JPS588511Y2 - コンクリ−ト長尺体の内型枠 - Google Patents
コンクリ−ト長尺体の内型枠Info
- Publication number
- JPS588511Y2 JPS588511Y2 JP12937580U JP12937580U JPS588511Y2 JP S588511 Y2 JPS588511 Y2 JP S588511Y2 JP 12937580 U JP12937580 U JP 12937580U JP 12937580 U JP12937580 U JP 12937580U JP S588511 Y2 JPS588511 Y2 JP S588511Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- wide
- inner formwork
- support plate
- shape
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Bridges Or Land Bridges (AREA)
- Moulds, Cores, Or Mandrels (AREA)
- Manufacturing Of Tubular Articles Or Embedded Moulded Articles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、コンクリート長尺体の内部に空洞部を形成
するための内型枠に関する。
するための内型枠に関する。
土木、建設用のコンクリート長尺体はそれを軽量構造に
するために、その内部に空洞部を形成することがある。
するために、その内部に空洞部を形成することがある。
例えばプレテンション方式の単純中空床版橋桁では、橋
桁の容量に応じて中空部の高さを異にする。
桁の容量に応じて中空部の高さを異にする。
従来このような中空部を作るための内型枠は種別に即応
出来る構造でない上、生コンクリートを充填時に外周に
巻着された薄板が内側より充分保持される構造でないた
めに生コンクリートの圧力により薄板が内側方向に歪み
傾向となるために、それを避けるために薄板の材質を重
く、加工性のよくない、高価な鋼板を使用しなければな
らない欠点がある。
出来る構造でない上、生コンクリートを充填時に外周に
巻着された薄板が内側より充分保持される構造でないた
めに生コンクリートの圧力により薄板が内側方向に歪み
傾向となるために、それを避けるために薄板の材質を重
く、加工性のよくない、高価な鋼板を使用しなければな
らない欠点がある。
この考案は、上述の欠点を解決するもので、その目的と
するところは、内型枠の高さを変更し、内型枠の内部容
量を変更することがある程度自由であると共に、薄板を
内側から広範囲に保持することとしであるので、薄板を
安価且つ軽量でしかも加工性のよい耐水処理してなる段
ボール等を使用出典る等のコンクリート長尺体の内型枠
を提供するものである。
するところは、内型枠の高さを変更し、内型枠の内部容
量を変更することがある程度自由であると共に、薄板を
内側から広範囲に保持することとしであるので、薄板を
安価且つ軽量でしかも加工性のよい耐水処理してなる段
ボール等を使用出典る等のコンクリート長尺体の内型枠
を提供するものである。
以下、この考案を添付図面に示す実施例に従って説明す
る。
る。
１は支持板であって、この支持板１は同高の側板２と、
平板３とから成り、平板３の両端に広幅の側板２，２の
中央部を固定して、断面口状となるようにしである。
平板３とから成り、平板３の両端に広幅の側板２，２の
中央部を固定して、断面口状となるようにしである。
支持板１の上部には広幅上板４の両側折曲部５，５を上
記支持板の側板２，２の外方に被装し適宜の方法で固定
すると共に、広幅上板４の外面には、張架板６を嵌め込
む凹部７，７が適当間隔毎に設けられ、且つ、広幅上板
４の中央部下部には支持壁８が一体的に形成されている
。
記支持板の側板２，２の外方に被装し適宜の方法で固定
すると共に、広幅上板４の外面には、張架板６を嵌め込
む凹部７，７が適当間隔毎に設けられ、且つ、広幅上板
４の中央部下部には支持壁８が一体的に形成されている
。
更に、支持板１の下部には広幅下板９の両側折曲部１０
．１０を上記支持板の側板２，２の外方に被装し、溶着
その他適宜の方法で１定すると共に、広幅下板９の外面
所定位置に、張架板６を嵌め込む凹部７’、７’が設け
られている。
．１０を上記支持板の側板２，２の外方に被装し、溶着
その他適宜の方法で１定すると共に、広幅下板９の外面
所定位置に、張架板６を嵌め込む凹部７’、７’が設け
られている。
広幅下板９の上面中央部に支持壁８′が一体的に形成さ
れである。
れである。
支持板１の上端及び下端にそれぞれ広幅上板４及び広幅
下板９を被装した場合、支持板１を構成する平板３の上
端及び下端は支持壁８．８′の端部と当接するようにし
である。
下板９を被装した場合、支持板１を構成する平板３の上
端及び下端は支持壁８．８′の端部と当接するようにし
である。
又広幅上板４及び広幅下板９の内側面にはそれぞれ長さ
方向に適数条の小突起１１を突設して、上板４及び下板
９の強度を補強しである。
方向に適数条の小突起１１を突設して、上板４及び下板
９の強度を補強しである。
支持板１に広幅上板４と広幅下板９とを被装してなる複
数の保形体ａを一定離間位置毎に整列せしめ、それぞれ
対応する凹部７，７′に張架板６を固定し、張架板６を
固定してなる複数の保形体ａを耐水性薄板１２にてその
全外周を巻着して内型枠すとなす。
数の保形体ａを一定離間位置毎に整列せしめ、それぞれ
対応する凹部７，７′に張架板６を固定し、張架板６を
固定してなる複数の保形体ａを耐水性薄板１２にてその
全外周を巻着して内型枠すとなす。
耐水性薄板１２はワックス等を塗布した複両面段ボール
等を用いれば、軽量であると共に加工しやすく、且つ安
価である。
等を用いれば、軽量であると共に加工しやすく、且つ安
価である。
上記の如き内型枠すを外型枠Ｃの内部に受台１３に中空
的に支持し、且つ外型枠に両端を固定された押帯１４に
て内型枠すの上方を緊締して、外枠体Ｃの内部に内型枠
すを拘束状態に置き、しかる後に、外枠体Ｃの上方より
生コンクリートを投入する。
的に支持し、且つ外型枠に両端を固定された押帯１４に
て内型枠すの上方を緊締して、外枠体Ｃの内部に内型枠
すを拘束状態に置き、しかる後に、外枠体Ｃの上方より
生コンクリートを投入する。
薄板１１はコンクリート１５により内側方向に圧力を受
ける、その内側より広幅の側板２，２、上板４及び下板
９により広範囲に支持されるので、上記の圧力による薄
板の歪を回避することが出来る。
ける、その内側より広幅の側板２，２、上板４及び下板
９により広範囲に支持されるので、上記の圧力による薄
板の歪を回避することが出来る。
また、内部空胴部の高さを変える場合、高さを異にする
支持板１のみを適宜に使用すれば足りる。
支持板１のみを適宜に使用すれば足りる。
この考案は、上述のように外周に巻着する薄板を内側よ
り広幅の板で広範囲で保持されるので、生コンクリート
の圧力により薄板の内側方向への歪を回避できる。
り広幅の板で広範囲で保持されるので、生コンクリート
の圧力により薄板の内側方向への歪を回避できる。
したがって、本願考案で使用される薄板は軽量で安価な
、しかも加工性にすぐれた段ボールを適用出来ることと
なる。
、しかも加工性にすぐれた段ボールを適用出来ることと
なる。
従って、本願考案による内型枠は従来の内型枠に比較し
、格段に軽量であると共に飛躍的なコストダウンを達威
し得ることとなる。
、格段に軽量であると共に飛躍的なコストダウンを達威
し得ることとなる。
又内型枠の作成に要する時間をも大きく短縮出来るもの
である。
である。
しかも、内部空胴部の高さは支持板の変更のみでコンク
リート長尺体の空胴部容積を随時に変えることが出来る
。
リート長尺体の空胴部容積を随時に変えることが出来る
。
図面はこの考案の実施例を示すもので、第１図は、使用
状態を示す斜視図、第２図は支持板の斜視図、第３図は
内型枠の断面図、第４図は一部を省略して示した第２図
Ａ−Ａ線拡大断面図、第５図はコンクリート長尺体の断
面図である。 １・・・・・・支持板、２・・・・・・側板、３・・・
・・・平板、４・・・・・・広幅上板、６・・・・・・
張架板、７・・・・・・凹所、９・・・・・・広幅下板
、１２・・・・・・薄板。
状態を示す斜視図、第２図は支持板の斜視図、第３図は
内型枠の断面図、第４図は一部を省略して示した第２図
Ａ−Ａ線拡大断面図、第５図はコンクリート長尺体の断
面図である。 １・・・・・・支持板、２・・・・・・側板、３・・・
・・・平板、４・・・・・・広幅上板、６・・・・・・
張架板、７・・・・・・凹所、９・・・・・・広幅下板
、１２・・・・・・薄板。
Claims (2)
- （１）平板３の両端部に広幅の側板２を固定した断面口
状の支持板１と、外面に凹所７を形成すると共に上記支
持板１の上端部に固着し得る広幅上板４と、外面に凹所
７を形成すると共に上記支持板１の下端部に固着し得る
広幅下板９とから保形体ａを構成し、該保形体ａを一定
離間位置毎に配置し、上記保形体の各凹所７間に張架板
６を架渡して、この張架板６を含む複数の保形体の外周
を薄板１２にて巻着せしめたことを特徴とするコンクリ
ート長尺体の内型枠。 - （２）薄板１２が耐水処理した段ボール板であることを
特徴とする上記実用新案登録請求の範囲第１項記載のコ
ンクリート長尺体の内型枠。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12937580U JPS588511Y2 (ja) | 1980-09-10 | 1980-09-10 | コンクリ−ト長尺体の内型枠 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12937580U JPS588511Y2 (ja) | 1980-09-10 | 1980-09-10 | コンクリ−ト長尺体の内型枠 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5753312U JPS5753312U (ja) | 1982-03-27 |
| JPS588511Y2 true JPS588511Y2 (ja) | 1983-02-16 |
Family
ID=29489729
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12937580U Expired JPS588511Y2 (ja) | 1980-09-10 | 1980-09-10 | コンクリ−ト長尺体の内型枠 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS588511Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH059125Y2 (ja) * | 1989-10-26 | 1993-03-08 |
-
1980
- 1980-09-10 JP JP12937580U patent/JPS588511Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5753312U (ja) | 1982-03-27 |
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