JPS588484B2 - ヒカリヘンチヨウキ - Google Patents
ヒカリヘンチヨウキInfo
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- JPS588484B2 JPS588484B2 JP50071152A JP7115275A JPS588484B2 JP S588484 B2 JPS588484 B2 JP S588484B2 JP 50071152 A JP50071152 A JP 50071152A JP 7115275 A JP7115275 A JP 7115275A JP S588484 B2 JPS588484 B2 JP S588484B2
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- Japan
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- semiconductor layer
- layer
- dielectric constant
- optical waveguide
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- Expired
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- Optical Integrated Circuits (AREA)
- Electrochromic Elements, Electrophoresis, Or Variable Reflection Or Absorption Elements (AREA)
- Photo Coupler, Interrupter, Optical-To-Optical Conversion Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、光変調器、特に半導体薄膜に担体注入を行な
った際に生ずる誘電率変化を利用して光導波路を構成し
、上記誘電率変化を可変できるようにした光変調器に関
するものである。
った際に生ずる誘電率変化を利用して光導波路を構成し
、上記誘電率変化を可変できるようにした光変調器に関
するものである。
半導体を用いた光導波路は、光の通路になる部分の誘電
率を周囲よりも高めることによって形成される。
率を周囲よりも高めることによって形成される。
その方法については従来より種々提案されている。
たとえば、サンドイツチ構造で中間層を他の2層よりも
高い誘電率の物質で構成したり、PN接合に逆方向バイ
アスを印加した際に生ずる空乏層を利用したりする方法
がある。
高い誘電率の物質で構成したり、PN接合に逆方向バイ
アスを印加した際に生ずる空乏層を利用したりする方法
がある。
一方,導波路を可変形にするためには光の通路となる層
の誘電率あるいは厚さを可変形にしなければならない。
の誘電率あるいは厚さを可変形にしなければならない。
PN接合の空乏層を利用する場合には、逆方向バイアス
を変化させることによってその厚さを可変とすることが
できるが、該方法による光変調器では変調度を実用的な
値にするために変調器を相当長くする必要があり実用的
ではない。
を変化させることによってその厚さを可変とすることが
できるが、該方法による光変調器では変調度を実用的な
値にするために変調器を相当長くする必要があり実用的
ではない。
本発明は、これらの欠点を解決するため半導体PIN接
合に順方向バイアスを印加し、半導体1層内に担体を注
入し、■層内の誘電率を注入方向に変化させることによ
って光導波路を形成するようにしたものであり、注入担
体量を時間的に変化させれば変調器として動作させるこ
とができる。
合に順方向バイアスを印加し、半導体1層内に担体を注
入し、■層内の誘電率を注入方向に変化させることによ
って光導波路を形成するようにしたものであり、注入担
体量を時間的に変化させれば変調器として動作させるこ
とができる。
以下図面について詳細に説明する。
第1図は本発明の実施例であって、半導体で3層構造に
したものである。
したものである。
1はP形、2は■形、3はN形のそれぞれ半導体層であ
る。
る。
P形層1とN形層3とには電極が付けられており、端子
4−4′に電圧が印加できるようになっており、担体の
注入はこれら電極を介して行なわれる。
4−4′に電圧が印加できるようになっており、担体の
注入はこれら電極を介して行なわれる。
■形層2の厚さは注入担体の拡散長よりも4〜5倍程度
長くしておく必要がある。
長くしておく必要がある。
端子4−4′に順方向バイアスをかけると、■形層2に
P形層1およびN形層3からそれぞれ正孔と電子が注入
される。
P形層1およびN形層3からそれぞれ正孔と電子が注入
される。
定常状態において■形層2の内部における正孔の濃度分
布は第2図に曲線5として示すように両層1,2の接合
から両層2,3の接合に向かって距離に関してほぼ指数
関数的に減少する。
布は第2図に曲線5として示すように両層1,2の接合
から両層2,3の接合に向かって距離に関してほぼ指数
関数的に減少する。
一方電子の濃度分布は逆に両層2,3の接合から両層1
,2の接合に向かって曲線6として示す如く指数関数的
に減少する。
,2の接合に向かって曲線6として示す如く指数関数的
に減少する。
自由担体が存在する媒質では、その担体濃度に依存する
プラズマ周波数に従って、その誘電率は決定される。
プラズマ周波数に従って、その誘電率は決定される。
電子と正孔が存在する■形層2の内部では両者の濃度変
化が誘電率変化に寄与する。
化が誘電率変化に寄与する。
なお第2図において曲線7は正孔の濃度分布き電子の濃
度分布との両者の和の濃度変化を表わす。
度分布との両者の和の濃度変化を表わす。
半導体内における電子と正孔の実効質量を便宜上同一と
すれば、誘電率分布は第2図図示曲線8に示すようにあ
る場所で最大値をもち、周辺に向かってほぼ距離の2乗
にしたがって減少してゆく。
すれば、誘電率分布は第2図図示曲線8に示すようにあ
る場所で最大値をもち、周辺に向かってほぼ距離の2乗
にしたがって減少してゆく。
このような誘軍率分布をもつ媒質が光の導波路になるこ
とは周知のことである。
とは周知のことである。
注入担体の量を変化させれば、担体分布が変化しそれに
従って誘電率分布も変化する。
従って誘電率分布も変化する。
以上が可変光導波路の原理である。
言うまでもなく、上記■形層2の厚さが小数担体の拡散
長よりも小さい場合、■形層2内における担体分布が平
担化してしまい、本発明において利用する第2図図示の
如き誘電率分布が得られなくなってしまう。
長よりも小さい場合、■形層2内における担体分布が平
担化してしまい、本発明において利用する第2図図示の
如き誘電率分布が得られなくなってしまう。
上記の如き構成をとる光導波路を光変調器として動作さ
せるには、第1図図示の如く光9を■形層2に入射させ
反対端面から出射させるようにする。
せるには、第1図図示の如く光9を■形層2に入射させ
反対端面から出射させるようにする。
端子4−4′から注入された担体によって■形層2の導
波路特性は変化し、それが光に対する■形層2の透過率
を変化させる。
波路特性は変化し、それが光に対する■形層2の透過率
を変化させる。
このことは具体的には以下のように説明することができ
る。
る。
まず、担体の最大注入時に光の散乱損失を最小にするよ
うに光の入射条件、およびPINダイオードを設計する
。
うに光の入射条件、およびPINダイオードを設計する
。
このとき、■形層2における自由担体濃度は最大であり
同時に誘電率変化も最大となる。
同時に誘電率変化も最大となる。
自由担体による吸収損失はこの場合最大となる。
次に注入担体数を減じてゆくと誘電率変化は小さくなり
光は■形層2の内部でより広がりPI接合、NI接合な
どで散乱損失を受ける割合いが増加する。
光は■形層2の内部でより広がりPI接合、NI接合な
どで散乱損失を受ける割合いが増加する。
この場合、吸収損失は減少するが、散乱損失の増加量を
それよりも十分大きくすることは可能である。
それよりも十分大きくすることは可能である。
注入担体数が零の場合、散乱損失が最大となり透過率を
零に近くできる。
零に近くできる。
このため変調度を100%近くにできる。
なお、以上は2種の担体を用いる場合について述べたが
、PNP構造、NPN構造では一種の担体注入により同
様な効果を生じさせることができる。
、PNP構造、NPN構造では一種の担体注入により同
様な効果を生じさせることができる。
光の導波路を3次元的にするには、第3図に示すように
例えばN一形半導体層10を配置することによりあらか
じめ作られた誘電率変化を横方向にもつ構造にすればよ
い。
例えばN一形半導体層10を配置することによりあらか
じめ作られた誘電率変化を横方向にもつ構造にすればよ
い。
この方向への誘電率は変調時に変化する必要はない。
以上説明したように、本発明は半導体内に注入された自
由担体の空間的濃度変化を利用して光の導波路を形成す
るものであるため、注入担体数を変化させることによっ
て導波路を可変形にすることができ、光変調器として構
成した場合小形になり、変調度もほぼ100%に近くで
きるなどの利点がある。
由担体の空間的濃度変化を利用して光の導波路を形成す
るものであるため、注入担体数を変化させることによっ
て導波路を可変形にすることができ、光変調器として構
成した場合小形になり、変調度もほぼ100%に近くで
きるなどの利点がある。
第1図は本発明の一実施例光変調器の断面図、第2図は
担体注入時における同面内A −A’方向の自由担体分
布および誘電率分布を説明する説明図、第3図は横方向
にも誘電率変化をもたせた3次元構造光変調器の一実施
例概略構成図を示す。 図中1はP形半導体層、2は■形半導体層、3はN形半
導体層、4,4′は電極端子、5は正孔濃度分布、6は
電子濃度分布、7は正孔+電子濃度分布,8は誘電率分
布、9は被変調光、10はN−形半導体層を夫々表わす
。
担体注入時における同面内A −A’方向の自由担体分
布および誘電率分布を説明する説明図、第3図は横方向
にも誘電率変化をもたせた3次元構造光変調器の一実施
例概略構成図を示す。 図中1はP形半導体層、2は■形半導体層、3はN形半
導体層、4,4′は電極端子、5は正孔濃度分布、6は
電子濃度分布、7は正孔+電子濃度分布,8は誘電率分
布、9は被変調光、10はN−形半導体層を夫々表わす
。
Claims (1)
- 1 高純度半導体層と該高純度半導体層の両側に対向し
て配置された同種または異種の導電形の半導体層とをそ
なえた光変調器において、上記高純度半導体層の厚さが
上記同種または異種の導電形の半導体層から互に注入さ
れる1種または2種の少数担体の拡散長よりも大に選ば
れてなり、上記同種または異種の導電形の半導体層間に
変調すべき電圧を順方向に印加して上記少数担体の注入
量を制御するよう構成され、上記高純度半導体層内に形
成されている光導波路の特性を制御すると共に被変調光
を上記高純度半導体層内に上記光導波路の方向に通過さ
せるようにしたことを特徴とする光変調器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50071152A JPS588484B2 (ja) | 1975-06-11 | 1975-06-11 | ヒカリヘンチヨウキ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50071152A JPS588484B2 (ja) | 1975-06-11 | 1975-06-11 | ヒカリヘンチヨウキ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS51146843A JPS51146843A (en) | 1976-12-16 |
JPS588484B2 true JPS588484B2 (ja) | 1983-02-16 |
Family
ID=13452337
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50071152A Expired JPS588484B2 (ja) | 1975-06-11 | 1975-06-11 | ヒカリヘンチヨウキ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS588484B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59211339A (ja) * | 1983-05-16 | 1984-11-30 | Nec Corp | 光伝送路途中から情報信号を取り出す方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4932656A (ja) * | 1972-07-20 | 1974-03-25 | ||
JPS522443U (ja) * | 1975-06-24 | 1977-01-08 |
-
1975
- 1975-06-11 JP JP50071152A patent/JPS588484B2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4932656A (ja) * | 1972-07-20 | 1974-03-25 | ||
JPS522443U (ja) * | 1975-06-24 | 1977-01-08 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS51146843A (en) | 1976-12-16 |
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