JPS589095Y2 - 多板式熱交換器 - Google Patents
多板式熱交換器Info
- Publication number
- JPS589095Y2 JPS589095Y2 JP4382877U JP4382877U JPS589095Y2 JP S589095 Y2 JPS589095 Y2 JP S589095Y2 JP 4382877 U JP4382877 U JP 4382877U JP 4382877 U JP4382877 U JP 4382877U JP S589095 Y2 JPS589095 Y2 JP S589095Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tube
- flanges
- flange
- heat exchanger
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、気体と液体又は液体相互間の熱交換器に関し
、プレートチューブを複数段積重しで形成した流路の入
口と出口へ、分割して設けたフランジの一力接触面と、
ケーシングの接触面における密封度の向上をはかったも
のである。
、プレートチューブを複数段積重しで形成した流路の入
口と出口へ、分割して設けたフランジの一力接触面と、
ケーシングの接触面における密封度の向上をはかったも
のである。
従来の多板式熱交換に用いられるフランジ２，２は、第
１図の組み立て図で示すごとく、接触面１２Ａ。
１図の組み立て図で示すごとく、接触面１２Ａ。
１３Ａが平行に成形されている。
偏平なチューブの長手方向両端部に配設された短管６を
介して複数段積重されたプレートチューブ１は、流路入
口４と出口５に設けられチューブの両端部に配設された
フランジ２，２の一力接触面たとえば１２Ａと接合され
、フランジ２，２を底部にして炉中に搬入し、一体的に
固着する。
介して複数段積重されたプレートチューブ１は、流路入
口４と出口５に設けられチューブの両端部に配設された
フランジ２，２の一力接触面たとえば１２Ａと接合され
、フランジ２，２を底部にして炉中に搬入し、一体的に
固着する。
そのさい、各接合部に配置した、ろう材を溶融するため
の高熱によって、プレートチューブ１が第２図に示す実
線のごとく湾曲する。
の高熱によって、プレートチューブ１が第２図に示す実
線のごとく湾曲する。
ろう材が溶融した後は徐冷ぐれるが、との徐冷によって
プレートチューブ１の実線部は、点線のごとく変形し、
フランジ２，２を傾斜させて固着してし１う。
プレートチューブ１の実線部は、点線のごとく変形し、
フランジ２，２を傾斜させて固着してし１う。
そのためケーシングとの接触面に配置したパツキンを均
等に圧縮することができず、前記接触面から流体が漏れ
るという欠点があった。
等に圧縮することができず、前記接触面から流体が漏れ
るという欠点があった。
そこで、上記によって固着された従来のフランジ２，２
における傾斜方向と、その傾斜角Ｂの関係を考察した結
果法の結論を得た。
における傾斜方向と、その傾斜角Ｂの関係を考察した結
果法の結論を得た。
すなわち、傾斜方向は入口４と出口５の中央部にハの字
状となり、湾曲変形は最下段のプレートチューブへ顕著
にあられれる。
状となり、湾曲変形は最下段のプレートチューブへ顕著
にあられれる。
傾斜角Ｂは高温によって膨張したプレートチューブに、
プレートチューブ自身の重量による押圧力が加わり、徐
冷時に組み付は時の形状に復元し得ないため発生するこ
とがわかった。
プレートチューブ自身の重量による押圧力が加わり、徐
冷時に組み付は時の形状に復元し得ないため発生するこ
とがわかった。
本考案は、この事実に着目し、上記の欠点をなくすため
になされたものであり、以下その実施例を図面により説
明する。
になされたものであり、以下その実施例を図面により説
明する。
まず第３図にトいて、プレートチューブ１は、上下プレ
ート８，９間にフィン１０を挟着して、その周縁をかし
め成形し、長手方向の両端部に連通路を形成する短管６
，６を有し、各接合部には、ろう材が配置されている。
ート８，９間にフィン１０を挟着して、その周縁をかし
め成形し、長手方向の両端部に連通路を形成する短管６
，６を有し、各接合部には、ろう材が配置されている。
第４図は、本考案に係るフランジ３の断面図で、中央孔
１１が平坦な接触面１２．１３を貫通して設けてあり、
基準面１４に対し接触面１２は平行となっており、接触
面１３は角度Ｃによって傾斜している。
１１が平坦な接触面１２．１３を貫通して設けてあり、
基準面１４に対し接触面１２は平行となっており、接触
面１３は角度Ｃによって傾斜している。
普た、角度Ｃを接触面１２．１３両面に按分し、両面と
も基準面１４に対し傾斜させてもよい。
も基準面１４に対し傾斜させてもよい。
第５図は、組み立てられた本考案の多板式熱交換器であ
る。
る。
プレートチューブ１を、その両端に配置した短管６，６
を介して複数段積重し、短管６．６で連通した流路の入
口４と出口５へ、フランジ３の接触面１２をそれぞれ接
合させ、各フランジの厚内側７を内方にして両フランジ
の厚内側７が相対面する向きに配置する。
を介して複数段積重し、短管６．６で連通した流路の入
口４と出口５へ、フランジ３の接触面１２をそれぞれ接
合させ、各フランジの厚内側７を内方にして両フランジ
の厚内側７が相対面する向きに配置する。
以上のごとく積重したプレートチューブ１ｎは、フラン
ジ３，３に載置された状態で、さらに組みつけ位置ずれ
が生じないように配慮した治具１５と共に炉中へ搬入し
、各構成部品を一体的に固着する。
ジ３，３に載置された状態で、さらに組みつけ位置ずれ
が生じないように配慮した治具１５と共に炉中へ搬入し
、各構成部品を一体的に固着する。
本考案は、積重したプレートチューブ１ｎの総重量が約
１０００グラムのものにおいて、フランジ３の角度Ｃを
１２’−１５’とし、一体的に固着した結果、第６図の
一部拡大断面図で示すごとく、ケーシングの接触面に対
し、平行な接触面１３を得た。
１０００グラムのものにおいて、フランジ３の角度Ｃを
１２’−１５’とし、一体的に固着した結果、第６図の
一部拡大断面図で示すごとく、ケーシングの接触面に対
し、平行な接触面１３を得た。
すなわち本考案は、ろう材を溶融するための高熱で、プ
レートチューブ１が湾曲したために生ずる傾斜角Ｂに相
当する角度Ｃをフランジ３の接触面１３に設けたもので
あり、組みつけ時は接触面１３がケーシングの接触面に
対し、傾斜しているが固着後は平行となる。
レートチューブ１が湾曲したために生ずる傾斜角Ｂに相
当する角度Ｃをフランジ３の接触面１３に設けたもので
あり、組みつけ時は接触面１３がケーシングの接触面に
対し、傾斜しているが固着後は平行となる。
上述したごとく本考案は、傾斜した接触面を有するフラ
ンジを用い、熱応力によるプレートチューブの歪を前記
フランジに吸収させるようにしたので、該フランジのケ
ーシング接触面は、平行となって一体的に固着される。
ンジを用い、熱応力によるプレートチューブの歪を前記
フランジに吸収させるようにしたので、該フランジのケ
ーシング接触面は、平行となって一体的に固着される。
その結果ケーシングとの接触に釦ける密封度が確実とな
る。
る。
さらに構成部品を一体的に固着した後に、フランジの接
触面平行度を形成するための、修正加工を必要としない
ので、製造コストが低廉となり、経済的効果も犬なる多
板式熱交換器である。
触面平行度を形成するための、修正加工を必要としない
ので、製造コストが低廉となり、経済的効果も犬なる多
板式熱交換器である。
第１図は従来の多板核熱交換器を示す一部縦断面図。
第２図は一体的に固着された従来の多板式熱交換器。
第３図はプレートチューブの縦断面図。第４図は本考案
のフランジ。 第５図は本考案の多板式熱交換器を示す一部縦断面図。 第６図は第５図の一部拡大断面図。 １・・・・・・プレートチューブ、３・・・・・・フラ
ンジ、４・・・・・・入口、５・・・・・・出口、６・
・・・・噸管、１２，１３・・・・・・接触面。
のフランジ。 第５図は本考案の多板式熱交換器を示す一部縦断面図。 第６図は第５図の一部拡大断面図。 １・・・・・・プレートチューブ、３・・・・・・フラ
ンジ、４・・・・・・入口、５・・・・・・出口、６・
・・・・噸管、１２，１３・・・・・・接触面。
Claims (1)
- 偏平なプレートチューブの長手方向の両端部に配置した
短管な介してプレートチューブを複数段積重し、短管で
連通した流路の入口と出口に環状厚板のフランジを配置
し、前記プレートチューブと短管とフランジとを一体的
にろう付けして成る多板式熱交換器に釦いて各フランジ
がチューブの長手方向の両端部に配設され、かつ各フラ
ンジの上下平坦端面が平行でなく傾斜面をなして訃り、
両フランジの内方対面側にフランジの厚内側を、反対側
に薄肉側を向けて配設したことを特徴とする多板式熱交
換器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4382877U JPS589095Y2 (ja) | 1977-04-08 | 1977-04-08 | 多板式熱交換器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4382877U JPS589095Y2 (ja) | 1977-04-08 | 1977-04-08 | 多板式熱交換器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS53138754U JPS53138754U (ja) | 1978-11-02 |
| JPS589095Y2 true JPS589095Y2 (ja) | 1983-02-18 |
Family
ID=28918985
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4382877U Expired JPS589095Y2 (ja) | 1977-04-08 | 1977-04-08 | 多板式熱交換器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS589095Y2 (ja) |
-
1977
- 1977-04-08 JP JP4382877U patent/JPS589095Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS53138754U (ja) | 1978-11-02 |
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