JPS5890710A - 磁心 - Google Patents
磁心Info
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- JPS5890710A JPS5890710A JP56188759A JP18875981A JPS5890710A JP S5890710 A JPS5890710 A JP S5890710A JP 56188759 A JP56188759 A JP 56188759A JP 18875981 A JP18875981 A JP 18875981A JP S5890710 A JPS5890710 A JP S5890710A
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- Japan
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- magnetic
- gap
- magnetic core
- amorphous
- substantially amorphous
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F1/00—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties
- H01F1/01—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials
- H01F1/03—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity
- H01F1/12—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity of soft-magnetic materials
- H01F1/14—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity of soft-magnetic materials metals or alloys
- H01F1/147—Alloys characterised by their composition
- H01F1/153—Amorphous metallic alloys, e.g. glassy metals
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- Physics & Mathematics (AREA)
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Dispersion Chemistry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Soft Magnetic Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、直流電流を重畳させて使用するコイル類を構
成するのに好適な磁心に関する0たとえば、チ冒−クコ
イル、スイッチング電源の出力フィルタまたはフライバ
ックコンバータのパワートランス等のように、直流電流
を重畳させて使用するコイル類においては、直流重畳特
性を向上させるため、第1図に例示するように、コアセ
ンタ部等0閉磁路の一部にエアギャップGaを設けたフ
ェライト磁心を使用するのが普通である0このようなエ
アギャップGaを設けると、第2図に示すように、ある
一定幅のアンペアターンINC)変化に対してコイルの
インダクタンスLが一定となるフラットな直流重畳特性
が得られるからである0なp、直流重畳特性はエアギャ
ップGaが大きく々るにつれて1111 II At→
A!→ASのように移行する0ところが、この磁心を使
用したチW−クコイルを用いたスイッチングレギ為レー
タは負荷電流が小さいとき出力電圧が高くな)、出力安
定度が悪くなるという欠点があった・第5図は従来から
知られている一般的な一石式フォワードコンシ゛−夕の
回路図であって、変換トランスTO1次巻線N!はスイ
ッチ回路8を介して直流電圧BINが供給され、2次巻
線N3はその一端がダイオードD1と前記磁心を使用し
たチ璽−クコイルLを介してコンデンサCの一端に接続
され、前記2次巻mlINgの他端がダイオードD。
成するのに好適な磁心に関する0たとえば、チ冒−クコ
イル、スイッチング電源の出力フィルタまたはフライバ
ックコンバータのパワートランス等のように、直流電流
を重畳させて使用するコイル類においては、直流重畳特
性を向上させるため、第1図に例示するように、コアセ
ンタ部等0閉磁路の一部にエアギャップGaを設けたフ
ェライト磁心を使用するのが普通である0このようなエ
アギャップGaを設けると、第2図に示すように、ある
一定幅のアンペアターンINC)変化に対してコイルの
インダクタンスLが一定となるフラットな直流重畳特性
が得られるからである0なp、直流重畳特性はエアギャ
ップGaが大きく々るにつれて1111 II At→
A!→ASのように移行する0ところが、この磁心を使
用したチW−クコイルを用いたスイッチングレギ為レー
タは負荷電流が小さいとき出力電圧が高くな)、出力安
定度が悪くなるという欠点があった・第5図は従来から
知られている一般的な一石式フォワードコンシ゛−夕の
回路図であって、変換トランスTO1次巻線N!はスイ
ッチ回路8を介して直流電圧BINが供給され、2次巻
線N3はその一端がダイオードD1と前記磁心を使用し
たチ璽−クコイルLを介してコンデンサCの一端に接続
され、前記2次巻mlINgの他端がダイオードD。
を介して、前記ダイオードD!とチ冒−クコイルLとの
接続点に接続されるとともに、前記コンデンサCの他端
(こ接続され、該コンデンサCの両端に別の直流電圧■
oを出力するように構成されている◎このような回路に
おいて、負荷電流工・と出力電圧■oとの関係は第4図
番こ示す如くであシ、負荷電流1.が小さいとき、すな
わち、チ冒−クコイルLに流れる電流が不連続の領域で
出力電圧■、が高くなる。チ、−り電流不連続の領域は
、 T:スイッチ8を0N10FFする周期I・≦C≧」λ
yL τ:スイッチSのON期間L!?w−クコイルL
のインダクタンスで示され、従って出力′安定度を改善
するにはインダクタンスLを大きくとってチ冒−り電流
の不連続の領域を狭くするか、出力端務こダイ−ロード
を付加すれば曳いが、前者においては、チ璽−クコイル
のIII数の増加による銅損の増加中効率の低下および
部品の大重化を招き、後者においでは、消費電力の増加
中発熱量の増加を招く欠点があり、その改善が強く望ま
れていたOまた、エアギャップGa付の磁心を周波数変
調11179イバツクコンバータのIくワードランス用
として使用した場合は、尚該磁心の直流重畳特性が第2
@に示すようなフラットな特性となり、負荷変動にも換
らずインダクタンスが一定となるため、軽負荷時に周波
数が非常に高くなり、間欠発振を生じたシ、スイッチン
グ素子たるトランジスタの負担が激増し、損失の増大を
を招き、放熱対策が厳しくなる等の欠点があったO 本発明は上述する従来の欠点を除去し、チ冒−クコイル
、スイッチング電源の出力フィルタまたはパワートラン
ス等に使用した場合に、軽負荷時の出力電圧または周波
数の異常上昇を抑制し、出力安定度を向上させ、損失を
減少させることの可能な磁心な提供することを目的とす
るO これまでに上記目的を達成するために特殊な構成を有す
る複合磁心が考案され先に提案された〇(実願昭56−
74916) 本発明は、鋏複合磁心を構成させる磁
性材料について鋭意研究努力を重ねた結果得られたもの
で、実質的に非晶質よシなる磁性薄帯のうち、特定の組
成を有する磁性薄帯を使用することにより好適な特性の
複合磁心が得られるとの知見から、本発明に至ったもの
である。
接続点に接続されるとともに、前記コンデンサCの他端
(こ接続され、該コンデンサCの両端に別の直流電圧■
oを出力するように構成されている◎このような回路に
おいて、負荷電流工・と出力電圧■oとの関係は第4図
番こ示す如くであシ、負荷電流1.が小さいとき、すな
わち、チ冒−クコイルLに流れる電流が不連続の領域で
出力電圧■、が高くなる。チ、−り電流不連続の領域は
、 T:スイッチ8を0N10FFする周期I・≦C≧」λ
yL τ:スイッチSのON期間L!?w−クコイルL
のインダクタンスで示され、従って出力′安定度を改善
するにはインダクタンスLを大きくとってチ冒−り電流
の不連続の領域を狭くするか、出力端務こダイ−ロード
を付加すれば曳いが、前者においては、チ璽−クコイル
のIII数の増加による銅損の増加中効率の低下および
部品の大重化を招き、後者においでは、消費電力の増加
中発熱量の増加を招く欠点があり、その改善が強く望ま
れていたOまた、エアギャップGa付の磁心を周波数変
調11179イバツクコンバータのIくワードランス用
として使用した場合は、尚該磁心の直流重畳特性が第2
@に示すようなフラットな特性となり、負荷変動にも換
らずインダクタンスが一定となるため、軽負荷時に周波
数が非常に高くなり、間欠発振を生じたシ、スイッチン
グ素子たるトランジスタの負担が激増し、損失の増大を
を招き、放熱対策が厳しくなる等の欠点があったO 本発明は上述する従来の欠点を除去し、チ冒−クコイル
、スイッチング電源の出力フィルタまたはパワートラン
ス等に使用した場合に、軽負荷時の出力電圧または周波
数の異常上昇を抑制し、出力安定度を向上させ、損失を
減少させることの可能な磁心な提供することを目的とす
るO これまでに上記目的を達成するために特殊な構成を有す
る複合磁心が考案され先に提案された〇(実願昭56−
74916) 本発明は、鋏複合磁心を構成させる磁
性材料について鋭意研究努力を重ねた結果得られたもの
で、実質的に非晶質よシなる磁性薄帯のうち、特定の組
成を有する磁性薄帯を使用することにより好適な特性の
複合磁心が得られるとの知見から、本発明に至ったもの
である。
すなわち、本発明は一部にギャップを有する磁心におい
て、前記ギャップ近傍に下記式で示される組成を有する
実質的に非晶質よりなる磁性薄帯を添えたことを特徴と
する0 式 (FejCok ) 檎By ただし上式中、x+y−100at%であり、このうち
yは10〜!55at%である◎を喪、j−)−に=I
QO%であり、こOうちjF13〜20%、kは80〜
97係である。
て、前記ギャップ近傍に下記式で示される組成を有する
実質的に非晶質よりなる磁性薄帯を添えたことを特徴と
する0 式 (FejCok ) 檎By ただし上式中、x+y−100at%であり、このうち
yは10〜!55at%である◎を喪、j−)−に=I
QO%であり、こOうちjF13〜20%、kは80〜
97係である。
yは10%より小あるいは3596 より大では非晶質
化が細しく、歩留りのよい生産に適さない0 jFi磁歪を小さくするために3〜20%の範囲に選定
する。
化が細しく、歩留りのよい生産に適さない0 jFi磁歪を小さくするために3〜20%の範囲に選定
する。
また、Bの一部を81で置換することにより、非晶質化
が容易となり、耐蝕性が増し、かつ、経時変化も改善さ
れて、より喪好な特性が得られる0置換する量は組成を
(FejCok ) 檎(8ipBq ) yと書イタ
時、p+q−1oo%で、cl、o1≦P≦80%が適
鳴であるoP<α01%では、その効果を得ることが峻
しく、P>a04では逆に非晶質化が困離となる。
が容易となり、耐蝕性が増し、かつ、経時変化も改善さ
れて、より喪好な特性が得られる0置換する量は組成を
(FejCok ) 檎(8ipBq ) yと書イタ
時、p+q−1oo%で、cl、o1≦P≦80%が適
鳴であるoP<α01%では、その効果を得ることが峻
しく、P>a04では逆に非晶質化が困離となる。
更に、Bおよびs量の一部を他のメタロイド元素、例え
ばP、C等で置換することkより、経時変化がより一層
改善され、喪好な特性が得られる・置換する量は、組成
を(FejCok ) a(8ipBqXr ) y
(但し、X−P、Cあるいは他のメタロイド元素の少な
くとも一種以上)と書いた時、p+q+X−100%で
、0.01≦r≦10係より好ましくはαo1≦r≦5
1sが適当である・r〈α01%ではその効果を得るこ
とが難しく、r>s %あるいはr>10%では逆に磁
気特性の面で問題が生じる。
ばP、C等で置換することkより、経時変化がより一層
改善され、喪好な特性が得られる・置換する量は、組成
を(FejCok ) a(8ipBqXr ) y
(但し、X−P、Cあるいは他のメタロイド元素の少な
くとも一種以上)と書いた時、p+q+X−100%で
、0.01≦r≦10係より好ましくはαo1≦r≦5
1sが適当である・r〈α01%ではその効果を得るこ
とが難しく、r>s %あるいはr>10%では逆に磁
気特性の面で問題が生じる。
以下実確例九る添付図面を参照し、本発明の内容を具体
的に説明する0第5図(イ)は本発明に係る磁心の正面
断面図、第5図(B)は第5WJ四OB、 −B、線上
における断面図である。この実施例テハ、2)OR臘コ
コア54を組合せて両者のセンタ部5a−4a関にエア
ギャップGaを形成すると共に、このエアギャップGa
ojゎりに薄い磁性体5を添えた構造となっている。磁
性体5として磁歪が小さく、前記組成を有し、実質的に
非晶質よりなる磁性薄帯を使用する口また、磁性体5を
エアギャップGaofわりに取付ける方法としては、予
め筒状に形成した磁性体5の内径部内にセンタ部5a、
4mを両側から嵌合する方法、または第6図に示すよう
に、前述の磁性材料を用いてシートもしくは薄板状に形
成した磁性体5を、エアギャップGaを構成するセンタ
部Sa、+=のまわりに適当な層数だけ巻装する方法等
が考えられる。
的に説明する0第5図(イ)は本発明に係る磁心の正面
断面図、第5図(B)は第5WJ四OB、 −B、線上
における断面図である。この実施例テハ、2)OR臘コ
コア54を組合せて両者のセンタ部5a−4a関にエア
ギャップGaを形成すると共に、このエアギャップGa
ojゎりに薄い磁性体5を添えた構造となっている。磁
性体5として磁歪が小さく、前記組成を有し、実質的に
非晶質よりなる磁性薄帯を使用する口また、磁性体5を
エアギャップGaofわりに取付ける方法としては、予
め筒状に形成した磁性体5の内径部内にセンタ部5a、
4mを両側から嵌合する方法、または第6図に示すよう
に、前述の磁性材料を用いてシートもしくは薄板状に形
成した磁性体5を、エアギャップGaを構成するセンタ
部Sa、+=のまわりに適当な層数だけ巻装する方法等
が考えられる。
更に、第5図(A) 、 (B)および第6図の実施例
では、磁性体5は無端状に形成しであるが、第7図に示
すように、ギャップg1 を有する有端状に形成する
方法も有効である。磁性体5を無端状iこ形成した場合
は、センタ部58.48間を流れゐ磁束によって磁性体
5に発生する起電力に対し、磁性体5が短絡回路を構成
するので、磁性体5 Icおける損失及び発熱が大きく
なるが、磁性体5に前述のようなギャップg1を設けて
有端状とした場合は、磁性体5に発生する起電力暑こ対
して前記ギャップg1による開放回路が構成され、損失
及び発熱が減少するからである0なお、前記ギャップg
1は空隙に限らず、絶縁樹脂等の絶縁物によっても構成
することがで舎るO 上述のように、ギャップaaO*わりに前記組成を有し
、実質的に非晶質よりなる磁歪の小さな磁性薄帯を添え
た構造であると、尚咳磁心を使用してチl−クコイル等
を構成した場合、軽負時にインダクタンスが急増すると
いう効果が得られるが、その効果は、磁性体5として実
願昭56−74915で開示した磁性材料を使用した場
合より大きい・ (実験人) 第8図は磁心の構造を異にする各チ冒−クコイルの電流
−インダクタンス特性図であり、横軸にコイル電流1(
A)をとり、縦軸にインダクタンスL(mH)をとっで
あるomlt人は従来の磁心を用いたチl−クコイルの
特性ン曲1iBFiギャップGaのまわりK複合11脂
フェライトより成る磁性体5を巻装した磁心を用いた場
合の特性、iu+icはギャップGaの壕わりに、(F
eIL+Coa4Nicu )so (81a1Bap
)2o (D組成を有する非晶質合金よ)成る磁性体5
を巻装した磁心を用いた場合の特性で、いずれも比較例
である0曲線りは本発明になるもので、(Fe (LO
4Co (L?4 )yy(8iuBcu)uの組成を
有し、磁歪λs〜0の非晶質より成る磁性体5を巻装し
九磁心を用いた場合の特性をそれぞれ示している@なお
、この曲線DO非晶質薄帯は高速急冷法によシ製造した
ものであや、曲線CO非晶質薄帯と厚み・形状・重量を
はソ同一にしてギャップ部に巻回しであるO (実験B) 非晶質磁性薄帯の組成を変化させて磁性体5とし、実験
人とはソ同様の耐直流電流特性を有するチ冒−クコイル
を作成した。直流電流(LO3人の時のインダクタンス
の値を第−表に示す0これらのサンプルの内、(1)
、 (2) 、 (8)は比較例であり九〇 888$8百ミg’ji$!!!!! (実験C) 実験Bで使用した(4) 、 (6) 、 (6) 、
(?) I (8)、(2)、(ロ)の組成の非晶質
を使用して120℃1000時間の寿命テストをおこな
ったO透磁率の劣化は、(4)−(8)が596以上、
(6) 、 (7)が約s%、他はいずれも5饅以下で
あったO これらの実験から明らかなように、磁性体として本発明
の組成を有する実質的に非晶質よ)なる磁性薄帯を用い
た場合、非常kjL好な特性を有する磁心が得られ、コ
イル電#ilが減少し、電荷が軽くなるにつれて、イン
ダクタンスLが急激に増大する傾向が認められるO このように、本発明の磁性薄帯を用いれと最も有効に軽
負荷特にインダクタンスLを急増させることができるか
ら、本発明に係ゐ磁心を利用して、チ冒−クコイル、ス
イッチング電源の出力フィルタまたはパワートランス等
を構成した場合には、第9図に示すように、従来は軽負
荷時に仲)のように異常上昇する傾向にあった出力電圧
V・が、インダクタンスLO増大によりその上昇が(/
→のよう化抑制されるので、出方安定度が非常に嵐好に
なる◎また、軽負荷時における出力電圧の上昇幅が小さ
いので、ダミーロードを付加した場合でも、電力消費お
よび発熱が小さくなり、小容量のダミーロードで良く、
放熱対策が容易になる等の利点も得られる。フォワード
コンバータ以外の例えばプシ具プルコンパーメlこ使用
した場合も同様の効果が得られるO 更に、轟該磁心を周波数変調jl17ライバツクコンパ
ーメのパワートランスに使用した場合には、軽負荷時に
インダクタンスLが高くなるので、周波数の上昇が抑制
され、スイッチングトランジスタの負担が減少し、損失
が低下する。
では、磁性体5は無端状に形成しであるが、第7図に示
すように、ギャップg1 を有する有端状に形成する
方法も有効である。磁性体5を無端状iこ形成した場合
は、センタ部58.48間を流れゐ磁束によって磁性体
5に発生する起電力に対し、磁性体5が短絡回路を構成
するので、磁性体5 Icおける損失及び発熱が大きく
なるが、磁性体5に前述のようなギャップg1を設けて
有端状とした場合は、磁性体5に発生する起電力暑こ対
して前記ギャップg1による開放回路が構成され、損失
及び発熱が減少するからである0なお、前記ギャップg
1は空隙に限らず、絶縁樹脂等の絶縁物によっても構成
することがで舎るO 上述のように、ギャップaaO*わりに前記組成を有し
、実質的に非晶質よりなる磁歪の小さな磁性薄帯を添え
た構造であると、尚咳磁心を使用してチl−クコイル等
を構成した場合、軽負時にインダクタンスが急増すると
いう効果が得られるが、その効果は、磁性体5として実
願昭56−74915で開示した磁性材料を使用した場
合より大きい・ (実験人) 第8図は磁心の構造を異にする各チ冒−クコイルの電流
−インダクタンス特性図であり、横軸にコイル電流1(
A)をとり、縦軸にインダクタンスL(mH)をとっで
あるomlt人は従来の磁心を用いたチl−クコイルの
特性ン曲1iBFiギャップGaのまわりK複合11脂
フェライトより成る磁性体5を巻装した磁心を用いた場
合の特性、iu+icはギャップGaの壕わりに、(F
eIL+Coa4Nicu )so (81a1Bap
)2o (D組成を有する非晶質合金よ)成る磁性体5
を巻装した磁心を用いた場合の特性で、いずれも比較例
である0曲線りは本発明になるもので、(Fe (LO
4Co (L?4 )yy(8iuBcu)uの組成を
有し、磁歪λs〜0の非晶質より成る磁性体5を巻装し
九磁心を用いた場合の特性をそれぞれ示している@なお
、この曲線DO非晶質薄帯は高速急冷法によシ製造した
ものであや、曲線CO非晶質薄帯と厚み・形状・重量を
はソ同一にしてギャップ部に巻回しであるO (実験B) 非晶質磁性薄帯の組成を変化させて磁性体5とし、実験
人とはソ同様の耐直流電流特性を有するチ冒−クコイル
を作成した。直流電流(LO3人の時のインダクタンス
の値を第−表に示す0これらのサンプルの内、(1)
、 (2) 、 (8)は比較例であり九〇 888$8百ミg’ji$!!!!! (実験C) 実験Bで使用した(4) 、 (6) 、 (6) 、
(?) I (8)、(2)、(ロ)の組成の非晶質
を使用して120℃1000時間の寿命テストをおこな
ったO透磁率の劣化は、(4)−(8)が596以上、
(6) 、 (7)が約s%、他はいずれも5饅以下で
あったO これらの実験から明らかなように、磁性体として本発明
の組成を有する実質的に非晶質よ)なる磁性薄帯を用い
た場合、非常kjL好な特性を有する磁心が得られ、コ
イル電#ilが減少し、電荷が軽くなるにつれて、イン
ダクタンスLが急激に増大する傾向が認められるO このように、本発明の磁性薄帯を用いれと最も有効に軽
負荷特にインダクタンスLを急増させることができるか
ら、本発明に係ゐ磁心を利用して、チ冒−クコイル、ス
イッチング電源の出力フィルタまたはパワートランス等
を構成した場合には、第9図に示すように、従来は軽負
荷時に仲)のように異常上昇する傾向にあった出力電圧
V・が、インダクタンスLO増大によりその上昇が(/
→のよう化抑制されるので、出方安定度が非常に嵐好に
なる◎また、軽負荷時における出力電圧の上昇幅が小さ
いので、ダミーロードを付加した場合でも、電力消費お
よび発熱が小さくなり、小容量のダミーロードで良く、
放熱対策が容易になる等の利点も得られる。フォワード
コンバータ以外の例えばプシ具プルコンパーメlこ使用
した場合も同様の効果が得られるO 更に、轟該磁心を周波数変調jl17ライバツクコンパ
ーメのパワートランスに使用した場合には、軽負荷時に
インダクタンスLが高くなるので、周波数の上昇が抑制
され、スイッチングトランジスタの負担が減少し、損失
が低下する。
また、漏洩磁束が減少するので、漏洩インダクタンスが
小さくなる利点もある@ 以上述べ光ように本発Fliは一部にギャップを有する
磁心において、前記ギヤ、プの近傍に特定の組成を有す
る実質的に非晶質よりなる磁性薄帯を添えたことを特徴
とするから、チ冒−クコイル、スイッチング電源の出力
フィルタまた゛はフライバックコンバータのパワートラ
ンス等のように、直流電流の重畳されるコイル用として
使用した場合に、軽負荷時の出力電圧、周波数の上昇を
抑制し、出力安定度を向上させ、損失を減少させること
の可能な磁心を提供することができる◇
小さくなる利点もある@ 以上述べ光ように本発Fliは一部にギャップを有する
磁心において、前記ギヤ、プの近傍に特定の組成を有す
る実質的に非晶質よりなる磁性薄帯を添えたことを特徴
とするから、チ冒−クコイル、スイッチング電源の出力
フィルタまた゛はフライバックコンバータのパワートラ
ンス等のように、直流電流の重畳されるコイル用として
使用した場合に、軽負荷時の出力電圧、周波数の上昇を
抑制し、出力安定度を向上させ、損失を減少させること
の可能な磁心を提供することができる◇
第1図は従来の磁心の正面図、第2図はその直流重畳特
性図、第3図は一般的な一方式7オワードコンパータの
回路図、第4図は従来の磁心を用いて第5図のコンバー
タを構成した場合の出力電流−出力電圧特性図、第5図
(5)は本発明に係る磁心の正面断面図、第5図(ロ)
は第5図(イ)のBs −Bt M上における断面図、
第6図および第7図は本発明に係る磁心の他の実施例に
おける断面図、第8図は本発明に係る磁心を用いたコイ
ルの電流−インダクタンス特性を、従来のものと比較し
て示す図、第9図は本発明に係る磁心を用いた場合の出
力電流−出力電圧特性図である。 G息・・・ギヤ、プ 5・・・磁性体 馬1図 第2図 N − 馬3図 IQ − 馬6図
性図、第3図は一般的な一方式7オワードコンパータの
回路図、第4図は従来の磁心を用いて第5図のコンバー
タを構成した場合の出力電流−出力電圧特性図、第5図
(5)は本発明に係る磁心の正面断面図、第5図(ロ)
は第5図(イ)のBs −Bt M上における断面図、
第6図および第7図は本発明に係る磁心の他の実施例に
おける断面図、第8図は本発明に係る磁心を用いたコイ
ルの電流−インダクタンス特性を、従来のものと比較し
て示す図、第9図は本発明に係る磁心を用いた場合の出
力電流−出力電圧特性図である。 G息・・・ギヤ、プ 5・・・磁性体 馬1図 第2図 N − 馬3図 IQ − 馬6図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1) 一部にギャップを有する磁心において、前記
ギャップ近傍に下記式で示される組成を有する実質的に
非晶質よりなり磁歪の小さい磁性薄帯を添えた仁とを特
徴とする磁心0 式 (PejCok )姦BY タタシ、上式中、x+y−m1aaat@であり、この
うちyFi1o〜!511%である。また、j十に■1
00嗟であり、このうちjは5〜2oチ、kは80〜9
796である〇 (蔚 一部番ζギャップを有する磁心において、前記ギ
ャップ近傍に下記式で示される組成を有する実質的に非
晶質よ11m5Mの少さい磁性薄帯を添えたことを特徴
とすゐ磁心。 式 (FejCok )夕(8ムpBq ) yただ
し、上式中、x十y璽100at96であり、このうち
7!10〜!Sat%?あhoまた、j+に8100チ
、p+q雪100優であり、このうちjは5〜20%、
には80〜97悌、また、Pは、(L 01〜80 %
f アb 。 (3)一部にギャップを有する磁心において、前記ギャ
ップ近傍に下記式で示される組成を有する実質的に非晶
質よりな如磁歪の小さい磁性薄帯を添えたことを特徴と
する磁心・ 式 (FejCok )、@(8ipBqXr )Y
ただし、上式中、Xは8i 、 B以外の他のガラス化
元素の一種以上を表わす。また、x−4−y■100a
t%テあり、コノウちyiilo−55at%”t”あ
る0更に、j+に=1001 p十q+r−1oolで
あ)、このうちjFis〜20饅、kは80〜97慢、
pは101〜80%、rはα01〜10優である・ (4) 実質的に非晶質よりなる磁性薄帯は、ギャッ
プ周方向に少なくとも1カ所の切断部を有することを特
徴とする特許請求の範8第1項ないし第5項に記載の磁
心@ (5)実質的に非晶質よt)&ゐ磁性薄帯祉、その表面
に電気的絶縁層を有することを特徴とする特許請求の範
囲第1項ないし第4項に記載の磁心O
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56188759A JPS5890710A (ja) | 1981-11-25 | 1981-11-25 | 磁心 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56188759A JPS5890710A (ja) | 1981-11-25 | 1981-11-25 | 磁心 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5890710A true JPS5890710A (ja) | 1983-05-30 |
Family
ID=16229268
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56188759A Pending JPS5890710A (ja) | 1981-11-25 | 1981-11-25 | 磁心 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5890710A (ja) |
-
1981
- 1981-11-25 JP JP56188759A patent/JPS5890710A/ja active Pending
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