JPS588372B2 - 光学活性β−置換アルデヒド化合物の製造方法 - Google Patents
光学活性β−置換アルデヒド化合物の製造方法Info
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- JPS588372B2 JPS588372B2 JP9536076A JP9536076A JPS588372B2 JP S588372 B2 JPS588372 B2 JP S588372B2 JP 9536076 A JP9536076 A JP 9536076A JP 9536076 A JP9536076 A JP 9536076A JP S588372 B2 JPS588372 B2 JP S588372B2
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は光学活性β一置換アルデヒド化合物の製造法、
更に詳細には次の一般式(I) (式中、R1は有機基、R4は3重結合を含まない有機
基またはミハエル供与体残基を示す)で表わされる光学
活性β一置換アルデヒド化合物の製造法に関する。
更に詳細には次の一般式(I) (式中、R1は有機基、R4は3重結合を含まない有機
基またはミハエル供与体残基を示す)で表わされる光学
活性β一置換アルデヒド化合物の製造法に関する。
多くの天然物あるいは合成化合物において、その生埋活
性が一つの対掌体のみに存在する場合が非常に多く、そ
のためこれらの化合物を合成する場合には光学活性体を
製造しなければならない。
性が一つの対掌体のみに存在する場合が非常に多く、そ
のためこれらの化合物を合成する場合には光学活性体を
製造しなければならない。
従って、近年、不斉合成による光学活性化合物を合成す
る種々の方法が研究されているが、その多くは官能基の
変換反応に関するものであり、合成化学の分野で支配的
役割を演じている炭素骨格を組立てるための炭素一炭素
間結合を形成させることにより不斉合成を達成する方法
の研究は驚くほど少なく、これが不斉合成による生埋活
性化合物の製造を妨げている最犬の原因となっている。
る種々の方法が研究されているが、その多くは官能基の
変換反応に関するものであり、合成化学の分野で支配的
役割を演じている炭素骨格を組立てるための炭素一炭素
間結合を形成させることにより不斉合成を達成する方法
の研究は驚くほど少なく、これが不斉合成による生埋活
性化合物の製造を妨げている最犬の原因となっている。
本発明者は斯る実情に鑑み、炭素一炭素間結合を規制し
て不斉合成を行うために、α・β一不飽和アルデヒド化
合吻への1・4一付加反応を検討した。
て不斉合成を行うために、α・β一不飽和アルデヒド化
合吻への1・4一付加反応を検討した。
従来、α・β一不飽和力ルボニル化合物への不斉1・4
一付加反応により光学活性β一置換力ルボニル化合物を
得る方法としては次の方法が報告されている。
一付加反応により光学活性β一置換力ルボニル化合物を
得る方法としては次の方法が報告されている。
■ Y, I nouye ; H.M.Walbor
sky : J. Org.Chem,.27、270
7( 1962);M,Kawana r S , F
jmote : Bull .Chem.Soc .J
apan, 灸2、910(1966)■ A.I,
Meyers + C, H.Whitten : J
, Am.Chem,Soc,、亀1、6266( 1
975 )■ R,A.Kretchmer : J.
Org.Chem.、3 7、2744( 1972) 上記方法のうち、■、■は光学活性β一置換カルボン酸
を製造する方法であり、■は■を大幅に改良したもので
、極めて高い不斉収率を与える方法であるが、α・β一
不飽和オキサゾリンの調製の困難さ、ならびに1・4−
付加反応後の過酷な加水分解条件を考慮すると工業的有
利な方法とは謂い難い。
sky : J. Org.Chem,.27、270
7( 1962);M,Kawana r S , F
jmote : Bull .Chem.Soc .J
apan, 灸2、910(1966)■ A.I,
Meyers + C, H.Whitten : J
, Am.Chem,Soc,、亀1、6266( 1
975 )■ R,A.Kretchmer : J.
Org.Chem.、3 7、2744( 1972) 上記方法のうち、■、■は光学活性β一置換カルボン酸
を製造する方法であり、■は■を大幅に改良したもので
、極めて高い不斉収率を与える方法であるが、α・β一
不飽和オキサゾリンの調製の困難さ、ならびに1・4−
付加反応後の過酷な加水分解条件を考慮すると工業的有
利な方法とは謂い難い。
また■の方法は天然物の重要な合成中間体であるβ−置
換カルボニル化合物の製造法であるが不斉収率が極めて
悪い。
換カルボニル化合物の製造法であるが不斉収率が極めて
悪い。
そこで、本発明者は上記公知方法の欠点を解決し、合成
収率および不斉収率を向上させ、しかも簡便な方法で光
学活性β−置換力ルボニル化合物を製造せんと鋭意研究
を重ねた結果、近年安価に、しかも大量入手可能な光学
活性α−アミノ酸エステルを不斉試薬として使用して、
α・β−不飽和アルデヒド化合物から光学活性β一置換
アルデヒド化合物を製造する方法を見出し、本発明を完
成した。
収率および不斉収率を向上させ、しかも簡便な方法で光
学活性β−置換力ルボニル化合物を製造せんと鋭意研究
を重ねた結果、近年安価に、しかも大量入手可能な光学
活性α−アミノ酸エステルを不斉試薬として使用して、
α・β−不飽和アルデヒド化合物から光学活性β一置換
アルデヒド化合物を製造する方法を見出し、本発明を完
成した。
本発明は次の反応式によって示される。
〔式中、R2はベンジル基またはアルキル基を、R3は
アルキル基を、R/lは3重結合を含まない有機基を、
Rl はミハエル供与体残基な、M1はMgX(Xはハ
ロゲン原子を示す)を、M2はアルカリ金属を示し、R
1 およびR4 は前記の意味を有する〕 すなわち、本発明は、α・β−不飽和アルデヒド化合物
(I[)に光学活性α−アミノ酸エステル(III)を
反応せしめてシツフ塩基(IV)となし、これにグリニ
ャール試薬(V)またはミハエル供与体アルカリ金属化
合物(VI)を反応せしめて1・4一付加体となし、次
いでこれを加水分解して光学活性β一置換アルデヒド化
合物(I)を製造する方法である。
アルキル基を、R/lは3重結合を含まない有機基を、
Rl はミハエル供与体残基な、M1はMgX(Xはハ
ロゲン原子を示す)を、M2はアルカリ金属を示し、R
1 およびR4 は前記の意味を有する〕 すなわち、本発明は、α・β−不飽和アルデヒド化合物
(I[)に光学活性α−アミノ酸エステル(III)を
反応せしめてシツフ塩基(IV)となし、これにグリニ
ャール試薬(V)またはミハエル供与体アルカリ金属化
合物(VI)を反応せしめて1・4一付加体となし、次
いでこれを加水分解して光学活性β一置換アルデヒド化
合物(I)を製造する方法である。
本発明におげるα・β一不飽和アルデヒド化合物(n)
として(ζ例えばRエがメチル基のクロトンアルテヒト
、フエニル基のシンナムアルデヒ,ド等が具体例として
挙げられるが、その目的に応じてR1 として各種有
機基を選択できる。
として(ζ例えばRエがメチル基のクロトンアルテヒト
、フエニル基のシンナムアルデヒ,ド等が具体例として
挙げられるが、その目的に応じてR1 として各種有
機基を選択できる。
光学活性α−アミノ酸エステル(■)としては、天然に
存在する光学活性α−アミノ酸のエステル化物が使用さ
れ、パリン、ロイシン、インロイシンのエステルが好ま
しく、特にtert一ロイシン(R2:ターシャリーブ
チル)が好適である。
存在する光学活性α−アミノ酸のエステル化物が使用さ
れ、パリン、ロイシン、インロイシンのエステルが好ま
しく、特にtert一ロイシン(R2:ターシャリーブ
チル)が好適である。
R3のエステル残基として&気=般のエチル、プロビル
、ブチル等のアルキル基が挙げらべ特にtert−ブチ
ル基が最もよい結果を与える。
、ブチル等のアルキル基が挙げらべ特にtert−ブチ
ル基が最もよい結果を与える。
光学活性α−アミノ酸エステル、例えばL−バリン、L
一ロイシン、L−インロイシンノ各tert一ブチルエ
ステルは、R,W, Roeske + Chemis
try& Industry, 1 9 5 9、11
21、に記載の方法で、ジオキサン中硫酸を触媒として
各アミノ酸にインブチレンを反応せしめることにより製
せられる。
一ロイシン、L−インロイシンノ各tert一ブチルエ
ステルは、R,W, Roeske + Chemis
try& Industry, 1 9 5 9、11
21、に記載の方法で、ジオキサン中硫酸を触媒として
各アミノ酸にインブチレンを反応せしめることにより製
せられる。
また、L−tert一ロイシン・tert−ブチルエス
テルは、F.Knoop and Landmann
:Hoppe−Seyler’s Z, Physio
l , Chem, 8 9、157(1974)に従
って、ピナコロンを過マンガン酸カリウムで酸化してβ
一トリメチルピルビン酸となし、これをヒドロキシルア
ミンでオキシム体となし、50%酢酸中亜鉛末で還元し
てDL一tert−0イシンを製し、これをE . A
bde rha ldenら; Hoppe −Sey
ler’s Z .Physiol .Chem,22
8、187( 1934)に記載の方法で分割し、常法
によってインブチレンと反応せしめることにより製造さ
れる。
テルは、F.Knoop and Landmann
:Hoppe−Seyler’s Z, Physio
l , Chem, 8 9、157(1974)に従
って、ピナコロンを過マンガン酸カリウムで酸化してβ
一トリメチルピルビン酸となし、これをヒドロキシルア
ミンでオキシム体となし、50%酢酸中亜鉛末で還元し
てDL一tert−0イシンを製し、これをE . A
bde rha ldenら; Hoppe −Sey
ler’s Z .Physiol .Chem,22
8、187( 1934)に記載の方法で分割し、常法
によってインブチレンと反応せしめることにより製造さ
れる。
(V)式で示されるグリニャール試薬としては、R′4
基中に3重結合を含まない広い範囲のものが使用できる
。
基中に3重結合を含まない広い範囲のものが使用できる
。
このグリニャール試薬はEugenMiiller :
Methoden der Organischen
C he mie 1B and XIII / 2
a , Metal lorganischeVerb
indungen, 5 4 −2 1 6 ( 1
9 7 3 )記載の方法によって適宜調製される。
Methoden der Organischen
C he mie 1B and XIII / 2
a , Metal lorganischeVerb
indungen, 5 4 −2 1 6 ( 1
9 7 3 )記載の方法によって適宜調製される。
最も一般的には、Rl4X(R4は前記の意味を有し、
Xはハロゲン、特に塩素、臭素が好ましい)1モルとや
又過剰(1.1〜1.3当量)のマグネシウムとを、少
量の反応開始剤としてのヨードを用い、窒素気流中無水
ジエチルエーテル、無水テトラヒドロフランまたは無水
ジエチルエーテルーテトラヒドロフラン(5:1)中3
〜4時間室温で攪拌することにより調製される。
Xはハロゲン、特に塩素、臭素が好ましい)1モルとや
又過剰(1.1〜1.3当量)のマグネシウムとを、少
量の反応開始剤としてのヨードを用い、窒素気流中無水
ジエチルエーテル、無水テトラヒドロフランまたは無水
ジエチルエーテルーテトラヒドロフラン(5:1)中3
〜4時間室温で攪拌することにより調製される。
ミハエル供与体としては、R.Adams :O rg
anic Reactions、第10巻、第3章(1
959年)、特に第542〜544頁の■表に記載の活
性メチレン基を有するブヒ合物、例えばマロン酸誘導体
、アセト酢酸エステル、二トロメタン、アセチルアセト
ン、アセトフエノン等が挙げられる。
anic Reactions、第10巻、第3章(1
959年)、特に第542〜544頁の■表に記載の活
性メチレン基を有するブヒ合物、例えばマロン酸誘導体
、アセト酢酸エステル、二トロメタン、アセチルアセト
ン、アセトフエノン等が挙げられる。
ミハエル供与体アルカリ金属化合物は無水アルコール類
にアルカリ金属を溶解し、これにミハエル供与体を加え
て反応させることにより容易に製せられる。
にアルカリ金属を溶解し、これにミハエル供与体を加え
て反応させることにより容易に製せられる。
また予め調製したまたは市販のアルコラート(例えばタ
ーシャリーブトキシ・カリウム)を目的の反応に使用さ
れる溶媒に溶解し、これにミノ・エル供与体を加えて反
応させてミハエル供与体アルカリ金属化合物溶液を製し
、これをそのまま次の反応に供するのが便利である。
ーシャリーブトキシ・カリウム)を目的の反応に使用さ
れる溶媒に溶解し、これにミノ・エル供与体を加えて反
応させてミハエル供与体アルカリ金属化合物溶液を製し
、これをそのまま次の反応に供するのが便利である。
次に、本発明方法の実施態様を説明する。
化合物(■)と(■)から化合物(■)を製するには、
α・β一不飽和アルデヒド化合物(■)と当モルの光学
活性α−アミノ酸エステル(■)を有機溶媒にとかし、
脱水剤と共に室温で4〜5時間放置することにより行わ
れる。
α・β一不飽和アルデヒド化合物(■)と当モルの光学
活性α−アミノ酸エステル(■)を有機溶媒にとかし、
脱水剤と共に室温で4〜5時間放置することにより行わ
れる。
有機溶媒としてはベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水
素、ヘキサン等の脂肪族炭化水素が使用され、脱水剤と
しては硫酸マグネシウム、硫酸ソーダ、シリカゲル、モ
レキュラシーブズ4A等の固体脱水剤が好ましい。
素、ヘキサン等の脂肪族炭化水素が使用され、脱水剤と
しては硫酸マグネシウム、硫酸ソーダ、シリカゲル、モ
レキュラシーブズ4A等の固体脱水剤が好ましい。
更に、本反応は脱水剤を使用しないで、例えばベンゼン
中で加熱し共沸物より水を連続的に除去する方法によっ
ても達成される。
中で加熱し共沸物より水を連続的に除去する方法によっ
ても達成される。
反応溶液は減圧下に溶媒を留去することにより定量的収
率でシック塩基(■)が得られ、このものは精製するこ
となく次の工程に供することができる。
率でシック塩基(■)が得られ、このものは精製するこ
となく次の工程に供することができる。
次に化合物(■)から化合物(I)を製するには、(■
)式の化合物に対し2〜3当量のグリニャール試薬(V
)に、不活性ガス置換下−3〜−65℃で、シツフ塩基
(■)を有機溶媒にとかしたものを徐々に加える。
)式の化合物に対し2〜3当量のグリニャール試薬(V
)に、不活性ガス置換下−3〜−65℃で、シツフ塩基
(■)を有機溶媒にとかしたものを徐々に加える。
この有機溶媒はグリニャール試薬の調製に使用した溶媒
と同じもの、例えばジエチルエーテル、テトラヒド口フ
ラン等が使用される。
と同じもの、例えばジエチルエーテル、テトラヒド口フ
ラン等が使用される。
反応は同温度で1.5〜2.0時間攪拌することにより
終了する。
終了する。
また、シツフ塩基(■)とミハエル供与体アルカリ金属
化合物(■)との反応は、R. Adams :Org
anic Reactions ,第10巻、第3章(
1959年)、第264〜266頁に記載の反応条件(
溶媒、触媒、温度)に準じて実施される。
化合物(■)との反応は、R. Adams :Org
anic Reactions ,第10巻、第3章(
1959年)、第264〜266頁に記載の反応条件(
溶媒、触媒、温度)に準じて実施される。
例えば、tert−ブトキシカリウム等の触媒1.5モ
ル当量、ミハエル供与体3モル当量をテトラヒドロフラ
ンーエタノール混合溶媒等に溶解し、窒素ガス置換下、
これに水冷攪拌下、有機溶媒にとかしたシツフ塩基(■
)1モル当量を徐々に加え、更に室温にて2〜3日間攪
拌反応せしめることにより行われる。
ル当量、ミハエル供与体3モル当量をテトラヒドロフラ
ンーエタノール混合溶媒等に溶解し、窒素ガス置換下、
これに水冷攪拌下、有機溶媒にとかしたシツフ塩基(■
)1モル当量を徐々に加え、更に室温にて2〜3日間攪
拌反応せしめることにより行われる。
以上の如くして得られる1・4一付加体を含む反応液は
、例えば水冷攪拌下2N塩酸溶液中に注加して加水分解
する。
、例えば水冷攪拌下2N塩酸溶液中に注加して加水分解
する。
次いでこれを有機溶剤で抽出して、光学活性β一置換ア
ルデヒド化合物(I)を分離し、酸性溶液はアルカリ性
とした後有機溶剤で抽出して光学活性アミノ酸エステル
を回収す;る。
ルデヒド化合物(I)を分離し、酸性溶液はアルカリ性
とした後有機溶剤で抽出して光学活性アミノ酸エステル
を回収す;る。
叙上の如く、本発明によれば91〜98%という極めて
高い不斉収率で目的の光学活性β一置換アルデヒド化合
物(I)を得ることができる。
高い不斉収率で目的の光学活性β一置換アルデヒド化合
物(I)を得ることができる。
更に反応が一定の立体経路に沿って進行することが判明
したので、目的物の配位を予測することが可能である。
したので、目的物の配位を予測することが可能である。
すなわち、DまたはL何れかの光学活性α−アミノ酸エ
ステルを選択使用すれば所望の絶体配位を有するβ一置
換アルデヒド化合物を極めて高い光学純度で収得するこ
とができる。
ステルを選択使用すれば所望の絶体配位を有するβ一置
換アルデヒド化合物を極めて高い光学純度で収得するこ
とができる。
一方同一配位の光学活性α−アミノ酸エステルを用いた
場合にも、α・β一不飽和アルデヒド化合物(■)のR
1と有機金属化合物(V)のR4を交換することにより
各対掌体を製造できる。
場合にも、α・β一不飽和アルデヒド化合物(■)のR
1と有機金属化合物(V)のR4を交換することにより
各対掌体を製造できる。
更にまた、不斉試薬として使用する光学活性α−アミノ
酸エステルは加水分解後高収率で回収され反覆して使用
できるので、工業的に極めて有利である。
酸エステルは加水分解後高収率で回収され反覆して使用
できるので、工業的に極めて有利である。
また、合成化学の分野においては、従来のα・β一不飽
和アルデヒド化合物への有機金属化合物の付加が主とし
て1・2付加であったのに対し、本発明では1・4付加
を容易ならしめた点においても高い価値を有する。
和アルデヒド化合物への有機金属化合物の付加が主とし
て1・2付加であったのに対し、本発明では1・4付加
を容易ならしめた点においても高い価値を有する。
而して、本発明で得られる光学活性β一置換アルデヒド
化合物(I)は、テルペン類の重要な合成中間体である
と共に種々の生埋活性を有する天然物あるいは医薬品の
原料または合成中間となり得る有用な化合物である。
化合物(I)は、テルペン類の重要な合成中間体である
と共に種々の生埋活性を有する天然物あるいは医薬品の
原料または合成中間となり得る有用な化合物である。
次に実施例を挙げて説明する。
実施例 1
光学活性α・β一不飽和シッフ塩基の製造:(a)
クロトンアルデヒドとL−バリンーtert−ブチルエ
ステルの縮合: クロトンアルデヒド4.21r(0.06モル)とL−
バリンーtert−ブチルエステル8.671(0.0
5モル)をモリキュラーシーブズ4A8?を含むベンゼ
ン100mlに溶解し、室温にて4.5時間放置した。
クロトンアルデヒドとL−バリンーtert−ブチルエ
ステルの縮合: クロトンアルデヒド4.21r(0.06モル)とL−
バリンーtert−ブチルエステル8.671(0.0
5モル)をモリキュラーシーブズ4A8?を含むベンゼ
ン100mlに溶解し、室温にて4.5時間放置した。
濾過後、瀘液及び洗液を減圧濃縮するとα・β一不飽和
シツフ塩基 11.05g(収率98%)が得られた。
シツフ塩基 11.05g(収率98%)が得られた。
IR( film) : 1 7 3 0、1150
(−COOBut)、1660、1 6 2 0 (C
=C−C=N)、975cm−1NMR(CCI,)δ
:0、82 (d,J=3Hz1coobut)、1.
8 9 ( 3H、 CH3−C=C)、1.9 0
〜2.5 0 (m11H,Mass m/ e :
2 2 6 (M+1 )。
(−COOBut)、1660、1 6 2 0 (C
=C−C=N)、975cm−1NMR(CCI,)δ
:0、82 (d,J=3Hz1coobut)、1.
8 9 ( 3H、 CH3−C=C)、1.9 0
〜2.5 0 (m11H,Mass m/ e :
2 2 6 (M+1 )。
b,p,:83℃( 2mmHg)。
(蒸留前)
これを精製することなく、1・4−付加反応に供した。
ここに得られたα・β−不飽和シツフ塩基は以下1aと
略す。
略す。
(b)クロトンアルデヒドとL一ロイシンーtert
−ブチルエステルの縮合: L一ロイシンーtert−ブチルエステル9.36P(
0.005モル)を用いた以外は(a)と同様に操作し
てα・β−不飽和シツフ塩基(1b)11.60g(収
率97%)を得た。
−ブチルエステルの縮合: L一ロイシンーtert−ブチルエステル9.36P(
0.005モル)を用いた以外は(a)と同様に操作し
てα・β−不飽和シツフ塩基(1b)11.60g(収
率97%)を得た。
IR( film): 1 7 35、
1 1 5 0 (−COOBut)、l660、1
6 2 0 (C=C−C=N)、975cm−1NM
R ( CCI 4) δ 二 0.8 8 (m
1 6H 、( CH3)2C )、1.4 0 (
s, ’9H,COOBut)、1.86(m、3 H
, CH3−C =C )、3.60 ( t1 J=
7Hz,C旦COOBut)、Mass m/e :
24 0 (M+1 )。
6 2 0 (C=C−C=N)、975cm−1NM
R ( CCI 4) δ 二 0.8 8 (m
1 6H 、( CH3)2C )、1.4 0 (
s, ’9H,COOBut)、1.86(m、3 H
, CH3−C =C )、3.60 ( t1 J=
7Hz,C旦COOBut)、Mass m/e :
24 0 (M+1 )。
b.p.: 89℃( 0. 9mvtHg )。
(C)クロトンアルデヒドとL−tert一ロイシンー
tert−ブチルエステルの縮合: 光学純度92.2%のL−tert一ロイシンーter
t−ブチルエステル9.361(0.05モル)を用い
た以外は(a)と同様に操作して、α・β一不飽和シツ
フ塩基(1c)、11.401(収率95%)を得た。
tert−ブチルエステルの縮合: 光学純度92.2%のL−tert一ロイシンーter
t−ブチルエステル9.361(0.05モル)を用い
た以外は(a)と同様に操作して、α・β一不飽和シツ
フ塩基(1c)、11.401(収率95%)を得た。
IR(film):1740、
1150(COOBu’)、1660、
1620(C=C−C=N)、
NMR(CCl4)δ:0.92(s,9H、t−Bu
)、1.43( s19H, COOBut)、1.9
0(d1J=5Hz1CH3−C=C)、3.24(s
、I H,CHCOOBu t)、Massm/e二2
40(M+1)。
)、1.43( s19H, COOBut)、1.9
0(d1J=5Hz1CH3−C=C)、3.24(s
、I H,CHCOOBu t)、Massm/e二2
40(M+1)。
(d)クロトンアルデヒドとD−tert一ロイシンー
tert−ブチルエステルの縮合: 光学純度93.4%のD−tert=ロイシンーte
rt−ブチルエステル9.36f(0.05モル)を用
いた以外は(a)と同様に操作して、α・β−不飽和ン
ツフ塩基(1a)11.soP(収率96%)を得た。
tert−ブチルエステルの縮合: 光学純度93.4%のD−tert=ロイシンーte
rt−ブチルエステル9.36f(0.05モル)を用
いた以外は(a)と同様に操作して、α・β−不飽和ン
ツフ塩基(1a)11.soP(収率96%)を得た。
IR,NMR共に1cに一致した。
(e)シンナムアルデヒドとI,−tert一ロイシン
ーtert−ブチルエステルの縮合: シンナムアルデヒド5.29f(0.04モル)と光学
純度92.2%のL−tert−oイシン−jert−
ブチルエステル7.4 9 L?(0−0 4 モル)
を用いた以外は(a)と用様に操作して、α・β一不飽
和シツフ塩基(le)11.90P(収率99%)を得
た。
ーtert−ブチルエステルの縮合: シンナムアルデヒド5.29f(0.04モル)と光学
純度92.2%のL−tert−oイシン−jert−
ブチルエステル7.4 9 L?(0−0 4 モル)
を用いた以外は(a)と用様に操作して、α・β一不飽
和シツフ塩基(le)11.90P(収率99%)を得
た。
IR(film):1735、
1160(COOBut)、1635、
1620(C=C−C=N )、
NMR(CCI4)δ:0.99(s19H,t−Bu
)、1.49(s、9H,COOBu)、3.3 5
(s,IH1C旦COOBut)、実施例2 不斉試薬にL−バリンーtert−ブチルエステルを用
いる光学活性β−メチルハイドロシンナムアルデヒドの
製造: 窒素置換下、フエニルマグネシウムブロマイド(1.
20 %/l/濃度)42ml(50ミリモル)を無水
エーテルーテトラヒド口フラン(5:1)40mlで希
釈し、ドライアイスーアセトンにて−55℃トL タ後
, L 一/’: +Jンーter t − 7”チル
エステルを不斉源とする光学活性α・β一不飽和シツフ
塩基(la)4.50f(20ミリモル)の無水エーテ
ルーテトラヒドロフラン(5:1)溶液30rfLlを
10分かげて滴下する。
)、1.49(s、9H,COOBu)、3.3 5
(s,IH1C旦COOBut)、実施例2 不斉試薬にL−バリンーtert−ブチルエステルを用
いる光学活性β−メチルハイドロシンナムアルデヒドの
製造: 窒素置換下、フエニルマグネシウムブロマイド(1.
20 %/l/濃度)42ml(50ミリモル)を無水
エーテルーテトラヒド口フラン(5:1)40mlで希
釈し、ドライアイスーアセトンにて−55℃トL タ後
, L 一/’: +Jンーter t − 7”チル
エステルを不斉源とする光学活性α・β一不飽和シツフ
塩基(la)4.50f(20ミリモル)の無水エーテ
ルーテトラヒドロフラン(5:1)溶液30rfLlを
10分かげて滴下する。
反応液は橙〜赤色を呈する。
同温度で1.5時間攪拌後、反応液を水浴で充分冷却し
た2N−塩酸70TLlにあける。
た2N−塩酸70TLlにあける。
そのまま30分間攪拌し、エーテル250m/で2度抽
出する。
出する。
エーテル層は、5%塩酸40mlで2度飽和重曹水40
mlで2度、飽和食塩水80mlで3度、順次洗い、無
水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮すると、3.8
0Pのβ−メチルハイドロシンナムアルデヒドを含む黄
色〜褐色の油状物が得られる。
mlで2度、飽和食塩水80mlで3度、順次洗い、無
水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮すると、3.8
0Pのβ−メチルハイドロシンナムアルデヒドを含む黄
色〜褐色の油状物が得られる。
溶出溶媒にn−ヘキサンーエーテル(13:1)を用い
、シリカゲル100′?にてカラムクロマトを行なうと
、β−メチルハイドロシンナムアルデヒド1.52P(
収率51%)が淡黄色油状物として得られる。
、シリカゲル100′?にてカラムクロマトを行なうと
、β−メチルハイドロシンナムアルデヒド1.52P(
収率51%)が淡黄色油状物として得られる。
IR(film):2820、2720、1720(C
HO)、1.60011500cm−1( C6 H5
)。
HO)、1.60011500cm−1( C6 H5
)。
NMR(CDCI3)δ:1.27(d,J=6Hz、
3H1CH3)、2.52、2.62(m,(ABCX
)、2H,.CH2)、3.35(m、LH,CH)、
7.17(s、5H,C6H5)、9.62(t,J一
1. 5 Hz ,I H1CHO )。
3H1CH3)、2.52、2.62(m,(ABCX
)、2H,.CH2)、3.35(m、LH,CH)、
7.17(s、5H,C6H5)、9.62(t,J一
1. 5 Hz ,I H1CHO )。
Massm,7e:148( M+ )。
一方、不斉試薬として用いたL−バリンーtert−ブ
チルエステルは、上記水層を水浴にて充分に冷却した4
N−水酸化ナ} IJウム水溶液80mlにあげ、エー
テル300mlにて2回抽出することにより回収される
。
チルエステルは、上記水層を水浴にて充分に冷却した4
N−水酸化ナ} IJウム水溶液80mlにあげ、エー
テル300mlにて2回抽出することにより回収される
。
エーテル層を飽和食塩水80mAで3回洗う。
無水硫酸マグネシウムで乾媚後、減圧濃縮すると3.4
0S’の褐色油状物が得られる。
0S’の褐色油状物が得られる。
蒸留により精製すると2.43g(回収率70%)のL
−バリ7−tert−ブチルエステル〔b.p.70℃
( 1 0mmHg ) )が無色油状物として回収さ
れる。
−バリ7−tert−ブチルエステル〔b.p.70℃
( 1 0mmHg ) )が無色油状物として回収さ
れる。
IR,NMR共に標準品に一致する。(neat)を有
していたので、3.5%のラセミ化を受けたことになる
。
していたので、3.5%のラセミ化を受けたことになる
。
β−メチルハイドロシンナムアルデヒドの比旋光度
は文献未記載であるので、NaBH4で還元して3−フ
エニルー1−ブタノールに導き、光学収率並びに配位の
決定を行なった。
は文献未記載であるので、NaBH4で還元して3−フ
エニルー1−ブタノールに導き、光学収率並びに配位の
決定を行なった。
β−メチルハイドロシンナムアルデヒド1.191(8
ミリモル)をエタノール35mlに溶かし、水冷攪拌下
、NaBH41 89■( 5ミリモル)を加え、その
まま30分間攪拌糾続ける。
ミリモル)をエタノール35mlに溶かし、水冷攪拌下
、NaBH41 89■( 5ミリモル)を加え、その
まま30分間攪拌糾続ける。
反応液にエーテル100ml及び水50mlを加え、抽
出を行なう。
出を行なう。
更に水層からエーテル200mlにて抽出し、エーテル
層を合して、飽和食塩水50mlにて3回洗う。
層を合して、飽和食塩水50mlにて3回洗う。
無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮すると、3−
フエニル−1−プタノール1.21gが得られる。
フエニル−1−プタノール1.21gが得られる。
蒸留により1.0IP(b,p.85℃( 4mmHg
)、収率8嘩%〕の無水油状物を得る。
)、収率8嘩%〕の無水油状物を得る。
IR( film): 335 0、1050crfL
−1(OH)。
−1(OH)。
NMR(CC14)δ: 1−2 1 ( d, J=
7Hz、CH3)、1.7 3( q,J=7Hz1
CH2)、2.6 0 〜2.9 2 (m11H,
CH)、3.32 ( t,J=7HZ,2H1CH
20)、4.2 6 ( br.s,、I H, OH
)、7.04(s,5H,C6H5)。
7Hz、CH3)、1.7 3( q,J=7Hz1
CH2)、2.6 0 〜2.9 2 (m11H,
CH)、3.32 ( t,J=7HZ,2H1CH
20)、4.2 6 ( br.s,、I H, OH
)、7.04(s,5H,C6H5)。
Mass m / e : 1 5 0 ( M+)。
−39.0°( neat )に基づき、光学収率は6
3%、配位はRと決定できた。
3%、配位はRと決定できた。
実施例 3
不斉試薬にL−tert一ロイシンーtert−ブチル
エステルを用いる光学活性β−メチルハイドロシンナム
アルデヒドの製造: 光学純度92.2%のL −tert 一oイシ7 −
tert一ブチルエステルを不斉源とする光学活性α・
β一不飽和シツフ塩基(lc)4.791(20ミリモ
ル)を用いる以外は実施例2と同様に操作し、β−メチ
ルハイドロシンナムアルデヒト1.87P(収率63%
)を得る。
エステルを用いる光学活性β−メチルハイドロシンナム
アルデヒドの製造: 光学純度92.2%のL −tert 一oイシ7 −
tert一ブチルエステルを不斉源とする光学活性α・
β一不飽和シツフ塩基(lc)4.791(20ミリモ
ル)を用いる以外は実施例2と同様に操作し、β−メチ
ルハイドロシンナムアルデヒト1.87P(収率63%
)を得る。
IR,NMR共に標準品タノール)。
実施例2に従い、還元すると、収率83%(全反応収率
52%)で3−フエニル−1−ブタノールが無色油状物
として得られる。
52%)で3−フエニル−1−ブタノールが無色油状物
として得られる。
IR,NMR共使用したL−tert−ロイシン−te
rt−ブチルエステルの光学純度は92,2%であるか
ら、1ooとなり、光学収率91%、配位Rである。
rt−ブチルエステルの光学純度は92,2%であるか
ら、1ooとなり、光学収率91%、配位Rである。
水層より、実施例2に従い、回収したL −tert一
ロイシンーtert−ブチルエステル2.74F(回n
eat)を示すので,全くラセミ化を受げなかったこと
になる。
ロイシンーtert−ブチルエステル2.74F(回n
eat)を示すので,全くラセミ化を受げなかったこと
になる。
〔使用したL−tert一ロイシンー0.03、nea
t )を有する〕。
t )を有する〕。
IR,NMR共に標準品に一致する。
b.p,70℃( 1 1mrnHg )。
実施例 4
不斉試薬にD−tert一ロイシンーtert−ブチル
エステルを用いる光学活性β−メチルハイドロシンナム
アルデヒドの製造: 光学純度93.4%のD−tert−oイシン−ter
t−ブチルエステルを不斉源とする光学活性α・β一不
飽和シツブ塩基(1d)4.791(20ミリモル)を
用いる以外は、実施例2と同様に操作し、β−メチルハ
イトロシンナムアルデヒド1.81’(収率61%)を
得る。
エステルを用いる光学活性β−メチルハイドロシンナム
アルデヒドの製造: 光学純度93.4%のD−tert−oイシン−ter
t−ブチルエステルを不斉源とする光学活性α・β一不
飽和シツブ塩基(1d)4.791(20ミリモル)を
用いる以外は、実施例2と同様に操作し、β−メチルハ
イトロシンナムアルデヒド1.81’(収率61%)を
得る。
IR1NMR共に標準品タノール)
実施例2に従い、収率84%(全反応収率51%)で3
−フエニル−1−ブタノールを得る。
−フエニル−1−ブタノールを得る。
+32.9°( neat )。
100%の光学純度のものを使用すれば、配位Sとなる
。
。
実施例2に従い回収したD−tert一ロイシンーte
rt−ブチルエステル2.7oP(回収率72%)示す
ので、実施例3と同様に全くラセミ化を受げなかったこ
とになる。
rt−ブチルエステル2.7oP(回収率72%)示す
ので、実施例3と同様に全くラセミ化を受げなかったこ
とになる。
〔使用したD−tert一ロイ−1.590°(10.
03、neat) を有する〕実施例 5〜8 実施例5、6及び8に於いては光学純度92、2%のL
−tert一ロイシンーtert−ブチルエステルを、
実施例7では光学純度93,4%のD −tert−ロ
イシンーtert−ブチルエステルを不斉源とするα・
β一不飽和シッフ塩基を用い、各種グリニャール試薬を
実施例2〜4と同様にして反応させ、β一置換アルデヒ
ドを製造した。
03、neat) を有する〕実施例 5〜8 実施例5、6及び8に於いては光学純度92、2%のL
−tert一ロイシンーtert−ブチルエステルを、
実施例7では光学純度93,4%のD −tert−ロ
イシンーtert−ブチルエステルを不斉源とするα・
β一不飽和シッフ塩基を用い、各種グリニャール試薬を
実施例2〜4と同様にして反応させ、β一置換アルデヒ
ドを製造した。
β−アルデヒドの段階で精製することなく、NaBH4
を用い常法により還元してアルコール体として、収率及
び光収率を算出した。
を用い常法により還元してアルコール体として、収率及
び光収率を算出した。
結果を表1に示した。実施例2〜4に従い、70〜75
%の収率で回収サレタtert一ロイシンーtert−
ブチルエステルは全くラセミ化を受けていなかった。
%の収率で回収サレタtert一ロイシンーtert−
ブチルエステルは全くラセミ化を受けていなかった。
表1から明らかなように、L−tert一ロイシンーt
ert−ブチルエステルを用いた場合にはイシンーte
rt−ブチルエステルを用いた場合にはヒド及びアルコ
ールが極めて高い光学収率で得られることがわかる。
ert−ブチルエステルを用いた場合にはイシンーte
rt−ブチルエステルを用いた場合にはヒド及びアルコ
ールが極めて高い光学収率で得られることがわかる。
更に、実施例6から明らかなように、α・β一不飽和シ
ツブ塩基のR4 とグリニャール試薬のR4を交換す
ることにより、各対掌体の製造が可能である。
ツブ塩基のR4 とグリニャール試薬のR4を交換す
ることにより、各対掌体の製造が可能である。
実施例 9〜14
L−バリンーtert−ブチルエステルを不斉源とする
α・β一不飽和シック塩基(1a)を用い、フエニルマ
グネシウムブロマイドの1・4 −付加の段階で各種溶
媒を使用した以外は、実施例2〜8と同様の方法で実施
した。
α・β一不飽和シック塩基(1a)を用い、フエニルマ
グネシウムブロマイドの1・4 −付加の段階で各種溶
媒を使用した以外は、実施例2〜8と同様の方法で実施
した。
β−メチルハイドロシンナムアルデヒドの段階で精製す
ることなく、還元して3−フエニル−1−ブタノールに
導き、反応収率及び光学収率を算出した。
ることなく、還元して3−フエニル−1−ブタノールに
導き、反応収率及び光学収率を算出した。
実施例2での結果も併せて表2に記す。
表2から、いずれの場合も得られる3−フエニル−1−
ブタノールの配位はRであるが、エーテル及びエーテル
と他の有機溶媒との組み合わせを用いる場合に高い光学
収率が得られる。
ブタノールの配位はRであるが、エーテル及びエーテル
と他の有機溶媒との組み合わせを用いる場合に高い光学
収率が得られる。
実施例 15
不斉試薬にL−バリンーtert−ブチルエステルを用
いる光学活性γ・γ−ジカルボエトキシーβ−メチルブ
チルアルデヒドの製造: (f) t−BuOK(1.5当量)、マロン酸ジエチ
ル(3.0当量)を用いる製造方法: 窒素下、t−BuOK 6.73f(40X1.5ミ
IJモル)に無水テトラヒドロフランーエタノール(
4.5 : 1 ) 2 5 omlを加え、次イテ水
冷にてマロン酸ジエチル19.2P(40X3ミリモル
)の無水テトラヒドロフランーエタノール溶液(3oO
mA)を加える。
いる光学活性γ・γ−ジカルボエトキシーβ−メチルブ
チルアルデヒドの製造: (f) t−BuOK(1.5当量)、マロン酸ジエチ
ル(3.0当量)を用いる製造方法: 窒素下、t−BuOK 6.73f(40X1.5ミ
IJモル)に無水テトラヒドロフランーエタノール(
4.5 : 1 ) 2 5 omlを加え、次イテ水
冷にてマロン酸ジエチル19.2P(40X3ミリモル
)の無水テトラヒドロフランーエタノール溶液(3oO
mA)を加える。
室温にて1時間攪拌した後、水冷攪拌下、L−バリノー
tert−ブチルエステルを不斉源とするα・β一不飽
和シツフ塩基(la)9.01(40ミリモル)の無水
テトラヒドロフラン−エタノール(4.5:1)溶液1
50171lを加える。
tert−ブチルエステルを不斉源とするα・β一不飽
和シツフ塩基(la)9.01(40ミリモル)の無水
テトラヒドロフラン−エタノール(4.5:1)溶液1
50171lを加える。
室温にて50時間攪拌後、反応液を水浴で充分冷却した
2N=塩酸100mlにあけ、エーテル600mlにて
2回抽出する。
2N=塩酸100mlにあけ、エーテル600mlにて
2回抽出する。
エーテル層を5%塩酸100rnlで2回、飽和重曹水
100mlで2回、飽和食塩水100mlで3回順次洗
い、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮すると2
1.6Pの褐色油状物が得られる。
100mlで2回、飽和食塩水100mlで3回順次洗
い、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮すると2
1.6Pの褐色油状物が得られる。
b.p.78℃(10mmHg)でマロン酸ジエチル1
2.5fを除いた後、b.p.95℃(0,1mmHg
)にてγ・γ−ジカルボエトキシーβ−メチルブチルア
ルデヒド4.96P(収率54%)が無色液体として得
られる。
2.5fを除いた後、b.p.95℃(0,1mmHg
)にてγ・γ−ジカルボエトキシーβ−メチルブチルア
ルデヒド4.96P(収率54%)が無色液体として得
られる。
IR( film): 2840、2720(CHO)
、1735(C=.O)、1040cm−1NMR(C
CI 4)δ: 1.00 ( d, J=7Hz,3
H,’ CH3)、1. 2 4 (3 J =7Hz
、6H、CH2CH3×2)、2.0〜2.90(m、
3H1CH1 CH2)、 3.25(d=6Hz1
1H,CH(COOEt)2、4.1 1 ( q,
J =7Hz,4H,cH2CH3×2)、 9.64
(s,IH、CHO)。
、1735(C=.O)、1040cm−1NMR(C
CI 4)δ: 1.00 ( d, J=7Hz,3
H,’ CH3)、1. 2 4 (3 J =7Hz
、6H、CH2CH3×2)、2.0〜2.90(m、
3H1CH1 CH2)、 3.25(d=6Hz1
1H,CH(COOEt)2、4.1 1 ( q,
J =7Hz,4H,cH2CH3×2)、 9.64
(s,IH、CHO)。
Mass m/e : 2 3 0 (M+)。
このものの比旋光度は文献未記載であるので、以下の経
路で3−メチルペンタノイツクアシドに導き、光学収率
並びに配位の決定を行なった。
路で3−メチルペンタノイツクアシドに導き、光学収率
並びに配位の決定を行なった。
得られる3−メチルペンタノイツクアンドは学純度10
0%のS配位の3−メチルペンタノ基づき、光学収率は
73%、配位はSと決定できた。
0%のS配位の3−メチルペンタノ基づき、光学収率は
73%、配位はSと決定できた。
このことから、光学純度100%のS配位のγ・γ−ジ
カルボエトキシーβ−メチルブン)を含有することにな
る。
カルボエトキシーβ−メチルブン)を含有することにな
る。
以下、これを基準にして、光学収率を算出した。
一方、水層からは、実施例2に従い、4.741(回収
率68%)のし−バリンーtert−ブチルエステルが
回収された。
率68%)のし−バリンーtert−ブチルエステルが
回収された。
IR,NMR共に標全くラセミ化を受けていないことに
なる。
なる。
実施例 16
不斉試薬にL−te rt一ロイシンーtert−ブチ
ルエステルを用いる光学活性γ・γ−ジカルボエトキシ
ーβ−メチルブチルアルデヒドの製造二光学純度92.
2%のL −tert 一oイシンーtertブチルエ
ステルを不斉源とするα・β一不飽和シツフ塩基(1c
)4、79P(20ミリモル)を用いた以外は、実施例
1 5−(i)と同様にして製造した。
ルエステルを用いる光学活性γ・γ−ジカルボエトキシ
ーβ−メチルブチルアルデヒドの製造二光学純度92.
2%のL −tert 一oイシンーtertブチルエ
ステルを不斉源とするα・β一不飽和シツフ塩基(1c
)4、79P(20ミリモル)を用いた以外は、実施例
1 5−(i)と同様にして製造した。
反応収率 48%( 2. 2 2 ′?)。
光学収率86%、配位S、実施例15に従って不斉源の
回収を行なった。
回収を行なった。
回収率 64%(2.40g)
ので、ラセミ化を全く受けなかったことになる。
実施例 17
不斉試薬にL−ロイシンーtert−7”チルエステル
を用いる光学活性γ・γ−ジカルボエトキシーβ−メチ
ルブチルアルデヒドの製造: L一ロイシンーtert−7”チルエステルヲ不斉源と
するα・β一不飽和シツフ塩基(lb)4.79P (
2 0 ミIJモル)を用いる以外は実施例15−(
1)と同様にして製造した。
を用いる光学活性γ・γ−ジカルボエトキシーβ−メチ
ルブチルアルデヒドの製造: L一ロイシンーtert−7”チルエステルヲ不斉源と
するα・β一不飽和シツフ塩基(lb)4.79P (
2 0 ミIJモル)を用いる以外は実施例15−(
1)と同様にして製造した。
反応収率 44%(2.ozf)。
光学収率36%、配位S。
実施例15に従い、不斉源の回収を行なった。
回収率 67%(2.511)。
を示すので、32%のラセミ化を受けたことになる。
〔使用したL一ロイシンーtert−プチルエス一ル)
を有する。
を有する。
実施例15〜17から、不斉源にL−tert一ロイシ
ンーtert−ブチルエステルを用いた場合に、極めて
高い光学収率の得られることがわかる。
ンーtert−ブチルエステルを用いた場合に、極めて
高い光学収率の得られることがわかる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 α・β一不飽和アルデヒド化合物に光学活性α−ア
ミノ酸エステルを反応せしめてシツフ塩基となし、これ
にグリニャール試薬またはミハエル供与体アルカリ金属
化合物を反応せしめて1・4一付加体となし、次いで加
水分解することを特徴とする光学活性β一置換アルデヒ
ド化合物の製造方法。 2 α・β−不飽和アルデヒド化合物が一般式R1−C
H=CH−CHO(式中、R1 は有機基を示す)で表
わされる化合物である特許請求の範囲第1項記載の光学
活性β−置換アルデヒド化合物の製造方法。 3 R1 がメチル基またはフエニル基である特許請求
の範囲第2項記載の光学活性β−置換アルデヒド化合物
の製造方法。 4 光学活性α−アミノ酸エステルが一般式(式中、R
2はベンジル基またはアルキル基を、R3ぱアルキル基
を示す) で表わされる化合物である特許詰求の範囲第1項記載の
光学活性β一置換アルデヒド化合物の製造方法。 5 R2が1−メチルプロピル基、2−メチルプロピル
基、ターンヤリーブチル基または1−メチルエチル基で
、R3 がターシャリーブチル基である特許請求の範囲
第4項記載の光学活性β一置換アルデヒド化合物の製造
方法。 6 グリニャール試薬がR′4MgX(式中、R/lは
3重結合を含まない有機基を、Xはハロゲンを示す)で
表わされる化合物である特許請求の範囲第1項記載の光
学活性β一置換アルデヒド化合物の製造方法。 7 ミハエル供与体アルカリ金属化合物がマロン酸ジエ
ステルカリウムまたはナトリウムである特許請求の範囲
第1項記載の光学活性β一置換アルデヒド化合物の製造
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9536076A JPS588372B2 (ja) | 1976-08-12 | 1976-08-12 | 光学活性β−置換アルデヒド化合物の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9536076A JPS588372B2 (ja) | 1976-08-12 | 1976-08-12 | 光学活性β−置換アルデヒド化合物の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5321101A JPS5321101A (en) | 1978-02-27 |
| JPS588372B2 true JPS588372B2 (ja) | 1983-02-15 |
Family
ID=14135462
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9536076A Expired JPS588372B2 (ja) | 1976-08-12 | 1976-08-12 | 光学活性β−置換アルデヒド化合物の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS588372B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59120942U (ja) * | 1983-02-04 | 1984-08-15 | 金剛株式会社 | 棚装置 |
| JPH02141259U (ja) * | 1989-04-28 | 1990-11-27 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6032559A (ja) * | 1983-08-01 | 1985-02-19 | Mitsubishi Mining & Cement Co Ltd | 電気巻線およびその製造方法 |
| JPS60241750A (ja) * | 1984-05-14 | 1985-11-30 | Toshiba Corp | ブラシレスモ−タのステ−タ製造方法 |
-
1976
- 1976-08-12 JP JP9536076A patent/JPS588372B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59120942U (ja) * | 1983-02-04 | 1984-08-15 | 金剛株式会社 | 棚装置 |
| JPH02141259U (ja) * | 1989-04-28 | 1990-11-27 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5321101A (en) | 1978-02-27 |
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