JPS5891101A - 遠心噴霧法 - Google Patents
遠心噴霧法Info
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- JPS5891101A JPS5891101A JP18905881A JP18905881A JPS5891101A JP S5891101 A JPS5891101 A JP S5891101A JP 18905881 A JP18905881 A JP 18905881A JP 18905881 A JP18905881 A JP 18905881A JP S5891101 A JPS5891101 A JP S5891101A
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- rotating body
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22F—WORKING METALLIC POWDER; MANUFACTURE OF ARTICLES FROM METALLIC POWDER; MAKING METALLIC POWDER; APPARATUS OR DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR METALLIC POWDER
- B22F9/00—Making metallic powder or suspensions thereof
- B22F9/02—Making metallic powder or suspensions thereof using physical processes
- B22F9/06—Making metallic powder or suspensions thereof using physical processes starting from liquid material
- B22F9/08—Making metallic powder or suspensions thereof using physical processes starting from liquid material by casting, e.g. through sieves or in water, by atomising or spraying
- B22F9/10—Making metallic powder or suspensions thereof using physical processes starting from liquid material by casting, e.g. through sieves or in water, by atomising or spraying using centrifugal force
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- Powder Metallurgy (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Manufacture Of Metal Powder And Suspensions Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、回転体を利用した遠心噴霧法に関する本の
である。
である。
第1図はこの種の遠心噴霧法によって粉末を製造する装
置の一構造例の概略を示すもので、1は容器、2は加熱
用発熱体(又は誘導コイル)3およびるつぼ4を備えた
溶解炉、5Fi粉末材料の溶湯、6はタンディツシュ、
7はタンディツシュ6會設置するために容器1に固定し
た支持台、8はタンディツシュ6の底部開口6aより゛
流下する溶湯流、9は前記溶湯流8を受ける受湯面9a
t有する回転体、10は回転軸11および回転伝達装置
12を介して回転体9を高速回転させる駆動値・置であ
る。
置の一構造例の概略を示すもので、1は容器、2は加熱
用発熱体(又は誘導コイル)3およびるつぼ4を備えた
溶解炉、5Fi粉末材料の溶湯、6はタンディツシュ、
7はタンディツシュ6會設置するために容器1に固定し
た支持台、8はタンディツシュ6の底部開口6aより゛
流下する溶湯流、9は前記溶湯流8を受ける受湯面9a
t有する回転体、10は回転軸11および回転伝達装置
12を介して回転体9を高速回転させる駆動値・置であ
る。
このような装置によって粉末を製造するに、IIしては
、まず、容器1内を排気したのち不活性ガスを導入して
非酸化性オ囲気とし、次に金属等の粉末素材を溶解炉2
内で静解して溶湯5とする。この場合、溶湯流IJjt
l−例えば融点の100〜250℃程度高めに加熱する
。次いで回転体9を駆動装置10によって高速回転(例
えば10000〜15000 rpm )させた状態に
して、溶解炉2′を傾けることにより溶湯5′t−タン
ディツシュ6内に注ぐ。タンディツシュ6内に移った溶
湯は、タンディツシュ6の底部に設けた開口6aより溶
湯流8として流出し、回転体9の受湯面9a上に落下す
る。次いで溶湯流8は上記受湯面9a上で遠心力によっ
て広がり、薄膜状となって受湯面9&0外周端部に向け
て流れたのち離れ、その□後分断飛散して容器1の底部
に粉末16として貯まる。
、まず、容器1内を排気したのち不活性ガスを導入して
非酸化性オ囲気とし、次に金属等の粉末素材を溶解炉2
内で静解して溶湯5とする。この場合、溶湯流IJjt
l−例えば融点の100〜250℃程度高めに加熱する
。次いで回転体9を駆動装置10によって高速回転(例
えば10000〜15000 rpm )させた状態に
して、溶解炉2′を傾けることにより溶湯5′t−タン
ディツシュ6内に注ぐ。タンディツシュ6内に移った溶
湯は、タンディツシュ6の底部に設けた開口6aより溶
湯流8として流出し、回転体9の受湯面9a上に落下す
る。次いで溶湯流8は上記受湯面9a上で遠心力によっ
て広がり、薄膜状となって受湯面9&0外周端部に向け
て流れたのち離れ、その□後分断飛散して容器1の底部
に粉末16として貯まる。
このような遠心噴霧法による粉末の製造においては、■
製造装置の構造が比較的簡単であるため設備費および補
修費が少なくて済むこと、■溶湯の飛散噴4に要するエ
ネルギが少なくて曳い念め、操業コストの低廉化がり能
であること、■噴g雰囲気のfJI4贅が容易であるた
め、粉末の汚染を小さくすることができること、■超急
速冷却が可能である九め、微細な組織をもった粉末が得
られること、■噴霧条件の範囲を広くとることができる
ため、所望の粒度分布をもった粉末が得やすいこと、な
どの数々の利点を有しているが、他方では未だ十分とは
いいがたい問題点を有している。
製造装置の構造が比較的簡単であるため設備費および補
修費が少なくて済むこと、■溶湯の飛散噴4に要するエ
ネルギが少なくて曳い念め、操業コストの低廉化がり能
であること、■噴g雰囲気のfJI4贅が容易であるた
め、粉末の汚染を小さくすることができること、■超急
速冷却が可能である九め、微細な組織をもった粉末が得
られること、■噴霧条件の範囲を広くとることができる
ため、所望の粒度分布をもった粉末が得やすいこと、な
どの数々の利点を有しているが、他方では未だ十分とは
いいがたい問題点を有している。
例えば、問題点の一例としては、回転体9の受湯面9a
上に、粉末材料のf#湯が凝固した凝固!−が形成され
ることである。第2図は上記凝固層が形成される過程を
経時的に示す図であって、まず、第2図(→において、
溶湯流8の落下部分は融点よりも100〜250℃過熱
した溶湯5が連続して供給されるため、凝固層はあまり
形成されないが、受#面91の外周部に行くにつれて昌
該受湯面9aの巣位面積当りの溶湯量が少なくなること
および回転による冷却作用を受けやすいことなどの理由
によって厚い凝固層14が形成され、凝固−14は概略
凹面形をなし、回転体9の有効直径りよりも小さい有効
直径d8となり、時間が軽過するにつれて第2図(b)
(C)に示すように凝固層14の厚さが増大して有効
直径はさらに小さいd8からd。
上に、粉末材料のf#湯が凝固した凝固!−が形成され
ることである。第2図は上記凝固層が形成される過程を
経時的に示す図であって、まず、第2図(→において、
溶湯流8の落下部分は融点よりも100〜250℃過熱
した溶湯5が連続して供給されるため、凝固層はあまり
形成されないが、受#面91の外周部に行くにつれて昌
該受湯面9aの巣位面積当りの溶湯量が少なくなること
および回転による冷却作用を受けやすいことなどの理由
によって厚い凝固層14が形成され、凝固−14は概略
凹面形をなし、回転体9の有効直径りよりも小さい有効
直径d8となり、時間が軽過するにつれて第2図(b)
(C)に示すように凝固層14の厚さが増大して有効
直径はさらに小さいd8からd。
へと変わってくる。
このようにして凝固層14が形成されると、嶌温の溶湯
が受湯面9aに直接接触し−て回転体9に損傷を与える
のを防ぐことができるという利点はあるが、次のような
欠点、すなわち、■凝固層の厚さが増大するにつれて有
効直径(d1sdl*d、 )が変化するため、一定の
状態に至るまで噴霧条件が変動することとなり、予定し
九粒度および粒径の粉末が得難くなり、大きなばらつき
をもった粉末となること、■回転体9の有効直径が小さ
くなったときでも必要な溶湯の飛散速度を得る九めに、
直径のより大きな回転体を使用するか、あるいは回転速
度を高める必要があるの・で、回転体の支持機構および
駆動機構が複雑かつ高価なものになること、■成長した
凝固層が剥離飛散した場合、粉末に1人したり装置に損
傷を与えたりすること、■凝固層の不均一な形成によっ
て回転体に偏心を生じ、装置の寿命を短縮すること、な
どの欠4t−有している。このような欠点をなくすため
には、凝固層が形成されないようにするか、あるいは凝
固層が形成されたとしても受湯tI9mの溶湯落下部分
以外の部分に形成された凝固1−9厚さが前記溶湯落下
部分以外の凝固層の厚さよりも大きくならないようにし
、かつ凝固層の厚さがほぼ均一になるようにすればよい
。
が受湯面9aに直接接触し−て回転体9に損傷を与える
のを防ぐことができるという利点はあるが、次のような
欠点、すなわち、■凝固層の厚さが増大するにつれて有
効直径(d1sdl*d、 )が変化するため、一定の
状態に至るまで噴霧条件が変動することとなり、予定し
九粒度および粒径の粉末が得難くなり、大きなばらつき
をもった粉末となること、■回転体9の有効直径が小さ
くなったときでも必要な溶湯の飛散速度を得る九めに、
直径のより大きな回転体を使用するか、あるいは回転速
度を高める必要があるの・で、回転体の支持機構および
駆動機構が複雑かつ高価なものになること、■成長した
凝固層が剥離飛散した場合、粉末に1人したり装置に損
傷を与えたりすること、■凝固層の不均一な形成によっ
て回転体に偏心を生じ、装置の寿命を短縮すること、な
どの欠4t−有している。このような欠点をなくすため
には、凝固層が形成されないようにするか、あるいは凝
固層が形成されたとしても受湯tI9mの溶湯落下部分
以外の部分に形成された凝固1−9厚さが前記溶湯落下
部分以外の凝固層の厚さよりも大きくならないようにし
、かつ凝固層の厚さがほぼ均一になるようにすればよい
。
この発明は、上記した従来の欠点を解消することを目的
としてなされ友もので、回転体の受fk面に向けて供給
された粉末材料の溶湯が凝固した凝固層の厚さt′g4
整することができるように、そしてより好ましくは受#
面の溶湯落下部分以外の部分に形成される凝固層の厚さ
が前記溶湯落下部分付近の凝固層の厚さよりも大きくな
らないように、前記凝固層の厚さを調整する加熱を行い
つつ遠心噴霧を行うようにしたことを特徴としている。
としてなされ友もので、回転体の受fk面に向けて供給
された粉末材料の溶湯が凝固した凝固層の厚さt′g4
整することができるように、そしてより好ましくは受#
面の溶湯落下部分以外の部分に形成される凝固層の厚さ
が前記溶湯落下部分付近の凝固層の厚さよりも大きくな
らないように、前記凝固層の厚さを調整する加熱を行い
つつ遠心噴霧を行うようにしたことを特徴としている。
以下、この発明の冥Mili!1様について説明する。
第3図はこの発明の一実施態様における遠心噴霧装置i
を示すもので、前記第1図に示した遠心噴霧装置におい
て、粉末材料の溶dh5が回転体9の受−面9a上で凝
固して形成される凝固層の厚さを調整することができる
ように、回転体9の上方に加熱装置1st−設けている
。この加熱装置15としては種々の構造のものが使用で
きるが、ここでは第4図に示すように、両端に電極15
a。
を示すもので、前記第1図に示した遠心噴霧装置におい
て、粉末材料の溶dh5が回転体9の受−面9a上で凝
固して形成される凝固層の厚さを調整することができる
ように、回転体9の上方に加熱装置1st−設けている
。この加熱装置15としては種々の構造のものが使用で
きるが、ここでは第4図に示すように、両端に電極15
a。
15b會有する電熱体15ot−渦巻状に形成したもの
を使用している。そして、この加熱装置15の放熱量を
調節することによって受湯面9a上での凝固層の厚さを
調整するが、この場合、第5図に示すように、溶湯流8
の落下部分以外の部分に形成される凝固層14の厚さt
、が、溶湯流8の落下部分で形成される凝固層14の゛
厚さt、よりも大きくならないように1すなわち11<
1.が維持されるようにすることがより望ましく、こ
れKよって、前記した凝固層14の形成による欠点をな
くすことができる。このとき、凝固層14の形成は、回
転−5体9によって奪われる熱量と、溶湯5の持ってい
る熱量との平衡によってその厚さが決まるので、加熱装
置15からの放熱量もそれに合わせて調整する。なお、
加熱装置15の前記回転体9と反対側の部分に熱の反射
板等を設けることもできる。
を使用している。そして、この加熱装置15の放熱量を
調節することによって受湯面9a上での凝固層の厚さを
調整するが、この場合、第5図に示すように、溶湯流8
の落下部分以外の部分に形成される凝固層14の厚さt
、が、溶湯流8の落下部分で形成される凝固層14の゛
厚さt、よりも大きくならないように1すなわち11<
1.が維持されるようにすることがより望ましく、こ
れKよって、前記した凝固層14の形成による欠点をな
くすことができる。このとき、凝固層14の形成は、回
転−5体9によって奪われる熱量と、溶湯5の持ってい
る熱量との平衡によってその厚さが決まるので、加熱装
置15からの放熱量もそれに合わせて調整する。なお、
加熱装置15の前記回転体9と反対側の部分に熱の反射
板等を設けることもできる。
前記したように、凝固層14の形成によって、高温の溶
湯5が受湯面9aに直接接触して回転体9に損傷を与え
るのを防ぐことができるという利点を有しているが、こ
のような損傷(焼付)t−凝固層14の形成とは関係な
しに防ぐようにするためには、回転体9の材質を選定す
るに際し、その溶融温度あるいは分解温度TD(℃)が
、溶湯流8の温1fTL(℃)に対して、TD′:20
.93TLの関係にあるようにすることがより望ましい
。この場合、回転体9に損傷を生じやすいのは溶湯流8
の落下部分であるため、この部分にのみ上記条件を満足
する材料を用いても良い。いずれにしても、温度TD>
TLであれば当然良いが、回転体9内での熱伝導によっ
て温度TDはこれよりもさらに低い0.93 ’rL(
℃’)以上であれば凝固−16の形成と関係なしに回転
体9の溶損・焼付を防ぐことができることが種々の実験
により明らかとなつ友。
湯5が受湯面9aに直接接触して回転体9に損傷を与え
るのを防ぐことができるという利点を有しているが、こ
のような損傷(焼付)t−凝固層14の形成とは関係な
しに防ぐようにするためには、回転体9の材質を選定す
るに際し、その溶融温度あるいは分解温度TD(℃)が
、溶湯流8の温1fTL(℃)に対して、TD′:20
.93TLの関係にあるようにすることがより望ましい
。この場合、回転体9に損傷を生じやすいのは溶湯流8
の落下部分であるため、この部分にのみ上記条件を満足
する材料を用いても良い。いずれにしても、温度TD>
TLであれば当然良いが、回転体9内での熱伝導によっ
て温度TDはこれよりもさらに低い0.93 ’rL(
℃’)以上であれば凝固−16の形成と関係なしに回転
体9の溶損・焼付を防ぐことができることが種々の実験
により明らかとなつ友。
第6図はこの発明の他の実施態様を示すもので、加熱装
置115として火炎例えばプラズマ炎を使用し九場合を
示しており、このようにして凝固層141−加熱するこ
とによって、凝固11114の厚さを調整することがで
き、回転体9の有効直径の大幅な変動を防ぐことが可能
であり、より望ましくは溶湯流8の落下部分以外の部分
における凝固層14の厚さが前記落下部分における凝固
層14の厚さよりも大金くならないようにすることによ
って、一層すぐれた効果をあげることができる。また、
第7図(a) (b)に示すように1加熱art<プラ
ズマトーチ)115を襟数設けて加熱のより均一化をは
かるようにすることもよい。
置115として火炎例えばプラズマ炎を使用し九場合を
示しており、このようにして凝固層141−加熱するこ
とによって、凝固11114の厚さを調整することがで
き、回転体9の有効直径の大幅な変動を防ぐことが可能
であり、より望ましくは溶湯流8の落下部分以外の部分
における凝固層14の厚さが前記落下部分における凝固
層14の厚さよりも大金くならないようにすることによ
って、一層すぐれた効果をあげることができる。また、
第7図(a) (b)に示すように1加熱art<プラ
ズマトーチ)115を襟数設けて加熱のより均一化をは
かるようにすることもよい。
実施例 l
第3図に示す遠心噴霧装置を使用し、溶解炉2内で純銅
25麺を溶解し、融点(1083℃)よりも250℃高
く加熱してタンディツシュ6内に注湯し、タンディツシ
ュ6の底部開口61より回転体9の受湯面9aの回転中
心部分に流下させた。
25麺を溶解し、融点(1083℃)よりも250℃高
く加熱してタンディツシュ6内に注湯し、タンディツシ
ュ6の底部開口61より回転体9の受湯面9aの回転中
心部分に流下させた。
ここで使用した回転体9は、直径80瓢、厚さ40■の
5C37(融点1508℃)である。また、回転体90
回転数はs 000 rpm を容器1内の雰囲気はア
ルゴンである。さらに、回転体9の上方60mの位置に
第4図に示すように渦巻状に形成し友抵抗加熱黒鉛ヒー
タ(外径約150−)からなる加熱装置15t−設置し
、6KWの電力を供給して受湯面91を加熱した。また
、注湯速度は6.0 Kg / minとした。
5C37(融点1508℃)である。また、回転体90
回転数はs 000 rpm を容器1内の雰囲気はア
ルゴンである。さらに、回転体9の上方60mの位置に
第4図に示すように渦巻状に形成し友抵抗加熱黒鉛ヒー
タ(外径約150−)からなる加熱装置15t−設置し
、6KWの電力を供給して受湯面91を加熱した。また
、注湯速度は6.0 Kg / minとした。
全量を噴霧し友後回転体9の受湯面9a會観察したとこ
ろ、凝固層の生成や焼付きなどはいずれも認められなか
った。また、粉末中には剥離した凝固層の混入は認めら
れず、粒度分布は第1表に示すようにばらつきの小さい
微細なものであつ九。
ろ、凝固層の生成や焼付きなどはいずれも認められなか
った。また、粉末中には剥離した凝固層の混入は認めら
れず、粒度分布は第1表に示すようにばらつきの小さい
微細なものであつ九。
第 1 表
比較のために、前記実施例1において使用した加熱装置
1i15に対して通電せずに遠心噴IIヲ行った。噴霧
後に回転体9を−べたところ、第8図に示すように最大
厚さt、a=40mの凝固層14が形成されていた。ま
た、粒度分布を−べたところ第2表に示すように、実施
例1の場合に比べて粗いものであ一?た。
1i15に対して通電せずに遠心噴IIヲ行った。噴霧
後に回転体9を−べたところ、第8図に示すように最大
厚さt、a=40mの凝固層14が形成されていた。ま
た、粒度分布を−べたところ第2表に示すように、実施
例1の場合に比べて粗いものであ一?た。
実施例1と加熱装置を除いてほぼ同じ装置を使゛用し、
溶解炉2内でステンレス鋼(SO8304。
溶解炉2内でステンレス鋼(SO8304。
融点1427℃)25Kfを溶解し、融点よりも250
℃過熱してタンディツシュ6内に注湯し、底部開口6a
より回転体9上に流下させた。1+、容器1中の雰囲気
はArとし、回転体9はムライ) (3Aj、O,−2
810,、融点1830℃)製で、直径80■、厚さ4
0■のものを使用し、回転数を800 Orpmとじ九
。さらに、溶湯流8の落下位置は回転体9の回転中心よ
りもlO−ずらしたところとした。加熱装置115には
第7図に示すように二本のプラズマトーチ(出力合計6
5 KW )を使用し、回転体9の上方80mの位置で
プラズマ炎が受湯面9aとほぼ平行になるようにしてそ
の輻射熱により加熱した。
℃過熱してタンディツシュ6内に注湯し、底部開口6a
より回転体9上に流下させた。1+、容器1中の雰囲気
はArとし、回転体9はムライ) (3Aj、O,−2
810,、融点1830℃)製で、直径80■、厚さ4
0■のものを使用し、回転数を800 Orpmとじ九
。さらに、溶湯流8の落下位置は回転体9の回転中心よ
りもlO−ずらしたところとした。加熱装置115には
第7図に示すように二本のプラズマトーチ(出力合計6
5 KW )を使用し、回転体9の上方80mの位置で
プラズマ炎が受湯面9aとほぼ平行になるようにしてそ
の輻射熱により加熱した。
全量を噴霧した後回転体9の受湯面9at−観察したと
ころ、凝固層の形成や焼付専の発生は見られず、粒度分
布も第3表に示すように曳好なもの実施例 3 実施例1と同じ装置を使用し、lN−100相当の超合
金(Ni −1511Co −1016Cr −8ll
Mo −64kl −5To Ti −1優V ) t
−溶解炉22で溶解し、融点(1291℃)より250
℃過熱し、タンディツシュ6全通して回転体9の中央部
分に流下させ友。このとき、容器1内の雰囲気はArと
した。さらに、回転体9はS i 、N、の加熱焼結体
(分解温度1850℃)で、直径80−9厚さ40−の
ものであり、回転数を7000 rptnとした。また
、加熱装置15には実施例1と同じ黒鉛ヒータを使用し
て電力を供給した。
ころ、凝固層の形成や焼付専の発生は見られず、粒度分
布も第3表に示すように曳好なもの実施例 3 実施例1と同じ装置を使用し、lN−100相当の超合
金(Ni −1511Co −1016Cr −8ll
Mo −64kl −5To Ti −1優V ) t
−溶解炉22で溶解し、融点(1291℃)より250
℃過熱し、タンディツシュ6全通して回転体9の中央部
分に流下させ友。このとき、容器1内の雰囲気はArと
した。さらに、回転体9はS i 、N、の加熱焼結体
(分解温度1850℃)で、直径80−9厚さ40−の
ものであり、回転数を7000 rptnとした。また
、加熱装置15には実施例1と同じ黒鉛ヒータを使用し
て電力を供給した。
全量噴霧後に回転体9を調べたところ、受湯面9aには
約1.6■厚さの凝固層が形成されていたが、はぼ均一
な厚さで受湯面9aを覆っており、回転体9の実質的形
状特に有効直径に大きな変化はなかった。また、凝固層
を除去して観察したところ、焼付きの発生はなかった。
約1.6■厚さの凝固層が形成されていたが、はぼ均一
な厚さで受湯面9aを覆っており、回転体9の実質的形
状特に有効直径に大きな変化はなかった。また、凝固層
を除去して観察したところ、焼付きの発生はなかった。
さらに、得られた粉末の粒度分布を調べ九ところ第4表
に示すようにばらつきの小さい倣細なものであつ7’l
−8第 4 表 実施例 4 ここでは、回転体9の材質と加熱を行った場合の焼付き
との関係を調べるために、回転体9の材質を変えたほか
は実施例1と同じ条件で遠I6噴霧を行った。そして、
遠心噴霧後に回転体表面を調べたところ、!s5表に示
す結果となった。
に示すようにばらつきの小さい倣細なものであつ7’l
−8第 4 表 実施例 4 ここでは、回転体9の材質と加熱を行った場合の焼付き
との関係を調べるために、回転体9の材質を変えたほか
は実施例1と同じ条件で遠I6噴霧を行った。そして、
遠心噴霧後に回転体表面を調べたところ、!s5表に示
す結果となった。
第5表
第5表に示すように、いずれの場合も凝固層の形成は認
められなかったが、回転体9の融点TDが溶湯源![T
Lに対してTD< 0.93 TLであるFCD50お
よびCtl用いたム5,6に若干の焼付きが認められた
。なお、得られた粉末の粒度分布はいずれの材質におい
てもほぼ同様であった。したがって、回転体9の交換類
[1−少なくするためには上記TD≧0.93 TLt
−満足する材質の回転体9を使用することがより望まし
いことが明らかとなった。
められなかったが、回転体9の融点TDが溶湯源![T
Lに対してTD< 0.93 TLであるFCD50お
よびCtl用いたム5,6に若干の焼付きが認められた
。なお、得られた粉末の粒度分布はいずれの材質におい
てもほぼ同様であった。したがって、回転体9の交換類
[1−少なくするためには上記TD≧0.93 TLt
−満足する材質の回転体9を使用することがより望まし
いことが明らかとなった。
以上1[してき九ように、この発明によれば、回転体の
受湯面に向けて粉末材料の溶湯を供給して粉末ヲ勇造す
る遠心噴霧法において、前記溶湯が前記受湯面上で凝固
して形成される凝固層の厚さt−調整する加熱を行いつ
つ遠心噴霧を行うようにしたから、凝固層の形成による
噴霧条件の変動を回避することができ、粒度分布のばら
つきが小さくかつ微細な粉末を得ることが可能であると
同時に、凝固層の形成による欠点を回避するために回転
体の直径を大きくしたりあるいは回転速度を高めたりす
る必要がないなどの非常にすぐれた効果を有する。
受湯面に向けて粉末材料の溶湯を供給して粉末ヲ勇造す
る遠心噴霧法において、前記溶湯が前記受湯面上で凝固
して形成される凝固層の厚さt−調整する加熱を行いつ
つ遠心噴霧を行うようにしたから、凝固層の形成による
噴霧条件の変動を回避することができ、粒度分布のばら
つきが小さくかつ微細な粉末を得ることが可能であると
同時に、凝固層の形成による欠点を回避するために回転
体の直径を大きくしたりあるいは回転速度を高めたりす
る必要がないなどの非常にすぐれた効果を有する。
第1図は従来の遠心噴霧装置の一構造例を示す概略断面
説明図、絡2図(a) (b) (e)は回転体表面に
凝固1が形成される様子を経時的に順次示す正面説明図
、第3図はこの発明の一実施態様における遠心噴霧装置
の概略断面説明図、第4図は第1図の加熱装置の平面説
明図、第5図は加熱下における回転体表面での凝固層の
形成状況會示す正面説明図、第6図はこの発明の他の実
施鰺様における加熱装置による加熱状況を示す正面説明
図、第7図(a) (b)は第6図の加熱装置の変形例
會示す各々正面説明図および平面説明図、第8図はこの
発明の比較例における回転体表面での凝固層の形成状況
會示す正面説明図である。 5・・・溶湯、8・・・溶湯流、9・・・回転体、9m
・・・受湯面、10・・・回転駆動装置、1!l・・・
粉末、14・・・凝固層、15.115・・・加熱装置
。 特許出願人 大同特殊鋼株式会社 代理人弁理士 小 塩 1第1目 第2図 <C4) (相 (C) 第5因 第7図 (σ) (b)
説明図、絡2図(a) (b) (e)は回転体表面に
凝固1が形成される様子を経時的に順次示す正面説明図
、第3図はこの発明の一実施態様における遠心噴霧装置
の概略断面説明図、第4図は第1図の加熱装置の平面説
明図、第5図は加熱下における回転体表面での凝固層の
形成状況會示す正面説明図、第6図はこの発明の他の実
施鰺様における加熱装置による加熱状況を示す正面説明
図、第7図(a) (b)は第6図の加熱装置の変形例
會示す各々正面説明図および平面説明図、第8図はこの
発明の比較例における回転体表面での凝固層の形成状況
會示す正面説明図である。 5・・・溶湯、8・・・溶湯流、9・・・回転体、9m
・・・受湯面、10・・・回転駆動装置、1!l・・・
粉末、14・・・凝固層、15.115・・・加熱装置
。 特許出願人 大同特殊鋼株式会社 代理人弁理士 小 塩 1第1目 第2図 <C4) (相 (C) 第5因 第7図 (σ) (b)
Claims (1)
- (1)回転体の受湯面に向けて粉末材料の溶湯を供給し
、前記溶湯、に遠心力を付与することにより飛散霧化さ
せて粉末を得る遠心噴霧法において、前記溶湯が前記受
湯面上で凝固して形成される凝固層の厚さtg整する加
熱を行いつつ遠心噴霧全行うことを特徴とする遠心噴霧
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18905881A JPS5891101A (ja) | 1981-11-27 | 1981-11-27 | 遠心噴霧法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18905881A JPS5891101A (ja) | 1981-11-27 | 1981-11-27 | 遠心噴霧法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5891101A true JPS5891101A (ja) | 1983-05-31 |
Family
ID=16234580
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18905881A Pending JPS5891101A (ja) | 1981-11-27 | 1981-11-27 | 遠心噴霧法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5891101A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002151752A (ja) * | 2000-08-31 | 2002-05-24 | Komatsu Ltd | 粉末熱電材料製造装置及びそれを用いた粉末熱電材料製造方法 |
CN105397100A (zh) * | 2014-08-25 | 2016-03-16 | 中国科学院宁波材料技术与工程研究所 | 一种微细金属粉末的制备方法及实现该方法的设备 |
CN115070036A (zh) * | 2022-06-30 | 2022-09-20 | 河南科技大学 | 用于离心喷射成形的水冷式降温离心盘 |
CN115121779A (zh) * | 2022-06-30 | 2022-09-30 | 河南科技大学 | 可调整环状坯件轴向尺寸的离心喷射成形装置 |
-
1981
- 1981-11-27 JP JP18905881A patent/JPS5891101A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002151752A (ja) * | 2000-08-31 | 2002-05-24 | Komatsu Ltd | 粉末熱電材料製造装置及びそれを用いた粉末熱電材料製造方法 |
JP4553521B2 (ja) * | 2000-08-31 | 2010-09-29 | 株式会社小松製作所 | 粉末熱電材料製造装置及びそれを用いた粉末熱電材料製造方法 |
CN105397100A (zh) * | 2014-08-25 | 2016-03-16 | 中国科学院宁波材料技术与工程研究所 | 一种微细金属粉末的制备方法及实现该方法的设备 |
CN115070036A (zh) * | 2022-06-30 | 2022-09-20 | 河南科技大学 | 用于离心喷射成形的水冷式降温离心盘 |
CN115121779A (zh) * | 2022-06-30 | 2022-09-30 | 河南科技大学 | 可调整环状坯件轴向尺寸的离心喷射成形装置 |
CN115121779B (zh) * | 2022-06-30 | 2023-08-15 | 河南科技大学 | 可调整环状坯件轴向尺寸的离心喷射成形装置 |
CN115070036B (zh) * | 2022-06-30 | 2023-08-18 | 河南科技大学 | 用于离心喷射成形的水冷式降温离心盘 |
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