JPH0296558A - N,n―2置換オリゴウレタンおよびポリウレタン、その製造方法、並びにプラスチックの製造におけるその使用 - Google Patents

N,n―2置換オリゴウレタンおよびポリウレタン、その製造方法、並びにプラスチックの製造におけるその使用

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JPH0296558A
JPH0296558A JP1180679A JP18067989A JPH0296558A JP H0296558 A JPH0296558 A JP H0296558A JP 1180679 A JP1180679 A JP 1180679A JP 18067989 A JP18067989 A JP 18067989A JP H0296558 A JPH0296558 A JP H0296558A
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urethane
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Josef Sanders
ジヨセフ・サンダース
Dieter Dieterich
デイーター・デイーテリツヒ
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、新規なヒドロキシル−末端N、N−2置換オ
リゴウレタンおよびポリウレタン、その製造方法、並び
にプラスチックの製造におけるその使用に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
N、N−2iZ換ウレタンは、N−1置換ウレタンより
も大きい熱安定性と加水分解耐性とを示すことが知られ
ている。N、N−2置換ウレタンはジイソシアネートに
対するジオールの重付加により得ることができないので
、一般に塩基の存在下でビスクロル炭酸エステルをジー
5ec−アミンと重縮合させることにより製造される〔
ツーベン−ワイル、第E  20巻、第2部、チーメー
フェアラーク出版、シュトソトガルト、第1580およ
び1710頁参照〕。
この方法の欠点は、人手性が制約されかつジー5ec−
アミンが比較的高価格であること、並びに要求される平
均分子量を得る再現性が貧弱であることを含む。さらに
、この方法は多くの用途に関しイソシアネートとの望ま
しくない高い反応性を有するアミノ−末端生成物しか与
えない。したがって、現在までN、N−2置換ウレタン
には殆んど技術的興味が示されていない。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の課題は、上記欠点を回避するN、N−2置換ウ
レタンの経済的な製造方法を開発することにある。
今回、インシアネート−末端化合物を必要に応じ3−位
置が置換されたオキセタンメタノールと反応させ、得ら
れたウレタン基およびオキセタン基含有の化合物を金属
酸化物の存在下にアルキル化剤と反応させてウレタン窒
素を完全もしくは部分アルキル化し;最終的にオキセタ
ン基を強酸に露出させて開環を生せしめることにより末
端ヒドロキシル基を形成させれば、新規なヒドロキシル
末端N、N−2置換ポリウレタンを製造しうろことが判
明した。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、次の一般式: 〔式中、Xは強−塩基性もしくは多塩基性酸のプロトン
の解離後に残留する前記酸の残基(好ましくは塩素、臭
素もしくは沃素原子)またはヒドロキシル基であり、 Yは約15〜約8.000  (好ましくは約300〜
約4000 )の分子量を有しかつ適宜酸素、硫黄もし
くは珪素原子によりまたはエステル、カーボネート、尿
素、N−1置換ウレタンもしくはN、N−2置換ウレタ
ン基により中断されたn−官能性(好ましくは2官能性
)炭化水素基であり、 ’Rは水素または約15〜約200の分子量を有する炭
化水素基(好ましくはメチルもしくはエチル)であり、 2Rはアルキル化剤もしくはアリール化剤の基(好まし
くはメチル、エチルもしくはベンジル)であり、 かつ nは1〜約6の整数(好ましくは2)である〕に相当す
る、ウレタン基と末端ヒドロキシル基とを有する新規な
N、N−22換化合物に関するものである。
さらに本発明は、ウレタン基と末端ヒドロキシル基とを
有するN、N−2!換化合物を製造するに際し、 (a) (i )式: %式%) のn−官能性イソシアネート−末端化合物を(ii )
式: のオキセタンメタノールと、 反応させて、一般式: のオキセタン−末端化合物を生成させ、(bl  工程
(alで得られたオキセタン−末端化合物を金属水酸化
物の存在下に (iii )アルキル化剤もしくはアリール化剤と反応
させて、式: の化合物を生成させ、かつ (C)  工程fblで得られた化合物を強酸と反応さ
せて、一般式: 〔式中、X、Y、’R,”Rおよびnは上記の意味を有
し、さらにZは約15〜約8000 (好ましくは約3
00〜約4000)の分子量を有しかつ適宜酸素、硫黄
もしくは珪素原子によりまたはエステル、カーボネート
、尿素もしくはN−置換ウレタン基により中断されたn
−官能性(好ましくは2官能性)炭化水素基である〕 のヒドロキシル末端化合物を生成させるN、N−2置換
化合物の製造方法に関するものである。ZとYとの関係
は、当業者により容易に理解される原理にしたがうアル
キル化剤に対する基Zの感受性に依存する。すなわち、
YおよびZは必ずしも必要ではないが同一とすることが
できる。
さらに本発明は、イソシアネート重付加法によるプラス
チックの製造、特にポリウレタンプラスチックの製造に
おける上記で得られたヒドロキシル−末端N、N−2置
換化合物の使用にも関するものである。
本発明による化合物を製造するのに適した出発物質(i
)は、一般式: %式%) 〔式中、Zおよびnは上記の意味を有する〕に対応する
インシアネートを包含する。この種の適するイソシアネ
ートは、たとえばウルマン・エンチクロペディー・デル
・テクニノシェン・ヘミ、第4版、第19巻、第303
〜304頁に記載された種類の脂肪族、芳香脂肪族およ
び芳香族千ノーおよびポリ−イソシアネートである。適
するイソシアネートの例はエチル、プロピル、ブチル、
ペンチルおよびヘキシルイソシアネート−〇クロルーヘ
キシルイソシアネート;シクロヘキシルイソシアネート
;ヘンシルイソシアネート;テトラメチレン、ヘキサメ
チレンおよびデカメチレンジイソシアネート;1,3−
ジ(3−イソシアナトプロポキシ) −2,2−ジメチ
ルプロパン;シクロヘキサン−1,4−ジイソシアネー
ト、メチルシクロヘキサン−2,4−ジイソシアネート
、メチルシクロヘキサン−2,6−ジイソシアネート、
シクロヘキサン−13−ジイソシアネートおよびメチル
シクロヘキサン−24−ジイソシアネートとメチルシク
ロヘキサン−2,6−ジイソシアネートとの混合物;ジ
シクロヘキシルメタン−44′−ジイソシアネート;1
−イソシアナト−3−イソシアナトメチル3.5.5−
 )リメチルシクロヘキサン(イソホロンジイソシアネ
ート);1,2−ジ(イソシアナトメチル)シクロブタ
ン;m−およびp−キシリレンジイソシアネート、並び
にα、α、α′、α′−テトラメチル−m−および−p
−キシリレンジイソシアネート;ヘキサ−ヒドロキシリ
レンジイソシアネート;フェニルイソシアネート;トル
エンイソシア2−ト;13−および1,4−フェニレン
ジイソシアネート、2,4−および2.6− )リレン
ジイソシアネート、並びにこれら異性体の混合物;ジフ
ェニルメタン−2,4′−および−4,4′−ジイソシ
アネー ト; 1.5−および2.4−ナフチレンジイ
ソシアネート; E P 058,368によるアルキ
ルヘンゼンジイソシアネート;アニリン−ホルムアルデ
ヒド混合物のホスゲン化により得られかつたとえば英国
特許第874 、430号および第848,671号公
報に記載された種類のポリフェニルポリメチレンボリイ
ソシアネート;米国特許筒3,454.606号による
m−およびp−イソシアナトフェニルスルホニルイソシ
アネート;たとえばドイツ公告公報筒1,157,60
1号(米国特許筒3,277.138号に対応すると思
われる)に記載された種類の過塩素化アリールポリイソ
シアネート;ドイツ特許筒1,092,007号公報(
米国特許筒3.152.162号に対応すると思われる
)に記載された種類のカルボジイミド基を有するポリイ
ソシアネート;米国特許筒3,492,330号公報に
記載された種類のジイソシアネート;英国特許第994
.890号、ベルキー特許761,626号および公開
オランダ特許出願筒7,102,524号各公報に記載
された種類のアロファネート基を有するポリイソシアネ
ート;たとえば米国特許筒3,001,973号、ドイ
ツ特許筒1,002,789号、第1,222.067
号および第1,027,394号、並びにドイツ公開公
報筒1.929,034号および第200.048号各
公報に記載された種類のイソシアヌレート基を有するポ
リイソシアネート;たとえばベルギー特許第75226
1号および米国特許筒3,394,164号公報に記載
された種類のウレタン基を有するポリイソシアネート:
ドイツ特許筒1.230.778号によるアシル化尿素
基を有するポリイソシアネート;たとえばドイツ特許筒
1,101,394号公報(米国特許筒3,124,6
05号および第3,201.372号に対応すると思わ
れる)、並びに英国特許第889.650号公報に記載
された種類のビウレット基を有するポリイソシアネート
;たとえば米国特許筒3.654,106号公報に記載
された種類のテロマー化反応により製造されるポリイソ
シアネート;たとえば英国特許第965,474号およ
び第1.072,956号、米国特許筒3,567.7
63号、並びにドイツ特許筒1.231,688号各公
報に記載された種類のエステル基を有するポリイソシア
ネート;ドイツ特許筒1 、07 、385号にしたが
う上記イソシアネートとアセタールとの反応生成物;並
びに米国特許筒3.455.883号による高分子脂肪
酸残基を有するポリイソシアネートを包含する。イソシ
アネートの工業的製造にて得られるイソシアネート基を
有する必要に応じ上記ポリイソシアネートの1種もしく
はそれ以上における溶液としての蒸留残渣を使用するこ
ともできる。さらに、上記ポリイソシアネートの混合物
も使用することができる。
他の適する他のイソシアネート(i)は、当業界で知ら
れた方法、たとえばポリアミン、ポリヒドロキシル化合
物もしくは大して好適でないがポリチオールと過剰量の
ポリイソシアネートとの重付加により得られる、いわゆ
るイソシアネートプレポリマーである。イソシアネート
プレポリマーの平均分子量はNH,OHもしくはSH基
に対するNGO基の比に応じて広範囲に変化することが
できる(D、ディーテリソヒ、アンゲバンテ・マクロモ
レキュラ・ヘミ−(1979)、76/77  1)1
4、第79〜107頁参照〕。上記した種類の多官能性
(好ましくは2官能性)脂肪族、芳香脂肪族および芳香
族イソシアネートがNCOプレポリマーの製造に適して
いる。
ジイソシアネートと反応してプレポリマーを生成するの
に適したポリアミンは、たとえばエチレンジアミン、1
.4−テトラメチレンジアミン、1,1)−ウンデカン
−メチレンジアミン、1.12−ドデカメチレンジアミ
ンおよびその混合物;l−アミノ3.3.5− )ジメ
チル−5−アミノ−メチルシクロヘキサン(「イソホロ
ンジアミンJ);2,4−および2.6−ヘキサヒトロ
トリレンジアミンおよびその混合物;ペルヒドロ−2,
4′−および−4,4ジアミノジフェニルメタン;p−
キシリレンジアミン;ビス(3−アミノプロピル)メチ
ルアミン;ジアミノペルヒドロアントラセン(ドイツ公
開公報筒2.638,731号):並びにドイツ公開公
報筒2.614,244号にしたがう脂環式トリアミン
を包含する。さらに、ヒドラジンおよび置換ヒドラジン
、たとえばメチルヒドラジン、N、N  −ジメチルヒ
ドラジンおよびその同族体;酸ジヒドラジド、たとえば
カルボジヒドラジド、蓚酸ジヒドラジド、マロン酸、コ
ハク酸、グルタル酸、アジピン酸、8−メチルアジピン
酸、セバシン酸、ヒドロアクリル酸およびテレフタル酸
のジヒドラジド;セミカルバジドアルキレンヒドラジド
、たとえば8セミカルバジド−プロピオン酸ヒドラジド
(ドイツ公開公報筒1,770.591号);セミカル
バジドアルキレン力ルバジンエステル、たとえば2−セ
ミカルバジド−エチルカルバジンエステル(ドイツ公開
公報筒1,9]、8.504号);並びにアミノセミカ
ルバジド化合物、たとえば8−アミノエチルセミカルバ
ジドカーボネート (ドイツ公開公報筒1.902,9
31号)も、本発明で使用するのに通している。反応性
を調節するのには、アミノ基をアルジミン基もしくはケ
チミン基により完全に或いは部分的にブロックすること
ができる(米国特許筒3.734,894号、ドイツ公
開公報筒2,637,1)5号)。
プレポリマーを製造する際使用するのに適した芳香族ジ
アミンは、ドイツ公開公報筒2,040,644号およ
び第2.160.590号によるビスアンスラニル酸エ
ステル;ドイツ公開公報筒2,025,900号による
3、5−および2,4−ジアミノ安息香酸エステル;ド
イツ公開公報筒1,803,635号公報(米国特許筒
3.681,290号および第3,736,250号に
相当すると思われる)、第2,040,650号および
第2,106,589号公報に記載されたエステル基を
有するジアミン;ドイツ公開公報筒1770525号お
よび第1809172号公報(米国特許筒3,654,
364号および第3,736,295号)によるエーテ
ル基を有するジアミン、5−位置が必要に応じ置換され
た2−ハロゲン−1,3−フェニレンジアミン(ドイツ
公開公報筒2,001,772号、第2,025,89
6号および第2.065.869号);3.3′−ジク
ロル−4,4′−ジアミノージフェニルメクン;トリレ
ンジアミン;4,4 −ジアミノジフェニルメタンi4
,4  ’−ジアミノジフェニルジスルフィド(ドイツ
公開公報筒2,404,976号);ジアミノジフェニ
ルジチオエーテル(ドイツ公開公報筒2,509,40
4号);アルキルチオ基により置換された芳香族ジアミ
ン(ドイツ公開公報筒2.638,760号);ジアミ
ノベンゼン燐酸エステル(ドイツ公開公報第2,459
,491号);スルホン酸基もしくはカルボン酸基を有
する芳香族ジアミン(ドイツ公開公報筒2,720.1
66号);並びにドイツ公開公報筒2,635,400
号公報に示された高融点ジアミンを包含する。脂肪族−
芳香族ジアミンの例は、ドイツ公開公報筒2,734,
574号によるアミノアルキルチオアニリンを包含する
イソシアネートプレポリマーの製造に適するポリヒドロ
キシル化合物は、好ましくは約60〜約3000 (よ
り好ましくは約60〜約1000 )の平均分子量を有
するジオールおよび低分子量ポリオールを包含する。こ
の種のポリヒドロキシル化合物の例はエチレングリコー
ル、1,2−および1,3−プロピレングリコール、1
.4〜および2,3−ブチレングリコール、ペンタン−
1,5−ジオール、ヘキサン1.6−ジオール、オクタ
ン−■、8−ジオール、ネオペンチルグリコール、1.
4−ビス(ヒドロキシメチル)−シクロヘキサン、2−
メチルプロパン1.3−ジオール、ジブロモブチンジオ
ール(米国特許筒3,723,392号)、グリセリン
、トリメチロールプロパン、1,2.6−ヘキサンドリ
オール、トリメチロールエタン、ペンタエリスリトール
、キニトール、マニトールおよびソルビトール、ヒマシ
油、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、
テトラエチレングリコール、約400までの分子量を有
する高級ポリエチレングリコール、ジプロピレングリコ
ール、約400までの分子量を有する高級ポリプロピレ
ングリコール、ジエチレングリコール、約400までの
分子量を有する高級ポリブチレングリコール、4,4′
−ジヒドロキシジフェニルプロパン、ジヒドロキシメチ
ルハイドロキノン、エタノールアミン、ジェタノールア
ミン、N−メチルジェタノールアミン、トリエタノール
アミンおよび3−アミノプロパツールを包含する。
本発明による他の適する低分子量ポリオールはヒドロキ
シアルデヒドとヒドロキシメチルとのン昆合物(「ホル
モース」)、並びに触媒としての金属化合物の存在下か
つエンジオールを形成しうる助触媒としての化合物の存
在下にホルムアルデヒド永和物の自己縮合で形成される
種類の還元によって得られる多価アルコール(「ホルミ
トール」)(ドイツ公開公報筒2.639.084号、
第2.714.104号、第2,721,186号、第
2,738.154号および第2.738,512号)
を包含する。向上した耐炎性を示すプラスチ・ツクを得
るには、これらホルモースをアミノプラスト先駆体およ
び/またはホスファイトと組合せて使用するのがを利で
ある(ドイツ公開公報筒2,738.513号および第
2,738,532号)。
ポリイソシアネート重付加生成物、特にイオン基を有す
るポリウレタン尿素および/またはポリヒドラゾジカル
ボナミドの低分子量多価アルコール中における溶液も、
本発明のポリオール成分として使用することができる(
ドイツ公開公報筒2,638,759号)。
イソシアネートポリマーの製造に適する他のポリヒドロ
キシル化合物は、400〜3000  (好ましくは4
00〜1000)の平均分子量を有しかつ1分子当り少
なくとも2〜6個(好ましくは2個)のヒドロキシル基
を有する比較的高分子量の化合物を包含する。たとえば
ポリアセタール、ポリチオエーテル、ポリカーボネート
、ポリアミド、ポリシロキサン、ポリブタジェン、ポリ
エステル、ポリラクトンおよびポリウレタン化学で一般
的に使用されるヒドロキシル基を有するポリエーテルを
使用することができる。ヒドロキシル基を有するポリエ
ーテルが特に好適である。
ヒドロキシル基を持った適するポリエーテルは、たとえ
ば酸化エチレン、酸化プロピレン、酸化ブチレン、テト
ラヒドロフラン、酸化スチレンもしくはエピクロルヒド
リンのようなエポキシドの重合により得られる公知の化
合物を包含する。エポキシドはたとえばBF3の存在下
にそれ自身で重合させることができ、或いはこれらエポ
キシドを必要に応じ混合してまたは順次にたとえば水、
アルコールもしくはアミンのような反応性水素原子を有
する出発成分に添加して重合させることができる。適す
る出発成分は、たとえばエチレングリコール、1.3−
もしくは1.2−プロピレングリコール、トリメチロー
ルプロパン、4,4 −ジヒドロキシジフェニルプロパ
ン、アニリン、アンモニア、エタノールアミンおよびエ
チレンジアミンを包含する。ヒドロキシル基を有する他
の適するポリエーテルは、たとえばドイツ公告公報筒1
.176.358号および第1.064,938号に記
載された種類の蔗糖ポリエーテル(これらは本発明にお
いても使用することができる) ;主として第−OH基
(ポリエーテル中に存在する全OH基に対し90重量%
まで)を有するポリエーテル;たとえばポリエーテルの
存在下にスチレンとアクリロニトリルとの重合により形
成される種類のビニルポリマニで改変されたポリエーテ
ル(米国特許箱3,383,351号、第3,304.
273号、第3,523,093号および第3,1)0
,695号、ドイツ特許第1.152,536号);並
びにOH基を有するポリブタジェンを包含する。
適するポリアセタールはたとえばホルムアルデヒドとグ
リコール、たとえばジーもしくはトリエチレングリコー
ル、4.4’−ジヒドロキジェトキシジフェニルメタン
およびヘキサンジオールとから得られる化合物、或いは
たとえばトリオキサンのような環式アセクールの重合に
よっても得られる化合物を包含する。
ヒドロキシル基を持った適するポリカーボネートは、た
とえばプロパン−1,3−ジオール、ブタン−1,4−
ジオール、ヘキサン−1,6−ジオール、ジ−トリーも
しくはテトラ−エチレングリコールまたはチオジグリコ
ールのようなジオールとたとえばジフェニルカーボネー
トもしくはホスゲンのようなジアリールカーボネートと
の反応により得られる化合物(ドイツ公告公報筒1,6
94,080号、第L915.908号および第2.2
21.751号、並びにドイツ公開公報筒2.605,
024号)を包含する。
ジカルボン酸とジオールとの適するポリエステルは、ア
ジピン酸およびイソフタル酸と線状および/または分枝
鎖ジオールとのエステル、並びに好ましくはカプロラク
トンおよび出発ジオールに基づくラクトンポリエステル
を包含する。
適するポリチオエーテルはチオジグリコールのそれ自身
による或いは他のグリコールとの縮合生成物を包含する
イソシアネートプレポリマーの製造に適する他のポリヒ
ドロキシル化合物は、既にウレタン基もしくは尿素基を
有するポリヒドロキシル化合物;適宜改変された天然ポ
リオール;並びに酸化アルキレンとフェノール−ホルム
アルデヒド樹脂との或いは尿素−ホルムアルデヒド樹脂
との付加生成物を包含し、本発明に使用することもでき
る。さらにアミド基を、たとえばドイツ公開公報第2,
559,372号にしたがってポリヒドロキシル化合物
に導入することもできる。
さらに、高分子量の重付加物もしくは重縮合物または重
合体を微分散型もしくは溶解型で含有するポリヒドロキ
シル化合物も使用することができる。たとえばヒドロキ
シル基を有する上記化合物におけるその場での重付加反
応(たとえばイソシアネートとアミノ官能性化合物との
間の反応)または重縮合反応(たとえばホルムアルデヒ
ドとフェノールおよび/またはアミンとの間の反応)に
より、上記のようなポリヒドロキシル化合物が得られる
。これらの方法は、たとえばドイツ公告公報第1,16
0,075号および第1,260,142号、並びにド
イツ公開公報第2,324.134号、第2.432.
984号、第2,512,385号、第2,513,8
13号、第2,550,796号、第2,550,79
7号、第2,550,833号、第2.550..86
2号、第2,633,293号、および第2.639.
254号に記載されている。しかしながら、水性ポリマ
ー分散物をポリヒドロキシル化合物と混合し、次いで混
合物から水を除去することもできる(米国特許第3.8
69,413号および第2,550,860号にしたが
う)。
さらに、たとえばポリエーテルの存在下でスチレンとア
クリロニトリルとの重合により得られる種類のビニル重
合体により改変されたポリヒドロキシル化合物(米国特
許第3,383,351号、第3,304,273号、
第3,523,093号、および第3,1)0,695
号、並びにドイツ公告公報第1,152,536号)、
或いはポリカーボネートポリオール(ドイン特許第1,
769,795号および米国特許第3,637,909
号)も本発明の方法に通している。ドイツ公開公報第2
.442,101号、第2.644.922号および第
2.646.141号にしたがってビニルホスホン酸エ
ステルおよび必要に応しくメタ)アクリロニトリル、(
メタ)アクリルアミドもしくはヒドロキシ官能性(メタ
)アクリレートとのグラフト重合により改変されたポリ
エーテルポリオールを用いれば、特に耐炎性のプラスチ
ックが得られる。
プレポリマー成分(i)を製造するのに使用される他の
適する(好適ではないが)ポリヒドロキシル化合物は、
2個の末端イソシアネート−反応性基と式−O5i(R
)z  C式中、RはCl−C4アルキルもしくはフェ
ニル(好ましくはメチル)である〕の構造単位を有する
有機官能性ポリシロキサンを包含する。適する出発物質
は末端打機官能性基を有する純粋なシロキサン、または
末端有機官能基を有するシロキサン−ポリオキシアルキ
レン共重合体のいずれかとすることができる。好適では
ないが、一般式: 〔式中、nは約5〜約29の整数である〕に相当する有
機ポリシロキサンも適している。この種の化合物は、式
: %式% ジシロキサンとオクタメチルシクロテトラシロキサンと
の硫酸の存在下での平衡化により或いはドイツ公告公報
第1,236,505号にしたがう方法により公知方法
で得られる。
上記イソシアネートとポリアミンとポリチオールとポリ
ヒドロキシル化合物との混合物を出発化合物(i)の製
造に使用しうろことは勿論である。
この種の混合物は、その後のウレタンアルキル化(工程
(b))をも行なう有機溶剤の不存在下または好ましく
は存在下に標阜的イソシア皐−ト重付加法により(必要
に応じポリウレタン化学で典型的に使用される触媒およ
び助剤の存在下にて)反応させる−ことができる。
特に好適なイソシアネート(i)は、約400〜約40
00の範囲の分子量を有するイソシアネート末端プレポ
リマーであって、約100〜約400の範囲の分子量を
有する市販ジイソシアネートとアルカンジオール、ポリ
エーテルジオールもしくはポリカーボネートジオールと
に基づくものである。
適する出発物質(ii )は、3−位置が置換されかつ
一般式: 〔式中、1Rは約15〜約200の分子量を有する炭化
水素基である〕 を有するオキセタンメタノールを含有する。
この種の適するオキセタンメタノールの例は3−トリル
−3−フェニル−13−ベンジル−3−へキシル−13
−ペンチル−13−ブチル3−プロピル−1好ましくは
3−エチル−および3−メチルーオキセクンメタノール
を含有する。
本発明による方法の工程(a)を行なう際、出発物質(
ii)の量は一般に出発化合物い)の各NCO基につき
1モルの成分(ii)を使用するように選択される。し
たがって、この反応から生ずる生成物は一般に未反応の
NGO基を含まない。
本発明による出発物1(i)と(ii)との反応は、有
機溶剤の不存在下もしくは、好ましくは存在下かつ必要
に応じポリウレタン化学で典型的に使用される触媒およ
び助剤の存在下で行なうことができる。好適溶剤は、そ
の後のウレタンアルキル化(この方法の工程(b))を
も行ないうる溶剤を包含する。適する有機溶剤はたとえ
ばベンゼン、トルエン、キシレン、クロルベンゼン、ジ
クロルベンゼン、トリクロルベンゼン、ジエチルエーテ
ル、ジイソプロピルエーテル、t−ブチルメチルエーテ
ル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、エチレングリコ
ールジメチルエーテル、酢酸エチル、アセトン、メチル
エチルケトン、アセトニトリル、フルフラール、塩化メ
チレン、クロロホルム、トリクロルエチレン、テトラク
ロルエチレン、ニトロメタンおよびニトロプロパンを包
含する。好適溶剤は極性非プロトン溶剤、たとえばジメ
チルホルムアミド、ジメチルアセタミド、N−メチルピ
ロリジノン、テトラメチル尿素、N−メチルカプロラク
タム、ジメチルスルホキシド、テトラメチレンスルホン
、ヘキサメチレン燐酸トリアミドなどを包含する。ジメ
チルホルムアミド、ジメチルスルホキシドおよびN−メ
チルピロリジノンが特に好適である。勿論、上記溶剤の
混合物も使用することができる。
使用する溶剤の量は、一般に出発物質(i)と(ii 
)とを明らかに溶解させるのに充分となるよう選択され
る。実際上、これは溶剤を一般に成分(i)と(ii)
との混合物の100重量部当り約50〜約1000重量
部(好ましくは約100〜約500重量部)の量で使用
することを意味する。
反応は一般に約0〜約140°C(好ましくは約20〜
約90℃の範囲の温度)にて加圧、減圧、好ましくは実
質的に圧力の不存在下で、連続的または非連続的のいず
れでも行なわれる。
本発明による方法の工程talは、たとえば先ず最初に
出発成分(i)を選択溶剤中に導入しく好ましくはこの
溶剤中で既に作成されている);出発成分(ii )を
必要に応じ特定溶剤に溶解させて添加し;次いで得られ
た混合物を必要に応じ高められた温度にてイソシアネー
トがもはや赤外分光光度法により反応混合物中に検出し
えなくなるまで撹拌して行なうことができる。
工程(a)からの生成溶液は、本発明の方法の工程(b
lに直接導入するのが最も良い。
方法の工程(b)において、工程Talで得られた中間
生成物はアルキル化剤もしくはアリール化剤(iii 
)と反応する。本発明の目的で、アルキル化剤は本発明
による方法の工程(blに際しN−置換ウレタン(ここ
で2Rはアルキル、シクロアルキルもしくはアラルキル
である)を生成する化学物質を包含する。同様に、本発
明の目的で、アリール化剤はこの方法の工程(blにお
いてN−置換ウレタン(ここでzRはアリールである)
を生成する化学物質を包含する。適するアルキル化剤も
しくはアリール化剤は、式: 〔式中、′Rは6〜約18個(好ましくは6〜13個)
の炭素原子を有する芳香族炭化水素基;1〜約18個(
好ましくは1〜12個)の炭素原子を有する脂肪族炭化
水素基;約7〜約30個(好ましくは7〜15個)の炭
素原子を有する脂環式炭化水素基;または約7〜約39
個(好ましくは7〜15個)の炭素原子を有する芳香脂
肪族炭化水素基であり;かつAはアルキル化もしくはア
リール化に適する離脱基、たとえばハロゲン基または硫
酸、スルホン酸、燐酸もしくはホスホン酸基である〕 の化合物を包含する。
勿論、アルキル化剤もしくはアリール化剤の基2Rは、
離脱基への他に他の官能基で置換することもできる。し
かしながら、この種の他の官能基は反応条件下で実質的
に不活性とせねばならず、或いは本発明に使用する他の
化学反応体に対し規定通り反応せねばならない。この種
の他の官能基の例はニトロ基;成る種のエステル、ウレ
タン、アミドおよびスルホニル基;非活性化芳香族結合
ハロゲン;成る種のエポキシドおよびアジリジン基;エ
ーテル基;チオエーテル基;並びに他の同様な基を包含
する。適するアルキル化剤の例は塩化メチル、臭化メチ
ル、塩化エチル、臭化エチル、塩化プロピル、臭化プロ
ピル、塩化i−プロピル、臭化i−プロピル、塩化ブチ
ル、臭化ブチル、塩化イソブチル、臭化イソブチル、塩
化シクロヘキシル、臭化シクロヘキシル、塩化および臭
化オクチル、ノニル、デシル、ウンデシルおよびドデシ
ル、塩化ベンジル、臭化ベンジル、塩化アリル、臭化ア
リル、塩化p−ニトロヘンシル、臭化pニトロベンジル
、硫酸ジメチル、硫酸ジエチル、p−トルエンスルホン
酸メチルエステル、p−トルエンスルホン酸エチルエス
テル、エチレンクロルヒドリン、エチレンブロモヒドリ
ンおよびエピクロルヒドリンを包含する。適するアリー
ル化剤の例は2,4−ジニトロクロルヘンゼン、2,4
−ジニトロフルオロベンゼン、2,4.6−1−リニ1
−ロクロルヘンゼンおよび2,4.6− )ジニトロフ
ルオロベンゼンを包含する。特に好適なアルキル化剤は
塩化ヘンシル、臭化ベンジル、並びに塩化メチルおよび
臭化メチルである。これらアルキル化剤およびアリール
化剤の混合物も勿論、使用することができる。
本発明による方法の工程(b)は金属水酸化物、たとえ
ばアルカリ金属水酸化物(たとえば水酸化カリウムもし
くはナトリム)の存在下で行なわれる。
水酸化ナトリウムが経済的理由から好適である。
勿論、水酸化リチウム、ルビジウムおよびバリウム、或
いは湿潤な酸化銀でさえ使用することができる。これら
金属水酸化物の混合物を使用することも有利である。
工程(blの反応は相転移触媒の存在下で行なうのが有
利である。相転移触媒は、たとえばE、V。
およびS、S、デームロー、フェース・トランスファー
・キャタリシス、第2版、フエアラーク・ケミ−(19
83)に記載されている。適する触媒は、式: 〔式中、Zは窒素もしくは燐であり、 R′はC1〜C+aアルキルもしくはC1〜C15芳香
脂肪族基であり、 R″、R“′およびR″′は独立してC4〜CI8アル
キルであり (ただし、R’、R#、R″′およびR″
“における炭素数の合計は好ましくは約12〜約31の
範囲である)、 かつ A′−’ は適する対イオンであり、好ましくはアルキ
ル化剤もしくはアリール化剤の離脱基、たとえばハロゲ
ン基または硫酸、スルホン酸、燐酸もしくはホスホン酸
基である〕 の第四アンモニウムもしくはホスホニウム塩を包含する
適する相転移触媒の例はN−ベンジル−N、N、Nトリ
メチルアンモニウムおよびN−ヘンシルN、N、N−1
−リエチルアンモニウムクロライドもしくはブロマイド
、N−ベンジル−N−ドデシルN、N−ジメチルアンモ
ニウムクロライドもしくはブロマイド、N、 N、 N
、 N−テトラヘキシルアンモニウムクロライドもしく
はブロマイド、N−ベンジルN、N、N−)リオクチル
アンモニウムクロライドもしくはブロマイド、またはこ
れらアンモニウム塩に対応するホスホニウム塩を包含す
る。本発明による方法を実際に用いる場合、例として挙
げた第四アンモニウムもしくはホスホニウム塩は好まし
くはそのままで或いは水溶液(たとえば約30〜約60
重量%の固形分含有量を有する)として、好ましくは存
在“するウレタン基のモル数に対し約1〜約10モル%
の量で使用される。
極性非プロトン溶剤、たとえばジメチルホルムアミド、
ジメチルアセタミド、N−メチルピロリドンもしくはジ
メチルスルホキシド(好適溶剤)を工程(b)で使用す
る場合、アルキル化もしくはアリール化は相転移触媒の
不存在下で欠点なしに行なうことができる。
本発明による方法の工程(blにおいて、アルキル化剤
もしくはアリール化剤(iii )は、この方法の工程
(alにおける中間生成物中に存在するウレタン基に対
し化学量論量、或いは化学量論量以上もしくは以下の量
で使用することができる。化学世論量を決定する際、出
発成分(i)中に既に存在するウレタン基も考慮に入れ
ねばならない。アルキル化剤もしくはアリール化剤を化
学量論量以下で用いる場合は、勿論、部分的なアルキル
化もしくはアリール化しか達成されないが、比較的大過
剰を用いるのは不経済である。好ましくは、成分(ii
i )の量は、工程(a)の中間生成物に存在するウレ
タン基の1モル当り約1〜約1.5モルの成分(iii
 )が存在するよう選択される。反応の際に遊離される
ハロゲン化水素またはその他の酸性物質は、金属水酸化
物の添加によって結合することができる。使用する金属
水酸化物の量は、遊離されるハロゲン化水素もしくは他
の酸を中和するのに少なくとも充分となるよう選択され
る。好ましくは、金属水酸化物は、ウレタン基1モル当
り約1〜約3モルの塩基当量が得られるような量で用い
られる。
上記したように、本発明による方法の工程(blは、適
する有機溶剤中で行なわれる。適する溶剤は、たとえば
この方法の工程(alの説明にて挙げた溶剤を包含し、
かつ同量で使用することができる。
本発明による方法の工程Tblは一般に約10〜約10
0℃(好ましくは20〜60℃)の温度にて加圧下、減
圧下、好ましくは実質的に圧力の不存在下で連続的また
は非連続的に行なわれる。たとえば塩化メチル、臭化メ
チルもしくは塩化エチルのような易揮発性アルキル化剤
を使用する場合、反応をオートクレーブ内で加圧下に行
なうのが最良である。加圧下の場合、反応は非プロトン
有機溶剤中で或いは溶剤としての過剰の液化アルキル化
剤中でかつ必要に応じ相転移触媒の存在下に行なうこと
ができる。アルキル化もしくはアリール化反応の滞留時
間は一般に0.5〜24時間(好ましくは0.5〜8時
間)である。
この方法の工程(b)は、たとえば最初に出発物質を(
必要に応じ相転移触媒と一緒に)選択溶剤中に導入し、
次いで溶解型もしくは懸濁型(好ましくは微細な固体型
)の塩基を少しつづ或いは連続的に撹拌しながらかつ必
要に応じ冷却しながら添加して行なうことができる。次
いで、反応混合物を室温にて或いは必要に応じ高められ
た温度にて、赤外スペクトルが最初に存在するウレタン
基の完全変換を示すまで或いは出発物質(iii )が
もはや薄層もしくはガスクロマトグラフィーにより検出
しえなくなるまで撹拌する。
反応混合物は公知方法で後処理される。好ましくは、反
応混合物を実質的に不活性な水混和性溶剤で希釈し、か
つ水もしくは塩溶液で中性になるまで洗浄する。必要に
応じ溶剤を減圧留去し、かつ反応生成物を減圧乾燥させ
る。さらに、反応混合物は二酸化炭素での処理により中
和することもできる。適する不活性溶剤の例はトルエン
、塩化メチレン、クロルベンゼン、ジクロルベンゼン、
1.2−ジクロルエタン、トリクロルエチレン、或いは
当業界で知られた他の不活性溶剤を包含する。
このように得られた粗生成物は一般に、さらに精製する
ことなくその後に処理することができる。
しかしながら、少量の出発物質(ii )がまだ不完全
反応により存在すれば、これらを薄層蒸留により便利に
除去することができる。さらに、原理的には(好適では
ないが)工程(blで得られた反応混合物を必要に応じ
過剰のアルカリ水酸化物で中和した後に工程(C)へ直
接に(すなわち中間単離なしに)導入することもできる
本発明による方法の工程(b)で得られた完全もしくは
部分アルキル化されもしくはアリール化されたオキセタ
ン含有化合物を、この方法の工程(C1で強酸と反応さ
せてヒドロキシル−末端化合物を生成させる。この方法
の工程(C1において、解離後に残留する強酸の残基(
すなわちアニオン部分)は置換基Xとして開環生成物中
に組込まれるが、特定反応条件に応じXはヒドロキシル
基とすることもできる。工程(C1の酸処理に際し、工
程(blの生成物に存在する基Zは、当業者に容易に理
解される原理にしたがう酸に対するZの感受性に応じて
、異なる基まで変換することができる。すなわち、基Y
およびZは同一であってもよいが、必らずしも同一でな
い。好適具体例において、Yがn−官能性(好ましくは
2官能性)炭化水素基である場合、Yは典型的にはZと
同一である。iYは好ましくはフェニレンもしくは対応
のジイソシアナトベンゼンから誘導される01〜C6ア
ルキル化フエニレン(より好ましくは2,4−もしくは
2.6−1−リレンまたはその混合物);対応の4,4
′−ジイソシアナトジフェニルメタンから誘導される4
、4メチレンジフェニレン;または対応のアルキレンジ
イソシアネートからPRされるアルキレン(好ましくは
1,6−へキサメチレン)である。
この方法の工程fclで使用するのに適した酸は強塩基
性もしくは多塩基性有機酸および無機酸を包含する。適
する酸の例はトリフルオロ酢酸およびトリクロル酢酸;
メタンスルホン酸、クロルメタンスルホン酸、エタンス
ルホン酸、2−クロルエタンスルホン酸、プロパンスル
ホン酸、ブタンスルホン酸、ベルフルオロブクンスルホ
ン酸、4クロルブタンスルホン酸、ペルフルオロエタン
スルホン酸、2−ヒドロキシェタンスルホン酸、ヘンゼ
ンスルホン酸、2−3−および4−クロルヘンゼンスル
ホン酸、2,5−およヒ3,4−ジクロルベンゼンスル
ホン酸、2−3−および4−ニトロベンゼンスルホン酸
、4−クロル−3−二トロベンゼンスルホン酸、2−ク
ロル−5〜ニトロヘンゼンスルホン酸、2.4−二1−
ロベンゼンスルホン酸、4−メチルベンゼンスルホン酸
、1−ナフタレン−スルホン酸、5−ニトロ−1−ナフ
タレンスルホン酸、1.3−ヘンゼンジスルホン酸、5
−二l・ロー1.3−ヘンゼンジスルホン酸、1.5−
1■、6−12.6−および2,7−ナフタレンジスル
ホン酸、1.1ビスフェニル−4,4′−ジスルホン酸
、並びに2−3−および4−ヒドロキシベンゼンスルホ
ン酸;さらに無機酸、たとえば硝酸、燐酸、硫酸、過塩
素酸、塩素酸、過臭素酸、臭素酸、過沃素酸、沃素酸お
よび弗化水素酸、好ましくは塩酸、臭化水素酸および沃
化水素酸を包含する。
本発明による方法の工程(C)において、酸はこの方法
の工程(blの中間生成物に存在するオキセタン基に対
し化学量論量にて或いは化学量論量以上もしくは以下の
量で使用することができる。化学量論量以下の酸を用い
る場合、存在するオキセタン基の必らずしも全部が開環
およびヒドロキシル基の形成を伴いながら反応するとは
限らず、また比較的大過剰の酸を用いるのは不経済であ
る。使用する酸の量は、好ましくは工程(blの中間生
成物におけるオキセタン基1モル当り約1〜約2モルの
酸が存在するように選択される。
本発明による方法の工程(C1は、好ましくは有機溶剤
中で行なわれる。適する溶剤は、たとえばこの方法の工
程(alおよび(blの説明にて既に挙げた溶剤を包含
し、同量で使用することができる。好適溶剤はジイソプ
ロピルニーニル、エチレングリコールジメチルエーテル
、ジエチルエーテル、テトラヒドロフランおよびジオキ
サンを包含する。工程(C)は一般に10〜loQ”c
(好ましくは20〜60”C)にて加圧下、減圧下、好
ましくは圧力の不存在下で連続的または非連続的に行な
われる。
滞留時間は一般に0.5〜24時間(好ましくは0.5
〜8時間)である。
本発明による方法の工程fc)は、たとえば先ず最初に
工程fb)の中間生成物を選択溶剤中に導入し、次いで
固体型、気体型、好ましくは溶解型としての酸を連続的
または少しつづ、かつ必要に応じ冷却しながら添加して
行なうことができる。次いで反応混合物を室温にて或い
は必要に応じ高められた温度で、たとえば酸の滴定消費
量により示されるように反応が完結するまで撹拌する。
反応混合物は公知方法により、好ましくはこの方法の工
程(blにつき記載した方法で処理される。
本発明の方法で得られるヒドロキシル−末端N、N−2
置換オリゴ−もしくはポリ−ウレタンは熱安定性プラス
チックの製造に関し貴重な出発物質となる。特に、本発
明によるヒドロキシル−末端N、N−2置換ウレタンは
、対応のN−1置換ウレタンよりも大きい熱安定性、熱
−酸化安定性および光酸化安定性を有しくR,フィーウ
ェーク、A。
ホソホトレン、タンストストノフ・ハンドブーツ、第4
巻、ポリウレタン、ハンサー・フエアラーク・出版、ミ
ュンヘン(1966)、第1)頁および第21頁〕、さ
らに−層好適な燃焼特性を示す。
本発明による化合物は、ポリウレタン(ポリウレタン尿
素)、必要に応じ気泡ポリウレタンプラスチックもしく
はポリウレタンフォームの製造において適宜ブロックさ
れたポリイソシアネートに対する反応体として適してお
り、この目的でこれらはイソシアネート−反応性基を有
する他の低分子量化合物(分子量32〜399)および
/または比較的高分子量の化合物(分子量400〜約1
2,000)と組合せることもできる。ポリウレタンプ
ラスチックを製造するための適する出発成分は、たとえ
ばドイツ公開公報第2.302.564号、第2,43
2.764号(米国特許第3,903,679号に対応
すると思われる)、第2.639,083号、第2,5
12,335号、第2,513,815号、第2,55
0,796号、第2,550,797号、第2,550
,833号、第2.550,860号、および第2.5
50.862号に挙げられており、これら公報にはポリ
ウレタンの製造に適宜用いられる助剤および添加剤につ
いても見ることができる。
さらに本発明は、本発明によるポリヒドロキシル化合物
を用いたポリウレタンプラスチックの製造にも関するも
のである。たとえばエラストマーコーチングおよびフィ
ラメントにつき、本発明の化合物は溶融物、溶液もしく
は分散物または反応成分の混合物から施こすことができ
る。勿論、比較的高分子量のポリヒドロキシル化合物に
つき知られた他の用途も考えられる。
〔実施例〕
以下、実施例により本発明の化合物の製造につき詳細に
説明する。上記で説明した本発明は、これら実施例によ
りその思想および範囲が限定されるものでない。以下の
製造法の条件および工程につき種々の改変をなしうろこ
とが当業者には了解されよう。特記しない限り、温度は
全て℃とし、かつ%は全で重量%である。使用する粉末
状アルカリ水酸化物の平均粒子寸法は6〜9μmである
実施例1 (a)  オキセタン−末端出発ウレタンの製造2.4
−ジイソシアナトアルキルベンゼン混合物(ヨーロッパ
特許第58,368号にしたがって製造された8〜15
個の炭素原子を有するアルキル基を持ったイソシアネー
トの同族体および異性体の混合物)(194,4’g、
0.6モル)を、645.4gの新たに蒸留されたジメ
チルホルムアミド(DMF)におけるヘキサン−1,6
−ジオール(59g、0.5モル)の溶液に室温にて2
時間かけて撹拌しながら滴加し、次いで80℃にて80
分間撹拌した。
次いで3−エチル−3−オキセタンメタノール(23,
2g、0.2モル)を添加し、次いでイソシアネートが
赤外(IR)分光光度法によりもはや検出しえなくなる
まで80゛cにて撹拌した。所望の物質が、約30%の
固形分含有¥を有する透明な黄色溶液として得られた。
流動粘度:14S(4龍フオードカツプ、25°C)。
(bl  ウレタンのアルキル化 塩化メチル(27,8g、0.55モル)を、加圧下で
オートクレーブ中にて実施例1 (a)によるウレタン
の30%溶液(333g、0.43モルのウレタン)に
おける粉末化水酸化ナトリウム(26,4g、0.66
モル)の分散物へ迅速に添加した。この混合物を最初に
室温で3時間撹拌し、次いで60℃にて3時間撹拌した
。冷却されがっ排気された反応混合物を約1)のクロル
ベンゼンで希釈し、更過しかつ中性になるまで水洗した
。硫酸ナトリウムで脱水した後、溶剤を減圧留去した。
収1:105g(定量的)の透明褐色粘性油。
IR二3200〜3500cm−’におけるハンドの喪
失はウレタンプロ1−ンの完全置換を示す。
(C1酸による末端オキセタン基の開環反応臭化水素酸
(48%、37.3g)を、ジオキサン450 mβに
おける実施例1(b)によるメチル化ウレタン200g
の溶液に室温にて20分間かけて撹拌しながら滴加し、
次いで60℃にて4時間撹拌した。冷却した反応混合物
を約900m7!の塩化メチレンで希釈し、かつ中性に
なるまで水洗した。硫酸ナトリウムで脱水した後、溶剤
を減圧留去した。収量:200gの黄褐色油。
粘度: 4600mPa、s / 85℃。
○1)値:30゜ 実施例2 (a)  オキセタン−末端出発ウレタン:実施例1(
a)におけると同様に作成。
(bl  ウレタンのアルキル化 粉末化水酸化ナトリウム(52g、1.3モル)を、実
施例1 (alにしたがう30%ウレタン溶液(766
g、1モルのウレタン)と151.9g(1,2モル)
の塩化ベンジルとの溶液に室温にて1時間かけて撹拌し
ながら一様に添加した。この混合物を室温で3時間撹拌
し、次いで50℃にて3時間撹拌した。冷却後、反応生
成物を実施例1(b)におけると同様に後処理した。収
ft : 298 g(理論値の93%)の透明褐色粘
性油 I R: 3200〜3500cm−’のバンドの喪失
はウレタンプロトンの完全置換を示す。
(C)  オキセタン開環 実施例2(b)によりヘンシル化ウレタン(269,4
g)と臭化水素酸(48%、40.2g)とを実施例1
(C1におけると同様に550m7!のジオキサン中で
反応させた。収量: 24.3 gの透明な褐色樹脂。
粘度: 7000mPa、s /85°C0OH値:2
8゜ 尖旌炎ユ (al  オキセタン−末端出発ウレタンヘキサン−1
,6−ジオール(70,8g、0.6モル)と4.4′
−ジイソシアナトジフェニルメタン(187,5g、0
.75モル)と3−エチル−3−オキセタンメタノール
(34,8g、0.3モル)とを、684gの新たに藤
留されたDMF中にて実施例1(a)と同様に反応させ
た。所望の物質が30%の固形物含有量を有する透明な
淡褐色溶液として得られた。
流動粘度:31S(4關、フォードカップ、25”C)
(bl  ウレタンのアルキル化 実施例3(a)による30%ウレタン溶液(1000g
 。
1.54モルのウレタン)と粉末化水酸化ナトリウム(
80g、2モル)と塩化メチル(101g、2モル)と
を実施例1 (blにおけると同様に反応させた。収f
fi:296g(理論値の92%)の透明な褐色粘性油
I R: 3200〜3500cm−’におけるバンド
の喪失はウレタンプロトンの完全置換を示す。
(C)  オキセタン開環 実施例3(b)によるメチル化ウレタン(261,8g
)と臭化水素酸(48%、7]、1g)とを、実施例1
 (C)におけると同様に550m/のテトラヒドロフ
ラン中で反応させた。
収量:234gの透明な褐色樹脂。
粘度: 10,400mPa、s / 25℃。
OH値:40゜ 大侮炭↓ (al  オキセタン−末端出発ウレタン:実施例3(
δ)と同様に作成。
(bl  ウレタンのアルキル化 実施例3(a)による30%ウレタン溶液(651g、
1モルのウレタン)と塩化ベンジル(151,9g、1
.2モル)と粉末化水酸化ナトリウム(52g、1.3
モル)とを実施例2(b)におけると同様に反応させた
。収、1271g(理論値の95%)の透明な淡褐色粘
性油 I R: 3200〜3500cm−’における極めて
弱いバンドは、ウレタンプロトンのほぼ完全な置換を示
す。
fc)  オキセタン開環 実施例4(b)によるベンジル化ウレタン(243g)
と臭化水素酸(48%、48.8g)とを実施例1(C
1におけると同様に500m1のジオキサン中で反応さ
せた。収量:191gの透明な褐色樹脂。
粘度: 83,630mPa、s / 85°C0OH
値=34゜ ス■l津Σ (al  オキセタン−末端出発ウレタンヘキサン−1
,6−ジオール(236g、2モル)とトリレンジイソ
シアネート(2,4−異性体含有量二80%)(435
g、2.5モル)と3−エチル3−オキセタンメタノー
ル(1)6g、1モル)とを、実施例1(a)における
と同様に1836gの新たに1留されたDMFにおいて
反応させた。所望物質が、30%の固形物含有量を有す
る透明な黄色溶液として得られた。
流動粘度:17s(4璽1、フォードカップ、25℃)
(bl  ウレタンのアルキル化 実施例5(a)による30%ウレタン溶液(1050g
、2モルのウレタン)と粉末化水酸化ナトリウム(10
8g、2.7モル)と塩化メチル(121,2g、2.
4モル)とを実施例1 (b)におけると同様に反応さ
せた。収量:296g (理論値の86%)の透明な褐
色粘性油。
I R: 3200〜3500cna−’におけるバン
ドの喪失はウレタンプロトンの完全置換を示す。
(C)  オキセタン開環 実施例5(b)によるメチル化ウレタン(250g)と
臭化水素酸(48%、77g)とを実施例1 (C)に
おけると同様に500mAのジオキサン中で反応させた
。収量 : 202 gの透明な褐色樹脂。
粘度: 8800mPa、s / 85℃。
OH値=59゜ 実施例6 (al  オキセタン−末端出発ウレタンヘキサン−1
,6−ジオール(141,6g、1.2モル)とトリレ
ンジイソシアネート(2,4−異性体含有量=80%)
(243,6g、1.4モル)と3エチル−3−オキセ
タンメタノール(46,4g。
0.4モル)とを、実施例1 (alにおけると同様に
1294.8 gの新たに蒸留されたDMFにおいて反
応させた。所望の物質が、25%の固形物含有量を有す
る透明な黄色溶液として得られた。
流動粘度:15s(41)、フォードカップ、25℃)
(b)  ウレタンのアルキル化 実施例6(a)による25%ウレタン溶液(616g、
1モルのウレタン)と塩化ベンジル(151,9g、1
、2モル)と粉末化水酸化ナトリウム(52g、1.3
モル)とを実施例2(b)におけると同様に反応させた
。収量:244g(定量的)の透明な赤褐色粘性油。
IR二3200〜3500cm−’における極めて弱い
バンドは、ウレタンプロトンのほぼ完全な置換を示す。
(C1オキセタン開環 実施例6(b)によるベンジル化ウレタンr205 g
)と臭化水素酸く48%、34.4g)とを、実施例1
(C)におけると同様に450m/のジオキサン中で反
応させた。収量7180gの透明な褐色樹脂。
粘度: 67.780mPa、s / 85℃。
OH値=30゜ 夫施炭1 fa)  オキセタン−末端出発ウレタン3−メチルペ
ンタン−1,5−ジオール(141,6g、1.2モル
)とへキサメチレンジイソシアネート(235,2g5
1.4モル)と3−エチル−3オキセタンメタノール(
46,4g、0.4モル)とを、実施例I Talにお
けると同様に987.4 gの新たに蒸留されたDMF
において反応させた。所望の物質が、30%の固形物含
有量を有する透明な黄色溶液として得られ、これは長時
間静置すると軟膏状の物質まで固化した。
流動粘度:17S(4n、フォードカップ、25℃)。
(bl  ウレタンのアルキル化 実施例7(a)による溶融した30%ウレタン溶液(3
50g、0.7モルのウレタン)と臭化メチル(80g
、0.84モル)と粉末化水酸化すl−IJウム(32
g、0.8モル)とを実施例2(b)におけると同様に
反応させた。収N : 53 gの黄色粘性油。
I R: 3300o++−’における弱いバンドは不
完全反応を示す。
(C)  オキセタン開環 実施例7(b)によるメチル化ウレタン(1)0g)と
臭化水素酸(48%、28.7g)とを、実施例1 (
C1におけると同様に300mfのジオキサン中で反応
させた。収ffl : 97 gの透明な黄色樹脂。
粘度: 17,820mPa、s / 85℃。
0)1値;43゜ 実施例8 (al  オキセタン−末端出発ウレタンジイソンアナ
トトルエン混合物(80%の2,4および20%の2.
6−異性体)(522g、3モル)を、新たに蒸留され
たDMF2450gにおけるトリグリコール(300g
、2モル)の溶液に室温にて3時間かけて撹拌しながら
滴加し、次いで室温にて30分間撹拌した。次いで3−
エチル3−オキセタンメタノール(232g)を添加し
、次いで(R分光光度法によりインシアネートがもはや
検出しえなくなるまで35゛Cにて)立件した。
約30%の固形物含有Yを有する透明な黄褐色溶液とし
て、所望の物質が得られた。
流動粘度:14s(4MM、フォートカップ、25’C
)。
(bl  ウレタンのアルキル化 塩化メチル(165g、3.3モル)を加圧下にオート
クレーブ中にて、実施例8(a)による30%ウレタン
ン容ン1 (1600g、2.7モルのウレタン)にお
ける粉末化水酸化ナトリウム(131g、3.3モル)
の分散物に迅速添加した。この混合物を室温にて3時間
撹拌し、次いで50℃にて2時間撹拌した。冷却されか
つ排気された反応混合物を約700 mlの塩化メチレ
ンで希釈し、濾過し、かつ中性になるまで水洗した。硫
酸ナトリウムで脱水した後、溶剤を減圧留去した。収量
: 445g(理論値の86%)の透明な褐色生成物。
粘度: 73.722mPa、s / 50℃。
I R: 3200〜3500cm−’における比較的
弱イハントのウレタンプロトンのほぼ完全な置換を示す
tc+  オキセタン開環 臭化水素酸(48%、155g、0.9モル)を、ジオ
キサン5251I1)における実施例8(b)によるメ
チル化ウレタン(350g、0.6モル)の溶液に室温
で撹拌しながら1時間かけて滴加した。この混合物を室
温にて1時間撹拌し、かつ50℃にて3時間撹拌した。
冷却された反応混合物を約800mj2の塩化メチレン
で希釈し、濾過し、かつ中性になるまで水洗した。硫酸
ナトリウムで脱水した後、)容剤を減圧留去した。収量
:370g理論値の95%)の透明な褐色粘性物質。
枯度二1)6.370mPa、s/ 50°C001−
(値:97゜ 火施−汐U (al  オキセタン−末端出発ウレタンジプロピレン
グリコール(268g、2モル)とジイソノアナト1−
ルエン混合物(80%の2.4および20%の2.6−
異性体>(522g、3モル)と3−エチル−3〜オキ
セタンメタノール(232g、2モル)とを、実施例日
(a)におけると同様に新たに蒸留されたDMF 23
85 gにおいて反応させた。所望の物質が、透明な黄
褐色物質として得られた。
流動粘度:145 s  (4+n、フォートカップ、
25℃)。
fb)  ウレタンのアルキル化 実施例9(a)による30%ウレタン溶液(1600g
、2.8モルのウレタン)と粉末化水酸化す1−リウム
(136g、3.4モル)と塩化メチル(171g、2
.4モル)とを実施例8(b)におけると同様に反応さ
せた。収ffi:476g(理論値の92%)の淡褐色
物質。
I R: 3200〜3500cm−’における比較的
弱いハンドは、ウレタンプロトンのほぼ完全な置換を示
す。
fcl  オキセタン開環 実施例9(b)におけるメチル化ウレタン(200g、
0.36モル)と塩酸(37%、53.3 g、0.5
4モル)とを、実施例8(C)におけると同様に300
 mlのジオキサン中で反応させた。収量:160g 
(理論値の70%)の透明な淡褐色物質。
粘度;測定できず(硬過ぎる) OH値=99゜ 実施例10 (a)  オキセタン−末端出発ウレタンジプロピレン
グリコール(402g、3モル)とジイソシアナトトル
エン混合物(80%の2.4および20%の2.6−異
性体)(696g、4モル)と3−エチル−3−オキセ
タンメタノール(232g、2モル)とを、実施例8(
a)におけると同様zこ3103gの新たに蒸留された
DMF中で反応させた。所望の物質が、透明な黄褐色物
質として得られた。
流動粘度:14S(4龍、フォードカップ、25℃)。
(bl  ウレタンのアルキル化 実施例10(a)による30%ウレタン溶液(1400
g、2.5モルのウレタン)と粉末化水酸化ナトリウム
(121g、3.0モル)と塩化メチル(153g、3
.0モル)とを実施例8(b)におけると同様に反応さ
せた。収量:373g(理論値の82%)の暗褐色物質
粘度: 7221mPa、s / 80°CI R: 
3200〜3500cm−’における比較的弱いハント
は、ウレタンプロトンのほぼ完全な置換を示す。
tc)  オキセタン開環 実施例10(b)によるメチル化ウレタン(30h、0
.42モル)と臭化水素酸(48%、104.6 g、
0.62モル)とを、実施例8(C)におけると同様に
450nl’のジオキサン中で反応させた。収量:28
2g (理論値の84%)の透明な淡褐色物質。
粘度: 2590mPa、s / 50°COH値:8
4゜ 実施例1) fat  オキセタン−末端出発ウレタンジイソシアナ
トトルエン混合物(80%の2,4および20%の2.
6−異性体)(522g、3モル)の273を、262
gの新たに蒸留されたDMFにおけるポリグリコール4
00 (800g、2モル)の溶液へ室温にて2時間か
けて撹拌しながら滴加した。次いで3−エチル−3−オ
キセタンメタノール(232g、2モル)を添加し、次
いで室温にて30分間撹拌した。次いで、ジイソシアナ
トトルエン混合物の残部を1時間かけて満願し、次いで
IR分光光度法によりイソシアネートがもはや検出しえ
なくなるまで室温にて撹拌した。所望の物質が、透明な
黄褐色物質として得られた。
流動粘度:24s(4龍、フォードカップ、25”C)
(b)  ウレタンのアルキル化 実施例1)(alによる30%ウレタンン容ンffl 
(1600g、1.8モルのウレタン)と粉末化水酸化
すトリウム(80g、2.0モル)と塩化メチル(1)
2g、2.2モル)とを実施例8(b)におけると同様
に反応させた。収Tt:445g(理論値の88%)の
透明な黄褐色物質。
粘度: 4562mPa、s / 50℃l R: 3
200〜3500cm−’による比較的弱いハンドは、
ウレタンプロトンのほぼ完全な置換を示す。
fc)  オキセタン開環 実施例1) (b)におけるメチル化ウレタン(380
g、0.46モル)と臭化水素酸(48%、1)6g、
0.69モル)とを、実施例8(C)におけると同様に
500mj!のジオキサン中で反応させた。収量:34
8g(理論値の84%)の透明な淡黄色物質。
粘度: 10649mPa、s/ 50 ’OHOHマ
ニア 5下、本発明の実施態様を示せば次の通りである: 1、式 〔式中、Xは強−塩基性もしくは多塩基性酸のプロトン
の解ツ1)後に残留する前記酸の残基またはヒドロキシ
ル基であり、 Yは約15〜約a、 oooの分子量を有しかつ必要に
応じ酸素、硫黄もしくは珪素原子によりまたはエステル
、カーボネート、尿素、N−1置換ウレタン基もしくは
N、N−2置換ウレタン基により中断されたn−官能性
炭化水素基であり、Rは水素または約15〜約200の
分子量を有する炭化水素基であり、 2Rはアルキル化剤もしくはアリール化剤の基であり、 かつ nは1〜約6の整数である〕 を有する化合物。
2、   Xが強−塩基酸もしくはヒドロキシル基であ
る上記1記載の化合物。
3.  Xが塩素、臭素もしくは沃素原子である上記1
記載の化合物。
4、   Yが約15〜約8000の分子量を有するn
−官能性炭化水素基である上記1記載の化合物。
5、   Yが酸素、硫黄もしくは珪素原子によりまた
はエステル、カーボネート、尿素、N−1置換ウレタン
もしくは、N、N−2置換ウレタン基により中断された
約15〜約8000の分子量を有するn−官能性炭化水
素基である上記1記載の化合物。
6、   nが2〜4の整数である上記l記載の化合物
7、   nが2である上記1記載の化合物。
8、   Yが約15〜約8000の分子量を有する2
官脂性炭化水素基である上記1記載の化合物。
9、 2官能性炭化水素基が2.4− )リレン、2.
6トリレン、4.4’−メヂレンージフエニレンおよび
1,6−ヘキサメチレンよりなる群から選択される上記
4記載の化合物。
10、   ’Rがメチルもしくはエチルである上記1
記載の化合物。
1)、   ’Rがエチルである上記1記載の化合物。
12、   ”Rが6〜約18個の炭素原子を存する芳
香族炭化水素基、1〜約18個の炭素原子を有する脂肪
族炭化水素基、約7〜約30個の炭素原子を有する脂環
式炭化水素基または約7〜約39個の炭素原子を有する
芳香脂肪族炭化水素基である上記1記載の化合物。
13、   ”Rが1〜12個の炭素原子を存する脂肪
族炭化水素基または7〜15個の炭素原子を有する芳香
脂肪族炭化水素基である上記1記載の化合物。
14、   ”Rがメチルもしくはベンジルである一七
δ己l記載の化合物。
15、  弐: 〔式中、Xは塩素、臭素もしくは沃素原子であり、Yは
約15〜約8000の分子■を有する2官能性炭化水素
基であり、 1Rはメチルもしくはエチルであり、かっ2Rはメチル
もしくはヘンシルである]を有する一ヒ記1記載の化合
物。
I6.   ウレタン基と末端ヒドロキシル基とををス
るN、N−2置換化合物を装造するに際し、(al (
i )式: %式%) のn−=官能性・イソシアネート−末端化合物を(1)
)式: のオキセタンメタノールと、 反応されて、弐: のオキセタン−末酩i化合物を生成させ、(bl  工
程(a+で得られたオキセタン−末端化合物を金属水酸
化物の存在下に、 (iii )アルキル化剤もしくはアリール化剤と反応
させて、式: の化合物を生成させ、かつ (C1工程(blで得られた化合物を強酸と反応させて
、式二 〔式中、Xは強−塩基性もしくは多塩基性酸のプロトン
の解離後に残留する前記酸の残基またはヒドロキシル基
であり、 Yは約15〜約8.000の分子量を有しかつ必要に応
じ酸素、硫黄もしくは珪素原子によりまたはエステル、
カーボネート、尿素、N−1置換ウレタン基もしくはN
、N−2置換ウレタン基により中断されたn−官能性炭
化水素基であり、Zは約15〜約8 、000の分子量
を有しかつ必要に応じ酸素、硫黄もしくは珪素原子によ
りまたはエステル、カーボネート、尿素もしくはNl置
挨ウレタン基により中断されたn−官能性炭化水素基で
あり、 IRは水素または約15〜約200の分子量を有する炭
化水素基であり、 2Rはアルキル化剤もしくはアリール化剤の基であり、 nは1〜約6の整数である〕 のヒドロキシル−末端化合物を生成させることを特徴と
するN、N−2置換化合物の製造方法。
17、  工程(blを有機溶剤中にて水酸化ナトリウ
ムもしくはカリウムと相転移触媒との存在下に行なう上
記16記載の方法。
18、有機溶剤をジメチルホルムアミド、ジメチルアセ
タミド、ジメチルスルホキシドおよびNメチルピロリジ
ノンよりなる群から選択する上記17記叔の方法。
19、  強酸を塩酸、臭化水素酸および沃化水素酸よ
りなる群から選択する上記16記載の方法。
20、Xが塩素、臭素もしくは沃素原子である上記16
記載の方法。
21.7が約15〜約8000の分子量を有するn官能
性炭化水素基である上記16記載の方法。
22.0が2であって、n−官能性イソシア不一−トー
末端化合物(i)が2官能性である上記16記載の方法
23.2官能性イソシアネート−末端化合物(i)を2
.4− )リレンジイソシアネート、2.6−1−リレ
ンジイソシアネート、ジフェニルメタン−44ジイソシ
アネートおよび1,6−ヘキサメチレンジイソシアネー
トよりなる群から選択する上記22記載の方法。
24、   ’Rがメチルもしくはエチルである上記1
6記叔の方法。
25、   ”Rが6〜約18個の炭素原子を有する芳
香族炭化水素基、1〜約18個の炭素原子を有する脂肪
族炭化水素基、約7〜約30個の炭素原子を有する脂環
式炭化水素基または約7〜約39個の炭素原子を有する
芳香脂肪族炭化水素基である上記16記載の方法。
26、   ”Rが1〜12個の炭素原子を有する脂肪
族炭化水素基または7〜15個の炭素原子を有する芳香
脂肪族炭化水素基である上記16記載の方法。
27、   ”Rがメチルもしくはベンジルである上記
16記載の方法。
28、  アルキル化剤を塩化メチル、臭化メチル、塩
化ベンジルおよび臭化ヘンシルよりなる群から選択する
上記16記載の方法。
29、   ウレタン基と末端ヒドロキシル基とを有す
るN、N〜2置喚置台化合物造するに際し、fat (
i )式: %式%) の2官脂性イソシアフート−末端化合物を(1))式: のオキセタンメタノールと 反応させて、式: のオキセタン−末端化合物を生成させ、(bl  工程
ta+で得られたオキセタン−末端化合物をジメチルホ
ルムアミド、ジメチルアセタミド、ジメチルスルホキシ
ドおよびN−メチルピロリジノンから選択される有機溶
剤中にて水酸化ナトリウムもしくはカリウムと相転移触
媒の存在下に (iii )塩化メチル、臭化メチル、塩化ヘンシルも
しくは臭化ヘンシルと 反応させて、式; の化合物を生成させ、かつ (C1工程(blでi(Lられた化合物を塩酸、臭化水
素酸もしくは沃化水素酸と反応させて、式Yは約15〜
約8,000の分子量を存する2官能性炭化水素基であ
り、 Zは約15〜約a、oooの分子量を有する2官能性炭
化水素基であり、 IRはメチルもしくはエチルであり、かつ2Rはメチル
もしくはベンジルである〕のヒドロキシル−末端化合物
を生成させることを特徴とする上記16記載の方法。
30、  プラスチックを製造するに際し、上記1記叔
の化合物を使用する方法。
31、   イソシアネート重付加法によりポリウレタ
ンプラスチックを製造するに際し、合成成分として上記
1記載の化合物を使用する方法。
32、   イソシアネート重付加法によりポリウレタ
ンプラスチックを製造するに際し、合成成分として上記
15記載の化合物を使用する方法。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Xは強−塩基性もしくは多塩基性酸のプロトン
    の解離後に残留する前記酸の残基またはヒドロキシル基
    であり、 Yは約15〜約8,000の分子量を有しかつ必要に応
    じ酸素、硫黄もしくは珪素原子によりまたはエステル、
    カーボネート、尿素、N−1置換ウレタン基もしくはN
    ,N−2置換ウレタン基により中断されたn−官能性炭
    化水素基であり、 ^1Rは水素または約15〜約200の分子量を有する
    炭化水素基であり、 ^2Rはアルキル化剤もしくはアリール化剤の基であり
    、 nは1〜約6の整数である〕 を有する化合物。
  2. (2)ウレタン基と末端ヒドロキシル基とを有するN,
    N−2置換化合物を製造するに際し、(a)(i)式: Z(NCO)_n のn−官能性イソシアネート−末端化合物を(ii)式
    : ▲数式、化学式、表等があります▼ のオキセタンメタノールと、 反応させて、式: ▲数式、化学式、表等があります▼ のオキセタン−末端化合物を生成させ、 (b)工程(a)で得られたオキセタン−末端化合物を
    金属水酸化物の存在下に (iii)アルキル化剤もしくはアリール化剤と反応さ
    せて、式: ▲数式、化学式、表等があります▼ の化合物を生成させ、かつ (c)工程(b)で得られた化合物を強酸と反応させて
    、式: ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Xは強−塩基性もしくは多塩基性酸のプロトン
    の解離後に残留する前記酸の残基またはヒドロキシル基
    であり、 Yは約15〜約8,000の分子量を有しかつ必要に応
    じ酸素、硫黄もしくは珪素原子によりまたはエステル、
    カーボネート、尿素、N−1置換ウレタン基もしくはN
    ,N−2置換ウレタン基により中断されたn−官能性炭
    化水素基であり、 Zは約15〜約8,000の分子量を有しかつ必要に応
    じ酸素、硫黄もしくは珪素原子によりまたはエステル、
    カーボネート、尿素もしくはN−1置換ウレタン基によ
    り中断されたn−官能性炭化水素基であり、 ^1Rは水素または約15〜約200の分子量を有する
    炭化水素基であり、 ^2Rはアルキル化剤もしくはアリール化剤の基であり
    、 nは1〜約6の整数である〕 のヒドロキシル−末端化合物を生成させることを特徴と
    するN,N−2置換化合物の製造方法。
  3. (3)ウレタン基と末端ヒドロキシル基とを有するN,
    N−2置換化合物を製造するに際し、(a)(i)式: Z(NCO)_2 の2官能性イソシアネート−末端化合物を (ii)式: ▲数式、化学式、表等があります▼ のオキセタンメタノールと 反応させて、式: ▲数式、化学式、表等があります▼ のオキセタン−末端化合物を生成させ、 (b)工程(a)で得られたオキセタン−末端化合物を
    ジメチルホルムアミド、ジメチルアセタミド、ジメチル
    スルホキシドおよびN−メチルピロリジノンから選択さ
    れる有機溶剤中にて水酸化ナトリウムもしくはカリウム
    と相転移触媒の存在下に (iii)塩化メチル、臭化メチル、塩化ベンジルもし
    くは臭化ベンジルと反応させて、式: ▲数式、化学式、表等があります▼ の化合物を生成させ、かつ (c)工程(b)で得られた化合物を塩酸、臭化水素酸
    もしくは沃化水素酸と反応させて、式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Xは塩素、臭素もしくは沃素原子であり、Yは
    約15〜約8,000の分子量を有する2官能性炭化水
    素基であり、 Zは約15〜約8,000の分子量を有する2官能性炭
    化水素基であり、 ^1Rはメチルもしくはエチルであり、かつ^2Rはメ
    チルもしくはベンジルである〕 のヒドロキシル−末端化合物を生成させることを特徴と
    する請求項2記載の方法。
  4. (4)プラスチックを製造するに際し請求項1記載の化
    合物を使用する方法。
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