JPS589085A - 指針式世界時計 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は世界各地の時刻を切替表示する指針式世界時計
に関するものである。

近年、観光や商取引等の目的で世界各地を旅行する人が
増加し１個の時計で世界各地の時刻を表示するいわゆる
世界時計の必要性が高まり、液晶表示式のデジタル時計
では実用に供されている。

しかし指針式の時計では極特殊な時計を除いては実用に
供されておらず一般に普及していない。

その原因は機械的な機構により世界時計を実現するには
複雑な機構を必要としたり、複数の表示部を必要とする
為時計の形状がどうしても大きくなったり、製造コスト
の増大することに起因する。

本発明は従来機械的な手段で行っていた地域名の表示や
時差の計算、複数の時刻表示等を電子回路を使用して通
常の時断を指示する指針を切替えて地域名の表示や他の
地域の時刻を表示することにより上記欠点を除去し、普
及型の指針式世界時計を提供するものである。

以下図面に従って説明する。

第１図は本発明の一実施例つ時計外観及び外部操作部材
の操作とスイッチの開閉につい不説明する正面図である
。本実施例の機能は第１の時刻帯域の時刻表示モードで
あるホームターイムモードと第２の°時刻帯域の時刻表
示モードであるワールドタイムそ−ドとの２つのモード
を有し各モードは外１部操作部材の操作で選択されそれ
ぞれのモードの時刻を同一の秒針１、分針２、時針３が
早送りで切替えられて表示するものである′。各モード
での時刻帯域の地域（都市）の選択は文字板４に印刷さ
れた３文字コード表示９の都市名と秒針とを外部操作部
材、の操１作により一致させることにより選択が可能な
ものである。更に偶数秒の位置にある午前マーク５、寄
数秒の位置にある午後マーク６によって各モードの時刻
の午前午後も表示することが出来る。

秒針１と分針２は別のモータで駆動されており時針３は
分針２より輪列を介して駆動されて（する。

通常時刻表示時に秒企１は１秒に１回運針されて、分針
２は２０秒に１回運針される・２０１秒運針をしている
。

外部操作部材であるリューズ７は通常璽コの位置にあり
押込みでスイッチＳｌｌが閉じ離すと８１１が−きリュ
ーズ７はロコに復帰する。更に゛“引き出すとスイッチ
８１０が閉じその位置で停止し、その状態で右、左に回
転すると１クリツクで１回スイッチ８１２ｍ又は５１２
ｂが閉じて開く。プツシ予ボタン８を押すとスイッチＳ
２が閉じ離すと開く。

次に時計の使用方法について述べると、リューズＴをブ
ツシュする度に表示モードがホームタイ工モードとワー
ルドタイムモードに切替わる。ホームタイムモードでは
秒針１が現在時刻の秒を指示し１秒運針しており、ワー
ルドターイムモードでは秒針は指定都市名の午前又は午
後の位置を指示して停止することによりモードの識別が
可能である。まず使用に当って内部のカウンタ類をリセ
ットするためオールリセット操作を行う。ホームタイム
モードにし秒針１がＯ秒位置を指示した時リューズを引
き出すと秒針１が０秒位置で停止する。

七の状態でリューズ７を回転すると分針２及び時針３が
リューズＴの回転方向により正・転又は逆転で電磁修正
され、１２時０分を指示させる。そこでブツシュボタン
８を押すとオールリセット後号が発せられオールリセッ
ト操作は完了する。

次にホーム、タイムの都市の設定及び時刻修正の操作方
法について述べる。オールリセット操作をした後リュー
ズＴを押し込むと秒針は１秒運針を始め例えばホームタ
イムを東京の午前１０時０分に合わせる場合は、秒針盲
がＴＹＯの午前、すなわち２４秒の位置を指示した時に
リューズ７を引くと秒針１はその位置で停止する。その
状態でリューズ７を回転して、時分針を１０時０分に修
正し時報に合わせてリューズＴを押し込むと秒針１は６
４　Ｈｚ　　の早送りでθ秒位置へ戻り１秒運針で時刻
を刻み始める。これでホームタイムの都市及θ時刻の設
定が完了すや。この後他の都市や時刻にホームタイムを
設定する場合はオールリセット操作は必要な（望みの都
市、午前令午後で秒針を止めて同様に操作すれば設定が
可能である。

次にワールドタイムの都市鰻定の操作方法について述べ
る。リューズ７をブツシュしてワールドタイムモードに
切替えると、オールリセット後では都市はロンドンが設
定されており東京が午前１０時０分の時ロンド／が午前
３時０分である為秒針は０秒位置に早送りで送られ停止
し、時分針は３時０分に早送、すされロンドン時刻を指
示する。

ワールドタイム表示中も時針、分針は２０秒に１回の時
計信号で送られて正確な時刻を指示する。

設定都市を変更するにはリューズＴを引き出して右又は
左へ回転して秒針１を逆転又は正転で目的や都市へ修正
し、そこでリューズ７を押込むと時針、分針は設定され
た都市の時刻へ早送りで修正され、°秒針は午前又’＆
’！午後へ修正表示する。都市修正の際Ｓ’　Ａ　Ｏか
ら更に正転させると秒針１は早送りで自動的にＬＯＮを
指示し途中の都市名表示のない所では停止しない。逆の
場合も同様である。

゛リューズ７をブツシュしてワールドタイムモードカラ
ノーマルタイムモードヘモード切替えを行うと、秒針１
は現在時刻の秒位置へ早送りされ１秒運針を再開し、時
針、分′針はホームタイムの時刻へ早送りされる。

尚ホームタイムモードでブツシュボタン８を押すとホー
ムタイムの都市へ秒針が早送りで送られホームタイムの
都市がモニター出来る。ブツシュボタ／８を離すと再び
現在時刻の秒へ早送りで戻り１秒運針を続ける。

第１表は３文字コードと都市名の対象衣であり、時差の
欄にはロンドンを基準にした各都市の時差を示してあり
カッコ内はマイナスをプラスに変換した数値である。単
位欄は３０分を１単位とした場合のロンドン時刻との差
を示しており、秒位置欄第１図の文字板の秒位置を示し
ている。

第２図は第１図の実施例のシステムを示すブロック図で
ある。発振回路１ｏで発振した時間基準信号は芥周回路
１１で分周されＩ　Ｈｚ、１／２ｇＨｚ　　の時計信号
や他の回路を動作させるクロック信号を出カシている。

スイッチ制御回路１２はりユーズ１、ブツシュボタ／８
の操作に従ってスイッチ群の開閉信号をチャタリノグヵ
ットやワンショットパルスの発生を行い一制御回路１３
へ入力している。

制御回路１３は分周回路１′１、スイッチ制御回路鵞２
の信号に従って他の回路を制御しており最終的には第１
の駆動回路１４、第２の駆動回路１５へ駆動パルスを出
力し、第１のモータ１６により秒針１を駆動し、第２の
モータ１１により分針２と時針３を駆動している。

現在秒カウンタ−８は現在時刻の秒をカウントするアッ
プカウンタであり１秒に１カウントアツ覧 プされ６０になるとＯＶｃリセットされ再びカウントア
ツプする。表示秒カウンタ−９は秒針１が指示している
秒位置をカウントするアップダウンカウンタでありオー
ルリセット時にＯにリセットされその後秒針の移動に従
って正転でアップ、逆転でダウンカウントを行；・常に
秒針１が文字板のどこを指示しているかを検出している
。ワールドゾーンメモリ２０はワールドタイムの設定都
市を記憶する記憶回路でありオールリセット時に０にリ
セットされロッド／を記憶し、ワールドタイム都市設定
時に表示秒カウンタ−９の数値、言いかえれば秒針１の
指示する都市を第２図の秒位置の数値としてラッチし記
憶する。ホームシー／メモリ２１はホームタイムの設定
都市を記憶する記憶回路であり、糸−ムタイム設定時に
表示秒カウンタ１９の数値、換言すれば秒針１の指示す
る都市を第１表の秒位置の数値としてラッチし記憶する
。

時差演算回路２２１はホームゾーンメモリ２１とワール
ドシーツメモリ２０の数値より第１表の単位欄の数値に
換算し引算することにより時差を演算する回路である。

３０分カウンタ２４及びホーム時刻カウンタ２３は１組
でホー、ムゾーノの時刻（２０秒単位）を計数記憶する
回路で共にオールリセットでＯにリセットされる。３０
分カウンタ２４は分針２の運針の３０分に相当する９０
をカウントするアップダウンカウンタでアップカウント
で９０に、達するとホーム時刻カラ／り２３１Ｃ１力ウ
ントアツ４ブ信号を出力しＯＩＣリセットされ、ダウン
カウントで０よりさらに減ぜられるとホーム時刻カウン
タ２３に１ダウン力ウント信号を出力し８９にセットさ
れるところのホームシーツ時刻の３０分単位を計数する
カラ／りである。ホー、ム時刻カウ／り７２３はホーム
シーツ時刻の３０分を１単位として１２時間分の２４を
計数するカラ／りと午前・午後フラッグを有し合わせて
２′４時間を計数記憶するアラレダウンカウンタである
。各カウンタはホ。

−ムタイム設定時に分針２の正転、逆転に合わせてアッ
プもしくはダウンカウントし、秒針１のホームゾーンの
都市名の午前・午後を読み午前・′午後フラッグにセッ
トしホームタイム時刻を記憶し、時計、をスタートした
後は１／２０Ｈｚ　　の時計信号によ−りアツプカウー
ノトを行い常にホームシー／の時刻を記憶している。

表示３０分・夕°つ／り２６及び表示時刻カウンタ２５
は３０分力つ／り２４、ホーム時刻カウンタ２３の組″
合わせと同様で１対で時、分針め指示時刻を計数記憶す
る回路であり共にオールリセットで０にリセットされそ
の後は分針２の動きに僅ってアップもしくはダウンカウ
ントして常に時分針の指示する時刻を計数記憶している
。

ワールド時刻演算回路２Ｔはワールドシーツメモリ２０
に記憶さ些た都市の時刻を演算記憶する回路でありホー
ム時側方つンタ２３と時差演算回路２２の数値を加算し
１２時間カウンタと午前・午後フラッグで２４時間の値
が３０分を１単位として記憶される。　　゛ 午前・午後補正回路２８は稽に説明したワールドタイム
モードで秒針１により都市を選択した場合ワールド時刻
演算回路２７の演算値の午前・午後フラッグに従って午
°前・午後の修正信号を秒針１及び表示秒カウンタ１９
へ出力する為の補正回路である。

一致検出回路２９．３０．３１．３２はそれぞれ現在秒
カウンタ１８と表示秒カク／り１９、表示秒カウ／り１
９とワールドシー／メモリ、ワールド時刻演算回路２γ
と表示時刻カラ／り２５、表示時刻カウンタ２５とホー
ム時刻カラ／り２３の数値の一致を検出する回路であり
、モードをホームタイムモードとワールドタイムモード
とで切替えた場合秒針１の表示位置を示す表示秒カウン
タ１９及び分針２、時針３の表示位置を示す表示時刻カ
ラ／り２５が目的・の時刻を記憶する各カウンタ、メモ
リと一致したときに一致信号を出力しモード切換が終了
したことを検出する回路である。

一致検出回路３３は表示秒カウンタ１９とホームシーツ
メモリ２１の数値の一致を検出する回路゛でホームタイ
ムモニタを行った時に秒針１カーホームタイムの都市を
指示したことを検出する。

正逆判別回路３４はモード切替時に秒針は３０秒を、時
、分針は６時間を分岐点として正転逆転の近い方から切
替えする為各カウンタの時刻を比較して正逆の判定信号
を制御回路１３に出力する回路である。

以上の如く本発明のシステムの各ブロックの構成、動作
について説明したが本システムの全体を要約す勝ると（
４）秒針１と分針２、時針３が別のモータで駆動され独
立して正逆に回転出来ること、（Ｂ）文字板の単側に対
応して地域名と午前・午後を表示していること、（Ｃ）
秒針１の指示位置を表示秒カウンタ１９で検出している
こと、（ｎ）上記（Ａ）、（Ｂ）、（Ｃ）　Ｋよりホー
ムシー／をホームシー／メモリ２１へ、ワークドゾーン
をワールドシー／メモリ２０へ数値として記憶出来るこ
と、（Ｅ）従って時差演算回路２２により時差が演算出
来ること、（Ｆ）また表示秒カウンタ１９とホームゾー
ンメモリ２１、ワールドゾーンメモリ２０、現栓秒カウ
ンタ１８との一致検出回路３３．３０．２９により秒針
１をホームシー７、ワールドゾーン、現在時刻の秒それ
ぞれの位置へ自由に早送りで移動出来ることであり、一
方（Ｇ）分針２、時針３の指示位置を表示３０分力ウノ
タ２６及び表示時刻カウンタ２５で検出し、ホームゾー
ンの時刻を３０分カウンタ２４、ホーム時刻カウンタ２
３でカウントしており、ワールドゾーンの時刻をワール
ド時刻演算回路２７に記憶しているため、（９）表示時
刻カウンタ２４とホーム時刻カウンタ２３、ワールド時
刻演算回路２Ｔとの一致検出回路３２．３１により分針
２、時針３をホームシーツ時刻、ワールドゾーン時刻の
いずれへも切替゛が出来ることである。

以上のように秒針と分針を別のモータで駆動する電子時
計に秒針指示位置と対応して互に時差を有する２つ以上
の時刻帯域を表示する時刻帯域表示手段と秒針の位置を
検出し秒針の指示する時刻帯域を検出する回路、検出さ
れた２つの時刻帯域の時差を演算する回路を設は演算さ
れた時差に基づいてモータを早送りし指針の指示時刻を
２つの時刻帯域の時刻に切替表示すること【より複雑な
機械的な機構や複数の時刻表示を設けることなく、また
時刻帯域の選択も簡単で午前・午後表示も可能な指針式
世界時計を実現することが出来る。

本実施例では時刻帯域の表示を文字板に印刷することで
行ったが風防ガラスやケースに印刷、蒸着、剣山しても
良く、秒針の位置検出手段としてコード板を設けたり、
接点を設けて検出してもよ（ゝ０

【図面の簡単な説明】

第１９図は本発明の実施例の時計の外観及び外部操作部
材の操作とスイッチの開閉について説明する正面図であ
り、第２図は第１図の実施例のシステムを示すブロック
図である。 １・・・秒針　２・・・分針　５・・・午前マーク　６
・・・午後マーク　９・・・３文字コード表示　１０・
・・発振回路　１１・・・分周回路　１２・・・スイッ
チ制御回路　１３・・・制御回路　１４・・・第１の駆
動回路１５・・・第２の駆動回路　１６・・・第１のモ
ータ１１・・・第２のモータ　２０・・・ワールドシー
／メモリ　２１・・・ホ′−ムゾーンメモリ　２２・・
・時差演算回路　２１・・・ワールド時刻演算回路２８
・・・午前午後補正回路　２９．３ｏ、３１．３２．３
３・・・一致検出回路　３４・・・正逆判別回路

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）少なくとも秒針と分針を別のモータで駆動する電
   子４計に於いて、秒針指示位置と対応して互に時差を有
   する２つ以上の時刻帯域を表示する時刻帯域表示手段、
   秒針の位置を検出し秒針の指示する時刻帯域を検出する
   時刻帯域検出回路、前記時刻帯域検出回路で検出された
   第１の時刻帯域及び第２の時刻帯域の時差を演電する時
   差演算回路を有１、前記時差演算回路で演算された時差
   に基づきモータを早送りし指針の指示時刻を第１の時刻
   帯域の時刻及び第２の時刻帯域の時刻に切替えて表示す
   ることを特徴とする指針式世界時計。
2. （２）時刻帯域表示手段は午前午後表示を含み、時差演
   算回路は午前午後演算回路を含むことを特徴とする特許
   請求の範囲第１項記載の指針式世界時計。