JPS588425Y2 - カコウエキ ジユンカンキヨウキユウソウチ - Google Patents

カコウエキ ジユンカンキヨウキユウソウチ

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Publication number
JPS588425Y2
JPS588425Y2 JP1972048895U JP4889572U JPS588425Y2 JP S588425 Y2 JPS588425 Y2 JP S588425Y2 JP 1972048895 U JP1972048895 U JP 1972048895U JP 4889572 U JP4889572 U JP 4889572U JP S588425 Y2 JPS588425 Y2 JP S588425Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
processing liquid
processing
liquid
pump
pipe
Prior art date
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Expired
Application number
JP1972048895U
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English (en)
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JPS498887U (ja
Inventor
利彦 古川
明彦 清水
Original Assignee
株式会社井上ジャパックス研究所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社井上ジャパックス研究所 filed Critical 株式会社井上ジャパックス研究所
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  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、電解研摩加工、電解研削加工、電解加工、或
いは化学研摩加工等の加工処理、又はメッキ処理や酸洗
処理等に於て、電解液、化学研摩液、メッキ液、又は酸
洗液等の処理液をノズル等より被加工物に噴射等供給し
、該供給液を回収して再噴射等せしめる処理液循環供給
装置に関するもので、上記に限ることなく放電加工の場
合等広く使用し得るものである。
例えば、ノズルから処理液を供給しながら加工処理を行
うノズル形式の電解加工や電解研削加工等により被加工
物を加工処理する場合、供給した電解液が加工処理部か
ら自動的に回収され、濾過装置を介して処理液溜槽に帰
還するよう構成するには装置構成的な制限がある。
即ち所定の処理液帰還路を形成した加工処理タンクが必
要で、帰還吸引ポンプを設けない場合には、加工処理タ
ンクに対して処理液溜槽を低位に設置する必要がある。
しかしながら、ノズル形式等の電解加工の場合には装置
的にも携帯用の形式のものが多く、従って一定の決まっ
た加工処理タンクを用いないことも少なく、例えば金型
その他の局部の加工処理を行う場合には、加工処理タン
クを全く用いない場合も少なくなく、また用いたとして
も何等かの適宜の容器を用いることが少なくないから、
噴出等により供給した処理液を再循環のために処理液溜
槽に帰還させるためには吸引ポンプを使用する必要があ
った。
又、加工処理部は加工処理タンクを使用しないから、気
中に被加工体を配置して、処理液はノズルから加工処理
部分に注ぎ掛ける方法で供給するから、加工処理部近傍
の溜り液を吸引すると液と共に空気が吸込まれ、このよ
うに液と共に外気の吸引を許容するポンプは少ないから
構成等か゛復雑になる欠点があった。
本考案はこの様な点に鑑みて提案されたもので、処理液
溜槽と、該液溜槽の処理液を加圧供給するポンプと、該
ポンプ出力を分岐し一方を液噴出加工処理部へ処理液を
供給するよう連結される可撓性管と、他方を前記液溜槽
に設けられる濾過装置を介して帰還せしめる帰還管と、
該帰還管の部分に設けられた帰還液を動力とするジェッ
トポンプと、該ジェットポンプに連結された可撓管と、
該可撓管の他方の端部に形成された加工処理部近傍の噴
出液溜り部に配置される吸引口とを有することを特徴と
し、加工処理部への液噴出は前記ジェットポンプ部の絞
りに応する差圧により、加工処理部へ噴出した処理液の
回収は処理液供給ポンプの出力の1部を利用するジェッ
トポンプにより行われるため、処理液回収用の吸引ポン
プを別個に設ける必要がなく、又これがジェットポンプ
である所から吸引回収する処理液が常時なくても又空気
を吸引する状態で噴出処理液の回収は支障なく行われ、
加工処理部の処理液供給管及び加工処理部近傍よりの噴
出処理液吸引回収管が成る程度の長さを有する可撓管で
ある所から、どのような場所でも処理液供給による加工
処理ができ、且つその処理液が回収できる等の優れた効
果が期待できるものである。
以下図面に示す一実施例により本考案を説明する。
1は処理液溜槽2を下部に、処理液濾過装置3を上部に
積層して形成した処理液の供給処理タンクで、処理液4
は槽2内に適宜の液位となるよう充填される。
5はモータ6によって駆動されるポンプで、該ポンプ5
出力は処理液送給管7を介し濾過装置3へ処理液を帰還
せしめるジェットポンプ1gとの後述加工処理部へ処理
液を供給噴出せしめるゴム製等の可撓管9とに分岐供給
される。
この可撓管9への分岐には開閉コック9aが設けられる
前記ジェットポンプ1gには後述の処理液帰還用の可撓
管10が連結されており、処理液送給管7の帰還管7a
は該ジェットポンプ1g内で狭窄噴出の絞りが形成され
ており、該絞りによる処理液送給管7内液圧により可撓
管9側へ処理液が供給され、他方絞り噴出による負圧に
より可撓管10より加工処理に供された処理液を空気と
共に吸い込み、濾過装置3に帰還せしめる。
前記装置3は該装置3の槽の底板で槽2の天井板に相当
する仕切板に少なくとも1個以上の孔3aが明けられ、
断面任意形状の濾過筒3bが前記孔3aを包むように装
置3の槽の天井板より螺着等の蓋3Cにより弾着固定さ
れ、該蓋3部部より濾過筒3bは挿脱自在に構成される
また装置3の槽には空気抜孔3dを形成した処理液補給
蓋3eと、仕切板の孔に濾過筒3bの目詰り時の溢流筒
3fが設けられる。
可撓管9は適宜の長さとして把持筒11の一端に着脱具
12を介して連結され、該把持筒11の他端は着脱具1
3を介して工具保持具14が連結される。
この工具保持具14は中空パイプで、先端に工具15、
例えば電解研削加工によりみがき傷取りを行う場合は、
目的とする形状の金属5合金ブロックの表面、特に先端
等加工処理部とする端部や面に、ダイヤモンド粒子やア
ルミナ粒子等の研削砥粒を例えばNi電着により固着し
たもの、又は砥粒と金属5合金粉末の混合物を目的とす
る形状に焼結成形した工具が取り付けられ、該工具の内
部には加工処理部近傍等に開口する孔が保持具14のパ
イプ孔と連結するよう形成される。
16は機械加工や放電加工により所望の加工処理をした
被加工物金型で、有り合わせの容器17中に設けられ、
処理液帰還用の適宜の長さを有する可撓管10の他端は
着脱具18を介し任意断面形状の吸込具19が取り付け
られ、該吸込具19を設けた可撓管10の他端を容器1
7の底面又は最底部に位置するよう設置する。
このように電解研削加工により把持筒11を手に持って
金型16のみがき研摩を行う場合には、メッキ処理の場
合とは逆に電解研削加工処理用直流電源等の正端子を金
型16に、また負端子を把持具14を介し又は把持筒1
1の着脱具12近傍より工具15に接続する。
金型16が成る程度の大きさを有する場合には可撓管1
0の他端吸込具19を金型16の工具15の近傍に配置
して容器17を設けなくても良い場合がある。
タンク1を容器17より下位に設置できる場合には容器
17として特定のものを用い、該容器17の底部に回収
孔を設け、該回収孔にホースをつなぎ、該ホースの他端
を蓋3aを開けて濾過装置3に処理液を帰還回収するよ
うに構成することができるが、被加工物16は不特定の
任意の大きさのもので容器17を特定化することができ
るとは限らず、またタンク1を被加工物16より下位に
配置できるとは限らないから、斯種の装置では加工処理
が継続できるように処理液の吸引回収用のポンプが設け
られるのが普通である。
しかしながら斯種の装置では、前述の実施例から明らか
なように吸込具19の配置部に処理液のみが、しかも常
時あるとは限らないから、吸込具19から空気を吸入す
ることは避けられず、通常の吸引ポンプを使用すること
ができない。
本考案はこの点処理液の帰還回収を行うポンプとしてジ
ェットポンプ1gを用い、処理液4の加工処理部への供
給ポンプ5として、加工処理部に必要とする処理液を供
給するに足るポンプ能力よりもポンプ能力の成る程度大
きいポンプ5を用いて、ポンプ出力を一部ジエツトポン
プ1gのポンプ源として用いるようにしたので、処理液
の吸引回収用のポンプを別に設ける必要がなく、処理液
の出力及び帰還回収を成る程度以上の長さを有する可撓
管9,10を用いて行う斯種装置の処理液循還供給装置
として構成が簡単で目的とする作動を行うことができ、
また斯種装置の用途を拡大し用法が簡単である等の効果
がある。
又ジェットポンプ1gを用いて加工処理部分の溜り液を
吸引回収するようにしたから、液と共に空気が吸込まれ
ても安定して回収することができ、処理液の循環供給が
安定して行われ、気中加工処理部での加工処理を安定し
て能率良く行え、又処理液の回収が充分安定して行える
から処理液溜槽2を小型にでき、全体装置を小型で機能
的にし、携帯に便利に構成できる効果がある。
又研摩加工等の加工処理終了後容器17内には処理液の
一部が加工処理中のジェットポンプ1gによる吸引では
全部が回収されず残留することになるが、コック9aを
閉じた状態でポンプ5を作動させれば、回収用の可撓管
10に加工処理中よりも強い吸引カシエツトポンプ1g
により作用するから、液の残っている部分に可撓管10
の他端吸引口を手を動かして持っていけばそのまま吸引
回収される。
更に本考案は、一つのポンプで処理液を加工処理部に供
給すると共に液回収用ジェットポンプの作動をも行うよ
うにしたので、別に吸引ポンプを設ける必要がなく、こ
の点からも小型、軽量の処理液循環供給装置を提供する
ことができるというすぐれた効果を奏するものである。
以上は本考案の装置を手持の電解研削加工装置の実施例
により説明を加えたが、冒頭にも記載したようにこれに
限ることなく利用され、ジェットポンプによって処理液
の供給及び回収の循環が安定して行え、何れの部位に設
けた加工処理部分にも安定した処理液循環ができ、安定
した加工処理ができるから手持操作を行う携帯可能な斯
種装置の処理液循環供給装置として同様に用いることが
できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案装置の一実施例概略構成図である。 2・・・・・・処理液溜槽、3・・・・・・濾過装置、
4・・・・・・処理液、5・・・・・・ポンプ、7・・
・・・・処理液送給管、7a・・・・・・帰還路、1g
・・・・・・ジェットポンプ、9,10・・・・・・可
撓管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 処理液受は容器中に配置される被加工処理物の気中に位
    置する加工処理部分に処理液を注ぎ掛けながら研磨加工
    などを行う携帯加工処理装置に使用する処理液循環供給
    装置であって、処理液溜槽2と、該液溜槽2の処理液4
    を加圧送給するポンプ5と、該ポンプ5に連結される処
    理液送給管7と、該管路を二つに分岐した一方の管路に
    開閉コック9aを介して連結される長尺の処理液供給可
    撓管9と、前記分岐した他方の管路に送給される処理液
    を濾過装置3を介して前記液溜槽2に帰還せしめる帰還
    管7aと、該帰還管7aに介装して設けられ該帰還管に
    送給さFしる帰還処理液流を動力とする処理液回収用ジ
    ェットポンプ1gと、一端が前記ジェットポンプ1gの
    負圧形成部に連結され他端開口部に吸込具19を有する
    長尺の処理液回収可撓管10とを具備してなることを特
    徴とする処理液循環供給装置。
JP1972048895U 1972-04-24 1972-04-24 カコウエキ ジユンカンキヨウキユウソウチ Expired JPS588425Y2 (ja)

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JPS498887U JPS498887U (ja) 1974-01-25
JPS588425Y2 true JPS588425Y2 (ja) 1983-02-15

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