JPS5888319A - ステリン結合抗原性蛋白質 - Google Patents

ステリン結合抗原性蛋白質

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JPS5888319A
JPS5888319A JP56185647A JP18564781A JPS5888319A JP S5888319 A JPS5888319 A JP S5888319A JP 56185647 A JP56185647 A JP 56185647A JP 18564781 A JP18564781 A JP 18564781A JP S5888319 A JPS5888319 A JP S5888319A
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Japan
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protein
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hydroxyl group
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JP56185647A
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English (en)
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Masayuki Iwata
岩田正之
Sunao Matsuhashi
松橋直
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Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は抗体産生促進物質に関し、更に詳しくはステリ
ン結合蛋白質およびその製法およびその免疫学的応用に
関する。
本発明に係る物質は、抗原性蛋白質と3位に水酸基を有
し11位に脂肪族炭化水素を有するステリンとを結合さ
せた化合物である。抗原性蛋白質としては、経消化管的
および経呼吸器管的に感染をおこす病原菌またはウィル
スのワクチンに使用される細菌またはウィルスに関連す
る蛋白質、例えばジフテリア曹毒素、コレ)曹毒素、イ
ンフルエンザウィルスの血球凝集素。
並びに各種アレルギー疾患の原因となる蛋白質、即ち、
食餌アレルギーの原因となる食餌由来の蛋白質、祁粉ア
レルギーの原因となる植物由来の蛋白質、直毛アレルギ
ー疾患因となる動物由来の蛋白質、ダニや蜂などO虫ア
レルギーの原因となる寄生虫、昆虫由来の蛋白質などが
あげられる。上記蛋白質に結合′lIぜるステリンとし
ては、ステリン骨格のムss位に水酸基を有しDiil
F位に好ましくは比較的長鎖の脂肪族炭化水素基を有す
るステリンである。例えばコレステロール、シトステロ
ール、スティグマステロールなどがあげられる。蛋白質
と該ステリンとを結合させるには、常法によってステリ
ンの3位の水酸基と蛋白質の構成アミノ酸側鎖上の水酸
基またはアミノ基、例えばセリン、スレを二ンの側鎖の
水酸基、リジンの側鎖のアミノ基等とを二塩基性酸、炭
酸等によって架橋的に結合させればよい。例えばステリ
ンをジカルボン酸の反応性誘導体例えばコハク酸、グル
タル酸の無水物、モノハロゲン化物、アジピン酸のモノ
ハロゲン化物等と反応させて、該ジカルボン酸のモノス
テリンエステルに変換適せ、次に残余のカルボキシル基
を反応性誘導体、例えばハロゲノ炭酸エステルを使用す
る混合酸無水物などで活性化し良後蛋白質と反応させる
か、または前記ジカルボン酸のモノステリンエステルを
縮合剤例えばジシクロへキシルカルボジイミドのような
脱水剤の存在下で蛋白質と反応させることによって、目
的とするステリン會結合した抗原性蛋白質を得ることが
できる・ 本発明に係るステリン結合抗原性蛋白質は1生体内で種
々の作用を有する。その主なものとして、次の2つの作
用があげられる◎ 本発明に係るステリン結合抗原性蛋白質を経口的に投与
することによp、生体の抗体産生を刺戟促進し、血中に
感染肪禦効釆を有するIgM局所免疫維持の九めに重要
な役割を演じているの原因病原体として、例えばチフス
菌、コレラ菌、ジフテリア菌、舒兎病菌、百日咳菌、結
核菌などの病原細菌、インフルエンザウィルスなどの病
原ウィルスなどが知られている。これら病原体による疾
患に対する予防法又は治療法として鉱ワクチンがよく使
用されている。ポリオの生ワクチンは現在知られている
最も有効な経口ワクチンで娶るが、多くの他のワクチン
は対象の病原体の感染経路が経消化管的1+は経呼吸器
管的であるにも拘らず、その投与方法は皮下注射によっ
ている。このような接種方法においては産生される抗体
は主として血中に見い出され、その抗体は免疫グロブリ
ンのうちの工gMおよびIgG抗体である。経消化管的
又は経呼吸器管的感染を起す病原体の感染防禦において
は侵襲する病原体を感染経路の第1の部位、即ち口腔、
腸管又は気道で捕捉し、その感染能力を失わしめるのが
最も望ましいにも拘らず、現在のワクチン投与法では局
所感染防禦に重要な役割を果す分泌ff11gム抗体の
産生を誘導させる能力tもたないためにこれができない
。また現行のワクチンの多くは、水酸化アルミニウムを
抗原の吸着剤およびアジュバント物質として用いている
が、この物質は工―抗体の産生管弦く誘導するため〔イ
ムノロジー 11巻46頁(11181年)〕、ときに
副作用として重篤な即時城アレルギーを発現させること
がある。本発明に係る物質は、経口的に投与することに
よシ、このような不利点を解消したものであル、副作用
の極めて少い、且つ局所免疫に働きt−もつXgム抗体
の産生を誘導し、経腸管的又鉱経気道的感染を感染経路
の第1の局所で防禦することができるものである。
よく知られているように、細胞膜の構造は脂質二重層か
らなっている。極性脂質分子のうち親水性部位は直接外
界および細胞内部に接し、疎水性部位絋疎水結鉱によっ
て互に平行に並んだ二重構造をとる。本発明者郷はステ
リンのD積の11位に存在する疎水性基と対称的位置に
あるムlls位に抗原性蛋白質を結合させてこれt−経
口投与することによシ、疎水性部位は細胞膜の極性脂質
分子内Kll没し、抗原性蛋白質部分は細胞膜表面に保
持され、このようにして細胞表面に強く結合された抗原
性蛋白質は、消化器系および呼吸器系粘膜固有層に豊富
に存在するリンパ組織の免疫担尚細胞、例えばマクロフ
ァージ、!細胞、B細胞膜いは形質細胞と接触して、こ
れらの細胞に抗原刺戟を与えて、その抗原に対する抗体
、即ちIgM、Ig()のみならず工gム抗体を産生ず
る機会は、通常のワクチンより遥かに増大すると考え所
期の結果を得て本発明を完成し九ものである。生体にお
ける工gム抗体産生のwA構の詳細に関しては未だ解明
されていないが、その大部分が粘膜固有層のリンパ組織
で産生され、一部鉱血中に放出され、他の一部はJ−・
hatnを介して二量体とな)、更に上皮細胞で産生さ
れた5sCr@tory oompon@ntと結合し
て局所感染防禦作用を有する分泌聾工gムが腸管に放出
されるといわれている〔最新医学31巻4号rot頁(
1917年)〕。
本発明におけるステリン結合抗原性蛋白質は経口投与す
ることにより生体に対して有効に抗原刺戟管与えること
ができ、血中には感染防禦効果をもつrgM 、 工g
ムおよび工gG抗体を産生せしめ、腸管には局所感染防
禦効果を有する分泌mXgム抗体を産生させることので
きる、医療用として極めて価値を有する抗原刺戟剤であ
る。
経口投与用の製剤としては、錠剤、顆粒剤、カプセル剤
、シロラグ剤等の通常の剤形が使用され、使用tは抗原
の種類、年令、体重、体質および病状等によって異なる
が、成人1日ILII7〜22@[であって1日1度又
は教皇に分けて投与される。
1712に本発明に係るステリン結合抗原性蛋白質を非
経口的投与例えば静脈内注射17’tは皮下注射によ〕
工gl特異的免疫反応を抑制することができる。前記の
ように、即時型アレルギー反応はXgN抗体が関与して
発現することが知られておシ、この抑制にはXgM抗体
産生の抑制が菫ましい。現在多くの研究者がこの命題に
取組んでおシ、数多くの報告がなされているが、その研
究の方向はいくつかある。第1の方向は目的とする抗原
を自己生体成分に結合し良ものを投与する方法〔ヨーロ
ピアン・ジャーナル・オブ・イムノロジー 4巻!e1
頁(1@14年);フエデレーション・グロシーデイン
グス 36巻1184頁(1877年)〕、または免疫
原性の弱い高分子に結合したものを投与する方法〔ジャ
ーナル・オブ・エクスペリメンタル・メデイシン 13
6巻1404頁(1172年):”クリニカル・アンド
・エクスペリメンタルーイムノロジ−31巻4@@”R
C19Tt1年);同誌 33巻21頁(11F@年)
;ジャーナル・オブ・イムノロジー 122巻 111
8@j((11711年);バイtケミストリー 18
巻・−0頁(111年)〕であシ、この方法により部分
的な或いは完全なIglll免疫反応の抑制は達成され
るが、目的とする抗原の適用範囲が低分子のハプテンに
限定されることが多く、蛋白質のような高分子抗原への
応用が困難な場合が多い。第1の方向は、目的とする抗
原を変性させて投与する方法〔ジャーナル・オブ・イム
ノロジー 116巻12@T頁(1911年)〕であシ
、この方法は花粉アレルギーの原因抗原であるラグウイ
ード(ragw@el)抗原のようなものにも適用され
ているが抑制が完全ではない。第3の方向は、抗原性蛋
白質を合成ポリアルコール高分子化合物と結合させて投
与する方法〔インターナショナル・アーカイブス・アレ
ルギー・アンド・アプライド・イムノロジー 86巻1
58頁(1sts年);ジャーナル・オブ・イムノロジ
ー 12s巻40?頁(191年)〕である。この方法
によると、抗原特異的およびIgft特異的な免疫抑制
が強力に達成されると云われているが、合成ポリアルコ
ール高分子自体が生体にとって異物であシ、長期投与に
よる毒性等に不安が残る。第4の方向は、結核菌に目的
とする抗原を結合させる方法〔ジヤーナル・オブ・イム
ノロジー 117巻3I@買(1171年)〕である。
この方法では、結合させる担体である結核死菌O毒性m
に問題が残る。
このように、従来工gl免疫反応を人為的に抑制し、生
体にとって不利な即時的アレルギー反応を制圧すべく多
くの研究がなされているにも拘らず、種々な面で不完全
なものであり良。本発明に係るステリン結合抗原性蛋白
質はこのような不利点を解消したものである。非経口投
与方法として社主として静iit*射によるが、皮下注
射4行ないつる。投与量としては、抗原の種類、年令、
体重、体質、病状によっても異なるが、成人1日1・雫
〜21m度であって1日1度又は数置に分けて投与され
る。
試験例1゜ 後記実施例1で得られるコレステロール結合卵白アルブ
ミン〔以下、コレステロールヘミサクシネート卵白アル
ブミンをOhol−mu・−0ム、コレステロールへミ
グルタレート結合卵白アルブiンをOhOl−glu−
0ムと略記する。tた卵白アルブミンに対するコレステ
ロールの結合モル数(エピトープ濃度)を示すときは例
えばohox−−1・翫◎−〇ムの如く記して卵白アル
ブ尤ン1モルに対シコレステロールヘミサクシネート 
Sモルが結合していることを示すものとする。また卵白
アルブミンをOムと略記する。〕を実験に使用しえ。
BムL)/ Oマクス(雌、生後8〜10週令)1鮮場
匹につき、試験マクスには0hol−suC,。
−〇ムを1μg # 1004g # 1 q/ an
imal/ timeを、対照マクスにはOムのI A
ge I M9/animlLl/ tin・ を夫々
経口投与した。投与は1日間隔で5回投与し、その後2
週間放置してから連日S回投与し、更に2週間放置して
から連日5回投与し良。蛾初の投与からS遍目以降、血
中のIgMまたはIgG抗Oム抗体価を間接赤血球凝集
反応〔ジャーナル・すブ・エクスベリメンタル参メデイ
シン ・3巻107頁(1171年)〕によって測定し
、Igム抗Oム抗体価は酵素抗体側定法〔酵素抗体法(
医学書院刊、1171年)〕試験例1 試験例1では、0hol−suel、、−0ムの投与ス
ケジュールとして、週1回投与したが、この投与方法で
は投与初期においては有効な抗体産生が認められず、連
日投与を蝶じめてから抗体産生が発現したので、本例で
はIIIFI匹のマウスに投与初期から連続的に投与し
た。“投与方法は1回当、9200μg の投与を行い
、最も有効な抗原刺@を与える0hO1−11uo−0
ムのエビドーグ濃度をも併せて検討し良。
実施例1において調製されたエビドーグ濃度の異なる3
種類のahol−sue −oム標品を用いた。
第2図に示されるようにChop −su o ts−
0ム、0hol −5ua4.、−0ム・マえは0ho
l−sue、 t、o −0ム1s品を投与した結果、
aho:t−5ue、、−oムよ)もahox−sue
、、−oムまたは0hol−sue 、 t、a−oム
の方がより有効な抗原刺戟を与えることが明らかである
上記S6品は、ウサギを0ムで免疫して作られ九抗Oム
抗血清との関に1試験管内で沈降反応を起しつる抗原性
を保持しているが、エピトープ濃度を更に大きくし九〇
hol−sue、、−0ムでは試験管内抗原性を失なっ
ていることも明らかにされた。0hol−sua、、−
0ムは経口的に投与しても抗0ム抗体の産生は認められ
なかった。以上り結果からchol−sua−oムのエ
ピトープ濃度は、小さすぎてもまた大きすぎても良い抗
原刺戟を与えることができないことが判る。
試験例1 試験例1および2では、コレステロールを結合させた蛋
白抗原として0ムを用いたが、本試験例ではヒトガンマ
グロブリン(以下、HGGと略す)t−使用し、コレス
テロール結合ヒトガンマグロブリンを用いて試験例1お
よび2と同業の方法で1群5匹のマウスに経口投与した
この標品の経口免疫能を以下のようにして検討した。
GhOl−Bu(l s、o−IIGGの1pg、  
10 pgtたは10010Os対照としてインfiク
トのH()()のt jilg。
10 Agおよび100 #g/an1mamノ投与量
で連続的に経口投与した。いずれの投与量によっても、
0hol−sue、、−HGG投与群がMGG投与群よ
〕も高い血中XgMおよびIgG抗体童庄を起すことが
認められた。
試験例4 コレステロール結合抗原性蛋白質の急性毒性試験として
、Chop−suel、o−OAま九は0bo1−su
os、o−EGGを夫々20591群5匹のマウスに投
与したが何等の異常も認められなかった・試験例1 工gm41異的免疫抑制作用を0hol−sue、、−
0ムおよびOhON−gNu a。−0ムを使用して検
討した。
BALB10マクス(雌、l〜10週令)1群5匹にイ
ンタクトの0ム10岬を水酸化アルミニウムゲル(以下
、almmと略す)3Mgに吸着させたものを腹腔免疫
した。対照評祉そのt′>経日的に尾静脈から採血し、
血清中のIgl抗0ム抗体価をラットを用いた4時間7
0ム反応〔イムノロジカル・メソツ1′″ニブラックウ
ェル出鷹(II@4年〕〕で測定した。試験群はoho
x−sue  −0AtたはOhol−glu、、−0
ムを208 pg/L!I animox/lin・で連日6回またはl # / 
animm11回を0ムとaxumの腹腔免疫と同時に
静脈投与し、以後対照群と同様・に採血し、血中1gl
抗0ム抗体価を測定した。第3図に見られるように、対
照群は免疫後次第に工gx抗体価の上昇を認め、第3週
以後プラトーに達し、長期間高い抗体価を艙持した。一
方Chol−suo8.5− OA tたはoho1g
1u6.、−0ム腹腔投与群のうち200μgl1回連
日投与群は、2週目以後、XgllJ抗体価の激減が認
められた0191回投与群においても不完全ではあるが
抗体価の減少は認められた。第4図は同じ動物の血清中
の工gM tたはXgG抗0ム抗体の推移を示している
。本図から明らかなように、ZgM t 次は工gG%
異的抗0ム抗体価には全く影響を与えないか、極めて僅
かな影響しか与えなかった。
以上の結果紘、Chop−sua8.、−0ムまたはc
hoxgIue、o−OAいずれのコレステロール化抗
原でも、好ましくはその中等用量の持続的投与によ夛、
”g”特異的な一次免疫反応の抑制を#tソ完全に達成
できることを示す。
一般にXgm免疫反応は極めて持続的な免疫反応である
。例えば花粉アレルギーにおいては、毎年、原因抗原で
ある花粉が空気中に散布される季節になると患者はアレ
ルギー反応に悩まされる。このような患者はongoi
nHの免疫反応を発現しておシ、その抑制は前記種々の
抑制方法では困難であった。このようなOflgOln
g OIgl免疫反応を抑制することは実際の臨床に望
噛れることである。この点についての本発明者等の成果
を次に具体的に示す。
試験例1 試験例Sと同様にBALB10マクス1群5匹にインタ
クトのOAの10・肉とalum S 1111とから
なる懸濁液を腹腔に免疫した。ongo ingのIg
l免疫反応が達成された第21白目よ?)、0hol 
−aua  −0ムiたはaho x  g 1u 6
.o−0ムt200 sg&5 連日S@または1M91回静脈注射し、その後のIgl
抗0ム抗体価とIgMおよびXg(k vcOム抗体価
を経口的に測定した。第S図に示すように、コレステロ
ール結合OAを投与したいずれの群も、初めからIll
@ 、 T週目にかけて著しい工gll抗0ム抗体価の
減少が認められた。第6図はIgMまたは工gG抗Oム
抗体価の推移を示しである0いずれの群の抗体価も対照
群のそれに比較して差#−j認められなかった。
以上の実験成績は、コレステロール結合0ムがOngO
lngのIgll+免疫反応も特異的に抑制することを
示しており、その臨床的価値は高いものと推定される。
次に本発明者等はコレステロール結合OAによるXg]
A特異的な抑制について、その抗原特異性を検討した。
試験例T。
0ム 10 pgと豚回虫(Asaaris auu)
よシ抽出した虫体蛋白質(以下、ムgoと略す)10μ
gとをalumの34に吸着せしめ良悪濁液t−1群5
匹のマウスの腹腔内へ免疫した。直ちに、0hol−s
ue、5−0ムtl Q Q Ag/animalの用
量で連日S囲靜脈注射し、その後経日的に採血し、血中
XgM 、 IgG tたBxgs抗0ム抗体価、及び
Igl抗ム−0抗体価を測定した。第2群のマウスには
0ムとム−Cの免疫を同様に行い、その後の0hol−
sue、、−0ム靜脈注射を除いえ、第3群マウスには
0ム単独で11tu+aと共に免疫した。本脚はコレス
テロール結合OAの代シに、インタクトの0ム會200
 声gづつ同様に1回静脈注射した。
第1図は第1.第2.第3群マウス01gl抗Oム抗体
価と、第1.第1群マウスOXgM抗ム−・抗体価の推
移を示している。本図から明らかなように、第1群マウ
スではXg’lA抗0ム抗体価とX−抗ムno抗体価は
第2週以降持続的に高値を保った。一方、第1群マウス
のIgl抗ム−・抗体価が第2群のそれと同等の推移を
示したが、XgM抗0ム抗体価絋第鉱週で一時的な上昇
を示したのみで、第宜週以降完全に抑制され、その抑制
線長期間維持され良。第3群マクスのX−抗Oム抗体価
は第2群のそれよpむしろ高値を示した・第8図は第1
、第1、第3群のIgMまたはI−抗0ム抗体価の推移
を示している。本図から明らかなように、いずれの群の
抗体価もほり同等であった・以上の実験成績は、0ho
l−sue、、−0ム島置が抗原OAの工gl免疫反応
のみを特異的に抑制する作用を有し、0ムに無関係な抗
原には何等の影蕃ももたないことを示している・またO
Aに対するXgM免疫反応の抑制はコレステロール結合
0ムを処置することによってのみ達成され、0ムのみの
処置では達成できないことを示している。
次に実施例をあげて、ステリンを蛋白質に結合させる方
法を具体的に説明するが、本実明嬬これによって限定さ
れるものではない・実施例1゜ 両 動物性ステリンとしてコレステロチルを用い、その
へ識サクシネートおよびヘミグルタレート誘導体を作成
した。
ピリジン 100 wLlにコレステロール 10Fを
溶解する。更に無水コハク酸2 !1. II Fを加
え110〜120℃で2時間加熱還流する0反応液を氷
水100 iu K注加し、酢酸12・dを加えて中和
し、析出せる結晶をF職する。水で嵐く洗い温結晶を得
る。これをエーテル 41111jK11解し、水1・
011jで3回洗った後、溶諜を留去すると固形物が得
られる。これを酢酸エチル 100 wLlで再結晶す
ると融点1711〜1FI Cのコレステロールヘミサ
クシネート 1111fが得られる。
上記実験において無水コハク酸を使用する代〕に、無水
グルタル酸1&@tを使用して同様に反応を行ない、後
処理し、シリカゲルを使用し九カラムクロマトグツフィ
ー(移動相(へ呼サン;酢酸エチル−4:1))によシ
精製し、更に酢酸エチル 30WIIによシ再結晶する
と融点122〜124℃を有するコレステロールへ1ゲ
ルタレ−)leaFが得られみ。
に) コレステロールへ主サクシネート415If((
LO@!Imoxe )をジオキサ>LBMIに溶解し
た。水冷下撹拌しながらトリーn−ブチルアミンa、1
17m1(0,17mmole ) f;加え、更にイ
ソブチルクロロホルメート 11.$@19(亀・・1
m mol・)を加えて30分攪拌し、活性化コレステ
ロール液とする。卵白アルブミン(0ム)450a11
 (&01 m molm )を(LIMホウ酸緩衝液
(PH14)51Llに溶解し、この溶液に先に得られ
た活性化コレステロール液を滴下する。全量を約SO分
間かけて滴下した後4時間攪拌を続ける。
反応液を100001”、]>、”で30分間遠心分離
し、上滑液を水に対して24時間透析した。透析内液を
セファデックスG−25カラム(8X4!1α)でクロ
マトグラフィーを行ない、溶出し九蛋自分画を集めて、
0bo1−sue−0ムとした。結合したエピトープ濃
度をコレステロール すキシダーゼを用いた酵素法にて
測定した結果oho1−sua−oムでは&Sモルであ
った。
上記実験において、コレステロールヘミサクシネートの
代シにコレステロールへミグルタレ” )  4LS 
IN (0,01smmol・)を使用して同様に実験
するとエピトープ濃度10モルを示すOboe−glu
−Oh ;6E 得6 tL h 。
エピトープ濃度の異なったコレステロール結合蛋白標品
を得るため、次0E11の結合操作を行つ九。
コレステロールヘミサクシネー)  !!l01v(B
 @ tmrnol・)をジすキサン !−に溶解し、
これに駅す−n−ブチルアミン 仏@121Ll(1m
mo1・)t−加える。混合液を水冷下撹拌し、インブ
チルクロロホルメート ・81v(a55ムol・)を
加え、30分間攪拌して活性化コレステロール液とする
。Oム 4s・W9t−1−のホウ酸緩衝液に濤解し、
こOoム溶液を5IIjづつ(α@011 mwhol
・)3りOビーカーに移す。それぞれを水冷下撹拌し、
先の活性化コレステロール液tz倍モル、y、s倍モル
を良atS倍モル加えた。以後は先に述べ良と同様Kl
K験を行ない実験後の処理をすると夫々0ho)−st
ia、、−0ム、0hO1−sue  −oム、0hO
1−sue、 t、o−0ムの標品が0 得られ丸。
結合蛋白質として、0ムの代〕にヒトガンマグロブリン
(IIG())を用い0ho1−sue −110G 
Ohol−glu−11()Gを調整した。1倍モルの
活性化コレステロールを加えた場合のエピトープ濃度は
1.6モル、10倍モルを加えた場合は−モルであった
エビドーグ濃度は添加する活性化コレステロール量によ
って比較的容易に調節できるO実施例2 植物性ステリンとしてスティグマステロールおよびシト
ステロールを、使用した。
に) ピリジン 100−にスティグマステロール10
Fを加えて溶解する。更に無水コ/1り酸24.2fを
加え110〜120 ℃で2時間加熱還流する。
反応液を氷水5soWLl中に注加し酢酸1110−を
加えてpH4に調整し、析出せる結晶t−p取する。
水で良く洗い温結晶を得る。これをエーテル4001に
溶解し、水10G−で3@洗った後エーテルを留去する
と粗結晶が得られる。この粗結晶を酢酸エチル 50m
に加熱溶解し、活性炭を加えて脱色して冷却する。再結
晶によって得られ九スティグマステロールヘミサクシネ
ート標品はτLOで単一のスポットを示し、融点1■〜
1@6℃であった。収量は1sである。
上記実験においてスティグマステロールの代シにシトス
テロール 101を使用して同様に反応生骨ない、反応
後の丸環をすると融点111.1〜I@IICを示すシ
トステロールヘミサクシネ−)  11tが得られる。
CB)  スティグマステロールへ貫サクシネート41
 IIP(rLHmmole )をジtdt4t>  
2wJK溶解し、更にトリーn−ブチルアミン 6HI
Ij(0,111wamol・)を加えた。混合液を水
冷下攪拌し、インブチルクロロホルメート 111v(
Q、(ill mmol・)を加え36分間攪拌し活性
ステロール液とする。9%のOムホウ酸緩衝液溶液S1
に上記の活性ステロール液を加え、水冷下4時間攪拌し
反応液を水に対して透析する。透析内液をセファデック
スG−480カラムクロマトグラフイーを行い蛋白質の
主分画を採取するとスティグマステロール結合OA−(
51t1gma−sua、6−0ム)が得られた。
上記実験においてスティグマステロールへ電サクシネー
トの代シにシトステロールヘミサクシネー)  41.
2〜(α011 mmole )を使用して同様に反応
を行ない反応後の処理をすると、シトステロール結合0
ム(8ito−8uO4,o−oム)が得られる。
また、上記の実験において−チ0ム溶液を使用する代り
K、  IIJ−のEGGホウ酸緩衝溶液18 m (
0,01mmole )を使用して同様に反応を行ない
、後処理するとスティグマステロール結合HG () 
(8tigma−suCt、o −HGG )およびシ
トステロール結合HG Ck (81to−1uQ、、
−I!GG )が得られる。
による抗0ム免疫反応」の結果を示す口0は0hO1−
suo、、−OA 1 #g%Δは同100 Jgs口
は同1〜、・はOAlμg、 xは同1119投与の結
果である。
第2図は「コレステロール結合OAのエビドーグ濃度の
影響」を示す。o ld 0hol−suel、、 −
一〇ム、Δは0hol−sua4−0ム、口はOh o
 1−suo 11−〇ム投与の結果である。
第3図は「コレステロール結合0ムによる一次1gl抗
0ム免疫反応の抑制」を示す・Oは0hol−sue、
、−0ム200 JlgX !! %Δは同IW9X1
、* U ahoN glu 6.0−0ム20@ s
gx 5 %口は同1ダ×1投与の結果であシ、×は対
照である。
第4図は「コレステロール結合0ムによる一次xgMお
よびIgG免疫反応への影響」を示す。
図中の符号は第3図と同意義。
第5図は「コレステロール結合0ムによる継続的1g1
ll抗0ム免疫の抑制」を示す。図中の符号は第3図と
同定義。
@6図は「コレステロール結合0ムによる継続的1gM
およびIgG抗Oム免役反応への影響」を示す。図中の
符号線菌3図と同定義。
第T開拡「コレステロール結合0ムによる抗原特異的1
g1C抗0ム免疫反応の抑制」を示す。
0は第19の抗OA抗体価、・は同抗ムー〇抗体価、△
は第2群の抗0ム抗体価、ム拡同抗ムl抗体価ミロは第
3群の結果を示す。
第・図は「コレステロール結合0ムによる抗原特異的X
gMおよびXg()抗0ム免疫反応への影響」を示す。
Oは第1群、Δは第1群、口は第3群の結果である。
全図中の矢印は薬物投与の時期を示す。
特許出願人 三共株式会社 代理人 弁理士樫出庄治 (OL ”01)YHd Cg601)v:)d 第5図 介               ↑す↑↑↑eek 第6図 介              ↑↑↑Tieek 第7図 制用1 第8図 介↑↑↑t↑ ee k 手続補正書(自発) 昭和57年11月1q日 特許庁長官 若 杉 和 夫 殿 1、 41件の表示 昭和56年特許願第185647号 2 発明の名称 ステリン結合抗原性蛋白質 3 補正乞する者 事件との関係 特許出願人 住所 〒103東京都中央区日本橋本町3丁目1番地の
6名称   (185)三共株式会社 代表者 増締役社長 河村喜典 4代理人 居所 〒140東京部品川区広町1丁目2番58号三共
株式会社内 6 補正の対象 [明細書の特許請求の範囲の欄および発明の詳細な説明
の欄J 7 補正の内容  別紙の通り 1 明IItII書の特許請求の軒囲ケ次のようにA]
−止する。
fil+  3位VC水酸基を有し11位にva肋族欠
化水索基馨南するステリンヶその3位水酸基にあ・いて
抗原性蛋白質と梨橋的に結合場せにステリン結合抗原性
蛋白質。
(2) 3位に水叡基馨有し171■に廂肋娃炭化水紫
基ケ南するステリンをジカルボン酸の反応性誌導体と反
応させて該ジカルボン酸のモノステリンエステルン製造
し、次いでこれン反応性鋳導体に変換した後抗原性蛋白
質と反応させるか又は該ジカルボン酸のモノステリンエ
ステルを縮合剤の存在下で抗原性蛋白質と反応させるこ
とを特徴とする3位に水酸基を有し11位に)Jα肪族
炭化水索基馨Mするステリンをその3位水酸基において
抗原性蛋白質と架橋的に結合させたステリン結合蛋白質
の製法。
(3)3位に水酸基を有し11位に脂肪族炭化水素基な
有するステリンをその3位水酸基において#JL原性缶
臼賀と架橋的に結合させたステリン結合抗原性缶白wy
r王剤とする経口および打気迫免疫刺戟剤。
(4)3位に水酸基を南し17位に屈肪族炭化水素基ン
会するステリンをその3位水酸基において抗原性蛋白質
と架橋的に結合させたステリン結合抗原性蛋白−ケ王剤
とする非杆口I(7E抗体N2生抑制創。      
      」2 明鯛噸1重第7貴第6行の 「保持きれ、」欠 1保持されるものと推定した。」と訂正する。
3 四組16頁第16?T−第17行の[この標品の・
・・・・・・・・ した。]ン削除する。
410j第tSIE!第19行の [HGGの1μgJケ rEGGを1μgJと61正する。
5 同第17頁第6行の 「抗原性」ケ削除する。
6 声」第1T員第14行の 「0A101n9」な [0AIOμg1と訂正する。
I 同第18自第2打の [’ anlmolJ yl [anima/ J と訂[ヒする。
Y・人  L

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)1位に水酸基を有し11位に脂肪族炭化水素基を
    有するステリンをその3位水酸基において抗原性蛋白質
    と架橋的に結合させたステリン結合抗原性蛋白質。
  2. (2)3位に水酸基を有しty位に脂肪族炭化水素基を
    有するステリンをジカルボン酸の反応性誘導体と反応さ
    せて誼ジカルボン酸のモノステリンエステルを製造し、
    次いでこれを反応性誘導体に変換し九後抗J[性蛋白質
    と反応させるか又は該ジカルボン酸のモノステリンエス
    テルta合剤の存在下で抗原性蛋白質と反応させること
    を特徴とする3位に水酸基を有し1T位に脂肪族炭化水
    素基を有するステリンをその3位水酸基において抗原性
    蛋白質と架橋的に結合させたステリン結合蛋白質の製法
  3. (3)3位に水酸基を有し11位に脂肪族炭化水素基を
    有するステリンをその3位水酸基において抗原性蛋白質
    と架橋的に結合させたステリレ結合抗原性蛋白質を主剤
    とする経口免疫刺戟剤。
  4. (4) 3位に水酸基を有し11位に脂肪族炭化水嵩−
    基を有するステリンをその3位水酸基に訃いて抗原性蛋
    白質と架橋的に結合させたステリン結合抗原性蛋白質を
    主剤とする非経口Igll抗体童抗体創生抑
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7763380B2 (en) 2000-09-05 2010-07-27 Panasonic Corporation Packaging container for transporting batteries
JP2018530620A (ja) * 2015-10-19 2018-10-18 カディラ・ヘルスケア・リミテッド 同一の分野の発明を含有する新規アジュバント及びワクチン組成物

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US7763380B2 (en) 2000-09-05 2010-07-27 Panasonic Corporation Packaging container for transporting batteries
JP2018530620A (ja) * 2015-10-19 2018-10-18 カディラ・ヘルスケア・リミテッド 同一の分野の発明を含有する新規アジュバント及びワクチン組成物

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