JPS5890541A - 変性ポリアミン、その製法、およびそのポリウレタン製造のための使用 - Google Patents

変性ポリアミン、その製法、およびそのポリウレタン製造のための使用

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JPS5890541A
JPS5890541A JP57197846A JP19784682A JPS5890541A JP S5890541 A JPS5890541 A JP S5890541A JP 57197846 A JP57197846 A JP 57197846A JP 19784682 A JP19784682 A JP 19784682A JP S5890541 A JPS5890541 A JP S5890541A
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ヴエルナ−・ラスホ−フア−
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規な変性ポリアミンの簡略化された製法に関
するものである。一層詳細にいえば本発明は、芳香族お
よび/または脂肪族または環式脂肪族の末端型インシア
ネート基を有しそしてNCO含有量がo、s −p o
重量%である化合物のアルカリ性加水分解を行い、そし
て、アシトリチック(acidolytic )分解(
酸性加水分解)および/または熱によるカルバメート分
解および/または溶媒抽出によシ加水分解生成物の形で
生じたポリアミンを中間カルバメート段階から回収する
ことにより、ウレタン基および/iたは尿素基および/
またはチオウレタン基および任意的に、さらに別の基た
とえば/またはそれ以上のアルキレンエーテル基を含有
する新規な変性ポリアミンを製造する方法に関する。本
発明では、カルバメートを生成させるためのNC0−加
水分解段階を、ヒドロキシル基および/lたは了ミノ基
および/またはチオール基からなる群から選択されたN
GO−反応性H原子含有基(IH活性基°と称する)を
少なくともλ個有する化合物の存在下に行うのである。
1ンシアネ一ト基含有化合物として、変性1ソシアネー
トまたはNC0−プレポリマーまたはセミープレポリマ
ーを使用する。得られたポリアミンは、ポリウレタンの
製造原料として有利に使用できる。
芳香族づンシアネートが、酸性加水分解によシ第1芳香
族アミンに変換できることは既に公知である。しかしな
がらこの反応は不完全にしか進行しない。なぜならば、
この加水分解段階実施中に生じた該アミンがさらに未反
応インシアネートと反応して尿素化合物が生ずるからで
ある。この1余分の反応1は、過剰量の強鉱酸を使用す
ることによってさえ、決して抑制できない。これに関す
る最近の具体例はJP−PS A、t5007− g2
7に記載されている。
DE−B屋へ2 ’70.046には、ポリアルキレン
グリコールエーテルセグメントを含有する所定の第1芳
香族アミンの製法において、芳香族ジ1ソシアネートま
たはトリインシアネートとポリアルキレングリコールエ
ーテルおよび/またはポリアルキレングリコールチオエ
ーテルとの反応生成物(好ましくは分子量ttoo−x
i−oθ0の反応生成物)を、第2または第3カルビノ
ールと反応させ、この反応で生じた生成物を其後に高温
下に不活性溶媒中で(任意的に酸触媒の存在下に)熱分
解することを特徴とする製法が記載されている。この公
知方法の欠点は、分解温度が高いこと、および、前記ウ
レタンの熱分解の際に可燃性かつ易揮発性のアルケンが
生じ、このアルケンは空気との混合物として存在すると
きに爆発性を有し、そのために充分な安全手段を設けな
ければならないことである。さらに、第3カルピノ−−
ル成分の損失が生じ不経済であるという欠点もある。
DE−B A /、69グ、732号には、少なくとも
2個の末端型アミン基を含有するプレポリマーの製法に
おいて、ヒドラジド、アミノフェニルエチルアミンまた
は他のジアミンと、NC0−プレポリマー(すなわちポ
リエーテルポリオールとポリイソシアネートとの反応に
より作られたプレポリマー;NCO: NH比=/:/
、5ないし/:S)とを反応させることを特徴とする製
法が記載されている。この場合には、未反応アミンは別
の段階において注意深く除去しなければならない。なぜ
ならば、これはポリインシアネートとの前記反応に対し
て触媒として働いて処理可能時間の短縮をもたらし、そ
してこれはそれ自体が反応体として働くからである。
ウレタン基含有ポリアミンの別の合成方法がUS −P
S 43.3 g !;、gコワに記載されている。こ
の方法は、ウ レタ ン基含有NC0−プレポリマーを
蟻酸によりN−ホルミル誘導体に変換させ、後者の物質
を加水分解して末端型(terminal )芳香族ア
ミンを生成させることを特徴とするものである。また、
DE−B屋/、/ !; !f;、907に記載の方法
に従ってNC0−プレポリマーとスルファミン酸とを反
応させることによっても末端型アミノ基含有化合物が得
られる。さらに、脂肪族第コおよび第1アミノ基を含有
する比較的高分子量のプレアダクトは、DE−B A 
/、2 / 5,373記載の方法に従って触媒の存在
下に高温において加圧下に比較的高分子量のヒドロキシ
ル化合物とアンモニアとを反応させることにより製造で
き、あるいはUS−PSA 3,0 ’l ’A、9 
g 9記載の方法に従って比較的高分子量のポリヒドロ
キシル化合物とアクリロニトリルとを反応させ、次いで
接触水素添加を行うことにより製造できる。末端型アミ
ノ基およびウレタン基を含む比較的高分子量の化合物は
、NC0−プレポリマーとヒドロキシ基含有エナミン、
アルドミンまたはケチミンとを反応させ、次いで加水分
解を行うことによって製造できる( DE−A Aコ、
Sグb、334 ; US−PSA3.ff 65.’
79 / )。ウレタン基およびエーテル基を含む芳香
族ポリアミンの別の製法は、1サト酸(1satoic
 acid )無水物とジオールとの開環反応によって
製造できる。
この型のポリアミンはたとえば次の文献に記載されてい
る: US−PS Aグ、/ g O,1,(Iグ:D
E−AAユ、0/9.’132;&コ、6 / 9.g
 ’l O;屋コ、6 lIg、77 lI:屋コ、g
 <z g、gコ50Lかしながら、この方法により得
られた芳香族エステルアミンは反応性が凹<、この低反
応性は多くの使用分野において不利な性質である。
斗トロアリール1ンシアネートをポリオールと反応させ
、次いでそのニトロ基を芳香族アミン基に還元すること
からなる製法も公知である( US−PS A 2.g
 g g、’139 )。この方法の欠点は、還元操作
のために費用が多くかかることである。
また、或種のへテロ芳香族イソシアン酸エステルが塩基
性加水分解反応によりヘテロ芳香族アミンに変換できる
ことも公知である。しかしながら、H,ジョンの論文[
r J、 Prakt、 Chemie J第130巻
第3 / 9゛頁以下、および第332頁以下Cl93
7年)〕に記載された特定の一種のへテロ芳香族モノイ
ンシアン酸エステルの加水分解条件は、ポリ−NC0−
化合物から脂肪族および/または芳香族アミンへの変換
のためには全く不適当なものであシ、しかも危険を伴う
本出願人が以前に出願した独国特許出願(DE−AA、
2.9 ’(g、’l / 9参照)に記載のポリアミ
ンの多段階製造方法は、NC0−プレアダクトの水性−
アルカリ性加水分解を、過剰量の塩基を用いて不活性溶
媒の存在下または不存在下に行い、次いで、該塩基の量
をはるかに超える量の鉱酸で酸性化して当該カルバメー
トを分解させ、この大過剰量の酸を塩基で中和し、次い
で相分離または抽出操作によシポリアミン生成物を単離
することを特徴とするも9である。
本出願人が以前に出願した独国特許出願第P30391
.00号(未公開出願)には、水と/官能性アルコール
との混合物の中でアルカリ性加水分解を行い、かくして
得られたカルバメートに対して、其後に鉱酸の代りに1
オン交換樹脂を用いて仕上げ操作を行うことからなる方
法が記載されてい゛る。
最近開発された上記の諸方法は以前の方法に比べると、
多くの点において著しく改善された方法といえるけれど
も1.なお改善の余地があシ、すなわち、ポリアミンの
変性によって性質の非常に良好な新規生成物が得られる
かどうかを研究する必要がある。すなわち一層詳細にい
えば、次の理由によシ上記の改善の達成が望まれていた
のである。
(、)特11、。0:。計比ヵ、/、0 / : /ヶ
いし/、−;l’:/である場合には前記のカルバメー
ト反応の代りに尿素化合物生成反応が容易に起り(この
尿素化合物は” H2O−伸長(extension)
 ”を通じて生ずる)、この反応によシ、尿素基を介し
てプレ伸長した生成物が生成する。この結果得られる尿
素基含有ポリアミンは或種の分野では貴重な原料である
けれども、一般的にいえば、加工性の面からみて尿素基
不含有生成物の方が好ましいのである。
(2)  NC0−化合物同志の反応(2量体または3
量体生成反応)またはNGO−化合物と尿素基含有ポリ
インシアネート(ビウレット)との反応等により得られ
る型のNC0−プレポリマーおよび他のNC0−化合物
は、一般に若干量の単量体型1ソシアネートをなお含ん
でおシ、したがってこれは前記の方法の実施時に、たと
えばトリレンジアミンの如き単量体型ポリアミンに変換
される。しかしながら多くの利用分野では・生理学的理
由により、かつ反応性の立場からみて、遊離状態の低分
子量アミンを実質的に含まないものを使用することが望
ましいかまたは必要である。この目的のために、低分子
量ポリ1ンシアネートを含有するNC0−化合物に蒸留
操作を、任意的に真空中で、たとえば薄層蒸発器を用い
て行うことができ、これによってたとえばジインシアネ
ートが除去できる。しかしながら、この蒸留操作はかな
り費用のかがる操作である。
単量体を実質的に含まないものにするためのもう7つの
方法は、たとえばNC0−プレポリマーの製造後に、l
官能性または多官能性ヒドロキシル化合物を添加するこ
とである。しかしながらこの場合には反応器中の滞留時
間が長くなり、操作費が増大する。
(3)  多くの利用分野では、既述の製法によシ得ら
れる型の末端型アミン基含有ポリアミンを、他の末端型
アミン基含有ポリアミン(たとえばアミノポリエーテル
)との混合物の形で使用するのが好ましいであろう。こ
の場合の前記混合物はたとえば分子量2000ニゲ00
0のアミノポリエーテルと、分子量3θ0−2000の
アミノポリエーテルとからなるものであシ得る。
この型の混合物は、たとえば一種またはそれ以上の前記
ポリアミンを相互に混合することによシ調製できる。こ
の記載から予期されるように、これらのポリアミンは相
互に混和しかつ溶は合うものでなければならないが、実
際には、どのポリアミンも常に混和し得るとは限らない
。さらに、同種の反応成分の調製のために同種の製造工
程を反覆実施することは比較的不経済な操作である。
また、この型のポリアミン混合物は、既述の方法に従っ
てNC0−プレポリマーの混合物に変換反応を行うこと
によっても製造できる。この場合にもまた、2種のNC
0−プレポリマーを調製しなければならず、しかもこの
場合には、よシ低い分子量を有するNeo−成分もしば
しば結晶質固体であって、その溶解度(すなわち混和度
)に起因する種々の問題が生ずる。
また、この型のポリアミン混合物は、セミ−プレポリマ
ーにNC0−反応性の一層大きい成分を添“ 加し、次
いでこの成分を過剰量の単量体型ポリ1ンシアネートと
反応させ、かくして得られたプレポリマー混合物を既述
の方法に従って反応させることによっても得られる。こ
のポリアミン混合物調製方法もまた次の如き欠点を有し
、すなわち、第コ段階を設けなければならず、かつ、比
較的高分子量のNC0−プレポリマー中への低分子量N
C0−プレポリマーの溶解度が低いという欠点を有する
結晶質の低分子量NC0−プレポリマーの沈積は、比較
的高分子量のNC0−プレポリマーにNC0−反応性の
一層大きいNGO−反応性成分を添加して予備伸長(p
re−extension )を行うことにより避ける
ことができる。しかしながらこの場合にも第2反応工程
を設けなければならず、かつ、予備伸長されたNC0−
プレポリマーの粘度が増加する。この粘度増加は、NG
O−成分をできるだけ低粘度に保つべきであるという既
述のポリウレタン製造方法にとっては1つの欠点であっ
て、溶媒の使用が必要になる。
/官能性アルコールの存在下にアルカリ性NGO−加水
分解反応を実施した場合には(これは未公開独国特許出
願第P3039bθ0号に記載の方法に従って実施でき
る)、ウレタン基の生成を介して連鎖形成停止反応が起
り得るが、この反応は、NGO−反応性およびアルコー
ル−反応性、および反応条件に左右されるものである。
これは、多くの場合において望ましくない。
意外にも今回次のことが見出された。すなわち、既述の
欠点を全く有しない芳香族および/または脂肪族または
環式脂肪族の変性ポリアミンは、遊離NCO基を含みそ
してNC0−含有量がo、s −90重量%である化合
物を、少なくとも2個のH−活性基を有する化合物の存
在下に塩基と反応させ、その結果得られたカルバメート
基、および/またはカルバメート基およびウレタン基お
よび/または尿素基および/またはチオウレタン基(お
よび任意的に他の基好ましくは/またはそれ以上のポリ
アルキレンエーテル基)を含む化合物に、公知の方法ま
たは本出願人自身の提案せる方法により酸性加水分解お
よび/または熱分解および/またはカルバメート基含有
化合物を含む反応混合物の抽出操作を行うことにより、
対応するポリアミンを回収することからなる製造操作を
行−うことにより製造できることが今回見出されたので
ある。
したがって本発明は第1芳香族および/または脂肪族お
よび/まだは環式脂肪族アミン基を有する変性ポリアミ
ンの製法に関する。本発明では塩基として、丸木周期表
第1および第コ王族の元素の酸化物または水酸化物、低
分子量の珪酸アルカリまたはアルミン酸アルカリ、およ
び/まだは第q級テトラアルキルアンモニウムハ1ドロ
オキサ1ドが使用できる。ただしこれらは、充分な水溶
性を有するものでなければならない。
一層詳細にいえば本発明は、遊離1ソシアネート基を有
する化合物の塩基性加水分解によりカルバメート基含有
化合物を生成させ、このカルバメート基含有化合物から
ポリアミンを回収することを包含する第1芳香族および
/または脂肪族および/または環式脂肪族アミノ基を含
む変性ポリアミンの製造方法において、 (i)  NC0−含有量o、s −llo重量係の芳
香族および/または脂肪族および/または環式脂肪族N
GO−化合物を、任意的にNC0−不活性溶媒中溶液の
形で、 (a)  元素周期表第1および第コ主族の元素の酸化
物および水酸化物、低分子量の珪酸アルカUtたはアル
ミン酸アルカリ、および/または第9級テトラアルキル
アンモニウムハイドロオキサイドからなる群から選択さ
れた塩基と混合する操作を、(b)  脂肪族または芳
香族ヒドロキシル基および/またはアミノ基および/ま
たはチオール基を2個またはそれ以上含有する少なくと
も7種の化合物、および(c)  / NC0−当量当
り少なくとも1モルの水の存在下に行うことによって、
前記NGO−化合物を、カルバメート基およびウレタン
基および/または尿素基および/またはチオウレタン基
を有する化合物に変換させ、そして (11)カルバメート基およびウレタン基および/また
は尿素基および/またはチオウレタン基を含む前記化合
物を含有する反応混合物から前記変性ポリアミンを回収
するために、この反応混合物を、■ プロトン供与体(
プロトンドナー)で処理し、該ポリアミンを分離し、お
よび/または■ 該反応混合物を熱処理し、該ポリアミ
ンを分離し、および/または う ことを特徴とする変性ポリアミンの製造方法に関するも
のである。
本発明方法に公知方法に比して次の如き顕著な効果を奏
するものである。
(1)  NC0−化合物からのアミンへの変換反応が
ワンポット法の如き簡単かつ経済的な方法によって実施
できる。
(2)前記のNC0−化合物の原料成分(たとえば変性
ポリ1ンシアネート、ポリ1ンシアネート、ポリオール
、アミン等)は、市場で大量入手が可能な物質である。
(3)反応収率は実質的に定量的であシ、容積/時間収
率も非常に高い。
(4)普通の反応器を、何等の特別な処置を行うことな
く使用できる、。
(5)本方法はまた連続的に有利に実施できるものでも
ある。
(6)本方法は無害であシ、かつ環境汚染の心配のない
ものである。なぜならばこれは溶媒の不存在下に実施で
き′、そして好ましい具体例では二酸化炭素の発生量は
ごく少量であシ、かつ塩(塩基の反応により生じた炭酸
塩等)の生成量もごく少量であるからである。
(7)  単量体型ポリアミンを実質的に含まない前記
ポリアミンが、遊離の低分子量ポリ1ンシアネートを含
むNGO−化合物から製造でき、しかもこの場合には、
該NC0−化合物を、薄層蒸発法またはそれに類似の処
理法に従って処理することは全く不必要である。
(8)  ウレタン基、チオウレタン基または尿素基を
介して結合した種々のセグメント(ジアミンまたはポリ
アミンの連鎖伸長により生じたもの)を1つの分子中に
含む変性ポリアミンを1反応段階で製造できる。
?9)  、?官能性またはそれ以上の多官能性ポリア
ミンがたとえばコ官能性NC0−化合物、から、H−活
性基を含みかつ比較的高い官能度を有する化合物をNG
O−加水分解反応のときに使用することにより製造でき
る。
本発明はまた、既述の新規方法により得られた新規な変
性ポリアミンにも関する。
本発明はまた、ポリインシアネートおよび/またはブロ
ック化ポリインシアネート(A)と、ポリアミンCB)
、および任意的に、 任意的にブロック化されていてもよい1ンシアネート反
応性基を有する他の低分子量化合物および/または比較
的高分子量の化合物(C)とを、任意的に、 それ自体公知の助剤および添加剤(D)の存在下に、 反応させることによシポリウレタン(たとえば、細胞状
または非細胞状ポリウレタンプラスチック、およびポリ
ウレタンフォーム)を製造するときに、本発明方法によ
シ得られたポリアミン(たとえば芳香族および/または
第1 NH2基を有するポリアイン)を成分(B)とし
て使用することにも関する。
本発明方法に有利に使用できる芳香族および/または脂
肪族および/または環式脂肪族の遊離NC0−基を2個
またはそれ以上含有するNGO−化合物(以下’ NC
0−化合物8と略称する)は、1ンシアネート基のうち
の若干のものを尿素基、ビウレット基、ウレトジオン基
またはインシアヌレート基に変換することによシ得られ
る型の変性ポリインシアネートであシ、あるいは、NC
O−反応性H−基を有する分子量/g、32または60
−/ 2,000の多官能性化合物と、(過剰量の)ポ
リ1ソシアネートとからなるいわゆるNC0−プレポリ
マーでsb、または、NC0−プレポリマーと追加量の
ポリインシアネートとから構成されたセミ−プレポリマ
ーである。
適当な変性ポリ1ノ′シアネートの例には次のものがあ
げられる:たとえば独国特許第八230.77g、、 
 号明細書に記載された型の尿素基含有ポリインシアネ
ート(水変性物)、米国特許第3.l2Q−,1,,0
!i号、第3.20 /、37.2号明細書および英国
特許第g g q、05 o号明細書に記載された型Ω
ビウレット基含有ポリ1ンシアネート、米国特許第3.
0θ八へ73号明細書および独国特許第1.022.7
 g 9号および第八222.01..7号明細書に記
載された型のインシアヌレート基含有ポリ4ソシ了ネー
ト。ウレトジオン基を含むλ量体型またはオリゴマー型
のポリ1ンシアネートも公知化合やであシ、または公知
製法によシ製造できるものである。種々のウレトジオン
−ポリインシアネートが1アナリテカル、ケミストリ、
オプ、ザ、ポリウレタンズ1第1乙巻(■)、ハイーボ
リマーズーシリーズ(ウィリ(1,/ 91.9年)に
記載されている。
本発明方法に有利に使用できる型の尿素基および/また
はビウレット基および/またはインシアヌレート基を含
む変性ポリインシアネートは、一般にNC0−含有量が
5−.37.5重量%好ましくは10−2!;重量%で
あシ、そして実質的にウレタン基を含まないものである
。しかしながら、本発明方法に使用されるNC0−化合
物のうちで特に好ましいものは、ヒドロキシル基および
/マタハ了ミノ基および/またはチオール基を反応性基
として含有する高分子量および/または低分子量化合物
(分子量は一般に約1.0−/2.000’)と、過剰
量のポリ1ソツアネートとを、公知製法に従って反応さ
せることによって得られる型のNC0−プレポリマー(
NC0−含有量は好ましくは/、2−2に重量%)であ
る。
遊離NGO−基を含む化合物の製造の際に有利に使用で
きるポリ1ソシアネートは、原則として、NC0−基は
別として加水分解可能基を実質的に含まない脂肪族、環
式脂肪族、芳香−脂肪族、芳香族および複素環式族ポリ
インシアネートであシ、しかしてこの型のポリインシア
ネートはたとえば次の文献に記載されている:W、ジー
フケン、「ユスツス、リービツヒズ、アンナーレン、デ
ル、ヘミ−」第562巻第73頁−第136頁。この型
のポリ1ンシアネートの例は次式を有するものがあげら
れる。
Q (NCO)。
(上式においてnはコーグ好ましくは一コであり、Qは
炭素原子3−7g個好ましくは6−70個有する脂肪族
炭化水素基、炭素原子を9−’/ 5個好ましくは!;
−/ 0個有する環式脂肪族炭化水素基、炭素原子を6
−75個好ましくは6−/3個有する芳香族炭化水素基
、または炭素原子をg−15個好ましくはg−73個有
する芳香−脂肪族炭化水素基を表わす)。このポリイン
シアネートの具体例を以下に示すエムグーテトラメチレ
ンジイソシアネート、l、6−へキサメチレンジ1ンシ
アネード、/、/2−ドデカフジ1ソシ了ネート;環式
脂肪族ジインシアネート、その混合物またはその位置異
性体および/または立体異性体、たとえばシクロブタン
−/、3−ジイソシアネート(シクロヘキサン−/、3
−および/、lI−ジイソシアネート、l−インシアナ
ト−3,3,3−)リメテル−5−インシアナトメ、チ
ルシクロヘキサン、2.’l−およびコ、6−へキサヒ
ドロトリレンジ1ンシ了ネート、ヘキサヒドロ−八3−
および/または一へq−フェニレンジインシアネート、
ノぐ−ヒドローλ、ll’+および/または−9,ψ−
ジフェニルメタンジインシアネート。しかしながら、特
に適当なポリ1ンシアネートは芳香族ジイソシアネート
、たとえば/、3−および/、q−フェニレンジ1ソシ
アネート、コ、クーおよび2.1.−)リレンジインシ
アネートおよびその異性体混合物、ジフェニルメタン−
,2,tl−および/またはq、ψ−ジインシアネート
(そのアルキル置換誘導体および塩素置換誘導体を包含
する)、およびナフチレン−l、S−ジイソシアネート
である。他の適当なジイソシアネートは、DE−A A
 2.922.966に記載のコー(ω−インシアナト
アルキル)−フェニル1ソシアネートおよびコ、q′−
ジ1ソシアナトジフェニルサルファイド、ならびに、た
とえばEPJf&2’11.、l、!;およびDE−A
屋ユ、93 !r、3 / gに記載のアルキル置換−
ジフェニルメタンジイソシアネートである。
さらに別の適当なポリ1ソシアネートとして次のものが
あげられる:トリフェニルメタンーグ、4”、9” −
トリ1ンシアネート;たとえば英国特許第g 79.t
l30号および第gダg、b 7 /号明細書に記載の
方法に従ってアニリンをホルムアルデヒドと縮合させ、
其後にホスゲン化反応を行うことによシ得られる型のポ
リフェニルポリメチレンボジイソシアネー) ; US
−PSA、、?、954,404 K記載のm−および
p−インシアナトフェニルスルホニルイソシアネート;
たとえばDE−B Aへ/り7.乙Ol(およびUS−
PS屋3..277.13g )に記載された型のパー
クロル化アリールポリ1ンシアネート; US−PS扁
、3.’l 92.330に記載のノルボルネンジイン
シアネート;たとえば米国特許第3.007.973号
明細書、独国特許第1.022.7g9号、第八2,2
.2.01..7号および第1.027.39 ’1号
明細書、ならびに独国特許第1、ヲ29.03 ’I号
および第2.00 ’1.04tg号明細書に記載の1
ソシアヌレート基含有ポリ1ンシアネート;たとえばベ
ルギー特許第73.2.267号明細書、米国特許第3
.399./ 乙&号および第3、乙lI4,957号
明細書に記載された型のウレタン基含有ポリ1ンシアネ
ート;独国特許第7.230.77 g号明細書に記載
のアシル化尿素基含有ポリ1ンシアネート;たとえば米
国特許第、?、6 & 9./ 94号明細書に記載さ
れた型のテロメリゼーション反応により製造されたポリ
インシアネ −  ト 。
また、インシアネートの商業的製造の際に得られる1ン
シアネート基含有蒸留残留物(任意的に、1種またはそ
れ以上の前記ポリインシアネート中に溶解した溶液の形
のものであってもよい)を使用することもできる。既述
のポリインシアネートの混合物もまた使用できる。
一般に、市場で容易に入手し得るポリインシアネートを
使用するのが特に好ましく、その例には次のものがあげ
られる:2.q−および、2.4− )リレンジインシ
アネートおよびその異性体混合物(’TDI’ );ア
ニリンとホルムアルデヒドとの縮合反応の後にホスゲン
化反応を行うことによシ得られる型のポリフェニルポリ
メチレンポリイノシアネート(1粗製MDI’):ウレ
タン基、インシアヌレート基または尿素基を含有するポ
リインシアネート(I変性ポリ1ノシアネー)’)、%
に2.’l−および/またはΩ、6−ドリレンジ1ンシ
アネート、および夕、4t′−および/またはコ、グ′
−ジフェニルメタンジ1ンシアネートから導かれた型の
変性ポリ1ンシ了ネート。特に適当なジイソシアネート
はトリレンジインシアネート、その工業用異性体混合物
、および任意的にその二量体である。
NC0−プレポリマーの製造のために好適な化合物は、
4100− / 2.000特vcttoo−boo。
の範囲内の分子量を有し、かつ反応性基としての反応性
ヒドロキシル基、アミノ基および/またはfyF−ル基
(好ましくはヒドロキシル基)を少なくとも2個、好ま
しくはコーグ個、一層好ましくは2−3個有し、そして
、容易に加水分解され得る基(たとえばエステル基)を
含まない比較的高分子量の化合物である。この型の適当
な化合物の例には、ポリウレタン化学分野において公知
の1ン7アネ一トー反応性基を含むポリアセタール、ポ
リチオエーテル、ポリカーボネート、ポリアミド、ポリ
シロキサンおよび/またはポリプタジエンがあげられる
が、ヒドロキシル基含有ポリエーテルが特に好ましい。
本発明に有利に使用できるヒドロキシル基を少なくとも
ユ個、一般にノー3個、好ましくはコー3個含むポリエ
ーテルは、それ自体公知の化合物。
であって、これ”はたとえば次の製法に従って製造でき
、すなわちエチレンオキサ1ド、プロピレンオキサ1ド
、ブチレンオキサ1ド、テトラヒドロフラン、スチレン
オキサイドまたはエビクロロヒドリンの如きエポキシ、
ドそれ自体を、たとえばル1ス触媒(たとえばBVS 
)の存在下に重合させることによシ製造でき;または、
これらのエポキシド好ましくはエチレンオキサ1ドまた
はプロピレンオキサ1ドと、反応性水素原子含有スター
ター成分パ・パ・)成分たとえば水・7 A/ :2−
 k 、 77モニアまたはアミン(たとえばエチレン
グリコール、/、3−または/、2−プロパンジオール
、トリメチロールプロパン、グリセロール、ソルビトー
ル、17’、17’−ジヒドロキシジフェニルプロパン
、・アニリン、エタノールアミンまたはエチレンジアミ
(この付加反応は任意的に、エポキシドとスターター成
分との混合物を用いて実施でき、あるいはいずれか一方
の成分を他の成分に逐次添加することによシ実施できる
)。サクローズボリエーテル、ホルミトールを出発原料
とせるポリエーテルまたはホルモーズを出発原料とせる
ポリエーテルもまた本発明において使用できる。
0H−1洲−および/またはSH−基を含むポリブタジ
ェンをまた本発明に使用できる[rProgres s
Org、 Coatings J第7巻(3)、第2g
9頁−第3コワ頁(197ワ年)〕。
適当なポリアセタールは、グリコールたとえばジエチレ
ンクリコール、トリエチレングリコール、ti、ti′
−ジヒドロキシエトキシジフェニルメタン、ヘキサンジ
オールと、ホルムアルデヒドとから得られる化合物であ
る。また、本発明のために適当なポリアセタールは、た
とえばトリオキサンの如き環式アセタールを重合させる
ことによっても得られる。
適当なヒドロキシル基含有ポリカーボネートはそれ自体
公知のものであって、これは、たとえばジオール(りと
えば/、3−プロパンジオール、/、4−ブタンジオー
ルおよび/または/、6−ヘキサンジオール)ζジー、
トリーまたはテトラ−エチレングリコールまたはチオジ
グリコールと、ジアリールカーボネート(たとえばジフ
ェニルヵーボネニト)またはホスゲンとを反応させるこ
とによって得られる( DE−BA /、69 ’1.
0 g (7%屋/、9 / 3.90 gs屋2,2
2ハフ5/;DE−A屋λ、g o s、oコt )。
前記ポリアミドの例には、多塩基性飽和または不飽和カ
ルボン酸またはその無水物と、多官能性飽和または不飽
和ジアミン、ポリアミン、およびその混合物とから製造
された主として線状の縮合物があげられる。
ポリチオエーテルの好ましい例には、チオジグリコール
同志および/−1たはそれと他のグリコールとの縮合生
成物があげられる。
既にウレタン基または尿素基を含んでいる′ポリヒドロ
キシル化合物、および任意的に変性されたポリオールも
また使用できる。アルキレンオキサ4ドとフェニル−ホ
ルムアルデヒド樹脂または尿素−ホルムアルデヒド樹脂
との付加物もまた本発明において使用できる。
前記の種々のポリヒドロキシル化合物は、その使用前に
種々の変性方法によシ変性できる。たとえ。ばDE−A
 42.2 / 0.g 39 (および米国特許第3
、g u 9.5 / 5号)およびDE−リー159
グ、/9Sに記載の方法によって、種々のポリヒドロキ
シル化合物の混合物を強酸の存在下にエーテル化するこ
とによって縮合でき、これによって、エーテル橋を介し
て種々のセグメントが結合した構造を有する比較的高分
子量のポリオールが得られる。また、DE−A AコA
;!;q、372記載の方法によシポリヒドロキシル化
合物にアミド基を導入することもできる。
また本発明では、高分子量の重付加物、重縮合物または
重合体を微細分散状態または溶存状態で含有するポリヒ
ドロキシル化合物も使用できる。
このようなポリヒドロキシル:化合物は、たとえば既述
ノヒトロキシル基含有化合物の中でその場で重付加反応
(たとえばポリインシアネートとアミノ官能性化合物と
の反応)や重縮合反応(たとえばホルムアルデヒドとフ
ェノールおよび/またはアミンとの反応)を行うことに
よって調製できる。
このような調製方法はたとえば次の文献に記載さレテイ
ル: DE−B4/、/ 6 g、07 、t、屋/、
コロθ、/ lI2 ; DE−AA2,3217./
 31I%屋コ、4’ 23.9g 9 、墓コ、5/
コ、3g夕、ムコ、り/ 3.g / t、162.!
f; 3;θ、7り6、ムコ、SSθ、7q7、ムコ、
り!r O,g 33、扁2.3 !i 0.gムコ、
&コ、433,293、ムコ、l、、39.2!;4’
0Lかしながらまた、米国特許第、3.g 49.グツ
3号および第コ、5 、!t O,g 60号に記載の
方法に従って、重合体の水中分散物をポリヒドロキシル
化合物と混合し、次いで該混合物必1ら水を除去する操
作を行うことも可能である。
たとえばポリエーテルの存在下にス゛チレンおよびアク
リロニトリルを重合させることによって得られる型のビ
ニル重合体変性ポリヒドロキシル化合物(US−PS屋
3.3 g 、3.3 & / 、屋3,30グ、コア
3、A3.左、! 3,093、屋3./ / 0.乙
9!;;DE−B屋ハ/!;、2.、!;31.)や、
上記の反応をポリエーテルの代りにポリカーボネートポ
リオールの存在下に、  行うことによって得られるビ
ニル重合体変性ポリヒドロキシル化合物(独国特許第7
,769,795号;米国特許第3.637.909号
)もまた、本発明方法に有利に使用できるものである。
特に良好な耐炎性を有するプラスチックは、DE−A&
コ、ダ’I 2,10 /、ムコ、64 ’1,9コλ
、屋2、b 94./ 4 /に記載の方法に従ってビ
ニルホスホン酸エステルおよび任意的に(メタ)アクリ
ロニトリル、(メタ)アクリルアミドまたはOH−官能
性−(メタ)アクリル酸エステルとのグラフト重合を行
うことによって変性されたポリエーテルポリオールを使
用することにより得られる。不飽和カルボン酸および任
意的に他のオレフィン型不飽和単量体とのラジカルグラ
フト重合によってカルボキシル基を導入したポリヒドロ
キシル化合物(DE−Aムコ、7 / 4.コ9/、A
λ、’737.4コθおよびムコ、6り+、’71I6
)は、鉱物系充填剤と組合せて特に有利に使用できるも
のである。
本発明に使用できる前記化合物の代表的な例は、たとえ
ば次の文献に記載されている:「ハイ、ボリマーズ」、
第XVI巻、「ポリウレタンズ、ケミストリ、アンド、
テクノロジー」、サウンダーズーフリシュ、インメーサ
1工ンス、バプリシャーズ、ニューヨーク/Qンドン、
第夏巻、/962年、第32頁−第92頁および第グq
實−第slI頁、および第■巻、/94F年、第S頁−
第6頁および第1qg頁−第1タデ頁:「クンストシュ
トツフーハンドプッフ」、第1巻、ビーウェグーホヒト
レン、カールーハンザーーペルラーグ、ムニヒ、796
6年、たとえば第ttS頁−第77頁。
また、少なくとも2個のイソシアネート反応性水素原子
を含む分子量’I 00− / 2.000の前記化合
物の混合物、たとえば種々のポリエーテルの混合物も勿
論使用できる。
本発明に゛使用され得るNC0−プレポリマーの調製の
際に任意的に使用できる別の原料成分は、少なくともコ
個のイソシアネート反応性水素原子を含む分子量1g−
399好ましくは1.0−399の化合物である。しか
してこの場合にもまた、この化合物は、ポリウレタン化
学分野において連鎖伸長剤または架橋剤として周知の型
の、水および/またはヒドロキシル基および/またはア
ミノ基および/またはチオール基、好ましくはヒドロキ
シル基を含む化合物である。この化合物は一般にインシ
アネート反応性水素原子を2−g個、好ましくは2−1
個含むものである。
この場合にもまた、少なくともコ個のインシアネート反
応性水素原子を有する分子量/g−399の種々の化合
物の混合物も使用できる。
このような化合物の例には次のものがあげられる:水、
エチレングリコール、/、、2−およヒ/、3− フc
x ハフ ジオール、八q−およびコ、3−ブチレフ 
りIJ コ−ル、7.5−ペンタンジオ−tし、八ly
 −ヘキサンジオール、72g−オクタンジオール、ネ
オペンチルグリコール、八クービスーヒドロキシメチル
シクロヘキサン、ツーメチル−へ3−プロパンジオ、−
ル、ジブロモブチンジオール(米国特許第3,7コ、3
.392号)、グリセロール、トリメチロールプロパン
、/、2.6−ヘキサントリオール、トリメチロールエ
タン、ペンタエリスリトール、キニトール、マニトール
、ンルピトール、シアンヒトロンルヒトール、シアンヒ
ドロマニトール、ひまし油、ジー、トリーおよびテトラ
−エチレングリコール、ジー、トリーおよびテトラ−プ
ロピレングリコール、ジスブチレングリコールおよヒソ
れよシ高級な分子量(?9q以下のポリエチレン−、ポ
リプロピレン−またはポリブチレン−グリコ−k 、q
、41’ −ジヒドロキシジフェニルプロパン、ジヒド
ロキシメチルハイドロキノン、エチレンジアミン、ジェ
タノールアミン、N−メチル−ジェタノールアミン、ト
リエタノールアミン、3−アミノプロパツール 本発明の目的に適する別の低分子量ポリオールは、触媒
としての金属化合物、およd共触媒(co−catal
ysts )としてのエンジオールを生成し得る化合物
の存在下におけるホルムアルデヒドハイドシートの自動
縮合反応の際に生ずるヒドロキシアルデヒドとヒドロキ
シケトンとの混合物(ポルモーズ)、またはその還元に
ょシ生じた多価アルコールを含む混合物(ボルミトール
)である(  DE−AAJ、4 39.Og 4. 
4.2.7  /  11.Og lI。
A2.り/ Z、/ 011.&2.27 /、/ g
 6、屋コ、7.7 g、/ 3グ、A 2.73 g
、左/λ)。
一般にあまシ好ましいものとはいえないが、本発明では
次の化合物や混合物も使用できる:脂肪族ジアミンたと
えばエチレンジアミン、/、q−テトラメチレンジアミ
ン、/郭−ヘキサメチレンシアミン、へ/2−ドデカメ
チレンジアミン、およびその混合物;/−アミノ−3,
3,!;−トリメチルー5−アミノメチルシクロヘキサ
ン(イソホロンジアミン)、x、p−およびコ、6−へ
キサヒドロトリレンジアミンおよびその混合物;パーヒ
ドローコ、q′−および−p、lI’−ジアミノジフェ
ニルメタン1、p−キシレンジアミン、ビス−(3−ア
ミノプロピル)−メチルアミン、ジアミノ−パーヒドロ
アントラセン(DE−AA 2.63 g、73 / 
)、DE−AA2.l、 / 11.2 lI<Zに記
載の環式脂肪族トリアミン。
また、ヒドラジンおよび置換ヒドラジンたとえばメチル
ヒドラジンも本発明において使用できる。
本発明において好適化合物とはいえないが使用可能な芳
香族ジアミンの例には次のものがあげられる:DE−A
A八77 へ、!; 2 !;および屋/、g09./
72(および米国特許第3.4511.364号および
第3.736.、.295号)に記載のエーテル基含有
ジアミン;S−位置に置換基を有していてもよいコーハ
ロゲンーへ3−フェニレンジアミン(DE−A屋コ、0
0/、772、&コ、02 !;、g 94および墓コ
、Ob !;、g A 9 ) ; 3,3’−ジクロ
ロ−弘、ψ−ジアミノジフェニルメタン、トリレンジア
ミノ、p、<z’−ジアミノジフェニルメタン、u、t
I’−ジアミノジフェニルジサルファイド(DE−AA
2.1IO11,971>>’、ジアミノジフェニルジ
チオエーテル(DE−AAJ、!t09.’IO’l)
”、アルキルチオ基で置換された芳香族ジアミン(DE
−AA2.63 g、7乙0);スルホネート基または
カルボキシレート基を含む芳香族ジアミン(DE−AA
2.720.11.l、) ;DE−hA:1.63!
;、1100に記載の高融点ジアミン。脂肪−芳香族ジ
アミンの例には、DE−A A 2.73 ll、57
 lIに記載のアミノアルキルチオアニリンがあげられ
る。
本発明方法に使用され得るNGO−化合物の製造のとき
に使用できる別の化合物は、2個の末端型1ソシアネ一
ト反応性基および次式−〇−8i(R)2−(ここにR
は自−04−アルキル基またはフェニル基、好ましくは
メチル基を表わす)の構造ユニットを有する有機官能性
ポリシロキサンである。本発明に適した出発物質は、そ
れ自体公知の末端型有機官能基を含む純粋なポリシロキ
サン、およびそれ自体公知の末端型シロキサン/ポリオ
キシアルキレン共重合体の両者である。
本発明において出発物質として使用するのに適した有機
官能性ポリシロキサンは、たとえば次の文献に記載され
ているものである: DE−B A/、/ / 4,6
32、扁へ/ 90./ 7乙、屋へ2’1g、2g7
、屋コ、5 l13.1.3’g 、またはDE−A&
ユ、35乙、692、Aλ、l145.乙qg5 屋ム
、? A 、、?、F 、!t J、A 、2,4tコ
ワ、コア3またはA2、!; 、5− g、!; 23
゜この場合のカルボ官能末端基は好ましくは脂肪族C,
−06−炭化水素基であシ、そしてこれは任意的に酸素
原子の如きヘテロ原子を含んでいてもよく、そして少な
くとも1個のヒドロキシル基、メルカプト基または第1
−もしくは第コアミノ基を含んでいてもよい。一層好ま
しいカルボ官能基の例には第1−および第1ヒドロキシ
ル基、第1および第コアミノ基があげられる。
末端型第1ヒドロキシル基を含む出発化合物が特に好ま
しい。このカルボ官能基は出発物質中に、たとえば下記
の種類のカルボ官能基の形で存在し得る: −CH20
H,−(CH2)40H,−CHz−0−CHz−CH
z−OH。
−CH2−8−CH2−CH2−OH,−CH2−8−
CH2−CHoH−CH20H。
−CH2SH,−CH2−1ff−CH2−、CH2−
8H,−CH2−NH2、−(CH2)4NH2、−C
H2−NH−C4H11tたは−CH2−NH−C6H
1□。
この有機官能性ポリシロキサンは、式 −0−8i(R)2− の構造ユニットを少なくとも2
個、好ましくはる−30個有し、その分子量は1911
− / 2.000好ましくは1100−30−00で
ある。
既述の如く本発明に使用するに〜適した前記ポリシロキ
サど中には、上記の構造ユニットに加えて、ポリオキシ
アルキレンユニット(特にポリオキシエチレン−およヒ
/またはポリオキシプロピレンユニット)が連鎖中に存
在していてもよい。この有機官能性ポリシロキサンは公
知製法により製造できる。たとえば、特に適当なヒドロ
キシメチルポリシロキサンは、ブロモメチルポリシロキ
サンとアルコール性水酸化カリウム(アルコールカリ)
とを直接に反応させることによって得られ芯。q−アミ
ノブチルポリシロキサン、は、容易に入手し得る対応ニ
トリル化合物の水素添加により得られ、一方、アミノメ
チルシロキサンは、ハロゲンメチル珪素化合物のアミン
化を、アンモニアまたは第1アミンを用いて行うことに
よシ得られる。
多くの場合において、前記官能基は最初に低分子量シロ
キサン中に導入する。かくして得られた生成物を其後に
、公知の平衡化(equil 1bration)反応
によシ比較的高分子量のポリシロキサンに変換させるの
である。
適当な有機官能性ポリシロキサンの例には、次式 %式% 〔ここにRは既述の意味を有し、 Xは一〇−1−R’−(R’=炭素原子を6個以下含む
脂肪族または環式脂肪族炭化水素基)、=S−を表わし
、 Yは炭素原子を2−9個含むアルキレン基、もしくはオ
キシアルキレン基またはポリオキシアルキレン基(ここ
に「アルキレン」は好まシくハエチレンおよび/または
プロピレンである)であり、ただし後者の基は、末端型
酸素原子を除去することにより得られたもので、これは
50個以下のオキシアルキレンユニットヲ有シ、 nは/−100の整数、好ましくは5−29の整数であ
る)を有する化合物である。
本発明において特に適当な有機官能性ポリシロキサンの
例には下記の化合物があげられる。
さH3 HO−CI(鵞−81(CHs h−0−8j (CH
3)2−CH2−OH本発明において特に好ましい有機
官能性ポリシロキサンは、一般式 を有する化合物であって、これは、次式のへへ3,3−
テトラメチル−/、3−ヒドロキシメチルシロキサンと
オクタメチルシクロテトラシロキサンとの平衡化反応を
硫酸の存在下に行うことによシ、あるいはDE−B A
へコ36.j θ&に記載の方法によシ製造できる。
遊離インシアネート基を含むNC0−プレポリマーは、
公知の製法に従って反応体をメルトの形で、または溶液
中で反応させることによシ製造できる。
どの場合においても、Neo基対基柱活性水素原子まし
くはOH基)のモル比はlより大きく、一般にi、s 
: tないしコ、ざ:lであるべきである。ポリインシ
アネートを大過剰量使用することも勿論可能である。こ
のプレアダクトは一般に油ないしろう程度の稠度を有す
るが、この稠度は、選択された出発成分の種類に応じて
種々変化するであろう。
Neo10H比が2より失色い場合には、一般に無伸長
プレアダクトが得られ、一方、 NC010H比がコよ
シ小さい場合にはプレアダクトの平均分子量が大きくな
るであろう。既述の如くプレポリマーの製造の艷には比
較的高分子量の出発成分の他に、低分子量ポリオールを
連鎖伸長剤として使用するこ−とも可能である。この場
合には、比較的高分子量のプレアダクトが得られる。
このようにして得られたNC0−プレポリマーは、単量
体型ポリインシアネートを除去するために蒸留できる。
この蒸留はたとえば薄層蒸発器を用いて行うことができ
るが、一般にこの蒸留は不必要であって、このことも本
発明の利点の7つで゛ある。
すなわち本発明に従えば、薄層蒸発操作(または他の単
量体除去操作)を行わなかったNCO+、プレポリマー
を原料として用いた場合でさえ、単量体型ポリアミンを
実質的に含有しない生成物が得られるのである。
比較的高分子量のポリエーテルグリコールと脂肪族およ
び/または芳香族ジイソシアネートとを/ : /、5
ないし/ : 、2.g 、好ましくは約/ : /、
5ないし/:2の当量比で用いて、かつ任意的に、既述
の型の連鎖伸長剤を用いて製造されたNCO−プレポリ
マーを、本発明方法に用いるのが好ましい。
使用され得る前記NC0−プレポリマーのNCO−含有
量はθ、5−3O重量俤、好ましくはl、2−23重量
%、一層好ましくは/、左−7り重量%である。
また、いわゆるセミポリマー、すなわちNCO−プレポ
リマーと他の遊離ポリインシアネートとの混合物(これ
のNC0−含有量は一層高く、たとえばqO重量%迄の
値であシ得る)も本発明方法に使用できるけれども、こ
れは一般にあまシ好ましいものではない。
遊離NCO基を含む化合物のうちで変性インシアネート
の形のもの(一般にウレタン基を含有しない)、NC0
−プレポリマーの形のもの(ウレタン基を含有する)ま
たはセミプレポリマーの形のものは、その全NC0−含
有量が一般にO,S −<Zθ重量係、好ましくはムコ
−25重量%、一層好ましくは/、!;=/!;重量%
である。アロファネート基、ビウレット基またはインシ
アヌレート基もまた生成できるが、これはプレポリマー
製造の際の反応条件に左右される。比較的高分子量のH
−活性化合物たとえばポリエーテル、ポリアセタール、
ポリカーボネート、ポリチオエーテル、ブタジェン重合
体またはポリジメチルシロキサンを使用した場合には、
既述の基以外の基としてエーテル基、アセタール基、カ
ーボネート基、チオエーテル基、ポリブタジェン基また
はジメチルシロキサン基が反応系に存在するようになる
。アルキレンエーテル基(一層好ましくはエチレンオキ
サイド基、および/またはグロビレンオヤサ1ド基およ
び/ま−たはテトラメチレンオキサイド基)が特に好ま
しい。
NC0−プレポリマーの製造の際に出発物質として了ミ
ノ化合物または水を使用した場合には、これらの出発物
質はまた、たとえば尿素結合も含むものとなる。
本発明方法に従えば、ウレタン基および/または尿素基
および/またはチオウレタン基で変性されたポリアミン
は、遊離NCO基含有化合物から次の如くして得られ、
すなわちNC0−加水分解反応を行い、この反応で得ら
れたNC0−化合物と、本発明に従って同時に存在させ
たH−活性基(好ましくはOH基および/またはアミノ
基および/またはSR基)を含有する化合物との反応に
よって得られる。またこの変性ポリアミンは芳香族およ
び/または脂肪族および/または環式脂肪族第1アミノ
基をも含有し得るが、これらの基の生成状態は、NCO
基含有化合物の使用条件に左右される。
またこのポリアミンは、前記NC0−化合物中に存在し
ていたウレタン基および/または尿素基および/または
ウレトジオン基および/またはインシアヌレート基およ
び/またはビウレット基、および任意的にエーテル基お
よび/またはアセタール基および/またはカーボネート
基および/ま尼はチオエーテル基および/またはジアル
キルシロキサン基および/またはポリブタジェン外基を
も含有し得る。しかしながら、第2反応(副反応)によ
り種々の付加的結合が生ずることもあ−り褥る。
たとえば、既に加水分解された部分(フラクション)お
よび新鮮なNGO−化合物から尿−素基が加水分解反応
実施中に生ずることがあり得る。たとえば脂肪族NC0
−化合物の場合には、このことが第2反応として起るこ
とがあり得る。しかしながら本発明方法の好ましい具体
例では、これらの第2反応はほとんど完全に抑制される
前記ポリアミン中のNH2基の存在量は、wNCO−化
合物中のNCO基の存在量1から′H−活性基を含む化
合物との反応により消費されたNCO基の量1を差引い
た量に相当し、この値は一般に約0、/ −,20,2
重量%、好ましくは0.’l 7− / 3.7重量%
、一層好ましくは0.!; −6,/重量%(NH2と
して)である。
本発明方法は、芳香族NGO−化合物から芳香族ポリア
ミンを製造するときに特に有利に利用できるものである
本発明方法では、スターター成分としてNCO−化合物
を使用し、そして溶媒を使用しないのが一般に好ましい
。しかしながら、たとえば、粘度低下のために、水混和
性NC0−不活性溶媒中に溶かしてなるNC0−化合物
特にNC0−プレポリマーの溶液を使用することもでき
る。この型の適当な溶媒の例にはジメトキシエタン、ジ
エチレングリコールジメチルエーテル、ジオキサン、テ
トラヒドロフランがあげられる。さらに、この型の多少
適性の劣る溶媒は、たとえば炭化水素、塩素化された炭
化水素、低級芳香族化合物、塩素化および/またはニト
ロ化された芳香族化合物である。使用−ド− されるNC0−化合物が固体NC0−プレポリマーであ
るときには、あるいは20−80℃の温度において不融
性、実質的に不融性または高粘性のNCOCグーポリマ
ーであるときには、このNGO−化合物は上記の溶媒に
溶かしてなる溶液の形で使用するのが好ましい。本発明
方法において液状NCO−化合物を溶媒無しに使用する
場合には、その粘性を低く保つために、これはコθ−g
θ℃好ましくは’10−70℃の温度を有することが好
ましい。
NC0−化合物が溶液状のものであるときには、好まし
い温度範囲は20−、’lO℃であるが、この温度は使
用溶媒の沸点までの温度であることが好ましい。
NC0−化合物を溶液の形で使用する場合には、このN
C0−化合物の使用量は溶媒100部当りたとえば/−
1100部であり得る。
第2反応(副反応)の防止のためにNC0−化合物と塩
基性媒質との混合は、できるだけ低い温度の溶液状反応
混合物が得られるような混合方法で行うのが好ましい。
各成分の反応混合物(の大部分)の温度は100℃未満
、好ましくは50℃未満(たとえばo−gθ℃)、一層
好ましくは70℃未満(たとえばθ−90℃)であるべ
きである。
しかしながら連続操作の場合にはこの温度条件は特に臨
界的であるというわけではなく、しかして連続操作の場
合にも同一温度条件が適用できるが、20−70℃の温
度が好ましい。
したがって、反応実施例には塩基性の低粘度媒質の緩度
はできるだけ低く保ち、この温度はたとえば−23ない
し+lIo℃好ましくはo−、:x!i℃行うことがで
きる。しかしながら反応温度の許容範囲は反応成分の混
合方法や反応実施方法にも左右される。
本発明方法では一般に、水、塩基およびNCO−活性基
含有化合物からなる混合物すなわち溶液が反応媒質とし
て使用される。
水の最低使用量は、NH2基に変換さするべきNCO基
1モル当シ水1モルという2化学量論的に必要な量1で
ある。充分な水溶性または充分な溶解力を有する塩基は
、たとえばアルカリ金属水酸化物、アルカリ土類金属水
酸化物およびアルカリ土類酸化物である。低分子量珪酸
アルカリおよびアルミン酸アルカリ、ならびにテトラア
ルキルアンモニウムノ・イドロオキサイドも使用できる
。水酸化ナトリウムおよび−カリウムが特に好ましい。
塩基性媒質に添加するに適したH−活性基含有化合物は
、本発明方法に使用されるNC0−化合物の合成の際の
原料成分として使用される既述のヒドロキシル基、アミ
ノ基およびチオール基を有スる糧々の化合物である。
ヒドロキシル基および/または第1アミン基を含む多官
能性化合物を、本発明方法においてH−活性基含有化合
物として使用するのが好ましい。
この型の化合物のうちで特に好ましいものは、約42−
2000の分子量を有するコないしり官能性化合物であ
り、しかして、少なくとも2個の第1ヒドロキシル基を
有する化合物が非常に好ましく、その例には次のものが
あげられる:エタンジオール、/、9−ブタンジオール
、ハ乙−ヘキサンジオール、ジー、トリーおよびテトラ
−エチレングリコール、ポリエチレングリコール、ホル
ミトール混合物、N−メチルジェタノールアミン、トリ
メチロールエタン、トリメチロールエタンくン;エチレ
ンオキサ1ドと、たとえばトリメチロールプロパン、ト
リエタノールアミン、グリセロールまたはペンタエリス
リトールとの付加物。
アミン官能性化合物のうちでは芳香族ジアミンおよびポ
リアミンが好ましい。H−活性基としてメルカプト基を
含む化合物はあまシ好ましいものではない。特に好まし
い化合物はユ官能性化合物特にへq−ブタンジオール、
l、6−ヘキサンジオール、トリメチルヘキサンジオー
ル、ネオペンチルグリコールである。
種々のH−活性基含有化合物(これらは互いに官能度が
相異なるものであってもよい)の混合物もまた勿論本発
明方法に使用できる。
NGO−反応性基(H−活性基)を1個だけ含む化合物
たとえばメタノール、エタノール、プロノくノール、ブ
タノール(n−5第コー、イソ−および第3ブタノール
)、ヘキサノール、シクロヘキサノール、第1ブチルア
ミン、ヘキシルアミン、シクロヘキシルアミン、ステア
リルアミン、アニリン、ナフチルアミン、N、N−ジメ
チルヒドラジン、N、N−ジメチルアミノプロピルアミ
ン等は、λ官能性およびそれ以上の多官能性のH−活性
化合物に加えて使用できる。a官能性より高い多官能性
NGO−プレポリマーをポリアミンに変換すべき場合に
は、上記のl官能性化合物を使用するのが好ましい。な
ぜならばこれは連鎖形成停止剤として、官能度を低下さ
せるものであるからである。
特に好ましいというわけではないが、他の有機溶媒好ま
しくは水混和性溶媒も使用でき、その例にはジオキサン
、テトラヒドロフランおよびジメトキシエタンがあげら
れる。このような共溶媒は、たとえば水100部当り1
0−1000部使用できる。
前記の塩基、水、少なくとも2個のH−活性基を含む化
合物および任意的に共触媒または任意的に/官能性H−
活性化合物からなる混合物を、以下では1塩基性媒質1
と略称する。
NC0−化合物と塩基性媒質との反応は種々の方法で実
施できる。
ワンバッチ型(one batch−type )の方
法では、NCO基含有化合物を塩基性媒質中に導入する
のである。これは、滴下漏斗、もしくはノズルを介して
の注入によシ実施できる。ただしこの場合には、烈しい
攪拌により充分に分散させなければならない。NGO−
化合物導入時間は、反応により生じる熱の状態に左右さ
れて種々変わるであろう。ただしこの場合には塩基性媒
質の温度が既述の制限値を越えないように、すなわち、
バッチ操作が約90℃好ましくは20℃位で実施できる
ように、冷却を行わなければならない。このことは、た
とえば3官能性およびそれ以上の多官能性NC0−プレ
ポリマーの場合に特に重要である。一方、コ官能性プレ
ポリマーの場合には約6O−70Cまでの短時間の温度
上昇は許容され得るであろう。
1塩基性媒質の容量1対“導入すべき液の容量1の比は
通常的10:lないしl:3である。ただしこの制限は
、NC0−プレポリマーを固体として、ただし微粉砕物
の形(これはあ1#)好ましいものではない)で導入さ
れる場合には適用されない。
大量生産のために特に適当な連続法のl具体例では、或
共通の反応帯域(混合帯域)にNC0−化合物(任意的
に溶液の形であってよい)および水性相を別々に送給し
、該帯域においてたとえばフローミキサー等の手段で烈
しく混合して反応させ、そして該混合帯域から速やかに
除去するのである。
これらの成分は、たとえば目盛付滴下漏斗、もしくはピ
ストン−および/またはダ1アフラム型メータリングポ
ンプにより、あるいは他のメータリングユニットによシ
メータリングを行うことができる。連続的メータリング
の場合には、所定の2つの成分を混合し、反応させ、そ
して非常に速やかに反応帯域から排出させる(数秒ない
し7秒、または1秒未満)のが好ましく、しかしてこの
ときには、適当なユニットたとえば機械的ユらットを使
用するのが有利である。本発明に使用するのに適したフ
ローミキサーは、固定バッフルを有する静置型ミキサー
、およびローター/ステータ一部村上に可動部材を有す
るダイナミックミキサーに分類できる。これらは加熱ま
たは冷却できるようになっている。
静置型ミキサーの場合には、必要な混合エネルギーはポ
ンプで発生させる。一方、ダイナミックミキサーの場合
には、別個に設けたモーターによジローターを回転させ
るようになっている。
いずれの場合においても、1ンシアネート基の変換反応
はまた前記動力にも左右され、一層具体的にいえば、該
動力によシ生じた剪断力にも左右され、換言すれば、塩
基性媒質中のNC0−化合物の微細分散度にも左右され
る。
静置型ミキサーは次の如く分類できる。
(a)  単純な取付部材(たとえばコイル)を有する
ミキサー〔たとえば米国ケ二ツクス社で製造さくR) れた「スタチック、ミキサー」  (これはコイルを有
する)〕; (b)  マルチチャンネルきキサ−(たとえば西独の
アーヘナー、ミツシュー、ラント、タネトマシーネン、
ファプリク社で製造されたr AMK−ロスーISG−
ミキサー」); (c)  いわゆるバッキングミキサー(たとえばスイ
スのウィンターツールのズルツアーAGで製造された「
スタテックミキサー」、および西独バイエルAGで製造
されたrnMxlキサ−」);(d)  混合ノズル(
たとえば西独シュツウトガルトのレヒラー社で製造され
た「ミキシングノズル」、および西独ビルリングホーフ
ェンのヘンネツケ社で製造されたr HK−マシーン」
中の「ミキシングチャンバー」);これは、出発成分を
その中を加圧下に通過させて反応器に注入するよ−うに
構成されていて、静置型ミキサーのl変改例とみなし得
るものである)。
同様な機構で作動するさらに別の静置型ミキサーは、米
国コネクテカット州のソニック社で製造(R) された「インターミキサー」  であって、これは、分
散すべき物質を可動リード上に噴霧してこのリードを振
動させ(約300Hz)、これによって、そこを通過す
る物質が烈しく分散、混合できるように構成したもので
ある。
本発明方法に使用するのに適したダイナミックミキサー
の例には次のものがあげられる:エカトRMT社(西独
ショウブハイム)、リグトニン社(西独フィー1−ゼン
プルグ)およびヘンネツケ社(スパクドスターラー)で
製造されたフローミキサー;しかしてこれらのミキサー
は、シュプラートン、アラニル、ラント、ラッカー0H
G(西独ノルフ)で製造された[シュプラートンホモゲ
ナ(R) イザー」  や、ヤング、ラント、ケンケルKG(西独
シタラフエン)で製造された[デ1スパツ(R) クスーリアクター」  の如き公知インペラーホモジナ
イザーと同様に、ステーター−ローター駆動方式で駆動
されるものであるが、送給または移送の目的には使用で
きない。必要な分散エネルギーは、所望分散度、使用さ
れるミキサーの型、出発物質の粘度に左右されて種々変
わるが、一般に約/−10KW//ミキサー容量または
それ以上である。
一般に反応成分はフローミキサーに約−2S℃ないし+
tI0℃の温度において供給される。ダイナミックミキ
サーを使用した場合には剪断力が作用するから反応温度
が約!;0−/kO℃に上昇する。この温度上昇の度合
は、反応中に発生した熱量に左右される。しかしながら
一般に、この温度は700℃以下に保つのが最も好まし
い(もし必要ならば、混合ユニットの冷却により上記反
応温度を所望値に保つことができる)。
他の共i媒を使用する場合において、それが水“   
の沸点よシ低い沸点を有するものである場合には、前記
温度はこの沸点よυ下の温度に保たなければならない。
反応成分はフローミキサーに、できるだけ低い粘度をも
つ物質の形で、できるだけ低い温度で供給するのがよい
。既述の如く、個々の成分は上記に示された温度に加熱
または冷却できる。ダイナミックミキサーを使用したと
きには、生じた剪断力の影響で混合帯域内の大部分にお
いて温度がかなシ上昇することがあり得るが、この温度
上昇度は、反応によ多発生した熱量に左右される。しか
しながら一般に、この温度は100Cよシ低く、好まし
くはるOCよシ低く、一層好ましくは20−110℃に
保つのがよい(この温度維持は、混合ユニットの冷却に
よシ行うことができる)。烈しい混合が行われ、反応が
速やかに行われ、かつ反応混合物の排出も迅速に行われ
るから、この温度条件は回分法の場合と同様な完全臨界
条件というわiではない。他の共溶媒を使用した場合に
は、この温度は該共溶媒の沸点より低く保つのがよい。
アルカリ、アルカリ土類およびテトラアルキルアンモニ
ウムハイドロオキサイドの使用量(当量単位)はNCO
基/個当シo、3: /ないし2:lであることが好ま
しい。反応を連続法により実施する場合には、任意的に
、イソプロノきノールまたは1−ブタノールの如きH−
活性基含有溶媒が使用できる。
本発明方法では、得られる生成物の構造は、水対塩基対
H−活性化合物(好ましくはH−活性基を2個含む化合
物)の比の値、およびNGO−化合物に対するその関係
に大きく左右されて種々変化する。また、生成物の性状
は本発明方法のノくラメ−ター(たとえば攪拌速度)に
もかなシ影響されるので、この事実もあるために、上記
の相互関連性の解明はかなり困難である。
塩基性媒質中にH−活性基含有化合物が存在しない場合
において(これは本発明の範囲外のことであって、単に
1説明1のためにここに記載されたにすぎない)、塩基
対NCOの比が約O,3: /ないし/:lである場合
には、アミン含有生成物力;得られるが、この生成物で
は、上記の塩基対NCOの比の値が高くなるにつれてそ
の尿素ユニット含有量はますます低くなり、結局この生
成物の構造は、NGO基からNH2基への完全変換反応
により得られた生成物の構造に段々近づくであろう。し
力・しながらこのことは、塩基対NGO比〉/の場合に
は尿素基が全く生成しないことを意味するものではない
。若干の因子(たとえば温度、攪拌速度、ならびに、高
粘度物質の蓄積等による塩基分布状態の不均質性)のた
めに、塩基対NCOの死力Q/である場合でさえ尿素基
が生ずるのである。単量体を含まないNGO−化合物を
使用した場合には、尿素基を介してプレ伸長(水伸長)
が起り、一方、単量体を含むNC0−化合物を使用した
場合には、尿素基を介してプレ伸長したアミン含有生成
物の他に、低分子量尿素化合物も生ずる。このことは特
に回分操作の場合に顕著である。余分の尿素力;実質的
に生成しないような塩基対NCOO比は約/、/ !;
ないし1.30であることが見出された。塩基l当量当
りH−活性基含有化合物を/モル使用でき、これによっ
て、”NH2基に変換されないNGO基の各々1をほぼ
所定期間内にH−活性基と反応させることができる。H
−活性基含有化合物の使用量は、塩基とH−活性基含有
化合物との量(当量単位)の合計とイソシアネート化合
物の量(当量単位)との比が約/、/ 5− /、3θ
(尿素の生成を厳格に阻止すべき場合)または〉o、3
ないし八〇(其他の場合)になるような使用量であるこ
とが好ましい。しかしながら原則として、この比はく0
.3であってもよい(ただしこれは実用上の理由からあ
まシ好ましくない)。
H−活性基含有化合物の添加量、換言すれば、H−活性
基含有化合物と塩基との比の値は、使用されるNC0−
化合物の種類、およびH−活性基含有化合物の添加の目
的に応じて種々変えることができる。
たとえば、少量(たとえば/−2重量%)の単量体型ポ
リイソシアネートをなお含んでいるNC0−プレポリマ
ーからアミンを製造するときに、該単量体型ポリインシ
アネートからの低分子量ポリアミンの生成を阻止するか
またはその生成量を大きく減少させることが所望される
場合には、H−活性基含有化合物を”所定量1より少な
く使用することが必要であり、ただしこの1所定量1は
、NGO−セミプレポリマー(すなわち、NC0−プレ
ポリマーと、〉コ重量%の遊離ジイソシアネートとの混
合物)を数種のアミンの混合物に変換させる場合の1所
定量′、または線状ジイソシアネート化合物から、それ
と3官能性以上の多官能性H−活性基含有化合物との反
応によシ3官能性以上の多官能性ポリアミンを製造する
場合の所定量を意味する。同様に、原料である1ンシア
ネ一ト化合物の官能度を基準としてアミン生成物の官能
度を一層高くすることだけが所望される場合には(たと
えばモノアルコールの添加等によって多官能性ポリオー
ルの添加量を減少させて官能度をユ、0から2.3に高
めることが所望される場合には)、このH−活性基含有
化合物の使用量を減少させることが必要である。一般に
、塩基対H−活性基含有化合物中のH−活性基の当量比
は/:9ないし9.9:θ、/、好ましくは/ニゲない
しq:/である。
イソシアネート基と水性塩基との反応を一層容易にする
ために種々の添加剤が使用できる。たとえば、反応混合
物の均質化のために、標準的な市販乳化剤1種またはそ
れ以上を適量使用でき、たとえばθ、θ/ =/重量部
(反応混合物700部当り)使用できる。
同様に、個々の用途に特有な要求条件に適合した種々の
添加剤が塩基性媒質に添加できる。このような添加剤の
例には(一般に可溶性の)帯電防止剤、防汚剤、疎水性
化剤、可塑剤、安定剤、顔料等があげられる。しかしな
がらこれらの添加剤は、 NGO−化合物との混合後に
添加するのが好ましい。
すべてのNGO基を完全に変換させた後に、ただし真後
の処理を行う前に水□または水混和イ有機溶媒を添加で
きるけれども、これは必ずしも必要というわけではなく
、むしろあまり好ましくないといえよう。この型の適当
な溶媒の例には次のものがあげられる:低級アルコール
たとえばメタノール、エタノール、インプロノ(ノール
;エーテルたとえばテトラヒドロフラン、ジオキサ?、
ジメトキシエタン、ジエチレングリコールジメチルエー
テル。
本発明に従えば、NGO−化合物と塩基性媒質とを混合
して反応させることによシ得られたカルバメート基含有
化合物が次の方法によりアミノ基含有化合物に変換され
、すなわち、カルバメート基およびウレタン基および/
″!たは尿素基および/またはチオウレタン基、ならび
に任意的に他の基を含む化合物を含有する反応混合物を
、(a)  少なくとも同じ当量のプロトン供与体(塩
基の使用量基準)で処理する(方法人)か、または (b)  熱処理する(方法B)か、または(c)  
ア、ミン含有生成物の回収のために溶媒で抽出する(方
法C) ことによシ、アミン基含有化合物(生成物)が得られる
。これらの方法A、BおよびCはすべて連続的または回
分的に実施できる。これらの方法全部において、特に方
法人において、カルバメート基含有化合物の分解促進の
ために真空を適用するのが有利である。また、これらの
方法を組合わせて実施することも可能である。
方法A 少なくとも同じ」のプロトン供与体を用いる処理少なく
とも同じ醋のプロトン供与体による、カルバメート基お
よびウレタン基および/または尿素基および/またはチ
オウレタン基を含む化合物(以下「カルバメート混合物
」と略称する)の処理は、不溶性重合体型骨格に結合し
た酸を用いて実施でき(方法A/)、または液状または
可溶性の鉱酸または無機酸を用いて実施できる(方法A
、2)。このコつの方法は相互に組合わせて実施でき(
ただしこれは好ましいことではない)、またこれらの方
法は連続的または回分的に実施できる。
方法A/ 本発明方法においてプロトン供与体として使用するのに
適した酸性1オン交換体は、不溶性重合体型骨格中に不
安定な酸型水素原子(、acidhydrogan a
toms )を含む物質である。本発明方法に特に適し
た重合体型の酸は、重合体型基体構造体(ヘース)トシ
てのスチレン/ジビニルベンゼン骨格を有し、そしてこ
の骨格に、酸性官能基としてのスルホン酸基、および任
意的にC0OHアンカー基含有重合体型アクリル酸基が
結合した構造を有するイオン交換樹脂である。
本発明方法では、前記カルバメート混合物が前記イオン
交換体と組合わせて使用される。前記酸性イオン交換樹
脂をカルバメート混合物に添加する(方法/)か、ある
いはその逆の操作を行う(方法2)か、あるいはイオン
交換樹脂およびカルバメート混合物を別々に、共通の反
応帯域に供給する(この場合には反応体のうちの7種の
一部を予め反応帯域に導入しておいてもよい)がという
ことは、本発明方法にとって特に重要なことではない。
イオン交換樹脂とカルバメート混合物との混合は、ガス
発生率(ガス発生強度)および装置の寸法を考慮に入れ
て、それに適する混合速度で行うのがよい(10−30
0分間)。
しかしながら、ガスの発生は、多分余剰量の塩基の中和
後のみに起るであろう。
この2つの成分を混合したとき、ごく僅かの温度上昇が
起る。10−70℃の温度が好ましいことが見出された
が、この温度は外部加熱により調節するのがよい。
イオン交換体は、ガスの発生が止むまで添加する。60
−700℃に短時間加熱すると溶存二酸化炭素が逸失す
る。酸性イオン交換体から水素イオンがl当量または少
なくとも少し過剰量(アルカリl当量当り)生ずるよう
に、好ましくはへ〇/−7.g当量生ずるように、酸性
イオン交換体の使用量を定めるべきである。
反応に関するデーターが公知であシセして該反応を連続
的に実施すべき場合等には、逆の操作(すなわちイオン
交換体を最初に反応帯域に供給することを包含する操作
)を行うのが一般に好ましい(方法、2)。反応終了時
には反応混合物は塩基性であり、その塩基性の強さは、
遊離アミンの含有量およびその塩基度に相応する値であ
る。
反応生成物の仕上げ操作は簡単であって、たとえば次の
如〈実施できる。
液状または溶存状態のアミン含有生成物を含む液相と、
電荷を有するイオン交換体(固相)とを漣過によシ相互
に分離する。電荷を有する1オン交換体は適当な溶媒(
たとえばメタノール、エタノール、ジオキサン)で洗浄
し、その洗液を最初のF液と一緒にするのが好ましい。
この溶媒を蒸留(蒸留条件はたとえば77ミリバ一ル/
lθθ℃、およびθ、/−、7.3ミリバール/100
℃)によシ除去することにより、最終生成物が無色ない
しベール黄色の液またはペーストまたは結晶゛質固体の
形の残留物として得られる。
この方法を連続的実施態様で行うときには、重合体型酸
性物質を定置状態で使用できる。適当な方法は、コラム
たとえばガラスコラムに酸性1オン交換体を充填し、そ
してその中をカルバメート混合物を加圧下および/また
は重力の作用下に流下させることである。この操作は、
任意的に数回反覆することもできる。適当な通気手段を
設けて二酸化炭素を除去しなければならない。アミン含
有生成物が完全に生成した後に、これを生成物相からた
とえば蒸留によシ分離する。カルバメート混合物の分解
後に、充填コラムをたとえばメタノールで洗浄するが、
その洗液は任意的に生成物相と一緒にするこ、とができ
る。この抽出の後に、このイオン交換体を公知方法によ
シ再生する。
1−1オン交換用バツテリー1と称される装置を使用す
るのが有利であって、この装置では酸分解的な分解反応
、溶媒抽出およびコラム充填物質の再生がそれぞれ、別
々のコラムで同時に実施でき、かつこれらのコラムは相
互に結合できるようになっている。
方法A2 方法人2では液状または可溶性の有機酸または鉱酸が使
用される。正確な量(当量)の酸(塩基の全量基準)を
使用するのが好ましいが、DE−O8A 2.9グg、
グ/ワに記載の如く酸を過剰量使用することもできる。
方法A2には2つの実施態様A2//およびA2/2が
あるが、態様A2/2は連続的に有利に実施できるもの
である。
態様A2// カルバメート反応混合物を酸成分に滴下するのである。
使用される酸は強酸であって、これは任意的に水性鉱酸
であってもよい。たとえば塩酸、硫酸、希硝酸、燐酸等
が使用できる。また、有機酸も使用でき、その例には蓚
酸、蟻酸、酢酸またはそれと同程度の強度の有機酸があ
げられる。
塩酸や硫酸を使用するのが好ましい。硫酸が特に好まし
い。最初の導入時の酸の温度は0−;10Cであること
が好ましい。カルバメート反応混合物は攪拌下に7分な
いし6時間、好ましくは30分ないしコ時間を要して導
入し、反応混合物の温度は外部冷却によシタθ℃よシ低
く、あるいは25℃よ!ll低く保つ。カルバメートの
添加時間はガス放出強度に左右されて種々変えることが
できる。
酸/塩基当量比は約l:/とし、すなわち塩基/val
当シプロトン/ valが使用されるようにする(すな
わち実質的に同一当量にする)。これによって反応混合
物は中性ないし塩基性になシ、そのpH値は、アルカリ
塩またはアミン塩と芳香族または脂肪族アミノ化合物と
の混合物OpH値に相当する値になる。次いで反応混合
物を20℃においてター3θ分間攪拌する。
液状了ミノ化合物の場合には、その仕上げ操作はたとえ
ば次の如〈実施できる。蒸留(蒸留条件はたとえば15
−700トル、浴温度qθ−7SO℃)によシ反応混合
物を揮発性留分から分離し、濾過によシ沈澱塩を分離し
く濾過はたとえば加熱可能圧力フィルターを用いて行う
)、そして蒸留をたとえば0.θ/3−20ミリバール
/g0−150℃においてコ時間行って微量の揮発性成
分を除去し、残留物としてアミン含有生成物を得る。
アミン化合物が固体の形で沈澱するものである場合には
、これを戸別し、そして必要に応じて標準的精製方法た
とえば再結晶、もしくは溶解および再沈澱によシ精製で
きる。
態様A2/2 態様A、2/2は態様A、2//よシ一層好ましいもの
である。
態様A2/2ではカルバメートlff1分および酸成分
を別々に、共通の反応帯域に供給する。この場合には、
同一量(当量)の塩基および酸を同一所要時間で反応帯
域に送り、これによって2つの反応成分の間のアンバラ
ンスを避けるような供給方法でこれらの成分を供給する
のが好ましい。反応成分のメータリングは、たとえば目
盛付滴下漏斗により、あるいはピストンメータリングポ
ンプによシ、あるいは他の機械的メータリングユニット
を用いて行うことができる。
異能の点について述べれば、保持温度および反応混合物
の仕上げ方法は態様A2//の場合と同様である。一般
に、反応時間もまた態様A2//の場合と同様である。
しかしながら、連続操作の場合には適当な混合機を用い
て両方の成分を非常に速やかに混合して反応させるのが
好ましい(たとえば数秒間または1秒未満の時間内に混
合、反応させるのがよい)。
酸を過剰量使用した場合には、仕上げ操作はDE−O8
A 29qgグ/9に記載の方法と同様な方法に従って
実施できる。
一般に、方法Aは方法Bおよび方、法Cよりも好ましく
ないものである。
態様B(熱処理) カルバメート基をアミノ基および炭酸塩に加水分解する
ために熱処理を約200℃までの温度において行うこと
ができ、これによってカルバメート基含有化合物からそ
れに対応するポリアミンを生成させることができる。こ
の熱処理は非真空下(B// )または真空下(BI3
 )に連続的または回分的に実施できる。
本発明方法における回分的操作の/具体例では、好まし
くはカルバメート基含有化合物の生成直後に同一反応器
内で、カルバメート基含有化合物を含む反応混合物を≧
llO℃、好ましくは〉60℃、一層好ましくは230
℃、ただしせいぜい約2001  ℃までの温度に36
0分間、以下、好ましくは5−1g0分間、一層好まし
くは30−120分間、熱源を用いて加熱する操作が行
われる。この熱源は乙θ−コOO℃、好ましくは100
7/ろ0℃の温度を有するものである(たとえばスチー
ム浴またはン申浴と、加熱板上通路たとえば貫通型加熱
管とが使用される)。この温度範囲は好ましくは約60
−100℃、一層好ましくはgO−100℃である。し
かしてこの温度は、過剰量の水および溶媒の還流(任意
的に真空が適用できる)によって調節できる。こあ熱処
理の間に少量の二酸化炭素の逸失があり得るが、このガ
スの発生は熱処理の終期に一層顕著である。
この熱処理の間に使用塩基の炭酸塩(たとえば、任意的
′に種々の水和度の炭酸塩および水素炭酸塩)が生ずる
。たとえば炭□酸水素カリウムが生成し得る。
主として非真空下に熱処理に供されるカーボネート混合
物の溶媒成分が水からなるか、または比較的大量の水と
比較的少量の有機溶媒からなるか、もしくは比較的少量
の水と比較的大量の、高度の塩溶解力を有するプロチッ
ク溶媒または中性溶媒(アプロチック溶媒)または極性
溶媒(たとえばメタノール、ジメチルホルムアミド)か
らなるものである場合には、炭酸は主として溶液中に残
留する。
熱処理に供されたカルバメート混合物の溶媒成分が比較
的少量の水と比較的大量の、比較的弱い塩溶解力を有す
る溶媒(たとえばn−ブタノール、i−ブタノール、テ
トラヒドロフラン)とからなるものである場合には、炭
酸塩の一部が確実に沈澱するが、これはF別できる。
熱処理の後に溶媒は留去させる。この蒸留は常圧下また
は真空下に、たとえば0.2−930ミリバールの圧力
下に実施できる。内部温度は使用溶媒の沸点、溶媒の混
合比に左右されて種々変わるが、たとえば常圧蒸留の場
合にはgO−10OCであり、真空蒸留の場合にはtt
o−6ocであることが好ましい。少量の揮発性成分が
残留した場合には、温度を700℃未満に下げ、真空(
減圧)蒸留を0.0 / −6ミリバールの圧力のもと
で行うのがよい。
残留水分は次の方法で除去できる。すなわち、水と共沸
混合物を形成し得る溶媒(たとえばトルエン)を添加し
、次いで再蒸留を任意的に減圧下に行うことによシ、残
留水分が除去できる。炭酸塩は、コθ−90℃、好まし
くは乙0−90℃の温度を有する液状ポリアミン含有蒸
留残留物から、瀉 たとえば濾過、遠心分離、傾斜またはその類似手段によ
シ分離できる。この分離は、加熱可能圧力フィルターを
用いて、たとえば約0J−II バールの過剰圧のもと
で行うのが好ましい。
多くの場合において、相分離操作により有皇相(アミン
を含有する)と水性相(塩および水を含有する)とに分
け、そして水性相を有機相を単離することができるが、
これは好ましい操作である。
異径のアミン相の蒸留の際に、留去させなければならな
い溶媒(一般に水)の量が一層少なくなり、かつそれに
加うるに、F別すべき塩の量も比較的少なくなシ、そし
てこのことは濾過時間に好影響を与え、すなわち濾過時
間が短縮できるという効果をもたらす。
もし所望ならば濾過残留物を、任意的に同じ型の他の濾
過残留物と一緒にした後に、適当な溶媒(すなわち、前
記アミンを溶解するが炭酸塩は溶解しない溶媒)を用い
て抽出操作を行って、その中に残存している少量のアミ
ン生成物を回収することができる。適当な溶媒の例には
次のものがあげられる:ハロゲン化好ましくは塩素化さ
れたアルカンたとえばトリクロロメタン;液状芳香族炭
化水素たとえばトルエン。
方法BII′i、′tた回分的実施態様も包含し、これ
は種々の実施方法に従って実施できる。
たとえば、水および他の溶媒が留去されるような条件の
もとで熱処理を行ってカルバメートを分解させることが
でき、しかしてこの実施方法は好ましいものである。こ
の場合には、60−200℃好ましくは100−160
℃の温度を有する熱源を使用してカルバメート含有反応
混合物をンqO℃、好ましくは〉60℃、一層好ましく
は〉gO″Cの温度に約30−’IgO分間加熱でき、
しかして溶媒はこの熱処理の間に留去させることができ
る。この熱処理と蒸留との同時操作は、任意的に減圧下
に、たとえば200−9.!tOミリバールの圧力下に
行うことができる(方法B/、2)。この操作は、圧力
低下が徐々にかつ連続的に起るような条件のもとで行う
ことができる。たとえば蒸留を常圧下に開始し、そして
約0.5ミリバールの低圧下に終了させることができる
別の具体例では、ポリアミンと炭酸塩とを分離する前に
溶媒が添加される。吸引濾過すべき混合物の粘度が極端
に高い場合、および沈澱した炭酸塩が微細結晶質物質で
おる場合、および炭酸塩沈澱の生成が不完全にしか起ら
なかった場合には、今述べた具体例の如き操作を行うの
が有利である。
適当な溶媒の例には次のものがあげられる:エーテルた
とえばジオキサン;低級アルカンたとえばペンタン、ヘ
キサン;塩素化された炭化水素たとえばジクロロメタン
、トリクロロエタン;低級芳香族炭化水素たとえばトル
エン、キシレン。前記の塩およびアミンをたとえば濾過
によシ相互に分離した後に、このアミン溶液から使用溶
媒を留去させる。残留水分を共沸的に除去し得る溶媒た
とえばトルエンを使用するのが有利である。
別の態様によれば、熱処理の実施前または実施中に、等
量未満の酸(使用塩基の当量値基準)たとえば塩基性化
合物/当量当シ酸0.0 / −0,9g当量がカルバ
メート反応混合物と混合される。適当な酸の例には次の
ものがあげられる:硫酸、塩酸、燐酸、反応条件下に酸
化しない種々の酸:強有機酸たとえば蟻酸、クロロ酢酸
、酢酸、他の有機酸、好ましくは少なくとも酢酸と同程
度の強度を有する酸;酸性イオ力奔鼻交換体。
溶媒を留去させた後に、炭酸塩とたとえば硫酸塩、水素
硫酸塩(酸性硫酸塩)、塩化物、燐酸塩等との混合物を
炉別する。この場合においても温度および圧力は既述の
場合と同様な制限のもとで種々変えることができ、そし
て分離実施前に適当な溶媒が添加できる。
熱処理実施前またはその開始の際に二酸化炭素を導入す
るのが有利なこともあシ得る。これは、塩基NCOO比
が〉lであるときに特に有利である。
これによって、余剰の塩基は炭酸塩に変換される。
他の点については、既述の操作方法の揚台と同様である
さらに別の態様について説明する。この場合には、実質
的に無水の媒質中で塩基と共に難溶塩を形成し得る化合
物が添加できる。この添加は熱処理の前に行うのが好ま
しい。この操作方法は、任意的に含水塩の形の炭酸塩に
可溶であシそして溶媒には難溶である生成物の製造の場
合に有利な方法である。塩基と共に塩を形成し得る適当
な溶媒は、好ましくは炭酸またはカルボン酸のエステル
、たとえば蟻酸、酢酸、プロピオン酸または安息香酸の
メチル−またはエチノリエステルである。これらは、す
べてのハイドロオキサイドイオンがエステル基含有化合
物等の反応性化合物に到達し得るような使用量で使用す
るのが好ましい。少し過剰に使用するのが好ましいけれ
ども、比較的大きい過剰量使用することも可能である。
この場合の熱処理は既述の場合と同様な条件下に実施で
き、仕上げ操作も既述の場合と同様な方法に従って実施
できる。炭酸塩の他にたとえば酢酸塩等も沈澱し(酢酸
エステルを使用した場合)、アルコール成分は仕上げ操
作実施中に留去せしめられる。
前記の種々の処理方法およびその変法のすべてにおいて
、これらを連続的に実施することができる。カルバメー
ト基含有化合物を含む反応混合物を連続的に製造した後
に、この反応混合物の熱処理によりポリアミンを生成さ
せてこれを連続的に回収するのが好ましい。
原則として、この連続的操作方法は、任意的に希釈剤の
添加によ砂液状化された反応混合物を、加熱帯域内を通
過させることを含むものである。
加熱帯域の温度および大きさく寸法)が、熱処理所要時
間を決定するであろう。加熱帯域の温度として、溶媒の
少なくとも一部、好ましくは溶媒全部が完全に蒸発し得
るような温度が選ばれる。もし所望ならば、加熱帯域は
減圧下に操作でき、たとえば0.3−950ミリバール
の低圧下に、好ま7 しくはtoo−gooミリバール
の低圧下に操作できる。加熱帯域の温度は40−200
℃、好ましくは/QQ−/40℃である。加熱帯域の温
度はその中の種々の場所においてそれぞれ異なっていて
もよいが、分解すべきカルバメート混合物はコ0θ℃を
越えるような高温に加熱すべきではない。この型の加熱
帯域の簡単な具体例として、薄層蒸発器があげられる。
加熱帯域がフィルター異能の塩分離手段を有しないもの
である場合には、そこで生じたアミン/塩混合物の分離
操作は、回分操作の説明のところで述べた任意の公知分
離方法に従って実施できる。
方法C(溶媒による抽出) カルバメート混合物を適当な溶媒で処理することによシ
、カルバメート基含有化合物をそれに対応するアミン基
含有化合物(本発明に係るポリアミン)に変換すること
もできる。
この目的に特に適した水混和性有機溶媒は、カルバメー
ト基含有化合物および生成炭酸塩には非溶媒であるが、
生成アミノ酸には効果的な溶媒であるような物質である
。このような溶媒の例には次のものがあげられるニジク
ロロメタン、トリクロロメタン、テトラクロロメタン、
シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン、ペンタン、ヘ
キサン、ベンゼン、トルエン。ジクロロメタンが特に適
当である。
たとえば、この溶媒は10−’1000部、好ましくは
20−300部、一層”好ましくはgo−1!;OBC
カルバメート混合物中の水100部当り)使用され得る
。この処理は20−4’OCにおいて行うのが好ましい
けれども、これを一層高い温度において行うこともでき
、しかしてこの処理を行い得る最高温度は、使用溶媒の
沸点である。
必要な処理および抽出を行うための所要時間は一般に、
室温の場合には約1時間−3日間、好ましくは2時間−
1日間であるが、処理温度を上げると所要時間は短かく
なる。水性相および有機相の両者が透明になったとき、
および酸を添加しても有機相がもはやそれ以上発泡しな
くなったときに、反応を停止させる(たとえばエタノー
ル:これは各相の均質化のために、前もって添加してお
く)。
処理中は反応混合物を攪拌するのが好ましい。反応完了
後にこの2つの相を相互に機械的に分離し、有機相から
有機溶媒を蒸留により除去する。残留揮発性成分(少量
)はたとえばO0/ミリバール/100℃における蒸留
により除去できる。
しかしながら′原則として、水混和性溶媒を使用するこ
とが可能である。ただしこの溶媒は、炭酸塩に対しては
少なくとも水より一層溶解度の低い貧溶媒でなければな
らない。この型の溶媒の例には次のものがあげられる:
メタノール、エタノール、n−プロパツール、i−プロ
パツール、n−ブタノール、i−アミルアルコール;環
式エーテルたとえばジオキサン、テトラヒドロ7ラン:
水溶性非環式エーテルたとえばジエチレングリコールジ
メチルエーテル;ケトンたとえばアセトン、メチルエチ
ルケトン等。この場合にもまた、カルバメート基含有化
合物からポリアミンへの変換反応の後に2相系混合物が
得られ、炭酸塩は水性相中に集マシ、アミンは有機相中
に集まる。しかしながらその相互混和性のために水性相
は有機溶媒およびアミンの一部をも含有し、一方有機相
は塩および水の一部をも含有する。したがって溶媒を蒸
留によシ除去した後に、有機相を再び瀘過しなければな
らない。
また、複数種の溶媒の混合物も使用できる。したがって
、アミンの他に、カルバメート基含有化合物を優先的に
溶解し得る少なくとも1種の溶媒と、アミンのみを優先
的に溶解し得る少なくとも1種の溶媒とを併用するよう
な方法でこれらの溶媒を選択して使用するのが好ましい
。上記の輌/溶媒として、たとえば低級アルコールが使
用でき、第コ溶媒として、たとえば塩素化された脂肪族
炭化水素が使用できる。
抽出は常圧または減圧または加圧下に実施できるが、常
圧下に行うのが好ましい。
抽出方法は次の如く変改でき、すなわち抽出の実施前ま
たは実施中にカルバメート混合物を等量未満の量の酸(
使用された塩基の量を基準とする)、すなわち0.0/
−0,9g当量の酸(塩基l当量当り)と混合すること
ができる。この変法は二酸化炭素の導入の場合と同様に
、塩基/ NCOの比がl二lより大きいときに特に適
当な方法である。方法Bの標準的な態様は、ここでも適
用し得るものである。
この回分的抽出方法は標準的な実験室内装置において次
の如〈実施でき、すなわち当該混合物を抽出溶媒と一緒
にフラスコに入れて攪拌し、この攪拌を透明な層が得ら
れるまで行い、次いでこれらの相を分液漏斗に入れて相
互に分離する。しかしながら、被抽出物質に比してそれ
よシ比重の大きいかまたは小さい抽出剤(エキストラク
タント)を用いて液/液混合物に抽出操作を行う型の標
準的な抽出器を使用することもできる。したがって、抽
出操作を連続的に行うことも可能である。使用溶媒がカ
ルバメート基含有化合物を溶解せずに、ポリアミンと一
緒になって比較的低比重の相を形成するものである場合
には、たとえば次の如く操作を行うことができる。
容器に連続的にカルバメート混合物を入れる。
遊離アミンを溶解し得る既述の型の溶媒を攪拌下に抽出
器の下部から導入し、蒸留によりアミンを除去した後に
オーバーフローとして抽出器から排出し、そして抽出器
に再導入する。よシ高比重の塩の水溶液は容器の底部か
ら排出し、水酸化ナトリウムを添加し、結晶化した炭酸
塩を除去し、生成物を再循環してNC0−成分との反応
のために使用する。
連続法と回分法との両者において、有機アミン溶液から
任意的に減圧下に溶媒を留去させることによシ、アーミ
ンが純品の形で容易に得られる。
しかしながら、これは多くの場合において不必要である
。なぜならば、多くのアミン利用分野、たとえば繊維、
皮革および他のシート状材料の被覆物の製造分野では、
アミンは有機溶媒に溶解した溶液の形で使用さ九るから
である。このような場合には、高分子量ポリウレタン(
尿素)の製造の際に使用される種々の原料と融和し得る
溶媒を使用するのが好ましい。
カルバメート混合物からポリアミン(変性アミーン)を
製造するときの仕上げ操作のだめの最も重要な操作方法
は、下記事項を特徴とするものである。すなわちカルバ
メート反応混合物の仕上げ操作を次の如く行うことであ
る。
(1)工程■、において〉/当量のプロトン供与体(工
程Iにおける塩基の量を基準とする)を添加する。プロ
トン供与体は鉱酸、有機酸、および不溶性重合体型骨格
に結合せる酸からなる群から選択される。次いで任意的
に、余剰量の酸を中和する;または (2)  カルバメートを200℃までの温度で分解す
るが、この操作は任意的に溶媒の存在下に真空中で実施
できる;または、 (3)  カルバメート化合物に水不混和性有機溶媒を
用いて抽出操作を行う;または、 (4)分m<単#)操作の実施前または実施中に、等量
未満の量のプロトン供与体、すなわち0.0/−o、q
q当量のプロトン供与体(加水分解段階で使用された塩
基の量を基準とする)を用いて処理を行って、カルバメ
ート基含有化合物からポリアミンを回収する;そして、 (5)既述のすべての場合において、相分離または結晶
化または抽出操作によシポリアミンを分離する(この操
作に加えて、任意的に溶媒留去操作を行うことができる
)。
本発明方法に従って溶媒除去後に得られるポリアミンは
、一般に無色ないし薄色の中程度ないし高粘性の、かつ
任意的に比較的高融点の生成物である。
本発明に従って得られるポリアミンはその蒸気圧が低い
ために、ポリウレタン(ポリウレタン尿素)、たとえば
細胞状ポリウレタンプラスチックまたはポリウレタンフ
ォームの製造のときに、ブロック化−または非ブロツク
化ポリ1ンシアネートと反応させるべき反応体として有
利に使用できる。そしてこの目的のために該ポリアミン
は、1ンシアネ一ト反応性基を含む低分子量化合物(分
子量、32−.39ヲ)および/または比較的高分子量
の化合物(分子1弘oo−ia、ooo)と組合わせて
使用できる。ポリウレタンプラスチックの1 製造のと
きに使用するに適当な出発原料成分は、既にプレポリマ
ーの製造方法を記載した文節において述べたが、さらに
また次の文献にも記載されている: DE−A Aλ、
30、.2.!; b ll 、 DE−A屋コ、グ3
2.’/ 4グ(US−PS A 3,9θ3.1.7
9 )、およびDE−A A −2,439,0g3、
屋コ、5 /、2.3 g 5 。
42、!; t 3.g / 3、A u、、5−50
.796、屋λtj 50.797、Aλ、5 & 0
.g 33、扁コ、、5−.5−0.g 60、扁λ、
3 、!−0,g Aコ。またこれらの文献には、ポリ
ウレタンの製造の際に任意的に使用できる型の助剤およ
び添加剤についても記載されている。本発明はまた、既
述の本発明方法によシ得られたポリアミンを用いてポリ
ウレタン(尿素)を製造する方法をも提供するものであ
る。
これはたとえばエラストマー、被覆材、単繊維(溶融物
、溶液、分散液または反応成分の混合物を用いる紡糸操
作によシ得られる)等の製造原料として使用できる。本
発明に従って製造されたポリアミンはまた、ジアゾ染料
用カップリング成分、エポキシドやフェノール系樹脂の
ための硬化剤として使用でき、そしてまた、公知のアミ
ン関与反応(たとえばアミドまたはイミド生成反応等)
にも使用できる。
本発明方法を一層具体的に例示するために、次に実施例
を示す。これらの実施例において、1部1および1%1
は特に断わらない限シすべで1重量部1および1重量%
1をそれぞれ表わす。
実施例および比較例 例/−6 本発明に従ってポリアミン中の低分子量アミン含有量を
減少させる実験(例/−1は比較例である)。
例/(比較例) /、/、NC0−フ:し・ポリマーの製造平均分子量2
000のポリプロピレングリコール6θ0g、i、tt
−ブタンジオール11.03 gおよび2.’l−トリ
レンジイソシアネー上/ O’19から公知製法に従っ
てNC0−プレポリマーを製造した。
NCO基対ポリプロピレングリコールのOH基対ブタン
ジオールのOH基の比(当量比)は2:l:θ、15で
あった。得られたNC0−プレポリマーのNC0−含有
量は3.2%(理論値3.03%)であった。
A2、カルバメート混合物の製造 水酸化カリウムの50%溶液3 /、2 g(KOHO
,ll!r 7 % tv ) ト水’l k 7ml
ト) tv75− ) (R)HO,!; gとの混合
物を最初に反応器に導入した。
乙O℃に加熱された例/、 /記載のプレポリマーso
ogを、1g−,22Cの内部温度において30分を要
して導入し、次いでこの温度において30分間攪拌した
。NGO:0He(当量比)ハ/:/、2であった。
A3.ポリアミンの製造 例7.2記載のカルバメート混合物を/ !;OCの浴
温度において還流下に95分間攪拌し、異径に水ジエツ
ト真空下に730℃(蒸留開始剤)から/ OOC(蒸
留終了時)までの浴温度で蒸留し、次いで0./ 3 
ミIJバール/10OCにおいて蒸留して水分を留去さ
せた。残留物をトルエン330m1中に入れ、吸引濾過
によシ炭酸塩を除去した。
トルエン含有F液を700℃/コ0ミリバールにおいて
蒸留し、次いで10OC/θ、/ 3ミIJバールにお
いて蒸留して溶媒を除去した。この実験のデーターを第
1表に示す。
例2(比較例) 2./、NC0−プレポリマーの製造 平均分子量2000のポリプロピレングリコ−。
ル乙00gおよび2.’l −)リレンジインシアネー
ト10(1gから(それらを30℃に3時間加熱するこ
とによってNC0−プレポリマーを製造した( NCO
:OH当景比2:l)。このようにして製造されたNC
0−プレポリマーに/、9−ブタンジオールq、θSI
を添加し、この混合物を30℃に1時間保った。NCO
基対ポリプロピレングリコールのOH基対/、クーブタ
ンジオールのOH基の当量比は2 : / : 0./
 !;であった。このNC0−プレポリマーのNC0−
含有量は3.03%(理論値3.03チ)であった。
2.2.カルバメート混合物の製造 so’s水酸化カリウム溶液II g、lI g(KO
HO,’/−32モル)、水117!Smlおよびメル
ンラート(R)HOA; 、!i’を最初に供給した。
6θCに加熱された例/記載のNC0−プレポリマーS
OθIを攪拌下に1g−22℃の内部温度において30
分間を要して添加し、次いでこの温度におりて30分間
攪拌ヲ行ッ*。NCO:oHe!![lJtハ/ : 
/、、2−cあった。
コ、3.ポリアミンの製造 例2.2に記載のカルバメート混合物を750℃の浴温
度において還流下にtls分間攪拌し、次いで730℃
(蒸留開始時)から700℃(蒸留終了時)に至る浴温
度において水ジエツトポンプの真空下に蒸留を行い、次
いでθ、73ミリバ一ル/lOO℃の条件のもとて蒸留
を行って水を留去させた。反応生成物(温度gO℃)か
ら炭酸塩を吸引濾過により分離した。この実験のデータ
ーを第1表に示す。
例3(比較例) 3、/、NC0−プレポリマーの製造 NC0−含有量3.’l 、5−チ(理論値3.5g%
)のNC0−プレポリマーを、平均分子量2000のポ
リプロピレングリコール600gおよび2.4−)リレ
ンジイソシアネー) / O’l&から、これらをgθ
℃に3時間加熱することにより製造した。
NCO基対OH基の当量比は2:lであった。
3.2力ルバメート混合物の製造 SOチ水酸化カリウム溶液!;/、29CO,757モ
ル)、水975mおよびメルソラート”)HOJgの混
合物を最初に供給した。60℃に加熱された例3. /
記載のNC0−プレポリマー5ooyを異径に1g−2
2℃の内部温度において゛攪拌下に30分間を要して添
加し、次いでこの温度においテ30分間攪拌を行ツfc
−0NCO:OHe比ハ/:/、、2であった。
3.3.ポリアミンの製造 例23.の場合と同様な方法によシポリアミンを製造し
た。この実験のデーターを第1表に示す。
例q(比較例) 44/、カルバメート混合物の製造 Sθチ水酸化カリウム溶液& 7.4 & (0,!t
 / &モル)、水弘7!;mlおよびメルンラート(
R)Ho、Syの混合物を最初に供給した。平均分子量
コ000のポリプロピレングリコールと過剰量の2.ク
ートリレンジインシアネートとから製造されたNC0価
3.6%(理論値3.3%)の、かつt、、opで薄層
化された( thin−layered ) NGO−
プレポリ−q−so。
はl:/、コであった。
lA、Zポリアミンの製造 例2,3の場合と同様な方法によってポリアミンを製造
した。この実験のデーターを第1表に示す。
例S(本発明) よ/、NC0−プレポリマーの製造 例3. /に記載のプレポリマーを使用した。
よ2力ルバメート混合物の製造 SO%水酸化カリウム溶液!;!;9CO,1191モ
ル)、へグーブ゛夕ンジオールユ、g A 9 (0,
032モル)、水ダ7揮およびメルンラート(R)Ho
、5gの混合物を最初に供給した。60℃にカロ熱され
た例よ/記載のNC0−プレポリマーsoogを、Ig
−22℃の内部温度において攪拌下に30分間を要して
添加し、次いで30分間攪拌を行った。NCO: OH
当量比は/ : /、2であり、e OH10H当量比はθ、/ 3 : /であった。
よ3.ポリアミンの製造 例2.3の場合と同様な方法によってポリアミンを製造
した。この実験のデーターを第1表に示す。
例6(本発明) g、 /、 NC0−プレポリマーの製造例3./に記
載のNC0−プレポリマーを使用した。
6.2力ルバメート混合物の製造 son水酸化カリウム溶液tI5.92.9 (KOH
O,グ1モル)、l、グーブタンジオール2.g 6.
9(0,032モル)、水’47!;1111およびメ
ルンラーーR)HO,!; gの混合物を最初に供給し
た。60℃に加熱された例乙、l記載のNC0−プレポ
リマー!;00gを、1g−220の内部温度において
攪拌下に30分間を要して添加し、次いで30分間攪拌
を行った。NCO:OHθ当量比はl:lであり、/、
ll−ブタンジオールの使用量は、1例1およびf 例
コに記載のNC0−プレポリマー300g中に含まれる
7/、クーブタンジオールの量1に相当する量になるよ
うに定めた。
乙、3.ポリアミンの製造 例2.3の場合と同様な方法に従ってポリアミンを製造
した。この実験のデーターを第1表に示す。
(以下余白) 例7−IO NCO:塩基の比に対するポリアミンにおけるジオール
変性度の依存性 例7(本発明) 7 /、 NC0−プレポリマーの製造平均分子量20
00のポリプロピレングリコール6009およびコツタ
ートリレンシイジシアネート1otiyをgo℃に3時
間加熱することによって、800価3.グチのNC0−
プレポリマーを製造した。
72、カルバメート混合物の製造 sos水酸化カリウム溶液93.9 、!i’ (KO
HO,909モル)、/、&−プタンジオールコ、7g
(0,0,7モル)、水t、tgoゴおよびメルソラー
ト(R)HO,、!t 9の混合物を最初に供給した。
65℃に加熱された例7/記載のNCo−プレポリマー
Sθ0gを、/7−.10℃の内部温度において烈しい
攪拌下に30分間を要して添加し、次いで該温度におい
て30分間攪拌を行った。NCO基対ハイドロオキサイ
ド基対/、4−ブタンジオールの0H基の当量比は/ 
: / : O,/Sであった。
Z3.ポリアミンの製造 例2.3に記載の製法と同様な方法によってポリアミン
を製造した。この実験のデーターを第2表に示す。
例g(比較例) ff、 / NC0−プレポリマーの製造例7. /に
記載のNC0−プレポリマーと同じものを使用した。
f、Jカルバメート混合物の製造 り0チ水酸化カリウム溶液l15.& 、9 (0,1
10(1モジ)、水11g0&およびメルンラート(R
)HO03gの混合物を最初に供給した。65℃に加熱
された例と/記載のNC0−プレポリマーgoogを、
/7−20℃の内部温度において烈しい攪拌下に30分
間を要して添加し、次いで該温度におけ/:/であった
と3ボリアンンの製造 例コ、Jの場合と同様な方法によってポリアミンを製造
した。この実験のデーターを第2表に示す。
この例gは、実施例1/に対応する比較例である。
例9(本発明) Z / NC0−プレポリマーの製造 例71記載のNC0−プレポリマーと同じものを使用し
た。
タコカルバメート混合物の製造 50%水酸化カリウム溶液/、、/、2fiCO,、!
T’16モル)、へグーブタンジオールλ、’#、水’
770m1およびメルソラー) (R)HOJ 、!i
’の混合物を最初に供給した。乙S℃に加熱された例Z
/記載のNC0−プレポリマーsoogを、17−2θ
℃の内部温度において30分間を要して添加し、次いで
該温度において30分間攪拌した。NCO基対OH基対
へq−ブタンジオールのOH基の当量比は/ : /、
35 : 0./ !rであった。
り3ポリアミンの製造 例2.3の場合と同様な方法に従ってポリアミンを製造
したみこの実験のデーターを第2表に示す。
例10(比較例) 10、 / Neo−プレポリマーの製造例71に記載
のNC0−プレポリマーと同じものを使用また。
10、2力ルバメート混合物の製造 SO%水酸化カリウム溶液1. /、2 g(KOHO
9!; 4I6−t=ル)、水’170111およびメ
ルソラート(R)HO,!11の混合物を最初に供給し
た。乙S℃に加熱された例/ 0. /に記載のNC0
−プレポリマー5ooyを、/7−20℃の内部温度に
おいて30分間を要して添加し、次いでこの温度におい
て30分間攪拌した。NCO基対OHO基の当量比は/
 : /、35であった。
10、3.ポリアミンの製造 例2.3の場合と同様な方法によってポリアミンを製造
した。この実験データーを第2表に示す。
(以下余白) 例//(本発明) //、/、 NC0−プレポリマーの製造例Z/記載の
方法により製造されたNC0−プレポリマーを使用した
//、2.カルバメート混合物の製造 SO%水酸化カリウム溶液95.99(KOHO1to
5モル)、水ttgoml、トリメチルヘキサンジオー
ル11.g g(0,03モル)およびメルンラ−) 
(R)HO,!; 9の混合物を最初に供給した。
50℃に加熱された例//、/に記載のNC0−プレポ
リマータ00&を、22−26℃の内部温度において攪
拌下に30分間を要して供給し、次いでこの温度で30
分間攪拌した。NCO基対OH基対トリメチルヘキサン
ジオールのOH基の当量比は/:/:θ、/ 5であっ
た。
l/、3.ポリアミンの製造 メタノール7Sθmlを前記カルバメート混合物に添加
した。湿ったレワチット(R)SC10g(230g)
を攪拌下に/左方間を要して添加し、其後にj!;0−
5”5Cの温度に3時間維持した。反応混合物を吸引濾
過し、まだ熱い済過残留物をメタノール3!Omlで洗
浄し、F液を洗液と一緒にした。蒸留を最初は100℃
/2θミリバールにおいて行い、次いで10θ’C10
,/3ミリバールにおいて行うことによシ揮発性成分を
留去させた。
生成物のデーター 収率(%)97 NH価Ctq (KOH)/g〕1)taO,!r酸価
[11II(KOH)I9)’>    o、2分子量
2)27θ0 粘度11 [73℃(mPa、 s)]’     7
’l’1第1窒素(%)4)       θ・90全
窒素(チ> s )         2− lI2含
水量(チ)7)         θ(q(脚注につい
ては第1表参照) 例/、2(本発明) I2./、 NC0−プレポリマーの製造トリレンーー
、ll−ジイソシアネートと平均分子12000のポリ
グロピレングリコールエーテルとから製造されたNC0
−含有量30g%のNC0−プレポリマーを使用した。
I2.2.カルバメート混合物の製造 左0%水酸化ナトリウム溶液b g、3.9(KOHθ
、乙1モル)、水4t70ml、トリメチルへ、キサン
ジオール5.9 g(33,9ミリモル)およびメルン
ラ−? (R)HO,!; 9の混合物を最初に供給し
た。
30℃に加熱された例12./記載のNC0−プレポリ
マーsoogを、22−21.℃の内部温度において攪
拌下に4to分間を要して添加し、其後にこの温度にお
いて30分間攪拌した。NCO基対OHO基対トリメチ
ルヘキサンジオールのOH基の当量比は/ : /、、
’タ二〇、/Sであった。
/ 2.3.ポリアミンの製造 例//、3の場合と同様な方法に従ってポリアミンを製
造した。
生成物のデーター 収率(%)9g N)L価〔■(KOH)/g〕1)5.7.5酸価〔〜
(KoH)/g〕1)’  0.0り分子量2)220
0 粘度ηC7!r ℃(mPa、s)) 3)323第1
窒素(%)4)        / −07全窒素(%
)”)2.tit TDA−含有量(%)6)0.3tti含水量(%)7
)、         o、oグ〔注1) −7)につ
いては第1表参照〕例13(本発明) /3.へNCO,−プレポリマーの製造例?、/記載の
NC0−プレポリマーを使用した。
/ 3.2.カルバメート混合物の製造、tθ%水酸化
カリウム溶液6八211 (KOHo、s <z xモ
ル)、水lI7θ罰、平均分子量too。
のホリフロビレングリコール30 、!iJ (0,0
33モル)およびメルンラ−1−(R)HO,5f!の
混合物を最初に供給した。70℃に加熱された例/3.
l記載のNC0−プレポリマーgoogを、20−2’
1℃の内部温度において攪拌下に30分間を要して添加
し、次いでこの内部温度においてls分間攪攪 拌した。NCO基対OH基対ポリエーテルジオールのO
H基の当量比は/:/、3!;: 0./ 5であった
/3..3.ポリアミンの製造 前記のカルバメート混合物の粘度を低めるためにこれを
メタノールasomeで希釈し、そして適当な滴下漏斗
に入れた。別の滴下漏斗に、容積が250dになるよう
に水で希釈された硫酸21.、 、75gを入れた。攪
拌媒質として水isomiを含む反応器に、上記のカル
バメート成分および酸成分を、20分間を要して供給し
た。この供給は、単位時間当り、同一当量の酸および塩
基(カルバメート+過剰の水酸化カリウム)が相互に化
合するような供給速度(滴下速度)で行われた。
13.3.l。
ポリアミン反応混合物の一部を100℃720ミリバー
ルにおいて蒸留し、次いで100℃10、/3ミリバー
ルにおいて蒸留することにより揮発性成分を留去させ、
次いで塩類成分を濾過によシ分離した。
/ 3.3.2゜ ポリアミン反応混合物の他の一部を適当な寸法の滴下漏
斗に入れた。2時間後に水性相を分離し、有機相を最初
に20ミリバ一ル/100℃において、次いで0.2ミ
リバール/10θトルにおいて蒸留して揮発性成分を留
去させた。30℃の温度を有するこの混合物(生成物)
から少量の塩類成分を濾過により分離した( /3.3
.八との比較のだめの操作)。
生成物のデーター      /3.3./ ’ /3
.3.2収率(チ)         /QO9’11
) NH価[W(KOH)/l1))    1.1111
3.9酸価El: W (KOH)/9)) ”   
 0.(B  θ、コ分子量2)2グ002グ00 粘度11 C?5 ’C(mPa、5))3)392 
   ’110第1窒素(%)4)0.97 0.9 全窒素C%)5)2.32  2.3に含水量(チ)y
 )        0−03 0.θqC1) −5
)および7):第1表参照〕例/4(本発明) 官能度の増加 /’1./、 NC0−プレポリマーの製造例12./
記載のNC0−プレポリマーを使用した。
/軌コ カルバメート混合物の製造 l15%水酸化ナトリウム溶液30.22 ml (N
aOHO63’I モル)、水IIgOrrLl、プロ
ピレンオキサ4ドとトリメチロールプロパンとのアダク
ト(OH価g 70 ) / 11.& g(75,3
ミリモル)およびメルンラート(R)HO,jt 、!
i’の混合物を最初に供給した。70℃に加熱された例
/ K、/記載のNC0−プレポリマーSOθgを、2
!;−30℃の内部温度−において攪拌下に30分間を
要して添加し、次いでこの内部温度において20分間攪
拌した。NCO基対OH基対TMP/プロピレンオキサ
イド−アダクトのOH基の当量比はA : 4t、5 
: 3であった。
/グ、3.ポリアミンの製造 lグ、3./。
カルバメート混合物の一部に仕上げ操作を、例コ、3の
場合と同じ方法に従って行った。
/’1.3.2゜ カルバメート混合物の別の一部(SOOrRl)に仕上
げ操作を次の如く行った。
2L容量のフラスコに上記カルバメ−1l1合物SθQ
mlを入れ、さらにトルエンとエタノールとの混合物(
10:/%マ混合物)7!;Omlを入れて、室温にお
いて73時間烈しく混合し、次いで分液漏斗に移した。
3時間放置した後に、有機相と水性相とに分かれ、水性
相の大部分を分離除去することができた。残存抽出物質
を蒸留しく最初に20ミリバールにおいて、次いで0.
7′3ミリバ一ル/10θ℃において行う)、最後に吸
引濾過により炭酸塩成分を分離した。
生成物のデーター     /11.3./   /’
1.3.コ収率(%)        96g9 NH価〔■(KOH)/g〕1)S先/    ’Ig
、9酸価〔■(Kol/11)o、:t、    o、
o!f;分子量2)2乙00   21,00 3〉 粘度777 !; ℃(rrIPa、s)    //
!;0    1090第1窒素CTo)4)0.72
   0.69全窒素(%)5)2.3g    2.
9/含水量(%)7)o、tt    o、o?〔注1
)−s)および7)については第1表参照〕例15(本
発明) 官能度の増加 /S、へNC0−プレポリマーの製造 例/2./記載のNC0−プレポリマーを使用した。
/ 5.2.カルバメート混合物の製造50%水酸化カ
リウム溶液3 g g(KOHO,311モル)、水t
tgomi、例/’1.2記載のTMP/PO−アダク
) !;、g g(0,03モル)およびメルンラー)
 (R)HO,!; !!の混合物を最初に供給した。
70℃に加熱された例/!;、/記載のNC0−プレポ
リマー!;00gを23−30℃の内部温度において攪
拌下VC30分間を要し、添加、た。、。。基対。HO
基対TMP / PO−アダクトのOH基の当量比は/
:0.73 : 0.20であった。
−/り、3.ポリアミンの製造 仕上げ操作は例コ、3の場合と同様な方法によって行っ
た。
生成物のデーター 収率(%)         91I NH価〔■(KO)()/g)1)33.71) 酸価[q(xoa)/、!9]     o、、2分子
量”        3700 粘度+7[73tl:(mPa、5)3)3/70第1
窒素(チ)4)0.611 全窒素(%)5)2.ダコ 含水量(チ)7)        0.07〔注1)−
s)および7)については第1表参照〕例/4(本発明
) 官能度の増加 / 6./、 NC0−プレポリマーの製造例/2.1
記載のNC0−プレポリマーを使用した。
lろ、2.カルバメート混合物の製造 Sθチ水酸化カリウム溶液3 / g(KOHO,31
1モル)、水(IgOrnl、  )リエタノールアミ
ン/ /、2 g (0,075モル)およびメルンラ
ート(R)HO,!; 、!i+の混合物を最初に供給
した。60℃に加熱された例/6./に記載のNC0−
プレポリマーSθOgを、22−23℃の内部温度にお
いて攪拌下に30分間を要して添加した。NCO基対O
HO基対トリエタノ−′元アミンのO)(基の当量比は
る二q、3 : 3であった。
/ b、3.ポリアミンの製造 仕上げ操作は、例コ、3に記載の方法と同様な方法に従
?で行った。
生成物のデーター 収率(チ)96 NH価〔■(KOH)/g〕1)!;グ、グ酸価〔η(
KOH)/g:)1)’    0.CB分子量2)2
!;00 粘度1rニア5℃(mPa、s))’    6’1g
第1窒素(チ)4)0.96 全窒素(%)5)2.!;9 含水量(%) ”        o、os(脚注につ
いては第1表参照) 例/7−7g 例/7(本発明) / 7./、 NC0−プレポリマーの製造TMPから
出発して作った第1 OH基を多数含むポリプロピレン
オキサイド/ポリエチレンオキサイドポリエーテル(O
H価−g)およびJ、4−ジ1ンシアナトトルエンから
、これらをgθ℃に3時間加熱することによって、Nc
o−含有量2.7%のNC0−プレポリマーを製造した
/7.2.カルバメート混合物の製造 50チ水酸化カリウム溶液3 g g(KOHθ、33
9モル)、水l1g Qml、  /、ll −フタ:
/ ジオkl−g7、!i’ (0−02/ モル) 
オヨUメルフ ラ−ト(R)HO,!;yの混合物を最
初に供給した。60℃に加熱された例/7.l記載ノN
C0−プレポリマー5ooyを、1g−,22℃の内部
温度において攪拌下に3θ分間を要して添加した。NC
O基対OHθ基対/、4−ブタンジオールのOH基の当
量比はi : /、3り:O,/Sであった。
/7.3.ポリアミンの製造 仕上げ操作は例2.3記載の方法と同様な方法に従って
行った。生成物のデーターは例1g中の表に記載されて
いる。
例/g(比較例) /、9−ブタンジオールを使用しなかったことを除いて
、例/7の場合と同じ操作を行った。
生成物のデーター 例77  例ig 収率(チ)        9g    96NH価[
119(KOH)1g:]1)、3.2.!;    
21.2酸価[W(KOH)1g)1)0.0!;  
  0.!;分子量2)610o711o。
粘度η(75℃(mPa、s):]3)g90    
 790第1窒素(%)リ      θ、6!;  
  0.!;’1全窒素(%)”)i、33    /
、3tt含水量(%)7)o、o3   0.02(脚
注は第1表に記載) 例/9(本発明) 官能度の低下 /9./、 NC0−プレポリマーの製造例17記載の
NC0−プレポリマーを使用した。
/9.2.カルバメート混合物の製造 水/QQmlとメルフ ラ−−R)HO0!; gト1
7) 9合物を最初に供給した。各反応体は下記の如く
2つの滴下漏斗(A)および(B)に分配した。
(A)は、グ0℃においてテンパリングを行った例/q
、/ 記載ノNC0−プレポリマーsoo gを含むも
のであった。
(B)は、水lIoog、!;o%水酸化カリウム溶液
21.、g g f! (KOHO,,2qモル)、/
、&−ブタンジオールo−s gおよびn−プロパツー
ル6g(0,/ 2モル)を含み、そしてテンパリング
をs−10℃において行ったものであった。
前記の(A)および(B)を、20−2!;℃において
テンパリングを行った共通の反応器に30分間を要して
供給したが、その供給速度は、単位時間当シについて上
記の当量比が実質的に維持されるような速度であった。
この2つの成分を完全に混合した後に、これを20−2
!;℃においてlS分間攪拌した。
/q、、3.ポリアミンの製造 仕上げ操作は、例コ、3の場合と同様な方法に従って行
った。
生成物のデーター 収率(チ)       ワq NH価〔■(KOH)1g)   /9.7酸価〔■(
KOH)1g:]    0.0!;分子量     
    る600 粘度η〔75℃(mPa、s)]     !;bθ第
1窒素(%>        o、Il、2全窒素(%
)/、3θ 含水量(チ)          0.3’1例20(
本発明) 官能度の低下 20、/、 NC0−プレポリマーの製造例17記載の
NC0−プレポリマーを使用した。
コθ、2.カルバメート混合物の製造 下記の組成の反応体(A)および(B)をそれぞれ滴下
漏斗(A)および(13)に入れた。反応器には、水1
00111およびメルンラ゛−ト(R)H0,5gの混
合物を最初に供給した。
(A)は、室温に保たれた例20./に記載のNC0−
プレポリマー!;00g(NCO=2!;0ミリモル)
を含むものであった。
(B)は、水yooy、95%水酸化ナトリウム溶液2
6.7 # (0,3モル)、ジオキサン、20 Q 
me、/、9−ブタンジオールo、s yおよびステア
リルアミン6.7.9 (0,025モル)を含むもの
であった(T:5−70℃)。
前記の(A)およびCB)を、10−15111:にお
いてテンパリングを行った共通の反応器に30分間を要
して供給したが、その供給速度は、上記の当量比を単位
時間当り実質的に一定値に維持できるような速度であっ
た。この−2つの成分を混合した後に、これを20−2
!;℃において30分間攪拌した。
20.3.ポリアミンの製造 仕上げ操作は次の如く行い、すなわち、揮発性成分を例
2.3の場合と同様な方法によって留去させた後に、た
だし反応混合物を吸引濾過して炭酸塩を除去する前に、
反応混合物をまずトルエンとエタノールとのl:/混合
物’l!;Qmlで希釈した。
生成物のデーター 収率(%)9/ NH価〔■(Kou)/l   、2/、b酸価Ctq
 (KoH/g)     0.09分子量2)700
0 粘度ηC7!; ℃(mPa、s))     g10
第1窒素(%)        0.!;1.。
全窒素(%)          /、3g含水豊(%
)          0.3例、2/(本発明) コム/、 NC0−プレポリマーの製造OH[[i54
の3官能性ポリエーテルポリオール(トリメチロールプ
ロパン/プロピレンオキサイド)と過剰モル量のインホ
ロンジインシアネ′−トとを反応させ、そして余剰量の
IPDIを除去することによシ得られる型のプレポリマ
ーを使用した。
このNC0−プレポリマーのNC0−含有量は3.7重
量%であった。
2/、2.カルバメート混合物の製造 水/QQIrLlおよびメルンラート(R)H0,3g
を最初に反応帯域に供給した。各反応体を下記の如く2
つの滴下漏斗(A)および(B)に入れた。
(A)は、室温に保たれた例コムl記載のNC0−プレ
ポリマー!; 00 g(NCOO,1111モル)を
含むものであった。
(B)は、水’1009、’l!i%水酸化ナトリウム
溶液3 q、/ / 、!i’ (NaOHO−’I’
dモル)およびグ、ψ−ジアミノー3,3′−ジメチル
ジシクロヘキシルメタン/ q、ta 7 g (tj
、o 7.7qモル)を含むものであった。
、。0基対。HO基対、基。当量比は/ : / : 
0.33であった。(B)は約、St?、においでテン
パリングを行った。5−70℃においてテンノ<リング
を行った共通の反応帯域に(A)および(B)を、60
分間を要して次の供給速度で供給した。この供給速度は
、NC0−成分(A)とNC0−反応性成分とが単位時
間当り互いに或一定の当量比で添加されるような速度で
あった。この2つの成分を混合した後に、これを、温度
ft、!;−10℃から約コθ−23℃に上昇するよう
な桑彬下に60分間攪拌した。
コ/、3.ポリアミンの製造 揮発性成分の大部分を3−0−60℃/10ミリバール
の内部温度/圧力のもとで留去させた。次い′でトルx
 :/ 2Q Q mlを添加し、so−go℃/70
ミリバールにおいて再び蒸留した。粘稠なペースト状残
留物にエタノールsooml!、を攪拌下に添加し、次
いで20−23℃においてさらに2時間攪拌した。濾過
後に、F液を最初に/ 0 ミ’Jバールにおいて、真
後に0.2 ミ!Jバールにおいて蒸留して、該ろ液か
らエタノールを留去させた。
生成物のデーター 収率(%)g6 NH価[W (KoH)/g)1)、29酸価〔11v
(KOH)/g〕1)0./分子l12)71I00 ペースト 粘度η(73C(mPa、s))’      −−第
1窒素(%)4)        Q −72全窒素(
チ)5)3.ox (脚注は第1表に記載)。
代理人の氏名  川原1)−穂

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (リ 遊離芳香族および/または脂肪族および/または
    環式脂肪族結合によシ結合された遊離NCO基を有する
    化合物の塩基性加水分解によジカルバメート基含有化合
    物を生成させ、このカルバメート基含有化合物を含む反
    応混合物からポリアミンを回収することを包含する第1
    芳香族および/または脂肪族および/または環式脂肪族
    アミン基を含む変性ポリアミンの製造方法において、(
    i)  NC0−含有io、5−1Io重量%の芳香族
    および/または脂肪族および/または環式脂肪族NGO
    −化合物を、任意的にNC0−不活性溶媒中溶液の形で
    、 (a)  元素周期表第1および第2主族の元素の酸化
    物および水酸化物、低分子量の珪酸アルカリまたはアル
    ミン酸アルカリ、および/または第q級テトラアルキル
    アンモニウムハ1ドロオキサイドからなる群から選択さ
    れた塩基と混合する操作を、 (b)  脂肪族、環式脂肪族または芳香族の基に結合
    したヒドロキシル基および/またはアミノ基および/、
    またはチオール基を含有する少なくとも1種、またはコ
    種もしくはそれ以上の化合物、および (c)  / NGO−当量当多少なくとも1モルの水
    の存在下に行うことによって、前記NC0−化合物を、
    カルバメート基およびウレタン基および/または尿素基
    および/またはチオウレタン基を有する化合物に変換さ
    せ、そして (11)カルバメート基およびウレタン基および/また
    は尿素基および/またはチオウレタン基を含む前記反応
    混合物から前記変性ポリアミンを回収するた、めに、こ
    の反応混合物を、 ■ プロトン供与体で処理し、該ポリアミンを分離し、
    および/または ■ 該反応混合物を熱処理し、該ポリアミンを分離し、
    および/または ■ 該反応混合物に、溶媒を用いて抽出操作を行う ことを特徴とする変性ポリアミンの製造方法。 (2)  2用されるNC0−化合物が、+00−/ 
    2.000の分子量を有するポリエーテル、ポリカーボ
    ネート、ポリアセタール、ポリチオエーテル、ポリシロ
    キサンまたはポリブタジェンからなる群から選ばれた比
    較的高分子量のポリヒドロキシル化合物、および/また
    はH活性基を有する分子量/ g−399の多官能性連
    鎖伸長剤と、ポリ1ソシアネートとの多官能性NGO−
    プレアダクトであることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の製造方法。 (3)  使用される塩基(a)がアルカリ水酸化物、
    アルカリ土類水酸化物および/またはテトラアルキルア
    ンモニウムバードロオキサイドであり、この塩基は任意
    的に、他のNC0−不活性溶媒の存在下または不存在下
    にH活性基含有化合物(b)と−緒に使用し、′塩基+
    H活性基1対” NCOC2O4が0.3二/ないし、
    2:/であることを特徴とする特許請求の範囲第1項ま
    たは第2項に記載の製造方法。 (4)H活性基を−一り個有する分子量60−コθ00
    の化合物を、化合物(b)として使用することを特徴と
    する特許請求の範囲第1項−第3項のいずれかに記載の
    製造方法。 (5)第1 OH基を2−1個有するポリヒドロキシル
    化合物を化合物(b)として使用することを特徴とする
    特許請求の範囲第1項−第9項のいずれかに記載の製造
    方法。 (6)  前記塩基(a)対H活性基含有化合物(b)
    の当量比が/:9ないし9.9二〇、/であることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項−第3項のいずれかに記
    載の製造方法。 (7)特許請求の範囲第1項−第6項のいずれかに記載
    の方法によシ製造きれたウレタン基および/または尿素
    基および/またはチオウレタン基を有しそして第1 N
    H2基含有量が0./ −,20,2重量%である変性
    ボ°リアミン。 (8)第1アミノ基が芳香族型結合で結合されているこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第7項記載の変性ポリア
    ミン。 (9)  ポリ1ソシアネートおよび/またはブロック
    化ポリインシアネート(A)と、 ポリアミン(B)、および任意的に、 任意的にブロック化されていてもよい1ソシアネ一ト反
    応性基を有する他の低分子量化合物および/または比較
    的高分子量の化合物(C)とを、任意的に それ自体公知の助剤および添加剤(D)の存在下に、 反応させることによシポリウレタンを製造するときに、
    本発明方法により得られたポリアミンを成分(B)とし
    て使用することを特徴とする、ポリウレタン製造時にお
    ける特許請求の範囲第7項または第3項に記載のポリア
    ミンの使用。
JP57197846A 1981-11-12 1982-11-12 変性ポリアミン、その製法、およびそのポリウレタン製造のための使用 Pending JPS5890541A (ja)

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