JPS5886272A - 地下式剛性タンク用コンクリ−ト躯体の構築方法 - Google Patents
地下式剛性タンク用コンクリ−ト躯体の構築方法Info
- Publication number
- JPS5886272A JPS5886272A JP56183430A JP18343081A JPS5886272A JP S5886272 A JPS5886272 A JP S5886272A JP 56183430 A JP56183430 A JP 56183430A JP 18343081 A JP18343081 A JP 18343081A JP S5886272 A JPS5886272 A JP S5886272A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wall
- construction
- concrete
- underground
- rigid tank
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、地下式剛性タンク用コンクリート躯体の構築
法に関する。
法に関する。
地下式剛性タンクであれば、常温タンク、低温タンクを
問わず、メンブレンタンクと異り、コンクリート壁に貯
蔵液の内圧が作用しないだめ、コンクリート躯体の内面
仕上げ精度に柔軟性がある。
問わず、メンブレンタンクと異り、コンクリート壁に貯
蔵液の内圧が作用しないだめ、コンクリート躯体の内面
仕上げ精度に柔軟性がある。
例えば、内面の仕上げ精度が、直径6om当りlOO關
の半径方向誤差が出ても、機能上許容される。従って、
躯体は外圧に対する強度のみを考慮すればよく、この種
地下式剛性タンクの要望が多い。
の半径方向誤差が出ても、機能上許容される。従って、
躯体は外圧に対する強度のみを考慮すればよく、この種
地下式剛性タンクの要望が多い。
しかしながら、従来の地下式剛性タンク用コンクリート
躯体の構築法は、矛1図α〜fに示すように、6図のよ
うに先ず所定の深度、詳しくは、止水可能の地盤で、か
つ、内壁より下方の地盤まで止水壁の一部を構成する鉛
直溝(1)を掘削し、次いでbに示すように、鉛直溝(
1)に鉄筋能(2)を吊込み、更にCのように鉛直溝(
])にコンクリートを打設しこれらの工程を繰返して円
形の止水壁(3)を構築する。
躯体の構築法は、矛1図α〜fに示すように、6図のよ
うに先ず所定の深度、詳しくは、止水可能の地盤で、か
つ、内壁より下方の地盤まで止水壁の一部を構成する鉛
直溝(1)を掘削し、次いでbに示すように、鉛直溝(
1)に鉄筋能(2)を吊込み、更にCのように鉛直溝(
])にコンクリートを打設しこれらの工程を繰返して円
形の止水壁(3)を構築する。
次にdに示すように、止水壁(3)で囲捷れた地下水の
除去と土壌の掘削を所要の深さ1で行ったのち、eのよ
うに、露出された止水壁(3)の内面にそって所要高さ
及び所要厚さの内壁(4)を全周にわたって構築し、次
いでfに示す如く、コンクリート底版(5)を構成する
ことによりコンクリート躯体(A)が構築せしめられる
。
除去と土壌の掘削を所要の深さ1で行ったのち、eのよ
うに、露出された止水壁(3)の内面にそって所要高さ
及び所要厚さの内壁(4)を全周にわたって構築し、次
いでfに示す如く、コンクリート底版(5)を構成する
ことによりコンクリート躯体(A)が構築せしめられる
。
このような構築方法には、コンクリート強度壁、即ち内
壁(4)を止水壁(3)とは別途に施工構築するため、
工期が非常に長くをし、加えて内壁の構築として、内壁
構築のコンクリート打設が、土壌の掘削後に行うこと\
、−重構造であるため厚肉となり使用コンクリート量が
多くコンクリート打設に型枠を要する々とコスト高とな
る重大な問題点がある。
壁(4)を止水壁(3)とは別途に施工構築するため、
工期が非常に長くをし、加えて内壁の構築として、内壁
構築のコンクリート打設が、土壌の掘削後に行うこと\
、−重構造であるため厚肉となり使用コンクリート量が
多くコンクリート打設に型枠を要する々とコスト高とな
る重大な問題点がある。
また12図に示すように、止水壁(6)の施工後地下水
の除去土壌の掘削を行い、止水壁(6)から若干離れた
内側に内壁(7)を構築し、あとで止水壁(6)と内壁
(7)との間隙部に、良質の±(8)などを埋め戻しす
る構築法においては、上記牙/図で説明した従来技術と
同様の問題がある。
の除去土壌の掘削を行い、止水壁(6)から若干離れた
内側に内壁(7)を構築し、あとで止水壁(6)と内壁
(7)との間隙部に、良質の±(8)などを埋め戻しす
る構築法においては、上記牙/図で説明した従来技術と
同様の問題がある。
本発明は、このような問題点を解消するためになされた
もので、簡単な而も合理的手段によって従来技術のもつ
欠点を除去せしめ、コンクリート躯体の構築効率の向上
、工期の太巾知縮、省力化及びコストダウンを計らんと
するものである。
もので、簡単な而も合理的手段によって従来技術のもつ
欠点を除去せしめ、コンクリート躯体の構築効率の向上
、工期の太巾知縮、省力化及びコストダウンを計らんと
するものである。
判・3図a −clについて本発明構築方法の一実施例
について能、明すると、αに示す如く、地盤01)に対
し、平面形状がH形状、詳しくは、外側に止水壁の一部
構成辺(12α)、内側に内壁の一部構成辺(/xA)
を有し、この両一部構成辺(lコα)、 Cl2h)の
中間部を結ぶ仕切壁構成辺(/コC)からなる鉛直溝α
3)を、設定された円に沼って所要の深さまで掘削する
。
について能、明すると、αに示す如く、地盤01)に対
し、平面形状がH形状、詳しくは、外側に止水壁の一部
構成辺(12α)、内側に内壁の一部構成辺(/xA)
を有し、この両一部構成辺(lコα)、 Cl2h)の
中間部を結ぶ仕切壁構成辺(/コC)からなる鉛直溝α
3)を、設定された円に沼って所要の深さまで掘削する
。
そしてbのように、掘削された鉛直溝(■3)にほぼh
形同大の鉄筋前(14)を吊込み、次いでCのように鉛
直溝(13)にコンクリートを打設し、この施工を平面
的に見て連続あるいは@続的に順次繰返し行ってdに示
すように、最終的に円形(一部を示す)の止水壁(15
1,内壁(16)及びこれらを多数の仕切壁07)によ
って結合した2重構造の連続地中壁を構築したのち、上
記内壁(16)によって囲まれた部分の地下水の除去と
土壌の掘削を行い、オダ、S図に示すように、内壁06
)の下底部にコンクリート底版0(イ)を構成してコン
クリート躯体(B)を完成する。
形同大の鉄筋前(14)を吊込み、次いでCのように鉛
直溝(13)にコンクリートを打設し、この施工を平面
的に見て連続あるいは@続的に順次繰返し行ってdに示
すように、最終的に円形(一部を示す)の止水壁(15
1,内壁(16)及びこれらを多数の仕切壁07)によ
って結合した2重構造の連続地中壁を構築したのち、上
記内壁(16)によって囲まれた部分の地下水の除去と
土壌の掘削を行い、オダ、S図に示すように、内壁06
)の下底部にコンクリート底版0(イ)を構成してコン
クリート躯体(B)を完成する。
本実施例では、平面形状がH形状、詳しくは、仕切壁構
成辺(/コC)を中心として円周方向にほぼ等しい長さ
でほぼ同長の止水壁構成辺(/、2a)と内壁構成辺(
/2b)を有する例について述べたが、例えば仕切壁構
成辺(/コC)に対し円周方向に互いに反対向でほぼ同
長の止水壁構成辺(/2a)と内壁構成辺(/、2A)
を有するh形状についても同様に考えられる。本発明が
本実施例に限定されるものでないことは言う迄もない。
成辺(/コC)を中心として円周方向にほぼ等しい長さ
でほぼ同長の止水壁構成辺(/、2a)と内壁構成辺(
/2b)を有する例について述べたが、例えば仕切壁構
成辺(/コC)に対し円周方向に互いに反対向でほぼ同
長の止水壁構成辺(/2a)と内壁構成辺(/、2A)
を有するh形状についても同様に考えられる。本発明が
本実施例に限定されるものでないことは言う迄もない。
そしてこのコンクリート躯体(B)に、牙り図に示すよ
うに、内壁(16)の内面との間に所要の間隙09)を
介して一重またけ二重殻タンク(2切を構築するか、あ
るいは、外槽(2])が内壁+16)内面にほぼ接する
二重殻タンクを構築するものである。
うに、内壁(16)の内面との間に所要の間隙09)を
介して一重またけ二重殻タンク(2切を構築するか、あ
るいは、外槽(2])が内壁+16)内面にほぼ接する
二重殻タンクを構築するものである。
牙5図のように外槽(21)を内壁06)面に接触させ
る場合には、内壁(1(itが冷却される可能性がある
ため、ブラインヒータ、電気ヒータ々どを内壁(16)
の内面。
る場合には、内壁(1(itが冷却される可能性がある
ため、ブラインヒータ、電気ヒータ々どを内壁(16)
の内面。
止水壁(15)と内壁(16)との中間土壌、止水壁0
5)の外面などの倒れか、あるいは、複数個所に設けて
もよく、また止水壁α■と内壁(16)間の土壌を掘削
し、との空胴和5を、側方ヒーティング用の空気通路と
することもでき、この場合、空気の送入あるいは送出は
、空気送入(吸出)管により行えばよい。
5)の外面などの倒れか、あるいは、複数個所に設けて
もよく、また止水壁α■と内壁(16)間の土壌を掘削
し、との空胴和5を、側方ヒーティング用の空気通路と
することもでき、この場合、空気の送入あるいは送出は
、空気送入(吸出)管により行えばよい。
尚、当然のこと々から、底版08)上に低温タンクを構
築する場合底版08)下の地盤の凍上などを防止するだ
め内壁(16)と同様に加熱設備を設置する、あるいは
底版を二重スラブ構造にする等の手段が講じられる必要
がある。
築する場合底版08)下の地盤の凍上などを防止するだ
め内壁(16)と同様に加熱設備を設置する、あるいは
底版を二重スラブ構造にする等の手段が講じられる必要
がある。
このように本発明によれば、止水壁完成稜、これによっ
て囲まれた土壌を掘削、地下水除去を行い、再び内壁の
構築を行う重複施工が完全に省力化され、工期を著しく
短縮することができ、加えて鉛直辺が付されることによ
り薄肉の止水壁及び内壁とすることができZ1施工費を
低廉におさえることができるなど優れた特長を有するも
のである。
て囲まれた土壌を掘削、地下水除去を行い、再び内壁の
構築を行う重複施工が完全に省力化され、工期を著しく
短縮することができ、加えて鉛直辺が付されることによ
り薄肉の止水壁及び内壁とすることができZ1施工費を
低廉におさえることができるなど優れた特長を有するも
のである。
矛/図(l−J’は従来施工例の流れ図、12図は従来
法の別個を示す一部の断面図9周・3図a −dは本発
明施工例の流れ図、牙1図及び矛5図は地下剛性タンク
の構築例を示す説明図である。 特許出願人 川崎重工業株式会社 34 (C) ノづ 3 図 Cら2 (d−)
法の別個を示す一部の断面図9周・3図a −dは本発
明施工例の流れ図、牙1図及び矛5図は地下剛性タンク
の構築例を示す説明図である。 特許出願人 川崎重工業株式会社 34 (C) ノづ 3 図 Cら2 (d−)
Claims (1)
- 地盤に対し、平面形状が円形の内外壁を有し、少くとも
その一方が止水壁を兼ね、かつ、その内外壁間が多数の
仕切壁で結合された2重構造の地下連続壁を地上より構
築したのち、内壁によって囲まれた土壌の地下水除去と
掘削とを行い、内壁に対しコンクリート底版を構成する
ことを特徴とする地下式剛性タンク用コンクリート躯体
の構築方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56183430A JPS5886272A (ja) | 1981-11-16 | 1981-11-16 | 地下式剛性タンク用コンクリ−ト躯体の構築方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56183430A JPS5886272A (ja) | 1981-11-16 | 1981-11-16 | 地下式剛性タンク用コンクリ−ト躯体の構築方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5886272A true JPS5886272A (ja) | 1983-05-23 |
Family
ID=16135633
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56183430A Pending JPS5886272A (ja) | 1981-11-16 | 1981-11-16 | 地下式剛性タンク用コンクリ−ト躯体の構築方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5886272A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014101625A (ja) * | 2012-11-16 | 2014-06-05 | Taisei Corp | 止水構造 |
-
1981
- 1981-11-16 JP JP56183430A patent/JPS5886272A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014101625A (ja) * | 2012-11-16 | 2014-06-05 | Taisei Corp | 止水構造 |
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