JPS58889B2 - エキタイコンゴウソウチ - Google Patents
エキタイコンゴウソウチInfo
- Publication number
- JPS58889B2 JPS58889B2 JP49083500A JP8350074A JPS58889B2 JP S58889 B2 JPS58889 B2 JP S58889B2 JP 49083500 A JP49083500 A JP 49083500A JP 8350074 A JP8350074 A JP 8350074A JP S58889 B2 JPS58889 B2 JP S58889B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mixing chamber
- vibration
- liquid
- liquids
- horn
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Mixers With Rotating Receptacles And Mixers With Vibration Mechanisms (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は互いに混じり難い液体、例えば油と水のような
2液体を緻密に混じり合わせ、燃焼時における水の沸と
う圧なり蒸気などの作用によりNOxを低下せしめたり
、廃液などの公害源となる液体に高質油を混入せしめて
再燃焼させ有効利用させるなど、また塗料などの調合に
他の液体を混入させる液体混合装置に関するものである
。
2液体を緻密に混じり合わせ、燃焼時における水の沸と
う圧なり蒸気などの作用によりNOxを低下せしめたり
、廃液などの公害源となる液体に高質油を混入せしめて
再燃焼させ有効利用させるなど、また塗料などの調合に
他の液体を混入させる液体混合装置に関するものである
。
従来、互いに混じり難い液体を混合せしめる方法として
攪拌・沈澱・沢過などの物理的作用を利用するものと、
薬品などによる化学的作用を利用するものとがあった。
攪拌・沈澱・沢過などの物理的作用を利用するものと、
薬品などによる化学的作用を利用するものとがあった。
しかし、物理的作用を利用する場合は大きな動力を必要
とし、加えて装置が複雑化し高価なものとなり、また薬
品などを用いる場合は手間がかかるなどの問題点があっ
た。
とし、加えて装置が複雑化し高価なものとなり、また薬
品などを用いる場合は手間がかかるなどの問題点があっ
た。
更に時間の経過と共に混合し得た2液体が分離をしてし
まうなどの問題を兼ね備えている。
まうなどの問題を兼ね備えている。
しかも噴霧燃焼装置などへの応用を考えると混合装置の
他に燃焼装置が必要となるなどの即応性がない。
他に燃焼装置が必要となるなどの即応性がない。
本発明は上記した欠点をなくし、構成簡単かつ低置であ
り、混合液体が分離することのないような特長を有する
液体混合装置を提供せんとするものであります。
り、混合液体が分離することのないような特長を有する
液体混合装置を提供せんとするものであります。
以下添付図面に従って本発明の一実施例を説明すると、
第1図、第2図において、1は振動拡大ホーンで、他端
側か導線3を介して超音波発振器4にて付勢されている
超音波振動子2の上端面に固定されている。
第1図、第2図において、1は振動拡大ホーンで、他端
側か導線3を介して超音波発振器4にて付勢されている
超音波振動子2の上端面に固定されている。
5は液体供給路で、振動拡大ホーン1の中軸上にあけら
れ、互いに異なった液体の流量調節器9,10と結合し
ている液体供給管7.8と連結しており、一端は振動拡
大ホーン1の小先端面である霧化面1′に至っている。
れ、互いに異なった液体の流量調節器9,10と結合し
ている液体供給管7.8と連結しており、一端は振動拡
大ホーン1の小先端面である霧化面1′に至っている。
6は振動拡大ホーン1の節部(振動零位置)に位置する
ホーン支柱で、ベース11上に固定されている。
ホーン支柱で、ベース11上に固定されている。
そして第3図、第4図に示すように振動拡大ホーン1の
超音波振動子2側大端面側には、液体供給口5より大径
の第1混合室13を設け、この室13内には、背部に切
溝12を設けかつ前記液体供給管7,8と同系列の供給
管7′、8′と接続される供給口14をもった袋ナツト
15がねじ込まれている。
超音波振動子2側大端面側には、液体供給口5より大径
の第1混合室13を設け、この室13内には、背部に切
溝12を設けかつ前記液体供給管7,8と同系列の供給
管7′、8′と接続される供給口14をもった袋ナツト
15がねじ込まれている。
また第1の混合室13に連続して形成した第2の混合室
16内には、一方が前記第1の混合室13に臨み、他方
が液体流通路17を形成するような小切溝18が設けら
れた抵抗体19がねじ込みあるいは圧入により取付けら
れている。
16内には、一方が前記第1の混合室13に臨み、他方
が液体流通路17を形成するような小切溝18が設けら
れた抵抗体19がねじ込みあるいは圧入により取付けら
れている。
抵抗体19の取付位置は前記振動拡大ホーン1の節部に
丁度位置して固定されている。
丁度位置して固定されている。
そして抵抗体19と第2の混合室16との間には環状の
スリット20が形成されるものである。
スリット20が形成されるものである。
またこの抵抗体19は異種液体の混合促進をはかるもの
であるから図に示すようなものに限らない。
であるから図に示すようなものに限らない。
さらに前記袋ナツト15は振動拡大ホーン1と超音波振
動子2との接合面を液から保護するものである。
動子2との接合面を液から保護するものである。
次に作動面から説明すると、互いに異なった性質の液体
は、それぞれ流量を流量調節器9,10にて調節され液
体供給管7,8より供給管7′。
は、それぞれ流量を流量調節器9,10にて調節され液
体供給管7,8より供給管7′。
8′を通過し第1の混合室13に至り溜められる。
ここまでは2液体は互いに混じり合うことがない。
しかし第1の混合室13は超音波振動子2の振動放射面
に隣接しているため特に第1の混合室13内に超音波振
動の音圧が高い。
に隣接しているため特に第1の混合室13内に超音波振
動の音圧が高い。
よって互いに混じり合うことなく、また混じり難い液体
も、振動の影響を受けて激しくゆさぶられ急速に混じり
合うこととなる。
も、振動の影響を受けて激しくゆさぶられ急速に混じり
合うこととなる。
すなわち第1の混合室13内にて繰返し振動による音圧
の変化いわゆる正負圧が超音波域の周波数で生じるため
、2液体も音圧変化により破壊・分裂を起こし、最終時
には分子状にまでなるため混合を促進することとなる。
の変化いわゆる正負圧が超音波域の周波数で生じるため
、2液体も音圧変化により破壊・分裂を起こし、最終時
には分子状にまでなるため混合を促進することとなる。
また第1の混合室13内に一部端面を臨ませている抵抗
体19は、その支持点が振動拡大ホーン1の節部に位置
しているため、振動を伴うことはない。
体19は、その支持点が振動拡大ホーン1の節部に位置
しているため、振動を伴うことはない。
よって第1の混合室13内の振動状態は、相反する振動
による減衰効果がないので、液体中に放射される振動変
換効率は高く、それだけ液体間の振動助長となり混合も
助長する。
による減衰効果がないので、液体中に放射される振動変
換効率は高く、それだけ液体間の振動助長となり混合も
助長する。
その後、第2の混合室16と抵抗体19との間に構成さ
れる環状のスリット20内を液体が通過する。
れる環状のスリット20内を液体が通過する。
この通過する間に第1の混合室13内で予混合された2
液体はさらに混合が促進される。
液体はさらに混合が促進される。
そして混合液は液体供給口5を通過し、霧化面1′に至
る。
る。
振動拡大ホーン1は節部を境に霧化面1′に向うに従い
振動が拡大しており、液体供給口5を通過する混合液体
は、この振動の影響を再度受けて完全に混合し、霧化面
1′にて薄い液膜を張る。
振動が拡大しており、液体供給口5を通過する混合液体
は、この振動の影響を再度受けて完全に混合し、霧化面
1′にて薄い液膜を張る。
この霧化面1′は、振動拡大ホーン1中最も振動振幅が
大なるところで、前記混合液体の液膜は、振動の影響に
より微細な粒子となって前方へ飛散するものである。
大なるところで、前記混合液体の液膜は、振動の影響に
より微細な粒子となって前方へ飛散するものである。
以上のように本発明は振動拡大ホーン内の超音波振動子
側に異種液体が供給される混合室を設けたので、この液
体で超音波振動子の冷却を行いやすくなり、しかもこの
混合室で超音波振動子からの強い振動により上記異種液
体を混合し、次にこの混合液体を抵抗体部を通過させる
ことでさらに混合度を強め、その後この混合液体を霧化
面で霧化するので、霧化面から略均−な状態で異種液体
を霧化することができる。
側に異種液体が供給される混合室を設けたので、この液
体で超音波振動子の冷却を行いやすくなり、しかもこの
混合室で超音波振動子からの強い振動により上記異種液
体を混合し、次にこの混合液体を抵抗体部を通過させる
ことでさらに混合度を強め、その後この混合液体を霧化
面で霧化するので、霧化面から略均−な状態で異種液体
を霧化することができる。
第1図は本発明装置の一実施例を一部断面にして示した
側面図、第2図は同正面図、第3図は同要部の断面図、
第4図は要部の分解断面図、第5図、第6図はそれぞれ
部品の正面図である。 1・・・・・・振動拡大ホーン、2・・・・・・超音波
振動子、5・・・・・・液体供給口、16・・・・・・
混合室、19・・・・・・抵抗体。
側面図、第2図は同正面図、第3図は同要部の断面図、
第4図は要部の分解断面図、第5図、第6図はそれぞれ
部品の正面図である。 1・・・・・・振動拡大ホーン、2・・・・・・超音波
振動子、5・・・・・・液体供給口、16・・・・・・
混合室、19・・・・・・抵抗体。
Claims (1)
- 1一端側に霧化面、他端側内側部分に混合室をそれぞれ
形成するとともに、これらの霧化面と混合室とを液体供
給路で連結した振動拡大ホーンとこの振動拡大ホーンの
他端側に設けられた超音波振動子とを備え、上記混合室
内にそれぞれ流動調節器を介して少なくとも二種類の液
体を供給するとともに、この混合室内には抵抗体を設け
た液体混合装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP49083500A JPS58889B2 (ja) | 1974-07-19 | 1974-07-19 | エキタイコンゴウソウチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP49083500A JPS58889B2 (ja) | 1974-07-19 | 1974-07-19 | エキタイコンゴウソウチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5112458A JPS5112458A (ja) | 1976-01-31 |
JPS58889B2 true JPS58889B2 (ja) | 1983-01-08 |
Family
ID=13804185
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP49083500A Expired JPS58889B2 (ja) | 1974-07-19 | 1974-07-19 | エキタイコンゴウソウチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58889B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63140389U (ja) * | 1987-03-03 | 1988-09-14 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5117069A (ja) * | 1974-08-01 | 1976-02-10 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Ekitaikongosochi |
US4491715A (en) * | 1980-10-30 | 1985-01-01 | Nauchno-Proizvodstvennoe Obiedinenie Po Tekhnologii Mashinostroenia | Apparatus for gas-shielded arc welding |
JPS58382A (ja) * | 1981-06-25 | 1983-01-05 | Hitachi Zosen Corp | 溶接ア−ク監視装置 |
-
1974
- 1974-07-19 JP JP49083500A patent/JPS58889B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63140389U (ja) * | 1987-03-03 | 1988-09-14 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5112458A (ja) | 1976-01-31 |
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