JPS5884155A - 無機質板の製造方法 - Google Patents
無機質板の製造方法Info
- Publication number
- JPS5884155A JPS5884155A JP18178981A JP18178981A JPS5884155A JP S5884155 A JPS5884155 A JP S5884155A JP 18178981 A JP18178981 A JP 18178981A JP 18178981 A JP18178981 A JP 18178981A JP S5884155 A JPS5884155 A JP S5884155A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bentonite
- magnesium hydroxide
- cement
- weight
- inorganic board
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はベントナイト又はカオリンを主原料として軽量
で、かつ曲げ強度の秀れた無機質板を製造する方法に関
するものである。
で、かつ曲げ強度の秀れた無機質板を製造する方法に関
するものである。
周知の通り、5102を多量に含有する鉱物質は、A/
205を含んでいても、5to2並びにAノ20δを水
溶性の形態で含んでいれば、水の存在下で水酸、化カル
シウム、硫酸カルシウム等(消石灰、セメント)と水熱
反応して、ゲル状のO8Hやエトリンガイド等の不溶性
カルシウム塩を生成し、無機質板材の原料として有用で
あることが知られている。
205を含んでいても、5to2並びにAノ20δを水
溶性の形態で含んでいれば、水の存在下で水酸、化カル
シウム、硫酸カルシウム等(消石灰、セメント)と水熱
反応して、ゲル状のO8Hやエトリンガイド等の不溶性
カルシウム塩を生成し、無機質板材の原料として有用で
あることが知られている。
か\るけい酸質原料として代表的なものは、珪砂である
が、高価である。このため、けい酸質原料としてベント
ナイト、カオリン等の粘土質鉱物を使用することが試み
られているが、ベントナイト、カオリンはA/2 o3
を多量に含有しテオリ(65〜80%)、その余剰アル
ミナのために、ハイドロガーネットの生成が避けられず
、このハイドロガーネットが粗大結晶であるために、硬
化体の膨張破壊を招来し、無機質板の強度低下が余儀な
くされるといった不利がある。
が、高価である。このため、けい酸質原料としてベント
ナイト、カオリン等の粘土質鉱物を使用することが試み
られているが、ベントナイト、カオリンはA/2 o3
を多量に含有しテオリ(65〜80%)、その余剰アル
ミナのために、ハイドロガーネットの生成が避けられず
、このハイドロガーネットが粗大結晶であるために、硬
化体の膨張破壊を招来し、無機質板の強度低下が余儀な
くされるといった不利がある。
ところで、本発明者等は、ベントナイト又はカオリンと
消石灰又はセメント等との反応系において、水酸化マグ
ネシウムを一定量配合すれば、得られる硬化体の曲げ強
度を著しく増大させ得ることを知った。51o2とMg
(OHhとを圧力10719/32以上の高温高圧水蒸
気により熱水反応させれば、非水溶性・高強度のケイ酸
マグネシウム結晶体が生成するが、上記の強度向上効果
は低圧の水蒸気のもとでも発現する。従って、その強度
向上効果の原因は定かではないが、Mg(OH)zがハ
イドロガーネット生成の抑止剤として作用しているもの
と推定される。
消石灰又はセメント等との反応系において、水酸化マグ
ネシウムを一定量配合すれば、得られる硬化体の曲げ強
度を著しく増大させ得ることを知った。51o2とMg
(OHhとを圧力10719/32以上の高温高圧水蒸
気により熱水反応させれば、非水溶性・高強度のケイ酸
マグネシウム結晶体が生成するが、上記の強度向上効果
は低圧の水蒸気のもとでも発現する。従って、その強度
向上効果の原因は定かではないが、Mg(OH)zがハ
イドロガーネット生成の抑止剤として作用しているもの
と推定される。
本発明に係る無機質板の製造方法は、上記の知見に基づ
き、ベントナイト又はカオリンの少なくとも何れかとセ
メント又は消石灰の少なくとも何れかとの硬化反応性に
おいて水酸化マグネシウムを一定量添加することにより
無機質板の強度を向上させようとする方法であり、ベン
トナイト又はカオリンの少なくとも何れかとセメント又
は消石灰の少なくとも何れかとからなる水和反応性材料
に水酸化マグネシウムを2〜20重量%、パルプ又は石
綿等の補強繊維を所定量それぞれ添加した組成物を水の
存在下で板状に成形し、該成形体を養生硬化させること
を特徴とする方法である。
き、ベントナイト又はカオリンの少なくとも何れかとセ
メント又は消石灰の少なくとも何れかとの硬化反応性に
おいて水酸化マグネシウムを一定量添加することにより
無機質板の強度を向上させようとする方法であり、ベン
トナイト又はカオリンの少なくとも何れかとセメント又
は消石灰の少なくとも何れかとからなる水和反応性材料
に水酸化マグネシウムを2〜20重量%、パルプ又は石
綿等の補強繊維を所定量それぞれ添加した組成物を水の
存在下で板状に成形し、該成形体を養生硬化させること
を特徴とする方法である。
本発明において、カオリン又はベントナイトとセメント
又は消石灰との配合割合は、カルシウム塩の生成反応式
に基づき定めればよく、例えば、ベントナイト/(セメ
ント+消石灰)の重量配合比率では、70ノ30〜40
/ 60とすればよい。この場合、セメント/消石灰
の重量配合比率は10010〜25/75である。
又は消石灰との配合割合は、カルシウム塩の生成反応式
に基づき定めればよく、例えば、ベントナイト/(セメ
ント+消石灰)の重量配合比率では、70ノ30〜40
/ 60とすればよい。この場合、セメント/消石灰
の重量配合比率は10010〜25/75である。
水酸化マグネシウムの添加量を2〜20重量%に限定す
る理由は、2重量%以下では上記した強度向上効果を充
分に達成できず、20重量%以上では水酸化マグネシウ
ムの添加に従い、かえって強度が低下するに至るからで
ある。水酸化マグネシウムの望ましい添加量は4〜15
重量%である。
る理由は、2重量%以下では上記した強度向上効果を充
分に達成できず、20重量%以上では水酸化マグネシウ
ムの添加に従い、かえって強度が低下するに至るからで
ある。水酸化マグネシウムの望ましい添加量は4〜15
重量%である。
石綿又はパルプを配合する理由は、スラリーの抄造効率
、建築板として要求される鋸引き性、釘打ち性を確保す
るためであり、その配合量は通常、パルプと石綿との合
計量で10〜20重量%である。
、建築板として要求される鋸引き性、釘打ち性を確保す
るためであり、その配合量は通常、パルプと石綿との合
計量で10〜20重量%である。
本発明における養生条件は、比較的低圧の蒸気養生で充
分であり、60’c以上の水蒸気での8時間以上の養生
又は圧力4〜8 kg/ax2の飽和水蒸気による約8
時間のオートフレイブ養生を使用できる。
分であり、60’c以上の水蒸気での8時間以上の養生
又は圧力4〜8 kg/ax2の飽和水蒸気による約8
時間のオートフレイブ養生を使用できる。
以下、本発明を実施例につき比較例との対比のもとで説
明する。
明する。
実施例1〜3
表に示す通りの配合比率(重量%、以下同じ)のベント
ナイト、水酸化マグネシウム、セメント、消石灰、石綿
及びパルプを固形物とするスラリーから厚さ10朋の板
状体を成形しくrlA形圧力=100に9/α2)、こ
の成形体を圧力4瞭−の飽和水蒸気で8時間、オートフ
レイブにより養生した。
ナイト、水酸化マグネシウム、セメント、消石灰、石綿
及びパルプを固形物とするスラリーから厚さ10朋の板
状体を成形しくrlA形圧力=100に9/α2)、こ
の成形体を圧力4瞭−の飽和水蒸気で8時間、オートフ
レイブにより養生した。
比較例1
表に示す通り、水酸化マグネシウム無添加の配合物をス
ラリーの固形分として使用した以外は、実施例に同様と
した。
ラリーの固形分として使用した以外は、実施例に同様と
した。
比較例2
表に示す通り、水酸化マグネシウムの添加量を本発明の
範囲外である25重量%とした配合物をスラリーの固形
分として使用した以外は。
範囲外である25重量%とした配合物をスラリーの固形
分として使用した以外は。
実施例に同様とした。
上記実施例品と比較例品のそれぞれにつき曲げ強度並び
に絶乾比重を測定したところ表の通りであり、実施例品
においては比較例品に較べて曲げ強度が格別に犬であり
、絶乾比重も1.30〜1.40であって軽量である。
に絶乾比重を測定したところ表の通りであり、実施例品
においては比較例品に較べて曲げ強度が格別に犬であり
、絶乾比重も1.30〜1.40であって軽量である。
上記説明から明らかなように、本発明によれば、安価な
ベントナイト等の粘度質鉱物から曲げ強゛度に秀れた無
機質建材を得ることができる。
ベントナイト等の粘度質鉱物から曲げ強゛度に秀れた無
機質建材を得ることができる。
「
ト
レ
−
ン1
9
Claims (1)
- (1) ベントナイト又はカオリンの少なくとも何れ
かとセメント又は消石灰の少なくとも何れかとからなる
水利反応性材料に水酸化マグネシウムを2〜20重量%
、パルプ又は石綿等の補強繊維を所定量それぞれ添加し
た組成物を水の存在下で板状に成形し、該成形体を養生
硬化させることを特徴とする無機質板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18178981A JPS5884155A (ja) | 1981-11-12 | 1981-11-12 | 無機質板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18178981A JPS5884155A (ja) | 1981-11-12 | 1981-11-12 | 無機質板の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5884155A true JPS5884155A (ja) | 1983-05-20 |
Family
ID=16106895
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18178981A Pending JPS5884155A (ja) | 1981-11-12 | 1981-11-12 | 無機質板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5884155A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01242453A (ja) * | 1988-03-23 | 1989-09-27 | Kubota Ltd | パルプ配合無機質系繊維補強セメント板の製法 |
-
1981
- 1981-11-12 JP JP18178981A patent/JPS5884155A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01242453A (ja) * | 1988-03-23 | 1989-09-27 | Kubota Ltd | パルプ配合無機質系繊維補強セメント板の製法 |
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