成る混合物を片面に凹凸面が形
成される型内で加熱、加圧により成形した裏板と、この
裏板の片面に凹凸恢合するように固着された摩擦材とか
らなるディスクブレーキパッドの製造方法(特公昭53
−50868号)が報告されている。この方法では裏板
をグラスチック化する為重量は軽(なるが、型内で裏板
を予め成形しておき、しかる後に摩擦材と共に再度、別
の金型にセットしなおして一体化する為に工程が煩雑で
あり、金型も28[類必要で、しかも凹凸を裏板に設け
なければ接着性に劣ると菖う欠点がある。
更に、他のディスクブレーキパッドの製造方法として裏
1板が圧縮粒状材料の未焼成プリフォーム、摩擦材層か
圧縮粒状材料の未焼成プリフォームの両プリフォームを
屋内に入れ、熱及び圧力を同時にかけてプリフォームを
結合させ、一体化する方法(特公昭55−126153
号)がある。
しかし、かかる方法では各プリフォームは同じ樹脂結合
剤を含有しているが、裏板層として圧縮粒状材料を用い
た場合、粒状材料中に含まれる補強材の長さが限定され
、短繊維のみ使用が許される為にブレーキとして必要な
強度が得られす、しかも共にグリ7オームを行なわなけ
れば金蓋にセットできない欠点か有る。又、裏板層と摩
擦材層は同じ結合剤を用いている為、ブレーキの部品と
して各々全く異なる要求性能が必ずしも満足されない。
以上の如く、従来金属をプラスチックに置き換えて一体
あるイマ同時成形する方法が報告されているが、工程的
に煩雑で牟つ成形性摩擦材との接着性、強度等に何らか
の欠点を有しいずれも実用的ではなかった。
そこで、本発明者等は裏板あるいは支持物の予備成形工
程の省略、使用する金型数の減少による工程の簡略化及
び摩擦材と裏板の優れた接着性及び軽量で強度に優れた
ブレーキ用成形物を得るべく鋭意検討した結果、レゾ−
4フエノール樹脂、増粘剤、充填剤、補強拐からなるシ
ート状の成形材料(1)を予備成形せずに、硬化前又硬
化後の摩擦材料(2)と組合せて加熱された金型内に充
填し、加熱、加圧成形することにより工程が著しく簡略
化され(工程時間給%に短縮)、摩擦剤と裏板ある(寵
支持物との接着性に優れた成形物が得られ、しかもフェ
ノール樹脂を用いる事により耐熱性が著しく向上した成
形品が得られることを見い出し本発明を完成するに至っ
た。
即ち、本発明はレゾール型フェノール樹脂、増粘剤、充
填剤、補強材からなる未硬化のシート状成形材料(1)
ヲ予備成形せずに、硬化前又は硬化後の摩擦材料(2)
と組合せて加熱された金蓋内に充填し、加熱、加圧成形
することを特徴とするブレーキ用成形物の製造法を提供
する。
本発明に於いて使用されるシート状成形材料〈1)は一
般に不飽和ポリエステルを用いたシート状成形材料(S
MC)と全く同じ形態のもので2枚のフィルムにはさま
れたベタツキのない材料であり、レゾール型フェノール
wm、増粘剤、充填剤、補強材から成るものである。
本発明で用いられるレゾール型フェノール軛脂は一般ニ
フェノール類としてフェノニル、レゾルシノール、キシ
レノール、ハイドロキノン、ビスフェノールA、ブチル
フェノール、オクチルフェノール等の111以上とホル
ムアルデヒドの如きアルデヒド類をアルカリ性触媒の存
在下で通常の製造条件で反応せしめたものであり、通常
水及び/又はアルコール類を含有した液状の樹脂である
。かかるレゾール屋フェノール樹脂の原料組成は比較的
広い範囲のものであるが、通常アルデヒド類/フェノー
ル類のモル比(以下、これを「F/PJと略記する。)
で0.8〜3.01好ましく+−1to〜2.5の範囲
内である。上記フェノール樹脂のpHは樹脂自体の安定
性に支障のない限り5〜12の範囲内が適当であり、こ
の範囲内に於いて成形作業が容易となる。
レゾール型フェノールamと組み合わせて使用される増
粘剤は極めて重要な配合成分である。つまり、この場粘
剤本的な性質である増粘特性、ベタツキ、フィルム離型
性及び成形時の流れ性などが決定されるからである。し
かも、硬化剤としての役割を兼ねる為に成形時間の大巾
な短縮か可能である。その為、本発明に於ける増粘剤と
してはアルカリ土類金属の酸化物又は水酸化物かより効
果的であり、特に速やかに増粘して短い熟成時間でベタ
ツキがなく、しかもフィルム離型性の良好な成形材料を
得ることができるMg及びCaの酸化物又は水酸化物か
ら選ばれる化合物が好ましい。増粘剤の使用量は通常、
樹脂100重量部に対し0.5へ1.5:ME量部であ
り、好ましくは1〜10重量部であるO 本発明での充填剤として代表的なものには、水酸化アル
ミニウム、炭酸カルシウム、硫散カルシウム、硫酸バリ
ウム、クレー及びメルクなどが挙げられるが、就中、水
酸化アルミニウムは成形品の難燃性をも向上させること
ができるので好ましい。かかる充填剤の添加蓋は前記樹
脂の粘度によっても多少変化するが、通常#fig 1
00重量部に対し30〜200重量部であり、この際2
00重量部を超えて多量に用いると鐵lm11III強
基材への含浸性が悪くなる。
\ 又、必!!に応じ内部離製剤をシート状成形材料に添加
しても良く、例えば金属石ケン類、ホスフェート類、長
鎖脂肪酸又はその塩類が使用できる。かかる離型剤の使
用量は前記樹脂100重量部に対し1〜10重量部が適
当である。
さらに、本発明で用いる補強材としては、チョツプドス
トランドマット、ガラスチョップ、コンテニアスマット
、ロービングもしくはクロスの如きガラス繊維もしくは
炭素繊維、ボロン繊維、石綿、ウィスカーなどの無機繊
維あるいまビニロン、ポリアミドなどの有機繊維が挙げ
られる。
そしてシート状成形材料中における上記補強材の含有率
は通常、10〜70重量%であり、好ましくは20〜7
0重量%である。
以上に述べた各種の原料を用いたシート状成形材料の製
造は一般に不飽和ポリエメテル樹脂に適用されるような
SMCl11!造機を用いて行なうことができる。次い
で、このSMC製造機を用いて得られたシート状成形材
料は通常、常温で放置されるか、あるいは30〜60℃
に加温して熟成される。
かくして得られた熟成後のシート成形材料は成形時に適
当な寸法に切断され、成形時に用いられたフィルムが剥
がされて摩擦材とともに金型にセットされ、次いで加圧
、加熱されて成形品とされるが、この際の圧力は20〜
180〜/ax”が好ましく、又、金型温度は100〜
180℃が好・ましい。
従来の7エノール樹脂をガラスクロスに含浸後、溶剤な
飛ばしたプリプレグを用いる方法と比較すると、本発明
ではシート状成形材料を用いる事により加圧の際の流動
性か良いことから成形品と同形状に材料を切断する必要
がなく、又、予備成形の必要もない。即ち、適当な寸法
に切断して金型内に規定の重量だけセットすれば良い。
尚、前記せる増粘剤、即ちMg、Caの水酸化物又は酸
化物か硬化剤として作用する為硬化が早ぐ約5分(15
0℃)で成形する事ができ、途中でのガス抜きも必要と
しない。
又、従来の粒状材料との比較では、本発明のシート状成
形材料は補強材の種類か全く異なるメ長繊維が使用でき
るためブレーキ用として満足できる十分な機械的強度を
与えることができる。加えて粒状材料に比べ金型のオス
、メス屋の位置にかかわらずセットが簡単に行える。
更に、従来の不飽和ポリエステル樹脂を使用したシート
状成形材料はブレーキ用として耐熱性(熱間強度)K欠
点があるが、本発明のフェノール樹脂を使用したシート
状成形材料は耐熱性が著しく向上し、ブレーキ用として
実用的である。又、摩擦材料として通常、フェノール1
M脂やアスベストが用いられる為に化学的結合による十
分な摩擦材料との接着力が得られる。
本発明で使用される摩擦材料としては、ブレーキに用い
られる一般的な摩擦材料で良く、例えば結合剤としてレ
ゾール又はノボ2ツク型のフェノール*air、基材と
して石綿、ガラス繊維などの各種繊維、摩擦調整剤、充
填剤等からなるものである。
本発明に於けるシート状成形材料と摩擦材料とKよるブ
レーキ成形物の成形は次の二法で行なう事ができる。(
1)硬化前の生の摩擦材料と好ましくは適当に切断し重
ね合わせたシート状成形材料(裏板あるいは支持体用)
を組合せて金型内にセットし、加熱し、加圧□し、同時
成形を行なう。
この場合成形県件は120〜200℃、好ましくは15
0〜180℃で5分〜10分が適当である。(1)半硬
化あるいは完全硬化させた摩擦材料と好ましくは適当に
切断し重ね合わせたシート状成形材料(裏板あるいは支
持体用)を組み合わせて鱈内にセットし、加熱、加圧し
て一体成形を行なう。成形条件ヲ垣1)の場合と同じで
ある。
かくシ【得られたブレーキ用成形物は摩擦材と裏板ある
いま支持体とか一体となった接着性に優れ、機械的強度
、耐熱性に優れた実用上全く問題のないものであり、従
来のものに比べて着しい成形工程の簡略化と軽量化が実
現できるものである。従って、かかる成形物はオートバ
イ用ブレーキ、自動車用ブレーキあるいは員業用機械、
回転機械類のブレーキ等に有用なものである。
以下、本発明を実施例により具体的に説明するが、部及
び%は特に断わらない限り、全て重量規準とする。
〈参考例1(シート状成形材料の製造)〉レゾール屋液
状フェノール樹脂:ダイスリツク501(大日本インキ
化学工業■製) 29%増粘剤及び硬化剤: MgO2
# 充  填  剤;水酸化アルミニウム    29w補
  強  材=25關チョツプドストラン 40Mトガ
ラス 上記配合で通常のSMC製造機を用い、常法によりシー
ト化し、その後熟成しベタツキのない流動性のあるシー
ト状成形材料(SMC−1)を作製した。骸成形材料を
金型に入る様に短貴状に粗く裁断した。
〈参考例2(シート状成形材料の製造)〉参考例1に於
いて補強材をガラスローピングクロス(5701/m”
 )に、充填剤を炭酸カルシウムに代えてシート状成形
材料(SMC−2)を作製した。
〈参考例3(摩擦材料の製造)〉 レゾー/14液状フェノール樹脂ニゲライオ−7エンT
D−799(大日本インキ化学工業■裂) 15%補 
 強  材 二石II             56
#摩擦調整剤 :カシューダスト      17〃充
  填  剤 :硫酸バリウム       12#上
記配合で混合したものを押出し機で平板状に冷間押出し
した摩擦材料(摩擦材料1)を短冊状に切断した。
〈参考例4(摩擦材料)〉 参考例3の樹脂をノボ2ツク厘粉末状フェノール樹脂プ
ライオーフェン5510(大日本インキ化学工業■製)
K代えて摩擦材料(摩擦材料2)を作製した。
実施例1) 短冊状の摩擦材料−1(参考例3)10.9とシート状
成−トバイ用ブレーキシュー組立体の金型に適当に投入
し、その後150℃で5分間成形した。得られた成形物
はライニング部の摩擦材料及び支持体部のシート状成形
材料が金型の角々迄完全に充填され、ノンフィル、ボイ
ドのない優れた同時成形物であった。得られた成形物の
1量は57gであった。その圧縮強度は常温で1020
kl!、200℃熱間で840時であり、実用上十分な
強度であった。ライニング部と支持体部の接着強度は常
温及び熱間200℃での剥離試験でライニング部の破壊
を生じたものの、画部分の剥離がない程度に大であり、
使用上全く問題の無いものであった。工程時間はjI!
擦材切材切断分、シート状成形材料の切断に2分、セッ
ト及びプレスの時間8分で合計1人の作業者で11分で
あった。
実施例2) −2(参考例2)51jとを重ね合わせ、オートバイ用
プレー中シエー組立体の金WK適当1硬〔、その後15
0”Cで5分間成形をした。得られた成形物はライニン
グ部の摩擦材料及び支持体部のシート状成形材料が自書
9金型の角々迄完全に充填され、ノンフィル、ボイドの
ない優れた同時成形物であった。得られた成形物の重量
は60gであった。その圧縮強度は常温で110011
1.熱間200℃で900時あり、実用上十分な強度で
あった。ライニング部と支持体部の接着強度は実施例1
と同様であった。尚、1分 握時間も実施例1)と同様に、1’にあった。
実施例3) 短冊状の摩擦材料−2(参考例2)10tIとシート状
成形材料SMC−251J9とを重ね合わせ、オートバ
イ用プレー中シュー組立体の金ll1K投入し、その後
150℃で5に優れた同時成形物であった。成形物の重
量は60Jであった。又、その圧jIiIIj11度は
1150k11.200℃熱間で920ゆあり、実用上
十分な強度であった。ライニング部と支持体部の接着強
度は実施例1と同様であった。肖、工程時間も実施例1
)と同様に11分であった。
実施例4) 短冊状の摩擦材料−110gをライニング用金型にセッ
トし、150℃で5分間成形し、硬化した弓状の摩擦材
成形物(ライニング)を得た。得られた2イニングとシ
ート状成形材料(8MC−2)51gと重ね合わせてオ
ートバイ用組立体の金型に投入し、150℃で5分間成
形した。
得られた成形物はライニング部とシート状成形材料で成
形された支持体部が完全に一体化されたものであった。
成形物の重量は601であった。その圧縮強度は常温で
1130〜、熱間200℃で910kIIあり、実用上
十分な強度であつた。ライニング部と支持体部の接着強
度は実施例1と同様であった。尚、工程時間は摩擦材切
断に1分、セット及びライニング成形に6分、シート状
成形材料の切断に2分、ライニングとシート状成形材料
を組み合わせてセット及びプレスの時間8分で合計1人
の作業者で17分であった。
実施例5) 短冊状の摩擦材料−2109’5rニライニング用金型
にセットし、150℃で5分間成形し、硬化した弓状の
摩擦材成形物(ライニング)を得た。得られたライニン
グとシート状成形材料8MC−251,Fとを重ね合わ
せて、オートバイ用組立体の金型に投入し、150℃で
5分間成形した。
得られた成形物はライニング部と7−ト状成形材料で成
形された支持体部が完全に一体化されたものであった。
成形物の重量は60gであった。その圧縮強度は常温で
1170ゆ、熱間200℃で940kIiあり、実用上
十分な強度であつた。ライニング部と支持体部の接着強
度は実施例1と同様であった。尚、工程時間は実施例4
)と同様に17分であった。
比較例1) 短冊状の摩擦材料−1101をライニング用金型にセッ
トし、150℃で5分間成形し、硬化した弓状の摩擦材
成形物(ライニング)を得た。次に、別に製造された5
8.9のアルミダイキャスト族の支持体と上部ライニン
グとをエポキシ変性フェノールを用いて60分で加熱接
着し、2イニングと支持体の一体化したオートバイ用ブ
レーキ成形豐を得た。得られた成形物の重量は69gで
あった。その圧縮強度は常温で1200に9、熱間20
0℃で1200に&あり、実用化されているオートバイ
用ブレーキ成形物と同一のものである。このアルミダイ
キャスト製支持体使用の成形物の工程時間は作業ji1
人当り、接着作業工程を含め45分もかかった。
特許出願人二大日本インキ化学工業株式会社#  二朝
日石綿工業株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. レゾール派フェノール樹脂、増粘剤、充填剤及び補強材
    からなる未硬化のシート状成形材料(11を予備成形せ
    ずに、硬化前又は硬化後の摩擦材料(2)と組合せて金
    型内に充填し、加熱、加圧成形することを特徴とするブ
    レーキ用成形物の製造法。
JP18841081A 1981-11-26 1981-11-26 ブレ−キ用成形物の製造法 Granted JPS5891935A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18841081A JPS5891935A (ja) 1981-11-26 1981-11-26 ブレ−キ用成形物の製造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18841081A JPS5891935A (ja) 1981-11-26 1981-11-26 ブレ−キ用成形物の製造法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5891935A true JPS5891935A (ja) 1983-06-01
JPH0239647B2 JPH0239647B2 (ja) 1990-09-06

Family

ID=16223160

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18841081A Granted JPS5891935A (ja) 1981-11-26 1981-11-26 ブレ−キ用成形物の製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5891935A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02169657A (ja) * 1988-12-23 1990-06-29 Sumitomo Durez Co Ltd フェノール樹脂成形材料
JP2013024404A (ja) * 2011-07-26 2013-02-04 Hitachi Chemical Co Ltd ディスクブレーキパッド用バックプレート、それを用いたディスクブレーキパッド及びこれらの製造方法
WO2018216782A1 (ja) * 2017-05-25 2018-11-29 株式会社アドヴィックス 摩擦材の製造方法
JPWO2018143027A1 (ja) * 2017-02-03 2019-02-14 住友ベークライト株式会社 ディスクブレーキ用のブレーキパッドおよびその製造方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55126133A (en) * 1979-03-19 1980-09-29 Abex Pagid Equip Disccbrake pad

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55126133A (en) * 1979-03-19 1980-09-29 Abex Pagid Equip Disccbrake pad

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02169657A (ja) * 1988-12-23 1990-06-29 Sumitomo Durez Co Ltd フェノール樹脂成形材料
JP2013024404A (ja) * 2011-07-26 2013-02-04 Hitachi Chemical Co Ltd ディスクブレーキパッド用バックプレート、それを用いたディスクブレーキパッド及びこれらの製造方法
JPWO2018143027A1 (ja) * 2017-02-03 2019-02-14 住友ベークライト株式会社 ディスクブレーキ用のブレーキパッドおよびその製造方法
WO2018216782A1 (ja) * 2017-05-25 2018-11-29 株式会社アドヴィックス 摩擦材の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0239647B2 (ja) 1990-09-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0687829B1 (en) Reinforced friction material
JP5183900B2 (ja) ノンアスベスト摩擦部材
US6062351A (en) Integrated fiber reinforced ceramic matrix composite brake pad and back plate
US4663368A (en) Friction materials and their manufacture
US5641444A (en) Method of manufacturing disk brake pad
JPS6054337B2 (ja) 一体有機質後板を有するブレ−キパツド
CN100419300C (zh) 一种复合矿物纤维增强型制动器衬片及其制备工艺和专用设备
US6022502A (en) Composite friction assembly
US5595266A (en) Bonding a friction material brake lining element to a metallic backing plate element
US5132065A (en) Method for producing friction compositions and products
US20050145454A1 (en) One-piece friction body with a support and a friction pad disposed thereon and method of its manufacture
US6260674B1 (en) Friction material
CN105969307B (zh) 刹车片的粘接层及含有此粘接层的刹车片及刹车片的制备工艺
JPS5891935A (ja) ブレ−キ用成形物の製造法
US5292780A (en) Compositions for friction elements
JP3409426B2 (ja) ディスクブレーキパッドの製造方法
JPH0989016A (ja) ディスクブレーキパッド
JP3391120B2 (ja) ディスクブレーキパッドの製造方法
JPH11322960A (ja) 摩擦材
JP4171961B2 (ja) 樹脂製クラッチフェーシング及びその製造方法
JP2003127155A (ja) 摩擦材の熱成形過程のガス抜き方法
US2819987A (en) Friction material
JP3632716B2 (ja) 摩擦材組成物
JP2000219750A (ja) ブレーキ用摩擦材
CN111089131A (zh) 一种有机摩擦材料的制备方法