JPS5888087A - 液状体物質の濃縮乾燥装置 - Google Patents

液状体物質の濃縮乾燥装置

Info

Publication number
JPS5888087A
JPS5888087A JP18509681A JP18509681A JPS5888087A JP S5888087 A JPS5888087 A JP S5888087A JP 18509681 A JP18509681 A JP 18509681A JP 18509681 A JP18509681 A JP 18509681A JP S5888087 A JPS5888087 A JP S5888087A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
solid particles
liquid substance
volatile components
liquid
hollow container
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP18509681A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6345268B2 (ja
Inventor
Tsutomu Inoue
勉 井上
Eiichi Mizutani
水谷 栄一
Noriyasu Sasaki
徳康 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chuo Kakohki Coltd
Original Assignee
Chuo Kakohki Coltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Chuo Kakohki Coltd filed Critical Chuo Kakohki Coltd
Priority to JP18509681A priority Critical patent/JPS5888087A/ja
Publication of JPS5888087A publication Critical patent/JPS5888087A/ja
Publication of JPS6345268B2 publication Critical patent/JPS6345268B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Heat Treatment Of Water, Waste Water Or Sewage (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は液状体物質の濃縮乾燥装置、更に詳しくは各種
の有機物や無機物を含有する有機溶剤系の液状体物質を
処理するに好適な濃縮乾燥装置に関する。
化学工場や製薬工場等の製造工場から発生する排液には
、活性汚泥法等の一般的排水処理手段では処理できない
、各種の有機物や無機物を多量に含有する有機溶剤系の
液状体物質がある。この種の液状体物質は、そのままで
は廃棄することができないため、焼却等何らかの手段で
処理されるのであるが、この処理に際し、有効再利用を
前程として有機溶剤の如き揮発成分の全量を回収するこ
と、また揮発成分回収後に残存する有機物や無機物等の
不揮発成分を固形状でハンドリングし易い状態とするこ
と、更に処理全体を通じて出来るだけ保守管理が容易で
且つ経済的であること等が要請される。
従来、この種の液状体物質を処理する装置として、次の
ようなものがある。最も一般的には、套管式熱交換器又
はプレート式熱交換器で液状体物質を加熱蒸発した後に
気液分離器で蒸発した揮発成分の蒸気を分離して濃縮す
る蒸発濃縮装置である。しかし、この従来装置では、そ
の性質上揮発成分の一部を残し、ある程度充分な流動性
が液状体物質に得られる範囲内においてのみ使用可能で
あるため、必然に揮発成分の全量回収が不可能である。
また液状体物質からの揮発成分の蒸発にともなって、混
在する有機物や無機物が次第に高濃度になると、これら
の有機物や無機物が相互固着、重合、粘着、堆積等の現
象を呈するようになるのであるが、かかる状態の有機物
や無機物等の不揮発成分が前記したような熱交換器の伝
熱面に付着する結果その伝熱効率を著るしく低下し、更
には付着した不揮発成分の掻き取シ除去という煩わしい
面倒な作業を強いられる0他の従来装置には、ジャケッ
ト付本体の内部に機械的掻き取り羽根を有する伝熱面に
液状体物質を流下させる掻き取シ羽根付薄膜流下式蒸発
装置がある。この従来装置によれば、機械的掻き取シ羽
根によって伝熱面の伝熱効率低下をある程度防止できる
が、強固な不揮発成分が一度でも伝熱面に付着すると手
のほどには掻き取シ羽根に付着して成長する等の難点が
あり、加えてこの従来装置自体の製作に精密を要し、掻
き取り羽根の攪拌動力も必要である0更に他の従来装置
には、内部に固体粒子を充填し、下部より熱風を送入し
て該固体粒子を流動化させ、その中に液状体物質を注入
して燃焼する流動層式乾燥焼却装置がある。しかし、こ
の従来装置では、もともと全量を燃焼するのであるから
揮発成分の回収はできず、また装置自体も膨大なものと
なり、極めて非経済的である。
本発明は、紙上の従来装置における欠点を解消し、前記
要請に応える改良された液状体物質の濃縮乾燥装置を提
供するもので、その目的は、各種の有機物や無機物を含
有する有機溶剤系の液状体物質を外部の振動発生源によ
り激しく攪拌乃至混合させた加熱固体粒子を利用して有
機溶剤の如き揮発成分を蒸発させつつ不揮発成分を濃縮
乾燥処理することによシ、揮発成分の全量を回収し、不
揮発成分をハンドリングし易い固形状となし、併せて処
理全体を通じて保守管理が容易で且つ経済的とする点に
ある。
以下、図面に基づいて本発明の構成を詳細に説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す一部断面状態を含む側
面図、第2図はその作用状態を例示する拡大した断面略
視図である。外周に熱媒体の循環可能なジャケット2を
有する略円筒形状の密閉系中空容器1は、強固に固定さ
れた1個〜数個の振動発生源5を具備し、基台3に対し
てスプリング14.24.34.44(但し34は図示
しない)によシ支持されているので、振動発生源5の運
動によシある種の自由運動が与えられるようになってい
る。そして、密閉系中空容器1の内部にはある範囲内に
整粒された多数の固体粒子6が10〜75容量%充填さ
れていて、その天側に排気ロア及び供給口8が各々穿設
され、この供給口8へ供給管9を介して連結された4個
の液分散器19.29.39.49が前記密閉系中空容
器1の内部に位置決めされている。
本実施例の場合、密閉系中空容器1は横型円筒形状であ
るが、竪型円筒形状又はこれらの円錐形状等であっても
よい。また本実施例の場合、いわゆるシャワ一方式の液
分散器19.29.39.49が4個用いられているが
、この種の液分散器に限定される訳ではなく、処理対象
である液状体物質の性状等によっては例えば霧化方式等
からなるものであってもよく、その取付個数は1個〜数
個であればよい。そして、密閉系中空容器1の内部に充
填されている固体粒子は、本実施例において7〜20メ
ツシュ程度に整粒された砕砂を用いたが、この他にセラ
ミック粒や熱伝導のよい金属粒等が用いられ得る。いず
れの場合も、比較的小粒に整粒された多数の固体粒子表
面へ液状体ができるだけ均一に分散される構成であるこ
とが必要である。
次に、本発明の詳細な動作を第2図に基づいて説明する
。振動発生源5を駆動させて密閉系中空容器1に略円状
の振動を与えると、内部に充填されている多数の固体粒
子6は図中矢印Aに示す如く同様の略円状に振動回転し
ながら該粒子間で激しく衝突を繰シ返す攪拌乃至混合状
態となる。一方、ジャケット2にスチームや市販の液状
の熱媒体を利用して循環させることにより密閉系中空容
器1の壁面を加熱すると、続いて前記固体粒子6がこれ
ら熱媒体とほぼ同様の温度まで加熱される。
この際の加熱の主となる熱伝導は、固体粒子6が振動回
転しながら激しく衝突を繰り返しているため極めて効率
がよい。かかる状態で、供給口8を介し液分散器29か
ら液状体物質を分散注入すると、該液状体物質は固体粒
子6の表面に当接し、はぼ瞬時に液状体物質中の揮発成
分が蒸発して排気ロアから留去する。この際残存する液
状体物質中の不揮発成分は固体粒子6の表面に付着する
が、固体粒子6が相互に激しく衝突を繰シ返しているた
め、前記不揮発成分は固体粒子6から取シ除かれて、分
散且つ粉砕されつつ微粒固形物となる。
したかって固体粒子6は、常時、いわば自己洗浄を繰り
返しているのである○本発明に備わるかかる作用特性に
よシ、例えば、熱媒体として約150℃のスチームを用
い、7〜20メツシユに整粒した硼砂を充填して、塗装
洗浄用に使用した廃シンナーを処理した場合、密閉系中
空容器内における前記のような微粒固形物の生成量が硼
砂と等量となった段階でもその処理性能が低下しないの
である。
第3図は本発明に係る液状体物質の濃縮乾燥装置を組み
込んだ一連の処理系統を例示する略視図である。予め熱
媒体が循環され、多数の固体粒子が充填されている密閉
系中空容器1へ矢印Bにしたがって液状体物質を分散注
入すると、該液状体物質中の揮発成分は蒸発して矢印C
にしたがい凝縮器10に至り、ここで凝縮された後に回
収されて、適宜有効再利用される。一方、該液状体物質
中の不揮発成分は前記のように微粒固形物となって蓄積
されるため、固体粒子とともに間欠的に取り出されてシ
フター20に至シ、ここで固体粒子と微粒固形物とが分
離された後に、要すれば焼却手段を介し、固体粒子は再
び密閉系中空容器1に返送されて再利用される。かくし
て得られる微粒固形物は、その性質上、ハンドリングが
容易で別用途にも利用することができ、埋立や焼却等で
最終廃棄してもよい。
尚、第3図に例示した略視図では、本発明に係る装置を
いわゆるバッチ式としたものであるが、液状体物質を連
続的に分散注入する一方で、固体粒子と生成する微粒固
形物とを少量づつ連続的に取シ出し、これをシフターで
連続的に分離して、分離した固体粒子を連続的に返送す
るという連続式とすることも可能である。
以上説明した通シであるから、本発明は、各種の有機物
や無機物を含有する有機溶剤系の液状体物質を処理する
に際して、揮発成分の全量を回収しつつ不揮発成分を極
めてハンドリングし易い固形状とし、併せて処理自体を
容易な保守管理の下に経済的に行うことができる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す一部断面状態を含む側
面図、第2図はその作用状態を例示する拡大した断面略
視図、第3図は本発明に係る装置を組み込んだ一連の処
理系統を例示する略視図である。 1・・・・密閉系中空容器、  2・・・・ジャケット
、3・・・・基台、14.24.44・・・・スプリン
グ、5・・・・振動発生源、    6・・・・固体粒
子、7・・・・排気口、      8・・・・供給口
、19.29.39.49・・・・液分散器、1o・・
・・凝縮器、20・・・・シフター、 特許出願人    中央化工機株式会社代理人 弁理士
  入 山 宏正 第1図 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 供給口や排気口等が適宜穿設された密閉系中空容器
    の内部に前記供給口から連結された1個〜多数個の液分
    散器が位置決めされるとともに、ある範囲内に整粒され
    た多数の固体粒子が前記中空容器内に10〜75容量%
    充填され、ジャケットを有°する前記中空容器がスプリ
    ングの如き弾性体で支持されてなシ、例えば振動発生源
    によシ前記中空容器を振動させて、激しい攪拌乃至混合
    状態となる前記固体粒子を前記ジャケットに熱媒体を循
    環して加熱する一方で該固体粒子に前記供給口を介し前
    記液分散器から分散注入した液状体物質を加熱して揮発
    成分を前記排気口から蒸発させつつ不揮発成分を濃縮乾
    燥するようにした液状体物質の濃縮乾燥装置。
JP18509681A 1981-11-18 1981-11-18 液状体物質の濃縮乾燥装置 Granted JPS5888087A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18509681A JPS5888087A (ja) 1981-11-18 1981-11-18 液状体物質の濃縮乾燥装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18509681A JPS5888087A (ja) 1981-11-18 1981-11-18 液状体物質の濃縮乾燥装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5888087A true JPS5888087A (ja) 1983-05-26
JPS6345268B2 JPS6345268B2 (ja) 1988-09-08

Family

ID=16164769

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18509681A Granted JPS5888087A (ja) 1981-11-18 1981-11-18 液状体物質の濃縮乾燥装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5888087A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6050499A (ja) * 1983-08-31 1985-03-20 日本碍子株式会社 放射性廃棄物の処理方法および装置
JPS6080795A (ja) * 1983-10-12 1985-05-08 株式会社日立製作所 放射性廃棄物の乾燥処理方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5357176A (en) * 1976-11-04 1978-05-24 Hitachi Ltd Solidifying method for salts in wase liquid
JPS5581701A (en) * 1978-12-18 1980-06-20 Nippon Kansouki Kk Fluidized bed drying apparatus for waste liquid by using sand medium

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5357176A (en) * 1976-11-04 1978-05-24 Hitachi Ltd Solidifying method for salts in wase liquid
JPS5581701A (en) * 1978-12-18 1980-06-20 Nippon Kansouki Kk Fluidized bed drying apparatus for waste liquid by using sand medium

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6050499A (ja) * 1983-08-31 1985-03-20 日本碍子株式会社 放射性廃棄物の処理方法および装置
JPS6080795A (ja) * 1983-10-12 1985-05-08 株式会社日立製作所 放射性廃棄物の乾燥処理方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6345268B2 (ja) 1988-09-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH02237700A (ja) スラツジを乾燥する方法
WO2006022507A1 (en) Apparatus with multi-tube rotary evaporator having movable balls
BR0014578B1 (pt) processo para a recuperaÇço de compostos volÁteis de sàlidos presentes em uma soluÇço aquosa.
JP2006329462A (ja) マイクロ波乾燥方法及び装置、し尿処理装置及び方法
JPS5888087A (ja) 液状体物質の濃縮乾燥装置
JPS58150401A (ja) 液状体物質の濃縮乾燥方法
CN106044902A (zh) 一种利用圆盘干化机处理高含盐有机废液的系统及方法
JP2004025060A (ja) 粉状廃棄物の加熱処理装置
US5766370A (en) Method for recovering a volatile organic component of solvent-in-water emulsions derived from paint overspray treatment and capture systems
JP3449356B2 (ja) 粉状廃棄物加熱処理装置
JPS585081B2 (ja) 液状体残査の処理方法
JPH08168800A (ja) 有機性汚泥の効率的な焼却方法
Jones et al. Space and industrial brine drying technologies
JPH0623347A (ja) 脱硫排水の処理方法
JP5403677B2 (ja) 焼却主灰の脱塩処理システム
JP2007127386A (ja) 被処理粉体の前処理方法および被処理焼却灰の前処理方法
JPH0631841B2 (ja) 放射性廃棄物の処理方法および装置
JP4471090B2 (ja) 熟成コンポスト様物の製造方法
JPH0462311A (ja) 集塵ダスト処理方法
JPH10249396A (ja) 下水道汚泥炭化処理方法及び下水道汚泥炭化処理装置
EP0835156B1 (en) Method for suppression of foam of waste streams
JP2023069446A (ja) 熱処理装置
JPS61153155A (ja) プラスチツク類と金属との分離方法
JPS63111902A (ja) 遠心式薄膜蒸発装置
JPH10176172A (ja) ジェットバーナーによる固形物の回収方法およびその装置